JP5265381B2 - 輸液チューブセット - Google Patents

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Description

本発明は、輸液チューブセットに関する。
輸液、輸血、栄養投与等に用いる液体の流路接続を必要とする医療用具においては、薬液、血液、流動食等の液体を持続的、一時的に流す際、液体の流路(回路)の接続、脱離を必要に応じて行う必要がある。このとき、回路の途中に液体の流路同士を接続する接続具を取り付けることが知られている。このような接続具の代表的なものとしては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。
この接続具(コネクタ)は、オスコネクタ部と、メスコネクタ部と、オスコネクタ部と隣接して設けられたオスロック部と、メスコネクタ部と隣接して設けられたスロック部とを有するものである。このような構成の接続具同士を接続した際、一方のオスコネクタ部と他方のメスコネクタ部とが接続され、一方のオスロック部と他方のメスロック部とが接続される(以下、この状態を「ロック状態(接続状態)」と言う)。また、ロック状態を解除するには、メスロック部に設けられた操作部を押圧操作することにより、それを行なうことができる。
しかしながら、従来の(特許文献1に記載の)接続具では、ロック状態でそれを使用しているときに、誤って操作部を押圧してしまう場合があった。この場合、ロック状態が不本意に解除されるおそれがあった。
国際公開2006/068211号パンフレット
本発明の目的は、接続状態の不本意な解除を確実に防止することができる輸液チューブセットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、
オス側内腔部を有するオスコネクタ部と、該オスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して設けられたオスロック部とを有する第1のコネクタと、
メス側内腔部を有し、該メス側内腔部に前記オスコネクタ部が接続可能なメスコネクタ部と、該メスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して設けられ、前記オスロック部と接続可能なメスロック部とを有する第2のコネクタとを備えるコネクタ組立体と、
前記第1のコネクタおよび/または前記第2のコネクタに接続されたチューブとを有し、
前記第1のコネクタおよび/または前記第2のコネクタには、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを接続して一旦接続状態とすると、該接続状態を解除できないようにする解除禁止手段が設けられており、
前記オスロック部は、互いに接近・離間する長尺な一対の爪部と、該両爪部の一端側に設けられ、他端側が互いに離間するように付勢する付勢部とを有しており、
前記メスロック部は、管状をなし、前記各爪部とそれぞれ係合可能な係合部を有し、前記メスロック部の前記係合部よりも先端側に、指が入らない程度の大きさであり、前記接続状態の前記オスロック部の一部または全部を視認するための開口部が形成されており、
前記解除禁止手段は、前記接続状態で、前記付勢部の付勢力に抗して、前記各爪部をそれぞれ押圧不可能とするものであり、
前記接続状態では、前記係合部の内側に前記各爪部が位置して、前記係合部により前記各爪部が隠され、
前記係合部が前記解除禁止手段を兼ね、
前記係合部が互いに接近する方向に押圧しても前記係合部の剛性により前記各爪部を押圧できず、前記接続状態が解除されず、
前記開口部から前記メスロック部内には指が入らず、前記開口部を介して前記各爪部を押圧できず、前記接続状態が解除されないよう構成されていることを特徴とする輸液チューブセットである。
これにより、接続状態の不本意な解除を確実に防止することができる。
また、オスロック部とメスロック部とを確実に接続することができる。
また、接続状態を解除する操作を確実に禁止することができ、よって、当該接続状態の不本意な解除をより確実に防止することができる。
また、解除禁止手段を係合部とは別に設けるのが省略され、よって、第2のコネクタの構造を簡単なものにすることができる。
また、接続状態となっているか否かを目視で確認することができる。
また、本発明の輸液チューブセットでは、前記メスロック部は、前記係合部の先端側に設けられたメスロック部本体と、該メスロック部本体と前記係合部とを連結する一対の連結部とを有し、
前記開口は、前記メスロック部本体と前記係合部との間に形成されているのが好ましい。
