JPH1131380A - Cd−rの検査装置 - Google Patents

Cd−rの検査装置

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JPH1131380A
JPH1131380A JP19911897A JP19911897A JPH1131380A JP H1131380 A JPH1131380 A JP H1131380A JP 19911897 A JP19911897 A JP 19911897A JP 19911897 A JP19911897 A JP 19911897A JP H1131380 A JPH1131380 A JP H1131380A
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JP
Japan
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group
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JP19911897A
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English (en)
Inventor
Michiyuki Saito
満行 齋藤
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EKISUPAATO MAGNETICS KK
Original Assignee
EKISUPAATO MAGNETICS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抜き取り検査であるが、検査の種類の重要度
に応じて抜き取り率を調整し、ある程度の信頼度が得ら
れるCD−Rの検査装置を提供すること。 【解決手段】 第1群〜第3群の実機ドライブ11、12、
13と、検査検査に基づいて仕分ける手段とを具備し、第
1群〜第3群の実機ドライブ11、12、13を、被検査CD
−Rのプリグループという等間隔の案内溝2を利用して
トラッキング・サーボおよびフォーカシング・サーボを
動作させながら、ランダムアクセスして、第1群の実機
ドライブ11において、CD−Rの全数に対して、限られ
た狭い部分のトラックについて読み出し検査のみを行な
い、第2群の実機ドライブ12において、抜き取られたC
D−Rに対して、全域のトラックについて読み出し検査
のみを行を行ない、第3群の実機ドライブ13において、
極少数の抜き取られたCD−Rに対して、全域のトラッ
クについて書き込みおよび読み出し検査を行ない、上記
各検査結果にもとづき、ローダ機構8によって、検査済
みCD−Rを仕分けるように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、読み出し専用の
CD−Rの検査装置に関し、検査の種類の重要度に応じ
て抜き取り率を調整し、抜き取り検査であるが、ある程
度の信頼度が得られるように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】CD−Rは、1度だけデータを書き込め
るCD−ROMであり、データの保存などに使用される
一種の光ディスクである。このCD−Rの構造は、形状
がディスク(円盤)状であって、その内部構造は、レー
ザ光線が照射される側から、ポリカーボネイト層、有機
色素層、金メッキ層、保護膜層、印刷ラベル層という順
に積層されている。
【0003】そして、図3の斜視図に示すように、トラ
ック位置情報を発生するために、ポリカーボネイト層1
には、プリグループという等間隔の案内溝2が形成され
ており、このプリグループを利用して記録・再生時のト
ラッキングを行なっている。そして、この案内溝2は、
トラッキング・サーボが追従できない程度の高い周波数
成分で半径方向に規則的に僅かに蛇行(ウォブル:wobb
le)させられており、さらに、13.3msごとにアド
レスが成型されている。
【0004】この案内溝2の存在により、全周にわたっ
てアドレスが刻み込まれているので、未記録状態のディ
スクであっても、極めて安定した高速のランダムアクセ
スが可能になる。
【0005】ポリカーボネイト層側から有機色素層に対
してレーザ光線を照射すると、照射された部分の有機色
素が化学反応を起こして、光を反射させ難い物質に変化
するので、この現象を利用してデータ・ピットの記録が
行なわれる。すなわち、CD−Rは、化学変化を生じた
部分をピットとして、CD−ROMのピットと同じ意味
を持たせて、データをピットとして記録するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、CD−R
は、読み出し専用のディスクであって、1度でも情報を
書き込むと消去できないので、全数のCD−Rについ
て、情報の書き込みを伴う検査はできない。
【0007】そこで、この発明は、抜き取り検査である
