JP5147716B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
輸液、輸血、栄養投与等に用いる液体の流路接続を必要とする医療用具においては、薬液、血液、流動食等の液体を持続的、一時的に流す際、液体の流路(回路)の接続、脱離を必要に応じて行う必要がある。このとき、回路の途中に液体の流路同士を接続する接続具を取り付けることが知られている。このような接続具の代表的なものとしては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。
この接続具(コネクタ)は、オスコネクタ部と、メスコネクタ部と、オスロック部と、メスロック部とを有するものである。このような構成の接続具では、オスコネクタ部と、メスコネクタ部と、オスロック部と、メスロック部とが互いに連結または一体的に形成されている。
しかしながら、従来の(特許文献1に記載の)接続具では、接続具に接続される相手側のオスロック部やメスロック部の形状によっては、当該接続具と相手体とを接続するのが不可能となる場合があった。接続が不可能な場合、前記医療用具では、接続具と相手体との接続が可能となるように、これらのうちの一方を交換して、液体の流路を確保していた。
国際公開2006/068211号パンフレット
本発明の目的は、コネクタに接続される相手体に応じて、当該コネクタを接続可能に変更することができる汎用性に富んだコネクタを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、
オス側内腔部を有する管状のオスコネクタ部と、前記オス側内腔部と連通するメス側内腔部を有し、当該メス側内腔部に前記オスコネクタ部と同様の他のオスコネクタ部が接続可能な管状のメスコネクタ部とを有する第1の構造体と、
前記第1の構造体に装着可能な装着部と、前記第1の構造体に装着された装着状態で前記オスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して配置されるオスロック部と、前記装着状態で前記メスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して配置され、前記オスロック部と同様の他のオスロック部が連結可能なメスロック部とを有する第2の構造体とを備え、
前記装着部は、前記メスロック部近傍に設けられており、前記オスコネクタまたは前記メスコネクタ部が挿入され、その挿入されたコネクタ部と螺合または嵌合可能なリング状をなし、その中心軸が前記第2の構造体の長手方向と平行なリング状部で構成されており、
前記第1の構造体は、それを使用する際、前記第2の構造体を装着して使用されるかまたは前記第2の構造体を装着せずに使用されるかを選択し得るよう構成されていることを特徴とするコネクタである。
これにより、コネクタに接続される相手体に応じて、当該コネクタを接続可能に変更することができ、よって、汎用性に富んだコネクタとなる。
また、本発明のコネクタでは、前記第1の構造体は、該第1の構造体を使用する際のその相手体が前記他のオスコネクタ部と前記他のオスロック部とを有するものである場合には、前記第2の構造体を装着して使用されるのが好ましい。
これにより、コネクタを相手体に確実に接続することができる。
また、本発明のコネクタでは、前記メスコネクタ部の外周部には、ネジ部が形成されているのが好ましい。
これにより、他のオスコネクタ部がメスコネクタ部のネジ部と螺合可能なネジ部を有する場合には、これらのコネクタ部同士を確実に接続することができる
また、本発明のコネクタでは、前記オスロック部は、オス側係合部が設けられ、互いに接近・離間可能な一対の爪部と、該両爪部が互いに離間するように付勢する付勢部とを有しており、
前記メスロック部は、前記オスロック部と同様の他のオスロック部のオス側係合部と係合可能なメス側係合部と、該オスロック部の両爪部を互いに接近させるように操作可能な操作部とを有するのが好ましい。
これにより、メスロック部と他のオスロック部とを確実に接続することができ、また、その接続した状態を確実に解除することができる。
また、本発明のコネクタでは、前記各爪部は、それぞれ、前記装着状態で前記オスコネクタ部と同方向に突出したものであるのが好ましい。
これにより、メスロック部に他のオスロック部を接続する際、その接続操作を容易に行なうことができる。
また、本発明のコネクタでは、前記各爪部は、それぞれ、前記装着状態で前記オスコネクタ部と反対方向に突出したものであるのが好ましい。
これにより、メスロック部に他のオスロック部を接続する際、その接続操作を容易に行なうことができる。
また、本発明のコネクタでは、前記メスコネクタ部と前記オスコネクタ部とは、それらの中心線が互いに平行で、かつ、前記メスコネクタ部の開口部と前記オスコネクタ部の開口部とが互いに反対の方向を向くように配置されているのが好ましい。
これにより、例えば、コネクタと相手体とを接続した際、これらをほぼ直線的に配置することができる。
また、本発明のコネクタでは、前記メスコネクタ部と前記オスコネクタ部とは、それらの中心線が互いにほぼ直交するように配置されているのが好ましい。
これにより、コネクタ内を通過する液体の流れの方向を変えることができる。
上記目的を達成するために、本発明は、
オス側内腔部を有する管状のオスコネクタ部と、前記オス側内腔部と連通するメス側内腔部を有し、当該メス側内腔部に他のオスコネクタ部が接続可能な管状のメスコネクタ部とを有する第1の構造体と、
前記第1の構造体に装着可能な装着部と、前記第1の構造体に装着された装着状態で前記オスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して配置されるオスロック部と、前記装着状態で前記メスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して配置され、前記オスロック部と同様の他のオスロック部が連結可能なメスロック部とを有する第2の構造体とを備え、
前記装着部は、前記メスロック部近傍に設けられており、前記オスコネクタまたは前記メスコネクタ部が挿入され、その挿入されたコネクタ部と螺合または嵌合可能なリング状をなし、その中心軸が前記第2の構造体の長手方向と平行なリング状部で構成されており、
前記第1の構造体は、それを使用する際、前記第2の構造体を装着して使用されるかまたは前記第2の構造体を装着せずに使用されるかを選択し得るよう構成されていることを特徴とするコネクタである。