また、本発明の輸液チューブセットでは、前記第1のコネクタは、前記オスコネクタ部と連通し、管体が接続可能なオス側管体接続部を有するのが好ましい。
これにより、第1のコネクタに対する液体の流入・流出が可能となり、よって、コネクタ組立体を例えば輸液を行なう際に用いることができる。
また、本発明の輸液チューブセットでは、前記第2のコネクタは、前記メスコネクタ部と連通し、管体が接続可能なメス側管体接続部を有するのが好ましい。
これにより、第2のコネクタに対する液体の流入・流出が可能となり、よって、コネクタ組立体を例えば輸液を行なう際に用いることができる。
また、本発明の輸液チューブセットでは、前記第2のコネクタは、前記メス側内腔部に設けられ、前記接続状態となったときに前記オスコネクタ部と前記メスコネクタ部との接続の液密性を保持する、弾性材料で構成されたシール部材を有するのが好ましい。
これにより、接続状態でオスコネクタ部とメスコネクタ部との液密性が確実に維持され、よって、これらのコネクタ部間を液体が確実に通過することができる。
図1は、本発明のコネクタ組立体の斜視図(未接続状態を示す図)である。 図2は、本発明のコネクタ組立体の斜視図(接続状態を示す図)である。 図3は、図1(図2も同様)に示すコネクタ組立体の接続過程を示す部分縦断面図である。 図4は、図1に示すコネクタ組立体が備える弁体(シール部材)を示す斜視図である。 図5は、図1に示すコネクタ組立体の第2のコネクタのメスコネクタ部付近の縦断面図である。 図6は、図2に示すコネクタ組立体の第2のコネクタのメスコネクタ部付近の縦断面図である。 図7は、本発明の輸液チューブセットの概略図である。
以下、本発明の輸液チューブセットを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1および図2は、それぞれ、本発明のコネクタ組立体の斜視図(図1は未接続状態を示し、図2は接続状態を示す)、図3は、図1(図2も同様)に示すコネクタ組立体の接続過程を示す部分縦断面図、図4は、図1に示すコネクタ組立体が備える弁体(シール部材)を示す斜視図、図5は、図1に示すコネクタ組立体の第2のコネクタのメスコネクタ部付近の縦断面図、図6は、図2に示すコネクタ組立体の第2のコネクタのメスコネクタ部付近の縦断面図、図7は、本発明の輸液チューブセットの概略図である。なお、以下では、説明の都合上、図1および図2中の右上側を「基端」、左下側を「先端」と言い、図3中の右側を「基端」、左側を「先端」と言い、図4〜図7中の上側を「基端」、下側を「先端」と言う。
図7に示す輸液チューブセット(輸液セット)1は、生体(患者)に輸液を注入(投与)する装置(セット)である。
輸液には、例えば、薬液、補正用電解質液、生理食塩水等、生体に投与し得るあらゆる液が含まれる。
また、薬液中の薬剤の種類は、特に限定されず、例えば、鎮静薬、静脈麻酔薬、麻酔系鎮痛薬、局所麻酔薬、非脱分極性筋弛緩薬、昇圧薬、降圧薬、冠血管拡張薬、利尿薬、抗不整脈薬、気管支拡張薬、止血剤、ビタミン剤、抗生剤、脂肪乳剤等いかなるものでもよい。
図7に示すように、輸液チューブセット1は、輸液チューブ(チューブ組立体)4と、患者に対し輸液を投与する輸液投与部2と、輸液チューブ4と輸液投与部2とを接続するコネクタ組立体10とを備えている。以下、これらの各構成要素について順次説明する。
図1および図2に示すように、コネクタ組立体10は、コネクタ(第2のコネクタ)5Aとコネクタ(第1のコネクタ)5A’とで構成されている。コネクタ5Aは、メスコネクタ部7と、メスコネクタ部7と連通するチューブ接続部(メス側管体接続部)74と、メスコネクタ部7に設置された弁体(シール部材)51とメスロック部9と、を備えている。また、コネクタ5A’は、オスコネクタ部6と、オスコネクタ部6と連通するチューブ接続部(オス側管体接続部)63と、オスロック部8Aとを備えている。
まず、コネクタ5Aについて説明する。
メスコネクタ部7は、コネクタ5A’のオスコネクタ部6が接続可能な部位である。図5および図6に示すように、このメスコネクタ部7は、メスコネクタ部本体72と、蓋部(キャップ)73とを備えている。
メスコネクタ部本体72は、その先端部に、形状が有底筒状の弁体設置部721が形成されている。この弁体設置部721は、内部の基端側に第2の内腔部(メス側内腔部)723と、先端側に第2の内腔部723と連通する第3の内腔部(メス側内腔部)724とが形成されている。第2の内腔部723は、その内径が後述する蓋部73に形成された第1の内腔部(メス側内腔部)731より拡径しており、第3の内腔部724(内周面728)は、その内径が第2の内腔部723より縮径している。この第3の内腔部724の内径は、後述する弁体51の胴部55(外周面551)の最大外径より若干大きいのが好ましい。
