JPH11313340A - Pal方式のビデオテープレコーダ - Google Patents

Pal方式のビデオテープレコーダ

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JPH11313340A
JPH11313340A JP10116551A JP11655198A JPH11313340A JP H11313340 A JPH11313340 A JP H11313340A JP 10116551 A JP10116551 A JP 10116551A JP 11655198 A JP11655198 A JP 11655198A JP H11313340 A JPH11313340 A JP H11313340A
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signal
frequency
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circuit
pal
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JP10116551A
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English (en)
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Shinichi Uchiyama
伸一 内山
Norihisa Mimura
乃久 三村
Herbert Heinemann
ヘルベルト・ハイネマン
Holger Ernst
ホルガー・エルンスト
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Koninklijke Philips Electronics NV
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
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    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
    • H04N9/83Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停止状態において入力信号としてNTSC方
式の信号が入力された場合であっても、PAL方式のテ
レビジョン受像機200の画面において色信号を表示す
ることができるPAL方式のVTRを提供する。 【解決手段】 入力されたNTSC方式の複合映像信号
をPAL方式の複合映像信号に変換する停止モードのた
めの変換回路において、BPF2は入力されたNTSC
方式の複合映像信号から色副搬送波信号を帯域通過ろ波
し、LPF9はNTSC方式の複合映像信号から輝度信
号を低域通過ろ波する。BM4はNTSC方式の色副搬
送波信号を、色副搬送波信号の副搬送波周波数が所定の
副搬送波周波数であるNTSC方式の色副搬送波信号に
周波数変換し、方式変換器7aは周波数変換された色副
搬送波信号を、PAL方式の色副搬送波信号に変換し、
加算器10は輝度信号とPAL方式の色副搬送波信号と
を加算してPAL方式の複合映像信号として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PAL方式のビデ
オテープレコーダ(以下、VTRという。)において、
記録モード及び再生モードの回路のみならず、停止モー
ドの回路を有し、NTSC方式の複合映像信号をPAL
方式の複合映像信号に変換する変換回路を備えたPAL
方式のVTRに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PAL方式のVTRの映像信号処
理装置では、PAL方式映像信号の記録再生だけではな
く、NTSC方式の映像信号の記録及びNTSC方式で
記録されたビデオテープを再生する際に、NTSC方式
の映像信号をPAL方式の映像信号に変換する機能が備
えられている。
【0003】図9は、従来例のPAL方式VTR用記録
再生回路100の構成を示すブロック図であり、図10
は、図9の局部発振回路6の構成を示すブロック図であ
り、図11は、図9の方式変換器7の構成を示すブロッ
ク図である。なお、図11の方式変換器7は図8の第2
の実施形態においても同一の回路を用いる。
【0004】図9において、1は入力された複合映像信
号の入力端子、2は入力された複合映像信号から輝度信
号を除去し、色副搬送波信号を帯域通過ろ波して取り出
す帯域通過フィルタ(以下、BPFという。)、3は色
副搬送波信号の振幅を一定にして出力する自動利得制御
回路(以下、ACCという。)、4は入力された色副搬
送波信号を局部発振回路6によって発生された局部発振
信号を用いて低域変換色信号に周波数変換する平衡変調
器(以下、BMという。)、6はBM4のための局部発
振信号を発生する局部発振回路、7はNTSC方式の色
副搬送波信号をPAL方式の色副搬送波信号に方式変換
する方式変換器、8は入力された複合映像信号の振幅を
一定にする自動利得制御回路(以下、AGCとい
う。)、9は入力された複合映像信号から色副搬送波信
号を除去し、輝度信号を低域通過ろ波して抽出する低域
通過フィルタ(以下、LPFという。)、10は加算
器、11はPAL方式のテレビジョン受像機200への
出力端子、42はFM変調器、43は高域通過フィルタ
(以下、HPFという。)、44は加算器、45は記録
アンプ、46はLPF、51は再生アンプ、52は磁気
ヘッド、53は磁気テープ、47はHPF、48はリミ
ッタ(以下、LIMという。)、49はFM復調器、5
0はLPFである。また、SW1乃至SW5はスイッチ
である。
【0005】図10において、12は電圧制御型発振器
(以下、VCOという。)、13は1/4分周器、15
は周波数減算器、16は1/4分周器、17はBM、1
8はLPF、19は1/40分周器、20はカウンタ、
21はデコーダ、22はサイドロック回路、23はリセ
ット回路、24は加算器、25はLPF、26及び26
aは位相比較器、27は電圧制御型可変水晶発振器、2
7aは発振周波数3.58MHzの水晶発振子、27b
は発振周波数4.43MHzの水晶発振子である。ま
た、SW6はスイッチである。
【0006】図11において、29は1/2分周器、3
4は−45度移相器、35はBM、36はLPF、39
は2逓倍器である。また、SW8はスイッチである。
【0007】図9及び図10において、スイッチSW1
乃至SW6は、記録モード(REC)であるか再生モー
ド(PB)であるかを示す制御信号C2に従ってREC
側又はPB側に選択的に切り換えられる。当該VTRが
停止状態であるときは、記録モードに設定される。図9
において、BPF2は3.58MHzの帯域通過の中心
周波数と、4.43MHzの帯域通過の中心周波数とを
選択的に切り換えて設定可能なBPFであって、PAL
方式であるかNTSC方式であるかを示す制御信号C1
及び制御信号C2に従って、PAL方式及びNTSC方
式の再生モード(PB)であるときはその帯域通過の中
心周波数が4.43MHzに設定される一方、NTSC
方式の記録モード(REC)であるときはその帯域通過
