JPH042670Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042670Y2 JPH042670Y2 JP1986112093U JP11209386U JPH042670Y2 JP H042670 Y2 JPH042670 Y2 JP H042670Y2 JP 1986112093 U JP1986112093 U JP 1986112093U JP 11209386 U JP11209386 U JP 11209386U JP H042670 Y2 JPH042670 Y2 JP H042670Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner diameter
- diameter tube
- tube
- protrusion
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は血液回路の各種分岐チユーブや輸液、
輸血用チユーブ、栄養カテーテルチユーブその他
医療用流体誘導チユーブの端部に設けられている
メスコネクターの改良に関するものである。
輸血用チユーブ、栄養カテーテルチユーブその他
医療用流体誘導チユーブの端部に設けられている
メスコネクターの改良に関するものである。
（従来の技術）
前記した各種医療用流体誘導チユーブの端部に
は、メスコネクターが設けられ、他のチユーブや
機器類のオスコネクターと接続可能となつてい
る。これらメスコネクターの内面及びオスコネク
ターの外面には、それぞれ規定のルアーテーパが
形成されており、両コネクターをいわゆるテーパ
嵌合させることにより水密性や気密性を確保して
いるものである。
は、メスコネクターが設けられ、他のチユーブや
機器類のオスコネクターと接続可能となつてい
る。これらメスコネクターの内面及びオスコネク
ターの外面には、それぞれ規定のルアーテーパが
形成されており、両コネクターをいわゆるテーパ
嵌合させることにより水密性や気密性を確保して
いるものである。
ところで前記メスコネクターは通常、射出成形
によつてつくられているが、この成形方法は注入
する樹脂が乱れて内面が平滑面にならないことも
あり、安定した形状が得られないという問題があ
る。またこの射出成形法によると、ウエルドライ
ンという樹脂の合流部に微小な溝ができるため、
このメスコネクターにオスコネクターを接続した
とき、両者を完全に密着できず、液漏れやエアー
漏れを起す場合があつた。
によつてつくられているが、この成形方法は注入
する樹脂が乱れて内面が平滑面にならないことも
あり、安定した形状が得られないという問題があ
る。またこの射出成形法によると、ウエルドライ
ンという樹脂の合流部に微小な溝ができるため、
このメスコネクターにオスコネクターを接続した
とき、両者を完全に密着できず、液漏れやエアー
漏れを起す場合があつた。
本考案はこのような欠点を解決するために検討
の結果、提案されたものである。即ち、本考案は
射出成形品の品質にとらわれることなく、内部に
押出しチユーブを挿入することで、内面が平滑面
となり、オスコネクターとの密着性の良いメスコ
ネクターを提供するものである。
の結果、提案されたものである。即ち、本考案は
射出成形品の品質にとらわれることなく、内部に
押出しチユーブを挿入することで、内面が平滑面
となり、オスコネクターとの密着性の良いメスコ
ネクターを提供するものである。
（問題点を解決するための手段）
上記問題点を解決するための本考案の手段は、
可撓性の内径チユーブを内挿したコネクターロツ
ク部材と、該コネクターロツク部材に連結帯を介
して連結されたキヤツプを備え、 前記内径チユーブの後端部に前記流体誘導チユ
ーブを接続し、前記キヤツプには前記内径チユー
ブの先端部に挿入される突起部を形成すると共
に、 前記コネクターロツク部材の先端部に前記キヤ
ツプを被冠するための突出口部を形成し、該突出
口部の内面に、開口端に向かつて拡径するテーパ
を形成し、前記内径チユーブ外面との間に空隙を
生じさせ、 前記内径チユーブの先端部にテーパオスコネク
タを挿入したとき、該内径チユーブが拡径して前
記突出口部の内面テーパ部に密着するように構成
したことを特徴とする。
可撓性の内径チユーブを内挿したコネクターロツ
ク部材と、該コネクターロツク部材に連結帯を介
して連結されたキヤツプを備え、 前記内径チユーブの後端部に前記流体誘導チユ
ーブを接続し、前記キヤツプには前記内径チユー
ブの先端部に挿入される突起部を形成すると共
に、 前記コネクターロツク部材の先端部に前記キヤ
ツプを被冠するための突出口部を形成し、該突出
口部の内面に、開口端に向かつて拡径するテーパ
を形成し、前記内径チユーブ外面との間に空隙を
生じさせ、 前記内径チユーブの先端部にテーパオスコネク
タを挿入したとき、該内径チユーブが拡径して前
記突出口部の内面テーパ部に密着するように構成
したことを特徴とする。
（作用）
上記した手段によれば、図示しないテーパオス
コネクターを内径チユーブの先端部に挿入する
と、該内径チユーブの先端部が押し広げられ、ロ
ツク部材の突出口部の内面に形成されているテー
パ部に圧接される。前記内径チユーブは押し出し
成形で製作され、内面は平滑であるから、テーパ
オスコネクターと完全に密着し、液漏れ等を生じ
ることがない。
コネクターを内径チユーブの先端部に挿入する