また、メスコネクタ部本体72の底面722の中心部には、管状体で構成された内部突起725が設けられている。オスコネクタ部6を第1の内腔部731(接続口732)に接続して、弁体51が押圧され始めたとき、この内部突起725により、弁体51の内部が支えられて、弁体51に座屈が生じる(弁体51がくの字状に折れる)のを防止することができる(図6参照)。また、液体がコネクタ5A内を通過するに際し、液体の滞留が生じるのを防ぐことができる。
また、この内部突起725は、チューブ接続部74と連通している。これにより、第2の内腔部723と第3の内腔部724とは、内部突起725を介してチューブ接続部74に連通することとなる。
また、弁体設置部721の外周面726の先端側には、基端側より拡径した段差部727が設けられている。
図5(図6も同様)に示す蓋部73は、内部に弁体51を収納する空間(内腔部)を有し、メスコネクタ部本体72の基端側(弁体設置部721)に連結されるものである。
蓋部73の内部には、後述する弁体51の頭部50が挿入可能な第1の内腔部731と、第1の内腔部731に連通し、第1の内腔部731より拡径した嵌合部733とが形成されている。
第1の内腔部731は、その形状が弁体51の頭部50の外形に対応するよう形成されている。また、第1の内腔部731の基端側には、オスコネクタ部6を接続するための接続口(接続部)732が形成されており、その径は、第1の内腔部731の先端側の径より縮径している。
第1の内腔部731の内周面734には、軸方向に沿い、第1の内腔部731の径方向に突出した複数のリブ735が設けられている。オスコネクタ部6をコネクタ5A(接続口732)に接続したとき、このリブ735により、弁体51が支えられて、弁体51に座屈が生じる(弁体51が倒れる)のを防止することができる。また、リブ735の個数は、特に限定されず、例えば、2〜10個であるのが好ましく、4〜8つであるのがより好ましい。
嵌合部733の先端側には、弁体設置部721の段差部727と嵌合する段差部736が形成されており、その径は、嵌合部733の基端側の径より拡径している。また、段差部736の内径は、弁体設置部721の段差部727の外径とほぼ同等またはそれより若干小さいのが好ましい。これにより、蓋部73(段差部736)とメスコネクタ部本体72(段差部727)とが強固に嵌合(連結)する(液密に接する)ことができ、よって、コネクタ5Aの内部の液体が漏れるのを防止することができる。また、蓋部73とメスコネクタ部本体72とが連結した際、第1の内腔部731と第2の内腔部723とが連通し、第1の内腔部731、第2の内腔部723および第3の内腔部724で形成された空間に弁体51を設置(収納)することができる。
なお、メスコネクタ部本体72と蓋部73との固定方法としては、嵌合に限定されず、例えば、かしめ、接着剤による接着、熱融着、超音波融着等の融着等であってもよい。
前述したように、メスコネクタ部7内には、弁体51が収納(固定)されている。
弁体51は、弾性材料で構成されている。この弾性材料としては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、ヒドリンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムのような各種ゴム材料や、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマーが挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を混合して用いることができる。このような弾性材料を用いることにより、弁体51の頂面511に適度な弾性を得ることができ、よって、頂面511がオスコネクタ部6の開口部(端部)623に密着することができる(図6参照)。
図5に示すように、弁体51は、頭部50と、頭部50の先端側に設けられた(形成された)胴部55とを有している。
頭部50は、その形状が有底筒状をなしており、液体が通過可能な内腔部515と、平面状の頂面511(底部513)から内腔部515に到達するスリット512とが形成されている。このスリット512は、その形状がほぼ一文字状をなしている。スリット512の形状がこのように簡単であることにより、より容易に(確実に)スリット512が開口する(開く)ことができる。また、頂面511が平面状をなしていることにより、頂面511(スリット512)を容易に消毒することができる。
また、頂面511は、メスコネクタ部7の接続口732から露出している。また、この頂面511は、メスコネクタ部7の端面とほぼ同一平面上に位置している。