これにより、コネクタに接続される相手体に応じて、当該コネクタを接続可能に変更することができ、よって、汎用性に富んだコネクタとなる。
また、本発明のコネクタでは、前記第1の構造体は、該第1の構造体を使用する際のその相手体が前記他のオスコネクタ部を有するが前記他のオスロック部を有するものではない場合には、前記第2の構造体を装着せずに使用されるのが好ましい。
これにより、コネクタを相手体に確実に接続することができる。
また、本発明のコネクタでは、前記第1の構造体は、該第1の構造体に前記第2の構造体を一旦装着すると、該第2の構造体が取り外し不可能な構成となっているのが好ましい。
これにより、コネクタを使用しているとき、第1の構造体から第2の構造体が不本意に離脱するのを確実に防止することができる。
図1は、コネクタの第1実施形態(参考例)を示す分解斜視図である。 図2は、図1に示すコネクタを矢印A側から見た概略図である。 図3は、図1に示すコネクタを矢印B側から見た概略図である。 図4は、図1に示すコネクタの使用形態の一例を示す斜視図である。 図5は、図1に示すコネクタの使用形態の一例を示す斜視図である。 図6は、図4に示す使用形態のコネクタ(メスロック部)の接続過程を示す 部分縦断面図である。 図7は、図4に示す使用形態のコネクタ(メスロック部)の接続解除過程を 示す部分縦断面図である。 図8は、図1に示すコネクタが有する弁体の斜視図である。 図9は、図1に示すコネクタのメスコネクタ部の縦断面図である。 図10は、図4に示す使用形態のコネクタ(メスコネクタ部)の接続状態 を示す縦断面図である。 図11は、図5に示す使用形態のコネクタ(メスコネクタ部)の接続状態 を示す縦断面図である。 図12は、本発明のコネクタの第2実施形態を示す分解斜視図である。 図13は、コネクタの第3実施形態(参考例)を示す分解斜視図である。 図14は、本発明のコネクタの第4実施形態を示す分解斜視図である。 図15は、本発明のコネクタの第5実施形態を示す分解斜視図である。 図16は、コネクタの第6実施形態(参考例)を示す分解斜視図である。
以下、本発明のコネクタを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、コネクタの第1実施形態(参考例)を示す分解斜視図、図2は、図1に示すコネクタを矢印A側から見た概略図、図3は、図1に示すコネクタを矢印B側から見た概略図、図4および図5は、それぞれ、図1に示すコネクタの使用形態の一例を示す斜視図、図6は、図4に示す使用形態のコネクタ(メスロック部)の接続過程を示す部分縦断面図、図7は、図4に示す使用形態のコネクタ(メスロック部)の接続解除過程を示す部分縦断面図、図8は、図1に示すコネクタが有する弁体の斜視図、図9は、図1に示すコネクタのメスコネクタ部の縦断面図、図10は、図4に示す使用形態のコネクタ(メスコネクタ部)の接続状態を示す縦断面図、図11は、図5に示す使用形態のコネクタ(メスコネクタ部)の接続状態を示す縦断面図である。なお、以下では、説明の都合上、図1〜図5中(図12〜図14および図16も同様)の右上側を「基端」、左下側を「先端」と言い、図6および図7中の右側を「基端」、左側を「先端」と言い、図8〜図11(図15も同様)中の上側を「基端」、下側を「先端」と言う。
図1に示すコネクタ5Aは、例えば生体(患者)に輸液を注入(投与)する際に、当該輸液が通過する流路(例えば、チューブ)同士を接続するものである。なお、輸液には、例えば、薬液、補正用電解質液、生理食塩水等、生体に投与し得るあらゆる液が含まれる。このコネクタ5Aは、第1の構造体1Aと、第2の構造体2Aとを備えている。以下、各部の構成について説明する。
第1の構造体1Aは、オスコネクタ部6と、メスコネクタ部7Aと、弁体51とを有している。
まず、オスコネクタ部6について説明する。
図1〜図5に示すように、オスコネクタ部6は、中空のオスコネクタ部本体(柱状部)61と、オスコネクタ部本体61と連通する管状部62とを有している。
オスコネクタ部本体61は、外形形状がほぼ円柱状をなす部位である。
このオスコネクタ部6には、図1中(図4および図5も同様)下側に、外周部612の一部を欠損した一対の欠損部613が形成されている。各欠損部613は、それぞれ、平面状をなし、互いに平行に配置さている。
管状部62は、オスコネクタ部本体61の外周部612から先端方向に向かって突出して形成されている。すなわち、管状部62は、その中心軸がオスコネクタ部本体61の中心軸と直交して形成されたものである。この管状部62は、液体が通過する液体流路(オス側内腔部)621と、ルアーテーパ部622とを有している。
液体流路621は、オスコネクタ部本体61内に連通している。
ルアーテーパ部622は、オスコネクタ部6(管状部62)の開口部623側の外周部に、その外径が開口部623の方向に向かって漸減するように形成されている。
次に、メスコネクタ部7Aについて説明する。
メスコネクタ部7Aは、その形状が管状をなし、オスコネクタ部6と同様の構成の他のオスコネクタ部6が接続可能(嵌入可能)な部位である。ここで、「他のオスコネクタ部6」とは、例えば、図4では、コネクタ5A’が有するオスコネクタ部6のことであり、図5では、コネクタ5Bが有するオスコネクタ部6のことである。
図9〜図11に示すように、メスコネクタ部7Aは、メスコネクタ部本体72と、蓋部(キャップ)73とを備えている。
図9(図10および図11も同様)に示すメスコネクタ部本体72は、その先端部に、形状が有底筒状の弁体設置部721が形成されている。この弁体設置部721は、内部の基端側に第2の内腔部(メス側内腔部)723と、先端側に第2の内腔部723と連通する第3の内腔部(メス側内腔部)724とが形成されている。第2の内腔部723は、その内径が後述する蓋部73に形成された第1の内腔部(メス側内腔部)731より拡径しており、第3の内腔部724(内周面728)は、その内径が第2の内腔部723より縮径している。この第3の内腔部724の内径は、後述する弁体51の胴部55(外周面551)の最大外径より若干大きいのが好ましい。
また、メスコネクタ部本体72の底面722の中心部には、管状体で構成された内部突起725が設けられている。図10(図11も同様)に示すように、コネクタ5A’のオスコネクタ部6を第1の内腔部731(接続口732)に接続して、弁体51が押圧され始めたとき、この内部突起725により、弁体51の内部が支えられて、弁体51に座屈が生じる(弁体51がくの字状に折れる)のを防止することができる。また、液体がコネクタ5A内を通過するに際し、液体の滞留が生じるのを防ぐことができる。
