JPH0749854A - マイクロコンピュータ素子及びそれを用いた マイクロコンピュータ装置 - Google Patents

マイクロコンピュータ素子及びそれを用いた マイクロコンピュータ装置

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JPH0749854A
JPH0749854A JP6000057A JP5794A JPH0749854A JP H0749854 A JPH0749854 A JP H0749854A JP 6000057 A JP6000057 A JP 6000057A JP 5794 A JP5794 A JP 5794A JP H0749854 A JPH0749854 A JP H0749854A
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Richard D Simpson
デイー.シンプソン リチヤード
L Essig Daniel
エル.エジツグ ダニエル
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アール.カウデル エドワード
Stephen P Marshall
ピー.マーシヤル スチーブン
Kevin C Mcdonough
シー.マツクドナウ ケビン
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ダブリユ スチメル スチーブン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 改良されたマイクロコンピュータ素子、特に
実時間信号処理等に適したものを提供すること、及び、
強化された能力の高速マイクロコンピュータを提供する
ことである。 【構成】 マイクロコンピュータは、データ入出力端子
とアドレス出力端子を有する、単一集積回路に形成した
マイクロコンピュータ素子と、アドレス入力とデータ入
出力を有するマイクロコンピュータ素子の外部メモリ
と、マイクロコンピュータ素子のアドレス出力端子と前
記外部メモリのアドレス入力に結合された外部アドレス
・バスと、マイクロコンピュータ素子の前記データ入出
力端子と前記外部メモリのデータ入出力に結合された外
部データ・バスと、を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の目的は改良された特徴の
マイクロコンピュータ素子、特に実時間信号処理等に適
したものを提供することである。他の目的は強化された
能力の高速マイクロコンピュータを提供することであ
る。
【0002】
【発明の要約】本発明の1実施例によると、本発明の特
徴は、プログラムとデータに別々のアドレス及びデータ
路を持つ別々のオンチップ・プログラムROMとデータ
RAMを有するシングルチップ・マイクロコンピュータ
素子を用いた実時間ディジタル信号処理用の装置に含ま
れる。外部プログラム・アドレス・バスは拡張モードで
のオフチップ・プログラム・フェッチを可能とし、オペ
コードは外部データ・バスにより返される。バス交換モ
ジュールは特別な状況下で別々の内部プログラムとデー
タバス間の転送を可能とする。内部バスは16ビットで
あるが、ALUやアキュムレータは32ビットである。
乗算回路はALUから分離した単一状態16×16乗算
機能を発生し、32ビット出力がALUへ与えられる。
ALUへの一方の入力は符号拡張付0−15ビット・シ
フタを通過する。
【0003】他の実施例では、プロセッサ・チップは上
記のように構成されるが、オンチップ・プログラムRO
Mはない。代りに、他のオンチップRAMが含まれ、こ
の追加RAMはプログラム又はデータ・メモリとして用
いられる。従って、プロセッサは全てオフチップ・プロ
グラム・メモリで大きなオンチップ・データメモリを有
するもので動作するか、又はオンチップRAMからのプ
ログラム実行(オフチップ・プログラム・メモリからダ
ウンロードされる)で動作するかのどちらかである。
【0004】本発明の特徴と考えられる新規の特徴は添
附の特許請求の範囲に記載されている。しかしながら、
発明自体とその他の特徴と利点は添付図面と関連して以
下の詳細な説明を参照することにより最も良く理解でき
る。
【0005】
【実施例】
【0006】マイクロプロセッサ装置
【0007】本明細書で記述するマイクロコンピュータ
素子は主に信号処理に用いられるが、その概念は各種形
態のプロセッサ素子に使用でき、その素子は多くの異な
る装置で使用できる、一実施例ではマイクロコンピュー
タは図1で一般的な形式で示す装置に用いられる。この
装置は例えば、音声通信装置、音声解析装置、小「パー
ソナル」又は「ホーム」コンピュータ、単ボード汎用マ
イクロコンピュータ、ワードプロセッサ、ディスプレイ
とタイプライタ・キーボードを有する局所処理能力を持
ったコンピュータ端末、又は各種の様々な応用例の内の
一つである。この装置は以後詳細に説明する単一チップ
MOS/LSI中央処理装置、すなわちマイクロコンピ
ュータ10と共にプログラム又はデータ・メモリ11と
入出力又はI/O素子12を含む。通常標準的な装置の
I/O素子12はアナログ・ディジタル及び/又はディ
ジタル・アナログ・コンバータ、モデム、キーボード、
CRTディスプレイ、ディスク・ドライブ等を含む。I
/O12はしばしば汎用プロセッサへの結合部を含む、
すなわち、マイクロコンピュータ10はI/O12を介
したインターフェースによるより大きな装置の付加プロ
セッサである。マイクロコンピュータ10、プログラム
又はデータ・メモリ11及びI/O12は2本の多重ビ
ット並列アドレス及びデータ・バスDとRA、及び制御
バス13により互いに通信する。
【0008】一般的に言って、図1の装置は以下の様に
機能する、マイクロコンピュータ10はROM14をア
クセスすることにより内部的に又はメモリ11へのRO
Mアドレス・バスRA上にアドレス(及び制御バス13
上にRCLK−)を送出することにより外部的に命令語
をフェッチする。外部的に実行する場合、メモリ11の
アドレスされた位置からデータ・バスDを介して命令語
を受取る。この命令は、新たな命令をフェッチしている
次のマシン・サイクル(20MHzクロック又は水晶X
1,X2により定められる200ns長)に実行され、
命令の実行はオペランドに対するオンチップRAM15
のアクセス、又はデータRAM15への結果の書込、A
LUでの算術又は論理演算を含む。
【0009】以下に説明する例では、ROM14に内部
的に又はRAバスに直接外部的に印加される12ビット
命令アドレスは212、すなわち4K語のROM14及び
メモリ11中のプログラム命令又は定数をアドレスす
る。メモリ11から読出す時、DEN−(データ・バス
・イネーブル・バー)指令が制御バス13上に出され
る。メモリ11への書込も可能であり、この目的のため
WE−(書込イネーブル・バー)指令が素子10により
制御バス線路13の内の一本に出される、メモリ11は
アドレス空間の一部又は全てに読取/書込メモリ素子を
含み、従ってWE−指令は書込機能を可能とする。
【0010】I/O素子12はポートとしてアドレスさ
れる、外部素子12へのこのインターフェースはアドレ
ス及びデータ・バスRAとD及び制御バス13を用いて
行なわれるが、I/O素子12はメモリ11のように論
理アドレス空間を占有しない。これは従来のメモリ・マ
ップI/Oと対比される。
【0011】I/O又は周辺部12を介したデータ入出
力はバスRAからの3ビット・フィールドRApを用い
て周辺回路12の8個の16ビット・ポートP0−P7
の内の1つを選択する。各ポートはDEN−又はWE−
により入力又は出力のどちらかに定義可能であるため、
実際には8個が入力で8個が出力の16個の16ビット
・ポートがある。選択した16ビット・ポートはRAp
とDEN−又はWE−によりアドレスされ、次いでバス
Dを介して読取又は書込アクセスされる。この演算は2
つの命令IN又はOUTの一方を使用し、制御バス13
上でWEは書込又はOUTに対して能動となり、DEN
−は読込又はINに対して能動となる。ROMクロック
RCLKはDEN−又はWE−の一方が能動である時を
除いて各マシン・サイクル毎に制御バス13上で能動と
なる、すなわちメモリ11は各マシン・サイクルでオフ
チップからの命令語アクセスを可能とするためRCLK
−により作動されるが、DEN−又はWEを用いて周辺
部12をアクセスする場合、RCLK−は発生しない。
【0012】マイクロコンピュータ・チップ
【0013】マイクロコンピュータ10の内部アーキテ
クチャは図2と図3の詳細ブロック図に図示されてい