頭部50は、その頂面511付近の外径が胴部55に向って(軸方向に向って)漸増するテーパ状をなすテーパ部56と、その先端に設けられた外径一定部57とを有している。
また、テーパ部56には、テーパ部56の一部を除去した切欠き部561が形成されている。すなわち、頭部50には、テーパ部56と外径一定部57とをまたぐように除去した切欠き部561が形成されている。
また、頭部50は、スリット512が閉じる際に押される、突出した2つの当接部52を備えている。これら2つの当接部52は、それぞれ、頭部50の頂面511付近に形成され、スリット512が閉じる方向(図4中、矢印方向)と反対方向に突出している。
このような当接部52により、頭部50が蓋部73の第1の内腔部731に挿入されているとき、第1の内腔部731の内周面734が当接部52を押圧するため、スリット512をより確実に閉じることができる(図5参照)。また、これにより、コネクタ5A内の液体の圧力(内圧)に対する耐圧性を向上させることができる。
以上のように構成された頭部50は、オスコネクタ部6が接続されていないとき、スリット512が閉じた状態で蓋部73の第1の内腔部731に挿入されている(図5参照)。
図4に示すように、胴部55は、蛇腹状をなした筒状体で構成されている。すなわち、胴部55は、外形において大径リング部552と小径リング部553とが軸方向に交互に配列された蛇腹状をなしている。このような胴部55は、弁体51をその先端側から基端側に向って(頭部50が蓋部73の第1の内腔部731に挿入される方向に)付勢する変形部(付勢手段)として機能している。
このように胴部55が変形部として機能していることにより、別途に付勢手段を構成するための部品をコネクタ5Aに設ける必要がなく、部品点数の減少、構造の簡素化に寄与することができる。
また、この胴部55は、弁体51がその先端側から基端側に向って復元する復元力の大半を担っているが、頭部50がその復元力の一部を担っていてもよい。
また、胴部55(筒状体)において、その蛇腹状の箇所における凸部(大径リング部552)の個数は、3つまたは4つである。すなわち、その蛇腹状の箇所における凹部(小径リング部553)の個数は、4つまたは5つである。
図1に示すように、メスコネクタ部7のメスコネクタ部本体72には、管状をなすチューブ接続部74が先端方向に向かって突出形成されている。このチューブ接続部74は、チューブ(管体)24が接続される部位である(図7参照)。また、チューブ接続部74は、その先端部に、外径が先端方向に漸減したルアーテーパ部741が形成されている。
このような構成のチューブ接続部74に接続されたチューブ24を介して、液体を先端方向または基端方向に流通させることができる。
図1に示すように、メスロック部9は、メスコネクタ部7に隣接して設けられている。このメスロック部9は、コネクタ5A’のオスロック部8Aが接続される部位である。
メスロック部9は、中空の基部(メスロック部本体)95と、管状をなすメス側係合部(係合部)91と、基部95と係合部91とを連結する一対の連結部96とを有している。
基部95は、その全体形状が直方体をなすものである。
係合部91は、基部95の基端側に、基部95と同軸上に配置されている。このメス側係合部91は、その内径(横断面)の大きさが、オスロック部8Aが挿入される開口部(挿入口)94から基部95に向かって、すなわち、先端方向に向って漸減するように形成されている。図3(c)に示すように、メス側係合部91の端部911が、コネクタ5A’のオスロック部8Aの各オス側係合部832にそれぞれ係合することができる。
各連結部96は、板状をなす部位である。一方の連結部96は、基部95のメスコネクタ部7側の壁部と、係合部91のメスコネクタ部7側の壁部とを連結している。また、他方の連結部96は、基部95のメスコネクタ部7側と反対側の壁部と、係合部91のメスコネクタ部7側と反対側の壁部とを連結している。このように各連結部96がそれぞれ連結していることにより、基部95と係合部91との間に開口部(窓部)97が形成されることとなる。この開口部97は、当該開口部97に指が入らない程度の大きさにせって入れている。
このような構成のメスロック部9は、前述したように、メスコネクタ部7と対応する(隣接する)位置にある。また、メスロック部9とメスコネクタ部7とは、それぞれ、同じ方向に向かって形成されている、すなわち、接続方向(形成方向)が互いに平行となっている。
次に、コネクタ5A’について説明する。
図1に示すように、オスコネクタ部6は、中空のオスコネクタ部本体61と、管状部62とを有している。
管状部62は、オスコネクタ部本体61から先端方向に突出して形成されている。この管状部62は、液体が通過する液体流路(オス側内腔部)621と、ルアーテーパ部622とを有している。
