JPH11314389A - テ―プ状転写フィルムにより熱転写プリントを形成する方法および装置 - Google Patents
テ―プ状転写フィルムにより熱転写プリントを形成する方法および装置Info
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Abstract
る。 【解決手段】 複数のテープ状転写フィルム8を用い
て、特に多色プリント、オフセット印刷版とされた熱転
写プリントを基材用シリンダ1上に形成する方法におい
て、基材1a上に作用する接触力を付加するために転写
フィルム8が使用され、これにより静摩擦力が生じ、該
静摩擦力の大きさにより、テープ状の転写フィルム8と
基材用シリンダ1との間で正確な同期が制御されること
を特徴とする。
Description
て幅狭のテープを用いた熱転写により、特に多色プリン
トとされた印刷物あるいはオフセット印刷版の形成に関
する。本発明は、この種の熱転写プリントの画像品質を
最適化する方法および装置に関する。
きた。最終基材または中間キャリアとなり得る基材は着
色層と接触させられる。この着色層は、キャリアに対し
て適用されるとともに、熱の作用により画像に対応した
ドットごとに基材へと転写される。
多数の色を次から次へと適用することができ、こりによ
り着色されたプリントを形成することができる。もし基
材が中間キャリアとされるならば、完成された多色イメ
ージは、さらに次のステップにおいて対象基材へと転写
される。さらに、印刷版は、画像と一致させて適切なポ
リマーにより被覆されている。例えば、印刷版の基部が
親水性、即ちインクを受け付けない状態とされた場合に
は、複数の画像輸送部(image-carrying parts)が熱転
写によりポジとしてこの印刷版へと転写され、疎水性す
なわちインクを受け入れる状態とされる。
覆する技術は、独国特許第44 30 555号公報に開
示されている。この明細書には、特に円滑な表面を有す
る継ぎ目のない印刷版シリンダ上で、熱転写フィルムか
らの転写すなわち画像品質を顕著に妨げるガスがレーザ
画像形成工程中に発生することなく、印刷機械に組み込
むことができるようにかつ単純に印刷版を形成すること
ができる方法および装置が記載されている。
テープ幅を有するテープ状転写フィルムが、テープ輸送
機構により、基材と画像形成ユニットとの間で基材表面
のごく近傍をガイドされる。さらに、テープ輸送機構
は、電子的または機械的に結合された画像形成ユニット
と一緒に、移送ユニットに固定されている。これによ
り、画像形成ユニットの移動に伴い基材の幅全体にわた
って転写フィルムを均一に移動させることができるよう
になっている。転写されるべき画像に対応した制御ユニ
ットにより既知の方法で制御され、各画像点に対して熱
転写フィルム内へと熱が導かれ、これにより、転写テー
プのインキ受け入れ被覆部の転写がドットごとに行われ
るレーザ励起熱画像形成ユニットが設けられている。こ
のレーザ励起熱画像形成ユニットにより、特に完全に継
ぎ目のない印刷版シリンダとされた完全な基材の全周に
わたり画像を形成することができる。
料の輸送によれば、円筒状基材の表面上を同期して転が
る転写フィルムを採用することにより、特に良好な画像
を得ることができるということが知られている。このこ
とは、特に、転写テープと基材との間の距離を最初にす
ることに帰する。
ことの結果として、転写フィルムと基材表面との間の相
対速度が0へと近づくことにより転写テープが基材に付
着する。これは、起こりうる僅かな相対速度であって
も、熱転写材料の“にじみ(smearing)”を基材表面上
で発生させることになるので望ましいことである。しか
し完全に正確な同期が必要となる。レーザ励起熱転写プ
ロセスにより、転写フィルムが基材に対して一時的に付
着することになる。正の相対速度が生じた場合には、テ
ープを前進させる力が付着力よりも大きいものとなり、
付着が破壊され、転写材料は部分的にのみ転写されるだ
けで、にじみが生じることになる。転写テープが有する
固有の弾性により、付着とスライドが交互に生じる;い
わゆ“スティック−スリップ(stick-slip)”効果が発
生する:したがって、転写フィルムと基材表面との速度
を厳密に一致させることが不可欠である。
ープと基材との間の規定された最小距離を達成するとい
う目的は、方法の独立クレームおよび装置の独立クレー
ムの特徴部分により達成することができる。
力が形成されるということである。この力は、正確な同
期制御を行うために使用される静摩擦力(static frict
ionforce)を形成するものである。
材との間の距離が最小化される。特に、熱転写の結果と
して生じるガスと、動的状態および境界層効果の結果と
して生じる転写テープと基材との間へと引き込まれる空
気とが圧縮あるいは排出される。
に又は受動的に実施することができる。