る。なお、図2と図3とで1つのブロック図を構成す
る。この素子は標準の40ピン・デュアルインライン・
パッケージ又はチップ・キャリヤに取付けた単チップ半
導体集積回路である。パッケージの内の16ピン又は端
子が16ビットデータ・バスDに必要で、12本がアド
レス・バスRAに用いられ、残りの端子は電源VddとV
ss、水晶X1,X2、制御バス13に用いられる。
【0014】プログラム及びデータ・メモリ14,15
に加えて、マイクロコンピュータ10は図1の装置の中
央処理装置、すなわちCPUを含み、このCPUは32
ビット算術/論理装置、すなわちALU、オペランドと
結果を保持する32ビット・アキュムレータAcc,AL
Uから別の乗算器M,ALUへの一方の入力であるシフ
タS、状態又はフラグ・デコードSD、現在の命令語を
受取り、素子10のCPUとデータ・メモリ部分の制御
ビットを発生する命令デコーダID1を含む。
【0015】プログラム・メモリ14はROM14をア
クセスするため又はメモリ11へのバスRAへ送出する
ための命令アドレスを保持するプログラム・カウンタP
C、プログラム・メモリアドレスを保存するスタックS
T、現在の命令語を受取りマイクロプロセッサのプログ
ラム・メモリ部分の制御ビットを発生する命令デコーダ
ID2と関係する。命令デコーダID1とID2はもち
論1個の大きな制御ROMに組合されるか、又は小さな
PLA又はランダム論理に分解される。
【0016】データ・メモリ15にはデータ・メモリ1
5用の2個の補助アドレス・レジスタAR0とAR1、
データ・メモリ・アドレスとして使用するためレジスタ
AR0とAR1間を選択するページ・レジスタARP、
データ・メモリ・アドレスの特定ビットを保持するデー
タ・ページ・バッファDPに関係する。
【0017】CPUは2本の内部バス、16ビット・プ
ログラム・バス(Pバス)と16ビット・データ・バス
(Dバス)に向けられる。従ってプログラムアクセスと
データ・アクセスは同時に発生可能であり、アドレス空
間は分離している。従ってこのマイクロコンピュータは
ハーバード・アーキテクチャであるが、バス交換モジュ
ールBIMが例えばAccからプログラム・カウンタPC
のロードや又はPバス、BIM、Dバスを介して定数用
のROM14をアクセスすることを可能とする。
【0018】単一処理マイクロコンピュータの2つの主
要な要求は高速演算と柔軟性である。別々の原理的には
オンチップのプログラム及びデータ・メモリ14,1
5、大きな単一アキュムレータAcc及び並列乗算器Mを
用いることにより性能が得られる。特殊目的の演算、デ
ータ移動はデータ・メモリ15内で定義され、これは合
成積演算での性能をさらに強化する。メモリ拡張と単一
レベルの割込を含む表Aを参照して説明されるような命
令セットを定義することにより柔軟性が得られる。
【0019】この素子は例えば2Kすなわち211語以下
のオンチップ・プログラム・メモリ14で構成される
が、このアーキテクチャはメモリ11の外部プログラム
・メモリの追加により4Kすなわち212語までのメモリ
拡張を可能とする。加えて、別のモードが素子10を装
置エミュレーション素子として構成することを可能とす
る、この「装置エミュレーション」モードでは、4Kメ
モリ空間全体が外部でROM14は使用されない。
【0020】二重RAMを有する信号プロセッサ
【0021】図4と図5を参照して、図1及び図2、図
3のプロセッサの他の実施例を以下に説明する。なお、
図4と図5とで1つのブロック図を構成する。図4、図
5の素子は多くの点で図2、図3のチップ10と同様で
あり、米国特許第4,491,910号の表Aの命令セ
ットを(以下で説明する例外を除いて)実際に実行し、
重要な追加命令も実行する。図4、図5のプロセッサは
前と同じくデータ・バスDバスとプログラム・バスPバ
スと共に算術/論理装置ALU、乗算器M、アキュムレ
ータAcc、符号拡張付バレル・シフタS、プログラム・
カウンタPC、スタックST、補助レジスタAR0とA
R1、データRAM15を含み、別々のプログラム及び
データ路がいわゆるハーバード・アーキテクチャで前と
同じく設けられる。
【0022】しかしながら、図2、図3の実施例と異な
る点は、図4、図5のプロセッサはオンチップROM1
4を持っておらず、代りにデータ又はプログラムに使用
できる第2のRAM15Pを有している。又、さらに3
個の補助レジスタAR2,AR3,AR4が使用され
る。
【0023】重要な特徴は、以下で説明する構成命令を
用いて2個のRAM15,15Pが動的に再構成可能な
点であり、すなわちメモリ15Pは丁度RAM15のよ
うなデータ・メモリとしての使用又はプログラム・メモ
リ(図2、図3のROM14のように)としての使用の
間でスイッチできる点である。プログラム・カウンタP
Cの出力を外部アドレス・バスRAに印加し、外部デー
タ・バスDを介してオフチップメモリからのアドレスし
た命令を受取ることによりプロセッサはオンチップ・プ
ログラム・メモリなしで動作可能である。又は、MOV
E命令を用いてオフチップ・ソースからRAM15Pへ
命令語のブロックをロードし、繰返しプログラムの高速
実行用プログラム・メモリとしてRAM15Pを使用す
る。1実施例では、RAM15は288語(1語当り1
6ビット)を含み、これはデータ・メモリ空間に永久的
にマップされ、一方RAM15Pはプログラム制御下で
データ・メモリ空間又はプログラムメモリ空間にマップ
可能な256語を含む。従ってオンチップRAM15,
15Pの全544語がデータ・メモリとして使用可能
で、命令はオフチップ素子(図1のメモリ11)から全
速力で供給されるか、又は他の構成では、288語のR
AM15がデータ・メモリとして使用され、256語の
RAM15Pはプログラム・キャッシュ・メモリとして
使用され、命令語は遅いオフチップ・メモリ素子からオ
ンチップRAMへダウンロードされて全速力で実行され
る。いくつかのブロック転送命令がこれらのメモリ空間
の効率的な運用のために追加され、これらの命令はアド
レス空間、すなわちオンチップ又はオフチップ上をマシ
ン・サイクル当り1語で命令語、データ、又はI/O情
報を移動可能である。
【0024】二重RAMアーキテクチャは又積和命令の
実行を単サイクルで可能とする(MAC命令は後述)。
この場合、データバスDバスとプログラム・バスPバス
の両方を用いてオペランドを乗算器Mへ移送し、その間
MAC命令が繰返される。遅延操作を行なうためオンチ
ップRAM15に移植されたデータ移動機能はディジタ
ル・フィルタ・アルゴリズムに用いられる、「データ移
動付積和」命令MACDは単マシン・サイクルで横断フ
ィルタのタップの移植に必要な全ての機能を与える。乗
算の結果しばしば生じるオーバーフローは、ALU出力
の32ビット積に右シフトを用いるか、又は図2、図3
と同様にALU出力の飽和モードを用いるかにより対処
する。
【0025】図4、図5のプロセッサは3つの主メモリ
・アドレス・モード、すなわち直接、間接、イミーデュ
エイトを有する。直接モードでは、アドレスは命令中に
定義れる。間接モードでは、アドレスは5個の16ビッ
ト補助レジスタAR0〜AR4の内の1個により発生さ
れる。この補助レジスタ・ファイルAR0−AR4は1
6ビット補助レジスタ算術装置ARAにより支持され、
このARAはデータ演算と同時にアドレスを上又は下へ
インデックスするようにプログラム可能である。プロセ
ッサは又算術装置ARAを用いて選択した補助レジスタ
AR0−AR4の内容の比較で分岐するようプログラム
可能である。プロセッサはフィルタ・アルゴリズムにし
ばしば用いられる、データがプログラム中の定数として
定義される一連のイミーデュエイト命令を有する。表読
取命令を用いてマシン・サイクル当り1語の速度でプロ
グラム実行中にデータ・メモリ空間(すなわちRAM1
5Pへ読取るため、定数の表が外部プログラム・メモリ
(図1のメモリ11)でソートされる。データも又デー
タ・メモリ空間からプログラム・メモリ空間へ同じ速度
で移動される。繰返し命令RPTがコード簡素化と分岐
オーバーヘッドを減少するために設けられ、RPTKn
命令は次の命令をn+1回実行することを可能とする。
例えば、50タップ横断フィルタ・コードは2命令、R
PTK49とMACDにより定義可能である。
【0026】図4、図5のプロセッサは単一外部データ
・バスDとアドレス・バスRA及び制御バス13を介し
てオフチップ・プログラム、データ、I/O素子又は他
のプロセッサと通信する。装置の要請に応じて、ウェイ
ト状態がメモリ・サイクルに挿入されるため外部素子
(図1のメモリ11又はI/O12)は異なるアクセス
時間を有する。このプロセッサは多重処理インターフェ