液体流路621は、オスコネクタ部本体61内に連通している。
ルアーテーパ部622は、オスコネクタ部6の開口部623側の外周部に、その外径が開口部623の方向に向かって漸減するように形成されている。なお、ルアーテーパ部622は、管状部62の全長に渡って形成されていてもよいし、管状部62の一部に形成されていてもよい。
また、オスコネクタ部6のオスコネクタ部本体61には、管状をなすチューブ接続部65が先端方向に向かって突出形成されている。このチューブ接続部65は、チューブ(管体)41が接続される部位である(図7参照)。また、チューブ接続部65は、その先端部に、外径が先端歩行に漸減したルアーテーパ部651が形成されている。
このような構成のチューブ接続部74に接続されたチューブ41を介して、液体を先端方向または基端方向に流通させることができる。
図1に示すように、オスロック部8Aは、オスコネクタ部6と隣接して設けられている。このオスロック部8Aは、コネクタ5Aのメスロック部9が接続される部位である。
オスロック部8Aは、基部(オスロック部本体)81と、基部81から突出する突出部82と、突出部82に設けられた一対の爪部83A、83Aと、各爪部83Aを付勢する付勢部84とを有している。
基部81は、その形状が直方体をなしている。この基部81は、オスコネクタ部本体61に固着されている。
基部81の先端部には、先端方向に突出した突出部82が形成されている。この突出部82は、長尺状をなしている。
突出部82の両側部には、それぞれ、長尺状をなす爪部83Aおよび83Aが設けられている。両爪部83A、83Aは、それぞれの端部831が互いに接近・離間する。
各爪部83Aの端部831には、当該端部831の一部を切欠いた(欠損させた)ようなオス側係合部832が設けられている。
付勢部84は、突出部82と各爪部83Aとの間に設けられている。この付勢部84は、突出部82(各爪部83A)の先端側に位置し、両爪部83A、83Aのそれぞれの端部831(オス側係合部832)が互いに離間するように各爪部83Aを付勢する。
このような構成のオスロック部8Aは、前述したように、オスコネクタ部6と対応する(隣接した)位置にある(図1参照)。また、オスロック部8Aとオスコネクタ部6とは、それぞれ、同じ方向に向かって形成されている、すなわち、接続方向(突出方向)が互いに平行となっている。
また、コネクタ5Aおよび5A’(弁体51を除く)の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアミド(例えば、ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン6・10、ナイロン12)のような各種樹脂が挙げられる。
次に、コネクタ5Aとコネクタ5A’との接続過程(未接続状態から接続状態(ロック状態)まで)について説明する。
図1(図3(a))に示すように、コネクタ5Aとコネクタ5A’とが互いに離間した状態、すなわち、未接続状態から、コネクタ5A’のオスロック部8Aをコネクタ5Aのメスロック部9に接近させる。
図3(b)に示すように、コネクタ5A’のオスロック部8Aがコネクタ5Aのメスロック部9内に挿入されるのに伴って、コネクタ5Aのメス側係合部91がコネクタ5A’の付勢部84の付勢力に抗して、コネクタ5A’の爪部83Aを押圧する。
図3(b)に示す状態から、コネクタ5A’のオスロック部8Aとコネクタ5Aのメスロック部9とをさらに接近させると、コネクタ5A’のオス側係合部832がコネクタ5Aのメス側係合部91に係合する。これにより、コネクタ5A’のオスロック部8Aとコネクタ5Aのメスロック部9との接続が完了する(図3(c)参照)。
また、このとき、図6に示すように、コネクタ5A’のオスコネクタ部6の開口部623がコネクタ5Aの頭部50の頂面511を軸方向に押圧している。これにより、胴部55が軸方向に変形し(圧縮され)、頭部50が第1の内腔部731から移動して、第2の内腔部723に入り込む。頭部50は、それまで第1の内腔部731内で第1の内腔部731の内周面734に規制されていたが、第2の内腔部723に移動したことにより、頭部50の外周面の規制が解除または緩和され、その結果、軸方向の圧縮により、図9中の矢印方向に充分に拡径することができる、すなわち、充分に変形することができる。従って、スリット512が確実かつ充分に開く(開口する)ことができる。また、これにより、弁体51(スリット512)を介して、コネクタ5A’のオスコネクタ部6の液体流路621と、コネクタ5Aのメスコネクタ部7の内部突起725の内腔部(中空部)とが連通する、すなわち、流通可能に接続され、よって、例えば、輸液、輸血、栄養投与等の際、液体が円滑に通過することができる。