ルムの通過速度と基材の表面速度との間に相対速度がな
いとき、転写テープがいったん加速されると該熱転写テ
ープを周りに巻回するために、巻取り駆動部により及ぼ
されなけらばならない張力を最低にするという効果に基
づいている。この最小の張力は、同期巻回力(synchron
ous winding force)として以下に称される。同期巻回
力は、ガイドされるテープを偏向させるために克服され
なければならない摩擦力と、熱転写中に基材表面から転
写テープ3を引き剥がすのに必要とされる力(熱転写に
より、レーザが作用する点で転写フィルムが“くっつ
く”ことによる)と、例えばテープが斜めに吹き付けら
れることにより生じる、テープが同期走行しているとき
にテープの移動方向に接触押圧手段により及ぼされる各
力成分(force components)と、テープ張力を付与する
ために巻出し用駆動部により必要とされる対向力と、に
より本質的に決定される。
ししか異ならない規定された速度が予め決定されるとと
もに、この速度差が転写テープの塑性変形により補償さ
れるという受動的な制御により行うこともできる。しか
し、これは、転写テープの塑性変形に必要とされる力よ
りも大きな静摩擦力が必要とされる。
生させるための接触力は、一方で、基材シリンダの周囲
を覆う熱転写テープに関連するテープ張力により、他方
で、テープを基材シリンダに押圧するさらなる複数の力
成分により、発生させられる。これらの力成分は、空気
を吹き付けることにより発生させられる。発展例とし
て、テープの後方(背後)に対して電荷を付加すること
による静電気力、または、入口ギャップ即ち転写テープ
および基材表面が一緒に走行する位置において、空気を
抽出することにより形成される真空を利用することもで
きる。
例示的な本発明の各実施形態をさらに詳細に説明する。
図1は、本発明による方法を実施するための、第一のテ
ープガイド手段を有する熱転写装置を示した側面図であ
る。図2は、視認できる複数の駆動モータを有する図1
の装置を示した斜視図である。図3は、本発明による方
法を実施するための、第二のテープガイド手段を有する
熱転写装置を示した側面図である。図4は、本発明によ
る方法を実施するための、第三のテープガイド手段を有
する熱転写装置を示した側面図である。図5は、同期走
行を制御する第一の方法を示したブロック図である。図
6は、同期走行を制御する第二の方法を示したブロック
図である。図7は、テープ速度の直接計測を伴う、同期
走行を制御する第三の方法を示したブロック図である。
図8は、テープ速度の直接計測を伴う、同期走行を制御
する第四の方法を示したブロック図である。図9は、エ
アジェットにより転写テープに圧力を加えるためのエア
ノズルを用いた第一の構成を示す側面図である。図10
は、テープと基材との間の接触力を増加させるために静
電荷を用いた構成を示した側面図である。
プリントヘッドの駆動方法、構成および操作方法は、本
質的に既知とされているので、本明細書においては特別
な説明を省くことにする。
示されており、該シリンダの表面に対して基材1aが設
けられている。テープ転写機構は、関連づけられた駆動
部4a,5aをそれぞれ有する供給ロール4および巻取
りロール(rewind roll)5(供給ロール4と巻取りロ
ール5との区別は、単にテープ状熱転写フィルム8の走
行方向で表されるに過ぎず、フィルム8の走行方法が逆
ならば供給ロール5および巻取りロール4となる。)
と、二つの接触ロール6a,6bと、二つのガイドロー
ル7a,7bとを備えている。このテープ転写機構は、
テープ状熱転写フィルム(以下単に「転写テープ」と称
する。)8を基材用シリンダ1に接近させるように、或
いは基材1aと接触させるように導くものである。レー
ザ書込みヘッド2は、一または二以上のビームを転写テ
ープ8上に集束する。好ましい実施形態において、レー
ザ書込みヘッド2およびテープガイド機構4,4a,
5,5a,6,7は共に、移送ユニット3上に配列され
ており、該移送ユニット3により、基材用シリンダ1の
幅B方向に移動させられるようになっている。
間、転写テープ8は、接触力すなわち転写テープ8と基
材1aとの間の摩擦力を得るのに十分な程度に小さい巻
き付け角度(wrap angle)を有して、各接触ロール6
a,6bにより基材用シリンダ1の表面1aと接触させ
られる。接触力は、転写テープ8が維持される張力Fr
との関連で、巻き付け角度によって決定される。このテ
ープ張力Frは、供給ロール4および巻取りロール5を
駆動する電子制御可能とされた各モータ4a,5aによ
って決定される。可能な制御アルゴリズムは図5〜図8
に示されている。輸送方向および移送運動は、図3に矢
印で示されている。明らかなように、転写フィルム8を
反対方向に輸送することもできる。テープ張力Frは、
好ましくは、数ニュートン(N)の範囲とされるととも
