JPH11316035A - 空気調和機用熱交換コイル - Google Patents

空気調和機用熱交換コイル

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JPH11316035A
JPH11316035A JP10136100A JP13610098A JPH11316035A JP H11316035 A JPH11316035 A JP H11316035A JP 10136100 A JP10136100 A JP 10136100A JP 13610098 A JP13610098 A JP 13610098A JP H11316035 A JPH11316035 A JP H11316035A
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humidifying
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恵一 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換コイルのみで加湿ができ、ランニング
コストが低く高能力なコイルを得る。 【解決手段】 フィン群1と伝熱管群2を備える。フィ
ン群1を通風方向Aに複数に分割する。分割フィン群
9,9…を通風方向Aに隔てて配設する。任意の分割フ
ィン群9に加湿水を給水する給水手段Bを、設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調機用の熱交換
コイルに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、空
気調和機で暖房運転する場合、加湿が必要となるが、コ
イルとは別に気化式、蒸気式、パン型、水スプレー式な
どの種々の加湿器を設けていた。しかしながら、これら
の加湿器は非常に高価であり、しかも、例えば、市販の
気化式加湿器では、コイル流通空気の蒸発潜熱のみで加
湿水を気化させて加湿するために、また加湿水中に含ま
れるカルキなどの不純物が加湿エレメントに付着しない
ように余分に水を流すために、給水有効利用率=有効加
湿量/給水量(加湿器への給水量のうちで実際にどれだ
けの量が流通空気に付加されたかを表す)が低く、加湿
付加されなかった水はそのまま捨てられており、特に大
型空調機では大量の水が必要となるので非常に不経済で
あった。
【0003】また、空調機の熱交換コイルに用いられる
伝熱管において、図8のように、通風空気と接触する直
管部は、その径方向切断面が円形であって乱流が起こら
ないために、プレートフィンに、乱流を発生させる突出
量の大きなブリッジ状切起こしスリットなどの種々の加
工を施して、熱交換能力を高めようとしていた。しか
し、上述の切起こしスリットなどの加工を施すと、空気
抵抗が大きくなり、送風機の消費電力が大となる問題が
あった。そこで、本発明は上記問題点を解決する空調機
用熱交換コイルを提供することを目的とする。
【0004】
〔発明の詳細な説明〕
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明の熱交換コ
イルを例示し、この熱交換コイルは、フィン群1と伝熱
管群2を備え、管板3とフィン群1に伝熱管群2の直管
部4、4…を挿入して拡管加工し、直管部4、4…の開
口端部をUベンド5やヘッダ6にて接合して構成され
る。30はドレンパンである。
【0006】フィン群1は、多数のプレートフィン7,
7…を等ピッチで平行に並設して成り、各プレートフィ
ン7は全面を凹凸のない平坦面に形成する。符号Aで示
す矢印は通風方向を示している。その通風方向Aにフィ
ン群1を複数に分割し、これら分割フィン群9,9…を
通風方向Aに隔てて配設し、任意の分割フィン群9に加
