JPH1131338A - 光記録媒体の製造方法 - Google Patents

光記録媒体の製造方法

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JPH1131338A
JPH1131338A JP18541997A JP18541997A JPH1131338A JP H1131338 A JPH1131338 A JP H1131338A JP 18541997 A JP18541997 A JP 18541997A JP 18541997 A JP18541997 A JP 18541997A JP H1131338 A JPH1131338 A JP H1131338A
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JP
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substrate
plate material
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light
optical recording
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JP18541997A
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Kokichi Obinata
好吉 小日向
Tetsuhiro Sakamoto
哲洋 坂本
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内周側の所定の位置から外周側に径方向に均
等な厚さの光透過層を形成し、記録及び/又は再生特性
の良好な光記録媒体を製造する。 【解決手段】 基板7の一主面に平面円環状に光透過性
の紫外線硬化型樹脂8を供給し、この上に板材9を載置
し、円環状の紫外線硬化型樹脂8と基板7及び板材9に
囲まれた基板7内周側の空間13内の気圧を低下させな
がら、これら基板7及び板材9を面内方向に回転させ
て、紫外線硬化型樹脂8を面内方向に延伸させる。な
お、上記板材9の基板7への対向面9aの中心線平均粗
さを1nm以下とすることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板の一主面側に
光透過層が形成されてなり、この光透過層側から光が照
射されて情報の記録及び/又は再生が行われる光記録媒
体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報記録の分野においては光学情
報記録方式に関する研究が各所で進められている。この
光学情報記録方式は、非接触で記録・再生が行えるこ
と、磁気記録方式に比べて一桁以上も高い記録密度が達
成できること、再生専用型,追記型,書換可能型のそれ
ぞれのメモリー形態に対応できる等の数々の利点を有
し、安価な大容量ファイルの実現を可能とする方式とし
て産業用から民生用まで幅広い用途の考えられているも
のである。
【0003】ところで、上記のような光学情報記録方式
に対応する光記録媒体を高記録容量化する方法として、
光学ピックアップの対物レンズの開口数を大きくして再
生光のスポット径を小さくし、これに合わせて記録を行
うことで、高記録密度化する方法が提案されている。
【0004】このように対物レンズの開口数を大きくす
ると、再生光が照射されてこれが透過する透明基板の厚
さを薄くする必要がある。これは、光学ピックアップの
光軸に対してディスク面が垂直からズレる角度(チルト
角)の許容量が小さくなるためであり、このチルト角が
基板の厚さによる収差の影響を受け易いためである。従
って基板の厚さを薄くしてチルト角に対する収差の影響
をなるべく小さくするようにしている。
【0005】しかしながら、今後、さらなる高記録密度
化が要求されるものと思われ、対物レンズのさらなる大
開口数化が求められ、これに対応するべく基板のさらな
る薄型化が必要となってくるものと思われる。そこで、
例えば基板の一主面上に光を透過する薄膜である光透過
層を設けるようにし、光透過層側から再生光を照射して
記録層の情報を再生するような光記録媒体が提案されて