また、この内部突起725は、その内腔がオスコネクタ部本体61の内部に形成され、液体が通過可能な流路611(オスコネクタ部本体61の中空部)に連通している。これにより、第2の内腔部723と第3の内腔部724とは、内部突起725を介して流路611に連通している。
また、弁体設置部721の外周面726の先端側には、基端側より拡径した段差部727が設けられている。
図9に示す蓋部73は、内部に弁体51を収納する空間(内腔部)を有し、メスコネクタ部本体72の基端側(弁体設置部721)に連結されるものである。
蓋部73の内部には、後述する弁体51の頭部50が挿入可能な第1の内腔部731と、第1の内腔部731に連通し、第1の内腔部731より拡径した嵌合部733とが形成されている。
第1の内腔部731は、その形状が弁体51の頭部50の外形に対応するよう形成されている。また、第1の内腔部731の基端側には、コネクタ5A’やコネクタ5Bのオスコネクタ部6を接続するための接続口(接続部)732が形成されており、その径は、第1の内腔部731の先端側の径より縮径している。
第1の内腔部731の内周面734には、軸方向に沿い、第1の内腔部731の径方向に突出した複数のリブ735が設けられている。コネクタ5A’やコネクタ5Bのオスコネクタ部6をコネクタ5A(接続口732)に接続したとき、このリブ735により、弁体51が支えられて、弁体51に座屈が生じる(弁体51が倒れる)のを防止することができる。また、リブ735の個数は、特に限定されず、例えば、2〜10個であるのが好ましく、4〜8つであるのがより好ましい。
嵌合部733の先端側には、弁体設置部721の段差部727と嵌合する段差部736が形成されており、その径は、嵌合部733の基端側の径より拡径している。また、段差部736の内径は、弁体設置部721の段差部727の外径とほぼ同等またはそれより若干小さいのが好ましい。これにより、蓋部73(段差部736)とメスコネクタ部本体72(段差部727)とが強固に嵌合(連結)する(液密に接する)ことができ、よって、コネクタ5Aの内部の液体が漏れるのを防止することができる。また、蓋部73とメスコネクタ部本体72とが連結した際、第1の内腔部731と第2の内腔部723とが連通し、第1の内腔部731、第2の内腔部723および第3の内腔部724で形成された空間に弁体51を設置(収納)することができる。
また、蓋部73(メスコネクタ部7A)の外周部には、雄ネジ部738が形成されている。
また、メスコネクタ部本体72と蓋部73との固定方法としては、嵌合に限定されず、例えば、かしめ、接着剤による接着、熱融着、超音波融着等の融着等であってもよい。
図1(図4および図5も同様)に示すように、メスコネクタ部7Aは、オスコネクタ部本体61(オスコネクタ部6)に対し、基端側に設けられている。すなわち、メスコネクタ部7Aは、その中心線がオスコネクタ部6の中心線と平行で、かつ、メスコネクタ部7Aの開口部71とオスコネクタ部6の開口部623とが互いに反対の方向を向くように配置されている。これにより、例えば、コネクタ5A、5A’同士を接続した際、これらのコネクタ5A、5A’同士をほぼ直線的に配置することができる。
図9〜図11に示すように、メスコネクタ部7A内には、弁体51が収納(固定)されている。
各弁体51は、弾性材料で構成されている。この弾性材料としては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、ヒドリンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムのような各種ゴム材料や、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマーが挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を混合して用いることができる。このような弾性材料を用いることにより、弁体51の頂面511に適度な弾性を得ることができ、よって、頂面511がコネクタ5A’やコネクタ5Bのオスコネクタ部6の開口部(端部)623に密着ことができる(図10、図11参照)。
図9に示すように、弁体51は、頭部50と、頭部50の先端側に設けられた(形成された)胴部55とを有している。
頭部50は、その形状が有底筒状をなしており、液体が通過可能な内腔部515と、平面状の頂面511(底部513)から内腔部515に到達するスリット512とが形成されている。このスリット512は、その形状がほぼ一文字状をなしている。スリット512の形状がこのように簡単な形状であることにより、より容易に(確実に)スリット512が開口する(開く)ことができる。また、頂面511が平面状をなしていることにより、頂面511(スリット512)を容易に消毒することができる。
図9に示すように、頂面511は、メスコネクタ部7Aの開口部71から露出している。また、この頂面511は、メスコネクタ部7Aの端面とほぼ同一平面上に位置している。
図8に示すように、頭部50は、その頂面511付近の外径が胴部55に向って(軸方向に向って)漸増するテーパ状をなすテーパ部56と、その先端に設けられた外径一定部57とを有している。
また、テーパ部56には、テーパ部56の一部を除去した切欠き部561が形成されている。すなわち、頭部50には、テーパ部56と外径一定部57とをまたぐように除去した切欠き部561が形成されている。
これにより、コネクタ5Aに接続(挿入)されているオスコネクタ部6を抜去したとき、弁体51(頭部50)が蓋部73の第1の内腔部731により容易に入り込むことができ、よって、より確実にスリット512が閉じることができる。
また、頭部50は、スリット512が閉じる際に押される、突出した2つの当接部52を備えている。これら2つの当接部52は、それぞれ、頭部50の頂面511付近に形成され、スリット512が閉じる方向(図8中、矢印方向)と反対方向に突出している。
このような当接部52により、頭部50が蓋部73の第1の内腔部731に挿入されているとき、第1の内腔部731の内周面734が当接部52を押圧するため、スリット512をより確実に閉じることができる(図9参照)。また、これにより、コネクタ5A内の液体の圧力(内圧)に対する耐圧性を向上させることができる。
以上のように構成された頭部50は、コネクタ5A’やコネクタ5Bのオスコネクタ部6が接続されていないとき、スリット512が閉じた状態で蓋部73の第1の内腔部731に挿入されている(図9参照)。
