JPH11311892A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH11311892A JPH11311892A JP10119623A JP11962398A JPH11311892A JP H11311892 A JPH11311892 A JP H11311892A JP 10119623 A JP10119623 A JP 10119623A JP 11962398 A JP11962398 A JP 11962398A JP H11311892 A JPH11311892 A JP H11311892A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charging
- power supply
- image forming
- voltage
- charging power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】感光ドラムに過剰電流が継続して流れることを
防止して信頼性の向上を図ることのできる画像形成装置
を提供する。 【解決手段】感光ドラム12は金属で構成されるととも
にアースされ、その表面は光導電体膜12aで被われて
いる。この光導電体膜12aには帯電器13が接し同帯
電器13は帯電用電源34から所定のバイアス電圧が印
加されるとともに、光導電体膜12を所定帯電圧に帯電
する。帯電用電源34の入力側には電流検出抵抗35を
介して速断ヒューズ52が設けられいる。この速断ヒュ
ーズ52は、帯電用電源34に流入する電流Itが所定
値を超えた場合に溶断し、制御回路38はそれ検知する
と、供給ローラ21、現像ローラ22、転写ローラ16
等へのバイアス電圧の供給を停止して印刷プロセスを停
止させるとともに、モータのみ所定時間回転させて排紙
処理を行う。
防止して信頼性の向上を図ることのできる画像形成装置
を提供する。 【解決手段】感光ドラム12は金属で構成されるととも
にアースされ、その表面は光導電体膜12aで被われて
いる。この光導電体膜12aには帯電器13が接し同帯
電器13は帯電用電源34から所定のバイアス電圧が印
加されるとともに、光導電体膜12を所定帯電圧に帯電
する。帯電用電源34の入力側には電流検出抵抗35を
介して速断ヒューズ52が設けられいる。この速断ヒュ
ーズ52は、帯電用電源34に流入する電流Itが所定
値を超えた場合に溶断し、制御回路38はそれ検知する
と、供給ローラ21、現像ローラ22、転写ローラ16
等へのバイアス電圧の供給を停止して印刷プロセスを停
止させるとともに、モータのみ所定時間回転させて排紙
処理を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真式の画
像形成装置に関し、特にその帯電プロセスの技術に関す
る。
像形成装置に関し、特にその帯電プロセスの技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真式の画像形成装置にあ
っては、以下のような印刷(転写)プロセスにしたがっ
てトナー画像が用紙上に転写される。まず、感光ドラム
の表面(光導電体膜)を帯電ローラ等の帯電手段によっ
て一様に帯電させ(帯電プロセス)、その光導電体膜に
光を照射して画像情報が静電潜像として形成される(露
光プロセス)。そして、その静電潜像に現像ローラ等の
現像手段によってトナーを付着させてトナー画像を形成
し(現像プロセス)、そのトナー画像が用紙上に転写ロ
ーラ等の転写手段によって転写される(転写プロセ
ス)。このとき、露光プロセスを除く上記各プロセスに
おいて、所定タイミングにて所定のバイアス電圧が上記
各手段を介して感光ドラムに印加される。特に、前記帯
電手段にはその帯電電源によって所定バイアス電圧が常
時印加され、感光ドラムの表面を帯電するようにしてい
る。
っては、以下のような印刷(転写)プロセスにしたがっ
てトナー画像が用紙上に転写される。まず、感光ドラム
