JPH11312083A - プロセッサおよびそれを有する半導体集積回路、処理装置ならびに命令処理方法 - Google Patents
プロセッサおよびそれを有する半導体集積回路、処理装置ならびに命令処理方法Info
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- JPH11312083A JPH11312083A JP10365288A JP36528898A JPH11312083A JP H11312083 A JPH11312083 A JP H11312083A JP 10365288 A JP10365288 A JP 10365288A JP 36528898 A JP36528898 A JP 36528898A JP H11312083 A JPH11312083 A JP H11312083A
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Abstract
ッサおよび半導体回路、処理装置ならびに命令処理方法
を得る。 【解決手段】 プロセッサは、一般にオペレーション部
分とオペランド部分で形成された1セットの命令を備え
ている。少なくとも1つの命令に関しては、オペランド
部分がプロセッサの動作制御信号を表している。この点
で、命令セットをユーザ自身の要求に適合させるため
に、命令セットの拡張を行うことができる。したがっ
て、プロセッサの制御器は、1つのこのような命令を受
信すると、その出力をその入力へ接続し、このような内
部動作制御信号を解釈することなく転送する。
Description
たコンピュータのプロセッサに関し、詳細には、ユーザ
の選択にしたがって適応できるプロセッサおよびそれを
有する半導体集積回路、処理装置ならびに命令処理方法
に関するものである。
書は、例えば、エル.シミニエラおよびエイ・バセレン
ツアノ著、「高度マイクロプロセッサ アーキテクチ
ャ」、アディソン・ウェスレイ、1987年、であり、
この書には、CISC(コンプレツクス インストラク
ション セット)およびRISC(リデュースド イン
ストラクション セット)構成などの慣習的および先端
的アーキテクチャが、示されている。
めに、実行される二つの相対するコースがあり、第一の
コースは、非常に強力であるが、実行が遅い複数の複合
命令(CISC)をプロセッサに持たせていることから
構成しており、第二のコースは、強力ではないが、実行
が速い幾つかの簡単な命令(RISC)を持たせている
ことから構成している。
セッサのユーザに対し、各命令を最も便利な折衷(実行
速度と命令の複雑性との)にすることである。しかし、
これは、徹底的に実行することができず、その結果、多
様なプロセッサが、異なるタイプのアプリケーションの
ために市場に提供されている。
ユーザにより容易に拡張され、およびまたは専用化され
る一組の命令をプロセッサに持たせることにより、概要
説明した問題を解決している。
部分がプロセッサの動作を制御する制御信号を表してい
る、少なくとも1つの制御命令を備えている。この点
で、この命令セットの拡張はシミュレートされる。
制御器は、このような内部動作制御信号を解釈すること
なく送るように、上記の命令を受けると、その出力をそ
の入力へ接続することができる。
集積回路と、プロセッサが有利に内蔵される処理装置と
を意図している。
ロセッサが、動作制御入力COを有するオペレーティン
グブロックの複数のHPD、現在のアドレス出力CAと
現在のデータ入力/出力CD、および命令入力2と前記
制御入力COへ接続された制御出力とを有する制御器U
Cから構成しており、制御バスBC、データバスBD、
およびアドレスバスBAが、一般にすべて双方向にプロ
セッサ内に配置されている。これらの内部バスは対応す
る外部バスへ接続されており、制御バスBCは制御器U
Cへ接続され、データバスBDは命令入力2と現在デー
タ入力/出力のCDとへ接続され、アドレスバスBAは
現在アドレス出力CAへ接続されている。
Dには、例えば、累算器ACC、プログラムカウントレ
ジスタPC、数個の作業レジスタ(その中の二つREG
1とREG2が示されている)、算術論理演算器AL
U、およびタイミング器TIMがある。これらのオペレ
ーティングブロックは、それぞれ、1つ以上の動作制御
入力(まとめてCOで表されている)を備えており、そ
れらが行う動作により、データ入力/出力CDおよびま
たはアドレス入力CAへ接続されている。
信された命令を解釈し、オペレーティングブロックに対
し適切な内部動作制御信号をその出力COに発生するこ
とである。制御バスBCの任務とバスにより伝搬された
外部制御信号により送られた意味は、この発明には関係
なく、文献から周知であるので、ここではこれ以上考察