このように、コネクタ組立体10では、コネクタ5A’のオスロック部8Aとコネクタ5Aのメスロック部9とが接続され、かつ、コネクタ5A’のオスコネクタ部6とコネクタ5Aのメスコネクタ部7とが接続されることにより、接続状態となる。
さて、図2および図3(c)に示すように、接続状態のコネクタ組立体10では、各爪部83Aがそれぞれメスコネクタ部9(メス側係合部91)の内側に位置する。これにより、各爪部83Aがメスコネクタ部9でそれぞれ隠される(覆われる)こととなる。よって、各爪部83Aに対する指の進入が阻止され、当該爪部83Aをそれぞれ付勢部84の付勢力に抗して押圧することができない。
爪部83Aをそれぞれ押圧することができないと、コネクタ5Aのメス側係合部91に対するコネクタ5A’のオス側係合部832の係合を解除することができない。このように、コネクタ組立体10では、コネクタ5A、5A’同士を接続して一旦接続状態とすると、接続状態を解除できない。これにより、接続状態の不本意な解除を確実に防止することができる。
従って、メスコネクタ部9は、コネクタ5A、5A’同士の接続状態を解除できないようにする解除禁止手段としての機能を有すると言うことができる。
また、接続状態のコネクタ組立体10では、各爪部83Aの一部がメスコネクタ部の開口部97からそれぞれ露出している。しかしながら、開口部97は、前述したようにその大きさが指が入らない程度とされているため、当該開口部97を介して、各爪部83Aを押圧するのが不可能となる。
また、開口部97を介して、メスコネクタ部9に挿入された各爪部83A(オスロック部8A)の一部(または全部)、特にオス側係合部832を視認することができる。これにより、コネクタ5A’のオス側係合部832がコネクタ5Aのメス側係合部91に係合しているか否か、すなわち、接続状態となっているか否かを目視で確認することができる。
また、接続状態のとき、弁体51の胴部55の付勢力に抗して、コネクタ5A’のオスコネクタ部6の開口部623が弁体51の頭部50を押圧するため、当該オスコネクタ部6の開口部623と頭部50(弁体51)の頂面511とが密着する。これにより、オスコネクタ部6とメスコネクタ部7との接続の液密性を保持することができる、すなわち、これらを確実に液密に接続することができる。
図7に示すように、輸液投与部2は、患者の血管110に留置される留置針またはカテーテル(本実施形態では、留置針21)と、チューブ24とを有している。
留置針21(またはカテーテル)の構成材料としては、留置する部位によっては、翼付静注針など金属の針のものでもよいが、好ましくは可撓性を有する高分子材料、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂等が挙げられる。
チューブ24は、ワンタッチで止められるストップクランプ25を通した状態で、その一端部(基端部)がコネクタ5Aのチューブ接続部74に液密に接続されている。また、チューブ24の他端部(先端部)は、オスコネクタ部23に接続されている。オスコネクタ部23は、ルアーコネクタ、ルアーロックコネクタなど、留置針やカテーテルの出口ポート211と液密に接続され得るものであれば、特に限定されないが、ルアーロックコネクタが好ましい。
留置針21は、その基端部に、出口ポート211を有しており、この出口ポート211に、オスコネクタ部23が液密に接続されている。
輸液チューブ4は、可撓性(柔軟性)を有し、一方の端部(先端部)がコネクタ5A’のチューブ接続部65に接続され、輸液の流路を構成するチューブ41と、チューブ41の他方(本実施形態では、他方の端部(基端部))に設けられ、輸液が収納された輸液バッグ(輸液容器)(収納部)31側に接続される接続部として、鋭利な針先を有する瓶針451とを備えている。
チューブ41の構成材料としては、例えば、軟質ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン等、あるいはこれらを主とする材料が挙げられる。
また、チューブ41の途中には、輸液の流量を調節する流量調節手段として、スライド式のクレンメ(スライドクレンメ)46と、点滴筒44とが、それぞれ、設けられている。このスライドクレンメ46としては、特に限定されず、従来公知のものを用いることができるが、例えば、特開2004−49319号公報のようなものが挙げられる。
また、スライドクレンメ46は、ローラー型のクレンメなど、流量を調節できるものであれば、他のものでも構わない。
輸液バッグ31内には、所定の輸液が収納されており、瓶針451がこの輸液バッグ31の栓(ゴム栓)を穿通(穿刺)すると、瓶針451を介し、輸液バッグ31と輸液チューブ4とが接続され、輸液バッグ31から輸液チューブ4側へ輸液が供給され得る状態となる。
