JPH11313485A - 電力変換器の主回路構造 - Google Patents

電力変換器の主回路構造

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JPH11313485A
JPH11313485A JP13440398A JP13440398A JPH11313485A JP H11313485 A JPH11313485 A JP H11313485A JP 13440398 A JP13440398 A JP 13440398A JP 13440398 A JP13440398 A JP 13440398A JP H11313485 A JPH11313485 A JP H11313485A
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conductor
capacitor
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terminal
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JP13440398A
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Satoru Ito
知 伊東
Kiyoshi Nakada
仲田  清
Asako Koyanagi
阿佐子 小柳
Akira Mishima
彰 三島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力変換器の主回路配線における半導体素子
を接続する導体と、直流電圧を平滑するコンデンサとの
間のインダクタンスを低減し、かつ、組立、保守時の取
扱いが簡単な構成を提供することにある。 【解決手段】 少なくとも2個の半導体素子1,2と、
直流電圧を平滑するコンデンサ16と、半導体素子の端
子とコンデンサの端子間を接続する平板形状の正側導体
および負側導体と、半導体素子の端子を交流側に接続す
る平板形状の交流側導体4から構成される電力変換器に
おいて、正側導体および負側導体をそれぞれ半導体素子
1,2部とコンデンサ16部に分割すると共に、分割し
たそれぞれの正側導体3と17および負側導体5と18
に細長い形状の端子部P,Nを形成し、電流の流れる経
路の長さが長い導体の端子部の幅を他の導体の幅より広
くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両用の電力
変換器など電力変換器一般の実装構造、特に電力変換器
の主回路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力変換器の配線は、細長い導体
バーや電線が使用されていた。このような構成では、配
線のインダクタンスが大きいため、半導体素子をオン、
オフした際の電流や電圧の跳ね上がりが大きい、という
問題がある。そのため、半導体素子を保護するため、大
きな容量のスナバ回路等を接続する必要があり、装置の
小型化の障害となっていた。ところで、配線のインダク
タンスを低減するには、電流の経路である導体をできる
だけ平たい形状とし、かつ往路と復路の導体をできるだ
け近接して設置する、いわゆる平行平板状にすれば良い
ことが知られている。これは、往路と復路が作る磁束の
変化が互いに相殺し、見かけ上磁束の変化が殆どなくな
るからである。このような原理を利用し、半導体素子の
スイッチング時に問題となる転流インダクタンスを低減
する技術が既にいくつか知られている。しかしながら、
これらの技術は、平行平板状の導体を半導体素子を接続
する導体に用いた場合でも、これら導体と直流電圧を平
滑するコンデンサとの間の接続部の構成には考慮がなさ
れてなく、この部分でインダクタンスが大きくなるため
に、結果として全体のインダクタンスがあまり低減され
ないことになる。例えば、特開平1−160373号公
報、特開平7−131981号公報、特開平6−327
266号公報に記載されている技術では、コンデンサを
接続する導体として従来構成と同様の細長い導体が使用
されており、この部分でのインダクタンスが大きく、半
導体素子間を接続する導体を平行平板状としても全体と
してあまりインダクタンスが低減されない。そのうえ、
平行平板状の構成とするために、高価な絶縁物や複雑な
絶縁方式を用いざるを得ず、全体としてさして性能は上
がらず、コストアップとなる場合がある。また、特開平
4ー133669号公報、特開平6−38507号公
報、特開平6ー225545号公報、特開平7−245
951号公報に記載されている技術は、半導体素子を接
続する平板状の導体にコンデンサも接続するようにした
ものである。これによりコンデンサ接続部分を含む主回
路配線のインダクタンス全体を低減することができる
が、半導体素子とコンデンサが必然的に一体となり、特
に容量の大きな装置の場合、全体の重量が大きくなり、
組立や保守等の場合の取扱いが困難になる。装置をコン
デンサ部と半導体素子部に分割できれば、取扱いが容易
となるが、上記のような構成では実現が困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、電力