いる。このようにすれば、光透過層を薄型化していくこ
とで対物レンズのさらなる大開口数化に対応可能であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な光記録媒体を製造するに際しては、基板の一主面側に
光透過性の紫外線硬化型樹脂を供給し、基板を面内方向
に回転させて紫外線硬化型樹脂を基板の面内方向に延伸
し(いわゆるスピンコート法)、当該紫外線硬化型樹脂
に紫外線を照射してこれを硬化させて光透過層を形成す
るようにしている。
【0007】ところが、上述のようにして紫外線硬化型
樹脂の塗布を行うと、紫外線硬化型樹脂の塗布厚を一定
とすることが困難である。基板の半径と各半径における
塗布厚は、例えば、図7に示すように、基板の外周側に
向かうにしたがって塗布厚が厚くなる傾向にある。な
お、図7中横軸は基板の半径を示し、縦軸は塗布厚を示
す。
【0008】そこで、第1の基板上に紫外線硬化型樹脂
を供給した後、この上に第2の基板を載せ、2枚の基板
により紫外線硬化型樹脂を挟み込んだ状態で、これら基
板を面内方向に回転させて紫外線硬化型樹脂を基板の面
内方向に延伸することも考えられるが、内周側の紫外線
硬化型樹脂が遠心力により外周方向へと移動してしま
い、図8に示すように、第1の基板51と第2の基板5
2(ただし、図8(A)においては第2の基板52の図
示を省略する。)に挟まれた紫外線硬化型樹脂53の内
周側における端縁53aの図中Oで示す回転中心からの
距離が周方向において均一ではなく、内周側において紫
外線硬化型樹脂53の形状不良が生じ、図中Oで示す回
転中心から所望の距離を有する所定の位置よりも外周側
に均等に紫外線硬化型樹脂を塗布することができない。
すなわち、所定の位置よりも外周側に径方向に均等な厚
さの光透過層を形成することは難しい。上記のような光
透過層側から光を照射する光記録媒体においてはこの光
透過層の厚さが記録及び/又は再生特性に大きく影響す
るため、径方向に均等な厚さの光透過層を形成するのは
重要な課題である。
【0009】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、内周側の所定の位置から外周側
に径方向に均等な厚さの光透過層が形成され、記録及び
/又は再生特性の良好な光記録媒体の製造が可能な光記
録媒体の製造方法を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る光記録媒体の製造方法は、基板の一主
面側に光透過層が形成されてなり、この光透過層側から
光が照射されて情報の記録及び/又は再生が行われる光
記録媒体の製造方法であって、基板の一主面側に平面円
環状に光透過性の樹脂が供給され、この上に板材が載置
され、円環状の光透過性の樹脂と基板及び板材に囲まれ
た基板内周側の空間内の気圧を低下させながら、これら
基板及び板材が面内方向に回転されて、基板と板材間に
挟まれた樹脂が面内方向に延伸された後、板材が取り外
されて基板上に光透過層が形成された光記録媒体が製造
されることを特徴とするものである。
【0011】なお、上記本発明の光記録媒体の製造方法
においては、形成される光透過層の表面性を確保するた
めに、上記板材の基板への対向面となる主面の中心線平
均粗さが1nm以下となされていることが好ましい。
【0012】また、上記本発明の光記録媒体の製造方法
においては、上記基板の中心に孔部が形成されており、
当該孔部を介して排気を行って、円環状の光透過性の樹
脂と基板及び板材に囲まれた基板内周側の空間内の気圧
を低下させることが好ましい。この場合、上記基板の中
心の孔部に嵌合し、回転軸となるような軸部を使用し、
この軸部中心に軸方向の孔部を形成しておき、この軸方
向の孔部を介して排気するようすれば、容易に排気を行
うことが可能である。
【0013】さらに、上記本発明の光記録媒体の製造方
法においては、上記板材の中心に孔部が形成されてお
り、当該孔部を塞ぐことで、基板の中心の孔部を介して
排気を行うようにしても良い。この場合、上記板材の孔
部を塞ぐようなキャップ部材を使用すれば、容易に排気
を行うことが可能である。
【0014】本発明の光記録媒体の製造方法によれば、
基板の一主面に平面円環状に光透過性の樹脂が供給され
て、この上に板材が載置され、円環状の光透過性の樹脂