されない。
は、例えば、命令ADD、LOAD、INC−ACC、
JMP−REL、JMP−ABS、およびそれ以上の多
くの命令からなっている。これらの命令は、以降に説明
するように、オペランドを必要としない命令INC−A
CCを除いて、一定長さのオペレーション部分S1−例
えば、命令コードOPCの1バイト(8ビット)−およ
び変動長さのオペランド部分S2−例えば、1,2,3
データDATまたはアドレスADRバイト、または総称
オペランドOP−で形成されている。
の内容と第二オペランドOP2の内容を一緒に加え、そ
の結果を累算器レジスタに置く。 LOAD・・・オペランドADRに対応するアドレスに
より識別されたメモリの内容を累算器レジスタへロード
する。 INC−ACC・・・累算器レジスタの内容を増加す
る。 JMP−REL・・・アドレスにより識別されたメモリ
ワード内に含まれた、プログラムカウントレジスタPC
の内容とオペランドDATの合計である命令を実行する
ため飛び越す。 JMP−ABS・・・オペランドADRに対応するアド
レスにより識別されたメモリワード内に含まれた命令を
実行するため飛び越す。
NTRで表示され、オペレーション部分S1とオペラン
ド部分S2の形で形成された少なくとも1つの命令があ
り、そこには、図2の7バイトに相当するオペランド部
分が、プロセッサの内部(および、あるとしても外部)
動作制御信号を表す。
は、新しい動作を実行する制御信号の値に対応するオペ
ランドデータにより、実行される(オペレーティングブ
ロックと複数のHPD内の接続とにより可能になり)。
例えば、命令CNTRにより、レジスタREG1とRE
G2は、メモリから同時にロードされる。命令CNTR
を受け取るステップは、他の命令のステップより、明ら
かに時間がかかるが(図2の実施例において、6バイト
が、せいぜい4バイトの代わりに受け入れなければなら
ない)、命令の解釈活動がほとんど完全に不在であるこ
とにより補償される。
有のアプリケーショをが必要とするとき、特定の命令を
標準の命令セットへ加えることができるようになる。
にせず、プロセッサ命令インタプリタの回路の複雑さも
無く、達成される。
ド部分がすべての(代表的)内部プロセッサ動作制御信
号を表すコースが、最も単純に実行される。
が、プログラマの効果を減じるならば、プログラムカウ
ントレジスタPCへの制御信号を除いて、オペランド部
分がプロセッサ動作のすべての内部制御信号を表すよう
にすることは、より便利であり、そうすれば、レジスタ
PCは制御器UCにより従来通りに管理される。
ペランド部分は、離散した数セットの(代表的)内部プ
ロセッサ動作制御信号を表し、したがって、制御命令の
長さは非常に減少される。これのセットは分離されてい
るか、または部分的に相互に交差する。
ロセッサ内の有限状態マシンであってもよく、制御器U
Cの入力2へ接続された第一入力を有する近似状態論理
回路SSL、回路SSLの出力へ接続された入力と回路
SSLの第二入力へ接続された出力とを有する状態メモ
リSSM、および、制御器UCの入力2へ接続された第
一入力とメモリSSMの出力へ接続された第二入力とを
有する出力論理回路OLを有することができ、メモリS
SMはクロック信号の入力CLKも有する。
へ直接に接続されているか、または、図3に示されたラ
ッチング機構を経て接続されている。ラッチング機構
は、回路OLの出力へ接続された第一入力を有し、か
つ、回路OLの個々の出力へ接続された選択入力SEL
2を有するマルチプレクサMUX2、マルチプレクサM
UX2の出力へ接続された入力と、出力COとマルチプ
レクサMUX2の第二入力の両方へ接続された出力を有
する出力メモリOMから構成している。メモリOMは、
クロック信号の入力CLKも有する。あるいは、制御器
はマイクロプログラムされる。
(DEC,BUF−0・・・BUF−6,MUX1)
が、情報が入力から出力へ送られるように、出力COか
ら入力2へ接続する制御器UCに加えられる。
いて56)は、入力2の数(図3の実施例において8)
よりはるかに大きいので、制御器UCがバッファ論理回
路BUF−6・・・BUF−6を有するように構成され
ている。したがって、入力2から回路BUFへの情報の
転送が連続的時間位相で行われ、回路BUFから出力C
Oへの情報の転送が1つの時間位相において行われるよ
うに、入力2と出力COとの接続が、この回路により設
定されている。
制御信号の符号化が考えられる。例えば、計算器ALU
が8種類の異なる算術/論理動作を行うことができ、か
つ、使用可能な8個の動作制御入力を有するならば、命
令CNTR内に符号化された三つのビットは、十分であ
る。この場合、制御器UCは、復号論理回路(図3の実
施例から省略されている)を必要とし、入力2と出力C
Oはこの回路により接続されている。