点滴筒44は、瓶針451の近傍に設置されている。この点滴筒44により、輸液の流量を目視で確認することができる。
また、逆流防止弁49が、コネクタ5A’と点滴筒44の間に設置されている。逆流防止弁49は、輸液バッグ31からコネクタ5A’の方向への一方向弁である。逆流防止弁49は、コネクタ5A’と点滴筒44の間であれば、どこに設置されても良いが、好ましくは、コネクタ5A’により近い所に設置される方が良い。
逆流防止弁49は、その内部に、図示しない一対の板状の開閉部材が形成された弁本体を有し、各開閉部材は、弾性力(復元力)により互いに密着し、これにより、逆流防止弁49内の流路は、閉塞している。輸液流が先端側から基端側に向いている場合には、その輸液により圧力が各開閉部材の外面にかかり、開閉部材同士を密着させるように作用する。このため、輸液は、先端側から基端側には流れない。
一方、輸液流が基端側から先端側に向いている場合には、その輸液により所定の圧力が各開閉部材の基端側(テーパ面)にかかり、その圧力により各開閉部材が離間する方向に変位し、逆流防止弁49内の流路が開通する。これにより、輸液は、基端側から先端側に流れる。
次に、輸液チューブセット1の作用(使用方法)について、図7を参照しつつ説明する。
輸液チューブ4を接続するにあたり、まず、輸液バッグ31に、例えば維持輸液剤を調剤する。
次に、この輸液の収納された輸液バッグ31の栓(ゴム栓)に輸液チューブ4の瓶針451を穿通(穿刺)する。これにより、瓶針451を介し、輸液バッグ31と輸液チューブ4とが接続され、輸液バッグ31から輸液チューブ4側へ輸液が供給され得る状態となる。
次に、輸液チューブ4の流路をプライミングする。
次に、患者の血管(例えば、末梢静脈等)110に留置された留置針21の出口ポート211とチューブ24を介して接続されたコネクタ5Aと、輸液チューブ4のコネクタ5A’とを接続する。これにより、コネクタ5A、5A’同士が接続状態となる。この接続状態は、前述したように、不本意に解除されるのが確実に防止されている。よって、輸液バッグ31から留置針21まで、輸液バッグ31内の輸液が確実に通過することができる。
次に、輸液チューブ4のスライドクレンメ46を操作し、輸液チューブ4の輸液の流量(投与速度)を維持輸液剤の指示流量(指示投与速度)に調節し、その輸液を投与する。
なお、前記輸液チューブセット1の使用方法は、一例であり、これに限定されるものではない。
以上、本発明の輸液チューブセットを図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、輸液チューブセットを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、解除禁止手段は、図示の構成では第2のコネクタに属するよう構成されたものであるが、これに限定されず、第1のコネクタに属するよう構成されたものであってもよいし、第1のコネクタおよび第2のコネクタにそれぞれ属するよう構成されたものであってもよい。
また、第1のコネクタは、図示の構成では一対のオスコネクタ部およびオスロック部を有するものであるが、これに限定されず、複数対のオスコネクタ部およびオスロック部を有するものであってもよい。
また、第1のコネクタは、第2のコネクタと同様の構成の、一対のメスコネクタ部およびメスロック部をさらに有するものであってもよい。
また、第2のコネクタは、図示の構成では一対のメスコネクタ部およびメスロック部を有するものであるが、これに限定されず、複数対のメスコネクタ部およびメスロック部を有するものであってもよい。
また、第2のコネクタは、第1のコネクタと同様の構成の、一対のオスコネクタ部およびオスロック部をさらに有するものであってもよい。
また、シール部材は、メスコネクタ部に設置されているのに限定されず、例えば、オスコネクタ部に設置されていてもよい。
また、第1のコネクタのオスコネクタ部と第2のコネクタのメスコネクタ部とは、ルアーロックするよう構成されていてもよい。
本発明の輸液チューブセットは、オス側内腔部を有するオスコネクタ部と、該オスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して設けられたオスロック部とを有する第1のコネクタと、
メス側内腔部を有し、該メス側内腔部に前記オスコネクタ部が接続可能なメスコネクタ部と、該メスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して設けられ、前記オスロック部と接続可能なメスロック部とを有する第2のコネクタとを備えるコネクタ組立体と、