の表面(光導電体膜)を帯電ローラ等の帯電手段によっ
て一様に帯電させ(帯電プロセス)、その光導電体膜に
光を照射して画像情報が静電潜像として形成される(露
光プロセス)。そして、その静電潜像に現像ローラ等の
現像手段によってトナーを付着させてトナー画像を形成
し(現像プロセス)、そのトナー画像が用紙上に転写ロ
ーラ等の転写手段によって転写される(転写プロセ
ス)。このとき、露光プロセスを除く上記各プロセスに
おいて、所定タイミングにて所定のバイアス電圧が上記
各手段を介して感光ドラムに印加される。特に、前記帯
電手段にはその帯電電源によって所定バイアス電圧が常
時印加され、感光ドラムの表面を帯電するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に前記
感光ドラムは接地された金属にて構成され、その表面が
薄い光導電体膜によって被われている。そのため、その
光導電体膜に大きくキズが付いて金属部分が露出する
と、帯電ローラのバイアス電圧がその金属部分に印加さ
れて、帯電電源から大きな電流が感光ドラムを介して接
地へと流れるおそれがある。また、通常、光導電体膜に
は前記プロセスには影響を及ぼさない程度の微小なピン
ホールが存在する。このピンホールに発生するリーク電
流の影響でそのピンホールが大きくなったりすると、上
記キズが付いた場合と同様に、感光ドラムの金属部分が
露出して帯電電源から大きな電流が同感光ドラムを介し
て接地へと流れるおそれがある。
感光ドラムは接地された金属にて構成され、その表面が
薄い光導電体膜によって被われている。そのため、その
光導電体膜に大きくキズが付いて金属部分が露出する
と、帯電ローラのバイアス電圧がその金属部分に印加さ
れて、帯電電源から大きな電流が感光ドラムを介して接
地へと流れるおそれがある。また、通常、光導電体膜に
は前記プロセスには影響を及ぼさない程度の微小なピン
ホールが存在する。このピンホールに発生するリーク電
流の影響でそのピンホールが大きくなったりすると、上
記キズが付いた場合と同様に、感光ドラムの金属部分が
露出して帯電電源から大きな電流が同感光ドラムを介し
て接地へと流れるおそれがある。
【0004】そして、このように帯電電源から大きな電
流が感光ドラムを介して接地へと流れる状態が継続する
と、同帯電電源が破損するに至ったり、光導電体膜が使
用不可能な状態になるというようなことも考えられる。
流が感光ドラムを介して接地へと流れる状態が継続する
と、同帯電電源が破損するに至ったり、光導電体膜が使
用不可能な状態になるというようなことも考えられる。
【0005】この発明は、このような実情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、感光ドラムに過剰電流が
継続して流れることを防止して信頼性の向上を図ること
のできる画像形成装置を提供することにある。
れたものであり、その目的は、感光ドラムに過剰電流が
継続して流れることを防止して信頼性の向上を図ること
のできる画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、表面
に感光体を形成した感光ドラムと、この感光ドラムを一
様に帯電させるための帯電手段と、この帯電手段に帯電
電圧を印加する帯電電源とを有する画像形成装置におい
て、帯電電源による帯電電圧の印加に伴なう電流の値が
所定値以上になったとき、保護手段により帯電電源によ
る給電を遮断することをその要旨とする。
に感光体を形成した感光ドラムと、この感光ドラムを一
様に帯電させるための帯電手段と、この帯電手段に帯電
電圧を印加する帯電電源とを有する画像形成装置におい
て、帯電電源による帯電電圧の印加に伴なう電流の値が
所定値以上になったとき、保護手段により帯電電源によ
る給電を遮断することをその要旨とする。
【0007】この構成によれば、帯電電源による帯電電
圧の印加に伴なう電流の値が所定値以上になったとき、
保護手段により帯電電源による給電を遮断する。そのた
め、帯電電源から帯電手段に過剰電流が継続して流入す