が、検査の種類の重要度に応じて抜き取り率を調整し、
ある程度の信頼度が得られるCD−Rの検査装置を提供
するために考えられたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のCD−Rの検
査装置は、第1群〜第3群の実機ドライブ11、12、13
と、検査検査に基づいて仕分ける手段とを具備し、第1
群〜第3群の実機ドライブ11、12、13を、被検査CD−
Rのプリグループという等間隔の案内溝2を利用してト
ラッキング・サーボおよびフォーカシング・サーボを動
作させながら、ランダムアクセスして、第1群の実機ド
ライブ11において、CD−Rの全数に対して、限られた
狭い部分のトラックについて読み出し検査のみを行な
い、第2群の実機ドライブ12において、抜き取られたC
D−Rに対して、全域のトラックについて読み出し検査
のみを行を行ない、第3群の実機ドライブ13において、
極少数の抜き取られたCD−Rに対して、全域のトラッ
クについて書き込みおよび読み出し検査を行ない、上記
各検査結果に基づき、ローダ機構8によって、検査済み
CD−Rを仕分けるように構成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明のCD−Rの検査装置
は、図1に示すように、複数の実機ドライブ11、12、13
と、各実機ドライブ11、12、13ごとに接続された検査装
置21、22、23と、各検査装置21、22、23を制御して検査
結果を収集するコンピュータ3と、このコンピュータ3
に接続されたCRT表示器4およびキーボード5と、被
検査CD−Rを実機ドライブ11、12、13に装填したり取
り出したりするローダ機構8と、コンピュータ3および
操作パネル7に接続され、ローダ機構8を制御するシー
ケンス・コントローラ6とを具備している。
【0010】このCD−Rの検査装置の外観は、図2に
示すとおりであり、ローダ機構8によって、ライン・コ
ンベア9で搬送されてきた被検査CD−Rを実機ドライ
ブ11、12、13に装填させ、検査終了後にCD−Rを取り
出して、次の被検査CD−Rを装填させるように動作さ
せる。
【0011】複数の各実機ドライブ11、12、13は、フォ
ーカシング・サーボおよびトラッキング・サーボを作動
させて検査に使用するものであって、3つの群に分けら
れて3種類の検査を行なわせる。
【0012】第1群の実機ドライブ11は、CD−Rの全
数に対して、限られた狭い部分のトラックについて読み
出し検査のみを行なう非破壊の全数検査ドライブであ
り、第2群の実機ドライブ12は、抜き取られたCD−R
に対して、全域のトラックについて読み出し検査のみを
行なう非破壊の抜き取り検査ドライブであり、第3群の
実機ドライブ13は、極少数の抜き取られたCD−Rに対
して、全域のトラックについて書き込みおよび読み出し
検査を行なう破壊を伴う抜き取り検査ドライブである。
【0013】これら実機ドライブを使用して行なう3種
類の検査のうち、第1群の実機ドライブ11で行なう非破
壊の全数検査は、例えば10トラック毎に読み出し検査
を実施する。トラック相互の間隔は1.6μであるか
ら、この検査により、大きさが16μ以上の欠陥を検出
することができる。
【0014】第2群の実機ドライブ12で行なう非破壊の
抜取り検査は、全域のトラックについて読み出し検査を
行なうもので、大きさが1.6μ程度の欠陥を検出する
ことが可能である。しかし、全域のトラックについて読
み出しを行なうので、検査に要する時間が長くなるか
ら、抜取り検査にならざるを得ない。
【0015】第3群の実機ドライブ13で行なう破壊を伴
う抜取り検査は、所定の検査用信号で変調された書込用
レーザ光線を全域のトラックに照射して書き込みを行な
い、次いで、読出用レーザ光線を全域のトラックに照射
して読み出しを行なって、検査用信号が正しく書き込ま
れたか否かを検査するものである。この検査において
は、全域のトラックに対して書き込みおよび読み出しを
行なうから、検査に要する時間が著しく長くなり、か
つ、検査後のCD−Rは使用不可となるので、極少数の
抜取り検査にならざるを得ない。
【0016】このように、検査の種類の重要度に応じて
抜き取り率を調整して検査を行なうのである。この抜き
取り率は、コンピュータ3に設定した値に基づいて自動
的に調整される。
【0017】第1群および第2群の実機ドライブ11、12
を使用して行なう読み出しのみの非破壊の検査において
は、欠陥検査と、ウォブルの品質検査とを実施する。
【0018】欠陥検査においては、読み出し用の無変調
のレーザ光線を照射し、CD−Rの案内溝からの反射光
線を受光してトラック位置情報を得ながら、反射率を測
定し、各CD−Rごとの平均反射率を100%として、
一定の高いスライス・レベル以上および一定の低いスラ
イス・レベル以下の反射率を検出した場合には、欠陥が
存在するものと判断する。
【0019】ウォブル(wobble)の品質検査において
は、蛇行した案内溝に対して読み出し用の無変調のレー
ザ光線を照射し、この案内溝で反射させられた反射光線