の中心周波数が3.58MHzに設定される。
【0008】図10において、スイッチSW7は、制御
信号C1及びC2に従って切り換えられ、ここで、PA
L方式及びNTSC方式の再生モード(PB)であると
きはそのb側に切り換えられてVXO27に4.43M
Hzの発振周波数を有する水晶発振子27bが接続され
る一方、NTSC方式の記録モード(REC)であると
きはそのa側に切り換えられてVXO27に3.58M
Hzの発振周波数を有する水晶発振子27aが接続され
る。デコーダ21は、制御信号C1に従ってその動作が
選択的に切り換えられ、ここで、PAL方式であるとき
は、1/40分周器19からの周波数fHの信号を1/
2分周して周波数減算器15に出力する一方、NTSC
方式であるときはデコーダ21はリセットされて直流信
号DCを周波数減算器15に出力する。VCO12は制
御信号C1に従ってその発振周波数の中心周波数が選択
的に切り換えられ、ここで、NTSC方式のときはその
発振周波数の中心周波数が16.84MHzに設定され
る一方、PAL方式のときはその発振周波数の中心周波
数が20.24MHzに設定される。
【0009】図11において、スイッチSW8は、1/
2分周器29によって水平同期信号HSYNCが1/2
分周された矩形波信号の信号レベルに従って、a側又は
b側に選択的に繰り返し切り換えられる。
【0010】まず、従来例の記録再生回路100におけ
る記録モード及び停止モードにおける構成及び動作につ
いて説明する。ここで、停止モードとは、当該PAL方
式のVTRの電源がオン状態で、記録又は再生を行って
いない状態である。図9において、入力端子1からスイ
ッチSW1のREC側を介して複合映像信号が入力さ
れ、BPF2は、入力された複合映像信号から輝度信号
を除去して色副搬送波信号を帯域通過ろ波して方式変換
器7に出力するとともに、スイッチSW2のREC側を
介してACC3に出力する。ACC3は、入力された色
副搬送波信号の振幅を一定にしてBM4に出力する。そ
して、BM4は、入力された色副搬送波信号を、局部発
振回路6によって発生された局部発振信号を用いて平衡
変調することにより低域変換色信号に周波数変換した
後、周波数変換の際に生じる不要成分を除去するLPF
46を介して加算器44に出力する。ここで、BM4及
びLPF46は、色副搬送波信号を低域変換色信号に周
波数変換するための周波数変換部を構成している。
【0011】一方、AGC8は入力端子1を介して入力
された複合映像信号の振幅を一定にした後、当該複合映
像信号をスイッチSW4のREC側及び出力端子11を
介してPAL方式のテレビジョン受像機200に出力す
るとともに、スイッチSW3のREC側を介してLPF
9に出力する。LPF9は、入力された複合映像信号か
ら色副搬送波信号を除去して輝度信号を低域通過ろ波し
てFM変調器42に出力する。FM変調器42は、入力
された輝度信号に従って、所定の搬送波信号をFM変調
し、変調後のFM変調輝度信号を、不要周波数成分を除
去するHPF43を介して加算器44に出力する。加算
器44は、LPF46からの低域変換色信号と、HPF
43からのFM変調輝度信号とを加算して、加算結果の
記録信号を記録アンプ45及びスイッチSW5のREC
側を介して磁気ヘッド52に出力する。これによって、
当該記録信号は磁気ヘッド52を用いて磁気テープ53
に記録される。
【0012】図10のVCO12は、色副搬送波信号の
副搬送波周波数fscと、低域変換色信号の副搬送波周
波数fLの和の周波数の4倍の周波数4(fsc+f
L)を、VCO12の可変発振周波数の範囲内に有し、
LPF25からの制御電圧信号に従って、当該周波数4
(fsc+fL)で発振するように制御される。ここ
で、低域変換色信号の副搬送波周波数fLは、PAL方
式では、水平走査周波数fHの(40+1/8)倍の周
波数であり、NTSC方式では水平走査周波数fHの4
0倍の周波数である。従って、VCO12の発振周波数
は、PAL方式では4fsc+(160+1/2)fH
となり、NTSC方式では(4fsc+160fH)と
なる。そして、周波数減算器15は、PAL方式におい
て、VCO12の発振信号の発振周波数からデコーダ2
1からの信号の周波数fH/2を減算するように、上記
発振信号を周波数変換する。従って、周波数減算器15
の出力信号の周波数は、4fsc+160fHとなる。
一方、NTSC方式の場合には、デコーダ21から直流
信号DCが周波数減算器15に入力されるので、周波数
減算器15において周波数減算処理が実行されず、この
ときの周波数減算器15の出力信号周波数は4fsc+
160fHとなる。1/4分周器16は、周波数減算器
15からの出力信号を1/4分周して、周波数(fsc
+40fH)を有する信号をBM17に出力する。
【0013】一方、VXO27は、色副搬送波信号の副
搬送波周波数fscで発振する電圧制御型可変水晶発振
器であり、VXO27によって発生された発振信号はB
M17及び位相比較器26aに出力される。BM17
は、1/4分周器16からの出力信号と、VXO27か
らの出力信号とを平衡変調し、平衡変調後の信号をLP
F18に通過させることにより、周波数40fHの信号
が抽出された後、1/40分周器19及びカウンタ20
に出力される。1/40分周器19は、LPF18から
の周波数40fHの信号を1/40分周し、分周後の周
波数fHの信号をデコーダ21及び位相比較器26に出
力する。デコーダ21は、PAL方式のとき、1/40
分周器19からの分周信号を1/2分周し、分周後の周
波数1/2fHを周波数減算器15に出力する。位相比
較器26は、入力される水平同期信号と、1/40分周
器19からの周波数fHの信号とを位相比較して、位相
比較結果である位相誤差信号を、スイッチSW6のRE
C側及び信号を平滑するLPF25を介してVCO12
に出力する。これによって、VCO12の発振周波数
は、上記位相誤差信号に従って、4fsc+4fLとな
るように制御される。さらに、1/4分周器13はVC
O12からの発振信号を1/4分周して、分周後の周波
数(fsc+fL)の信号を図9のBM4に出力する。
すなわち、局部発振回路6は、BM4における周波数変
換のための局部発振信号として、周波数(fsc+f
L)の信号をBM4に出力する。
【0014】次いで、図9の記録再生回路100の再生
モードにおける構成及び動作について説明する。図9に
おいて、磁気テープ53に記録された記録信号は、磁気
ヘッド52により再生されて、再生された記録信号(以
下、再生信号という。)はスイッチSW5のPB側及び
再生アンプ51を介してHPF47及びLPF50に入
力される。HPF47は、この再生信号からFM変調輝
度信号を高域通過ろ波することにより抽出した後、信号
の振幅を一定に制限するLIM48を介してFM復調器
49に出力する。そして、FM復調器49は、入力され
るFM変調輝度信号を輝度信号に復調して、復調後の輝
度信号をスイッチSW3のPB側及び信号の不要周波数
成分を除去するためのLPF9を介して加算器10に出
力する。一方、LPF50は、再生アンプ51からの再
生信号から低域変換色信号を低域通過ろ波することによ
り抽出して、当該低域変換色信号を、スイッチSW2の
PB側及び信号振幅を一定に制御するACC3を介して
BM4に出力する。BM4は、入力される低域変換色信
号を、局部発振回路6からの局部発振信号を用いて3.