ースを支持するためのいくつかの別の設備を有してお
り、これは外部データ・メモリの一部はいくつかのプロ
セッサにより共有可能な点、すなわち2個以上のプロセ
ッサが単一装置に接続されている場合である。制御バス
13中の保持ピンと3本の割込ピンがホスト/スレーブ
装置構成と多重タスクを与える。さらに、これらのプロ
セッサの内のいくつかは同期ピンを介してクロック・レ
ベルで互いに同期される。
【0027】メモリ・マップ
【0028】図1及び図2、図3の実施例のメモリ・マ
ップを図6aに示し、図4、図5の実施例のメモリ・マ
ップを図6bに示す。図2、図3のプロセッサ10は1
2ビット・アドレス・バスRAを有するため、プログラ
ム・メモリ空間は4K、すなわち4096語であり、R
OM14はこの空間の2K以下に配置される。同様に、
データ・メモリのアドレス域4Kも可能であり、この中
に288語のRAM15が配置される。I/Oアドレス
空間は図2、図3の線路RAI上の3ビット・アドレス
により定められる8語である。同様な方法で、図4、図
5の素子は図6bに示すようにプログラム・メモリ、デ
ータ・メモリ、I/O用に3つの別々なアドレス空間を
有する。これらの空間は制御バス13上のプログラム・
ストローブ、データ・ストローブ及びI/Oストローブ
信号により外部的に識別される。オンチップ・メモリ・
ブロックはRAM15とRAM15Pから構成された全
体で544語を含む。プログラム/データRAMブロッ
ク(256語)はデータRAMとして構成した時にはデ
ータ・メモリ・マップのページ4,5にあり、プログラ
ムRAMとして構成した時にはページ510と511に
ある。RAM15(常にデータRAM)を含むブロック
はページ6,7及びページ0の上部32語にある。デー
タ・メモリ・マップの残りはメモリ・マップト・レジス
タと予約域から構成されることに注意されたい。予約域
は記憶用には使用されず、その内容は読取時に不定であ
る。
【0029】構成CNFD,CNFP命令を用いてRA
M15Pをデータ又はプログラム・メモリのどちらかに
構成する。BLKP命令(プログラム・メモリからデー
タ・メモリへのブロック移動)を用いて、データRAM
として構成されている時のRAM15Pへプログラム情
報をダウンロードし、CNFP(プログラム・メモリと
してブロックを構成)命令を用いてこれをプログラムR
AMへ変換する。CNFD又はCNFP命令の後の第1
命令フェッチは前のメモリ構成から取られることに注意
されたい。又リセットはRAM15PをデータRAMと
して構成することにも注意されたい。
【0030】図4,図5のプロセッサはアドレス位置0
から5のデータ・メモリ空間にマップされる6個のレジ
スタを有する。これらはDRR,DXR,TIM,PR
D,IMR,GREGと名付けたレジスタである。DR
Rレジスタは16ビット直列ポート・データ送信レジス
タである。TIMレジスタは16ビット・タイマ・レジ
スタで、又PRDはタイミング機能に用いられる16ビ
ット周期レジスタである。割込マスク・レジスタIMR
は6ビット割込マスクを含む。GREG位置は8ビット
・グローバル・メモリ割付レジスタである。これらのレ
ジスタは、BLKDを用いたブロック移動がこれらのメ
モリ・マップ位置には使用できないことを除いては他の
データ・メモリ位置と同様にアクセスされる。
【0031】プロセッサは構成可能なオンチップRAM
15Pを効果的に用いるデータ及びプログラム・ブロッ
ク移動とデータ移動機能用の命令を与える。BLKD命
令はデータ・メモリ空間内でブロックを移動し、BLK
P命令はプログラム・メモリ空間からデータ・メモリ空
間へブロックを移動する。これらの命令はオン又はオフ
チップ・メモリからのブロック移動を実行する。
【0032】データ移動命令DMOVは、データが時間
窓を通過していく合成積やディジタル・フィルタのよう
な、いわゆるZ遅延演算を用いるアルゴリズムを移植す
るのに適している。データ移動命令はオンチップ・デー
タ・メモリ・ブロックの境界を越えて連続であるが、オ
フチップ・データ・メモリidが参照される場合には使
用不能である。オンチップRAM15又は15Pに移植
されると、DMOV機能は図2,図3の素子のそれと同
等になる。DMOVはオンチップRAMの現在アドレス
されたデータ・メモリ位置から次の高位置へ語をコピー
しつつ、アドレスされた位置のデータを同一サイクルで
(例えばALUにより)演算することを可能とする。補
助算術装置ARUでの演算も間接アドレス・モードを用
いて同一サイクルで実行される。MACD(データ移動
付積和)やLTD(ロードTレジスタ、前回積の和、デ
ータ移動)命令も又データ移動機能を使用可能である。
【0033】プログラム・カウンタ及びスタック 図4,図5のプロセッサは16ビット・プログラム・カ
ウンタPCとPCの内容を記憶しておくための4位置ハ
ードウェア・スタックを含む。プログラム・カウンタP
Cは(Pバスを介して)命令フェッチ時に内部及び外部
プログラム・メモリをアドレスする。スタックSTは割
込、コール、リターン及びプログラムとデータ・メモリ
空間の間でデータを転送するためのBLKP/BLKD
(プログラム/データ・メモリからデータ・メモリへの
ブロック移動)やTBLR/TBLW(表読取/書込)
のような特殊目的の命令時に使用される。プログラム・
カウンタPCは、命令がプログラム・メモリからフェッ
チされて命令レジスタへ入れられるプログラム・アドレ
ス・バスPバスを介してオンチップ又はオフチップ上の
プログラム・メモリをアドレスする。IRにロードされ
ると、プログラム・カウンタPCは次の命令フェッチ・
サイクルを開始する用意ができる。PCはオンチップR
AM15Pがプログラム・メモリとして構成されている
時にはオンチップRAM15Pをアドレスし、又は16
ビット・アドレス・バスRAと外部データ・バスDを介
してオフチップ・プログラム・メモリをアドレスする。
プログラム・カウンタは又データ・ブロックをデータ・
メモリの一方から他方へ移動するBLKD命令時にもデ
ータ・メモリをアドレスする。アキュムレータAccの
内容は、前と同じくBIMを用いて「計算型GO T
O」命令を移植するためにプログラム・カウンタPCに
ロードされる。
【0034】PCはPC+1か又は分岐アドレス(分
岐、コール又は割込のような命令)をロードされて新た
なフェッチ・サイクルを開始する。分岐が生じない条件
付分岐の場合、分岐アドレスの位置を越えてPCは再び
増加される、すなわちPC+2である。プロセッサは又
次の単命令のN+1回実行(ここでNは8ビット・カウ
ンタの繰返しカウンタRPTCにロードすることにより
定められる)を可能とする繰返し命令機能を有する。こ
の繰返し機能を用いた場合、命令が実行され、RPTC
が零となるまでRPTCは減算される。この特徴はNO
RM(アキュムレータ内容の正規化)、MACD(デー
タ移動付積和)、SUBC(条件減算)のような多くの
命令に有用である。
【0035】スタックSTはPUSH及びPOP命令の
使用によりアクセス可能である、PCの内容がスタック
の上にプッシュされる時、各レベルの以前の内容は下へ
プッシュされ、スタックの第4位置は失われる。それ
故、ポップの前に4回以上連続したプッシュが発生する
と、データは失われる。ポップ操作では逆が生じる。3
回の繰返し連続したポップの後のポップは第4スタック
・レベルの値を生じる。この時スタック4レベルの全て
は同じ値を含む。2つの別な命令PSHDとPOPDは
RAM15からのようなデータ・メモリ値をスタックS
Tにプッシュし、又はスタックからデータ・メモリへ値
をポップする。これらの命令は4レベル以上のサブルー
チン/割込のネステング用にソフトウェアを用いてデー
タ・メモリRAM15にスタックを構成することを可能
とする。
【0036】局所メモリへのインターフェースは外部1
6ビット並列データ・バスD、16ビット・プログラム
・アドレス・バスPA、メモリ空間選択用の制御バス1
3中の3本のピンPS,DS,IS及びその他各種装置
制御信号から構成される。R/W信号は転送の方向を制
御し、STRBは転送を制御するタイミング信号を与え
る。READY信号の使用はより遅いオフチップ・メモ
リとの通信用に待機状態を発生することを可能とする。
【0037】CPU
【0038】CPUは16ビット・スケーリング・シフ
タS、32ビット算術論理装置(ALU)路、32ビッ
ト・アキュムレータAcc、アキュムレータと乗算器の両
方の出力で利用可能な別のシフタを含む。
【0039】標準的なALU命令の実装時に以下の段階
が生じる、(1)データがデータ・バスDバス上にRA
M15からフェッチされる、(2)データは算術が実行