令CNTRとその他の命令との間を識別することができ
なければならない。そのために、制御器は、少なくとも
その中の1つがオペレーション部分と動作制御信号の値
を表すオペランド部分とで形成されている命令セットを
解釈するために配列された命令インタプリタ(SSL,
SSM,OL)を有する。
は、7個のバッファBUF−0,BUF−1,BUF−
2,BUF−3,BUF−5,BUF−6へ平行に接続
されており、バッファBUFの出力は、マルチプレクサ
MUX1の56個の第一入力され、マルチプレクサMU
X1の第二入力は、回路OLの出力へ接続され、このマ
ルチプレクサの1つの選択入力SEL1は、回路OLの
個々の出力へ接続され、マルチプレクサMUX1の出力
は、マルチプレクサMUX2の第一入力へ接続され、バ
ッファBUFもまた、クロック信号の入力CLK(簡潔
のため図3から省略)と、復号器DECへそれぞれ接続
された起動入力とを有する。
接続された三つの入力を有し、8個の出力の中の1つ
は、使用されておらず、図3から省略されている。回路
OLは、プログラムカウントレジスタPCへの増加制御
信号INC−PCの個々の分離された出力を備えている
ことを付記しておく。
よりさらに明確に説明される。始動時点において、制御
器は状態ST00にある。
T10へ進み、SEL1は「0」にセットされ、SEL
2は「0」にセットされ、DECは「000」にセット
され、INC−PCは、活動状態にセットされ、メモリ
はここでアドレスされる。
ST11へ進み、SEL1とSEL2およびDECは、
安定状態のままであり、INC−PCは非活動状態であ
り、最初のバイトはここでバッファBUF−0へ格納さ
れる。
は、状態ST10へ進み、SEL1は「0」にセットさ
れ、SEL2は「0」にセットされ、DECは「00
1」にセットされ、INC−PCは活動状態へセットさ
れ、メモリはここでアドレスされる。
ファBUFがデータをロードされるまで反復され、その
後、制御器は状態ST12へ進み、SEL1は「0」に
セットされ、SEL2は「1」にセットされ、INC−
PCは活動状態にセットされ、制御信号はここで、出力
COへ送られ、準備がメモリからの次の命令を受けるた
めに行われる。
の状態ST00へ戻り、SEL2は「0」にセットさ
れ、INC−PCは非活動状態にセットされ、次に、丁
度受け取った命令のオペレーティングコードOPCが復
号される。
にしたがい、制御器は状態ST11または状態ST20
へ進む。
態ST20へ進み、SEL1は「1」にセットされ、S
EL2は「0」にセットされ、INC−PCは活動状態
にセットされ、メモリがここでアドレスされる。
ST21へ進み、SEL1とSEL2は安定状態のまま
であり、INC−PCは非活動状態にセットされ、オペ
ランドの第一バイトがここで受け取られる。
ST20へ進み、SEL1は「1」にセットされ、SE
L2は「0」にセットされ、INC−PCは活動状態に
セットされ、メモリはここでアドレスされる。
受け取られるまで、反復され、これに続いて、制御器は
状態ST22へ進み、SEL1は「1」にセットされ、
SEL2は「1」にセットされ、INC−PCは活動状
態にセットされ、このようにして、制御信号が出力CO
へ送られ、準備がメモリからの次の命令を受けるために
行われる。
の状態ST00へ戻り、SEL2は「0」にセットさ
れ、INC−PCは非活動状態にセットされ、次に、丁
度受け取った命令のオペレーティングコードOPCが復
号される。
れ自身繰り返す。
は単一あるいは多数のタイプの処理装置に有利に接続さ
れることが分かるだろう。
様が、例証のために説明されているが、多様な変形が、
この発明の精神と範囲から逸脱することなく、行われる
ことが分かるだろう。したがって、この発明は、添付請
求の範囲によることを除いては、限定されない。
ている。
分図である。
図である。
る。
SL 近似状態論理回路、SSM 状態メモリ、OL
出力論理回路、CLK クロック信号入力、CO制御器
の出力、MUX1 マルチプレクサ、MUX2 マルチ
プレクサ、SEL1 MUX1の選択入力、SEL2
MUX2の選択入力、OM 出力メモリ、CNTR 制
御命令、BUF バッファ論理回路、DEC デコー
ダ。
Claims (16)
- 【請求項1】 少なくとも1つがオペレーション部分と
オペランド部分とで形成されている所定の命令セットか
ら、命令を実行するように構成されたプロセッサにおい
て、前記セットは、プロセッサの動作を制御する制御信
号を表すオペランド部分を有する少なくとも1つの命令
を有することを特徴とするプロセッサ。 - 【請求項2】 前記プロセッサは、内部制御信号を有
し、少なくとも1つの命令は、オペランド部分がプロセ