図8に示すように、胴部55は、蛇腹状をなした筒状体で構成されている。すなわち、胴部55は、外形において大径リング部552と小径リング部553とが軸方向に交互に配列された蛇腹状をなしている。このような胴部55は、弁体51をその先端側から基端側に向って(頭部50が蓋部73の第1の内腔部731に挿入される方向に)付勢する変形部(付勢手段)として機能している。
このように胴部55が変形部として機能していることにより、別途に付勢手段を構成するための部品をコネクタ5Aに設ける必要がなく、部品点数の減少、構造の簡素化に寄与することができる。
また、この胴部55は、弁体51がその先端側から基端側に向って復元する復元力の大半を担っているが、頭部50がその復元力の一部を担っいてもよい。
また、第1の構造体1A(弁体51を除く)の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアミド(例えば、ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン6・10、ナイロン12)のような各種樹脂が挙げられる。
図1に示すように、第2の構造体2Aは、オスロック部8Aと、メスロック部9Aと、装着部3Aとを有している。この第2の構造体2Aは、第1の構造体1Aに装着可能なものである。以下、第2の構造体2Aが第1の構造体1Aに装着された状態を「装着状態」と言う。
まず、オスロック部8Aについて説明する。
オスロック部8Aは、基部(オスロック部本体)81と、基部81から突出する突出部82と、突出部82に設けられた一対の爪部83Aと、各爪部83Aを付勢する付勢部84とを有している。
基部81は、その形状が長尺状をなしている。この基部81の先端側には、先端方向に突出した突出部82が形成されている。
突出部82の両側部には、それぞれ、爪部83Aが設けられている。
これらの爪部83Aは、それぞれ、装着状態で、オスコネクタ部6(管状部62)と反対方向、すなわち、基端方向に向かって突出している。これにより、オスロック部8Aは、全体として、幅が先端方向に向かって漸減したような形状となる(例えば、図6、図7参照)。よって、コネクタ5Aのオスロック部8Aを当該コネクタ5Aとは別のメスロック部9Aに挿入する際、その挿入操作を容易に行なうことができる。
また、両爪部83Aは、それぞれの端部831が互いに接近・離間する。
各爪部83Aの端部831には、当該端部831の一部を切欠いた(欠損させた)ようなオス側係合部832が設けられている。
付勢部84は、突出部82と各爪部83Aとの間に設けられている。この付勢部84は、両爪部83Aのそれぞれの端部831(オス側係合部832)が互いに離間するように各爪部83Aを付勢する。
このような構成のオスロック部8Aは、装着状態で、オスコネクタ部6と対応する(隣接した)位置にある(図4参照)。また、オスロック部8Aとオスコネクタ部6とは、それぞれ、同方向に向かって形成されている、すなわち、接続方向(突出方向)が互いに平行となっている。
次に、メスロック部9Aについて説明する。
図4に示すように、メスロック部9Aは、オスロック部8Aと同様の構成の他のオスロック部8Aが連結可能な部位である。ここで、「他のオスロック部8A」とは、例えば、コネクタ5A’が有するオスロック部8Aのことである(図4参照)。
メスロック部9Aは、基部81(オスロック部8A)に対し、基端側に設けられている。このメスロック部9Aは、全体形状としてほぼ管状をなしている。
図4、図6および図7に示すように、メスロック部9Aには、コネクタ5A’のオスロック部8Aの各オス側係合部832と係合可能なメス側係合部91と、接続されたコネクタ5A’のオスロック部8Aの各爪部83Aを操作可能な操作部93とが設けられている。
図6(図7も同様)に示すように、メス側係合部91は、メスロック部9Aの開口部94側の内周部が先端方向に向って漸減するように形成されている。図6(c)に示すように、メス側係合部91の端部911が、コネクタ5A’のオスロック部8Aのオス側係合部832に係合することにより、コネクタ5A(メスロック部9A)とコネクタ5A’(オスロック部8A)とがロック状態となる。
操作部93は、メス側係合部91に対して、先端側に設けられた小片で構成されている。この操作部93は、ロック状態のコネクタ5A’(オスロック部8A)の両爪部83Aの端部831を互いに接近させるように、各爪部83A操作(押圧)する。
また、操作部93は、その外面がメス側係合部91の外面とほぼ同一面上にあるように形成されている(図6参照)。これにより、操作部93に対して不本意に触れる(押圧する)のを防止することができる。すなわち、ロック状態を不本意に解除するのを防止することができる。
このような構成のメスロック部9Aは、装着状態で、メスコネクタ部7Aと対応する(隣接する)位置にある(図4参照)。また、メスロック部9Aとメスコネクタ部7Aとは、それぞれ、同方向に向かって形成されている、すなわち、接続方向(形成方向)が互いに平行となっている。
次に、装着部3Aについて説明する。
装着部3Aは、第1の構造体1Aが装着可能な部位である(図1および図4参照)。この装着部3Aは、オスロック部8Aの基部81の図1中上面に形成された凹部31と、同上面に突出形成された板片32で構成されている。
凹部31は、その横断面形状が円弧状をなす部位である。この凹部31には、装着状態で、第1の構造体2Aのオスコネクタ部本体61が嵌合する(図4参照)。
また、板片32は、オスロック部8Aの基部81に立設したものである。この板片32は、当該板片32を貫通する貫通孔321を有している。貫通孔321は、その内径が管状部62のオスコネクタ部本体61との根元付近の外径とほぼ同等に設定されている。図4に示すように、貫通孔321には、装着状態で、オスコネクタ部6の管状部62が嵌合する(挿通する)。
このように、装着部3Aでは、装着状態で、第1の構造体1Aが、オスコネクタ部本体61とオスコネクタ部6の管状部62との2箇所で固定されることとなる。これにより、コネクタ5Aでは、一旦装着状態とすると、第1の構造体1Aと第2の構造体2Aとを分離不可能、すなわち、第1の構造体1Aから第2の構造体2Aが取り外し不可能となっている。よって、コネクタ5Aを使用しているとき、すなわち、コネクタ5Aとコネクタ5A’とを接続しているとき、コネクタ5Aの第1の構造体1Aから第2の構造体2Aが不本意に離脱するのを確実に防止することができる。