されるスケーリング・シフタSとALUを通過する、
(3)結果はアキュムレータA ccに移される。ALUへ
の一方の入力は常にアキュムレータAccから転送され、
他方の入力は乗算器Mの積レジスタPから、又はDバス
を介したデータ・メモリからロードされるスケーリング
・シフタSから送られる。
【0040】スケーリング・シフタSはデータ・バスD
バスに接続した16ビット入力とALUに接続した32
ビット出力を有し、命令のあるビットにプログラムされ
ているように入力データに0から15ビットの左シフト
を発生する。出力のLSBは零で満たされ、MSBは状
態レジスタST0の符号拡張モード・ビットSXMにプ
ログラムされた状態に応じて零で満たされるか又は符号
拡張される。
【0041】32ビット幅算術論理装置ALUとアキュ
ムレータAccは広範囲の算術論理命令を実行し、その大
部分は単クロック・サイクルで実行する。オーバーフロ
ー飽和モードはSOVM及びROVM(セット又はリセ
ット・オーバーフロー・モード)命令を介してプログラ
ムされる。アキュムレータがオーバーフロー飽和モード
でオーバーフローが発生すると、アキュムレータAcc
はオーバーフローの方向に応じて最大正又は負数がロー
ドされる。ALUに入力されるデータはスケーリング・
シフタSによりスケールされる。
【0042】プロセッサはALUの状態に応じて分岐命
令を実行する。BACC(アキュムレータ中のアドレス
へ分岐)命令はアキュムレータにより指示されたアドレ
スに分岐する能力を与える。BIT及びBITT(Tレ
ジスタにより指示されるビットのテスト)命令はデータ
・メモリ、例えばRAM15中の語の特定ビットの試験
を可能とする。
【0043】プロセッサは大きな動的範囲を必要とする
応用例用に浮動小数点演算を支持する。正規化(NOR
M)命令を用いて、左シフトを実行することによりアキ
ュムレータに含まれる固定小数点数を正規化する。LA
CT(Tレジスタにより指示されるシフト付アキュムレ
ータ・ロード)命令は入力スケーリング・シフタを介し
て仮数を算術的に左シフトすることにより浮動小数点数
を非正規化する。この場合、シフト・カウントはTレジ
スタの下位4ビットにより指示される指数の値である。
ADDT及びSUBT(Tレジスタ指示のシフト付アキ
ュムレータからの加算又は減算)命令も又別の算術演算
を可能とするために設けられている。16ビット仮数と
4ビット指数の浮動小数点数はこのように処理可能であ
る。
【0044】32ビット・アキュムレータAccはデータ
・メモリ中の記憶用の2個の16ビット・セグメント、
ACCH(アキュムレータ・ハイ)とACCL(アキュ
ムレータ・ロウ)に分割される。アキュムレータの出力
の別なシフタが左へ0,1又は4位置のシフトを与え
る。このシフトはデータを記憶用にデータ・バスDバス
へ転送する間に実行され、アキュムレータAccの内容は
不変である。ACCHデータが左シフトされる時、LS
BはACCLから転送され、MSBは失われる。ACC
Lが左シフトされる時、LSBは零を埋められ、MSB
は失われる。
【0045】アキュムレータAccは又アキュムレータの
内容をシフトするためのインプレース1ビット左又は右
シフト(SFL又はSFR命令)を有する。SXMビッ
トも又SFR(シフト・アキュムレータ右)命令の定義
に影響する。SXM=1の時、SFRはアキュムレータ
・データの符号を保持して算術右シフトを実行する。S
XM=0の時、SFRは論理シフトを実行し、LSBは
シフト・アウトされ、MSBには零がシフト入力され
る。SFL(シフト・アキュムレータ左)命令はSXM
ビットによって影響されずに両方の場合で同様に振ま
い、MSBをシフト出力し零をシフト入力する。多重シ
フト・カウントにはRPT又はRPTCがこれらの命令
と共に用いられる。
【0046】2の補数16×16ビット・ハードウェア
乗算器Mは単マシン・サイクルで32ビット積を計算可
能である。2個のレジスタが乗算器と関係する、すなわ
ち乗算器用の一方のオペランドを保持する16ビット一
時レジスタTRと、乗算演算により生じる積を保持する
32ビット積レジスタPである。通常LT(ロードTレ
ジスタ)命令がTにロードして一方のオペランド(デー
タ・バスから)を与え、MPY(乗算)命令が第2オペ
ランド(これもデータ・バスから)を与える。この場
合、積は2サイクル毎に得られる(1サイクルはロード
T、1サイクルは乗算)。
【0047】2つの積和命令(MAC及びMACD)は
乗算器Mの帯域を完全に利用し、両方のオペランドを同
時に処理することを可能とする。MAC及びMACDに
対しては、プログラム及びデータ・バスPバスとDバス
を介して2つのオペランドが各サイクル毎に乗算器Mへ
転送される。これはRPT及びRPTK命令と共に使用
した時単サイクル積和を行なう。SQRA(2乗/加
算)とSQRS(2乗/減算)命令はデータ・メモリ値
を2乗する時乗算器の両入力は同一値を渡す。
【0048】2個の16ビット2の補数の乗算後、32
ビット積が32ビット積レジスタPにロードされる。積
はALUに直接転送されるか、又はALU入力へ転送さ
れる前に任意にシフトされる。積レジスタP出力に対し
て4つのシフト・モードが利用できる状態レジスタST
1のPMフィールドがこのシフト・モードPを指定し、
00ならシフトなし、01なら1ビットの左シフト、1
0なら4ビットの左シフト、11なら6ビットの右シフ
トである。Pm値により指示される左シフトは分数演算
を実装する際に有用である。右シフトPM値を用いるこ
とは、アキュムレータ・オーバーフローなしで127回
(又はそれ以上)の積和の実行を可能とする。Tレジス
タの下位4ビットも又LACT/ADDT/BUBT
(Tレジスタ指示のシフト付アキュムレータ・ロード/
加算/減算)に対するスケーリング・シフタSを介した
可変シフトを定める。これらの命令は、数を非正規化す
る必要がある、すなわち浮動小数点から固定小数点への
変換が必要な場合の浮動小数点演算に有用である。ビッ
ト・テスト命令(BITT)はTレジスタの下位4ビッ
トに含まれる値を基にデータ・メモリ中の語の単一ビッ
トのテストを可能とする。
【0049】CPUは各種の状態とモードを含む2個の
状態レジスタST0とST1を有する。SST及びSS
T1命令がデータ・メモリに状態レジスタを記憶させ
る。LST及びLST1命令はデータ・メモリから状態
レジスタをロードする。このようにして、素子の現在の
状態は割込とコール時にセーブされる。状態レジスタの
構成と状態ビットの機能に関する情報については以下を
参照されたい。
【0050】装置制御及びインターフェース
【0051】装置制御操作は、オンチップ・タイマ、繰
返しカウンタ、外部及び内部割込、外部リセット信号に
よりプロセッサ・チップ上に設けられる。外部制御操作
に用いられるメモリ・マップの16ビット・タイマは内
部クロックにより連続的にクロックされるダウン・カウ
ンタである。このクロックはCLKOUT1周波数を4
分割することにより得られる。リセットはタイマをその
最大値(FFFF)にセットするが、周期レジスタPR
Dを初期化しない。リセットの解後、タイマは減少し始
める。これに続けて、タイマ又は周期レジスタPRDは
プログラム制御下で命令により再ロードされる。
【0052】タイマが零まで減少する度にタイマ割込T
INTが発生される。タイマが零に到達するのと同じサ
イクル内でタイマには周期レジスタPRDに含まれる値
がロードされ、従って割込は4X(PRD)CLKOU
T1サイクルの規則的間隔で発生するようにプログラム
される。この特徴は周辺機器へ同期的にサンプルする又
は書込むために有用である。タイマ・レジスタTIMと
周期レジスタPRDは命令により任意時間にアクセスさ
れる。零の周期レジスタ値は許されない。
【0053】繰返し機能は単一命令を256回まで実行
することを可能とする。繰返しカウンタRPTCはデー
タ・メモリ値(RPT命令を介して)又はイミーデュエ
イト値(RPTK命令)のどちらかがロードされる。こ
のオペランドの値は次の命令を実行する回数より1小さ
い。繰返し機能は積和、ブロック移動、I/O転送、表
の読取/書込のような命令と共に使用可能である。通常
多重サイクルであるこれらの命令は繰返し機能を用いる
とパイプライン化され、実質的に単サイクル命令とな
る。例えば、表の読取命令は通常3サイクルを必要とす
るが、繰返しの時には、オーバーラップにより表位置は
各サイクル毎に読取可能である。
【0054】プロセッサ・チップは、プロセッサに割込
む外部素子用に利用可能な3本のマスク可能なユーザ割
込INT2−INT0を有する。内部割込は直列ポート
(RINT及びXINT)、タイマ(TINT)、ソフ