湿水を給水する給水手段Bを、設ける。分割フィン群9
は耐蝕性、親水性又は耐蝕親水性とする。伝熱管群2
は、直管部4、4…とUベンド5、5…を例えば図のご
とくヘッダ6、6の一方から他方に向かって蛇行状とな
るように連通連結したものを複数段備え、複数の分割フ
ィン群9,9…に共通して熱伝導自在に設けられる。
【0007】フィン群1は通風方向Aに3分割し、最も
風上側を除いた2つの分割フィン群9、9に加湿水を給
水する給水量調節自在な給水手段Bを、設ける。給水手
段Bは、上水等を加湿水として分割フィン群9に供給す
るための給水路27と、給水路27に設けられたバルブ
28と、上水等の加湿水を浄化して分割フィン群9に排
出する交換自在な浄化器14と、を備えている。
【0008】浄化器14は、開口部18を介して分割フ
ィン群9に排水可能に連通する加湿水受け槽19と、こ
の加湿水受け槽19に交換自在に内設される二層の浸透
ろ過材20、20と、を備えている。加湿水受け槽19
は、分割フィン群9の上部に保持され、コイルを支持す
る枠部材16や管板3などにボルトナット等の固定具に
て着脱自在に固定される。加湿水受け槽19の開口部1
8は、分割フィン群9の上端部に合わせて形成する。
【0009】上層の浸透ろ過材20は、加湿水受け槽1
9の大きさに合わせて形成する。下層の浸透ろ過材20
は、開口部18の面積と同等乃至それ以上の大きさに形
成し、分割フィン群9の上端全面にわたって密接させ
る。下層の浸透ろ過材20は、上層の浸透ろ過材20か
ら出た加湿水を浸透拡散させて分割フィン群9の上端全
面にわたって均等に排出し、分割フィン群9を満遍なく
湿潤させる。この浸透ろ過材20は、加湿水中のカルキ
やスケール等のコイル付着・腐蝕成分を浸透ろ過する不
織布など各種材質のものからなる。
【0010】伝熱管群2の直管部4は、径方向切断面が
楕円形の楕円管に形成し、直管部4の中心軸方向(直管
部4の長手方向)から見てこの直管部4の楕円長軸を通
風方向Aに対して任意の角度に傾斜させる。例えば、直
管部一列毎、一段毎又は一本毎に規則的に楕円長軸の傾
斜角度を相違させたり、あるいは、不規則に楕円長軸の
傾斜角度を相違させる。図例では直管部一列毎に傾斜角
度を相違させている。この傾斜角度の絶対値は例えば4
5度以下、好ましくは30度以下として圧力損失を減少
させる。また、本発明において、楕円長軸とは楕円の長
径の両端点(頂点)を通る直線をいう。
【0011】冷水や温水その他各種の熱媒は、風下側の
ヘッダ6から入り風上側のヘッダ6へ出るが、その間に
伝熱管群2内を通り、この伝熱管群2及びフィン群1を
介して、コイル通風空気が、熱媒の熱と熱交換されて、
冷風又は暖風となる。
【0012】暖房運転などで加湿が必要な場合、所望の
バルブ28を開いて浄化器14で浄化された加湿水にて
分割フィン群9を湿潤させる。加湿水が給水されない分
割フィン群9では、コイル通風空気がコイル流通熱媒の
熱にて温風となり、加湿水が給水された分割フィン群9
では、この温風の通風空気の蒸発潜熱とコイル流通熱媒
の熱にて加湿水が気化蒸発してコイル通風空気が加湿さ
れる。要求される加湿量が少ない場合は分割フィン群
9、9のいずれか一方のみに給水し、要求される加湿量
が多い場合は両方の分割フィン群9、9に給水すること
により簡単に加湿量と空気の熱交換量を調節できる。す
なわち、加湿量の増減調整を簡単な制御と機構で行うこ
とができ、コストダウンを図り得る。バルブ28は止め
弁や流量調節機能を有する弁など各種の弁を用いること
ができる。なお、バルブ28の開閉は手動又は自動で行
う。自動で行う場合は、バルブ28を自動制御弁とし、
被空調空間の温度や湿度などに応じてバルブ28を開閉
制御し設定温度や設定湿度に調節する制御器(図示省
略)を、設ける。
【0013】分割フィン群9を親水性又は耐蝕親水性と