変換器の主回路配線の半導体素子を接続する導体と、直
流電圧を平滑するコンデンサとの間のインダクタンスを
低減し、かつ、取扱いが簡単な電力変換器の主回路構造
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、半導体素子
の端子と直流電圧を平滑するコンデンサの端子間を接続
する平板形状の正側導体および負側導体をそれぞれ半導
体素子部とコンデンサ部に分割すると共に、分割したそ
れぞれの正側導体および負側導体に細長い形状の端子部
を形成し、電流の流れる経路の長さが長い導体の端子部
の幅を他の導体の幅より広くすることにより、解決され
る。ここで、コンデンサの端子と接続する正側導体およ
び負側導体にそれぞれ細長い形状の端子部を形成する。
また、交流側導体に細長い形状の端子部を形成し、この
端子部の幅を分割した正側導体および負側導体の端子部
の幅より狭くする。また、コンデンサ側の分割した正側
導体と負側導体の間隔を半導体素子側の分割した正側導
体と交流側導体または分割した負側導体と交流側導体の
間隔よりも小さくする。または、コンデンサ側の分割し
た正側導体と負側導体の間隔をこれらの間に挿入される
絶縁板の厚さと等しくする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す側
面図である。1はIGBT素子(正側)、2はIGBT
素子(負側)、3は半導体素子接続部の平板形状の正側
導体、4は同じく交流側導体、5は同じく負側導体、6
〜9はボルト、10〜13は端子スペーサである。ま
た、14、15は絶縁板である。16は直流電圧を平滑
するコンデンサ、17はコンデンサ接続部の正側導体、
18は同じく負側導体、19は同じく絶縁板、20、2
1はナットである。ここで、半導体素子接続部の正側導
体3と交流側導体4と負側導体5、コンデンサ接続部の
正側導体17と負側導体18はそれぞれ平行に配置す
る。IGBT素子1のコレクタ端子をPC、エミッタ端
子をPEと称する。同様にIGBT素子2のコレクタ端
子、エミッタ端子をそれぞれNC、NEと称する。ま
た、コンデンサ16の正側端子をCP、負側端子をCN
と称する。さらに、正側の導体3と17を接続する端子
をP、負側の導体5と18を接続する端子をNと称す
る。
【0006】図2は、本実施形態の正面図(但し、簡単
のためコンデンサ16等は省いている。)、図3は、同
じく上面図、図4は、本実施形態に対応する回路図であ
る。図4に示すように、本実施形態は、2レベルの電力
変換装置の1相分を示している。半導体素子接続部の正
側導体3はIGBT1の端子PCと端子Pを、コンデン
サ接続部の正側導体17は端子Pとコンデンサ16の端
子CPをそれぞれ接続する。半導体素子接続部の負側導
体5はIGBT2の端子NEと端子Nを、コンデンサ接
続部の負側導体18は端子Nとコンデンサ16の端子C
Nをそれぞれ接続する。半導体素子接続部の交流側導体
4は、IGBT1の端子PEとIGBT2の端子NCお
よび図示しない交流負荷を接続する。図示しない直流電
源の正極は導体3と17の少なくともいずれか一方に、
また、同じく負極は導体5と18の少なくともいずれか
一方に、それぞれ接続する。
【0007】図1〜図3において、便宜上、半導体素子
接続部においてはIGBT1および2に近い方の導体も
しくは絶縁板を下層、遠い方を上層と称することにす
る。同じく、コンデンサ接続部においてはコンデンサ1
6に近い方の導体もしくは絶縁板を下層、遠い方を上層
と称することにする。図1の半導体素子接続部におい
て、最下層に正側導体3を配し、正側導体3をボルト6
と端子スペーサ10を介してIGBT1の端子PCに接
続する。ボルト6と端子スペーサ10は、導体でできて
おり、端子PCと正側導体3を電気的に接続する一方、
機械的に支持する役目を果たす。絶縁支持棒24とボル
ト20は、この正側導体3とコンデンサ接続部の正側導
体17を電気的(P端子として)に接続すると共に、機
械的に支持する役目を果たす。正側導体3の上層に絶縁
板14を配置し、そのすぐ上層に交流側導体4を配置す
る。交流側導体4は、ボルト7および端子スペーサ11
を介してIGBT1の端子PEに、また、ボルト8と端
子スペーサ12を介してIGBT2の端子NCに、それ
ぞれ電気的に接続し、機械的に支持する。交流側導体4
より上層に、絶縁板15を配置する。そのすぐ上層に負
側導体5を配置し、負側導体5をボルト9と端子スペー
サ13を介してIGBT2の端子NEに接続する。ボル
ト9と端子スペーサ13は、導体でできており、端子N
Eと負側導体5を電気的に接続する一方、機械的に支持
する役目を果たす。絶縁支持棒25とボルト21は、こ
の負側導体5とコンデンサ接続部の負側導体18を電気
的(N端子として)に接続すると共に、機械的に支持す
る役目を果たす。ここでは、正側導体3と交流側導体4
の両者の間隔、交流側導体4と負側導体5の両者の間隔
は、いずれもボルト6、7、8の頭の高さよりも大き
い。これにより、交流側導体4、負側導体5にはボルト
6、7、8の頭を貫通させるための穴を開ける必要がな
い。