トウェア割込(TRAP)命令により発生される。割込
はリセットが最高の優先度を有し、直列ポート転送割込
が最低の優先度を有するように優先度を与えられる。メ
モリ・マップ中の全ての割込位置は2語境界上にあるた
め、必要に応じてこれらの位置に分岐命令を収容可能で
ある。制御回路は割込から多重サイクル命令を保護す
る、すなわち多重サイクル命令の途中で割込が発生した
場合、命令が完了するまで割込は処理されない。この機
構は繰返し命令やREADY信号により多重サイクルと
なった命令の両方に適用される。
【0055】制御バス上のRS信号を非同期的に用いる
ことによりプロセッサの実行を終了させ、プログラム・
カウンタPCを零に強制できる。電源投入時の装置動作
に対しては、リセット(RS)信号が少なくとも5クロ
ック・サイクルの間出されて、素子のリセットを保証し
なければならない。プロセッサの実行は図6bの位置0
より開始され、通常ここは装置初期化ルーチンへプログ
ラム実行を向ける分岐命令を含んでいる。
【0056】図6bのデータ、プログラム、I/Oアド
レス空間はメモリ及びI/Oへのインターフェースを与
える。局所メモリ・インターフェースは、16ビット並
列データ・バスD、16ビット・アドレス・バスRA、
データ、プログラム及びI/O空間選択(DA,PS,
IS)信号、及び他の装置制御信号から構成される。R
/W信号は転送方向を制御し、STRBは転送を制御す
るタイミング信号を与える。I/O設計は、I/Oをメ
モリと同様に扱うことにより簡単化される。I/O素子
はメモリ・マップト素子と同様ではあるが、選択信号を
用い、プロセッサの外部アドレスとデータ・バスを用い
てI/Oアドレス空間にマップされる。変化する速度の
メモリやI/O素子とのインターフェースはREADY
線を用いて実行される。遅い素子と取引する場合、他の
素子がその機能を完了してプロセッサにREADY線を
介して信号するまでプロセッサは待機する。次いで、プ
ロセッサ・チップは実行を続行する。
【0057】直列ポートは最小の外部ハードウェアでコ
ーデック、直列A/D変換器、他の直列装置のような直
列素子との通信を行なう。直列ポートは多重処理応用例
のプロセッサ間の相互通信にも使用される。直列ポート
は以下の2つのメモリ・マップト・レジスタ、すなわち
データ送信レジスタDXR、データ受信レジスタDRR
を有する。これらのレジスタはメモリ・マップされてい
るため、他のデータ・メモリ位置と同様にアクセスでき
る。DRR及びDXRレジスタの両方とも受信される又
は送信されるビット(MSBから開始)を定める各々に
関連したシフトレジスタを有する。外部クロックCLK
XがDXRに与えられ、モード・ビットTXMはフレー
ミング・パルスがオンチップで発生されるか又はオフチ
ップから来るかを決定する。DRRは直列ポート・クロ
ックCLKRとFSRパルスを与えられる。直列ポート
はバイト・モード又は16ビット語モードのどちらかで
動作する。
【0058】このアーキテクチャの柔軟性は、プロセッ
サ・チップがスタンドアローン・プロセッサ、素子が並
列な多重プロセッサ、全体メモリ空間を有するスレーブ
/ホスト・プロセッサ、他の素子へのプロセッサ制御の
信号を介してインターフェースされる周辺プロセッサで
ある装置を含む広範囲の装置要求を満足する構成を可能
とする。各種の多重処理構成を以下に記述する。
【0059】多重処理応用には、プロセッサ・チップは
全域データ・メモリ空間を割当て、BR(バス要求)と
READY制御信号を介してこの空間と通信する能力を
有する。全域メモリは1個以上のプロセッサにより共有
されるデータ・メモリである。全域データ・メモリ・ア
クセスは仲裁されなければならない。8ビットのメモリ
・マップト・メモリ割当レジスタGREGはデータ・メ
モリ空間の一部を全域外部メモリとして指定する。レジ
スタGREGの内容は全域メモリ空間の寸法を決定す
る。現在の命令がこの空間内のオペランドをアドレスし
ている場合、バスの制御を要求するためバス要求BRが
出される。メモリ・サイクルの長さはREADY線によ
り制御される。
【0060】プロセッサはHOLD及びHOLDA信号
を用いて外部プログラム/データ・メモリへのDMA
(直接メモリ・アクセス)を支持する。HOLDを低状
態にして、プロセッサのアドレス、データ、制御線をト
ライステート化することにより、他のプロセッサは外部
メモリの完全制御が可能である。
【0061】割込
【0062】図4,図5のプロセッサは7つの優先ベク
トル化割込(最高から最低へ優先度の順に挙げると)、
リセット、ユーザ割込#0,#1,#2,内部タイマ割
込、直列ポート受信割込、直列ポート送信割込を有す
る。リセットを除いて全ての割込はマスク可能である。
【0063】リセットはチップを既知状態にする任意時
に使用可能なマスク不能な外部割込であり、リセットは
通常マシンがランダム状態にある始動後に印加される。
制御バス13のRA(リセット)入力ピンに低レベルを
印加することにより、リセットが作動されると、現在の
命令を非同期的に終了してプログラム・カウンタPCを
零に強制する。プログラム・メモリ位置0は、プログラ
ムの実行を装置初期化ルーチンへ向けるため通常分岐命
令を含む。リセットは各種レジスタや状態ビットを初期
化する。
【0064】RS信号を受信すると、以下のことが生じ
る、論理0が状態レジスタST1のCNFビットにロー
ドされて全RAMをデータ・メモリとして構成させ、プ
ログラム・カウンタPCを0にセットしてアドレス・バ
スRAをRSが低状態の間全て0に駆動し、データ・バ
スDはI/Oバッファによりトライステート化され、R
Sが低状態の間全てのメモリ及びI/O空間制御信号
(PS,DS,IS,R/W,STRB,BR)はこれ
らを高レベルにセットすることにより出力されず、IN
TMビットを高レベルにセットすることにより全ての割
込は消勢され(RSはマスク不能であり、IFRは全て
0にリセットされることに注意)、状態ビットは0にリ
セットされ、RPTCはクリヤされ、DXピンはトライ
ステート化されて直列ポート上の送受信動作は終了さ
れ、TXMビットは低レベルにリセットされてRSXピ
ンを入力に構成し、タイマ・レジスタTIMはFFFF
にセットされてRSが出されなくなるまで減算を開始し
ないが、周期レジスタは影響されず、マスク可能割込と
同様にIACK信号が発生され、直列ポート・フォーマ
ット・ビットF0は論理0にリセットされる。
【0065】RS信号が高状態となると、外部プログラ
ム・メモリの位置0から実行が開始する。待機モードの
時にRSが出された場合、正規のリセット動作が内部的
に発生するが、全てのバスや制御線はトライステート化
されたままであることに注意されたい。HOLDとRS
の解放後、位置0から実行は開始する。
【0066】全ての内部及び外部割込のベクトル位置と
優先度は以下に示してある。この表に示すように、リセ
ットは最高の優先度を有し、直列ポート送信割込は最低
の優先度を有する。ソフトウェア割込に用いられるTR
AP命令は優先度を与えられていないが、自分のベクト
ル位置を有しているためここに含めてある。各割込アド
レスは2語離れているため、分岐命令を中間の番号付し
ていない位置に収容可能である。
【0067】割込 メモリ
【表1】
【0068】割込が発生すると、これは6ビット割込フ
ラグ・レジスタIFRに記憶される。このレジスタは外
部ユーザ割込INT(2−0)と内部割込RINT,X
INT,TINTによりセットされる。各割込は認識さ
れるまで記憶され、制御バス13上の割込確認IACK
信号又はRS信号によりクリヤされる。RS信号はIF
Rには記憶されない。IFRへ読取書込する命令は与え
られない。
【0069】プロセッサは外部及び内部割込をマスクす
るメモリ・マップの割込マスク・レジスタIMRを有す
る。16ビット空間の内の6LSBのみがIMRで使用
される。IMRのビット位置5から0の「1」がINT
M=0なら対応する割込を付勢する。IMRはDバスか
ら読取及び書込の両操作でアクセスできるが、BLKD
を用いては読取できない。RSはIMRには含まれず、
従ってIMRはリセットには何の効果も有しない。
【0070】状態レジスタST0のビット9である割込
モードINTMは全てのマスク可能な割込を付勢又は消
勢する。INTMの「0」は全てのマスクしていない割
込を付勢し、「1」はこれらの割込を消勢する。INT
Mは割込確認信号IACK,DINT命令、又はリセッ
トにより「1」にセットされる。このビットはEINT
命令により「0」にリセットされる。INTMは実際に
IMR又は割込フラッグ・レジスタIFRを変更しな
い。
【0071】制御回路IDは多重サイクル命令を保護す
る、すなわち多重サイクル命令中に割込が発生した場
