JPH11313386A - 防風スクリーン - Google Patents

防風スクリーン

Info

Publication number
JPH11313386A
JPH11313386A JP11899898A JP11899898A JPH11313386A JP H11313386 A JPH11313386 A JP H11313386A JP 11899898 A JP11899898 A JP 11899898A JP 11899898 A JP11899898 A JP 11899898A JP H11313386 A JPH11313386 A JP H11313386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
screen main
microphone
wind
windbreak screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11899898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3561146B2 (ja
Inventor
Tomoharu Wakabayashi
友晴 若林
Masaharu Oya
正晴 大屋
Toshiya Oshima
俊也 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rion Co Ltd
Kobayashi Institute of Physical Research
Original Assignee
Rion Co Ltd
Kobayashi Institute of Physical Research
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rion Co Ltd, Kobayashi Institute of Physical Research filed Critical Rion Co Ltd
Priority to JP11899898A priority Critical patent/JP3561146B2/ja
Publication of JPH11313386A publication Critical patent/JPH11313386A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3561146B2 publication Critical patent/JP3561146B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある程度風が強い状況下においても、風雑音
がマイクロホンに侵入するのを防止して低域の騒音を精
度良く測定できるようにする。 【解決手段】 扁平な回転対称形をした防風スクリーン
本体1と、この防風スクリーン本体1を回転対称軸が鉛
直方向と一致するように支持する支持部材2とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計測用マイクロホ
ンに被せて、風雑音の影響を防止する防風スクリーンに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防風スクリーンとして、例えば、
特開昭54−173737号公報に記載の防風スクリー
ンが知られている。この防風スクリーンは、ウレタンフ
ォーム、織布等の多孔質の柔らかい材質からなる球状の
本体を備えたものである。この防風スクリーンは球形状
であるので、あらゆる方向からの風によって発生する風
雑音を抑制する能力備える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近傍に建築
物、丘等がない平坦な場所、例えば、空港等の騒音を測
定する場合、風の方向は水平方向である場合が多く、上
述の防風スクリーンでは、全ての風向きに対応させるた
めに、球形状に形成したことがかえって問題となる場合
がある。
【0004】即ち、風の方向が水平方向である場合、球
形状に形成すると、風がある程度まで弱い状態でない
と、低域の空港騒音を精度良く測定することができなか
った。一方、風が強い状態では、下流側に乱流が発生
し、この乱流が防風スクリーンの表面を叩くことによっ
て、無視できないレベルの風雑音がマイクロホンによっ
て検出されてしまう。
【0005】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ある程度風が強い状況下においても、風雑音が
マイクロホンに侵入するのを防止して低域の騒音を精度
良く測定できる防風スクリーンを提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく請
求項1に係る発明は、扁平な回転対称形をした防風スク
リーン本体と、この防風スクリーン本体を回転対称軸が
鉛直方向と一致するように支持する支持部材とからなる
ものである。
【0007】請求項2に係る発明は、流線形をした防風
スクリーン本体と、この防風スクリーン本体を水平方向
に回転自在に支持する支持部材とからなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明の第1
の実施の形態に係る防風スクリーンの断面図、図2は本
発明の第2の実施の形態に係る防風スクリーンの断面図
である。
【0009】本発明の第1の実施の形態に係る防風スク
リーンは、図1に示すように、扁平な回転対称形をした
防風スクリーン本体1と、防風スクリーン本体1を回転
対称軸が鉛直方向と一致するように、しかも、空間の所
定高さ位置に位置させるために支持する支持柱2から構
成されている。また、地面に安定して支持柱2が立設す
るよう基礎3を地中に設け、基礎3に支持柱2の端部を
埋設している。
【0010】防風スクリーン本体1の内部には、マイク
ロホン4を収容する空間1aが形成されている。また、
防風スクリーン本体1は、ウレタンフォーム、不織布等
の柔らか部材によって形成されている。
【0011】マイクロホン4は、防風スクリーン本体1
の対称軸にマイクロホン4の中心軸を一致させ、しか
も、マイクロホン4の検出面が防風スクリーン本体1の