また、凹部31の基端側には、第2の構造体2Aの長手方向に沿って、2本のガイドレール33、33が形成されている。コネクタ5Aを装着状態とする際、第1の構造体1Aのオスコネクタ部本体61の各欠損部613をそれぞれ各ガイドレール33に沿わせることができる。各欠損部613がそれぞれ各ガイドレール33の終端に至ると、オスコネクタ部本体61が凹部31に配置される。また、これとほぼ同時に、管状部62が板片32の孔321に嵌合する。このように、各ガイドレール33は、装着状態とする操作を補助する補助機能を有している。これにより、装着状態とする操作が円滑かつ容易となる。
また、第2の構造体2Aの凹部31は、第1の構造体1Aのオスコネクタ部本体61の底面とほぼ同様の曲面を有しており、装着状態となっても、第1の構造体1Aの管状部62を軸として、第2の構造体2Aが第1の構造体1Aの周囲を回転することが可能となっている。
また、第2の構造体2Aの構成材料としては、特に限定されないが、例えば、第1の構造体1Aについての説明で挙げたような構成材料を用いることができる。
次に、コネクタ5Aの使用方法について説明するが、その前に、コネクタ5Aに接続される相手体について説明する。相手体としては、前述したように、例えば、図4に示すコネクタ5A’や、図5に示すコネクタ5Bが挙げられる。
図4に示すように、コネクタ5A’は、コネクタ5Aと同様のオスコネクタ部6およびオスロック部8Aを有するものである。また、コネクタ5A’では、オスコネクタ部6とオスロック部8Aとの配置関係もコネクタ5Aと同様、すなわち、オスコネクタ部6とオスロック部8Aとが同方向に突出しており、互いに隣接している。
図5に示すように、コネクタ5Bは、コネクタ5Aと同様のオスロック部8Aを有してはいないが、コネクタ5Aと同様のオスコネクタ部6を有し、さらに、オスコネクタ部6の管状部62の外周側に配置されたルアーロック部材4とを有するものである。ルアーロック部材4は、有底筒状をなすものである。このルアーロック部材4の底部は、オスコネクタ部6の管状部62に対して回転可能に支持されている。また、ルアーロック部材4の内周面には、コネクタ5Aのメスコネクタ部7Aの雄ネジ部738と螺合可能な雌ネジ部41が形成されている。
さて、コネクタ5Aでは、第1の構造体1Aを使用する際、その相手体によって、第2の構造体2Aを装着して(装着状態で)使用する(図4に示す状態)かまたは第2の構造体2Aを装着せずに使用する(図5に示す状態)か、または、第2の構造体2Aを装着したものと装着しないものとの組み合わせて使用する(図示せず)かを選択することができる。
換言すれば、コネクタ5Aでは、当該コネクタ5Aの相手体として、コネクタ5A’である場合(以下、この場合を「第1の場合」と言う)には、第1の構造体1Aは、第2の構造体2Aを装着して(装着状態で)使用することができる。また、コネクタ5Aの相手体として、相手体としてコネクタ5Bである場合(以下、この場合を「第2の場合」と言う)には、第1の構造体1Aは、第2の構造体2Aを装着せずに(非装着状態で)使用することができる。また、既に他のコネクタやチューブと接続されているコネクタ5Aの相手体としてコネクタ5Bである場合(以下、この場合を「第3の場合」と言う)には、第1の構造体1Aは、第2の構造体2Aを装着して(装着状態で)使用することができる。
以下、各場合のそれぞれのコネクタ同士の接続過程(使用形態(使用方法))について説明する。
[1] 第1の場合
図4に示すように、コネクタ5Aは、装着状態となっている。図6(a)に示すように、この装着状態のコネクタ5Aとコネクタ5A’とが互いに離間した状態から、コネクタ5A’のオスロック部8Aをコネクタ5Aのメスロック部9Aに接近させる。
図6(b)に示すように、コネクタ5A’のオスロック部8Aがコネクタ5Aのメスロック部9A内に挿入されるのに伴って、コネクタ5Aのメス側係合部91がコネクタ5A’の付勢部84の付勢力に抗して、コネクタ5A’の爪部83Aを押圧する。
この状態から、コネクタ5A’のオスロック部8Aとコネクタ5Aのメスロック部9Aとをさらに接近させると、コネクタ5A’のオス側係合部832がコネクタ5Aのメス側係合部91に係合する、すなわち、コネクタ5A(メスロック部9A)とコネクタ5A’(オスロック部8A)とがロック状態となる(図6(c)参照)。
コネクタ5Aおよびコネクタ5A’のそれぞれの第2の構造体2Aは、それぞれの第1の構造体1Aの周囲を軸回転することができる。このことにより、コネクタ5Aまたはコネクタ5A’の使用(設置)する位置を変更する場合等で、第1の構造体1Aに対する第2の構造体2Aの位置を変更しなければならない場合(例えば、第1の構造体1Aの底面に位置する第2の構造体2Aを上面に位置するように変更する場合。)においても、接続されているチューブを捩ることなくそれぞれの第2の構造体2Aの位置を揃えて接続することができる。
また、コネクタ5Aとコネクタ5A’とがロック状態のときに、コネクタ5Aの第2の構造体2Aとコネクタ5A’の第2の構造体2Aとは、ロックされた状態で、コネクタ5Aの第1の構造体1Aとコネクタ5A’の第1の構造体1Aの周囲を軸回転することができる。このことにより、コネクタ5Aとコネクタ5A’とを接続した状態でその使用(設置)する位置を変更する場合等で、第1の構造体1Aに対する第2の構造体2Aの位置を変更しなければならない場合(例えば、第1の構造体1Aの底面に位置する第2の構造体2Aを上面に位置するように変更する場合。)においても、接続されているチューブを捩ることなく変更することができる。
また、図10に示すように、ロック状態のとき、コネクタ5A’のオスコネクタ部6の開口部623がコネクタ5Aの頭部50の頂面511を軸方向に押圧している。これにより、胴部55が軸方向に変形し(圧縮され)、頭部50が第1の内腔部731から移動して、第2の内腔部723に入り込む。頭部50は、それまで第1の内腔部731内で第1の内腔部731の内周面734に規制されていたが、第2の内腔部723に移動したことにより、頭部50の外周面の規制が解除または緩和され、その結果、軸方向の圧縮により、図10中の矢印方向に充分に拡径することができる、すなわち、充分に変形することができる。従って、スリット512が確実かつ充分に開く(開口する)ことができる。また、これにより、弁体51(スリット512)を介して、コネクタ5A’のオスコネクタ部6の液体流路621と、コネクタ5Aのメスコネクタ部7Bの内部突起725の内腔部(中空部)とが連通する、すなわち、流通可能に接続され、よって、例えば、輸液、輸血、栄養投与等の際、液体が円滑に通過することができる。
