JPH11313896A - メスコネクタ - Google Patents
メスコネクタInfo
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- JPH11313896A JPH11313896A JP10137803A JP13780398A JPH11313896A JP H11313896 A JPH11313896 A JP H11313896A JP 10137803 A JP10137803 A JP 10137803A JP 13780398 A JP13780398 A JP 13780398A JP H11313896 A JPH11313896 A JP H11313896A
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Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/10—Tube connectors; Tube couplings
- A61M39/12—Tube connectors; Tube couplings for joining a flexible tube to a rigid attachment
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/10—Tube connectors; Tube couplings
- A61M2039/1033—Swivel nut connectors, e.g. threaded connectors, bayonet-connectors
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/10—Tube connectors; Tube couplings
- A61M2039/1038—Union screw connectors, e.g. hollow screw or sleeve having external threads
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
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- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】使用時に流体誘導チューブがねじれず、液漏れ
やエアー漏れのないメスコネクタを提供すること。 【解決手段】コア部材1とコア部材1の外周に装着され
たハウジング2から構成され、前記コア部材1は内面に
ルアテーパ4を形成するとともに外面に凸部5、5Aを
形成し、前記ハウジング2は外面にネジ山7を形成する
とともに内面に前記凸部5、5Aと対応する凹部8、8
Aを形成し、前記ハウジング2の内面に前記コア部材1
を接着固定することなく挿入した、メスコネクタ1A。
やエアー漏れのないメスコネクタを提供すること。 【解決手段】コア部材1とコア部材1の外周に装着され
たハウジング2から構成され、前記コア部材1は内面に
ルアテーパ4を形成するとともに外面に凸部5、5Aを
形成し、前記ハウジング2は外面にネジ山7を形成する
とともに内面に前記凸部5、5Aと対応する凹部8、8
Aを形成し、前記ハウジング2の内面に前記コア部材1
を接着固定することなく挿入した、メスコネクタ1A。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は血液回路の各種分岐
チューブや、輸液、輸血用チューブ、各種カテーテルチ
ューブ、その他医療用流体誘導チューブの端部に設けら
れているメスコネクタに関するもので、使用時の操作性
や性能を向上させることのできるメスコネクタである。
チューブや、輸液、輸血用チューブ、各種カテーテルチ
ューブ、その他医療用流体誘導チューブの端部に設けら
れているメスコネクタに関するもので、使用時の操作性
や性能を向上させることのできるメスコネクタである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】前記流
体誘導チューブの端部に設けられたメスコネクタは、他