した場合には、フィンとの接触角が小さくなって加湿水
とフィンの接触面積が大となり、熱伝達が良好となって
給水有効利用率が向上する。さらに、加湿兼用の分割フ
ィン群9は熱媒入口側のため熱媒出口側よりも熱伝達が
良く加湿能力が大となる。また、浸透ろ過材20を適宜
交換することにより、加湿兼用分割フィン群9を長期間
洗浄することなしに使用でき、浸透ろ過材20、20
は、寿命に応じて別々に交換できて経済的である。浄化
器14は、市販の純水器などと比べて安価製作可能でコ
ンパクト化を図り得る。浸透ろ過材20が複数層となっ
ているので、加湿水中の加湿兼用フィン群付着・腐蝕成
分を重複除去して、加湿兼用分割フィン群9へのスケー
ル付着や腐蝕などを一層少なくできる。しかも、加湿水
を浸透拡散させて排出し、加湿兼用分割フィン群9を満
遍なく湿潤させることができる。したがって、加湿に使
用される分割フィン群9の面積比率が増大して加湿能力
が向上する。
【0014】また、本発明では、直管部4が楕円管で楕
円長軸を通風方向Aに対して任意の角度に傾斜させてあ
るので、円形管の場合よりも加湿兼用分割フィン群9で
の加湿水の滞留時間が長くなり、給水有効利用率が向上
する。直管部4を形状抗力の小さい楕円管に形成してあ
るので、通風抵抗が小さくて、気流の剥離が起こりにく
く、死水域が狭小となって空気流との接触面積(伝熱面
積)が増加し、フィン群1よりも通風空気との熱量差の
大きな直管部4、4…において、熱交換ロスが少なくな
って交換熱量が増加する。しかも、直管部4の楕円長軸
を通風方向Aに対して任意の角度に傾斜させてあるの
で、通風空気がコイルを通過する際、小さな通風抵抗で
空気が流れつつ乱流が生じ、バイパス空気が減少して熱
交換ロスが少なくなり、熱交換量が増加する。さらに、
プレートフィン7は平坦面なので、空気抵抗が極僅か
で、送風機の消費電力を抑えることができる。
【0015】また、複数の分割フィン群9,9…を通風
方向Aに隔てて配設してあるので、加湿に使われない分
割フィン群9に加湿水が接触して腐蝕する心配がなく、
さらに、コイル通風空気が分割フィン群9の数だけフィ
ン前縁に接触して渦流が発生し、前縁(エッジ)効果が
得られるので、フィン群1を分割させない場合よりも全
体の伝熱係数、熱伝達率が上がる。しかも、分割フィン
群9,9…の各々の通風方向間隙部によって通風空気が
減圧・整流され、通風抵抗を下げることができる。
【0016】冷房運転時においては、暖房運転時に加湿
に用いていた分割フィン群9をも冷風用熱交換器として
使用することができ無駄がない。もちろんバルブ28は
閉じておいて分割フィン群9を湿潤させないでおく。
【0017】図4と図5は、プレートフィン7を、空気
流の大きな抵抗にならず極僅かな空気抵抗しか生じない
微小な突出量の凹凸部8を有する面に、形成したもので
あり、図例では凹凸部8として微小な突出量の直線溝や
浅皿状楕円を例示しているが、微小な突出量のブリッジ
状切起こしスリットであってもよい。この場合も図2の
実施例と同様の作用効果を生ずるうえに、凹凸部8にて
さらに乱流発生を促進できる。さらに、加湿兼用の分割
フィン群9では加湿水の滞留効果を得られる。
【0018】図6は、給水手段Bの給水路27を、ヘッ
ダ6に巻きつけるなどして加湿水温を上昇させることが
できるように伝熱的に接触させて、加湿水の加熱器替わ
りに利用した場合を示している。
【0019】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。例えば、直管部4の楕円長軸の傾斜角度の変更は自
由であり、直管部4の楕円長軸を通風方向Aに対して略
平行にさせてもよい。凹凸部8の数、形状、位置、角度
の変更も自由である。また、本発明の楕円には、図7の
(イ)のように長径側端部の一方又は両方が角張った形
状、図7の(ロ)のように短径と長径の間又は短径側を