合、命令が完了するまで処理されない。制御回路は又R
PT又はRPTK命令により命令が繰返されている時に
は割込を処理することを不能とする。繰返しカウンタR
PTCが0に減るまで割込はIFRに記憶され、次いで
割込が処理される。RPT又はRPTK命令を処理する
間に割込が引込められたとしても、割込はIFRにより
ラッチされRPTCが0に減るまで未決となる。プログ
ラム列中のEINTと次の命令の間では割込は処理不能
である。例えば、EINT命令実行の間に割込が発生し
た場合、この素子は未決の割込を処理する前にEINT
と共に次の命令も完了する。このことは、RET命令が
EINTに続くとした場合に、次の割込を処理する前に
RETが実行可能であることを保証する。割込受取時の
マシンの状態はセーブされ復帰される。
【0072】状態レジスタ
【0073】プロセッサは各種の状態とモードの状態を
含む2個の状態レジスタST0とST1を有する。図
4,図5のプロセッサ・ブロック図ではDP,ARP,
ARBレジスタは別個のレジスタとして示されているこ
とに注意されたい。これらのレジスタはRAMに記憶す
るための別個の命令を有しないため、これらは状態レジ
スタに含まれる。状態レジスタをデータ・メモリに記憶
し、これをデータ・メモリからロードする能力は割込や
サブルーチンに対してマシンの状態をセーブし復帰する
ことを可能とする。全ての状態ビットはLST,LST
1,SST,SST1命令を用いて読取及び書込できる
(LST命令を介してはロード不能であるINTMを除
いて)。しかしながら、いくつかの別の命令又は機能は
表に指示するようにこれらのビットに影響する。
【0074】文脈切換
【0075】サブルーチン・コール又は割込の処理時に
文脈切換が一般的に必要とされる。図4,図5のプロセ
ッサの文脈切換では、プロセッサの現在の状態をセーブ
するためにいくつかの機構が用いられる。例えば、プロ
グラム・カウンタPCはハードウェア・スタックST上
に自動的に記憶される。状態又は補助レジスタのような
他のレジスタに重要な情報がある場合、これらはソフト
ウェア指令によりセーブされなければならない。補助レ
ジスタAR0−AR4により識別されるデータ・メモリ
15中のスタックは割込処理時にマシン状態を記憶する
のに有用である。選択したARはスタック・ポインタと
して機能する。マシン・レジスタはRAM15にセーブ
され、同じ順序で復帰される、すなわちセーブされるレ
ジスタはACCH,ACCL,AR0からAR3,P
R,ST0,ST1,TR,及び4レベルのハードウェ
ア・スタックSTである。
【0076】メモリ管理
【0077】図6bのメモリ・マップの構造はプログラ
ム可能であり、プロセッサの各タスク毎に変更可能であ
る。外部データ・メモリ又はプログラム・メモリのブロ
ックをデータ・メモリへ移動し、オンチップ・データR
AMのブロックをプログラム・メモリとして構成し、外
部データ・メモリの一部を全域として定義する命令が設
けられている。メモリの移動、構成、取扱いの例を以下
に簡単に説明する。
【0078】プロセッサは64Kメモリの2区域を直接
アドレスするため、データ又はプログラムのブロックは
遅いメモリのオフチップに記憶され、迅速に実行するた
めオンチップにロードされる。BLKD及びBLKP命
令はプロセッサTMS32020上のメモリ対メモリ・
ブロック移動を容易にする。BLKD命令は、256語
を移動するため255のような数を含むRPTK命令が
通常先行していて、データ・メモリ内のブロックを移動
する。
【0079】オンチップRAMの構成可能性と大量の外
部メモリはチップ10へのデータ又はプログラム・メモ
リのダウンプリーディング(downpleadin
g)を可能とする。又、RAM15のデータはオンチッ
プRAMを再定義する時保存されるため、RAM15P
はデータ及びプログラム・メモリの両方に動的に構成可
能である。図6bは構成を切換える時のオンチップRA
Mの変化を図示する、特にCONFDとCONFP命令
はRAM15Pの実効アドレスを変更し、そのアドレス
及びデータ・バスを変更する。オンチップ・メモリはリ
セット、又はCNFD及びCNFP命令により構成され
る。RAM15PはCNFD又はリセットを実行するこ
とによりデータ・メモリとして構成され、又CNFP命
令はこのブロックをプログラム・メモリとして構成す
る。例えば、プログラム・コードはBLKDを用いてR
AM15Pにロードされ、次いでCNFP命令が実行さ
れて再構成され、次いでRAM15Pからコードが実行
される。CNFP又はCNFD命令後の第1命令フェッ
チは前のメモリ構成から取られる、すなわちもう1つの
外部メモリ・フェッチ後に位置65280のRAM15
Pの第1語から実行を開始する場合、CNFP命令は外
部プログラム・メモリ位置65,278に置かなければ
ならない。位置65,279に配置した命令が2語命令
の場合、RAM15Pの第1位置から第2語がフェッチ
される。又は、オンチップRAMの全てをデータ・メモ
リとして用いる場合ユーザは外部プログラム・メモリ1
2から実行できる。RAM15はデータ・メモリ空間に
常にマップされる。命令の殆んど全てに対して、データ
が内部RAMにあると仮定した場合、オンチップRAM
のプログラムの実行時間は待機状態なしで動作する外部
メモリのプログラムと同じである。この例外はIN及び
OUT命令である。オンチップRAMから実行すると、
これらの命令は1サイクルで実行する。
【0080】全域メモリは1個以上のプロセッサにより
共有されるメモリで、従ってこれへのアクセスは仲裁さ
れなければならない。全域メモリを用いる時、プロセッ
サのアドレス空間は局所及び全域部分に分割される。局
所部分はその個々の機能を実行するプロセッサにより使
用され、全域部分は他のプロセッサと通信するために用
いられる。メモリ・マップのレジスタGREGがプロセ
ッサ中に設けられ、これはデータ・メモリの一部を全域
外部メモリとして指定することを可能とする。データ・
メモリ・アドレス位置5でメモリ・マップされるGRE
Gは内部DバスのLSB8ビットに接続した8ビット・
レジスタである。GREGの内容は全域メモリ空間の寸
法を決定する。GREGの正当な値と対応する全域メモ
リ空間は以下に示す通りである。
【表2】
【0081】命令が全域メモリ中のデータをアドレスし
た場合、制御バス13のBRバス要求信号BRが出され
て全域メモリの使用を要求する。メモリ・アクセスを実
行する前に、制御回路はREADYが出されているかど
うかを見てチェックする。READYが出されている場
合、全域メモリ・アクセスが実行される。全域メモリ・
アクセス・サイクルの完了後、バス裁定論理がREAD
Yを出し続けた場合、プロセッサはREADYが除かれ
るまで各マシン・サイクル毎に全域メモリ・アクセスを
実行する。
【0082】タイマ動作
【0083】プロセッサは規則的な時間間隔で各種機能
を実行するためオンチップ・タイマとその関連割込を使
用する。周期レジスタPRDに1から65,535(F
FFF)の値をロードすることにより、タイマ割込TI
NTが4から262,144サイクル毎に発生可能であ
る。タイマを操作するため2つのメモリ・マップのレジ
スタが使用される。データ・メモリ位置2のタイマ・レ
ジスタTIMはタイマの現在のカウントを保持する。各
4つ目のCLKOUT1サイクル毎に、TIMは1ずつ
減らされる。データ・メモリ位置3の周期レジスタはタ
イマの開始カウントを保持する。TIMが0まで減少す
ると、タイマ割込TINTが発生する。同じサイクル
で、PRDレジスタの内容がTIMレジスタにロードさ
れる。このようにして、TINTはCLKOUT1の各
4×(PRD)サイクル毎に発生される。タイマ及び周
期レジスタはDバスを介して任意のサイクルで読取又は
書込可能である。TIMレジスタを読取ることによりカ
ウントはモニタ可能である。現在のタイマ・カウントを
乱すことなく周期カウンタに新たなカウンタ周期を書込
可能である。タイマは現在のカウントが完了した後新た
な周期を開始する。PRD及びTIMレジスタの両方に
新たな周期をロードした場合、タイマは割込を発生する
ことなく新たな周期を減算し始める。従って、プログラ
マはタイマの現在及び次の周期の完全な制御を有する。
TIMレジスタはリセット時にその最大値(FFFF)
にセットされ、RSが引込まれた後にのみ減算し始め
る。リセット時に周期レジスタはセットされない。タイ
マを使用しない場合、TINTはマスクすべきである。
この時PRDは汎用データ・メモリ位置として使用可能
である。TINTを用いる場合、TINTのマスクを外
す前にPRDとTIMレジスタをプログラムすべきであ
る。