58MHz(NTSC方式のとき)又は4.43MHz
(PAL方式の時)の高域の色副搬送波信号に周波数変
換した後、当該色副搬送波信号を、スイッチSW1のP
B側及び不要な周波数成分を除去するBPF2を介して
方式変換器7に出力する。
【0015】再生信号がPAL方式の場合、BPF2か
らの色副搬送波信号は、方式変換器7において処理を受
けずにそのまま加算器10に供給される。一方、再生信
号がNTSC方式の場合には、BM4における周波数変
換の際に、色副搬送波信号の副搬送波周波数をPAL方
式の4.43MHzとすることにより、色副搬送波信号
の副搬送波周波数がPAL方式の4.43MHzである
NTSC方式の色副搬送波信号に変換される。
【0016】図11において、−45度移相器34は、
BPF2からの色副搬送波信号のカラーバースト信号を
−45度だけ移相させた後、移相後の信号をスイッチS
W8のa側及びBM35に出力する。一方、VXO27
によって発生された色副搬送波信号の副搬送波周波数f
scは、2逓倍器39により2逓倍された後、周波数2
fscの信号がBM35に入力される。BM35は、−
45度移相器34からの信号と、2逓倍器39からの周
波数2fscの信号とを平衡変調することにより、NT
SC信号の(R−Y)軸信号を位相反転させた後、位相
反転後の信号を、不要な周波数成分を除去するLPF3
6を介してスイッチSW8のb側に出力する。一方、1
/2分周器29は、入力された水平同期信号を1/2分
周して、水平走査周波数fHの1/2の周波数を有する
スイッチ切り換え信号をスイッチSW8の切り換え制御
端子に出力する。従って、スイッチSW8は、水平走査
周波数fHの1/2の周波数を有するスイッチ切り換え
矩形波信号の信号レベルに応じて、a側又はb側に選択
的に繰り返して切り換えられる。これにより、スイッチ
SW8において、−45度移相器34からの信号と、L
PF36からの信号とが周波数fH/2の逆数の周期毎
に交互に選択されてスイッチSW8から加算器10に供
給される。
【0017】すなわち、図11の方式変換器7は、色副
搬送波信号の副搬送波周波数がPAL方式の4.43M
HzであるNTSC方式の色副搬送波信号を、PAL方
式の色副搬送波信号に変換して、図9の加算器10に出
力する。図9において、加算器10は、LPF9からの
輝度信号と、方式変換器7からの色副搬送波信号とを加
算することにより、加算結果の複合映像信号を得る。当
該再生信号の複合映像信号は、スイッチSW4のPB側
及び出力端子11を介してPAL方式のテレビジョン受
像機200に入力され、当該再生信号の複合映像信号の
映像がPAL方式のテレビジョン受像機200により見
ることができる。
【0018】図10において、位相比較器26aは、B
PF2からの色副搬送波信号のカラーバースト信号と、
VXO27からの周波数fscの発振信号とを位相比較
し、位相比較結果の位相誤差信号を、信号を平滑するL
PF25を介してVCO12に出力する。これに応答し
て、VCO12は、その発振周波数が4fsc+4fL
となるようにその動作が制御され、VCO12からの発
振信号は1/4分周器13により1/4分周された後、
分周後の信号は、BM4の周波数変換のための局部発振
信号である、周波数fsc+fLの信号となる。また、
周波数減算器15においては、上述のように、PAL方
式の記録信号を再生する場合には、VCO12の発振信
号の発振周波数(4fsc+4fL)から周波数fH/
2を減算する一方、NTSC方式の記録信号の再生する
場合には、VCO12の発振信号の発振周波数(4fs
c+4fL)から直流信号の周波数0を減算することに
より、周波数減算器15からの出力信号の周波数は4f
sc+160fHとなる。そして、1/4分周器16
は、周波数減算器15からの出力信号を1/4分周する
ことにより、周波数(fsc+40fH)の信号をBM
17に出力し、BM17は、上記周波数(fsc+40
fH)の信号と、VXO27からの発振信号とを平衡変
調してLPF18に出力する。LPF18は、BM17
からの出力信号を低域通過ろ波することにより、低域の
周波数40fHの信号を抽出して1/40分周器19及
びカウンタ20に出力する。
【0019】1/40分周器19は入力される周波数4
0fHの信号を1/40分周して、分周後の周波数fH
の信号をデコーダ21及び位相比較器26に出力する。
次いで、デコーダ21は、1/40分周器19からの周
波数fHの信号を1/2分周して、周波数fH/2の信
号を発生して、周波数減算器15に出力する。周波数減
算器15は、デコーダ21からの周波数fH/2の信号
を用いて、VCO12からの発振信号の周波数から周波
数fH/2だけ減算するように動作する。一方、リセッ
ト回路23には水平同期信号HSYNCが入力され、リ
セット回路23は、NTSC方式の信号を再生するとき
には、8水平走査期間(以下、1水平走査期間を1Hと
いう。)毎に、水平同期信号に同期してリセット信号を
出力する一方、PAL方式の信号を再生するときには、
16H毎に水平同期信号に同期してリセット信号を出力
することにより、1/40分周器19、カウンタ20、
サイドロック回路22を初期状態にリセットする。
【0020】カウンタ20は、NTSC方式の信号を再
生するときには、8Hの期間の間、LPF18からの周
波数40fHの信号をクロックとして計数する一方、P
AL方式の信号を再生するときには、16Hの期間の
間、LPF18からの周波数40fHの信号をクロック
として計数する。ここで、カウンタ20の計数値はサイ
ドロック回路22に出力される。従って、サイドロック
回路22は、カウンタ20の8Hの期間又は16Hの期
間の計数値を検出する。
【0021】ここで、NTSC方式の信号を再生すると
きにおいては、計数値が318より少ない場合にはVC
O12の発振周波数を上げるような制御信号を加算器2
4、スイッチSW6のPB側及びLPF25を介してV
CO12に出力する一方、計数値が322以上の場合に
はVCO12の発振周波数を下げるような制御信号を出
力する。サイドロック回路22からの出力制御信号は、
加算器24、スイッチSW6及びLPF25を介してV
CO12に出力されるために、LPF18からの出力信
号の周波数が、(40−1/4)fHから(40+1/
4)fHの範囲内になるようにVCO12の発振周波数
が制御される。
【0022】一方、PAL方式の信号を再生するときに
おいては、サイドロック回路22は、カウンタ20の計
数値が638より少ない場合にはVCO12の発振周波
数を上げるように制御信号を出力する一方、カウンタ2
0の計数値が642以上の場合にはVCO12の発振周
波数を下げるように制御信号を出力する。これによっ
て、LPF18からの出力信号の周波数が、(40−1
/8)fHから(40+1/8)fHの範囲内になるよ
うに制御される。VCO12の発振周波数は、サイドロ
ック回路22で制御される周波数範囲内で、位相比較器
26からの制御をうけるため、VCO12の発振周波数
は、4(fsc+fL)の発振周波数に設定されるよう
に制御される。また、このとき、局部発振回路6は、周
波数(fsc+fL)の信号をBM4に供給することが
できる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例の記録再
生回路100においては、NTSC方式の信号で記録さ
れた記録信号を再生するときには、PAL方式の色副搬
送波信号に変換されて出力するため、PAL方式のテレ
ビジョン受像機200において色信号を表示することが
できる。しかしながら、記録及び停止時に入力信号とし
てNTSC方式の信号が入力された場合には、NTSC
方式の複合映像信号が、そのままPAL方式のテレビジ
ョン受像機200に出力されるために、PAL方式のテ
レビジョン受像機200の画面において色信号を表示で
きないという問題点があった。
【0024】本発明の目的は以上の問題点を解決し、V