のチューブや機器類のオスコネクタと接続可能となって
いる。メスコネクタ内面には規定のルアーテーパが形成
され、外面には規定のネジが形成されており、オスコネ
クタは二重同芯円筒形状で、内円筒の外面には規定のル
アーテーパが形成され、外円筒の内面には規定のネジが
形成されており、両コネクタのネジとルアーテーパを嵌
合させることで、液密性や気密性を確保している。
体誘導チューブの端部に設けられたメスコネクタは、他
のチューブや機器類のオスコネクタと接続可能となって
いる。メスコネクタ内面には規定のルアーテーパが形成
され、外面には規定のネジが形成されており、オスコネ
クタは二重同芯円筒形状で、内円筒の外面には規定のル
アーテーパが形成され、外円筒の内面には規定のネジが
形成されており、両コネクタのネジとルアーテーパを嵌
合させることで、液密性や気密性を確保している。
【0003】ところでメスコネクタは、一パーツで成形
したタイプとルアーテーパ部とネジ部をそれぞれ形成
し、接着方式、かしめ方式、はめ込み方式、インサート
成形方式等で組み込み一体化した二パーツタイプがあ
る。両タイプともオスコネクタに接続する際メスコネク
タを回転しながら挿入するため、メスコネクタに接着さ
れたチューブがねじれて使用しにくい。また両コネクタ
のルアーテーパ部もねじれた状態で接続されるため完全
に密着できず、液漏れやエアー漏れを起こす場合があっ
た。また一パーツで成形したものは、血液回路等の場合
動脈側、静脈側の識別に着色剤等を使用するため、接液
部から接着剤等が流体に溶け出す心配がある。また、チ
ューブを強引に折り曲げたりした場合、液漏れやエアー
漏れを起こす場合があった。そこで以上の課題を解決す
るために鋭意検討を重ねた結果本発明者らは次の発明に
到達した。
したタイプとルアーテーパ部とネジ部をそれぞれ形成
し、接着方式、かしめ方式、はめ込み方式、インサート
成形方式等で組み込み一体化した二パーツタイプがあ
る。両タイプともオスコネクタに接続する際メスコネク
タを回転しながら挿入するため、メスコネクタに接着さ
れたチューブがねじれて使用しにくい。また両コネクタ
のルアーテーパ部もねじれた状態で接続されるため完全
に密着できず、液漏れやエアー漏れを起こす場合があっ
た。また一パーツで成形したものは、血液回路等の場合
動脈側、静脈側の識別に着色剤等を使用するため、接液
部から接着剤等が流体に溶け出す心配がある。また、チ
ューブを強引に折り曲げたりした場合、液漏れやエアー
漏れを起こす場合があった。そこで以上の課題を解決す
るために鋭意検討を重ねた結果本発明者らは次の発明に
到達した。
【0004】
【課題を解決するための手段】[1]本発明は、コア部
材1とコア部材1の外周に装着されたハウジング2から
構成され、前記コア部材1は内面にルアテーパ4を形成
するとともに外面に凸部5、5Aを形成し、前記ハウジ
ング2は外面にネジ山7を形成するとともに内面に前記
凸部5、5Aと対応する凹部8、8Aを形成し、前記ハ
ウジング2の内面に前記コア部材1を接着固定すること
なく挿入した、メスコネクタ1Aを提供する。 [2]本発明は、コア部材1とコア部材1の外周に装着
されたハウジング2から構成され、前記コア部材1は内
面にルアテーパ4を形成するとともに外面に凹部13を
形成し、前記ハウジング2は外面にネジ山7を形成する
とともに内面に前記凹部13と対応する凸部12を形成
し、前記ハウジング2の内面に前記コア部材1を接着固
定することなく挿入した、メスコネクタ1Bを提供す
る。 [3]本発明は、コア部材1とコア部材1の外周に装着
されたハウジング2から構成され、前記コア部材1は内
面にルアテーパ4を形成するとともに外面に凹部17、
17Aを形成し、前記ハウジング2は外面にネジ山7を
形成するとともに内面に前記凹部17、17Aと対応す
る凸部16、16Aを形成し、前記ハウジング2の内面
に前記コア部材1を接着固定することなく挿入した、メ
スコネクタ1Dを提供する。 [4]本発明は、コア部材1とコア部材1の外周に装着
されたハウジング2から構成され、前記コア部材1は内
面にルアテーパ4を形成するとともに外面に凸部18を
形成し、前記ハウジング2は外面にネジ山7を形成する
とともに内面に前記凸部18と対応する凹部19を形成