に、画像形成工程中は一定とされる。
は、基材1aの表面速度と正確に一致させられている。
同期走行中に最小限の速度差が生じた場合であってもや
はり、(密着した)静摩擦状態とスライドする動摩擦状
態との間で、転写テープと基材との接触が交互に変動す
るいわゆるスティック−スリップ効果(stick-slip eff
ect)が発生するので、上記のような正確な一致が必要
となる。しかし、最適な転写は、密着した(くっつい
た)状態においてのみ可能とされる。
れば転写テープは基材にくっつく、即ち同期巻回力(sy
nchronous winding force)以外の力はテープを運ぶの
に必要ないという事実を厳密に利用するものである。も
し速度差が生じた場合、静摩擦が大きさの小さい動摩擦
へと変化し、テープを輸送するのに必要なパワーが同期
巻回力と異なるものとなる。必要とされるパワーは、例
えば、供給ロールおよび巻取りロールのモータに必要な
電流によって決定することができる。
する状態とを区別することができる摩擦力の複数の所定
レベルが必要とされる。これらの摩擦力は、転写テープ
上に作用する接触力すなわちテープに対して垂直方向の
力によりもたらされる。摩擦力は、この接触力、テープ
8と基材1aとの間の摩擦係数、および力が作用する面
積によって生じる。
取り角度Wとの関係でテープ張力Frによって生じる。
巻取り角度すなわち面積が大きくなり、テープ張力Fr、
およびテープ8と基材1aとの間の摩擦係数が大きくな
ると、摩擦力が大きくなる。さらに、押圧することによ
り、発生したガスを側方へと即座に運び去る力が生じ
る。
アルゴリズムが示されている。ここでは、開ループおよ
び閉ループ制御スキームが示されており、以下の図6,
7,8には、厳密には区別できないがソフトウェア的ま
たはハードウェア的に同様に組み込まれて実行される各
機能ユニットに基づいて組織化されたものである。
御スキームは、以下のように操作される:
取り用駆動部5aは、トルク制限を有する速度制御の下
で操作されると共に、巻出し用(unwind)駆動部4a
は、トルク制限内のトルク制御またはスピード制御下で
操作される。そして、熱転写テープ8は、予め決定され
た所望のスピードおよび予め決定されたテープ張力で巻
き取られることになる。画像形成工程は、テープか巻き
取られている間に行われる。
め決定され、実際の予め決定された各変量は、各モータ
4a,5aに対する速度およびトルクである。速度は、
モータ速度および瞬間コイル直径により与えられるとと
もに、付加されるテープ張力は、モータトルクおよび瞬
間コイル直径による与えられる。
に応じて時間とともに変化する。この瞬間コイル直径を
決定するためには、例えば、コア直径、完全に巻出しが
行われていない初期位置における巻取りコイルのコイル
直径、および(キャリアにコーティングを加えた)熱転
写テープの厚さを知っておく必要がある。これらの変量
のうちのいくつかは均等物に置き換えることができる。
例えば、テープ厚さ又は完全状態のコイルの初期直径
は、テープ長さ又は各巻回用駆動部間の速度比が上昇す
る割合の情報と、或いはこれらから得られる変量と置き
換えることができる。
ようである。 a)テープ長さは、瞬間速度比、テープ厚さ及び速度比
の瞬間変化から計算することにより決定することができ
る。速度比は常にノイズを含む計測変量とされるため、
計算後の変量は不確実性を有するものとなる。デジタル
フィルタを用いることにより近似値を決定することがで
きる。 b)テープ長さは、巻取り駆動部と巻出し駆動部との間
の瞬間速度比、付加的な速度ピックアップにより計測さ
れるテープ速度、および各巻回用スプール間の既知の距
離から計算することができる。計測値に基づいて計算さ
れたこの値はノイズを含むものであるため、デジタルフ
ィルタにより時間不変値(time-invariantvalue)とし
て決定することができる。 c)テープ長のすべてが巻出し側に位置され、該テープ
の一端部のみが巻取り側に固定された場合には、テープ
長さは、巻取り駆動部と巻出し駆動部との間の過程で計
測された速度比、および既知とされた巻取り側のコア直
径から、巻取り側を数回転回転させることにより計算す
ることができる。
ープ速度計測装置を用いることなく、テープステーショ
ンおよび各駆動部の速度比に関連する各幾何学的変数の
既知量に基づいて、予め決定された所望の速度および巻
出し駆動部からの予め決定された張力で熱転写テープは
巻回される。所望のテープ速度は、計算、計測或いは予
め決定された基材1aの表面速度と同等の値に設定され
る。同期走行を伴う操作をしかつ転写テープの送り速度
を同期速度に維持する目的で、所望のテープ速度または
巻取り駆動部の他の所望の速度を再調節するために、所
望の同期巻回力と計測された実際の巻回力との差を制御
アルゴリズム(同期コントローラ)に使用することがで
