JPH1131301A - 磁気記録再生装置のロータリートランス - Google Patents

磁気記録再生装置のロータリートランス

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JPH1131301A
JPH1131301A JP18225197A JP18225197A JPH1131301A JP H1131301 A JPH1131301 A JP H1131301A JP 18225197 A JP18225197 A JP 18225197A JP 18225197 A JP18225197 A JP 18225197A JP H1131301 A JPH1131301 A JP H1131301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary transformer
drum
brush
rotary
relay
Prior art date
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Pending
Application number
JP18225197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Umehara
浩 梅原
Hiroyuki Masui
宏行 増井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP18225197A priority Critical patent/JPH1131301A/ja
Publication of JPH1131301A publication Critical patent/JPH1131301A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の方式ではロータリートランスが中継ブ
ラシホルダーに接着されていたり中継ブラシも接着さ
れ、且つ回転ドラムへは横方向からのビス止めとなって
おり固着部分が多い上に中継ブラシ圧が反力として働く
為に横からのビス止めで精度を押さえる(精度を出す)
事が難しいといった問題点があった。 【解決手段】 回転ドラムのロータリートランスロータ
と磁気ヘッドの電気的接続の為に、ロータリートランス
ロータ側にバネ製を有するブラシを設けこれを磁気ヘッ
ドの中継基板に付勢すると共に、これらの中継ブラシを
樹脂等でロータリートランスと共に一体形成(インサー
ト成形や樹脂溶着など方法は問わない)すると共に、こ
の樹脂部分本体をビス止めや溶着や或いは樹脂の弾性変
形による付勢力等で回転ドラムに固着する構造を持つ装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録再生を行な
う為の所謂、VTRデッキ、ビデオムービーカメラ、R
−DAT等に搭載される所謂、回転ドラムのロータリー
トランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の技術の実施例の一例を示
す。不図示の磁気テープに記録された信号は磁気ヘッド
31にて取り出される。この信号は磁気ヘッドの中継基
板31−a、中継ブラシ32を介してロータリートラン
スロータ33に導かれ更に微少なエアギャップを持ち相
対向するロータリートランスステータ34に電送され、
更にロータリートランスFPC34−aを通して、不図
示のヘッドアンプ回路に導かれる。
【0003】35は下ドラムと呼ばれる固定ドラムであ
り、その外周面には35−aのヘリカルリードが切削加
工されており、不図示の磁気テープはこのヘリカルリー
ドに案内されて走行する。また36はドラムシャフトで
あり、回転ドラム37に焼きばめされた軸受け38と隙
間勘合し高精度に取り付けられ、回転ドラム37が高速
回転する際の基準軸となる。又39はその回転ドラム3
7を一定で高速回転させる為のモータである。
【0004】中継ブラシ32の部分に戻って、ブラシ3
2−aは一定の圧力により磁気ヘッド31の中継基板3
1−aに付勢されている。またその接触部分には金メッ
キが施されている事が多い。
【0005】又、ブラシは中継ブラシ本体と一体成型に
て構成されておりこれをロータリートランスロータ33
に接着などで固定されており、更にロータリートランス
ロータ33は中継ブラシホルダー32−bと接着などに
より固定され、これを中継ブラシホルダー取り付けビス
32−Cなどにより回転ドラム37に、ロータリートラ
ンスステータ34と一定の微少エアーギャップとなるよ
う所定の精度にて取り付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の様に、従来の方
式ではロータリートランスが中継ブラシホルダーに接着
されていたり中継ブラシも接着され、且つ回転ドラムへ
は横方向からのビス止めとなっており固着部分が多い上
に中継ブラシ圧が反力として働く為に横からのビス止め
で精度を押さえる(精度を出す)事が難しいといった問
題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの問題点を改善す
る方法として、接着などによる固着方法に変えて、樹脂
部分とロータリートランスのコア部分を一体成型もしく
は樹脂部の溶着などを行なうと共に、横方向のビス止め
に変えて、必要とされるロータリートランスロータのコ
ア面を当て面とし且つその当て方向にビス止め力若しく
は樹脂のばね力等を与える事によりロータリートランス
ロータを回転ドラムに対して精度よく保持するものであ
る。
【0008】中継ブラシと中継ブラシ本体と中継ブラシ
ホルダーとロータリートランスロータコアを一体形成し
た事により従来の接着等による組み立て工数の増加を押
さえる事ができると共にコアを当て面として回転ドラム
に固定するので精度よく固定する事ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明の実施の形
態の一例を示す。図1において11は磁気ヘッドで不図
示の磁気テープへ磁気記録したり、磁気テープからの信
号を再生信号として取り出したりするものである。磁気
ヘッド11から不図示のヘッドアンプまでの信号の伝送
経路としては本発明では中継ブラシ12のブラシ12−
aを磁気ヘッド中継基板11−aに付勢しその接触部分
には各々金メッキを施し電気的結合を強くしている。
【0010】またその時の不図示のブラシの他端はロー
タリートランスロータ13からの不図示の巻線端にハン
ダ付けにより電気的に結合されている。またロータリー
トランスロータ13に相対して固定側にロータリートラ
ンスステータ14が設けられ、これらのトランスにより
誘導された電気的信号がロータリートランスステータF
PC14−aを介して不図示のヘッドアンプ回路に伝送
される。
【0011】また中継ブラシ12はバネ性を有しその先
端部分に金メッキを施したブラシ12−aと焼結材にて
構成されたロータリートランスロータ13と一体成型に
て構成されている。