し、前記ハウジング2の内面に前記コア部材1を接着固
定することなく挿入した、メスコネクタ1Eを提供す
る。
材1とコア部材1の外周に装着されたハウジング2から
構成され、前記コア部材1は内面にルアテーパ4を形成
するとともに外面に凸部5、5Aを形成し、前記ハウジ
ング2は外面にネジ山7を形成するとともに内面に前記
凸部5、5Aと対応する凹部8、8Aを形成し、前記ハ
ウジング2の内面に前記コア部材1を接着固定すること
なく挿入した、メスコネクタ1Aを提供する。 [2]本発明は、コア部材1とコア部材1の外周に装着
されたハウジング2から構成され、前記コア部材1は内
面にルアテーパ4を形成するとともに外面に凹部13を
形成し、前記ハウジング2は外面にネジ山7を形成する
とともに内面に前記凹部13と対応する凸部12を形成
し、前記ハウジング2の内面に前記コア部材1を接着固
定することなく挿入した、メスコネクタ1Bを提供す
る。 [3]本発明は、コア部材1とコア部材1の外周に装着
されたハウジング2から構成され、前記コア部材1は内
面にルアテーパ4を形成するとともに外面に凹部17、
17Aを形成し、前記ハウジング2は外面にネジ山7を
形成するとともに内面に前記凹部17、17Aと対応す
る凸部16、16Aを形成し、前記ハウジング2の内面
に前記コア部材1を接着固定することなく挿入した、メ
スコネクタ1Dを提供する。 [4]本発明は、コア部材1とコア部材1の外周に装着
されたハウジング2から構成され、前記コア部材1は内
面にルアテーパ4を形成するとともに外面に凸部18を
形成し、前記ハウジング2は外面にネジ山7を形成する
とともに内面に前記凸部18と対応する凹部19を形成
し、前記ハウジング2の内面に前記コア部材1を接着固
定することなく挿入した、メスコネクタ1Eを提供す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明のメスコネクタ1A
の断面図で、メスコネクタ1Aはコア部材1とコア部材
1の外周に装着されるハウジング2とから構成される。
コア部材1の後方には流体誘導チューブ3が装着されて
いる。コア部材1と流体誘導チューブ3は例えばポリ塩
化ビニル、ポリウレタン等の軟質または半硬質製の材料
より構成し、ハウジング2は例えばポリプロピレン、ポ
リカーボネート等の硬質製の材料より構成されている。
の断面図で、メスコネクタ1Aはコア部材1とコア部材
1の外周に装着されるハウジング2とから構成される。
コア部材1の後方には流体誘導チューブ3が装着されて
いる。コア部材1と流体誘導チューブ3は例えばポリ塩
化ビニル、ポリウレタン等の軟質または半硬質製の材料
より構成し、ハウジング2は例えばポリプロピレン、ポ
リカーボネート等の硬質製の材料より構成されている。
【0006】コア部材1は円筒状に形成され、その後方
の内面に血液等の流体誘導チューブ3が接続され、中央
から前方の内面に例えば6/100のルアーテーパ4が
形成されている。また中央と前方端部の外面には凸部
5、5Aが形成されている。ハウジング2も円筒状に形
成され、その前方の外面にネジ山7が形成され、中央と
前方の内面に前記凸部5、5Aに対応する凹部8、8A
が形成されている。またハウジング2は操作時に指で握
りやすいように例えば中央から後方の外面に翼6を形成
しても良い。
の内面に血液等の流体誘導チューブ3が接続され、中央
から前方の内面に例えば6/100のルアーテーパ4が
形成されている。また中央と前方端部の外面には凸部
5、5Aが形成されている。ハウジング2も円筒状に形
成され、その前方の外面にネジ山7が形成され、中央と
前方の内面に前記凸部5、5Aに対応する凹部8、8A
が形成されている。またハウジング2は操作時に指で握
りやすいように例えば中央から後方の外面に翼6を形成
しても良い。
【0007】またコア部材1とハウジング2は射出成形
により製造し、流体誘導チューブ3は押出し成形により
製造される。メスコネクタ1Aは例えばコア部材1の後
方内面に流体誘導チューブ3の前方外面を接着して接続
した後、コア部材1の中央から前方部を加熱して軟化さ
せ、これをハウジング2の内面に接着剤、熱溶着等で接
着固定することなく同芯円上に挿入することにより容易
に組み立てることができる。またコア部材1を前記のよ
