JPH11314279A - 強化プラスチック管の成形方法 - Google Patents
強化プラスチック管の成形方法Info
- Publication number
- JPH11314279A JPH11314279A JP10123621A JP12362198A JPH11314279A JP H11314279 A JPH11314279 A JP H11314279A JP 10123621 A JP10123621 A JP 10123621A JP 12362198 A JP12362198 A JP 12362198A JP H11314279 A JPH11314279 A JP H11314279A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforced plastic
- molding material
- core mold
- plastic tube
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
ラスチック管の成形方法を提供する。 【解決手段】 芯型1の回りに熱硬化性樹脂が含浸され
た補強繊維からなる成形材料を巻回して強化プラスチッ
ク管を成形する方法において、帯状体2の一面に接着剤
を塗布する工程、他面が離型性を有する帯状体2を離型
性を有する他面を芯型1側にして芯型1の回りにを巻回
する工程、その上に熱硬化性樹脂が含浸された補強繊維
からなる成形材料を巻回する工程とを包含し、帯状体2
と成形材料とを一体化する。
Description
管や河川のバイパス管に使用して好適な強化プラスチッ
ク管の成形方法に関するものである。
公報に記載されているように、芯型の回りに離型用シー
トを巻回した後、その上から凹凸を有するクロステープ
を巻回し、その上から熱硬化性樹脂含浸のガラス繊維を
巻回することにより強化プラスチック管を成形する方法
が知られている。
においては、強化プラスチック管の成形後、芯型を強化
プラスチック管から離脱後、強化プラスチック管の内面
から離型用シートを剥ぎ取るものである。
ように、強化プラスチック管の成形後、芯型を強化プラ
スチック管から離脱後、強化プラスチック管の内面から
離型用シートを剥ぎ取る方法においては、剥ぎ取った離
型用シートを廃棄する必要があり、廃棄のために余計な
手間や費用がかかる欠点があった。
チック管の成形方法における問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、上記の問題を解決
し、離型用シート等を廃棄する必要のない強化プラスチ
ック管の成形方法を提供することにある。
めに、請求項1記載の本発明強化プラスチック管の成形
方法は、芯型の回りに熱硬化性樹脂が含浸された補強繊
維からなる成形材料を巻回して強化プラスチック管を成
形する方法において、帯状体の一面に接着剤を塗布する
工程、他面が離型性を有する帯状体を離型性を有する他
面を芯型側にして芯型の回りに巻回する工程、その上に
熱硬化性樹脂が含浸された補強繊維からなる成形材料を
巻回する工程とを包含し、帯状体と成形材料とを一体化
することを特徴とするものである。
ク管の成形方法は、請求項1記載の強化プラスチック管
の成形方法において、帯状体を芯型の回りに螺旋状に巻
回し、隣り合う帯状体の側縁同士を重ね合わせたことを
特徴とするものである。
としては、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹
脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等
が使用できる。補強繊維としては、ガラス繊維の他にア
ラミド繊維等の有機繊維や炭素繊維等が使用できる。
他に必要に応じて低収縮剤、充填剤、硬化剤、硬化促進
剤、着色剤等の各種の添加剤を加えることができる。充
填剤としては、炭酸カルシウムの他に水酸化アルミニウ
ム、タルク、クレー、硫酸バリウム等が使用できる。硬
化剤としては、例えば、有機過酸化物が使用でき、特に
速硬化性が要求される場合には、遷移金属の塩、錯体や
アミン系の硬化促進剤が使用できる。着色剤としては、
有機又は無機顔料を樹脂に分散させたトナーが使用でき
る。
は、芯型の回りに巻回することができ、その表面に接着
剤を塗布することができ、裏面に離型性を有するもので
あればよいものであって、特に限定されるものではな
く、例えば、塩化ビニル樹脂、ポリエステル等の合成樹
脂や天然もしくは合成の繊維からなる布等が使用でき
る。
を接着できるものであればよいものであって、特に限定
されないが、例えば、ウレタン系、エポキシ系の接着剤
が使用できる。
剤を塗布する工程と帯状体の他面が離型性を有する帯状
体を離型性を有する他面を芯型側にして芯型の回りに巻
回する工程とは、どちらの工程が先になってもよい。
チック管の成形方法においては、帯状体の一面に接着剤
を塗布する工程、他面が離型性を有する帯状体を離型性
を有する他面を芯型側にして芯型の回りに巻回する工
程、その上に熱硬化性樹脂が含浸された補強繊維からな
る成形材料を巻回する工程とを包含し、帯状体と成形材
料とを一体化するものであるから、帯状体を廃棄する必
要はない。
ク管の成形方法においては、帯状体を芯型の回りに螺旋
状に巻回し、隣り合う帯状体の側縁同士を重ね合わせる
ものであから、芯型に成形材料が付着する恐れはなく、
螺旋状の帯状体が強固に成形材料と一体化される。
を参照しながら説明する。図1は本発明に係る強化プラ
スチック管の成形方法の実施態様を示す説明図である。
図1において、1は直径dが600mmの芯型であり、
芯型1は矢印aで示すように回転しながら矢印bで示す
ように軸方向に移動されている。2は幅50mm、厚さ
25ミクロンのポリエステルフィルムからなる帯状体で
あり、帯状体2の表面にはウレタン接着剤(バイエル社
製「デスモジュールRE」)が塗布され、裏面は離型性
を備えている。このような帯状体2をその裏面が芯型1
に接するように芯型1に供給することにより帯状体2を
芯型1の回りに螺旋状に巻回する。芯型1の表面におい
て、隣り合う帯状体2、2の側縁同士は相互に重なり合
っており、帯状体2、2の側縁同士の重ね代は10mm
程度である。
ガラス繊維31からなる成形材料を巻回して内面層3を
形成し、その上にモルタル層4を形成し、更にその上に
熱硬化性樹脂を含浸したガラス繊維51からなる成形材
料を巻回して外面層5を形成する。
硬化した後、芯型1を引き抜き、図2に示すように、強
化プラスチック管Aが成形される。
ク管Aの内面は帯状体2により形成され、その上に内面
