JPH11313386A - 防風スクリーン - Google Patents
防風スクリーンInfo
- Publication number
- JPH11313386A JPH11313386A JP11899898A JP11899898A JPH11313386A JP H11313386 A JPH11313386 A JP H11313386A JP 11899898 A JP11899898 A JP 11899898A JP 11899898 A JP11899898 A JP 11899898A JP H11313386 A JPH11313386 A JP H11313386A
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- JP
- Japan
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- screen main
- microphone
- wind
- windbreak screen
- Prior art date
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Abstract
がマイクロホンに侵入するのを防止して低域の騒音を精
度良く測定できるようにする。 【解決手段】 扁平な回転対称形をした防風スクリーン
本体1と、この防風スクリーン本体1を回転対称軸が鉛
直方向と一致するように支持する支持部材2とからな
る。
Description
ンに被せて、風雑音の影響を防止する防風スクリーンに
関する。
特開昭54−173737号公報に記載の防風スクリー
ンが知られている。この防風スクリーンは、ウレタンフ
ォーム、織布等の多孔質の柔らかい材質からなる球状の
本体を備えたものである。この防風スクリーンは球形状
であるので、あらゆる方向からの風によって発生する風
雑音を抑制する能力備える。
物、丘等がない平坦な場所、例えば、空港等の騒音を測
定する場合、風の方向は水平方向である場合が多く、上
述の防風スクリーンでは、全ての風向きに対応させるた
めに、球形状に形成したことがかえって問題となる場合
がある。
形状に形成すると、風がある程度まで弱い状態でない
と、低域の空港騒音を精度良く測定することができなか
った。一方、風が強い状態では、下流側に乱流が発生
し、この乱流が防風スクリーンの表面を叩くことによっ
て、無視できないレベルの風雑音がマイクロホンによっ
て検出されてしまう。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ある程度風が強い状況下においても、風雑音が
マイクロホンに侵入するのを防止して低域の騒音を精度
良く測定できる防風スクリーンを提供しようとするもの
である。
求項1に係る発明は、扁平な回転対称形をした防風スク
リーン本体と、この防風スクリーン本体を回転対称軸が
鉛直方向と一致するように支持する支持部材とからなる
ものである。
スクリーン本体と、この防風スクリーン本体を水平方向
に回転自在に支持する支持部材とからなるものである。
図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明の第1
の実施の形態に係る防風スクリーンの断面図、図2は本
発明の第2の実施の形態に係る防風スクリーンの断面図
である。
リーンは、図1に示すように、扁平な回転対称形をした
防風スクリーン本体1と、防風スクリーン本体1を回転
対称軸が鉛直方向と一致するように、しかも、空間の所
定高さ位置に位置させるために支持する支持柱2から構
成されている。また、地面に安定して支持柱2が立設す
るよう基礎3を地中に設け、基礎3に支持柱2の端部を
埋設している。
ロホン4を収容する空間1aが形成されている。また、
防風スクリーン本体1は、ウレタンフォーム、不織布等
の柔らか部材によって形成されている。
の対称軸にマイクロホン4の中心軸を一致させ、しか
も、マイクロホン4の検出面が防風スクリーン本体1の
内部に形成された空間1a内のほぼ中央に位置するよう
に、支持柱2の端部に配置されている。
の形態に係る防風スクリーンの作用について説明する。
扁平な回転対称形に形成した防風スクリーン本体1を、
その回転対称軸が鉛直方向と一致するようにして支持
し、防風スクリーン本体1の内部空間1aにマイクロホ
ン4を配置する構成としたので、ほぼ水平方向からの風
が、ある程度強く吹いたとしても、風下における乱流の
発生が抑制され、風雑音がマイクロホン4に侵入するの
を防止できる。従って、風向きが水平方向のとき、精度
の高い騒音測定ができる。
スクリーン本体1の断面形状が、ほぼ菱形の回転対称形
とした場合について説明した。しかし、扁平な回転対称
形であればその他の形状、例えば、両面凸状のレンズ形
状にしても良い。また、必ずしも断面形状において、上
下の形状は鏡写像関係になくとも良い。
リーンは、図2に示すように、流線形の防風スクリーン
本体11と、防風スクリーン本体11の先端部11aと
後端部11bを結ぶ軸に対してほぼ垂直になるように防
風スクリーン本体11を回転自在に取付けた支持柱12
から構成されている。また、地面に安定して支持柱12
が立設するよう基礎13を地中に設け、基礎13に支持
柱12の端部を埋設している。
クロホン14を収容する空間11cが形成されている。
防風スクリーン本体11は、ウレタンフォーム、不織布
等の柔らか部材によって形成されている。また、防風ス
クリーン本体11の後端部11bには、フィン11dが
形成されている。
と同一の材質で防風スクリーン本体11と一体に形成し
てもよいし、又は樹脂などの薄板で形成して防風スクリ
ーン本体11に取付けてもよい。
防風スクリーン本体11に設けた筒体16とベアリング
15を介して取付けられている。筒体16にベアリング
15の外輪15aを、支持柱12にベアリング15の内