うにハウジング2内に先に挿入し、最後に流体誘導チュ
ーブ3をハウジング2に接着して接続しても良い。
により製造し、流体誘導チューブ3は押出し成形により
製造される。メスコネクタ1Aは例えばコア部材1の後
方内面に流体誘導チューブ3の前方外面を接着して接続
した後、コア部材1の中央から前方部を加熱して軟化さ
せ、これをハウジング2の内面に接着剤、熱溶着等で接
着固定することなく同芯円上に挿入することにより容易
に組み立てることができる。またコア部材1を前記のよ
うにハウジング2内に先に挿入し、最後に流体誘導チュ
ーブ3をハウジング2に接着して接続しても良い。
【0008】次に本発明のメスコネクタ1Aの使用方法
の一例について図3を参照しながら説明する。図中、9
はオスコネクタで、オスコネクタ9は前記ハウジング2
と同様に硬質製の材料よりなり二重同芯円筒状に形成さ
れ、内円筒14と外円筒15より構成されている。内円
筒14の外面にはルアーテーパ10が形成され、外円筒
15の内面にはネジ溝11が形成されている。メスコネ
クタ1Aをオスコネクタ9に接続するに際しては、ハウ
ジング2のネジ山7とオスコネクタ9のネジ溝11を位
置合わせして回転させるとネジ山7がネジ溝11に沿っ
て締め付けられる。さらにこの時コア部材1は凸部5、
5Aがハウジング2の凹部8、8Aによってオスコネク
タ9に押し込まれるので、コア部材1のルアーテーパ4
がオスコネクタ9のルアーテーパ10に接触し、回転す
ることなく内円筒14方向にスライドしながら挿入され
る。さらにコア部材1は軟質または半硬質製であるため
ルアーテーパ4はオスコネクタ9のルアーテーパ10に
圧着され、メスコネクタ1Aとオスコネクタ9は密着状
態で接続される。他方オスコネクタ9からメスコネクタ
1Aを取りはずすに際してはハウジング2を接続時と逆
方向に回転させれば良い。逆方向の回転によりネジ山7
がオスコネクタ9のネジ溝11に沿って緩められ、コア
部材1の凸部5がハウジング2の凹部8によりオスコネ
クタ9から引き出される。
の一例について図3を参照しながら説明する。図中、9
はオスコネクタで、オスコネクタ9は前記ハウジング2
と同様に硬質製の材料よりなり二重同芯円筒状に形成さ
れ、内円筒14と外円筒15より構成されている。内円
筒14の外面にはルアーテーパ10が形成され、外円筒
15の内面にはネジ溝11が形成されている。メスコネ
クタ1Aをオスコネクタ9に接続するに際しては、ハウ
ジング2のネジ山7とオスコネクタ9のネジ溝11を位
置合わせして回転させるとネジ山7がネジ溝11に沿っ
て締め付けられる。さらにこの時コア部材1は凸部5、
5Aがハウジング2の凹部8、8Aによってオスコネク
タ9に押し込まれるので、コア部材1のルアーテーパ4
がオスコネクタ9のルアーテーパ10に接触し、回転す
ることなく内円筒14方向にスライドしながら挿入され
る。さらにコア部材1は軟質または半硬質製であるため
ルアーテーパ4はオスコネクタ9のルアーテーパ10に
圧着され、メスコネクタ1Aとオスコネクタ9は密着状
態で接続される。他方オスコネクタ9からメスコネクタ
1Aを取りはずすに際してはハウジング2を接続時と逆
方向に回転させれば良い。逆方向の回転によりネジ山7
がオスコネクタ9のネジ溝11に沿って緩められ、コア
部材1の凸部5がハウジング2の凹部8によりオスコネ
クタ9から引き出される。
【0009】図1のメスコネクタ1Aではコア部材1に
極端にやわらかい軟質材料を使用するとオスコネクタ9
からメスコネクタ1Aを取り外す際に、凸部5が円芯方
向に変形して、ハウジング2の凹部8から抜け、オスコ
ネクタ9にコア部材1が接続された状態でハウジング2
のみが取り外される可能性がある。これらを回避するた
めに図4(図4は本発明のメスコネクタのその他の実施
例を示す概略図)の形状のメスコネクタ1Bにするのが
良い。メスコネクタ1Bはメスコネクタ1Aのハウジン
グ2の凹部8、8Aを削除し、これの代わりにハウジン
グ2の前方内面に凸部12を形成し、またメスコネクタ
1Aのコア部材1の凸部5、5Aを削除し、これの代わ
りにコア部材1の前方外面に凹部13を形成したもので
ある。凸部12と凹部13の形成位置はオスコネクタ9
を接続した時にコア部材1のルアーテーパ4とオスコネ