内部に形成された空間1a内のほぼ中央に位置するよう
に、支持柱2の端部に配置されている。
【0012】以上のように構成した本発明の第1の実施
の形態に係る防風スクリーンの作用について説明する。
扁平な回転対称形に形成した防風スクリーン本体1を、
その回転対称軸が鉛直方向と一致するようにして支持
し、防風スクリーン本体1の内部空間1aにマイクロホ
ン4を配置する構成としたので、ほぼ水平方向からの風
が、ある程度強く吹いたとしても、風下における乱流の
発生が抑制され、風雑音がマイクロホン4に侵入するの
を防止できる。従って、風向きが水平方向のとき、精度
の高い騒音測定ができる。
【0013】なお、上述の実施の形態においては、防風
スクリーン本体1の断面形状が、ほぼ菱形の回転対称形
とした場合について説明した。しかし、扁平な回転対称
形であればその他の形状、例えば、両面凸状のレンズ形
状にしても良い。また、必ずしも断面形状において、上
下の形状は鏡写像関係になくとも良い。
【0014】本発明の第2の実施の形態に係る防風スク
リーンは、図2に示すように、流線形の防風スクリーン
本体11と、防風スクリーン本体11の先端部11aと
後端部11bを結ぶ軸に対してほぼ垂直になるように防
風スクリーン本体11を回転自在に取付けた支持柱12
から構成されている。また、地面に安定して支持柱12
が立設するよう基礎13を地中に設け、基礎13に支持
柱12の端部を埋設している。
【0015】防風スクリーン本体11の内部には、マイ
クロホン14を収容する空間11cが形成されている。
防風スクリーン本体11は、ウレタンフォーム、不織布
等の柔らか部材によって形成されている。また、防風ス
クリーン本体11の後端部11bには、フィン11dが
形成されている。
【0016】フィン11dは、防風スクリーン本体11
と同一の材質で防風スクリーン本体11と一体に形成し
てもよいし、又は樹脂などの薄板で形成して防風スクリ
ーン本体11に取付けてもよい。
【0017】防風スクリーン本体11と支持柱12は、
防風スクリーン本体11に設けた筒体16とベアリング
15を介して取付けられている。筒体16にベアリング
15の外輪15aを、支持柱12にベアリング15の内
輪15bを固定している。
【0018】筒体16のうち、ベアリング15の外輪1
5aを固定する部分16aについては、金属などでベア
リング保持部材として形成され、その他防風スクリーン
本体11を固定する部分16bについては、マイクロホ
ン14への音の入射を妨げないよう網状に形成されてい
る。
【0019】以上のように構成した本発明の第2の実施
の形態に係る防風スクリーンの作用について説明する。
防風スクリーン本体11を流線形に形成すると共に後端
部11bにフィン11d設け、かつ防風スクリーン本体
11を水平方向に回転自在に支持柱12に取付けたの
で、防風スクリーン本体11は水平方向の風向きに対し
て逆らうことなく従うため、風下における乱流の発生が
抑制され、風雑音がマイクロホン14に侵入するのを防
止できる。従って、風向きが水平方向のとき、精度の高
い騒音測定ができる。
【0020】また、支持柱12の途中にユニバーサルジ
ョイントを設ければ、水平方向だけでなく、防風スクリ
ーン本体11は、ほぼ全ての方向の風に対して逆らうこ
となくその風向きに従うため、風下における乱流の発生
が抑制され、風雑音がマイクロホン14に侵入するのを
防止できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
によれば、水平方向から風が吹いたとしても、防風スク
リーン本体を扁平な回転対称形に形成したことにより、
防風スクリーン本体の風下側における乱流の発生が抑制
されるので、精度の高い騒音測定ができる。
【0022】請求項2に係る発明によれば、水平方向か
ら風が吹いたとしても、防風スクリーン本体を水平方向
に対して回転自在に支持柱に取付けたことにより、防風
スクリーン本体は水平方向からの風に対して逆らうこと
なく従うため、防風スクリーン本体の風下側における乱
流の発生が抑制されるので、精度の高い騒音測定ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る防風スクリー
ンの断面図
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る防風スクリー
ンの断面図
【符号の説明】
1,11…防風スクリーン本体、1a,11c…内部空
間、2,12…支持柱、3,13…基礎、4,14…マ
イクロホン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 俊也 東京都国分寺市東元町3丁目20番41号 財 団法人小林理学研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扁平な回転対称形をした防風スクリーン
    本体と、この防風スクリーン本体を回転対称軸が鉛直方
    向と一致するように支持する支持部材とからなることを
    特徴とする防風スクリーン。
  2. 【請求項2】 流線形をした防風スクリーン本体と、こ
    の防風スクリーン本体を水平方向に回転自在に支持する
    支持部材とからなることを特徴とする防風スクリーン。
JP11899898A 1998-04-28 1998-04-28 防風スクリーン Expired - Fee Related JP3561146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11899898A JP3561146B2 (ja) 1998-04-28 1998-04-28 防風スクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11899898A JP3561146B2 (ja) 1998-04-28 1998-04-28 防風スクリーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11313386A true JPH11313386A (ja) 1999-11-09
JP3561146B2 JP3561146B2 (ja) 2004-09-02