ッサの動作の内部制御信号のすべてを表す命令を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のプロセッサ。 - 【請求項3】 前記プロセッサは、プログラムカウンタ
レジスタと内部制御信号を有し、少なくとも1つの命令
は、プログラムカウンタレジスタを制御する信号を除い
て、オペランド部分がプロセッサの動作の内部制御信号
のすべてを表す命令を有することを特徴とする請求項1
に記載のプロセッサ。 - 【請求項4】 少なくとも1つの命令は、各オペランド
部分がプロセッサの動作の異なる内部制御信号のセット
を表す多数の命令を有することを特徴とする請求項1に
記載のプロセッサ。 - 【請求項5】 動作制御入力を有する複数のオペレーテ
ィングブロックと、命令入力を有し、かつ、制御器へ接
続された制御出力を有する前記制御器にして、前記制御
器がその入力に受信された命令を解釈し、その結果、前
記オペレーティングブロックの動作制御信号をその出力
に発生するように適応され、前記制御器が、情報を入力
から出力へ転送するため、その出力をその入力へ接続す
るように適応される前記制御器とを有することを特徴と
するプロセッサ。 - 【請求項6】 前記制御器は、バッファ論理回路(BU
F−0,…,BUF−6)を含み、入力から前記回路へ
の情報の転送が連続時間位相で行われ、かつ、前記回路
から出力への情報の転送が単一時間位相で行われるよう
に、前記接続が前記回路により行われることを特徴とす
る請求項5に記載のプロセッサ。 - 【請求項7】 前記制御器は、復号論理回路を含み、前
記接続が前記回路により行われることを特徴とする請求
項5に記載のプロセッサ。 - 【請求項8】 前記制御器は、少なくとも1つの命令が
オペレーション部分とオペランド部分で形成されている
1つの命令セットを解釈するように配列された命令イン
タプリタを含み、オペランド部分が前記動作制御信号の
値を表していることを特徴とする請求項5に記載のプロ
セッサ。 - 【請求項9】 請求項5に記載のプロセッサを有するこ
とを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項10】 請求項5に記載の少なくとも1つのプ
ロセッサを有することを特徴とする処理装置。 - 【請求項11】 動作コードを有するコンピュータ命令
を受信し、 動作コードが主要命令セットの中からの命令を示すか、
または、拡張された命令セットを示す制御コードである
かを決定することを含み、 動作コードが命令を示すならば、示されたその命令を実
行し、 動作コードが制御コードであるならば、動作コードに関
連したオペランドから、拡張された命令セットからの命
令が実行されなければならないとの表示を得て、表示さ
れた命令を実行することを特徴とする命令処理方法。 - 【請求項12】 前記決定動作は、 動作コードが第一拡張された命令セットを示す第一制御
コードであるか、または、第二拡張された命令セットを
示す第二制御コードであるかを決定することからなり、 さらに、動作コードが第一制御コードあるならば、第一
拡張された命令セットからの命令を実行し、動作コード
が第二制御コードであるならば、第二拡張された命令セ
ットからの命令を実行することからなっていることを特
徴とする請求項11に記載の命令処理方法。 - 【請求項13】 前記命令処理方法は、制御器とオペレ
ーティングブロックを有するプロセッサにより実行さ
れ、さらに、制御コードに関連したオペランドを制御器
からオペレーティングブロックへ送ることを含み、オペ
ランド自体は内部制御信号であることを特徴とする請求
項11に記載の命令処理方法。 - 【請求項14】 前記命令処理方法は、制御器とオペレ
ーティングブロックを有するプロセッサにより実行さ
れ、さらに、どの拡張された命令セットが実行されるよ
うになっていたかを決定するように制御器内のオペラン
ドを復号し、かつ、復号された命令をオペランドからオ
ペレーティングブロックへ送ることを含んでいることを
特徴とする請求項11に記載の命令処理方法。 - 【請求項15】 前記命令処理方法は、制御器とオペレ
ーティングブロックを有するプロセッサにより実行さ
れ、さらに、オペランドを制御器の複数のバッファへ連
続時間位相で転送し、オペランドを複数のバッファから
オペレーティングブロックへ単一時間位相で転送するこ
とを含んでいることを特徴とする請求項11に記載の命
令処理方法。 - 【請求項16】 前記命令処理方法は、命令を受信する
入力と出力とを有する制御器を備えたブロックにより実
行され、さらに、動作コードが制御コードあることの決
定に応答して、入力を出力へ接続することを含んでいる
ことを特徴とする請求項11に記載の命令処理方法。
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