直線とした形状、図7の(ハ)のように長径側の対向す
る孤の曲率を変えた形状、及びこれらを組み合わせた形
状も含まれるものとする。なお、直管部4の断面形状を
円形としたり、列数及び段数を増減させるのは自由であ
る。
【0020】また、浸透ろ過材20の数の増減は自由で
一層又は複数層としてもよく、加湿水受け槽19、開口
部18及び浸透ろ過材20の大きさの変更も自由であ
る。開口部18は多数の孔やスリットなどの通水可能な
構造のものであればよく変更は自由である。浄化器14
を省略して浄化していない加湿水で分割フィン群9を湿
潤させて加湿可能に構成してもよい。加湿水受け槽19
を枠部材16で作って兼用すれば、部品点数とコスト低
減を図れる。加湿水を給水すべき分割フィン群9は任意
であって風上側にするなど変更自由である。熱媒は風上
側から風下側に向かって流れるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明では、分割フィン群9を
加湿と冷暖風熱交換に兼用できる。任意の分割フィン群
9において、通風空気の蒸発潜熱とコイル流通熱媒の熱
の両方で加湿水を気化蒸発させてコイル通風空気を加湿
するので、蒸発潜熱のみで加湿水を気化させて加湿する
市販の気化式加湿器と比べて、加湿能力がアップし加湿
に使われずに捨てられる水量が少なくて給水有効利用率
が高くなり、節水できてランニングコストが安くつく。
分割フィン群9,9…を通風方向Aに隔てて配設してあ
るので、加湿に使わない分割フィン群9に加湿水が接触
せずにすみ腐蝕や熱交換能力低下を防止できるという効
果に加えて、各分割フィン群9でエッジ効果が生じ全体
の熱伝達率が上がって高能力のコイルとなり通風抵抗が
下がるという相乗効果を得ることができる。
【0022】請求項2の発明では、直管部4が楕円管と
なっているので加湿水の滞留効果を得ることができ給水
有効利用率が一層高まる。直管部4の楕円長軸を略平行
にすれば、通風時の空気抵抗が少なくなり、圧力損失と
送風機の消費電力を減少できる。直管部4の楕円長軸を
任意の角度に傾斜させたものでは、プレートフィン7の
空気抵抗を少なくし、空気抵抗の少ない楕円断面の直管
部4によって乱流を発生させているので、交換熱量を増
加させつつ圧力損失と送風機の消費電力を減少できる。
プレートフィン7を平坦面とすればフィン加工が容易と
なり、金型コスト及び加工工数を低減できる。
【0023】請求項3の発明では、加湿水を浄化してあ
るので、加湿兼用分割フィン群9へのスケールなどの付
着や腐蝕などを少なくでき、加湿兼用分割フィン群9の
洗浄用に水を余分に流す必要がなくて給水有効利用率が
高くなり、かつスケール除去のための洗浄などの保守を
頻繁に行う必要がなく、長期間の使用に耐えることがで
きる。
【0024】請求項4の発明において、耐蝕性又は耐蝕
親水性の加湿兼用分割フィン群9では加湿水中の腐蝕成
分による早期腐蝕を防止でき、親水性の加湿兼用分割フ
ィン群9では加湿水がフィン上で球状とならずに平たく
拡散するのでフィンとの接触面積が大となり蒸発が促進
されて加湿能力が向上し、上記の両方の効果を耐蝕親水
性の加湿兼用分割フィン群9では得られる。
【0025】請求項5の発明では、加湿水の気化蒸発が
促進され、一層の節水が可能で経済的である。別途に加
熱器などを必要としないので、製作及びエネルギーのコ
ストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換コイルの一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1の側面断面図である。
【図3】図1の簡略平面図である。
【図4】フィンの他の実施例を示す要部側面図である。
【図5】図4のX−X線断面図である。
【図6】給水手段の他の実施例を示すコイルの簡略正面
図である。