【0084】単一命令ループ
【0085】時間が問題となる高計算タスクをプログラ
ムする時、同じ演算を何回も繰返すことがしばしば必要
となる。プロセッサは高度の並列性を有しているため、
命令の多くは完全な演算を実行する(MACD命令のよ
うに)。これらの場合、次の単一命令の実行をN+1回
可能とする繰返しの命令が設けられる。Nは8ビット繰
返しカウンタPRTCにより定められ、これはDバスを
介してRPT又はRPTK命令によりロードされる。以
下に続く命令が実行され、RPTCレジスタは零に到達
するまで減算される。繰返し機能を用いると、繰返され
る命令は1回のみフェッチされる。この結果、多くの多
重サイクル命令は繰返しの時には1又は2サイクルとな
る。これはTBLR,TBLW,IN,OUTのような
I/O命令に対して特に有用である。フィルタ実装のよ
うなプログラムは可能な限り小時間で制御可能なループ
を必要とする。
【0086】外部分岐制御
【0087】プロセッサは、外部状態を監視するためシ
ステム設計者に割込に代る方法を与える外部制御の分岐
命令を有する。BIO(I/Oで分岐)という名前の外
部ピンはBIOZ命令によりテストされ、これはピンが
低レベルにある場合に分岐する。I/Oで分岐する機能
は割込レジスタとは別に単一の割込をポーリングするの
に有用である。加えて、BIOピンはラッチされない。
このことは、特定の条件が真又は真となった時にのみサ
ービスする必要がある装置を監視するのにBIO命令を
有用とする。
【0088】外部読取/書込操作
【0089】プロセッサは外部メモリとI/Oにインタ
ーフェースするためのプログラム、データ、及びI/O
アドレス空間を有する。これらのアドレス空間のアクセ
スは制御バス13上のPS,DS,IS(プログラム、
データ及びI/O選択)プロセッサ信号により制御され
る。プロセッサは各アドレス空間を同様に処理するため
装置は直截的である。
【0090】外部読取サイクルの順序は以下の通りであ
る。
【0091】1)クロック1/4フェーズ3で、プロセ
ッサはアドレス・バスとメモリ空間選択信号の内の1つ
を駆動し始める。R/Wは高状態に駆動されて外部メモ
リ読取を指示する。
【0092】2)1/4フェーズ4の開始時に、STR
Bが出されてアドレス・バスが正しいことを指示する。
STRBはR/Wと関連して読取付勢信号をゲートする
ために用いられる。
【0093】3)アドレスしたメモリ域をデコードした
後、1/4フェーズ4の間にユーザのメモリ・インター
フェースは適当なREADY信号を設定しなければなら
ない。1/4フェーズ1の開始時にプロセッサによって
READYはサンプルされる。
【0094】4)適正な時にREADYが高状態である
と、1/4フェーズ1の終了時にデータは調時入力され
る。
【0095】5)1/4フェーズ2の開始時にSTRB
は引込まれる。アドレス・バスとPS,DS,又はIS
を減勢することによりプロセッサはメモリ・アクセスを
終了する。
【0096】制御信号PS,DS,IS,STRB,及
びR/Wは外部アドレス位置をアクセスしている時のみ
に出される。
【0097】外部書込サイクルの順序は以下の通りであ
る。
【0098】1)クロック1/4フェーズ3で、プロセ
ッサはアドレス・バスとメモリ空間選択信号の内の1本
を駆動し始める。R/Wは低状態に駆動されて外部メモ
リ書込を指示する。
【0099】2)1/4フェーズ4の開始時に、STR
Bが出されてアドレス・バスが正しいことを指示する。
R/Wと関連したSTRBは書込付勢信号をゲートする
ために用いられる。
【0100】3)アドレスしたメモリ域をデコードした
後、ユーザのメモリ12インターフェースは1/4位相
4の間にREADY信号入力へ適当な論理レベルを与え
なければならない。1/4フェーズ1の開始時にプロセ
ッサによりREADYがサンプルされる。
【0101】4)1/4フェーズ4の開始時にデータ・
バスは駆動され始める。
【0102】5)1/4フェーズ2の開始時にSTRB
が引込まれる。アドレス・バスとPS,DS,又はIS
を減勢することによりプロセッサはメモリ・アクセスを
終了する。
【0103】メモリ又はI/Oアクセスのサイクル数は
READY入力の状態により決定される。1/4フェー
ズ1の開始時に、プロセッサはREADY入力をサンプ
ルする。READYが高状態の場合、メモリ・アクセス
はCLKOUT1の次の下降縁で終了する。READY
が低状態の場合、メモリ・サイクルは1マシン・サイク
ル延長され、全ての他の信号は正しいままである。次の
1/4フェーズ1の開始時に、この順番が繰返される。
【0104】図示実施例を参照して本発明を説明してき
たが、この説明は限定する意味に解釈される意図はな
い。この説明を参照することにより当業者には図示実施
例の各種修正と共に本発明の他の実施例も明らかであ
る。従って、添附の特許請求の範囲は本発明の真の範囲
内に該当する前記修正や実施例をカバーするものと考え
られる。
【0105】以上の説明に関連してさらに以下の項を開
示する。
【0106】(1) マイクロコンピュータ装置におい
て、 イ) データ入出力端子とアドレス出力端子を有する単
一集積回路に形成したマイクロコンピュータ素子と、 ロ) アドレス入力装置とデータ出力装置を有するマイ
クロコンピュータ素子外部のメモリ装置と、 ハ) 外部装置へ又は外部装置からの情報転送用の入出
力周辺装置であって、アドレス入力装置とデータ入出力
装置を有する前記入出力周辺装置と、 ニ) マイクロコンピュータ素子のアドレス出力端子に
結合され、前記周辺装置のアドレス入力装置と前記メモ
リ装置のアドレス入力装置とに結合された外部アドレス
・バス装置と、 ホ) マイクロコンピュータ素子の前記データ入出力端
子に結合され、前記周辺装置のデータ入出力装置とメモ
リ装置のデータ出力装置に結合された外部データ・バス
装置と、 ヘ) 前記マイクロコンピュータ素子であって前記集積
回路内に、データ入力とデータ出力を有する算術/論理
装置と、アドレス入力とデータ入出力装置を有する第1
の読取/書込メモリと、算術/論理装置のデータ入力及
びデータ出力と第1の読取/書込メモリのデータ入出力
装置に結合された内部データ・バス装置と、アドレス入
力とデータ入出力装置を有し、データ又は命令語を記憶
する第2の読取/書込メモリと、第2の読取/書込メモ
リのアドレス入力に接続したプログラム・アドレス装置
と、前記第2の読取/書込メモリの前記データ入出力装
置と、前記データ入出力端子とに結合され、前記プログ
ラム・アドレス装置に結合した内部プログラム・バス装
置と、前記プログラム・バス装置に結合した入力を有
し、命令語に応答してマイクロ制御信号を発生する制御
装置であって、前記信号は算術/論理装置の演算や内部
バス装置間の転送を定める前記制御装置と、前記制御装
置であって、外部メモリ装置から第1の読取/書込メモ
リへ一連の連続メモリ・アドレス内容をコピーする第1
のブロック移動命令と、一連のメモリ・アドレス内容を
第2の読取/書込メモリへコピーする第2のブロック移
動命令とを実行する装置を含む前記制御装置と、を含む
前記マイクロコンピュータ素子と、を含むマイクロコン
ピュータ装置。
【0107】(2) 第1項記載の装置において、第1
メモリから算術論理装置の前記データ入力へ繰返してデ
ータが転送される繰返し操作サイクルを設定するタイミ
ング装置を含み、プログラム・アドレス装置は第2のメ
モリのアドレス入力にアドレスを印加し、制御装置はプ
ログラム・メモリから命令語を受取り、前記操作サイク
ルの連続するサイクルが重なり合っているマイクロコン
ピュータ装置。
【0108】(3) 第1項記載の装置において、内部
データ・バス装置はNビット幅のバスを含み、データ入
力と算術/論理装置の出力は2Nビット幅であるマイク
ロコンピュータ装置。
【0109】(4) 第1項記載の装置において、前記
第2の読取/書込メモリの前記データ入出力装置は、前
記命令語の内の1つからの制御信号に応答して前記内部
データ・バス装置か又は前記内部プログラム・バス装置
のどちらかに交互に結合されるマイクロコンピュータ装
置。
【0110】(5) 第1項記載の装置において、前記
第1及び第2のブロック移動命令の各々で前記一連のア
ドレスは前記プログラム・アドレス装置で発生され、前
記第1又は第2の読取/書込メモリの到着アドレスは前
記第1及び第2の読取/書込メモリの前記アドレス入力
に接続されたデータ・メモリ・アドレス装置で発生され
るマイクロコンピュータ装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を用いたマイクロコンピュータ装
置のブロック形式の電気配線図である。