TRの電源がオン状態で、記録又は再生を行っていない
停止状態において、入力信号としてNTSC方式の信号
が入力された場合であっても、PAL方式のテレビジョ
ン受像機200の画面において色信号を表示することが
できるPAL方式のVTRを提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載のPAL方式のビデオテープレコーダは、入力された
NTSC方式の複合映像信号をPAL方式の複合映像信
号に変換して出力する、NTSC方式の停止モードのた
めの変換回路と、映像信号の記録再生モードのための記
録再生回路とを備えたPAL方式のビデオテープレコー
ダであって、上記変換回路は、入力されたNTSC方式
の複合映像信号から色副搬送波信号を帯域通過ろ波して
出力する帯域通過ろ波手段と、上記入力されたNTSC
方式の複合映像信号から輝度信号を低域通過ろ波して出
力する低域通過ろ波手段と、所定の局部発振周波数を有
する局部発振信号を発生して出力する局部発振回路と、
上記局部発振回路から出力される局部発振信号を用い
て、上記帯域通過ろ波手段から出力されるNTSC方式
の色副搬送波信号を、色副搬送波信号の副搬送波周波数
が所定の副搬送波周波数であるNTSC方式の色副搬送
波信号に周波数変換して出力する周波数変換手段と、上
記周波数変換手段から出力された色副搬送波信号を、P
AL方式の色副搬送波信号に変換して出力する方式変換
手段と、上記低域通過ろ波手段から出力された輝度信号
と、上記方式変換手段から出力されたPAL方式の色副
搬送波信号とを加算して、加算結果の信号をPAL方式
の複合映像信号として出力する加算手段とを備え、上記
変換回路は、上記記録再生回路を用いて構成されたこと
を特徴とする。
【0026】また、請求項2記載のPAL方式のビデオ
テープレコーダは、請求項1記載のPAL方式のビデオ
テープレコーダにおいて、上記局部発振回路は、所定の
発振周波数の範囲で発振して局部発振信号を出力する電
圧制御型発振器と、上記電圧制御型発振器から出力され
た局部発振信号の周波数、又は局部発振信号を所定の第
3の分周比で分周した周波数を、入力される減算信号の
周波数だけ減算して、減算結果の周波数を有する信号を
出力する周波数減算手段と、上記周波数減算手段から出
力される信号を所定の第1の分周比で分周して、分周後
の信号を出力する第1の分周手段と、PAL方式の色副
搬送波信号の副搬送波周波数を有する発振信号を発生し
て出力する水晶発振器と、上記第1の分周手段から出力
される信号の周波数を、上記水晶発振器から出力される
発振信号の周波数、又は上記水晶発振器から出力される
発振信号を所定の第4の分周比で分周した周波数だけ変
化するように周波数変換して、周波数変換後の信号を出
力する周波数変換回路と、上記周波数変換回路から出力
される信号を所定の第2の分周比で分周して、分周後の
信号を上記減算信号として上記周波数減算手段に出力す
る第2の分周手段と、上記水晶発振器から出力される発
振信号と、上記周波数変換手段から出力される信号とを
位相比較して、その位相誤差信号を上記電圧制御型発振
器に出力する位相比較器と、入力される水平同期信号に
基づいて、上記周波数変換回路からの信号を計数するこ
とにより、上記電圧制御発振器の発振周波数を検出し
て、上記電圧制御発振器の発振周波数を所定の周波数範
囲に制御するサイドロック回路とを備えたことを特徴と
する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0028】<第1の実施形態>図1は、本発明に係る
第1の実施形態であるPAL方式VTR用記録再生停止
回路100aの構成を示すブロック図であり、図2は、
図1の局部発振回路6aの構成を示すブロック図であ
り、図3は、図1の方式変換器7aの構成を示すブロッ
ク図である。図1乃至図3において、図9乃至図11と
同様のものについては同一の符号を付している。また、
図2の局部発振回路6aにおける各信号の周波数につい
ては、当該VTRの電源がオンであるが記録又は再生し
ていない停止状態における周波数を示しており、記録モ
ード及び再生モードにおいて図2の局部発振回路6aは
図10で示した各信号の周波数のように動作する。
【0029】第1の実施形態のPAL方式VTR用記録
再生停止回路100aが、従来例の記録再生回路100
と異なるのは、主として、記録モード(REC)及び再
生モード(PB)に加えて、NTSC方式の停止モード
(STOP)のための回路を設けたことであり、具体的
には以下の通りである。 (a)制御信号C2に代えて、記録モード(REC)、
再生モード(PB)及びNTSC方式の停止モード(S
TOP)を指定する制御信号C2aを用いること。 (b)スイッチSW1乃至SW3は、制御信号C1及び
C2aに従って、REC,STOP(NTSC)側又は
PB側に選択的に切り換えられること。 (c)スイッチSW4は、制御信号C1及びC2aに従
って、REC側又はPB,STOP(NTSC)側に選
択的に切り換えられること。 (d)スイッチSW5は、制御信号C2aに従って、R
EC側又はPB側に選択的に切り換えられること。 (e)スイッチSW10が新たに設けられ、スイッチS
W10は制御信号C2aに従って、PB側又はSTOP
(NTSC)側に選択的に切り換えられ、BPF2から
の信号はスイッチSW10のPB側を介して方式変換器
7aに入力されること。 (f)方式変換器7にとって代わって、方式変換器7a
が設けられたこと。 (g)LPF5が新たに設けられ、LPF5からの信号
はスイッチSW10のSTOP(NTSC)側を介して
方式変換器7aに入力されること。
【0030】第1の実施形態の局部発振回路6aが従来
例の局部発振回路6bと異なるのは、以下の点である。 (a)スイッチSW11,SW12,SW13が新たに
設けられ、スイッチSW11乃至SW13は、制御信号
C2aに従って、REC,PB側又はSTOP(NTS
C)側に選択的に切り換えられること。 (b)1/2分周器28が新たに設けられたこと。 (c)スイッチSW6は、制御信号C2aに従って、P
B,STOP(NTSC)側又はREC側に選択的に切
り換えられること。 (d)1/2分周器14が新たに設けられたこと。 (e)VCO12にとって代わってVCO12aが設け
られ、VCO12aは、NTSC方式の停止モードのと
きに、発振周波数23.18MHz=2fsc+910
fHの発振信号を発生すること。 (f)デコーダ21にとって代わってデコーダ21aが
設けられ、デコーダ21aは、1/40分周器19から
の信号を13/40分周して、分周後の信号を周波数減
算器15に出力すること。ここで、デコーダ21aを備
えた減算信号発生回路を37aとする。
【0031】第1の実施形態の方式変換器7aは、従来
例の方式変換器7と比較して以下の点が異なる。 (a)スイッチSW8に代えてスイッチSW14を設け
たこと。 (b)2逓倍器39に代えて、2個のBPF31,32
を設けたこと。ここで、BPF31の通過帯域の中心周
波数はfsc/2であり、BPF32の通過帯域の中心
周波数は(3/2)fscである。 以下、上記の相違点を中心として、NTSC方式の停止
モードにおける記録再生停止回路100aの構成及び動
作について説明する。
【0032】図1において、まず、入力端子1からNT
SC方式の複合映像信号が入力され、当該複合映像信号
はスイッチSW1のREC,STOP(NTSC)側を
介してBPF2に入力される。BPF2は、入力された
複合映像信号から輝度信号を除去して、色副搬送波信号
を帯域通過ろ波して抽出してスイッチSW2のREC,
STOP(NTSC)側を介してACC3に出力され
る。ACC3は、入力された色副搬送波信号の振幅を一
定にしてBM4に出力する。BM4は、入力された色副
搬送波信号を、副搬送波周波数がfsc/2(ここで、
fscはPAL方式の色副搬送波信号の副搬送波周波数