【図7】他の楕円直管部を示す断面図である。
【図8】従来の熱交換コイルの側面の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 フィン群 2 伝熱管群 4 直管部 6 ヘッダ 7 プレートフィン 8 凹凸部 9 分割フィン群 14 浄化器 27 給水路 A 通風方向 B 給水手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調機用の熱交換
コイルに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、空
気調和機で暖房運転する場合、加湿が必要となるが、コ
イルとは別に気化式、蒸気式、パン型、水スプレー式な
どの種々の加湿器を設けていた。しかしながら、これら
の加湿器は非常に高価であり、しかも、例えば、市販の
気化式加湿器では、コイル流通空気の蒸発潜熱のみで加
湿水を気化させて加湿するために、また加湿水中に含ま
れるカルキなどの不純物が加湿エレメントに付着しない
ように余分に水を流すために、給水有効利用率=有効加
湿量/給水量(加湿器への給水量のうちで実際にどれだ
けの量が流通空気に付加されたかを表す)が低く、加湿
付加されなかった水はそのまま捨てられており、特に大
型空調機では大量の水が必要となるので非常に不経済で
あった。
【0003】また、空調機の熱交換コイルに用いられる
伝熱管において、図8のように、通風空気と接触する直
管部は、その径方向切断面が円形であって乱流が起こら
ないために、プレートフィンに、乱流を発生させる突出
量の大きなブリッジ状切起こしスリットなどの種々の加
工を施して、熱交換能力を高めようとしていた。しか
し、上述の切起こしスリットなどの加工を施すと、空気
抵抗が大きくなり、送風機の消費電力が大となる問題が
あった。そこで、本発明は上記問題点を解決する空調機
用熱交換コイルを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の空気調和機用熱交換コイルは、フィン群と
伝熱管群を備え、上記フィン群を通風方向にすくなくと
も3分割すると共に、これら分割フィン群を通風方向に
隔てて配設し、風下側で熱媒入口側のすくなくとも2つ
の上記分割フィン群に別々に加湿水を給水する給水量調
節自在な給水手段を、設け、上記分割フィン群を親水性
又は耐蝕親水性とし、上記給水手段が加湿水を浄化する
浄化器を備え、この浄化器は、上記分割フィン群に排水
可能に連通する加湿水受け槽と、この加湿水受け槽に交
換自在に内設される複数層の浸透ろ過材と、を備えた
のである。さらに、フィン群のプレートフィンを平坦面
又は微小な突出量の凹凸部を有する面に形成し、伝熱管
群の直管部を楕円管に形成すると共に、上記直管部の楕
円長軸を通風方向に対して、任意の角度に傾斜させたも
のである。
【発明の詳細な説明】
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明の熱交換コ
イルを例示し、この熱交換コイルは、フィン群1と伝熱
管群2を備え、管板3とフィン群1に伝熱管群2の直管
部4、4…を挿入して拡管加工し、直管部4、4…の開
口端部をUベンド5やヘッダ6にて接合して構成され
る。30はドレンパンである。
【0006】フィン群1は、多数のプレートフィン7,
7…を等ピッチで平行に並設して成り、各プレートフィ
ン7は全面を凹凸のない平坦面に形成する。符号Aで示
す矢印は通風方向を示している。その通風方向Aにフィ
ン群1を複数に分割し、これら分割フィン群9,9…を
通風方向Aに隔てて配設し、任意の分割フィン群9に加
湿水を給水する給水手段Bを、設ける。分割フィン群9
は耐蝕性、親水性又は耐蝕親水性とする。伝熱管群2
は、直管部4、4…とUベンド5、5…を例えば図のご