クタ9のルアーテーパ10の接触領域Lに対応してい
る。前記凸部12と凹部13の形成位置はコア部材1と
ハウジング2が同芯円上で自在に回転して軸方向に抜け
なければ、図4に限定せず、コア部材1のルアーテーパ
4とオスコネクタ9のルアーテーパ10の接触領域Lに
対応する範囲内であればどの位置に形成しても良い。メ
スコネクタ1Bの使用方法は前記メスコネクタ1Aと実
質的に同じであるから詳細な説明は省略する。
極端にやわらかい軟質材料を使用するとオスコネクタ9
からメスコネクタ1Aを取り外す際に、凸部5が円芯方
向に変形して、ハウジング2の凹部8から抜け、オスコ
ネクタ9にコア部材1が接続された状態でハウジング2
のみが取り外される可能性がある。これらを回避するた
めに図4(図4は本発明のメスコネクタのその他の実施
例を示す概略図)の形状のメスコネクタ1Bにするのが
良い。メスコネクタ1Bはメスコネクタ1Aのハウジン
グ2の凹部8、8Aを削除し、これの代わりにハウジン
グ2の前方内面に凸部12を形成し、またメスコネクタ
1Aのコア部材1の凸部5、5Aを削除し、これの代わ
りにコア部材1の前方外面に凹部13を形成したもので
ある。凸部12と凹部13の形成位置はオスコネクタ9
を接続した時にコア部材1のルアーテーパ4とオスコネ
クタ9のルアーテーパ10の接触領域Lに対応してい
る。前記凸部12と凹部13の形成位置はコア部材1と
ハウジング2が同芯円上で自在に回転して軸方向に抜け
なければ、図4に限定せず、コア部材1のルアーテーパ
4とオスコネクタ9のルアーテーパ10の接触領域Lに
対応する範囲内であればどの位置に形成しても良い。メ
スコネクタ1Bの使用方法は前記メスコネクタ1Aと実
質的に同じであるから詳細な説明は省略する。
【0010】また、図1のメスコネクタ1Aのコア部材
1に形成されている凸部5、5Aとハウジング2に形成
されている凹部8、8Aを、図5のメスコネクタ1Dの
ように凸部と凹部をそれぞれ逆にして、コア部材1の方
に凹部17、17Aを形成しハウジング2の方に凸部1
6、16Aを形成しても良い。同様に図4のメスコネク
タ1Bのコア部材1に形成されている凹部13とハウジ
ング2に形成されている凸部12も凹部と凸部をそれぞ
れ逆にして、図6のメスコネクタEのようにコア部材1
の方に凸部18を形成しハウジング2の方に凹部19を
形成しても良い。メスコネクタ1Dとメスコネクタ1E
の使用方法も前記メスコネクタ1Aと実質的に同じであ
るから詳細な説明は省略する。
1に形成されている凸部5、5Aとハウジング2に形成
されている凹部8、8Aを、図5のメスコネクタ1Dの
ように凸部と凹部をそれぞれ逆にして、コア部材1の方
に凹部17、17Aを形成しハウジング2の方に凸部1
6、16Aを形成しても良い。同様に図4のメスコネク
タ1Bのコア部材1に形成されている凹部13とハウジ
ング2に形成されている凸部12も凹部と凸部をそれぞ
れ逆にして、図6のメスコネクタEのようにコア部材1
の方に凸部18を形成しハウジング2の方に凹部19を
形成しても良い。メスコネクタ1Dとメスコネクタ1E
の使用方法も前記メスコネクタ1Aと実質的に同じであ
るから詳細な説明は省略する。
【0011】
【発明の作用効果】本発明のメスコネクタ1A(1B、
1D、1E)はルアーテーパ4を形成したコア部材1と
ネジ山7を形成したハウジング2を接着することなく同
芯円上に挿入することにより組み立てているので、コア
部材1とハウジング2は相互に同芯円上で自在に回転で
き、軸方向には抜けない構造になっている。またオスコ
ネクタ9に接続する時はハウジング2のネジ山7は回転
しながらオスコネクタ9のネジ溝11に挿入され、さら
にコア部材1のルアーテーパ4は軸方向にスライドしな
がらコア部材1のルアーテーパ4とオスコネクタ9のル
アーテーパ10が密着するのでメスコネクタ1A(1
B、1D、1E)とオスコネクタ9の接続部は確実に固
定される。
1D、1E)はルアーテーパ4を形成したコア部材1と
ネジ山7を形成したハウジング2を接着することなく同
芯円上に挿入することにより組み立てているので、コア
部材1とハウジング2は相互に同芯円上で自在に回転で
き、軸方向には抜けない構造になっている。またオスコ
ネクタ9に接続する時はハウジング2のネジ山7は回転