と、該内径チユーブの先端部が押し広げられ、ロ
ツク部材の突出口部の内面に形成されているテー
パ部に圧接される。前記内径チユーブは押し出し
成形で製作され、内面は平滑であるから、テーパ
オスコネクターと完全に密着し、液漏れ等を生じ
ることがない。
（実施例）
第１図は本考案の実施例を示す断面図、第２図
は右側面図である。
は右側面図である。
図中１はコネクターロツク部材であり、その内
部には内径チユーブ２が挿入され、そのチユーブ
２の後端部には薬液、エアー等の流体誘導用の可
撓性チユーブ３が接続されている。
部には内径チユーブ２が挿入され、そのチユーブ
２の後端部には薬液、エアー等の流体誘導用の可
撓性チユーブ３が接続されている。
前記ロツク部材１の先端部には突出口部８が形
成され、該突出口部８の内面部には、例えば6/10
０のルアーテーパ４が形成されており、このため
前記内径チユーブ２の先端外面との間には、わず
かな空〓が生じている。
成され、該突出口部８の内面部には、例えば6/10
０のルアーテーパ４が形成されており、このため
前記内径チユーブ２の先端外面との間には、わず
かな空〓が生じている。
また図中５はリング状のキヤツプであり、連結
帯６により前記内径チユーブ２の後端外側部に固
定されている。このキヤツプ５の中心部には、前
記内径チユーブ２の内径と対応した外径の突起部
７が形成されている。
帯６により前記内径チユーブ２の後端外側部に固
定されている。このキヤツプ５の中心部には、前
記内径チユーブ２の内径と対応した外径の突起部
７が形成されている。
この突起部７の外径部にはロツク部材のルアー
テーパ部４に対応したルアーテーパを形成するよ
うにしてもよい。また該キヤツプ５は第１図の仮
想線で示すごとく、連結帯６をコネクターロツク
部材１に設けるようにしてもよい。
テーパ部４に対応したルアーテーパを形成するよ
うにしてもよい。また該キヤツプ５は第１図の仮
想線で示すごとく、連結帯６をコネクターロツク
部材１に設けるようにしてもよい。
本実施例では前記コネクターロツク部材１、内
径チユーブ２、及び誘導チユーブ３は塩化ビニル
製とし、キヤツプ５はポリプロピレン製としてい
る。この場合、前記内径チユーブ２は軟質もしく
は半硬質製にして先端部に弾性をもたせるのが好
ましい。
径チユーブ２、及び誘導チユーブ３は塩化ビニル
製とし、キヤツプ５はポリプロピレン製としてい
る。この場合、前記内径チユーブ２は軟質もしく
は半硬質製にして先端部に弾性をもたせるのが好
ましい。
なお、前記ロツク部材１及びキヤツプ５は射出
成形により製造され、内径チユーブ２及び誘導チ
ユーブ３は押し出し成形により製造される。
成形により製造され、内径チユーブ２及び誘導チ
ユーブ３は押し出し成形により製造される。
次に上記実施例の使用例を説明すると、まず未
使用時、コネクターロツク部材１の突出口部８に
はにキヤツプ５が被冠され、突起部７が内径チユ
ーブ４の内部に挿入されている。そして使用時に
はキヤツプ５をロツク部材１から外し、他のチユ
ーブ先端等に設けられているオスコネクター（図
示せず）を内径チユーブ２に挿入する。このオス
コネクターの外径部には、前記ロツク部材１のル
アーテーパ部４と同勾配のテーパが形成されてお
り、該テーパにより内径チユーブ２の先端部は押
し広げられ、前記ロツク部材１のルアーテーパ部
４に圧接される。これにより両コネクターは密着
状態で接続されることになる。
使用時、コネクターロツク部材１の突出口部８に
はにキヤツプ５が被冠され、突起部７が内径チユ
ーブ４の内部に挿入されている。そして使用時に
はキヤツプ５をロツク部材１から外し、他のチユ
ーブ先端等に設けられているオスコネクター（図
示せず）を内径チユーブ２に挿入する。このオス
コネクターの外径部には、前記ロツク部材１のル
アーテーパ部４と同勾配のテーパが形成されてお
り、該テーパにより内径チユーブ２の先端部は押
し広げられ、前記ロツク部材１のルアーテーパ部
４に圧接される。これにより両コネクターは密着
状態で接続されることになる。
（考案の効果）
以上説明した本考案によれば、コネクターロツ
ク部材を射出成形品で構成し、ウエルドライン等
の凹凸が形成されたとしても、テーパオスコネク
タは内径チユーブを介してコネクターロツク部材
の突出口部内面テーパ部に嵌合される。この場
合、内径チユーブは押し出し成形によるため、内
面は平滑であるから、オスコネクターとの密着性
が良好となり、液漏れやエアー漏れが防止され
る。
ク部材を射出成形品で構成し、ウエルドライン等
の凹凸が形成されたとしても、テーパオスコネク
タは内径チユーブを介してコネクターロツク部材
の突出口部内面テーパ部に嵌合される。この場
合、内径チユーブは押し出し成形によるため、内
面は平滑であるから、オスコネクターとの密着性
が良好となり、液漏れやエアー漏れが防止され
る。
また未使用時、コネクターロツク部の突出口部
にはキヤツプが被冠され、そのキヤツプの突起部
が内径チユーブの先端部に挿入されるため、流体
チユーブ内の気密性が保持され、内径チユーブの
形くずれが防止される。
にはキヤツプが被冠され、そのキヤツプの突起部
が内径チユーブの先端部に挿入されるため、流体
チユーブ内の気密性が保持され、内径チユーブの
形くずれが防止される。
さらに規格品であるテーパオスコネクタに応じ
た径の内径チユーブをコネクターロツク部に内挿