である。)であるNTSC方式の色副搬送波信号に周波
数変換して、周波数変換の際に生じる不要成分を除去す
るLPF5及びスイッチSW10のSTOP(NTS
C)側を介して図3の方式変換器7aに出力する。
【0033】図2の局部発振回路6aにおいて、スイッ
チSW7がb側に切り換えられ、VXO27は、4.4
3MHzであるPAL方式の色副搬送波信号の副搬送波
周波数fscを有する発振信号を発生して、1/2分周
器28に出力する。1/2分周器28は、発振信号を1
/2分周して、分周後の矩形波発振信号をBPF31,
32に出力する。図3の方式変換器7aにおいて、BP
F31は、入力された矩形波発振信号からfsc/2の
周波数成分の信号を抽出してスイッチSW14のa側に
出力する一方、BPF32は、入力された矩形波発振信
号から(3/2)fscの周波数成分の信号を抽出して
スイッチSW14のb側に出力する。一方、1/2分周
器29は入力された水平走査周波数fHの水平同期信号
HSYNCを1/2分周して、周波数fH/2の矩形波
信号をスイッチSW14の切り換え制御端子に出力す
る。従って、スイッチSW14は、周波数fH/2の矩
形波信号のときに信号レベルに従って、a側又はb側に
選択的に交互に繰り返して切り換えられる。これによ
り、スイッチSW14においては、BPF31からの出
力信号と、BPF32からの出力信号とが周波数fH/
2の逆数の期間毎に交互に切り換えられて、BM35に
出力される。
【0034】図1のLPF5から出力される色副搬送波
信号の副搬送波周波数がfsc/2であるNTSC方式
の色副搬送波信号は、スイッチSW10のSTOP(N
TSC)側を介して図3の方式変換器7aの−45度移
相器34に入力される。−45度移相器34は、入力さ
れた色副搬送波信号のカラーバースト信号を−45度だ
け移相してBM35に出力する。BM35は、スイッチ
SW14からの出力信号が周波数fsc/2の信号であ
る場合には、副搬送波周波数が周波数fscに戻された
色副搬送波信号をLPF36に出力する一方、スイッチ
SW14からの出力信号が周波数3fsc/2の場合に
は、NTSC方式の(R−Y)軸信号を位相反転させか
つ副搬送波周波数がfscである色副搬送波信号をLP
F36に出力する。ここで、スイッチSW14は、周波
数fH/2の逆数の期間毎に交互に切り換えられるため
に、BM35からの出力信号はPAL方式の色副搬送波
信号となり、LPF36は、入力された色副搬送波信号
から不要な周波数成分を除去して、PAL方式の色副搬
送波信号を加算器10に出力する。すなわち、方式変換
器7aでは、図1のLPF5からの出力信号をPAL方
式の色副搬送波信号に変換している。
【0035】そして、図1の加算器10は、LPF9か
らの輝度信号と、図3の方式変換器7aのLPF36か
らのPAL方式の色副搬送波信号とを加算して、加算結
果であるPAL方式の複合映像信号を得る。当該PAL
方式の複合映像信号は、スイッチSW4及び出力端子1
1を介してPAL方式のテレビジョン受像機200に出
力される。このとき、PAL方式のテレビジョン受像機
200により、NTSC方式の複合映像信号からPAL
方式の複合映像信号に方式変換された映像信号の画像を
見ることができる。
【0036】図2の局部発振回路6aにおいて、位相比
較器26aは、図1のLPF5からの出力信号である色
副搬送波信号のカラーバースト信号と、1/2分周器2
8からスイッチSW11のSTOP(NTSC)側を介
して入力される周波数fsc/2の信号を位相比較し
て、その位相誤差信号を、加算器24、スイッチSW6
のPB,STOP(NTSC)側及び信号を平滑するL
PF25を介してVCO12aに出力する。VCO12
aは、位相比較器26からの位相誤差信号に従ってその
発振周波数が2fsc+910fH=23.18MHz
となるように制御される。VCO12aによって発生さ
れた発振信号は、1/4分周器13によって1/4分周
された後、分周後の発振信号はBM4における周波数変
換のための局部発振信号としてBM4に供給される。こ
こで、当該局部発振信号の周波数は、fsc/2+45
5fH/2となる。
【0037】図1のBM4に入力されるACC3からの
色副搬送波信号はNTSC方式の色副搬送波信号である
ため、1/4分周器13から出力される局部発振信号の
周波数fsc+455fH/2における水平走査周波数
fHはNTSC方式の15.734kHzである。図2
の1/2分周器14は、VCO12aからの発振信号を
1/2分周し、分周後の周波数fsc+455fHの信
号をスイッチSW12のSTOP(NTSC)側を介し
て周波数減算器15に出力する。周波数減算器15は、
1/2分周器14からの出力信号の周波数からデコーダ
21aからの周波数13fHの信号の周波数13fHを
減算して、周波数fsc+442fHの信号を発生して
1/4分周器16に出力する。そして、1/4分周器1
6は入力された信号を1/4分周して、分周後の周波数
fsc/4+110.5fHの信号をBM17に出力す
る。BM17は、1/4分周器16からの出力信号と1
/2分周器28からの出力信号とを平衡変調することに
より、周波数(110.5fH−fsc/4)の信号を
発生して、不要な周波数成分を除去するLPF18を介
して1/40分周器19及びカウンタ20に出力する。
【0038】ここで、fHはNTSC方式の水平走査周
波数であるが、fscはPAL方式の色副搬送波信号の
副搬送波周波数である。PAL方式において、色副搬送
波信号の副搬送波周波数fscは1135fH/4で示
されるが、このときのfHはPAL方式の水平走査周波
数であって、15.625kHzである。NTSC方式
の水平走査周波数fHは15.734kHzであるた
め、PAL方式の色副搬送波信号の副搬送波周波数fs
cを、NTSC方式の水平走査周波数fHを使用して示
すと、約281.778fHとなる。従って、BM17
の出力信号の周波数(110.5fH−fsc/4)
は、約40.05fHと示される。
【0039】リセット回路23には水平同期信号HSY
NCが入力され、リセット回路23は、8H毎に水平同
期信号と同期してリセット信号を出力し、1/40分周
器19、カウンタ20及びサイドロック回路22を初期
状態にリセットする。カウンタ20は、8Hの期間の間
において、LPF18からの周波数40.05fHの信
号をクロックとして計数してその計数値をサイドロック
回路22に出力する。サイドロック回路22は、カウン
タ20の計数値が318より少ない場合にはVCO12
aの発振周波数を上げるように制御信号を出力する一
方、計数値が322以上の場合にはVCO12aの発振
周波数を下げるように制御信号を出力する。サイドロッ
ク回路22からの出力制御信号は加算器24、スイッチ
SW6のPB,STOP(NTSC)側及びLPF25
を介してVCO12aに出力することにより、VCO1
2aの発振周波数は、LPF18からの出力信号の周波
数が(40−1/4)fHから(40+1/4)fHの
範囲内になるように制御される。VCO12aの発振周
波数は、サイドロック回路22で制御される周波数範囲
内で、位相比較器26の制御をうけるため、2fsc+
910fHの発振周波数に制御される。
【0040】一方、1/40分周器19は、LPF18
からの周波数40.05fHの出力信号を1/40分周
して、分周後の信号をデコーダ21に出力する。デコー
ダ21は、入力された信号をデコードすることにより、
LPF18の出力信号をクロックとして40クロック間
に13個のパルスを発生し、すなわち、入力された信号
を13/40分周して周波数減算器15に出力する。こ
こで、LPF18の出力信号周波数は40.05fHで
あるが、1/40分周器19はリセット回路23からの
リセット信号により8H毎に初期化されるため、0.0
5fHの端数周波数成分の影響が除去されて、デコーダ
21の出力信号周波数は13fHとなる。これにより、
減算信号発生回路37aからの出力信号の周波数は13
fHとなり、周波数減算器15における減算周波数に使
用される。
【0041】以上のように構成された局部発振回路6a
において、局部発振回路6aの出力信号である1/4分
周器13からの出力信号の周波数はfsc/2+455
fH/2となり、1/4分周器13からの出力信号がB
M4における周波数変換のための局部発振信号となる。
【0042】図4は、図1の減算信号発生回路37aの
構成を示すブロック図であり、図5は、図4の減算信号
発生回路37aの動作を示すタイミングチャートであ
る。
【0043】図4において、減算信号発生回路37aに
は、図2のLPF18からの出力信号が入力信号として
入力されるとともに、図2のリセット回路23からの出
力信号がリセット信号として入力される。減算信号発生
回路37aは1/40分周器19とデコーダ21aとか
ら構成される。図4において、G1,G2及びG3はイ
ンバータ、G4及びG5はオアゲート、G6,G7及び
G8はナンドゲート、F0,F1,F2,F3,F4及
びF5はDタイプフリップフロップである。
【0044】次いで、減算信号発生回路37aの構成及
び動作について説明する。図4において、図1のLPF
18からの周波数40.05fHの出力信号は、インバ
ータG1を介してDタイプフリップフロップF0にクロ
ックとして入力される。ここで、反転出力端子とD入力
端子とが接続されたDタイプフリップフロップF0は、
1/2分周器を構成している。Dタイプフリップフロッ
プF0の出力信号はインバータG2を介してDタイプフ
リップフロップF1,F2及びF3にクロックとして入
力される。ここで、DタイプフリップフロップF1,F
2,F3及びG4は1/5分周器を構成している。ナン
ドゲートG6は、上記1/5分周された信号をデコード
して、インバータG3を介してDタイプフリップフロッ
プF4及びF5へ供給される。ここで、Dタイプフリッ
プフロップF4及びF5は1/4分周器を構成してい
る。従って、以上の構成により、1/40分周器19が
構成される。そして、オアゲートG5、ナンドゲートG
7及びG8で構成されるデコーダ21aは、1/40分
周器19を構成する各素子の出力信号をデコードするこ
とにより、入力信号が40クロック分だけ入力される間
に13パルスの信号を発生してナンドゲートG8の出力
端子から出力する。
【0045】図5から明らかなように、8H毎にリセッ
トパルス信号が入力されるため、デコーダ21aの出力
端子からは、1Hに13パルスの信号が出力されること
となる。従って、減算信号発生回路37aからの出力信
号の信号周波数は、13fHとなる。
【0046】図6は、図1の周波数減算器15の構成を
示すブロック図であり、図7は、図6の周波数減算器1
5の動作を示すタイミングチャートである。
【0047】図6において、周波数減算器15は、Dタ
イプフリップフロップF6と、排他的論理和ゲートG9
とを備えて構成される。図2の1/2分周器14からの
出力信号を入力信号として入力され、当該入力信号がD
タイプフリップフロップF6にクロックとして入力され
るとともに、排他的論理和ゲートG9の第2の入力端子
に入力される。当該入力信号の信号周波数はfsc+4
55fHである。一方、減算信号として、図2のデコー
ダ21aの出力信号が入力され、この減算信号の信号周
波数は13fHである。さらに、Dタイプフリップフロ
ップF6の出力端子からの信号は、排他的論理和ゲート
G9の第1の入力端子に入力され、排他的論理和ゲート
G9の出力端子からの信号が当該周波数減算器15の出
力信号となる。
【0048】図7から明らかなように、減算信号のパル
スの立ち上がり点及び立ち下がり点において、入力信号
が半パルス分だけ欠落する。すなわち、減算信号の1パ
ルスにつき、入力信号の信号パルス数は1パルス削除さ
れることとなる。これにより、出力信号の信号周波数
は、入力信号の信号周波数から減算信号の信号周波数を
減算した周波数となる。
【0049】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、NTSC方式の停止モードのための回路を含む記録
再生停止回路100aを構成したので、PAL方式のV
TRの停止モード時において、NTSC方式の複合映像
信号が入力された場合において、NTSC方式の複合映
像信号をPAL方式の複合映像信号に変換してPAL方
式のテレビジョン受像機200に出力することにより、
入力されたNTSC方式の複合映像信号の映像を色信号
も含めて見ることができる。記録再生停止回路100a
は、従来例の記録再生回路100における記録及び再生
の回路をほぼ流用して若干改造することにより構成する
ことができ、回路構成が簡単であって安価な製造コスト
で製造することができる。
【0050】<第2の実施形態>図8は、本発明に係る
第2の実施形態であるPAL方式VTR用記録再生停止
回路のための局部発振回路6bの構成を示すブロック図
であり、第2の実施形態において、図11に示す方式変
換器7を用いる。図8に記載の周波数は、NTSC方式
の停止モードのときの周波数であり、記録モード及び再
生モードのときの回路は、図10に示すように動作す
る。
【0051】この第2の実施形態の局部発振回路6bが
第1の実施形態の局部発振回路6aと異なるのは以下の
点である。 (a)1/2分周器28にとって代わって1/4分周器
28aを設けたこと。 (b)VXO27からの発振信号は図11の方式変換器
7内の2逓倍器39に出力されること。 (c)VCO12aにとって代わってVCO12bを設
けたこと。ここで、VCO12bはNTSC方式の停止
モードにおいて周波数16.02MHz=2fsc+4
55fHで発振するように構成される。 (d)1/2分周器13aを新たに設けたこと。 (e)スイッチSW15を新たに設け、スイッチSW1
5は制御信号C2aに従って、STOP(NTSC)側
又はREC,PB側に選択的に切り換えられる。 (f)デコーダ21aにとって代わってデコーダ21b
が設けられたこと。 (g)サイドロック回路22にとってかわってサイドロ
ック回路22aが設けられたこと。 (h)1/4分周器16にとって代わって1/8及び1
/4分周器16aが設けられたこと。1/8及び1/4
分周器16aは、NTSC方式の停止モードのときに1
/8分周器となる一方、記録又は再生モードにおいて1
/4分周器となる。 以下、上記相違点を中心として、第2の実施形態の局部
発振回路6bの構成及び動作について説明する。なお、
記録再生停止回路は図1の記録再生停止回路100aを
用い、方式変換器は図11の方式変換器7を用いる。
【0052】まず、入力端子1からNTSC方式の複合
映像信号が入力された後、BPF2に入力される。BP
F2は、複合映像信号から輝度信号を除去して色副搬送
波信号を帯域通過ろ波して抽出して、スイッチSW2の
REC,STOP(NTSC)側及びACC3を介して
BM4に出力する。BM4は、色副搬送波信号を、副搬
送波周波数がPAL方式のfscであるNTSC方式の
色副搬送波信号に周波数変換して、LPF5及びスイッ
チSW10のSTOP(NTSC)側を介して図11の
方式変換器7の−45度移相器34に出力する。
【0053】図11の方式変換器7の動作は、従来例と
同様であり、方式変換器7は、色副搬送波信号の副搬送
波周波数がPAL方式であるNTSC方式の色副搬送波
信号をPAL方式の色副搬送波信号に変換して図1の加
算器10に出力する。そして、図1の加算器10は、L
PF9からの輝度信号と、図11の方式変換器7のスイ
ッチSW8からのPAL方式の色副搬送波信号とを加算
して、加算結果であるPAL方式の複合映像信号を得
る。当該PAL方式の複合映像信号は、スイッチSW4
及び出力端子11を介してPAL方式のテレビジョン受
像機200に出力される。このとき、PAL方式のテレ
ビジョン受像機200により、NTSC方式の複合映像