【0012】この構成方法についてはロータリートラン
スロータ13を回転ドラム17に固定する際にロータリ
ートランスロータの当て面13−aと回転ドラムの当て
面17−aを軸方向に例えば17−bの取り付けビス等
により一定の力で付勢する事により、当て面同志の平面
度で両者の精度を決定する事ができる為に、中継ブラシ
12の成型精度はさほど必要とはしない。必要なのは中
継ブラシ12とロータリートランスコアとの取り付け強
度である。この為本発明ではこれらを一体成型した形で
図1、及び図2に実施の形態の一例をあげている。
【0013】またこの際の中継ブラシ12とロータリー
トランスロータコアの固着方法は本発明の実施の形態の
様に、一体成型であっても、樹脂溶着であってもどちら
でもよい。
【0014】また図1でロータリートランスステータ1
4は固定ドラムである下ドラム15に接着等で所定精度
に固定されている。また下ドラム15の外周面にはヘリ
カルリード15−aが設けられ不図示の磁気テープが所
定精度に保持、案内され走行する。また下ドラム15に
はドラムシャフト16が所定の精度で焼きばめ勘合など
により固着されている。一方回転ドラム17には軸受け
18が焼きばめ勘合などにより固着されており、また軸
受け18はドラムシャフト16にすきま勘合により取り
付けられており、ドラムモータ19により回転ドラムA
ssyはドラムシャフト基準で高速で且一定回転で回転
させられる。
【0015】図2は本発明の実施の形態の一例であっ
て、中継ブラシとロータリートランスを一体成型する際
にコアの外周近傍付近で固着される構造としたものであ
る。勿論これらは実施の形態の一例であって図1及び図
2並びにこれらの組み合わせなども充分に考えられるも
のである。
【0016】
【発明の効果】以上の様に磁気ヘッドからロータリート
ランスロータへの信号伝達を行なう為の中継ブラシをロ
ータリートランスロータコアと一体成型等により形成し
かつロータリートランスロータの当て面と回転ドラムの
当て面とを設けこの面同志を当て付けにて取り付けたた
めに、接着等の工数を掛けず、且高精度な取り付けを可
能とすると共に、ビス止めの為回転ドラムから中継ブラ
シとロータリートランスロータを容易に取り外す事が可
能となり、分解性を高める事も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す図である。
【図2】本発明の一例を示す図である。
【図3】本発明の一例を示す図である。
【符号の説明】
11・・磁気ヘッド 11−a・・磁気ヘッドの中継基板 12・・中継ブラシ 12−a・・ブラシ先端 13・・ロータリートランスロータ 13−a・・ロータリートランスロータの当て面 14・・ロータリートランスステータ 14−a・・ロータリートランスステータFPC 15・・固定ドラム(下ドラム) 15−a・・ヘリカルリード 16・・ドラムシャフト 17・・回転ドラム(上ドラム) 17−a・・回転ドラムの当て面 17−b・・取り付けビス 18・・軸受け 19・・ドラムモータ 21・・磁気ヘッド 21−a・・磁気ヘッドの中継基板 22・・中継ブラシ 22−a・・ブラシ先端 23・・ロータリートランスロータ 23−a・・ロータリートランスロータの当て面 24・・ロータリートランスステータ 24−a・・ロータリートランスステータFPC 25・・固定ドラム(下ドラム) 25−a・・ヘリカルリード 26・・ドラムシャフト 27・・回転ドラム(上ドラム) 27−a・・回転ドラムの当て面 27−b・・取り付けビス 28・・軸受け 29・・ドラムモータ 31・・磁気ヘッド 31−a・・磁気ヘッドの中継基板 32・・中継ブラシ 32−a・・ブラシ先端 33・・ロータリートランスロータ 34・・ロータリートランスステータ 34−a・・ロータリートランスステータFPC 35・・固定ドラム(下ドラム) 35−a・・ヘリカルリード 36・・ドラムシャフト 37・・回転ドラム(上ドラム) 38・・軸受け 39・・ドラムモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープに記録再生する為の少なくと
    も1対の磁気ヘッドと、磁気記録・再生される信号の処
    理を行なう為の回路部分にそれを電送する為のロータリ
    ートランスを有する所謂、磁気記録再生用回転ドラム装
    置において、回転側のロータリートランスロータの信号
    を磁気ヘッドに伝える為の所謂、中継用ブラシとそれを
    保持する為の樹脂製の中継ブラシ本体部分を有すると共
    に、その本体部分を回転側のロータリートランスロータ
    コアと一体となるよう形成し且つその本体部分を回転ド
    ラムに直接取り付けた事を特徴とする磁気記録再生装置
    のロータリートランス。
JP18225197A 1997-07-08 1997-07-08 磁気記録再生装置のロータリートランス Pending JPH1131301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18225197A JPH1131301A (ja) 1997-07-08 1997-07-08 磁気記録再生装置のロータリートランス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18225197A JPH1131301A (ja) 1997-07-08 1997-07-08 磁気記録再生装置のロータリートランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1131301A true JPH1131301A (ja) 1999-02-02

Family

ID=16114997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18225197A Pending JPH1131301A (ja) 1997-07-08 1997-07-08 磁気記録再生装置のロータリートランス

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JP (1) JPH1131301A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001073764A1 (fr) * 2000-03-29 2001-10-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif a tete rotative

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001073764A1 (fr) * 2000-03-29 2001-10-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif a tete rotative

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