きる。スティック−スリップ効果を回避するために、各
駆動部および他の手段により転写テープに及ぼされる張
力は、同期巻回力と、転写テープの印刷版表面に対する
付着力との総和よりも小さいものとしなければならな
い。さらに、制御ループの過渡応答がこのように短くさ
れる。
ック図として示されている。転写テープが巻回されてい
る間、巻取り駆動部および巻出し駆動部は、トルク制限
の範囲内のトルク制御または速度制御の下で操作され
る。各駆動部の上述の二つの制御形式は、混合して用い
ることもできる。上述したように、各駆動部がこの操作
モードにあるとき、これら駆動部は、熱転写テープ8に
対して予め決定しうる張力を及ぼすことができる。巻取
り駆動部5の張力は、同期巻回力と同等か或いは僅かに
大きい値を選択することができる。テープ速度は、基材
用シリンダ上を転がる転写テープの作用により決定され
るとともに、基材表面速度と同等とされる。スティック
−スリップ効果を回避するために、各駆動部および他の
手段により転写テープへと及ぼされる張力は、同期巻回
力と、印刷版表面に対する転写テープの付着力との総和
よりも小さくしなければならない。各巻回用駆動部に対
する制御パラメータの適切な選択は、従順な振る舞いを
与えることができ、これにより、この必要性に、より容
易に合致することになる。
ック図として示されている。テープ速度は、例えば同時
回転するロール等を用いた別個の計測装置10により直
接的に計測されるとともに、テープ速度が、計算、計測
または予め決定された基材用シリンダ1の表面速度とほ
ぼ同等の値となるように、各ガイド4,5の速度および
トルクが再調節される。テープ速度の計測は不正確でノ
イズの多いものとなるので、同期走行を伴う操作を行う
目的で、所望のテープ速度または巻取り駆動部の所望の
速度を再調節するために、所望の同期巻回力と計測され
た実際の巻回力との差を制御アルゴリズム(同期コント
ローラ)に使用することができる。同期走行状態のため
に、制御プロセスは、転写テープの伸張により相対速度
が補償される程度に十分な正確性を有して操作しなけれ
ばならない。スティック−スリップ効果を回避するため
に、各駆動部および他の手段により転写テープへと及ぼ
される張力は、同期巻回力と、印刷版表面に対する転写
テープの付着力との総和よりも小さくしなければならな
い。
ック図として示されている。テープ速度は、例えば同時
回転するロール等を用いた別個の計測装置(10)を用
いて直接的に計測されるとともに、テープ速度が、計
算、計測または予め決定された印刷版(1)の表面速度
とほぼ同等の値となるように、各駆動部(4,5)の速
度およびトルクが再調節される。
の表面速度との相対速度は、転写テープの伸張により相
対速度を補償することができる程度に小さいものでなけ
ればならない。スティック−スリップ効果を回避するた
めに、各駆動部および他の手段により転写テープへと及
ぼされる張力は、同期巻回力と、印刷版表面に対する転
写テープの付着力との総和よりも小さくしなければなら
ない。
機能は互いに交換することができる。すなわち、テープ
輸送および同期走行のいずれについても両方向に行うこ
とが可能である。この場合、巻取り駆動部は巻出し駆動
部の機能を果たすとともに、巻出し駆動部は巻取り駆動
部の機能を果たすことになる。
テムの運転(observed system behaviour)を用いた、
制御の質つまり同期走行を最適化させるために各制御パ
ラメータまたは制御構造に適合させた複数の学習システ
ムにより拡張することができる。
決定することができる。各速度は、入手可能な駆動部の
各変量、例えば単位時間当たりのロータリエンコーダの
パルス数から計算することもできる。
ムは、予め決定された所望の値が維持されるように、駆
動制御のための所望の各値を再調節する。
て、特に継ぎ目のない基材用スリーブとされた場合、全
体の摩擦力を増加させるために、転写テープ8の巻き付
け角度を、図4に示すように、基材用シリンダ1の周り
をほぼ完全にくるむまで増加させることができる。
とも一つの接触ロール6aが、所定の圧力を有して基材
用シリンダに対して押圧されている。このロールは、好
ましくは、柔らかい即ち圧縮可能とされた表面を備えて
いる。この手段を採用することで、接触圧力により積極
的な摩擦力を生じさせることができる。
に示された好ましい実施形態において、特に画像形成工
程の領域内で接触力は増加させられ、これにより、バン
ドと基材表面との距離が追加的に減少させられることに
なる。これは、図1および図2の構成に対して転写フィ
ルム8への張力を増加させることにより実行することが
できる。この張力は、モータすなわち、増加された引っ
張りトルクを及ぼす巻取りモータ5aと、制動トルクを
反対方向に及ぼす供給コイルモータ4aとにより、横切
るフィルムの長手方向に与えられる。制動トルクは、受