ることを防止できる。
圧の印加に伴なう電流の値が所定値以上になったとき、
保護手段により帯電電源による給電を遮断する。そのた
め、帯電電源から帯電手段に過剰電流が継続して流入す
ることを防止できる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置において、前記帯電電源は入力される直流電圧
を前記帯電電圧に変換する直流−直流変換器であり、前
記保護手段は同帯電電源の入力側に設けられることをそ
の要旨とする。
形成装置において、前記帯電電源は入力される直流電圧
を前記帯電電圧に変換する直流−直流変換器であり、前
記保護手段は同帯電電源の入力側に設けられることをそ
の要旨とする。
【0009】この構成によれば、前記保護手段は直流−
直流変換器の入力(低圧)側に設けられるため、保護手
段として低圧対応の部品が使用できるとともに、同保護
手段の監視、制御等も容易となる。
直流変換器の入力(低圧)側に設けられるため、保護手
段として低圧対応の部品が使用できるとともに、同保護
手段の監視、制御等も容易となる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の画像形成装置において、前記保護手段の保護動作の
有無を検出する制御部を有し、該制御部は保護手段の保
護動作有の検出に基づき画像形成プロセスを停止する制
御を行うことをその要旨とする。
載の画像形成装置において、前記保護手段の保護動作の
有無を検出する制御部を有し、該制御部は保護手段の保
護動作有の検出に基づき画像形成プロセスを停止する制
御を行うことをその要旨とする。
【0011】この構成によれば、制御部は保護手段の保
護動作有の検出に基づき画像形成プロセスを停止する。
そのため、帯電電源の遮断に伴なう障害が画像形成プロ
セスを構成する他の部分に波及することを防止できる。
護動作有の検出に基づき画像形成プロセスを停止する。
そのため、帯電電源の遮断に伴なう障害が画像形成プロ
セスを構成する他の部分に波及することを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下に、本
発明の画像形成装置の第1の実施の形態を図1〜図3を
参照して説明する。この画像形成装置は、例えばファク
シミリ装置やコピー機において利用されるものである。
発明の画像形成装置の第1の実施の形態を図1〜図3を
参照して説明する。この画像形成装置は、例えばファク
シミリ装置やコピー機において利用されるものである。
【0013】図1は本実施の形態の画像形成装置の概略
構成を示す。この図1に示すように、装置ケース11の
内部には、外周面に感光体としての光導電膜12aを有
する感光ドラム12が配設されている。この感光ドラム
12は本体フレームのアース(図示略)に接続されて接
地されている。感光ドラム12の周囲には、帯電器1
3、露光器14、現像器ユニット15及び転写ローラ1
6が、感光ドラム12の回転方向(矢印Aで示す方向)
に沿って順に配設されている。感光ドラム12及び帯電
器13はドラムユニット17としてユニット化されてい
る。これらドラムユニット17(感光ドラム12及び帯
電器13を含む)、露光器14、現像器ユニット15及
び転写ローラ16は、画像を形成して用紙に印刷(転
写)するための転写プロセスユニット18を構成する。
構成を示す。この図1に示すように、装置ケース11の
内部には、外周面に感光体としての光導電膜12aを有
する感光ドラム12が配設されている。この感光ドラム
12は本体フレームのアース(図示略)に接続されて接
地されている。感光ドラム12の周囲には、帯電器1
3、露光器14、現像器ユニット15及び転写ローラ1
6が、感光ドラム12の回転方向(矢印Aで示す方向)
に沿って順に配設されている。感光ドラム12及び帯電
器13はドラムユニット17としてユニット化されてい
る。これらドラムユニット17(感光ドラム12及び帯
電器13を含む)、露光器14、現像器ユニット15及
び転写ローラ16は、画像を形成して用紙に印刷(転