と基板及び板材に囲まれた基板内周側の空間内の気圧を
低下させながら、これら基板及び板材が面内方向に回転
されて、基板と板材間に挟まれた樹脂が面内方向に延伸
されるため、光透過性の樹脂は気圧の低下により基板内
周側に引き込まれるとともに回転による遠心力により基
板外周側に広がろうとする。従って、上記光透過性の樹
脂は基板と板材間に均等に広がり、径方向に均等な厚さ
の光透過層が形成される。
【0015】なお、上記本発明の光記録媒体の製造方法
において、上記板材の基板への対向面となる主面の中心
線平均粗さを1nm以下とすれば、形成される光透過層
の表面性が確保される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0017】本発明に係る光記録媒体の製造方法におい
ては、以下に示すような光記録媒体製造装置を使用す
る。すなわち、図1に示すように、中心に貫通孔1を有
する回転軸2とこの回転軸2の一端2a側に基板を載置
できる大きさで中心に貫通孔3を有する円盤状の保持部
4により主に構成されるものであり、回転軸2の貫通孔
1と保持部4の貫通孔3は連通している。そして、回転
軸2の回転により保持部4は面内方向に回転する。
【0018】さらに、上記光記録媒体製造装置において
は、保持部4の上に、図2に示すような円柱の一端側に
フランジが一体に設けられた形状で中心に貫通孔5を有
するボス部材6も配されており、上記貫通孔5は先に述
べた貫通孔1,3と連通するようになされている。そし
て、このボス部材6も回転軸2と共に回転する。
【0019】本発明に係わる光記録媒体製造方法におい
ては、先ず、図1中に示すように、保持部4上に基板7
を載置するが、基板7の中心には孔部18が設けられて
おり、上記ボス部材6のフランジはこの孔部18に嵌合
する大きさとされている。この基板7は通常の光記録媒
体の基板として使用されるものであれば何れでも良く、
例えばポリカーボネート製の基板が挙げられる。
【0020】次に、図3に示すように、基板7の保持部
4の対向面とは反対側の主面7aに平面円環状に紫外線
硬化型樹脂8を供給する。
【0021】続いて、図4に示すように、基板7の上に
紫外線硬化型樹脂8を介して中心に孔部10を有する板
材9を載置する。上記板材9としては、光透過性の材質
よりなるものが好ましく、例えばガラス製の板材が挙げ
られる。そして、上記板材9としては、基板7への対向
面9aの表面粗さがJISB0601において規定され
ている中心線平均粗さが1nm以下となされているもの
を使用することが好ましい。なお、上記ボス部材6の円
柱部分の大きさは上記孔部10に嵌合する大きさとされ
ている。さらに、上記ボス部材6においては、基板7、
紫外線硬化型樹脂8、板材9を積層しても板材9の表面
よりボス部材6の一部が突出する高さとなされている。
【0022】続いて、図4中に示すように上記板材9の
中心部に、図5に示すような有底円筒状のキャップ部材
11を載置する。このキャップ部材11においては凹部
12がボス部材6の円筒部に略嵌合する大きさとなされ
ており、板材9の表面から突出しているボス部材6に被
せることとなる。
【0023】この状態で図4中に示すように、貫通孔
5,3,1が連通して形成される排気孔12を介して図
示しない排気装置により図中矢印Dで示すように排気を
行うと、板材9の孔部10がキャップ部材11により塞
がれていること、キャップ部材11とボス部材6間に若
干の間隙があることから、紫外線硬化型樹脂8と基板7
及び板材9により囲まれた基板7内周側の空間13の空
気が排気され、この空間13の気圧が低下して行く。
【0024】なお、このとき、保持部4に上記排気装置
に接続される孔部を形成しておけば、基板7は保持部4
に吸着固定され、好ましい。
【0025】そして、本発明に係わる光記録媒体の製造
方法においては、上述のようにして排気を行いながら、
図4中矢印Mで示すように回転軸2を回転させることに
より保持部4及びボス部材6を基板7の面内方向に回転
させる。すると、基板7と板材9に挟まれた紫外線硬化
型樹脂は、回転による遠心力により基板7外周側に広が
るとともに、排気により吸引されて基板7内周側にも広
がる。
【0026】すなわち、遠心力と基板7内周側に吸引す
る力が釣り合って紫外線硬化型樹脂8は、基板7と板材