動的な複数のブレーキ装置により補助される。しかし、
テープ張力の増加は、転写テープの崩壊する張力および
巻取りモータ5aのパワーにより制限される。
補助する発展例が図9に示されている。転写フィルムと
印刷用シリンダとの接触力は、該印刷用シリンダから離
間した位置において対向する側部上の転写フィルム上に
対して圧縮空気を吹き付けることにより増加させられ
る。
直接作用する位置すなわちガスが生成される位置とされ
るレーザが作用する位置における一点において作用する
ノズルと、転写フィルムの幅全体にわたって該転写フィ
ルム上を押圧する一または二以上のノズルとが組み合わ
されて使用される。
フィルムの幅全体にわたってフィルムを押圧する複数の
ノズルを使用するためには、圧縮空気の作用領域は、転
写テープの縁部を越えて到達してはならない。さもなけ
れば、プリント用シリンダ表面上に衝突して流通する空
気により、転写フィルムが縁部領域において持ち上げら
れるからである。
得るようにされたテープ構成が用いられた場合、一定領
域にわたって作用する複数のノズルはテープに関して静
止状態とされなければならない、すなわち画像形成ヘッ
ドに関して横向きにテープをシフトさせなければならな
い一方で、点状に吹き付けるノズルは、レーザ画像形成
ヘッドに関して静止した状態を維持、すなわち一または
二以上のレーザビームが衝突する転写テープ上のポイン
トに対して常に作用しなければならない。
される各ノズルは、種々の形態で構成される:一または
二以上のポイント状開口部が形成されたノズル、エアベ
アリングの構成と同様とされたフラット状ノズル、また
はスロット状ノズルがある。スロット状ノズル、または
多数の小孔が列状をなして形成されかつ転写フィルムの
全幅を押圧するノズルとされた場合には、印刷用シリン
ダの軸線と平行に配列された各ノズルと、印刷用シリン
ダの軸線に対して特定の角度だけ傾けられた各ノズルと
は区別される。この後者のノズルによれば、転写フィル
ムと印刷用シリンダとの間のギャップから流出する空気
は、好ましい押圧方向を有するとともに、外方流れが促
進されることになる。
配置されたフラット状ノズルを使用することができる。
このノズルは、ビームが通過する領域において、使用さ
れるレーザ波長が透過する材料で形成されていることが
必要である。第一の転写フィルムと印刷用シリンダとの
間で接触する第一の点と、レーザが転写フィルム上に作
用する位置との間の領域内で作用する各ノズルにより、
均一な接触を行う転写フィルムが実現されるとともに、
特にテープの全幅にわたって作用するノズルが使用され
る際には、周辺領域への空気の外方流れが増加する結果
として転写フィルムと印刷用シリンダとの間の空気量が
減少されることになる。
形式のノズルによれば、第一に、残りの空気および転写
プロセスで発生するガスを圧縮することで、転写フィル
ムと印刷用シリンダとの間の距離を減少させることがで
きる。もちろん、面積および点状の何れの領域に対して
も、特に一の形式のノズル、および一定面積上に或いは
単なる点状に作用する複数のノズルをも含む、所望によ
り適切に組み合わせた各ノズルを使用することができ
る。
態が図10に示されている。ここでは、静電荷により接
触圧の増加が行われる。テープのキャリア側部すなわち
基材1aから離間して対向する側部に対して、ブラシ1
0により電荷13が帯電される。この場合において、基
材用シリンダ1は導電性とされているとともに、アース
されている。逆極性を有する電荷が、誘電により基材表
面1aの下方に付加されるとともに、結果として生じる
静電力を有するプレートシリンダ(plate cylinder)の
一形式を形成する。画像形成接触領域を通過する通路の
後で、かつ転写テープ8が再び巻き取られる前に、帯電
された電荷は、アースされたブラシ11によって再び取
り除かれる。
電荷を帯電させることもできる。また、例えばコロナ放
電等のブラシ以外の装置によって帯電させることもでき
る。さらに、各偏向ロール6a,6bを、充電および放
電する電極として好適に共することもできる。図1のロ
ール7a,7bの如くさらに離間して固定された他のロ
ールを、充電および放電する電極として好適に共するこ
ともできる。後者の場合には、各ロール6a,6bの絶
縁を十分に行うことに注意しなければならない。
または押圧用ブラシは、接触力を増加させるために使用
することができ、レーザビームがこれらの部材により不
都合にも損なわれることがないようにするため、これら
の装置は、転写フィルムとプリント用シリンダとの間で
接触する第一の点と、レーザビームが作用する領域と、
の間の領域においてのみ使用することができるものであ
る。これらの装置により、主として、転写フィルムと印
刷用シリンダとの間のギャップから周辺領域へと流れる
空気の外方流れが増加させられることになる;つまり、
ここでは従属的な役割を果たす空気の圧縮により距離が