また、ロック状態のとき、弁体51の胴部55の付勢力に抗して、コネクタ5A’のオスコネクタ部6の開口部623が弁体51の頭部50を押圧するため、当該オスコネクタ部6の開口部623と頭部50(弁体51)の頂面511とが密着する(図10参照)。これにより、オスコネクタ部6とメスコネクタ部7Bとの接続の液密性を保持することができる、すなわち、これらを確実に液密に接続することができる。
また、コネクタ5A’とコネクタ5Aとのロック状態の解除は、コネクタ5Aの操作部93を操作することにより行われる。
換言すれば、図7(a)に示すロック状態から、図7(b)に示すように、コネクタ5Aの操作部93でコネクタ5A’の爪部83Aを押圧する。これにより、コネクタ5Aのメス側係合部91と、コネクタ5A’のオス側係合部832との係合が外れる(解除される)。
その後、図7(c)に示すように、コネクタ5A’を引くと、コネクタ5A’とコネクタ5Aとが互いに離間する。
[2] 第2の場合
第1の構造体1A(コネクタ5A)とコネクタ5Bとが互いに離間した状態から、コネクタ5Bのオスコネクタ部6(ルアーロック部材4)を第1の構造体1Aのメスコネクタ部7Aに接近させる。これに伴い、第1の構造体1Aのメスコネクタ部7Aの雄ネジ部738と、コネクタ5Bのルアーロック部材4の雌ネジ部41とが螺合することとなる(図11参照)。これにより、第1の構造体1Aとコネクタ5Bとがロック状態となる。
また、このロック状態では、前記第1の場合と同様に、第1の構造体1Aとコネクタ5Bとが液密に接続される(図11参照)。これにより、第1の構造体1Aおよびコネクタ5Bを介して、例えば、輸液、輸血、栄養投与等の際、液体が円滑に通過することができる。
また、第1の構造体1Aとコネクタ5Bとのロック状態の解除は、コネクタ5Bのルアーロック部材4を緩める(第1の構造体1Aのメスコネクタ部7Aとの螺合を解除する)ことにより行なわれる。
[3] 第3の場合
コネクタ5Aは、装着状態となっており、チューブ等と接続され、既に液等が流れるのが可能な状態となっている。以下、第2の場合と同様に、コネクタ5Aとコネクタ5Bとが互いに離間した状態から、コネクタ5Aとコネクタ5Bとをロック状態とすることができる。
以上述べたように、コネクタ5Aでは、当該コネクタ5Aに接続される相手体に応じて、コネクタ5Aを適宜変更する、すなわち、コネクタ5Aを装着状態または非装着状態で使い分けることができる。これにより、コネクタ5Aと相手体とを確実に接続することができ、よって、これらを介しての液体の往来が可能となる。
従って、コネクタ5Aは、それを使用する際の汎用性に富んだものとなっていると言うことができる。
なお、図2(図1も同様)に示すように、オスロック部8Aの突出部82には、その長手方向に沿って、溝85とリブ86とが形成されているのが好ましい。また、図3に示すように、メスロック部9Aの開口部94には、メスロック部9Aの長手方向に沿って、リブ95と溝96が形成されているのが好ましい。
溝85は、突出部82の図2中下側の面に凹没形成されている。リブ86は、突出部82の図2中上側の面に突出形成されている。
リブ95は、開口部94の図3中下側の面に突出形成されている。溝96は、開口部94の図3中上側の面に凹没形成されている。
前記第1の場合、コネクタ5Aとコネクタ5A’とを接続する際、コネクタ5Aのメスロック部9Aの溝96が、コネクタ5A’のオスロック部8Aのリブ86が入り込む(嵌合する)。また、これとともに、コネクタ5Aのメスロック部9Aのリブ95が、コネクタ5A’のオスロック部8Aの溝85が入り込む(嵌合する)。
このような接続が可能であることにより、コネクタ5Aのメスロック部9Aに対する、コネクタ5A’のオスロック部8Aの図4中の上下方向の向きを誤るのを防止することができる。
<第2実施形態>
図12は、本発明のコネクタの第2実施形態を示す分解斜視図である。
以下、この図を参照して本発明のコネクタの第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、装着部の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図12に示すコネクタ5Cの第1の構造体1Bは、オスコネクタ部本体61Aが、管状部62より拡径したものとなっている。
また、第2の構造体2Bは、第1の構造体1Bが装着される装着部(リング状部)3Bを有している。この装着部3Bは、メスロック部9A近傍に配置されている。また、装着部3Bは、その形状がリング状をなすものであり、内側は、メスルアーロックと係合可能なネジの形状となっており、その中心軸が第2の構造体2Bの長手方向と平行となっている。
このような構成のコネクタ5Cでは、装着状態で、第1の構造体1Bのメスコネクタ部7Aの外周部が、第2の構造体2Bの装着部3Bに嵌合する。これにより、第1の構造体1Bに第2の構造体2Bが確実に固定される。従って、コネクタ5Cは、一旦装着状態とすると、第1の構造体1Bと第2の構造体2Bとを分離不可能となっている。これにより、コネクタ5Bを装着状態で使用しているとき、第1の構造体1Bから第2の構造体2Bが不本意に離脱するのを確実に防止することができる。
また、言うまでもないが、コネクタ5Cは、非装着状態でも用いることができる。
<第3実施形態>
図13は、コネクタの第3実施形態(参考例)を示す分解斜視図である。
以下、この図を参照してコネクタの第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、メスコネクタ部およびメスロック部のそれぞれの形成数が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図13に示すコネクタ5Dの第1の構造体1Cは、メスコネクタ部7Aの他に、メスコネクタ部7Bをさらに有している。このメスコネクタ部7Bは、メスコネクタ部7Aと同様の構成であるため、その説明を省略する。
メスコネクタ部7Bは、メスコネクタ部7Aとは異なる方向に設けられている。すなわち、メスコネクタ部7Bは、その中心線がメスコネクタ部7A(オスコネクタ部6も同様)の中心線とほぼ直交するように設けられている。
このようなメスコネクタ部7Aおよび7Bが設けられていることにより、異なる2方向から液体をオスコネクタ部6へ送ることができたり、オスコネクタ部6からの液体を異なる2方向へ分岐させたりすることができる。
また、第1の構造体1Cは、オスコネクタ部6がメスコネクタ部7Aに対して着脱自在に構成されている。
すなわち、第1の構造体1Cでは、オスコネクタ部6の管状のオスコネクタ部本体61Bの外周部に雄ネジ部614が形成されており、メスコネクタ部7Aのメスコネクタ部本体72の外周側に雌ネジ部729が形成されている。雄ネジ部614と雌ネジ部729との螺合、その解除により、オスコネクタ部6をメスコネクタ部7Aに対して着脱することができる。