9の間に均等な厚さで広がる。しかも、基板7内周側へ
の吸引力により紫外線硬化型樹脂8の内周側における端
縁の回転中心からの距離が周方向において均一とされ、
内周側において紫外線硬化型樹脂8の形状不良が生じる
こともない。
【0027】さらに、基板7内周側に吸引する力を調整
することにより、紫外線硬化型樹脂8の内周側の端縁を
所望の位置とすることが可能であり、紫外線硬化型樹脂
8を内周側の所定の位置から外周側に径方向に均等な厚
さで広げることも可能である。
【0028】続いて、光透過性とされている板材9側か
ら光(ここでは紫外線)を照射して紫外線硬化型樹脂8
を硬化させ、板材9を剥離し、基板7上に紫外線硬化型
樹脂8よりなる光透過層が形成された光記録媒体を完成
する。
【0029】なお、この光記録媒体において情報の記録
及び/又は再生を行う場合には、光透過層側から光を照
射する。
【0030】本発明に係わる光記録媒体の製造方法によ
れば、紫外線硬化型樹脂8が基板7と板材9間において
均等な厚さで広がるとともに内周側において形状不良を
発生することなく所望の位置から塗布されることから、
内周側の所定の位置から外周側に径方向に均等な厚さの
光透過層を形成することが可能であり、良好な記録及び
/又は再生特性が確保された光記録媒体が製造される。
【0031】
【実施例】次に、本発明の光記録媒体の製造方法に従っ
て実際に光記録媒体の製造を行った。
【0032】すなわち、先ず、外径が120mm、中心
の孔部の直径が15mm、厚さが1.2mmのポリカー
ボネート製の基板と外径が150mm、中心の孔部の直
径が10mm、厚さが1.2mmで少なくとも一方の主
面の中心線平均粗さが0.5nmのガラス製の板材を用
意した。
【0033】そして、先に図2に示したボス部材6の図
2中D1 で示すフランジの直径を15mmとし、図2中
2 で示す円柱部の直径を10mmとし、図2中T1
示すフランジの厚さを1.2mmとし、図2中T2 で示
す円柱部の高さを2mmとした。
【0034】さらに、先に図5に示したキャップ部材1
1の図5中D3 で示すキャップ部材11の直径を12.
5mmとし、図5中D4 で示す凹部12の直径を10.
5mmとし、図5中T3 で示すキャップ部材の高さを2
mmとし、図5中T4 で示す凹部12の深さを1mmと
した。
【0035】そして、先に述べたような光記録媒体製造
装置の保持部4上に基板7を孔部18がボス部材6のフ
ランジに嵌合するようにして載置した。次に、基板7の
上面の中心から約45mmの位置に平面円環状に粘度が
500cpsの紫外線硬化型樹脂8を供給した。さら
に、この上に板材9を孔部10がボス部材6に嵌合する
ように載置した。さらにまた、キャップ部材11を板材
9上に載置し、ボス部材6の板材9より突出している部
分に被せた。
【0036】そして、保持部4を回転軸2の回転により
回転速度1400rpmで45秒間回転させるととも
に、排気も行った。なお、この排気は回転終了後に紫外
線硬化型樹脂8が内周側に回転中心から15〜25mm
の位置まで広がるような強さで行うこととした。その結
果、紫外線硬化型樹脂8は基板7と板材9の間に内周側
の所定の位置から外周側に向かって均等に広がった。
【0037】次に、板材9側から紫外線を照射して紫外
線硬化型樹脂8を硬化させ、板材9を剥離して基板7上
に紫外線硬化型樹脂8よりなる光透過層を有する光記録
媒体を完成した。
【0038】そこで、上記のようにして形成された光記
録媒体の光透過層の厚さを測定した。結果を図6に示
す。図6中横軸は基板の半径を示し、縦軸は光透過層の
厚さを示す。
【0039】すなわち、図6の結果から、本発明を適用
して光記録媒体を製造すれば、径方向に均等な厚さの光
透過層が形成されることが確認された。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の光記録媒体の製造方法によれば、基板の一主面に平面
円環状に光透過性の樹脂が供給されて、この上に板材が
載置され、円環状の光透過性の樹脂と基板及び板材に囲
まれた基板内周側の空間内の気圧を低下させながら、こ
れら基板及び板材が面内方向に回転されて、基板と板材
間に挟まれた樹脂が面内方向に延伸されるため、光透過
性の樹脂は気圧の低下により基板内周側に引き込まれる