層3、モルタル層4、及び外面層5が形成され、帯状体
2は成形された強化プラスチック管Aの内面に一体化さ
れているので、廃棄する必要はない。又、芯型1には樹
脂が付着する恐れはなく、掃除をすることなく次の成形
に使用できるものである。
したが、本発明の具体的構成は図示の実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲の
設計変更は本発明に含まれる。
施すことにより接着面積を増大するようにしてもよい。
管の成形方法においては、帯状体を廃棄する必要はない
ので、従来のように帯状体の廃棄に手間費用はかからな
い。
ク管の成形方法においては、芯型に成形材料が付着する
恐れはないので、芯型を掃除する必要はなく次の成形に
使用できる。
態様を示す説明図。
管の一部切欠正面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 芯型の回りに熱硬化性樹脂が含浸された
補強繊維からなる成形材料を巻回して強化プラスチック
管を成形する方法において、帯状体の一面に接着剤を塗
布する工程、他面が離型性を有する帯状体を離型性を有
する他面を芯型側にして芯型の回りに巻回する工程、そ
の上に熱硬化性樹脂が含浸された補強繊維からなる成形
材料を巻回する工程とを包含し、帯状体と成形材料とを
一体化することを特徴とする強化プラスチック管の成形
方法。 - 【請求項2】 帯状体を芯型の回りに螺旋状に巻回し、
隣り合う帯状体の側縁同士を重ね合わせることを特徴と
する請求項1記載の強化プラスチック管の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123621A JPH11314279A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 強化プラスチック管の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123621A JPH11314279A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 強化プラスチック管の成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11314279A true JPH11314279A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14865128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10123621A Withdrawn JPH11314279A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 強化プラスチック管の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11314279A (ja) |
-
1998
- 1998-05-06 JP JP10123621A patent/JPH11314279A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4257630A (en) | Method and apparatus for splicing hose | |
JP4465136B2 (ja) | 不織布でコーティングされた管状フィルムを具備する管状ライナー | |
US4200605A (en) | Production of reinforced plastic pipes | |
US6907906B1 (en) | Cuffed hose and method of manufacture | |
US4204897A (en) | Method and apparatus for splicing hose | |
JPH11314279A (ja) | 強化プラスチック管の成形方法 | |
CA1341028C (en) | Premolded tire sidewall appliques and process for applying same | |
JPH0994879A (ja) | ライニング用チューブ基材及びライニング用チューブ | |
JP2002144439A (ja) | 繊維強化プラスチック成形用ラッピングテープおよび繊維強化プラスチックとその製造方法 | |
JP3142394B2 (ja) | 強化プラスチック管およびその製造方法 | |
JP3588547B2 (ja) | 強化プラスチック管の成形方法 | |
JP3181383B2 (ja) | 繊維強化合成樹脂管の製造方法 | |
JP2002516786A (ja) | ハイブリッドライナー | |
JPH08230058A (ja) | Frp継手の製造方法およびその装置 | |
JPS6321825Y2 (ja) | ||
JPS6246631A (ja) | 未硬化frpチューブ | |
JPH08174703A (ja) | 樹脂複合管の製造方法 | |
CA1208573A (en) | Method of making a wire supported hose and a wire supported hose | |
EP1226382B1 (en) | Cuffed hose and method of manufacture | |
JP3078079B2 (ja) | 推進管用繊維強化樹脂複合管及びその製造方法 | |
JPH11314278A (ja) | 強化プラスチック管の成形方法 | |
JPH04107129A (ja) | 強化プラスチック管の成形方法 | |
JP2893476B2 (ja) | ゴムホースの製造方法 | |
JPS6155461B2 (ja) | ||
JPH0712268A (ja) | 繊維強化合成樹脂管およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050426 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070829 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071023 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071219 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080128 |