また、第2の構造体2Cは、メスロック部9Aの他に、メスロック部9Bをさらに有している。このメスロック部9Bは、メスロック部9Aと同様の構成であるため、その説明を省略する。
メスロック部9Bは、装着状態で、第1の構造体1Cのメスコネクタ部7Bと対応する位置に配置されている。すなわち、メスロック部9Bは、その中心線がメスロック部9A(オスロック部8Aも同様)の中心線とほぼ直交するように設けられている。
なお、メスコネクタ部およびメスロック部のそれぞれの形成数は、2つであるのに限定されず、例えば、3つ以上であってもよい。
<第4実施形態>
図14は、本発明のコネクタの第4実施形態を示す分解斜視図である。
以下、この図を参照して本発明のコネクタの第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、第2の構造体の形状が異なること以外は前記第2実施形態と同様である。
図14に示すコネクタ5Eの第2の構造体2Dは、筒状をなす装着部3Cと、装着部3Cの外周側に設けられたオスロック部8Bおよびメスロック部9Cとを有している。
装着部3Cには、装着状態で、第1の構造体1Bのメスコネクタ部7Aの外周部が嵌合する。
オスロック部8Bは、装着部3Cを介して対向配置された一対の爪部83B、83Bと、各爪部83Bを付勢する付勢部84Aとを有している。
各爪部83Bは、それぞれ、先端方向に向かって突出した、すなわち、装着状態でオスコネクタ部6と同方向に突出した板片で構成されている。
また、各爪部83Bには、その途中で厚さが急峻に変化した段差部が形成されている。この段差部は、メスロック部9Cと同様の構成の他のメスロック部9Cと係合するオス側係合部832として機能する部位である。
付勢部84Aは、装着部3Cと各爪部83Bとの間に位置し、これらを連結している。
このような構成のオスロック部8Bでは、付勢部84Aの付勢力に抗して爪部83B同士を接近させたり、接近した爪部83B同士が付勢部84Aによって離間したりする。
また、オスロック部8Bにより、コネクタ5Eは、装着状態で、他のメスロック部9Cを有する相手体と確実にロック状態となる。
また、オスロック部8Bは、装着状態で管状部62の外側を覆う、湾曲した板片状の一対のつば部87を有している。装着状態で各つば部87がそれぞれ管状部62の外側を覆うことより、接続操作等を行なう際、管状部62を直接指先等で触れるのを防止したり、管状部62を保護したりすることができる。
また、メスロック部9Cは、装着状態のコネクタ5Eと同様の他のコネクタ(図示せず)の各つば部87が挿入される管状のつば受け部97を有している。装着状態のコネクタ5Eと、前記コネクタ5Eと同様の他のコネクタとを接続するとき、コネクタ5Eのつば受け部97に沿って、前記他のコネクタのつば部87が挿入され、コネクタ5Eの向きを強制的に位置決めし、さらに進めて行くと、他のコネクタの管状部62がコネクタ5Eの開口部71に位置決めされるように挿入される。このことにより、接続するときの位置決めを容易に行なうことができる。
メスロック部9Cは、オスロック部8Bと同様の構成の他のオスロック部8Bが接続される部位である。このメスロック部9Cは、他のオスロック部8Bのオス側係合部832が係合するメス側係合部91を有している。
このようなメスロック部9Cにより、コネクタ5Eは、装着状態で、他のオスロック部8Bを有する相手体と確実にロック状態となる。
<第5実施形態>
図15は、本発明のコネクタの第5実施形態を示す分解斜視図である。
以下、この図を参照して本発明のコネクタの第5実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、装着部の構成が異なること以外は前記第4実施形態と同様である。
図15に示すコネクタ5Fの第1の構造体1Dには、オスコネクタ部6の外周部に雌ネジ部63が設けられている。
また、第2の構造体2Eの装着部3Dの内周部には、第1の構造体1Dの雌ネジ部63と螺合可能な雄ネジ部34が設けられている。
コネクタ5Fでは、雌ネジ部63と雄ネジ部34とが螺合することにより、確実に装着状態となる。
<第6実施形態>
図16は、コネクタの第6実施形態(参考例)を示す分解斜視図である。
以下、この図を参照してコネクタの第6実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、メスコネクタ部およびメスロック部がそれぞれ省略されていること以外は前記第4実施形態と同様である。
図16に示すコネクタ5Gの第1の構造体1Eでは、メスコネクタ部が省略されており、その代わりに、オスコネクタ部6の管状部62と連通する管状部62A(第2の管状部)が設けられている。管状部62Aは、ルアーテーパ部622を有し、オスコネクタ部本体61Aの先端方向に向かって、その外径が漸増し、さらに、段差部641、642を有している。段差部641、642は、主に軟質チューブ等を管状部62Aに挿入して用いる際に、軟質チューブ等の抜け止めのために設けられており、嵌合強度が十分な場合には、省略されていてもよい。
また、オスコネクタ部6のオスコネクタ部本体61Aには、フランジ部615が形成されている。
第2の構造体2Fでは、メスロック部が省略されている。
また、この第2の構造体2Fの装着部3Eは、第1の構造体1Eのフランジ部615に係合可能な一対の係合片35、35を有している。各係合片35は、互いに接近する方向へ(内側へ)傾倒している。また、各係合片35は、それぞれ、付勢部84Aに配置されている。
以上、本発明のコネクタを図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、コネクタを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明のコネクタは、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、本発明のコネクタに接続される相手体としては、前記第1実施形態で挙げたようなコネクタであるのに限定されず、例えば、輸液回路、輸血回路、人工肺回路、人工透析回路、腹膜透析回路、栄養回路等のコネクタ付きのチューブ類、またそれらと血管や腹膜内、鼻、腸等に留置されるカテーテル類、さらには、留置針、翼状針等の針類、プレフィルドシリンジ、シリンジ、輸液バッグの混注ポート等、医療用、食品用等を代表とする液体類の接続に係わるコネクタ等が挙げられる。