減少させられることになる。
き込まれる空気を圧縮しかつ横方向に流出させるよう仕
向け、転写フィルムと印刷用シリンダとの間の距離を減
少させる可能性に加え、転写テープと印刷用シリンダと
の間に引き込まれる空気量を減少させることもできる。
成される。この場合には、転写フィルムおよび印刷用シ
リンダの各表面に付着している空気層の大部分は、テー
プと印刷用シリンダとの間で接触する第一の点の上流の
側部へと排出される。
ャップ内へと引き込まれる空気量を減少させる他の可能
性としては、転写テープの表面および印刷用シリンダの
表面に対して付着していると共にこれらとともに運ばれ
る空気層を取り除くことである。一方で、このことは、
転写フィルムと印刷用シリンダとが接触する前に、付着
している空気層を短時間に拭き去るブラシのような機械
的装置により達成することができる。他方で、転写フィ
ルムが印刷用シリンダに接触する位置において、空気を
吸引することによって運び去ることができる。これによ
り、転写テープの表面および印刷用シリンダの表面に付
着している空気層の大部分は、同時に排除されることに
なる。このことは、転写テープと印刷用シリンダとの間
のギャップ内に付随して引き込まれる空気体積が相当程
度減じられるとともに、動的に真空状態が作り出され、
これにより、空気の静圧力との相互作用で接触力が形成
されることになる。
をもう一度要約する:レーザ誘起熱転写を用いたオフセ
ット印刷版の形成中に、薄いテープ状の転写フィルム
を、レーザが作用する位置において印刷用シリンダの表
面に対して接触させ、かつ、転写フィルムは、画像形成
工程中に印刷用シリンダ連続的に通過して移動し、被覆
された熱転写テープの側部が印刷用シリンダと対向して
いる。
がドットごとにテープから印刷面へと転写され、引き離
された材料が、転写フィルムと印刷面との間を進行する
ことが必要とされる。
料の転写は、キャリアフィルムと印刷用シリンダとの距
離が短いほど、より良好に行われることは明らかとされ
ている。さらに、転写フィルムと印刷面との間の距離が
全画像形成工程を通じて一定とされることにより、転写
の質が増加されることも知られている。転写フィルムと
印刷用シリンダとの間の距離が非常に大きい場合は、転
写テープから印刷用シリンダへの材料の転写は、不完全
でかつ不明瞭なものとなる。
は、印刷用シリンダの表面上および転写テープの表面上
でかつレーザが作用する領域における、転写テープと印
刷用シリンダとの間のギャップ内へと引き込まれる空気
により形成される。レーザが作用する位置において、転
写フィルムと印刷用シリンダとの間の距離は、短時間の
レーザ励起による強い局所加熱によりさらに増加させら
れる。その理由は、転写フィルムと印刷用シリンダとの
間のギャップ内に存在する空気が、温度上昇により膨張
し、加熱が行われている短時間の間では転写フィルムと
印刷用シリンダとの間のギャップを通って側方の周縁領
域へと完全に流出することができず、これにより、印刷
版表面からテープをさらに持ち上げることになるからで
ある;さらに、レーザが作用する領域において、溶融さ
れた転写フィルム上にある熱転写材料だけでなく、該材
料のいくらかもまた、ガス状成分へと変換され、上述し
たようにこれらもまた距離を増加させることになる。
の間の距離を減少させ、これにより転写プロセスの品質
を向上させるのに貢献する手段について説明する。
する方向にテープを押圧する直交力を増加させることに
より、テープとシリンダとの間の距離を減少させること
ができる。なぜなら、増加された力の作用によりさらに
強力に空気が圧縮され、結果として、より小さな体積を
占有することになる;さらに、転写フィルムと印刷用シ
リンダ表面との間のギャップから周辺領域にかけて生じ
る圧力降下により、該ギャップから流出する空気の外方
流れが促進されるからである。結果として、転写フィル
ムと印刷用シリンダとの間のギャップ内に存在する空気
量が減じられ、これにより、上述して二つの部材間の距
離が減じられることになる。
れる張力を増加させることにより、転写フィルムと印刷
用シリンダとの間の接触領域における、転写フィルムと
印刷用シリンダとの間の単位面積当たりの直交力が増加
させられる;接触領域は、約5°の小さな巻き付け角度
から完全に巻回してしまう範囲まで変化させ得るもので
ある。テープ張力を増加させるには以下の手段により達
成される: − 巻出しモータの対向するトルクを増加させること − 巻出しモータを制動する追加的な複数の装置:すな
わち、(ディスク、ブロック、流体またはドラムブレー
キ)等の摩擦による複数の摩擦装置、あるいは電磁気ブ
レーキ等の複数の非接触ブレーキ − 転写テープを制動する複数の装置:すなわち、複数
のクランプ装置、複数の制動された圧力ロール、複数の
保持ロール
より、転写フィルムと印刷用シリンダとの間の直交力が
同様に増加させられ、上述と同様の効果を奏する。転写