Family

ID=14750479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11899898A Expired - Fee Related JP3561146B2 (ja) 1998-04-28 1998-04-28 防風スクリーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3561146B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055311A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Rion Co Ltd 屋外設置用マイクロホン装置
JP2009246960A (ja) * 2008-03-12 2009-10-22 Airport Environment Improvement Foundation 防風スクリーン
WO2015015646A1 (ja) * 2013-08-02 2015-02-05 共栄エンジニアリング株式会社 マイクロフォンカバー及び収音装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055311A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Rion Co Ltd 屋外設置用マイクロホン装置
JP2009246960A (ja) * 2008-03-12 2009-10-22 Airport Environment Improvement Foundation 防風スクリーン
WO2015015646A1 (ja) * 2013-08-02 2015-02-05 共栄エンジニアリング株式会社 マイクロフォンカバー及び収音装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3561146B2 (ja) 2004-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5016944A (en) Display hub cap apparatus
JPS60236015A (ja) 磁気角位置検出器
JP5356401B2 (ja) ビデオフォトグラフィック機器を支持するための方向付けヘッド
JP3695096B2 (ja) 熱線センサ
JPH11313386A (ja) 防風スクリーン
US20040083806A1 (en) Cup anemometer
CN102455367B (zh) 风速计
JP5399104B2 (ja) 防風スクリーン
CN212004950U (zh) 一种气象站用风速仪的支撑装置
KR100981409B1 (ko) 펜스 연결체
KR200415433Y1 (ko) 경사면 측정장치
JP3258416B2 (ja) Gpsアンテナ支持装置及びgpsアンテナの配置方法
CN208297125U (zh) 一种用于测试探针定位的球头锥面安装结构
JP2006153833A (ja) 方位検出装置
CN205981199U (zh) 一种建筑测量用水准器
US20030167646A1 (en) Leveling instrument
JPS63101711A (ja) 姿勢センサ
JPS5919195Y2 (ja) 測量用ポ−ルの三脚台
JPH04258713A (ja) 絶対傾斜角センサ
CN220983320U (zh) 加速度传感器
JP3131882U (ja) 携帯用小型方計磁石
CN219728485U (zh) 三角管浮球
JP3131548U (ja) 携帯用小型方計磁石
JP2003066166A (ja) 自発的方位配向機構および自発的水平保持機構を有する日時計
CN210514358U (zh) 一种带有转向功能的风速仪

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040106

A521 Written amendment

Effective date: 20040304

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040527

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees