JPH11313098A - 光lan装置 - Google Patents
光lan装置Info
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- JPH11313098A JPH11313098A JP10129667A JP12966798A JPH11313098A JP H11313098 A JPH11313098 A JP H11313098A JP 10129667 A JP10129667 A JP 10129667A JP 12966798 A JP12966798 A JP 12966798A JP H11313098 A JPH11313098 A JP H11313098A
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- lan device
- node
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トポロジーがループ形態の光LANにおいて
伝送路またはノードに障害が発生した場合、LANシス
テム全体が使用不能になるのを防ぐ光LAN装置を提供
する。 【解決手段】 伝送路内に2分岐光カプラ8を複数用
い、さらに2分岐光カプラ間に遅延器9を設置すること
によりスレイブノードの伝送遅延を補正すると共に、ル
ープ筐体10とスレイブノード間の光ファイバ7の切断、
スレイブノードの故障時にも最低限の通信を確保する。
伝送路またはノードに障害が発生した場合、LANシス
テム全体が使用不能になるのを防ぐ光LAN装置を提供
する。 【解決手段】 伝送路内に2分岐光カプラ8を複数用
い、さらに2分岐光カプラ間に遅延器9を設置すること
によりスレイブノードの伝送遅延を補正すると共に、ル
ープ筐体10とスレイブノード間の光ファイバ7の切断、
スレイブノードの故障時にも最低限の通信を確保する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信を利用した
光LAN装置に関し、特に2分岐光カプラまたは多分岐
カプラを光LANに設け、スレーブノードへの光ファイ
バが断線してもネットワーク全体がダウンすることがな
いよう構成したものである。
光LAN装置に関し、特に2分岐光カプラまたは多分岐
カプラを光LANに設け、スレーブノードへの光ファイ
バが断線してもネットワーク全体がダウンすることがな
いよう構成したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光LAN装置は「標準LAN教科
書上」(アスキー出版社)P.22に記載されたものが知られ
ている。図7は従来のリング型光LAN装置の構成を示
しており、マスタノード1、スレイブノード2〜4、光
送受信部5、光コネクタ6、光ファイバ7から構成され
ている。
書上」(アスキー出版社)P.22に記載されたものが知られ
ている。図7は従来のリング型光LAN装置の構成を示
しており、マスタノード1、スレイブノード2〜4、光
送受信部5、光コネクタ6、光ファイバ7から構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のリング型光LAN装置においては、以下に示すよう
な問題を有していた。 1.伝送路であるファイバが1点でも切断されるとLA
Nシステム全体がシステムダウンする。 2.LAN上のスレイブノードが1台でも故障するとデ
ータの受け渡しが不可能になりシステム全体がダウンす
る。 3.スレイブノードに接続されている光送受信部が故障
した場合にも同様の事態になる。 4.マスタノードまたはスレイブノードの光送受信部に
接続されている光コネクタが衝撃等で脱落した場合も同
様である。 5.光カプラ等を用い、スレイブノードをパスするルー
プを構成してもスレイブノード内で発生する伝送遅延に
より伝送信号にずれが生じ、安定した通信の確保が困難
になる。
来のリング型光LAN装置においては、以下に示すよう
な問題を有していた。 1.伝送路であるファイバが1点でも切断されるとLA
Nシステム全体がシステムダウンする。 2.LAN上のスレイブノードが1台でも故障するとデ
ータの受け渡しが不可能になりシステム全体がダウンす
る。 3.スレイブノードに接続されている光送受信部が故障
した場合にも同様の事態になる。 4.マスタノードまたはスレイブノードの光送受信部に
接続されている光コネクタが衝撃等で脱落した場合も同
様である。 5.光カプラ等を用い、スレイブノードをパスするルー
プを構成してもスレイブノード内で発生する伝送遅延に
より伝送信号にずれが生じ、安定した通信の確保が困難
になる。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、一部のスレイブノードが故障した場合、もしくは伝
送路が切断された場合にもLANシステム全体をダウン
させることのない優れた光LAN装置を提供することを
目的とする。
で、一部のスレイブノードが故障した場合、もしくは伝
送路が切断された場合にもLANシステム全体をダウン
させることのない優れた光LAN装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、伝送路上に2分岐または多分岐光カブラを
設け、さらに遅延器により信号のノード遅延を調整し各
ノードに光信号を分光および集光し伝送するものであ
る。
に本発明は、伝送路上に2分岐または多分岐光カブラを
設け、さらに遅延器により信号のノード遅延を調整し各
ノードに光信号を分光および集光し伝送するものであ
る。
【0006】以上により、一部のスレイブノードが故障
した場合にもLANシステム全体をダウンさせることの
ない優れた光LAN装置を提供することができる。
した場合にもLANシステム全体をダウンさせることの
ない優れた光LAN装置を提供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
光送受信部、光ファイバ、2分岐光カプラ、光コネク
タ、ネットワーク故障検出手段及びプロトコル上でのノ
ード切り離し復旧手段を備えたマスタノードと、複数の
スレイブノードとで構成されることを特徴とする光LA
N装置としたものであり、2分岐光カプラに接続された
スレイブノードの1つまたは2つ以上が故障した場合、
もしくはスレイブノードへの伝送路が切断された場合に
も光カプラとマスタノードの故障検出手段により故障し
たスレイブノードを発見し、復旧手段によりプロトコル
上で故障ノードを切り離し、正常なノード間の通信を可
能にするという作用を有する。
光送受信部、光ファイバ、2分岐光カプラ、光コネク
タ、ネットワーク故障検出手段及びプロトコル上でのノ
ード切り離し復旧手段を備えたマスタノードと、複数の
スレイブノードとで構成されることを特徴とする光LA
N装置としたものであり、2分岐光カプラに接続された
スレイブノードの1つまたは2つ以上が故障した場合、
もしくはスレイブノードへの伝送路が切断された場合に
も光カプラとマスタノードの故障検出手段により故障し
たスレイブノードを発見し、復旧手段によりプロトコル
上で故障ノードを切り離し、正常なノード間の通信を可
能にするという作用を有する。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の光LAN装置において、2分岐光カプラ間の線路に
遅延器を設置したことを特徴とする光LAN装置とした
ものであり、スレーブノードで発生する伝送信号遅延を
2分岐光カプラ間に設置した遅延器で補正し、ノード遅
延があっても2分岐カプラによる信号ずれを防止でき、
上記したと同様に伝送路の切断等の事故にも対処できる
という作用を有する。
載の光LAN装置において、2分岐光カプラ間の線路に
遅延器を設置したことを特徴とする光LAN装置とした
ものであり、スレーブノードで発生する伝送信号遅延を
2分岐光カプラ間に設置した遅延器で補正し、ノード遅
延があっても2分岐カプラによる信号ずれを防止でき、
上記したと同様に伝送路の切断等の事故にも対処できる
という作用を有する。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の光LAN装置において、2分岐光カプラと遅延器と
光コネクタで構成されるループをループ筐体に納めたこ
とを特徴とする光LAN装置としたものであり、ループ
部分が同一筐体内にあるため、この間の伝送路の切断可
能性が低く、2重系にする必要がないため低価格で高信
頼性を実現できると共に、ループ筐体のコネクタからス
レイブノードの脱着が容易になりフレキシブルなネット
ワークを構成できるいう作用を有する。
載の光LAN装置において、2分岐光カプラと遅延器と
光コネクタで構成されるループをループ筐体に納めたこ
とを特徴とする光LAN装置としたものであり、ループ
部分が同一筐体内にあるため、この間の伝送路の切断可
能性が低く、2重系にする必要がないため低価格で高信
頼性を実現できると共に、ループ筐体のコネクタからス
レイブノードの脱着が容易になりフレキシブルなネット
ワークを構成できるいう作用を有する。
【0010】さらに、請求項4記載の発明は、請求項3
記載の光LAN装置において、マスタノードと光送受信
部を光コネクタを介してループ筐体に接続したことを特
徴とする光LAN装置としたものであり、マスタノード
とループ筐体間の伝送路切断の可能性をなくすと共に、
マスタノードに接続された光送受信部の光信号減衰を低
減できるという作用を有する。
記載の光LAN装置において、マスタノードと光送受信
部を光コネクタを介してループ筐体に接続したことを特
徴とする光LAN装置としたものであり、マスタノード
とループ筐体間の伝送路切断の可能性をなくすと共に、
マスタノードに接続された光送受信部の光信号減衰を低
減できるという作用を有する。
【0011】またさらに、請求項5記載の発明は、請求
項4記載の光LAN装置において、ループ筐体内にマス
タノードを納めたことを特徴とする光LAN装置とした
ものであり、マスタノードをループ筐体内に納めたこと
により、マスタノードとループ筐体の脱落を防止でき、
振動を有する移動体内に設置する光LAN装置の信頼性
を向上できるという作用を有する。
項4記載の光LAN装置において、ループ筐体内にマス
タノードを納めたことを特徴とする光LAN装置とした
ものであり、マスタノードをループ筐体内に納めたこと
により、マスタノードとループ筐体の脱落を防止でき、
振動を有する移動体内に設置する光LAN装置の信頼性
を向上できるという作用を有する。
【0012】さらにまた、請求項6記載の発明は、請求
項5記載の光LAN装置において、ループ筐体内のカプ
ラに多分岐カプラを用い、スレイブノードとループ筐体
間の伝送路を多重化したことを特徴とする光LAN装置
としたものであり、多分岐カプラを用いることにより、
ループ筐体とスレイブノード間の伝送路を多重化し、伝
送路切断に対して信頼性を向上できるという作用を有す
る。
項5記載の光LAN装置において、ループ筐体内のカプ
ラに多分岐カプラを用い、スレイブノードとループ筐体
間の伝送路を多重化したことを特徴とする光LAN装置
としたものであり、多分岐カプラを用いることにより、
ループ筐体とスレイブノード間の伝送路を多重化し、伝
送路切断に対して信頼性を向上できるという作用を有す
る。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図6を用いて説明する。
から図6を用いて説明する。
【0014】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る光LAN装置の構成を示し、図1
において、マスタノード1は、ネットワークの管理を行
ない、障害検出手段12、復旧手段13の機能も併せ持つ。
スレイブノード2〜4はマスタノードの管理下で動作す
る端末装置である。光コネクタ6は光送受信部5と光フ
ァイバ7を接続するものである。
1の実施の形態に係る光LAN装置の構成を示し、図1
において、マスタノード1は、ネットワークの管理を行
ない、障害検出手段12、復旧手段13の機能も併せ持つ。
スレイブノード2〜4はマスタノードの管理下で動作す
る端末装置である。光コネクタ6は光送受信部5と光フ
ァイバ7を接続するものである。
【0015】光送受信部5は電気を光に変換するLED
(発光ダイオード)、光を電気に変換するPD(フォトデ
ィテクタ)等から構成されている。光ファイバ7はプラ
スチックや石英を材料として構成されている。
(発光ダイオード)、光を電気に変換するPD(フォトデ
ィテクタ)等から構成されている。光ファイバ7はプラ
スチックや石英を材料として構成されている。
【0016】2分岐カプラ8は光送受信部5から送信さ
れた光信号を2分配したり、2方向からの光信号を合成
したりするものである。
れた光信号を2分配したり、2方向からの光信号を合成
したりするものである。
【0017】以上のように構成された第1の実施の形態
に係る光LAN装置について、以下にその動作を説明す
る。 ・マスタノードからはフリートークン信号が送信され、
各ノードを周回する。 ・フリートークンを受け取ったノードはデータ(パケッ
ト)の送信権を有し、受け取り先ノードのアドレスとデ
ータを付加し、トークンパケット(ビジートークン)を
次のノードに引き渡す。 ・受け取り先ノードはデータを受け取り、受け取り済み
情報を付加したビジートークンパケットを次のノードに
渡し、送信元ノードまで届ける。 ・受け取り済みビジートークンを受け取った送信元ノー
ドはフリートークンを次のノードに送信し、送信権を引
き渡す。
に係る光LAN装置について、以下にその動作を説明す
る。 ・マスタノードからはフリートークン信号が送信され、
各ノードを周回する。 ・フリートークンを受け取ったノードはデータ(パケッ
ト)の送信権を有し、受け取り先ノードのアドレスとデ
ータを付加し、トークンパケット(ビジートークン)を
次のノードに引き渡す。 ・受け取り先ノードはデータを受け取り、受け取り済み
情報を付加したビジートークンパケットを次のノードに
渡し、送信元ノードまで届ける。 ・受け取り済みビジートークンを受け取った送信元ノー
ドはフリートークンを次のノードに送信し、送信権を引
き渡す。
【0018】また、LAN上に光ファイバの切断、スレ
イブノードおよび光送受信部の故障が発生した場合は以
下のような動作を行なう。
イブノードおよび光送受信部の故障が発生した場合は以
下のような動作を行なう。
【0019】・ マスタノード1に接続された障害検出
手段12は、トークンの受け渡し状況を監視し、トークン
が正常に周回しなくなった場合、各ノードに対し自己診
断トークンを送信し、ノードの動作情報を得る。 ・ノードからの応答がない場合またはノードに何らかの
故障が生じている情報が得られた場合、マスタノード1
に接続された復旧手段13はそのノードへのトークン引き
渡しを中止させ、プロトコル上で故障ノードを切り離
す。 ・故障ノードを切り離したネットワークによりトークン
を周回させる。
手段12は、トークンの受け渡し状況を監視し、トークン
が正常に周回しなくなった場合、各ノードに対し自己診
断トークンを送信し、ノードの動作情報を得る。 ・ノードからの応答がない場合またはノードに何らかの
故障が生じている情報が得られた場合、マスタノード1
に接続された復旧手段13はそのノードへのトークン引き
渡しを中止させ、プロトコル上で故障ノードを切り離
す。 ・故障ノードを切り離したネットワークによりトークン
を周回させる。
【0020】ところで、従来例(図7参照)では光ファ
イバ7が一ケ所切断した場合、またはスレイブノード、
光送受信部5が1台でも故障した場合、ネットワーク全
体がダウンしてしまうが、本実施の形態では、2分岐カ
プラ8からスレイブノード間の光ファイバ7が切断され
ても2分岐カプラ8同士でつながれた伝送路によりルー
プを維持でき、故障ノードへのトークン引き渡しを中止
することにより故障ノード以外のネットワークを維持す
ることができる。スレイブノード2〜4自身および光送
受信部5が故障した場合、光コネクタ6が脱落した場合
も同様である。
イバ7が一ケ所切断した場合、またはスレイブノード、
光送受信部5が1台でも故障した場合、ネットワーク全
体がダウンしてしまうが、本実施の形態では、2分岐カ
プラ8からスレイブノード間の光ファイバ7が切断され
ても2分岐カプラ8同士でつながれた伝送路によりルー
プを維持でき、故障ノードへのトークン引き渡しを中止
することにより故障ノード以外のネットワークを維持す
ることができる。スレイブノード2〜4自身および光送
受信部5が故障した場合、光コネクタ6が脱落した場合
も同様である。
【0021】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態に係る光LAN装置の構成を示し、図2
においてスレイブノード2〜4を通過する信号はノード
遅延を発生することがある。この場合、スレイブノード
を通過する信号と2分岐光カプラ8同士を通過する信号
は時間的ずれを持って2分岐光カプラにより合成され
る。このずれを補正するため、比較的長距離のファイバ
を巻き付け、光ファイバの通過遅延を利用した遅延器9
を2分岐光カプラ間に設置するようにする。
2の実施の形態に係る光LAN装置の構成を示し、図2
においてスレイブノード2〜4を通過する信号はノード
遅延を発生することがある。この場合、スレイブノード
を通過する信号と2分岐光カプラ8同士を通過する信号
は時間的ずれを持って2分岐光カプラにより合成され
る。このずれを補正するため、比較的長距離のファイバ
を巻き付け、光ファイバの通過遅延を利用した遅延器9
を2分岐光カプラ間に設置するようにする。
【0022】以上のように構成された第2の実施の形態
に係る光LAN装置について、図2を用いてその動作を
説明する。トークンおよびデータの受け渡し手順は上記
した第1の実施形態と同様である。
に係る光LAN装置について、図2を用いてその動作を
説明する。トークンおよびデータの受け渡し手順は上記
した第1の実施形態と同様である。
【0023】この構成によりノード遅延が無視できない
LAN装置においても遅延器9によりノード遅延を補正
し安定した通信を確保することができ、上記した第1の
実施形態同様、ファイバ断線、ノード故障にも対応でき
る。
LAN装置においても遅延器9によりノード遅延を補正
し安定した通信を確保することができ、上記した第1の
実施形態同様、ファイバ断線、ノード故障にも対応でき
る。
【0024】(第3の実施の形態)図3は、本発明の第
3の実施の形態に係る光LAN装置の構成を示し、2分
岐光カプラ8、遅延器9およびループを構成する光ファ
イバを1つの筐体であるループ筐体10に納めた構造とし
ている。
3の実施の形態に係る光LAN装置の構成を示し、2分
岐光カプラ8、遅延器9およびループを構成する光ファ
イバを1つの筐体であるループ筐体10に納めた構造とし
ている。
【0025】以上のように構成された第3の実施の形態
に係る光LAN装置について、図3を用いてその動作を
説明する。トークンおよびデータの受け渡し手順は上記
した第1の実施形態と同様である。また故障時の対処方
法も同様である。
に係る光LAN装置について、図3を用いてその動作を
説明する。トークンおよびデータの受け渡し手順は上記
した第1の実施形態と同様である。また故障時の対処方
法も同様である。
【0026】ループ部分が同一筐体に納められているた
め、トークンの巡回に必要最低限の伝送路に障害を受け
る可能性が低下し信頼性が向上する。さらにループ筐体
10に設置された光コネクタ6によりスレイブノードの脱
着が容易になりフレキシブルなネットワークが構成でき
る。
め、トークンの巡回に必要最低限の伝送路に障害を受け
る可能性が低下し信頼性が向上する。さらにループ筐体
10に設置された光コネクタ6によりスレイブノードの脱
着が容易になりフレキシブルなネットワークが構成でき
る。
【0027】(第4の実施の形態)図4は、本発明の第
4の実施の形態に係る光LAN装置の構成を示し、マス
タノード1は光コネクタ6によりループ筐体10に直接接
続された構造としている。
4の実施の形態に係る光LAN装置の構成を示し、マス
タノード1は光コネクタ6によりループ筐体10に直接接
続された構造としている。
【0028】以上のように構成された第4の実施の形態
に係る光LAN装置について、図4を用いてその動作を
説明する。トークンおよびデータの受け渡し手順は上記
した第1の実施形態と同様である。また故障時の対処方
法も同様である。
に係る光LAN装置について、図4を用いてその動作を
説明する。トークンおよびデータの受け渡し手順は上記
した第1の実施形態と同様である。また故障時の対処方
法も同様である。
【0029】上記第3の実施形態の構成に比べマスタノ
ード1が光ファイバ7を介さずループ筐体10に接続され
ているため、マスタノード1とループ筐体10を結んでい
た光ファイバ7に障害を受ける可能性がなくなり、さら
に光信号のパワーロスが減少し、安定した通信が実現で
きる。
ード1が光ファイバ7を介さずループ筐体10に接続され
ているため、マスタノード1とループ筐体10を結んでい
た光ファイバ7に障害を受ける可能性がなくなり、さら
に光信号のパワーロスが減少し、安定した通信が実現で
きる。
【0030】(第5の実施の形態)図5は、本発明の第
5の実施の形態に係る光LAN装置の構成を示し、マス
タノード1はループ筐体10内に設置されて接続された構
造としている。
5の実施の形態に係る光LAN装置の構成を示し、マス
タノード1はループ筐体10内に設置されて接続された構
造としている。
【0031】以上のように構成された第5の実施の形態
に係る光LAN装置について、図5を用いてその動作を
説明する。トークンおよびデータの受け渡し手順は上記
した第1の実施形態と同様である。また故障時の対処方
法も同様である。
に係る光LAN装置について、図5を用いてその動作を
説明する。トークンおよびデータの受け渡し手順は上記
した第1の実施形態と同様である。また故障時の対処方
法も同様である。
【0032】上記第4の実施形態の構成では振動を有す
る移動体内にLANを設置した場合にマスタノード1と
ループ筐体10間の光コネクタ6が振動等で脱落する可能
性があるが、本実施の形態の構成では、マスタノード1
とループ部分が同一筐体内にあるため移動体内に設置す
る光LAN装置においても信頼性の高い通信が確保でき
る。
る移動体内にLANを設置した場合にマスタノード1と
ループ筐体10間の光コネクタ6が振動等で脱落する可能
性があるが、本実施の形態の構成では、マスタノード1
とループ部分が同一筐体内にあるため移動体内に設置す
る光LAN装置においても信頼性の高い通信が確保でき
る。
【0033】(第6の実施の形態)図6は、本発明の第
6の実施の形態に係る光LAN装置の構成を示し、ルー
プ筐体10内に3分岐光カプラを設置し、障害の生じやす
いループ筐体10とスレイブノード3間の伝送路を2重化
した構成としている。
6の実施の形態に係る光LAN装置の構成を示し、ルー
プ筐体10内に3分岐光カプラを設置し、障害の生じやす
いループ筐体10とスレイブノード3間の伝送路を2重化
した構成としている。
【0034】以上のように構成された第6の実施の形態
に係る光LAN装置について、図6を用いてその動作を
説明する。トークンおよびデータの受け渡し手順は上記
した第1の実施形態と同様である。また故障時の対処方
法も同様である。
に係る光LAN装置について、図6を用いてその動作を
説明する。トークンおよびデータの受け渡し手順は上記
した第1の実施形態と同様である。また故障時の対処方
法も同様である。
【0035】本実施の形態の構成ではループ筐体10とス
レイブノード3間の光ファイバ7が1本切断された場合
でも残りの1本で通信を確保することができるため、車
両内に設置した光LAN装置の伝送路の一部が事故等で
切断されても最低限の通信を確保することができる。
レイブノード3間の光ファイバ7が1本切断された場合
でも残りの1本で通信を確保することができるため、車
両内に設置した光LAN装置の伝送路の一部が事故等で
切断されても最低限の通信を確保することができる。
【0036】なお、以上の説明では、トークン方式のL
ANで構成した例で説明したが、その他のCSMA/C
D(Carrier Sense Multiple Access with Collision D
etection)方式についても同様に実施可能である。
ANで構成した例で説明したが、その他のCSMA/C
D(Carrier Sense Multiple Access with Collision D
etection)方式についても同様に実施可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明は、2分岐光カプラ
または多分岐光カプラを光LANに設けることにより、
以下に示す効果が得られる。 1.スレイブノードへの光ファイバが断線してもネット
ワーク全体がダウンすることなく、有効なノード間での
通信が可能となる。 2.スレイブノードおよび光送受信手段に故障が生じた
場合でも有効なノード間で通信が可能である。 3.第2の実施形態ではスレイブノードに伝送遅延が生
じる場合でも、遅延器により安定した通信が可能で、上
記した断線等の障害にも対応できる。 4.第3の実施形態ではループ筐体によりLANのルー
プ部分が保護されるため、通信の信頼性が向上すると共
に、スレイブノードの脱着が容易になる。 5.第4の実施形態ではマスタノードとループ筐体が直
接コネクタにより接続されているため、LAN全体の制
御を司るマスターノード、ループ筐体間で伝送路切断の
可能性を無視でき、光LAN装置の信頼性が向上する。 6.第5の実施形態ではLAN全体の制御を司るマスタ
ノードがループ筐体内にあるため、振動等の影響でマス
タノードがループ筐体から脱落する可能性を無視でき、
さらに安定した通信を確保できる。 7.第6の実施形態では多分岐光カプラを用いることに
よりループ筐体とスレイブノード間の伝送路を多重化し
伝送路切断等の事故に際しても最低限の通信を確保でき
る。
または多分岐光カプラを光LANに設けることにより、
以下に示す効果が得られる。 1.スレイブノードへの光ファイバが断線してもネット
ワーク全体がダウンすることなく、有効なノード間での
通信が可能となる。 2.スレイブノードおよび光送受信手段に故障が生じた
場合でも有効なノード間で通信が可能である。 3.第2の実施形態ではスレイブノードに伝送遅延が生
じる場合でも、遅延器により安定した通信が可能で、上
記した断線等の障害にも対応できる。 4.第3の実施形態ではループ筐体によりLANのルー
プ部分が保護されるため、通信の信頼性が向上すると共
に、スレイブノードの脱着が容易になる。 5.第4の実施形態ではマスタノードとループ筐体が直
接コネクタにより接続されているため、LAN全体の制
御を司るマスターノード、ループ筐体間で伝送路切断の
可能性を無視でき、光LAN装置の信頼性が向上する。 6.第5の実施形態ではLAN全体の制御を司るマスタ
ノードがループ筐体内にあるため、振動等の影響でマス
タノードがループ筐体から脱落する可能性を無視でき、
さらに安定した通信を確保できる。 7.第6の実施形態では多分岐光カプラを用いることに
よりループ筐体とスレイブノード間の伝送路を多重化し
伝送路切断等の事故に際しても最低限の通信を確保でき
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光LAN装置
の構成を示すブロック図、
の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る光LAN装置
の構成を示すブロック図、
の構成を示すブロック図、
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る光LAN装置
の構成を示すブロック図、
の構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る光LAN装置
の構成を示すブロック図、
の構成を示すブロック図、
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る光LAN装置
の構成を示すブロック図、
の構成を示すブロック図、
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る光LAN装置
の構成を示すブロック図、
の構成を示すブロック図、
【図7】従来例の光LAN装置の構成を示す図である。
1 マスタノード 2 スレイブノード1 3 スレイブノード2 4 スレイブノード3 5 光送受信部 6 光コネクタ 7 光ファイバ 8 2分岐光カプラ 9 遅延器 10 ループ筐体 12 障害検出手段 13 復旧手段
Claims (6)
- 【請求項1】 光送受信部、光ファイバ、2分岐光カプ
ラ、光コネクタ、ネットワーク故障検出手段及びプロト
コル上でのノード切り離し復旧手段を備えたマスタノー
ドと、複数のスレイブノードとで構成されることを特徴
とする光LAN装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の光LAN装置において、
2分岐光カプラ間の線路に遅延器を設置したことを特徴
とする光LAN装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の光LAN装置において、
2分岐光カプラと遅延器と光コネクタで構成されるルー
プをループ筐体に納めたことを特徴とする光LAN装
置。 - 【請求項4】 請求項3記載の光LAN装置において、
マスタノードと光送受信部を光コネクタを介してループ
筐体に接続したことを特徴とする光LAN装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の光LAN装置において、
ループ筐体内にマスタノードを納めたことを特徴とする
光LAN装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の光LAN装置において、
ループ筐体内のカプラに多分岐カプラを用い、スレイブ
ノードとループ筐体間の伝送路を多重化したことを特徴
とする光LAN装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10129667A JPH11313098A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 光lan装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10129667A JPH11313098A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 光lan装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11313098A true JPH11313098A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=15015182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10129667A Pending JPH11313098A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 光lan装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11313098A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1612973A1 (en) * | 2004-06-29 | 2006-01-04 | Pacific Industrial Co., Ltd. | Optical lan device |
EP1760953A2 (en) * | 2005-09-05 | 2007-03-07 | Pacific Industrial Co., Ltd. | Optical LAN terminal device and optical LAN system |
JP2016187100A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 矢崎総業株式会社 | 車両用通信システム |
-
1998
- 1998-04-24 JP JP10129667A patent/JPH11313098A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1612973A1 (en) * | 2004-06-29 | 2006-01-04 | Pacific Industrial Co., Ltd. | Optical lan device |
US7295776B2 (en) | 2004-06-29 | 2007-11-13 | Pacific Industrial Co., Ltd. | Optical LAN device |
EP1760953A2 (en) * | 2005-09-05 | 2007-03-07 | Pacific Industrial Co., Ltd. | Optical LAN terminal device and optical LAN system |
EP1760953A3 (en) * | 2005-09-05 | 2008-11-19 | Pacific Industrial Co., Ltd. | Optical LAN terminal device and optical LAN system |
JP2016187100A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 矢崎総業株式会社 | 車両用通信システム |
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