とくヘッダ6、6の一方から他方に向かって蛇行状とな
るように連通連結したものを複数段備え、複数の分割フ
ィン群9,9…に共通して熱伝導自在に設けられる。
【0007】フィン群1は通風方向Aにすくなくとも3
分割し、風下側で熱媒入口側のすくなくとも2つの分割
フィン群9、9に別々に加湿水を給水する給水量調節自
在な給水手段Bを、設ける。給水手段Bは、上水等を加
湿水として分割フィン群9に供給するための給水路27
と、給水路27に設けられたバルブ28と、上水等の加
湿水を浄化して分割フィン群9に排出する交換自在な浄
化器14と、を備えている。
【0008】浄化器14は、開口部18を介して分割フ
ィン群9に排水可能に連通する加湿水受け槽19と、こ
の加湿水受け槽19に交換自在に内設される二層の浸透
ろ過材20、20と、を備えている。加湿水受け槽19
は、分割フィン群9の上部に保持され、コイルを支持す
る枠部材16や管板3などにボルトナット等の固定具に
て着脱自在に固定される。加湿水受け槽19の開口部1
8は、分割フィン群9の上端部に合わせて形成する。
【0009】上層の浸透ろ過材20は、加湿水受け槽1
9の大きさに合わせて形成する。下層の浸透ろ過材20
は、開口部18の面積と同等乃至それ以上の大きさに形
成し、分割フィン群9の上端全面にわたって密接させ
る。下層の浸透ろ過材20は、上層の浸透ろ過材20か
ら出た加湿水を浸透拡散させて分割フィン群9の上端全
面にわたって均等に排出し、分割フィン群9を満遍なく
湿潤させる。この浸透ろ過材20は、加湿水中のカルキ
やスケール等のコイル付着・腐蝕成分を浸透ろ過する不
織布など各種材質のものからなる。
【0010】伝熱管群2の直管部4は、径方向切断面が
楕円形の楕円管に形成し、直管部4の中心軸方向(直管
部4の長手方向)から見てこの直管部4の楕円長軸を通
風方向Aに対して任意の角度に傾斜させる。例えば、直
管部一列毎、一段毎又は一本毎に規則的に楕円長軸の傾
斜角度を相違させたり、あるいは、不規則に楕円長軸の
傾斜角度を相違させる。図例では直管部一列毎に傾斜角
度を相違させている。この傾斜角度の絶対値は例えば4
5度以下、好ましくは30度以下として圧力損失を減少
させる。また、本発明において、楕円長軸とは楕円の長
径の両端点(頂点)を通る直線をいう。
【0011】冷水や温水その他各種の熱媒は、風下側の
ヘッダ6から入り風上側のヘッダ6へ出るが、その間に
伝熱管群2内を通り、この伝熱管群2及びフィン群1を
介して、コイル通風空気が、熱媒の熱と熱交換されて、
冷風又は暖風となる。
【0012】暖房運転などで加湿が必要な場合、所望の
バルブ28を開いて浄化器14で浄化された加湿水にて
分割フィン群9を湿潤させる。加湿水が給水されない分
割フィン群9では、コイル通風空気がコイル流通熱媒の
熱にて温風となり、加湿水が給水された分割フィン群9
では、この温風の通風空気の蒸発潜熱とコイル流通熱媒
の熱にて加湿水が気化蒸発してコイル通風空気が加湿さ
れる。要求される加湿量が少ない場合は分割フィン群
9、9のいずれか一方のみに給水し、要求される加湿量
が多い場合は両方の分割フィン群9、9に給水すること
により簡単に加湿量と空気の熱交換量を調節できる。す
なわち、加湿量の増減調整を簡単な制御と機構で行うこ
とができ、コストダウンを図り得る。バルブ28は止め
弁や流量調節機能を有する弁など各種の弁を用いること
ができる。なお、バルブ28の開閉は手動又は自動で行
う。自動で行う場合は、バルブ28を自動制御弁とし、
被空調空間の温度や湿度などに応じてバルブ28を開閉
制御し設定温度や設定湿度に調節する制御器(図示省
略)を、設ける。
【0013】分割フィン群9を親水性又は耐蝕親水性と
した場合には、フィンとの接触角が小さくなって加湿水
とフィンの接触面積が大となり、熱伝達が良好となって
給水有効利用率が向上する。さらに、加湿兼用の分割フ