【0008】図2と同じ方向から見た正側導体3の形状
を図5に示す。正側導体3は、平板状の形状であり、図
面の下側にはボルト6を接続するための穴があいてい
る。また、絶縁指示棒24へのボルト20による接続用
に穴があいている。同様に、交流側導体4を図6に、負
側導体5を図7に、正側導体17を図8に、負側導体1
8を図9にそれぞれ示す。いずれも平行平板状の導体で
構成されているが、半導体素子部とコンデンサ部を接続
する正側導体3と17、負側導体5と18の接続部は、
細長い形状とする。このような構成にすることで、ボル
ト20と21により、本電力変換装置をコンデンサ部と
半導体素子部に分割することができ、取り扱いの便が向
上する。
【0009】一方で、正側導体3と17、負側5と18
の接続部は、それぞれ幅の狭い端子部となることが余儀
なくされる。一般に導体のインダクタンスは、狭くて長
いほど大きくなるから、このままではこの端子部分のイ
ンダクタンスが大きく、せっかく導体本体を平行平板状
にしてインダクタンスを低減した効果が弱まる。端子部
の幅を単純に広くすると、装置全体の幅が広がり、小型
化の障害になり、導体間の絶縁距離を十分とれなくな
る。また、絶縁支持棒24、25による支持を放棄すれ
ば、幅広の導体のままでの接続が可能であるが、振動な
どによる部品の破壊や騒音の発生が心配される。ここ
で、正導体の経路、即ち正側導体3と17の端子P部分
の長さと、負導体の経路、即ち負側導体5と18の端子
N部分の長さを比較すると、P端子部の導体の長さの方
が長い。そのため、P端子部の導体の長さによってこの
端子部分のインダクタンスが大きくなるが、経路の長い
P端子部の導体の幅WpをN端子部の導体の幅Wnより
も広く設定する。このように、P端子部の導体の幅Wp
を広くすることにより、このP端子部の導体によるイン
ダクタンスをN端子部の導体によるインダクタンス並み
に低減できる。また、交流側導体4には、図示しない負
荷が接続されるが、一般には負荷は高インダクタンスを
持っている。また、この部分のインダクタンスは、半導
体素子スイッチングの際の転流には関わらない。従っ
て、交流側導体4の端子部のインダクタンスを低減する
ことはあまり意味がないので、この部分の端子幅Wuを
ボルトの接続等に支障しない範囲で狭く設定する。この
ような構成とすることにより、装置の限られた幅の中
で、導体間の絶縁距離を確保した上で、転流に関連する
正側および負側導体のインダクタンスを全体として低減
することができる。
【0010】なお、絶縁板14、15、19の支持方法
は、説明を簡単にするため、図示していないが、当然の
ことながら、適当な支持材により支持される。また、必
要に応じて導体4、17、18なども他の支持物で支持
されても良い。また、IGBT1、2、コンデンサ1
6、支持棒24、25などは、特に図示していないが、
適当な台枠、基盤等に固定されるのは自明のことであ
る。また、絶縁板14は、正側導体3およびボルト6と
交流側導体4の間の絶縁を確保するために、絶縁板15
は、交流側導体4およびボルト7、8と負側導体5の間
のの絶縁を確保するために、また、絶縁板19は、負側
導体18およびボルト23と正側導体17の間の絶縁を
確保するためにそれぞれ設ける。勿論、これらの導体間
隔が十分に広い場合、あるいは電圧が低い場合など、絶
縁距離が十分にとれる場合には、これらを省略しても良
い。
【0011】図10は、本発明の他の実施形態を示す側
面図である。また、図11にその正面図を、図12にそ
の上面図をそれぞれ示す。また、図12〜図17に本実
施形態の正側導体3、交流側導体4、負側導体5、正側
導体17、負側導体18の形状をそれぞれ示す。本実施
形態は、正側導体17と負側導体18にフィルタコンデ
ンサ16の端子CPとCNを接続するための細長い形状
の端子部を設け、フィルタコンデンサ側正側導体17と
負側導体18の間隔を半導体素子側の正側導体3と交流
側導体4または交流側導体4と負側導体5の間隔より狭
く設定することに特徴がある。ここでは、絶縁板19を
はさんで密着させている。また、ここでも、電流経路長
の長い正側導体端子部の幅Wpを負側導体の幅Wnより
も広く設定する。本実施形態では、正側導体17と負側
導体18の間隔を狭め、かつ、正側導体端子部の幅Wp
を広く設定することにより、図1の実施形態に比べ、一
層インダクタンスを低減することができる。また、正側
導体17と負側導体18にコンデンサ16の端子を接続
するための細長い形状を形成することにより、コンデン
サ16の取付け、取外しが簡単になり、電力変換装置と
しての取り扱いの便が向上する。
【0012】図1および図10の実施形態の電力変換器
の構成、導体の順番、端子部の形状等はいずれも一例で
あり、本発明は、この一例のみに縛られるものではな
い。正側と負側の導体の端子部うち、経路長が長い方の
幅を大きくし、また、交流側導体の端子部の幅を狭く設
定するという基本ルールを適用すれば、どのような主回
路構成であっても、図1および図10の実施形態と同じ
効果を得ることができる。また、図1の実施形態は、2
レベル電力変換器の1相分に相当するが、同じような構
成を多レベルあるいは多相の電力変換装置に適用可能で