フィルムへの荷電は、転写フィルムと印刷用シリンダと
の間の接触点の上流側においても行われており、印刷面
から離間して対向する転写フィルムの側部に対しても荷
電が行われている。さらに直交力による効果を増加させ
るために、印刷用シリンダに対して、転写フィルムと逆
極性の電荷を等しい量だけ荷電することができる。
の使用によっても同様に、直交力を増大させることがで
きる。これらの装置は、転写フィルムと印刷用シリンダ
との間の接触する第一の点と、レーザビームが作用する
領域との間の領域においてのみ使用することができる。
何故なら、これらの部材によりレーザビームの機能が不
都合にも損なわれてはならないからである。これらの装
置は、主として、転写フィルムと印刷用シリンダとの間
のギャップから周辺領域へと流れる空気の外方流れを増
加させ;ここでは従属的な役割を果たすしかない空気を
圧縮することにより距離が減少させられるという効果を
奏する。
フィルムの側部に対して圧縮空気を吹き付けることによ
り、転写フィルムと印刷用シリンダとの間の直交力が増
大させられる。テープに対して吹き付けるために使用さ
れる各ノズルは、(一または二以上のポイント状開口部
を有するノズル、エアベアリングの構成と同等とされた
フラット状ノズル、スロット状ノズル等の)種々の形式
で構成することができる。
ルムを印刷用シリンダに対して押圧するノズルと、一点
においてのみ転写フィルムを印刷用シリンダに対して押
圧するノズルとは区別されなければならない。
状ノズル、又は、多数の小孔部が列状を成して形成され
たノズルの何れの場合においても、印刷用シリンダの軸
線と平行に配列された複数のノズルと、印刷用シリンダ
の軸線に対して特定の角度を有して傾斜させられた複数
のノズルとは区別される。後者の場合には、結果とし
て、転写フィルムと印刷用シリンダとの間のギャップか
ら流出する空気が、好ましい方向に押し出され、外方流
れが促進されることになる。転写フィルムの全幅を押圧
する複数のノズルが使用された場合には、印刷用シリン
ダの表面に衝突する流れ空気により転写フィルムの縁部
領域が持ち上げられるので、圧縮空気の作用領域は転写
テープの各縁部を越えてはならない。
用する複数のノズルが使用される。何故なら、この点状
に作用する位置において、上述したように、レーザが作
用するポイントで生成されるプラズマと関連づけられる
転写プロセスによりさらに距離が増大させられるからで
ある。
ズマ領域に直接用いられるポイント状ノズルと、転写フ
ィルムの全幅にわたって該転写フィルムを押圧するノズ
ルとの両方を使用することで、特に有益となるというこ
とが証明されている。
域にわたって配置されたフラット状ノズルを使用するこ
とができ、この場合には、レーザビームを通過させかつ
該ビームに悪影響を及ぼさない材料でノズルを構成する
必要がある。
ィルムと印刷用シリンダとの間で接触する第一の点と、
転写フィルム上に作用するレーザ作用点との間の領域に
作用するノズルによれば、周縁領域へと流れる空気の外
方流れが増加させられる結果として、特にテープの全幅
にわたって作用するノズルが使用された場合に、転写フ
ィルムの均一な接触が得られるとともに、転写フィルム
と印刷用シリンダとの間の空気量を減少させることがで
きる。
類のノズルによれば、残された空気および転写プロセス
により生成されたガスを圧縮する結果として、主として
転写フィルムと印刷用シリンダとの間の距離を減少させ
ることができる。何れの領域に対しても、所望の組み合
わせによるノズルを使用することができる。
間に引き込まれる空気を圧縮するとともに、該空気を側
方へ流出させるよう強制させることができることに加え
て、これにより、転写フィルムと印刷用シリンダとの間
の距離を減じることで、転写テープと印刷用シリンダと
の間に引き込まれる空気量もまた減少させることができ
る。
さな相対速度を有しつつ印刷用シリンダと同期して移動
する、すなわち同一の表面速度を有する転写フィルムと
することにより達成することができる。この場合には、
転写フィルムおよび印刷用シリンダの各表面に付着して
いる大部分の空気層は、テープと印刷用シリンダとの間
で接触する第一の点の側部上流側へと排除される。さら
に大きな相対速度では、流体力学的なスライドベアリン
グの効果と同様に、流体境界層が二つの表面間に形成さ
れる(空気力学効果)。つまり、相対速度が上昇するの
で、互いに関連して移動する二つの部材間に流体境界層
が形成されるのである。
の間のギャップ内へと引き込まれる空気量を減少させる
ことができるので、転写テープの表面および印刷用シリ
ンダの表面に付着している空気層を取り除くことができ
るとともに、これら表面に沿って移動させることができ
る。 − 一方で、これは、転写フィルムと印刷用シリンダと
が接触する前に付着している空気層を短時間で拭き取る