【図2】図1の装置に用いられ、本発明の特徴を利用し
たMOS/LSIマイクロコンピュータ素子(CPUす
なわち中央プロセッサ装置を含む)の一部を示すブロッ
ク形式の電気配線図である。
【図3】図2で示したMOS/LSIマイクロコンピュ
ータ素子の残りの部分を示すブロック形式の電気配線図
である。
【図4】図2及び図3と同様であるが本発明の他の実施
例の特徴を含むマイクロコンピュータ素子の一部分を示
すブロック形式の電気配線図である。
【図5】図4で示したマイクロコンピュータ素子の残り
の部分を示すブロック形式の電気配線図である。
【図6】aは図2及び図3と、図4及び図5の素子の論
理アドレス空間のメモリ・マップの1例である。bは図
2及び図3と、図4及び図5の素子の論理アドレス空間
のメモリ・マップの他の例である。
【符号の説明】
10 マイクロコンピュータ 11 メモリ 12 I/O装置 13 制御バス 14 ROM 15 オンチップRAM ALU 算術論理装置 Acc アキュムレータ M 乗算器 ID1,ID2 命令デコーダ PC プログラム・カウンタ AR0,AR1 補助アドレス・レジスタ Dバス データ・バス Pバス プログラム・バス 15P 第2RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 701827 (32)優先日 1985年2月12日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 701828 (32)優先日 1985年2月12日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 701829 (32)優先日 1985年2月12日 (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 ダニエル エル.エジツグ アメリカ合衆国テキサス州ヒユーストン, ナンバー 709,フオーラム ウエスト 10222 (72)発明者 エドワード アール.カウデル アメリカ合衆国テキサス州スタフオード, ナンバー 1306,シユガー グロウブ 4950 (72)発明者 スチーブン ピー.マーシヤル アメリカ合衆国テキサス州ミズリー シイ テイ,ハイクレスト ドライブ 2007 (72)発明者 ケビン シー.マツクドナウ アメリカ合衆国テキサス州ヒユーストン, アツシユグロウブ 2102 (72)発明者 スチーブン ダブリユ スチメル アメリカ合衆国テネシー州ジヨンソン シ テイ,エルビン ハイウエイ,23サウス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノリシック集積回路に形成されたマイ
    クロコンピュータ素子であって、 データ入力とデータ出力を有する算術/論理装置と、 アドレス入力とデータ入出力を持つ第1の読取/書込メ
    モリと、 前記第1の読取/書込メモリのアドレス入力に結合され
    て、命令語により指定された宛先アドレスを格納するデ
    ータ・アドレス・レジスタと、 前記算術/論理装置のデータ入力及びデータ出力と、前
    記データ・アドレス・レジスタと、前記第1の読取/書
    込メモリのデータ入出力と、に結合された内部データ・
    バスと、 前記第1の読取/書込メモリのアドレス入力に結合され
    たプログラム・アドレス・レジスタと、 前記第1の読取/書込メモリのデータ入出力と、前記デ
    ータ入出力端子と、前記プログラム・アドレス・レジス
    タと、に結合された内部プログラム・バスと、 前記データ・アドレス・レジスタ及びプログラム・アド
    レス・レジスタに接続されたアドレス入力と、前記内部
    プログラム・バス及び内部データ・バスに接続されたマ
    ルチプレクサに結合されたデータ入出力と、を持つ第2
    の読取/書込メモリと、 前記プログラム・バスに結合されて命令語を受け取る入
    力と、出力とを持つ制御回路と、 を有し、前記制御回路の出力は前記算術/論理装置と、
    前記内部データ・バス及びプログラム・バスと、前記プ
    ログラム・アドレス・レジスタと、前記マルチプレクサ
    と、前記データ・アドレス・レジスタと、に結合されて
    おり、前記制御回路はその前記出力上に、前記命令語に
    応答しマイクロ制御信号を出力し、該マイクロ制御信号
    は前記算術/論理装置の動作を定め、更に、前記内部デ
    ータ・バスと前記内部プログラム・バスとへの/からの
    伝達を制御し、前記命令語は一組の命令から選択された
    ものであり、 前記命令の組は前記第2の読取/書込メモリの一部又は
    全部を前記データ・バスからのデータを格納するよう構
    成する命令を含み、前記第2の読取/書込メモリの、前
    記データ・バスからのデータを格納するよう構成されて
    いない部分は前記プログラム・バスからのデータを格納
    するよう構成されている、 ことを特徴とするマイクロコンピュータ素子。
  2. 【請求項2】 マイクロコンピュータ装置であって、 イ)データ入出力端子とアドレス出力端子を有する、単
    一集積回路に形成したマイクロコンピュータ素子と、 ロ)アドレス入力とデータ入出力を有するマイクロコン
    ピュータ素子の外部メモリと、 ハ)マイクロコンピュータ素子のアドレス出力端子と前
    記外部メモリのアドレス入力に結合された外部アドレス
    ・バスと、 ニ)マイクロコンピュータ素子の前記データ入出力端子
    と前記外部メモリのデータ入出力に結合された外部デー
    タ・バスと、 を有し、 ホ)前記マイクロコンピュータ素子は前記集積回路内
    に、 データ入力とデータ出力を有する算術/論理装置と、 アドレス入力とデータ入出力を持つ第1の読取/書込メ
    モリと、 前記第1の読取/書込メモリのアドレス入力に結合され
    て、命令語により指定された宛先アドレスを格納するデ
    ータ・アドレス・レジスタと、 前記算術/論理装置のデータ入力及びデータ出力と、前
    記データ・アドレス・レジスタと、前記第1の読取/書
    込メモリのデータ入出力と、に結合された内部データ・
    バスと、 前記第1の読取/書込メモリのアドレス入力に接続され
    たプログラム・アドレス・レジスタと、 前記第1の読取/書込メモリのデータ入出力と、前記デ
    ータ入出力端子と、前記プログラム・アドレス・レジス
    タと、に結合された内部プログラム・バスと、 前記データ・アドレス・レジスタ及びプログラム・アド
    レス・レジスタに結合されたアドレス入力と、前記内部
    プログラム・バス及び内部データ・バスに接続されたマ
    ルチプレクサに結合されたデータ入出力と、を持つ第2
    の読取/書込メモリと、 前記プログラム・バスに結合されて命令語を受け取る入
    力と、出力とを持つ制御回路と、 を含み、前記制御回路の出力は前記算術/論理装置と、
    前記内部データ・バス及びプログラム・バスと、前記プ
    ログラム・アドレス・レジスタと、前記マルチプレクサ
    と、前記データ・アドレス・レジスタと、に結合されて
    おり、前記制御回路はその前記出力上に前記命令語に応
    答しマイクロ制御信号を出力し、該マイクロ制御信号は
    前記算術/論理装置の動作を定め、更に、前記内部デー
    タ・バスと前記内部プログラム・バスとへの/からの伝
    達を制御し、前記命令語は一組の命令から選択されたも
    のであり、 前記命令の組は前記第2の読取/書込メモリの一部又は
    全部を前記データ・バスからのデータを格納するよう構
    成する命令を含み、前記第2の読取/書込メモリの、前
    記データ・バスからのデータを格納するよう構成されて
    いない部分は前記プログラム・バスからのデータを格納
    するよう構成されている、 ことを特徴とするマイクロコンピュータ装置。
JP6000057A 1985-02-12 1994-01-04 マイクロコンピュータ素子及びそれを用いた マイクロコンピュータ装置 Pending JPH0749854A (ja)

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US70182585A 1985-02-12 1985-02-12
US701826 1985-02-12
US701825 1985-02-12
US701827 1985-02-12
US701828 1985-02-12
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