しながらオスコネクタ9のネジ溝11に挿入され、さら
にコア部材1のルアーテーパ4は軸方向にスライドしな
がらコア部材1のルアーテーパ4とオスコネクタ9のル
アーテーパ10が密着するのでメスコネクタ1A(1
B、1D、1E)とオスコネクタ9の接続部は確実に固
定される。
【0012】したがって(a)使用時に流体誘導チュー
ブ3がねじれない。(b)またルアーテーパ4もねじれ
た状態で挿入されず、ストレートに密着しているため、
液漏れやエアー漏れが防止される。(c)二パーツ構造
になっているため、流体誘導チューブ3に負荷がかかっ
てもルアーテーパ4は常に密着している。(d)また血
液回路等の場合動脈側、静脈側を識別する際、二パーツ
だと接液する部品は未着色で、接液しない部品に着色す
ることができるので、従来の一パーツ部品のように着色
剤等が流体に溶け出す心配をしなくて良い。
ブ3がねじれない。(b)またルアーテーパ4もねじれ
た状態で挿入されず、ストレートに密着しているため、
液漏れやエアー漏れが防止される。(c)二パーツ構造
になっているため、流体誘導チューブ3に負荷がかかっ
てもルアーテーパ4は常に密着している。(d)また血
液回路等の場合動脈側、静脈側を識別する際、二パーツ
だと接液する部品は未着色で、接液しない部品に着色す
ることができるので、従来の一パーツ部品のように着色
剤等が流体に溶け出す心配をしなくて良い。
【図1】本発明のメスコネクタの断面図
【図2】図1のA−A’断面図
【図3】本発明の図1のメスコネクタをオスコネクタに
接続したところの使用例を示す断面図
接続したところの使用例を示す断面図
【図4】本発明のメスコネクタのその他の実施例を示す
断面図
断面図
【図5】本発明のメスコネクタのその他の実施例を示す
断面図
断面図
【図6】本発明のメスコネクタのその他の実施例を示す
断面図
断面図
1A、1B、1D、1E メスコネクタ 1 コア部材 2 ハウジング 3 流体誘導チューブ 4 ルアーテーパ 5、5A 凸部 6 翼 7 ネジ山 8、8A 凹部 9 オスコネクタ 10 ルアーテーパ 11 ネジ溝 12 凸部 13 凹部 14 内円筒 15 外円筒 16、16A 凸部 17、17A 凹部 18 凸部 19 凹部
Claims (4)
- 【請求項1】コア部材1とコア部材1の外周に装着され
たハウジング2から構成され、 前記コア部材1は内面にルアテーパ4を形成するととも
に外面に凸部5、5Aを形成し、 前記ハウジング2は外面にネジ山7を形成するとともに
内面に前記凸部5、5Aと対応する凹部8、8Aを形成
し、 前記ハウジング2の内面に前記コア部材1を接着固定す
ることなく挿入した、ことを特徴とするメスコネクタ1
A。 - 【請求項2】コア部材1とコア部材1の外周に装着され
たハウジング2から構成され、 前記コア部材1は内面にルアテーパ4を形成するととも
に外面に凹部13を形成し、 前記ハウジング2は外面にネジ山7を形成するとともに
内面に前記凹部13と対応する凸部12を形成し、 前記ハウジング2の内面に前記コア部材1を接着固定す
ることなく挿入した、ことを特徴とするメスコネクタ1
B。 - 【請求項3】コア部材1とコア部材1の外周に装着され
たハウジング2から構成され、 前記コア部材1は内面にルアテーパ4を形成するととも
に外面に凹部17、17Aを形成し、 前記ハウジング2は外面にネジ山7を形成するとともに
内面に前記凹部17、17Aと対応する凸部16、16
Aを形成し、 前記ハウジング2の内面に前記コア部材1を接着固定す
ることなく挿入した、ことを特徴とするメスコネクタ1
D。 - 【請求項4】コア部材1とコア部材1の外周に装着され
たハウジング2から構成され、 前記コア部材1は内面にルアテーパ4を形成するととも
に外面に凸部18を形成し、 前記ハウジング2は外面にネジ山7を形成するとともに
内面に前記凸部18と対応する凹部19を形成し、 前記ハウジング2の内面に前記コア部材1を接着固定す
ることなく挿入した、ことを特徴とするメスコネクタ1
E。
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1998
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