を受光して、振幅検査、S/N比検査、クロストーク検
査などを行なう。
【0020】蛇行した案内溝に無変調のレーザ光線を照
射し、その反射光線を受光すると、反射光線の強度は、
蛇行した周波数成分で振幅変調されているので、この周
波数成分をフィルタで抽出して、その平均出力振幅を1
00%とし、一定のスライス・レベルを下回った振幅を
検出した場合には、案内溝のドロップアウト・エラーと
判断する。
【0021】トラック・ジャンプ時において、隣接する
案内溝の中間にレーザ光線を照射したとき、両案内溝か
らの反射光線によるウォブル信号が得られるが、このウ
ォブル信号は小さい方が良く、一定レベル以上のウォブ
ル信号を検出した場合には、クロストークが存在するも
のと判断する。
【0022】以上の何れの検査においても、トラッキン
グ・サーボ動作時におけるトラッキング・エラー信号の
変動を検査して、CD−Rの偏芯を測定し、フォーカシ
ング・サーボ動作時におけるフォーカシング・エラー信
号の変動を検査して、CD−Rの面振れを測定して、測
定値が標準値を超過した場合には、CD−Rの機械的特
性が劣っているものと判断する。
【0023】コンピュータ3に伝送されてきた各CD−
Rの検査結果データに基づいて、ローダ機構8を制御
し、各CD−Rを検査結果ごとに仕分けるのである。
【0024】
【発明の効果】以上の実施の形態に基づく説明から明ら
かなように、この発明のCD−Rの検査装置によると、
検査の種類の重要度に応じて抜き取り率を調整ながら自
動的に検査を行なうことができるので、抜き取り検査で
あるが、ある程度の信頼度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のCD−Rの検査装置のブロック図、
【図2】この発明のCD−Rの検査装置の外観を示す斜
視図、
【図3】CD−Rの記録・再生面を拡大して示した斜視
図である。
【0025】
【符号の説明】
1 CD−Rのポリカーボネイト層 2 案内溝 3 コンピュータ 4 CRT表示器 5 キーボード 6 シーケンス・コントローラ 7 操作パネル 8 ローダ機構 9 ライン・コンベア 11、12、13 実機ドライブ 21、22、23 検査装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1群〜第3群の実機ドライブと、検査
    検査に基づいて仕分ける手段とを具備し、 第1群〜第3群の実機ドライブを、被検査CD−Rのプ
    リグループという等間隔の案内溝を利用してトラッキン
    グ・サーボおよびフォーカシング・サーボを動作させな
    がら、ランダムアクセスして、 第1群の実機ドライブにおいて、CD−Rの全数に対し
    て、限られた狭い部分のトラックについて読み出し検査
    のみを行ない、 第2群の実機ドライブにおいて、抜き取られたCD−R
    に対して、全域のトラックについて読み出し検査のみを
    行を行ない、 第3群の実機ドライブにおいて、極少数の抜き取られた
    CD−Rに対して、全域のトラックについて書き込みお
    よび読み出し検査を行ない、 上記各検査結果に基づいて、検査済みCD−Rを仕分け
    ることを特徴とするCD−Rの検査装置。
  2. 【請求項2】 読み出し検査において、トラックの反射
    率の検出およびウォブル信号の検出を行なって良否を判
    断することを特徴とする請求項1に記載のCD−Rの検
    査装置。
JP19911897A 1997-07-10 1997-07-10 Cd−rの検査装置 Pending JPH1131380A (ja)

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JP19911897A JPH1131380A (ja) 1997-07-10 1997-07-10 Cd−rの検査装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003010764A1 (fr) * 2001-07-27 2003-02-06 Tdk Corporation Procede d'inspection d'un support d'enregistrement optique
CN102609340A (zh) * 2011-01-25 2012-07-25 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 测试数据整理系统及方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003010764A1 (fr) * 2001-07-27 2003-02-06 Tdk Corporation Procede d'inspection d'un support d'enregistrement optique
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