するだけで量産でき、流体誘導チユーブとの接続
も簡単である、等の効果が得られる。
た径の内径チユーブをコネクターロツク部に内挿
するだけで量産でき、流体誘導チユーブとの接続
も簡単である、等の効果が得られる。
第１図は本考案の一実施例を示す断面図、第２
図は同じく側面図である。 図中、１はコネクターロツク部、２は内径チユ
ーブ、３は流体誘導チユーブ、４はルアーテーパ
部、５はキヤツプ、６は連結帯である。
図は同じく側面図である。 図中、１はコネクターロツク部、２は内径チユ
ーブ、３は流体誘導チユーブ、４はルアーテーパ
部、５はキヤツプ、６は連結帯である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 流体誘導チユーブの端部に設けられるメスコネ
クターであつて、 可撓性の内径チユーブを内挿したコネクターロ
ツク部材と、該コネクターロツク部材に連結帯を
介して連結されたキヤツプを備え、 前記内径チユーブの後端部に前記流体誘導チユ
ーブを接続し、前記キヤツプには前記内径チユー
ブの先端部に挿入される突起部を形成すると共
に、 前記コネクターロツク部材の先端部に前記キヤ
ツプを被冠するための突出口部を形成し、該突出
口部の内面に、開口端に向かつて拡径するテーパ
を形成し、前記内径チユーブ外面との間に空隙を
生じさせ、 前記内径チユーブの先端部にテーパオスコネク
タを挿入したとき、該内径チユーブが拡径して前
記突出口部の内面テーパ部に密着するように構成
したことを特徴とする流体誘導チユーブのメスコ
ネクター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986112093U JPH042670Y2 (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986112093U JPH042670Y2 (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6318140U JPS6318140U (ja) | 1988-02-06 |
| JPH042670Y2 true JPH042670Y2 (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=30992637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986112093U Expired JPH042670Y2 (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH042670Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4064898B2 (ja) * | 2003-09-03 | 2008-03-19 | ポリエン・プロジェクト有限会社 | 流体管路用接続装置 |
| JP6047449B2 (ja) * | 2013-06-19 | 2016-12-21 | 川澄化学工業株式会社 | シャントキャップ |
| JP6565190B2 (ja) * | 2015-01-08 | 2019-08-28 | ニプロ株式会社 | 血液装置用キャップ及び血液装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS506013U (ja) * | 1973-05-18 | 1975-01-22 | ||
| JPS51134418A (en) * | 1975-05-16 | 1976-11-20 | Hitachi Ltd | A hose joint |
| JPS59139269A (ja) * | 1979-01-23 | 1984-08-10 | バクスター、インターナショナル、インコーポレイテッド | 医療用コネクタ− |
| JPS6137168A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-22 | 川澄化学工業株式会社 | 体液処理用回路及びその滅菌方法 |
-
1986
- 1986-07-23 JP JP1986112093U patent/JPH042670Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS506013U (ja) * | 1973-05-18 | 1975-01-22 | ||
| JPS51134418A (en) * | 1975-05-16 | 1976-11-20 | Hitachi Ltd | A hose joint |
| JPS59139269A (ja) * | 1979-01-23 | 1984-08-10 | バクスター、インターナショナル、インコーポレイテッド | 医療用コネクタ− |
| JPS6137168A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-22 | 川澄化学工業株式会社 | 体液処理用回路及びその滅菌方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6318140U (ja) | 1988-02-06 |
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