信号からPAL方式の複合映像信号に方式変換された映
像信号の画像を見ることができる。
【0054】図8の局部発振回路6bにおいて、位相比
較器26aは、LPF5からの出力信号の色副搬送波信
号のカラーバースト信号と、VXO27からの周波数f
scの信号とを位相比較し、その位相誤差信号を加算器
24、スイッチSW6のPB,STOP(NTSC)及
びLPF25を介してVCO12bに出力する。ここ
で、VCO12bはその発振周波数が周波数(2fsc
+455fH)となるように制御され、その発振信号は
1/2分周器13aによって1/2分周された後、分周
後の発振信号はBM4における周波数変換のための局部
発振信号として、BM4に出力される。この局部発振信
号の周波数は、fsc+455fH/2となる。そし
て、周波数減算器15は、VCO12bの出力信号の周
波数からデコーダ21bからの出力信号の周波数7fH
を減算して、減算結果の周波数(2fsc+448f
H)の信号を分周器16aに出力する。分周器16aは
入力された信号を1/8分周して、分周後の周波数(f
sc/4+56fH)の信号をBM17に出力する。一
方、1/4分周器28aは、VXO27からの出力信号
を1/4分周し、分周後の周波数fsc/4の信号を、
スイッチSW11のSTOP(NTSC)側を介してB
M17に出力する。BM17は、分周器16aからの出
力信号と1/4分周器28aからの出力信号とを平衡変
調することにより、周波数56fHの信号を発生して、
LPF18を介して1/56分周器19a及びカウンタ
20に出力する。
【0055】一方、水平同期信号HSYNCはリセット
回路23に入力され、リセット回路23は8H毎に水平
同期信号と同期してリセット信号を出力し、1/56分
周器19a、カウンタ20及びサイドロック回路22a
を初期状態にするようにリセットする。カウンタ20
は、8Hの期間の間において、LPF18からの周波数
56fHの信号をクロックとして計数する。サイドロッ
ク回路22aは、計数値が446よりも少ない場合には
VCO12の発振周波数を上げるように制御信号を出力
し、計数値が450以上の場合にはVCO12の発振周
波数を下げるように制御信号を出力する。サイドロック
回路22からの出力制御信号はLPF25を介してVC
O12bに出力され、VCO12bは、LPF18の出
力信号の周波数が(56−1/4)fHから(56+1
/4)fHの範囲内になるように制御される。VCO1
2bの発振周波数は、サイドロック回路22aで制御さ
れる周波数範囲内で、位相比較器26の制御をうけるた
め、VCO12bの発振周波数は、2fsc+455f
Hとなるように制御される。1/56分周器19aは、
LPF18の出力信号を1/56分周して、分周後の信
号をデコーダ21bに出力する。デコーダ21bは、1
/56分周器19aからの出力信号をデコードすること
により、LPF18からの出力信号をクロックとして用
いて、56クロック間に7個のパルス信号を発生する。
すなわち、デコーダ21bは、1/56分周器19aか
らの出力信号を7逓倍して周波数減算器15に出力す
る。これにより、デコーダ21bの出力信号の周波数は
7fHとなり、減算信号発生回路37bの出力信号の周
波数も7fHとなる。
【0056】以上のように構成された局部発振回路6b
からの出力信号の周波数はfsc+455fH/2とな
り、当該出力信号はBM4における周波数変換のための
局部発振信号となる。
【0057】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、NTSC方式の停止モードのための回路を含む局部
発振回路6bを備えた記録再生停止回路100aを構成
したので、PAL方式のVTRの停止モード時におい
て、NTSC方式の複合映像信号が入力された場合にお
いて、NTSC方式の複合映像信号をPAL方式の複合
映像信号に変換してPAL方式のテレビジョン受像機2
00に出力することにより、入力されたNTSC方式の
複合映像信号の映像を色信号も含めて見ることができ
る。局部発振回路6bを備えた記録再生停止回路100
aは、従来例の記録再生回路100における記録及び再
生の回路をほぼ流用して若干改造することにより構成す
ることができ、回路構成が簡単であって安価な製造コス
トで製造することができる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載のPAL方式のビデオテープレコーダにおいて
は、入力されたNTSC方式の複合映像信号をPAL方
式の複合映像信号に変換して出力する、NTSC方式の
停止モードのための変換回路と、映像信号の記録再生モ
ードのための記録再生回路とを備えたPAL方式のビデ
オテープレコーダであって、上記変換回路は、入力され
たNTSC方式の複合映像信号から色副搬送波信号を帯
域通過ろ波して出力する帯域通過ろ波手段と、上記入力
されたNTSC方式の複合映像信号から輝度信号を低域
通過ろ波して出力する低域通過ろ波手段と、所定の局部
発振周波数を有する局部発振信号を発生して出力する局
部発振回路と、上記局部発振回路から出力される局部発
振信号を用いて、上記帯域通過ろ波手段から出力される
NTSC方式の色副搬送波信号を、色副搬送波信号の副
搬送波周波数がPAL方式の副搬送波周波数であるNT
SC方式の色副搬送波信号に周波数変換して出力する周
波数変換手段と、上記周波数変換手段から出力された色
副搬送波信号を、PAL方式の色副搬送波信号に変換し
て出力する方式変換手段と、上記低域通過ろ波手段から
出力された輝度信号と、上記方式変換手段から出力され
た所定の色副搬送波信号とを加算して、加算結果の信号
をPAL方式の複合映像信号として出力する加算手段と
を備え、上記変換回路は、上記記録再生回路を用いて構
成される。従って、PAL方式のVTRの停止モード時
において、NTSC方式の複合映像信号が入力された場
合において、NTSC方式の複合映像信号をPAL方式
の複合映像信号に変換してPAL方式のテレビジョン受
像機に出力することにより、入力されたNTSC方式の
複合映像信号の映像を色信号も含めて見ることができ
る。また、上記変換回路は、従来例の記録再生回路10
0における記録及び再生の回路をほぼ流用して若干改造
することにより構成することができ、回路構成が簡単で
あって安価な製造コストで製造することができる。
【0059】また、請求項2記載のPAL方式のビデオ
テープレコーダにおいては、請求項1記載のPAL方式
のビデオテープレコーダにおいて、上記局部発振回路
は、所定の発振周波数の範囲で発振して局部発振信号を
出力する電圧制御型発振器と、上記電圧制御型発振器か
ら出力された局部発振信号の周波数、又は局部発振信号
を所定の第3の分周比で分周した周波数を、入力される
減算信号の周波数だけ減算して、減算結果の周波数を有
する信号を出力する周波数減算手段と、上記周波数減算
手段から出力される信号を所定の第1の分周比で分周し
て、分周後の信号を出力する第1の分周手段と、PAL
方式の色副搬送波信号の副搬送波周波数を有する発振信
号を発生して出力する水晶発振器と、上記第1の分周手
段から出力される信号の周波数を、上記水晶発振器から
出力される発振信号の周波数、又は上記水晶発振器から
出力される発振信号を所定の第4の分周比で分周した周
波数だけ変化するように周波数変換して、周波数変換後
の信号を出力する周波数変換回路と、上記周波数変換回
路から出力される信号を所定の第2の分周比で分周し
て、分周後の信号を上記減算信号として上記周波数減算
手段に出力する第2の分周手段と、上記水晶発振器から
出力される発振信号と、上記周波数変換手段から出力さ
れる信号とを位相比較して、その位相誤差信号を上記電
圧制御型発振器に出力する位相比較器と、入力される水
平同期信号に基づいて、上記周波数変換回路からの信号
を計数することにより、上記電圧制御発振器の発振周波