ィン群9は熱媒入口側のため熱媒出口側よりも熱伝達が
良く加湿能力が大となる。また、浸透ろ過材20を適宜
交換することにより、加湿兼用分割フィン群9を長期間
洗浄することなしに使用でき、浸透ろ過材20、20
は、寿命に応じて別々に交換できて経済的である。浄化
器14は、市販の純水器などと比べて安価製作可能でコ
ンパクト化を図り得る。浸透ろ過材20が複数層となっ
ているので、加湿水中の加湿兼用フィン群付着・腐蝕成
分を重複除去して、加湿兼用分割フィン群9へのスケー
ル付着や腐蝕などを一層少なくできる。しかも、加湿水
を浸透拡散させて排出し、加湿兼用分割フィン群9を満
遍なく湿潤させることができる。したがって、加湿に使
用される分割フィン群9の面積比率が増大して加湿能力
が向上する。
【0014】また、本発明では、直管部4が楕円管で楕
円長軸を通風方向Aに対して任意の角度に傾斜させてあ
るので、円形管の場合よりも加湿兼用分割フィン群9で
の加湿水の滞留時間が長くなり、給水有効利用率が向上
する。直管部4を形状抗力の小さい楕円管に形成してあ
るので、通風抵抗が小さくて、気流の剥離が起こりにく
く、死水域が狭小となって空気流との接触面積(伝熱面
積)が増加し、フィン群1よりも通風空気との熱量差の
大きな直管部4、4…において、熱交換ロスが少なくな
って交換熱量が増加する。しかも、直管部4の楕円長軸
を通風方向Aに対して任意の角度に傾斜させてあるの
で、通風空気がコイルを通過する際、小さな通風抵抗で
空気が流れつつ乱流が生じ、バイパス空気が減少して熱
交換ロスが少なくなり、熱交換量が増加する。さらに、
プレートフィン7は平坦面なので、空気抵抗が極僅か
で、送風機の消費電力を抑えることができる。
【0015】また、複数の分割フィン群9,9…を通風
方向Aに隔てて配設してあるので、加湿に使われない分
割フィン群9に加湿水が接触して腐蝕する心配がなく、
さらに、コイル通風空気が分割フィン群9の数だけフィ
ン前縁に接触して渦流が発生し、前縁(エッジ)効果が
得られるので、フィン群1を分割させない場合よりも全
体の伝熱係数、熱伝達率が上がる。しかも、分割フィン
群9,9…の各々の通風方向間隙部によって通風空気が
減圧・整流され、通風抵抗を下げることができる。
【0016】冷房運転時においては、暖房運転時に加湿
に用いていた分割フィン群9をも冷風用熱交換器として
使用することができ無駄がない。もちろんバルブ28は
閉じておいて分割フィン群9を湿潤させないでおく。
【0017】図4と図5は、プレートフィン7を、空気
流の大きな抵抗にならず極僅かな空気抵抗しか生じない
微小な突出量の凹凸部8を有する面に、形成したもので
あり、図例では凹凸部8として微小な突出量の直線溝や
浅皿状楕円を例示しているが、微小な突出量のブリッジ
状切起こしスリットであってもよい。この場合も図2の
実施例と同様の作用効果を生ずるうえに、凹凸部8にて
さらに乱流発生を促進できる。さらに、加湿兼用の分割
フィン群9では加湿水の滞留効果を得られる。
【0018】図6は、給水手段Bの給水路27を、ヘッ
ダ6に巻きつけるなどして加湿水温を上昇させることが
できるように伝熱的に接触させて、加湿水の加熱器替わ
りに利用した場合を示している。
【0019】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。例えば、直管部4の楕円長軸の傾斜角度の変更は自
由であり、直管部4の楕円長軸を通風方向Aに対して略
平行にさせてもよい。凹凸部8の数、形状、位置、角度
の変更も自由である。また、本発明の楕円には、図7の
(イ)のように長径側端部の一方又は両方が角張った形
状、図7の(ロ)のように短径と長径の間又は短径側を
直線とした形状、図7の(ハ)のように長径側の対向す
る孤の曲率を変えた形状、及びこれらを組み合わせた形
状も含まれるものとする。なお、直管部4の断面形状を