とともに回転による遠心力により外周側に広がろうとす
る。従って、上記光透過性の樹脂は基板と板材間に均等
に広がり、径方向に均等な厚さの光透過層を形成するこ
とが可能であり、良好な記録及び/又は再生特性が確保
された光記録媒体が製造される。
【0041】さらに、内周側に引き込む力を調整するこ
とにより、光透過性の樹脂の基板内周側の端縁を所望の
位置とすることが可能であり、光透過性の樹脂を内周側
の所定の位置から外周側に径方向に均等な厚さで広げる
ことが可能であり、内周側の所定の位置から外周側に径
方向に均等な厚さの光透過層を形成することが可能であ
り、良好な記録及び/又は再生特性が確保された光記録
媒体が製造される。
【0042】なお、上記本発明の光記録媒体の製造方法
において、上記板材の基板への対向面となる主面の中心
線平均粗さを1nm以下とすれば形成される光透過層の
表面性が確保され、良好な記録及び/又は再生特性が確
保された光記録媒体が製造される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光記録媒体の製造方法を工程順に
示すものであり、保持部上に基板を載置した状態を示す
断面図である。
【図2】ボス部材を示す断面図及び平面図である。
【図3】本発明に係る光記録媒体の製造方法を工程順に
示すものであり、基板上に紫外線硬化型樹脂を供給した
状態を示す断面図である。
【図4】本発明に係る光記録媒体の製造方法を工程順に
示すものであり、板材を載置した状態を示す断面図であ
る。
【図5】キャップ部材を示す断面図及び平面図である。
【図6】基板半径と光透過層厚の関係を示す特性図であ
る。
【図7】基板半径と塗布厚の関係を示す特性図である。
【図8】基板間に挟まれた紫外線硬化型樹脂の状態を示
す平面図及び断面図である。
【符号の説明】
5 中心穴、6 ボス部材、7 基板、8 紫外線硬化
型樹脂、9 板材、10,18 孔部、11 キャップ
部材、12 凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の一主面側に光透過層が形成されて
    なり、この光透過層側から光が照射されて情報の記録及
    び/又は再生が行われる光記録媒体の製造方法であっ
    て、 基板の一主面側に平面円環状に光透過性の樹脂が供給さ
    れ、この上に板材が載置され、 円環状の光透過性の樹脂と基板及び板材に囲まれた基板
    内周側の空間内の気圧を低下させながら、これら基板及
    び板材が面内方向に回転されて、基板と板材間に挟まれ
    た樹脂が面内方向に延伸された後、 板材が取り外されて基板上に光透過層が形成された光記
    録媒体が製造されることを特徴とする光記録媒体の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 上記板材の基板への対向面となる主面の
    中心線平均粗さが1nm以下となされていることを特徴
    とする請求項1記載の光記録媒体の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記光透過性の樹脂が紫外線硬化型樹脂
    であり、板材が光透過性の材料よりなり、 光透過性の樹脂の延伸後、板材側から紫外線を照射して
    光透過性樹脂を硬化させ、板材を取り外すことを特徴と
    する請求項1記載の光記録媒体の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記基板の中心に孔部が形成されてお
    り、 当該孔部より排気を行って、光透過性の樹脂と基板及び
    板材に囲まれた基板内周側の空間内の気圧を低下させる
    ことを特徴とする請求項1記載の光記録媒体の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 上記板材の中心に孔部が形成されてお
    り、 当該孔部を塞ぐことを特徴とする請求項4記載の光記録
    媒体の製造方法。
JP18541997A 1997-07-10 1997-07-10 光記録媒体の製造方法 Withdrawn JPH1131338A (ja)

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