数を検出して、上記電圧制御発振器の発振周波数を所定
の周波数範囲に制御するサイドロック回路とを備える。
従って、PAL方式のVTRの停止モード時において、
NTSC方式の複合映像信号が入力された場合におい
て、NTSC方式の複合映像信号をPAL方式の複合映
像信号に変換してPAL方式のテレビジョン受像機に出
力することにより、入力されたNTSC方式の複合映像
信号の映像を色信号も含めて見ることができる。また、
上記変換回路は、従来例の記録再生回路100における
記録及び再生の回路をほぼ流用して若干改造することに
より構成することができ、回路構成が簡単であって安価
な製造コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施形態であるPAL方
式VTR用記録再生停止回路100aの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 図1の局部発振回路6aの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 図1の方式変換器7aの構成を示すブロック
図である。
【図4】 図1の減算信号発生回路37aの構成を示す
ブロック図である。
【図5】 図4の減算信号発生回路37aの動作を示す
タイミングチャートである。
【図6】 図1の周波数減算器15の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】 図6の周波数減算器15の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図8】 本発明に係る第2の実施形態であるPAL方
式VTR用記録再生停止回路のための局部発振回路6b
の構成を示すブロック図である。
【図9】 従来例のPAL方式VTR用記録再生回路1
00の構成を示すブロック図である。
【図10】 図9の局部発振回路6の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】 図9の従来例及び図8の第2の実施形態の
方式変換器7の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…入力端子、 2,31,32…帯域通過フィルタ(BPF)、 3…自動色信号制御回路(ACC)、 4,17,35…平衡変調器(BM)、 5,9,18,25,36,46,50…低域通過フィ
ルタ(LPF)、 6a,6b…局部発振回路、 7a…方式変換器、 8…自動利得制御回路(AGC)、 10,24,44…加算器、 11…出力端子、 12,12a…電圧制御型発振器、 13,16,28a…1/4分周器、 13a,14,28,29…1/2分周器、 15…周波数減算器、 16a…1/8及び1/4分周器、 19…1/40分周器、 19a…1/56分周器、 20…カウンタ、 21a,21b…デコーダ、 22,22a…サイドロック回路、 23…リセット回路、 26,26a…位相比較器、 27…電圧制御型可変水晶発振器、 27a,27b…水晶発振子、 34…−45度移相器、 37a…減算信号発生回路、 39…2逓倍器、 42…FM変調器、 43,47…高域通過フィルタ(HPF)、 45…記録アンプ、 48…リミッタ(LIM)、 49…FM復調器、 51…再生アンプ、 52…磁気ヘッド、 53…磁気テープ、 100a…記録再生停止回路、 200…PAL方式のテレビジョン受像機、 SW1,SW2,SW3,SW4,SW5,SW6,S
W7,SW10,SW11,SW12,SW13,SW
14…スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands (72)発明者 内山 伸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 三村 乃久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 ヘルベルト・ハイネマン ドイツ連邦共和国25421ピンネベルク、オ ーレンカムプ18デー番 (72)発明者 ホルガー・エルンスト ドイツ連邦共和国21035ハンブルク、アナ −フォン−ジールケ・リング85番

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたNTSC方式の複合映像信号
    をPAL方式の複合映像信号に変換して出力する、NT
    SC方式の停止モードのための変換回路と、映像信号の
    記録再生モードのための記録再生回路とを備えたPAL
    方式のビデオテープレコーダであって、 上記変換回路は、 入力されたNTSC方式の複合映像信号から色副搬送波
    信号を帯域通過ろ波して出力する帯域通過ろ波手段と、 上記入力されたNTSC方式の複合映像信号から輝度信
    号を低域通過ろ波して出力する低域通過ろ波手段と、 所定の局部発振周波数を有する局部発振信号を発生して
    出力する局部発振回路と、 上記局部発振回路から出力される局部発振信号を用い
    て、上記帯域通過ろ波手段から出力されるNTSC方式
    の色副搬送波信号を、色副搬送波信号の副搬送波周波数
    が所定の副搬送波周波数であるNTSC方式の色副搬送
    波信号に周波数変換して出力する周波数変換手段と、 上記周波数変換手段から出力された色副搬送波信号を、
    PAL方式の色副搬送波信号に変換して出力する方式変
    換手段と、 上記低域通過ろ波手段から出力された輝度信号と、上記
    方式変換手段から出力されたPAL方式の色副搬送波信
    号とを加算して、加算結果の信号をPAL方式の複合映
    像信号として出力する加算手段とを備え、 上記変換回路は、上記記録再生回路を用いて構成された
    ことを特徴とするPAL方式のビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 上記局部発振回路は、 所定の発振周波数の範囲で発振して局部発振信号を出力
    する電圧制御型発振器と、 上記電圧制御型発振器から出力された局部発振信号の周
    波数、又は局部発振信号を所定の第3の分周比で分周し
    た周波数を、入力される減算信号の周波数だけ減算し
    て、減算結果の周波数を有する信号を出力する周波数減
    算手段と、 上記周波数減算手段から出力される信号を所定の第1の
    分周比で分周して、分周後の信号を出力する第1の分周
    手段と、 PAL方式の色副搬送波信号の副搬送波周波数を有する
    発振信号を発生して出力する水晶発振器と、 上記第1の分周手段から出力される信号の周波数を、上
    記水晶発振器から出力される発振信号の周波数、又は上
    記水晶発振器から出力される発振信号を所定の第4の分
    周比で分周した周波数だけ変化するように周波数変換し
    て、周波数変換後の信号を出力する周波数変換回路と、 上記周波数変換回路から出力される信号を所定の第2の
    分周比で分周して、分周後の信号を上記減算信号として
    上記周波数減算手段に出力する第2の分周手段と、 上記水晶発振器から出力される発振信号と、上記周波数
    変換手段から出力される信号とを位相比較して、その位
    相誤差信号を上記電圧制御型発振器に出力する位相比較
    器と、 入力される水平同期信号に基づいて、上記周波数変換回
    路からの信号を計数することにより、上記電圧制御発振
    器の発振周波数を検出して、上記電圧制御発振器の発振
    周波数を所定の周波数範囲に制御するサイドロック回路
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載のPAL方式
    のビデオテープレコーダ。
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