写)するための転写プロセスユニット18を構成する。
【0014】帯電器13は、軸の外周に多数の導電性刷
毛体を植設してなるブラシローラ式の帯電器である。こ
の帯電器13には後述する帯電用電源により所定のバイ
アス電圧が印加される。バイアス電圧の印加によって帯
電された帯電器13は、回転しながら感光ドラム12の
外周面(光導電膜12a)を約−750Vに一様に帯電
させる。
毛体を植設してなるブラシローラ式の帯電器である。こ
の帯電器13には後述する帯電用電源により所定のバイ
アス電圧が印加される。バイアス電圧の印加によって帯
電された帯電器13は、回転しながら感光ドラム12の
外周面(光導電膜12a)を約−750Vに一様に帯電
させる。
【0015】露光器14は多数のLED(発光ダイオー
ド)を配設してなり、入力された画像情報に基づき感光
ドラム12の光導電体膜12aに光を照射する。この光
の照射に伴い、光導電体膜12aの光が照射された部位
の導電性が増加してそこに蓄積された帯電荷がアースに
移動して、光照射部の電位が約−50V程度に増加す
る。こうして、光の照射部位(画像情報の黒に対応する
部分)と非照射部位(画像情報の白に対応する部分)と
で電位が異なることとなり、結果として感光ドラム12
の外周面には画像情報に対応する静電潜像が形成され
る。なお、前記光導電体膜12aは、非露光時において
は高抵抗体(ほぼ絶縁体)の特性を示す。
ド)を配設してなり、入力された画像情報に基づき感光
ドラム12の光導電体膜12aに光を照射する。この光
の照射に伴い、光導電体膜12aの光が照射された部位
の導電性が増加してそこに蓄積された帯電荷がアースに
移動して、光照射部の電位が約−50V程度に増加す
る。こうして、光の照射部位(画像情報の黒に対応する
部分)と非照射部位(画像情報の白に対応する部分)と
で電位が異なることとなり、結果として感光ドラム12
の外周面には画像情報に対応する静電潜像が形成され
る。なお、前記光導電体膜12aは、非露光時において
は高抵抗体(ほぼ絶縁体)の特性を示す。
【0016】現像器ユニット15は、トナー19を貯留
するためのトナーケース20と、該トナーケース20内
の下部に配置された供給ローラ21と、その供給ローラ
21と感光ドラム12との間に位置するようにトナーケ
ース20の下端開口部に配置された現像ローラ22とを
備えている。供給ローラ21及び現像ローラ22は、現
像器ユニット15外に設けられた駆動源(モータ等、図
示略)により、図2にそれぞれ矢印B及び矢印Cで示す
方向に回転される。
するためのトナーケース20と、該トナーケース20内
の下部に配置された供給ローラ21と、その供給ローラ
21と感光ドラム12との間に位置するようにトナーケ
ース20の下端開口部に配置された現像ローラ22とを
備えている。供給ローラ21及び現像ローラ22は、現
像器ユニット15外に設けられた駆動源(モータ等、図
示略)により、図2にそれぞれ矢印B及び矢印Cで示す
方向に回転される。
【0017】ここで、図2に拡大して示すように、供給
ローラ21は、金属製(例えばステンレス)の軸21a
と、その軸21aの周囲に取り付けられた導電性の発泡
体(例えば発泡シリコン樹脂)21bとにより構成され
ている。供給ローラ21には、バイアス電源(図示略)
により所定のバイアス電圧が印加される。このバイアス
電圧は−400V〜−600Vの範囲であり、好ましく
は−500V前後の値である。また、現像ローラ22
は、金属製(例えばステンレス)の軸22aと、その軸
22aの周囲に取り付けられた導電性のゴム22bとに
より構成されている。導電性のゴム22bとしては、ブ
タジエンアクリロニトリルゴム(NBR)、シリコンゴ
ム或いはウレタンゴムが好適に使用できる。現像ローラ
22は供給ローラ21及び感光ドラム12の各外周面に
接触している。現像ローラ22には、バイアス電源(図
示略)により所定のバイアス電圧が印加される。このバ
イアス電圧は−200V〜−400Vの範囲であり、好
ましくは−300V前後の値である。