あるのは自明である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体素子の端子と直流電圧を平滑するコンデンサの端
子間を接続する各導体をそれぞれ半導体素子部とコンデ
ンサ部に分割すると共に、分割したそれぞれの導体に細
長い形状の端子部を形成し、また、コンデンサの端子と
接続する各導体にそれぞれ細長い形状の端子部を形成す
るので、電力変換装置をコンデンサ部と半導体素子部に
分割することが容易になり、また、電力変換装置からの
コンデンサの取付け、取外しが容易になり、取り扱いの
便を向上させることができる。その上、導体本体を平行
平板状にすると同時に、細長い形状を形成した各導体に
おいて、電流の流れる経路の長さが長い導体の端子部の
幅を他の導体の幅より広くすることにより、接続部のイ
ンダクタンスを極力抑制することができ、回路全体のイ
ンダクタンスの低減が可能になる。また、コンデンサ側
の分割した各導体の間隔を半導体素子側の分割した各導
体の間隔よりも小さく、または、コンデンサ側の分割し
た各導体間に挿入される絶縁板の厚さと等しくすること
により、回路全体のインダクタンスを一層低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す側面図
【図2】図1の実施形態の正面図
【図3】図1の実施形態の上面図
【図4】図1の実施形態に相当する回路図
【図5】図1の実施形態における半導体素子側の正側導
体の形状を示す図
【図6】図1の実施形態における半導体素子側の交流側
導体の形状を示す図
【図7】図1の実施形態における半導体素子側の負側導
体の形状を示す図
【図8】図1の実施形態におけるコンデンサ側の正側導
体の形状を示す図
【図9】図1の実施形態におけるコンデンサ側の負側導
体の形状を示す図
【図10】本発明の他の実施形態を示す側面図
【図11】図10の実施形態の正面図
【図12】図10の実施形態の上面図
【図13】図10の実施形態における半導体素子側の正
側導体の形状を示す図
【図14】図10の実施形態における半導体素子側の交
流側導体の形状を示す図
【図15】図10の実施形態における半導体素子側の負
側導体の形状を示す図
【図16】図10の実施形態におけるコンデンサ側の正
側導体の形状を示す図
【図17】図10の実施形態におけるコンデンサ側の負
側導体の形状を示す図
【符号の説明】
1〜2…IGBT素子、3…半導体素子接続部の正側導
体、4…半導体素子接続部の交流側導体、5…半導体素
子接続部の負側導体、6〜9…ボルト、10〜13…端
子スペーサ、14〜15…絶縁板、16…コンデンサ、
17…コンデンサ接続部の正側導体、18…コンデンサ
接続部の負側導体、19…絶縁板、20〜21…ボル
ト、22〜23…ナット、24〜25…絶縁支持棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三島 彰 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2個の半導体素子と、直流電
    圧を平滑するコンデンサと、前記半導体素子の端子と前
    記コンデンサの端子間を接続する平板形状の正側導体お
    よび負側導体と、前記半導体素子の端子を交流側に接続
    する平板形状の交流側導体から構成される電力変換器に
    おいて、前記正側導体および前記負側導体をそれぞれ前
    記半導体素子部と前記コンデンサ部に分割すると共に、
    分割したそれぞれの正側導体および負側導体に細長い形
    状の端子部を形成し、電流の流れる経路の長さが長い導
    体の端子部の幅を他の導体の幅より広くすることを特徴
    とする電力変換器の主回路構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記コンデンサの端
    子と接続する前記正側導体および前記負側導体にそれぞ
    れ細長い形状の端子部を形成することを特徴とする電力
    変換器の主回路構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    交流側導体に細長い形状の端子部を形成し、前記端子部
    の幅を前記分割した正側導体および負側導体の端子部の
    幅より狭くすることを特徴とする電力変換器の主回路構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかにおい
    て、前記コンデンサ側の分割した正側導体と負側導体の
    間隔を半導体素子側の分割した正側導体と交流側導体ま
    たは分割した負側導体と交流側導体の間隔よりも小さく
    することを特徴とする電力変換器の主回路構造。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかにおい
    て、前記コンデンサ側の分割した正側導体と負側導体の
    間隔をこれらの間に挿入される絶縁板の厚さと等しくす
    ることを特徴とする電力変換器の主回路構造。
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