前記第1のコネクタおよび/または前記第2のコネクタに接続されたチューブとを有し、
前記第1のコネクタおよび/または前記第2のコネクタには、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを接続して一旦接続状態とすると、該接続状態を解除できないようにする解除禁止手段が設けられており、
前記オスロック部は、互いに接近・離間する長尺な一対の爪部と、該両爪部の一端側に設けられ、他端側が互いに離間するように付勢する付勢部とを有しており、
前記メスロック部は、管状をなし、前記各爪部とそれぞれ係合可能な係合部を有し、前記メスロック部の前記係合部よりも先端側に、指が入らない程度の大きさであり、前記接続状態の前記オスロック部の一部または全部を視認するための開口部が形成されており、
前記解除禁止手段は、前記接続状態で、前記付勢部の付勢力に抗して、前記各爪部をそれぞれ押圧不可能とするものであり、
前記接続状態では、前記係合部の内側に前記各爪部が位置して、前記係合部により前記各爪部が隠され、
前記係合部が前記解除禁止手段を兼ね、
前記係合部が互いに接近する方向に押圧しても前記係合部の剛性により前記各爪部を押圧できず、前記接続状態が解除されず、
前記開口部から前記メスロック部内には指が入らず、前記開口部を介して前記各爪部を押圧できず、前記接続状態が解除されないよう構成されている。
そのため、解除禁止手段によって、接続状態を解除する操作が確実に防止される。これにより、接続状態の不本意な解除を確実に防止することができる。従って、本発明の輸液チューブセットは、産業上の利用可能性を有する。

Claims (5)

  1. オス側内腔部を有するオスコネクタ部と、該オスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して設けられたオスロック部とを有する第1のコネクタと、
    メス側内腔部を有し、該メス側内腔部に前記オスコネクタ部が接続可能なメスコネクタ部と、該メスコネクタ部と接続方向が互いに平行となるように隣接して設けられ、前記オスロック部と接続可能なメスロック部とを有する第2のコネクタとを備えるコネクタ組立体と、
    前記第1のコネクタおよび/または前記第2のコネクタに接続されたチューブとを有し、
    前記第1のコネクタおよび/または前記第2のコネクタには、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを接続して一旦接続状態とすると、該接続状態を解除できないようにする解除禁止手段が設けられており、
    前記オスロック部は、互いに接近・離間する長尺な一対の爪部と、該両爪部の一端側に設けられ、他端側が互いに離間するように付勢する付勢部とを有しており、
    前記メスロック部は、管状をなし、前記各爪部とそれぞれ係合可能な係合部を有し、前記メスロック部の前記係合部よりも先端側に、指が入らない程度の大きさであり、前記接続状態の前記オスロック部の一部または全部を視認するための開口部が形成されており、
    前記解除禁止手段は、前記接続状態で、前記付勢部の付勢力に抗して、前記各爪部をそれぞれ押圧不可能とするものであり、
    前記接続状態では、前記係合部の内側に前記各爪部が位置して、前記係合部により前記各爪部が隠され、
    前記係合部が前記解除禁止手段を兼ね、
    前記係合部が互いに接近する方向に押圧しても前記係合部の剛性により前記各爪部を押圧できず、前記接続状態が解除されず、
    前記開口部から前記メスロック部内には指が入らず、前記開口部を介して前記各爪部を押圧できず、前記接続状態が解除されないよう構成されていることを特徴とする輸液チューブセット
  2. 前記メスロック部は、前記係合部の先端側に設けられたメスロック部本体と、該メスロック部本体と前記係合部とを連結する一対の連結部とを有し、
    前記開口は、前記メスロック部本体と前記係合部との間に形成されている請求項1に記載の輸液チューブセット
  3. 前記第1のコネクタは、前記オスコネクタ部と連通し、管体が接続可能なオス側管体接続部を有する請求項1または2に記載の輸液チューブセット
  4. 前記第2のコネクタは、前記メスコネクタ部と連通し、管体が接続可能なメス側管体接続部を有する請求項1ないし3のいずれかに記載の輸液チューブセット
  5. 前記第2のコネクタは、前記メス側内腔部に設けられ、前記接続状態となったときに前記オスコネクタ部と前記メスコネクタ部との接続の液密性を保持する、弾性材料で構成されたシール部材を有する請求項1ないし4のいずれかに記載の輸液チューブセット
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