円形としたり、列数及び段数を増減させるのは自由であ
る。
【0020】また、浸透ろ過材20の数の増減は自由
加湿水受け槽19、開口部18及び浸透ろ過材20
の大きさの変更も自由である。開口部18は多数の孔や
スリットなどの通水可能な構造のものであればよく変更
は自由である。浄化器14を省略して浄化していない加
湿水で分割フィン群9を湿潤させて加湿可能に構成して
もよい。加湿水受け槽19を枠部材16で作って兼用す
れば、部品点数とコスト低減を図れる
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明では、分割フィン群9を
加湿と冷暖風熱交換に兼用できる。任意の分割フィン群
9において、通風空気の蒸発潜熱とコイル流通熱媒の熱
の両方で加湿水を気化蒸発させてコイル通風空気を加湿
するので、蒸発潜熱のみで加湿水を気化させて加湿する
市販の気化式加湿器と比べて、加湿能力がアップし加湿
に使われずに捨てられる水量が少なくて給水有効利用率
が高くなり、節水できてランニングコストが安くつく。
加湿兼用分割フィン群9で加湿水がフィン上で球状とな
らずに平たく拡散するのでフィンとの接触面積が大とな
り蒸発が促進されて加湿能力が向上する。加湿兼用の分
割フィン群9は熱媒入口側のため熱媒出口側よりも熱伝
達が良く加湿能力が大となる。また、浸透ろ過材20を
適宜交換することにより、加湿兼用分割フィン群9を長
期間洗浄することなしに使用でき、浸透ろ過材20は、
寿命に応じて別々に交換できて経済的である。浸透ろ過
材20が複数層となっているので、加湿水中の加湿兼用
フィン群付着・腐蝕成分を重複除去して、加湿兼用分割
フィン群9へのスケール付着や腐蝕などを一層少なくで
きる。しかも、加湿水を浸透拡散させて排出し、加湿兼
用分割フィン群9を満遍なく湿潤させることができる。
したがって、加湿に使用される分割フィン群9の面積比
率が増大して加湿能力が向上する。
【0022】請求項2の発明では、直管部4が楕円管と
なっているので加湿水の滞留効果を得ることができ給水
有効利用率が一層高まる。空気抵抗の少ない楕円断面の
直管部4によって乱流を発生させているので、交換熱量
を増加させつつ圧力損失と送風機の消費電力を減少でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F28F 1/32 F24F 1/00 391B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィン群1と伝熱管群2を備え、上記フ
    ィン群1を通風方向Aに複数に分割すると共に、これら
    分割フィン群9,9…を通風方向Aに隔てて配設し、任
    意の上記分割フィン群9に加湿水を給水する給水手段B
    を、設けたことを特徴とする空気調和機用熱交換コイ
    ル。
  2. 【請求項2】 フィン群1のプレートフィン7を平坦面
    又は微小な突出量の凹凸部8を有する面に形成し、伝熱
    管群2の直管部4を楕円管に形成すると共に、上記直管
    部4の楕円長軸を通風方向Aに対して、略平行にさせ又
    は任意の角度に傾斜させた請求項1記載の空気調和機用
    熱交換コイル。
  3. 【請求項3】 給水手段Bが加湿水を浄化する浄化器1
    4を備えた請求項1又は2記載の空気調和機用熱交換コ
    イル。
  4. 【請求項4】 分割フィン群9を耐蝕性、親水性又は耐
    蝕親水性とした請求項1、2又は3記載の空気調和機用
    熱交換コイル。
  5. 【請求項5】 給水手段Bの給水路27を、ヘッダ6と
    伝熱的に接触させた請求項1、2、3又は4記載の空気
    調和機用熱交換コイル。
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