ローラ21は、金属製(例えばステンレス)の軸21a
と、その軸21aの周囲に取り付けられた導電性の発泡
体(例えば発泡シリコン樹脂)21bとにより構成され
ている。供給ローラ21には、バイアス電源(図示略)
により所定のバイアス電圧が印加される。このバイアス
電圧は−400V〜−600Vの範囲であり、好ましく
は−500V前後の値である。また、現像ローラ22
は、金属製(例えばステンレス)の軸22aと、その軸
22aの周囲に取り付けられた導電性のゴム22bとに
より構成されている。導電性のゴム22bとしては、ブ
タジエンアクリロニトリルゴム(NBR)、シリコンゴ
ム或いはウレタンゴムが好適に使用できる。現像ローラ
22は供給ローラ21及び感光ドラム12の各外周面に
接触している。現像ローラ22には、バイアス電源(図
示略)により所定のバイアス電圧が印加される。このバ
イアス電圧は−200V〜−400Vの範囲であり、好
ましくは−300V前後の値である。
【0018】また、図1及び図2に併せ示すように、ト
ナーケース20内には攪拌体23が配設され、同ケース
20内のトナー19は攪拌体23によって攪拌される。
トナーケース20の開口部には、規制ブレード24が現
像ローラ22の外周面に弾性的に接触するように取り付
けられている。この規制ブレード24は現像ローラ22
の外周面に付着させたトナーの層厚を均一にするための
ものである。規制ブレード24は、導電性のゴムまたは
金属からなる弾性部材であり、好ましくはウレタンゴム
シート或いはステンレス製の板材である。この規制ブレ
ード24には、バイアス電源(図示略)により所定のバ
イアス電圧が印加される。このバイアス電圧は−300
V〜−500Vの範囲にあり、好ましくは約−400V
前後の値である。
ナーケース20内には攪拌体23が配設され、同ケース
20内のトナー19は攪拌体23によって攪拌される。
トナーケース20の開口部には、規制ブレード24が現
像ローラ22の外周面に弾性的に接触するように取り付
けられている。この規制ブレード24は現像ローラ22
の外周面に付着させたトナーの層厚を均一にするための
ものである。規制ブレード24は、導電性のゴムまたは
金属からなる弾性部材であり、好ましくはウレタンゴム
シート或いはステンレス製の板材である。この規制ブレ
ード24には、バイアス電源(図示略)により所定のバ
イアス電圧が印加される。このバイアス電圧は−300
V〜−500Vの範囲にあり、好ましくは約−400V
前後の値である。
【0019】こうした現像器ユニット15にあっては、
供給ローラ21及び現像ローラ22がそれぞれ回転する
に伴って相互に摩擦すると共に各ローラ21,22に上
記所定バイアス電圧が印加されることにより、両ローラ
21,22の付近に存在するトナー19が帯電する。そ
して、供給ローラ21の回転に伴い、同ローラ21の発
泡体21bにおける気孔内に充填されたトナー19が現
像ローラ22側に移送される。供給ローラ21と現像ロ
ーラ22との圧接部では、両ローラ21,22間の電位
差に基づいてトナーが供給ローラ21から現像ローラ2
2へ移動して、現像ローラ22の外周面に付着する。現
像ローラ22の外周面に付着したトナー19は、現像ロ
ーラ22の回転に伴い、規制ブレード24を経て感光ド
ラム12側に移送される。現像ローラ22上のトナー1
9は、規制ブレード24を通過するとき、そのブレード
24によって層厚が均一にされる。
供給ローラ21及び現像ローラ22がそれぞれ回転する
に伴って相互に摩擦すると共に各ローラ21,22に上
記所定バイアス電圧が印加されることにより、両ローラ
21,22の付近に存在するトナー19が帯電する。そ
して、供給ローラ21の回転に伴い、同ローラ21の発
泡体21bにおける気孔内に充填されたトナー19が現
像ローラ22側に移送される。供給ローラ21と現像ロ
ーラ22との圧接部では、両ローラ21,22間の電位
差に基づいてトナーが供給ローラ21から現像ローラ2
2へ移動して、現像ローラ22の外周面に付着する。現