ブラシ等の機械式装置を用いることにより達成すること
ができる。 − さらに、転写フィルムが印刷用シリンダに接触する
位置で吸引により空気を排除することができる。これに
より、転写テープの表面および印刷用シリンダの表面に
付着している空気層が同時に十分排除されることにな
る。これは、転写テープと印刷用シリンダとの間のギャ
ップ内へと付随して引き込まれる空気体積が相当程度減
少させられることを意味する。
リントヘッドに関連させてシリンダの軸線方向に横方向
にシフトさせ得るテープステーションとされた場合の手
段を以下に述べる。
により、転写フィルムをさらに役立たせることができ、
かつ転写フィルムの交換頻度を減少させることができ
る。ねらいは、レーザ作用点に対する転写フィルムの位
置にかかわらず同程度に良好な転写品質を達成すること
である。レーザ作用点は常に転写フィルム上に位置され
ている(即ち、転写フィルムは、該転写フィルムの幅の
最大値まで、レーザ作用点に対してシリンダの軸線方向
にシフトさせられる)。
刷用シリンダとの間の距離を減少させるとともにテープ
の全幅にわたって作用する総ての装置は、転写テープお
よび該テープを備えた部材も同様に、印刷用シリンダの
軸線方向にシフトさせなければならない。これは、転写
フィルムの全幅にわたって作用する特に総てのノズル装
置に適用される(上述したものを参照)。要するに、こ
れは、転写フィルムがシリンダの軸線方向にシフトする
ときに、上記各装置が転写フィルムに対して移動するこ
とがないことを意味する。
域にのみ作用するポイント状ノズルは、ポイント状ノズ
ルが常にレーザ作用領域で作用することを確実にするた
めに、レーザビームに対してシフトしてはならない。
ドが、該テープに対して印刷用シリンダの軸線方向にシ
フトされた場合には、ポイント状ノズルがレーザビーム
に対してシフトされず、転写フィルムの全幅にわたって
作用する各装置が転写テープに対してシフトされないと
いうことは、同様に真である。
テープガイド手段を有する熱転写装置を示した側面図で
ある。
装置を示した斜視図である。
テープガイド手段を有する熱転写装置を示した側面図で
ある。
テープガイド手段を有する熱転写装置を示した側面図で
ある。
ック図である。
ック図である。
御する第三の方法を示したブロック図である。
御する第四の方法を示したブロック図である。
るためのエアノズルを用いた第一の構成を示す側面図で
ある。
ために静電荷を用いた構成を示した側面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 複数のテープ状転写フィルムを用いて、
特に多色プリント、オフセット印刷版とされた熱転写プ
リントを基材用シリンダ上に形成する方法において、 基材(1a)上に作用する接触力を付加するために前記
転写フィルム(8)が使用され、 これにより静摩擦力が生じ、 該静摩擦力の大きさにより、テープ状の前記転写フィル
ム(8)と前記基材用シリンダとの間で正確な同期が制
御されることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記接触力は、前記基材用シリンダ
(1)の周りを少なくとも部分的に覆う前記テープに関
連したテープ張力により生じていることを特徴とする請
求項1記載の方法。 - 【請求項3】 能動制御が行われることを特徴とする請
求項1記載の方法。 - 【請求項4】 受動制御が行われることを特徴とする請
求項1記載の方法。 - 【請求項5】 前記接触力は、前記熱転写フィルム
(8)上に吹き付ける形式の力成分によって補助されて
いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
方法。 - 【請求項6】 前記接触力は、前記テープの背後に電荷
を付加することにより静電力が生じる形式の力成分によ
って補助されていることを特徴とする請求項1または請
求項2に記載の方法。 - 【請求項7】 前記接触力は、入口ギャップ内の空気を
排出することにより形成された真空により補助されてい
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方
法。 - 【請求項8】 独国特許第44 30 555号公報によ
る装置を用いて請求項1記載の方法を実施するための装
置において、 レーザが作用する各点に作用する少なくとも一つのノズ
ル(9a,9b)が設けられていることを特徴とする装
置。 - 【請求項9】 独国特許第44 30 555号公報によ
る装置を用いて請求項1記載の方法を実施するための装
置において、 前記基材(1a)から離間して対向する前記転写フィル
ム(8)の側部に対して、電荷(13)を付加するブラ
シ(10)が設けられていることを特徴とする装置。
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