本発明のコネクタは、オス側内腔部を有する管状のオスコネクタ部と、前記オス側内腔部と連通するメス側内腔部を有し、当該メス側内腔部に前記オスコネクタ部と同様の他のオスコネクタ部が接続可能な管状のメスコネクタ部とを有する第1の構造体と、前記第1の構造体に装着可能な装着部と、前記第1の構造体に装着された装着状態で前記オスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して配置されるオスロック部と、前記装着状態で前記メスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して配置され、前記オスロック部と同様の他のオスロック部が連結可能なメスロック部とを有する第2の構造体とを備え、前記第1の構造体は、それを使用する際、前記第2の構造体を装着して使用されるかまたは前記第2の構造体を装着せずに使用されるかを選択し得るよう構成されている。そのため、コネクタに接続される相手体に応じて、当該コネクタを適宜変更する、すなわち、コネクタを、第1の構造体に第2の構造体を装着した状態と、第1の構造体に第2の構造体を装着しない状態とに、使い分けることができる。換言すれば、コネクタに接続される相手体に応じて、当該コネクタの使用形態を変更することができる。これにより、コネクタと相手体とを確実に接続することができ、よって、これらを介しての、例えば、輸液等のような液体の往来が可能となる。このように、コネクタは、それを使用する際の汎用性に富んだものとなっている。従って、本発明のコネクタは、産業上の利用可能性を有する。

Claims (11)

  1. オス側内腔部を有する管状のオスコネクタ部と、前記オス側内腔部と連通するメス側内腔部を有し、当該メス側内腔部に前記オスコネクタ部と同様の他のオスコネクタ部が接続可能な管状のメスコネクタ部とを有する第1の構造体と、
    前記第1の構造体に装着可能な装着部と、前記第1の構造体に装着された装着状態で前記オスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して配置されるオスロック部と、前記装着状態で前記メスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して配置され、前記オスロック部と同様の他のオスロック部が連結可能なメスロック部とを有する第2の構造体とを備え、
    前記装着部は、前記メスロック部近傍に設けられており、前記オスコネクタまたは前記メスコネクタ部が挿入され、その挿入されたコネクタ部と螺合または嵌合可能なリング状をなし、その中心軸が前記第2の構造体の長手方向と平行なリング状部で構成されており、
    前記第1の構造体は、それを使用する際、前記第2の構造体を装着して使用されるかまたは前記第2の構造体を装着せずに使用されるかを選択し得るよう構成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1の構造体は、該第1の構造体を使用する際のその相手体が前記他のオスコネクタ部と前記他のオスロック部とを有するものである場合には、前記第2の構造体を装着して使用される請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記メスコネクタ部の外周部には、ネジ部が形成されている請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記オスロック部は、オス側係合部が設けられ、互いに接近・離間可能な一対の爪部と、該両爪部が互いに離間するように付勢する付勢部とを有しており、
    前記メスロック部は、前記オスロック部と同様の他のオスロック部のオス側係合部と係合可能なメス側係合部と、該オスロック部の両爪部を互いに接近させるように操作可能な操作部とを有する請求項1ないし3のいずれかに記載のコネクタ。
  5. 前記各爪部は、それぞれ、前記装着状態で前記オスコネクタ部と同方向に突出したものである請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記各爪部は、それぞれ、前記装着状態で前記オスコネクタ部と反対方向に突出したものである請求項4に記載のコネクタ。
  7. 前記メスコネクタ部と前記オスコネクタ部とは、それらの中心線が互いに平行で、かつ、前記メスコネクタ部の開口部と前記オスコネクタ部の開口部とが互いに反対の方向を向くように配置されている請求項1ないし6のいずれかに記載のコネクタ。
  8. 前記メスコネクタ部と前記オスコネクタ部とは、それらの中心線が互いにほぼ直交するように配置されている請求項1ないし6のいずれかに記載のコネクタ。
  9. オス側内腔部を有する管状のオスコネクタ部と、前記オス側内腔部と連通するメス側内腔部を有し、当該メス側内腔部に他のオスコネクタ部が接続可能な管状のメスコネクタ部とを有する第1の構造体と、
    前記第1の構造体に装着可能な装着部と、前記第1の構造体に装着された装着状態で前記オスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して配置されるオスロック部と、前記装着状態で前記メスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して配置され、前記オスロック部と同様の他のオスロック部が連結可能なメスロック部とを有する第2の構造体とを備え、
    前記装着部は、前記メスロック部近傍に設けられており、前記オスコネクタまたは前記メスコネクタ部が挿入され、その挿入されたコネクタ部と螺合または嵌合可能なリング状をなし、その中心軸が前記第2の構造体の長手方向と平行なリング状部で構成されており、
    前記第1の構造体は、それを使用する際、前記第2の構造体を装着して使用されるかまたは前記第2の構造体を装着せずに使用されるかを選択し得るよう構成されていることを特徴とするコネクタ。
  10. 前記第1の構造体は、該第1の構造体を使用する際のその相手体が前記他のオスコネクタ部を有するが前記他のオスロック部を有するものではない場合には、前記第2の構造体を装着せずに使用される請求項1ないし9のいずれかに記載のコネクタ。
  11. 前記第1の構造体は、該第1の構造体に前記第2の構造体を一旦装着すると、該第2の構造体が取り外し不可能な構成となっている請求項1ないし10のいずれかに記載のコネクタ。
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