輪15bを固定している。
5aを固定する部分16aについては、金属などでベア
リング保持部材として形成され、その他防風スクリーン
本体11を固定する部分16bについては、マイクロホ
ン14への音の入射を妨げないよう網状に形成されてい
る。
の形態に係る防風スクリーンの作用について説明する。
防風スクリーン本体11を流線形に形成すると共に後端
部11bにフィン11d設け、かつ防風スクリーン本体
11を水平方向に回転自在に支持柱12に取付けたの
で、防風スクリーン本体11は水平方向の風向きに対し
て逆らうことなく従うため、風下における乱流の発生が
抑制され、風雑音がマイクロホン14に侵入するのを防
止できる。従って、風向きが水平方向のとき、精度の高
い騒音測定ができる。
ョイントを設ければ、水平方向だけでなく、防風スクリ
ーン本体11は、ほぼ全ての方向の風に対して逆らうこ
となくその風向きに従うため、風下における乱流の発生
が抑制され、風雑音がマイクロホン14に侵入するのを
防止できる。
によれば、水平方向から風が吹いたとしても、防風スク
リーン本体を扁平な回転対称形に形成したことにより、
防風スクリーン本体の風下側における乱流の発生が抑制
されるので、精度の高い騒音測定ができる。
ら風が吹いたとしても、防風スクリーン本体を水平方向
に対して回転自在に支持柱に取付けたことにより、防風
スクリーン本体は水平方向からの風に対して逆らうこと
なく従うため、防風スクリーン本体の風下側における乱
流の発生が抑制されるので、精度の高い騒音測定ができ
る。
ンの断面図
ンの断面図
間、2,12…支持柱、3,13…基礎、4,14…マ
イクロホン。
Claims (2)
- 【請求項1】 扁平な回転対称形をした防風スクリーン
本体と、この防風スクリーン本体を回転対称軸が鉛直方
向と一致するように支持する支持部材とからなることを
特徴とする防風スクリーン。 - 【請求項2】 流線形をした防風スクリーン本体と、こ
の防風スクリーン本体を水平方向に回転自在に支持する
支持部材とからなることを特徴とする防風スクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11899898A JP3561146B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 防風スクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11899898A JP3561146B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 防風スクリーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11313386A true JPH11313386A (ja) | 1999-11-09 |
JP3561146B2 JP3561146B2 (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=14750479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11899898A Expired - Fee Related JP3561146B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 防風スクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3561146B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009055311A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Rion Co Ltd | 屋外設置用マイクロホン装置 |
JP2009246960A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-10-22 | Airport Environment Improvement Foundation | 防風スクリーン |
WO2015015646A1 (ja) * | 2013-08-02 | 2015-02-05 | 共栄エンジニアリング株式会社 | マイクロフォンカバー及び収音装置 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP11899898A patent/JP3561146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009055311A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Rion Co Ltd | 屋外設置用マイクロホン装置 |
JP2009246960A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-10-22 | Airport Environment Improvement Foundation | 防風スクリーン |
WO2015015646A1 (ja) * | 2013-08-02 | 2015-02-05 | 共栄エンジニアリング株式会社 | マイクロフォンカバー及び収音装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3561146B2 (ja) | 2004-09-02 |
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A521 | Written amendment |
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