像ローラ22の外周面に付着したトナー19は、現像ロ
ーラ22の回転に伴い、規制ブレード24を経て感光ド
ラム12側に移送される。現像ローラ22上のトナー1
9は、規制ブレード24を通過するとき、そのブレード
24によって層厚が均一にされる。
【0020】また、現像ローラ22上のトナー19は負
に帯電されているため、現像ローラ22上のトナー19
が感光ドラム12に接触すると、そのトナー19と感光
ドラム12上の静電潜像(約−50V)との電位差に基
づき、トナー19が静電潜像に吸着されて、感光ドラム
12上にトナー画像が形成される。
に帯電されているため、現像ローラ22上のトナー19
が感光ドラム12に接触すると、そのトナー19と感光
ドラム12上の静電潜像(約−50V)との電位差に基
づき、トナー19が静電潜像に吸着されて、感光ドラム
12上にトナー画像が形成される。
【0021】一方、図1に示すように、装置ケース11
の下部には給紙カセット25が着脱可能に装着されてい
る。給紙カセット25内には、多数枚の記録紙26が積
層状態で収容されている。そして、装置ケース11内に
設けられたピックアップローラ27の回転に伴い、記録
紙26は給紙カセット25内から1枚ずつ繰り出され、
一対の搬送ローラ29、用紙ガイド28及び一対の搬送
ローラ30を経由して感光ドラム12と転写ローラ16
との間に送り込まれる。
の下部には給紙カセット25が着脱可能に装着されてい
る。給紙カセット25内には、多数枚の記録紙26が積
層状態で収容されている。そして、装置ケース11内に
設けられたピックアップローラ27の回転に伴い、記録
紙26は給紙カセット25内から1枚ずつ繰り出され、
一対の搬送ローラ29、用紙ガイド28及び一対の搬送
ローラ30を経由して感光ドラム12と転写ローラ16
との間に送り込まれる。
【0022】転写ローラ16は、記録紙搬送経路を挟ん
で感光ドラム12の外周面と接触するように配置されて
おり、駆動機構(図示略)により回転される。これも図
2に拡大して示すように、転写ローラ16は、金属製
(例えばステンレス)の軸16aと、その軸16aの周
囲に取り付けられた導電性の発泡体16bとにより構成
されている。発泡体16bは例えば発泡ウレタンからな
る。この転写ローラ16には軸16aを介して、バイア
ス電源(図示略)によって所定のバイアス電圧(600
V〜3.5kV)が印加される。
で感光ドラム12の外周面と接触するように配置されて
おり、駆動機構(図示略)により回転される。これも図
2に拡大して示すように、転写ローラ16は、金属製
(例えばステンレス)の軸16aと、その軸16aの周
囲に取り付けられた導電性の発泡体16bとにより構成
されている。発泡体16bは例えば発泡ウレタンからな
る。この転写ローラ16には軸16aを介して、バイア
ス電源(図示略)によって所定のバイアス電圧(600
V〜3.5kV)が印加される。
【0023】ここで、感光ドラム12と転写ローラ16
との間に送り込まれた記録紙26は、両者12,16に
よりニップされ、転写ローラ16により感光ドラム12
の外周面に密着される。記録紙26の裏側面は、電圧印
加された転写ローラ16に接することになる。すると、
感光ドラム12側と転写ローラ16側との電位差に基づ
いて、感光ドラム12上のトナー画像が記録紙26上に
転写される。トナー画像が転写された後の記録紙26
は、感光ドラム12及び転写ローラ16の同期回転に伴
い、定着ユニット31に向かって送り出される。
との間に送り込まれた記録紙26は、両者12,16に
よりニップされ、転写ローラ16により感光ドラム12
の外周面に密着される。記録紙26の裏側面は、電圧印
加された転写ローラ16に接することになる。すると、
感光ドラム12側と転写ローラ16側との電位差に基づ
いて、感光ドラム12上のトナー画像が記録紙26上に
転写される。トナー画像が転写された後の記録紙26
は、感光ドラム12及び転写ローラ16の同期回転に伴
い、定着ユニット31に向かって送り出される。
【0024】定着ユニット31は、図1に示すように、
感光ドラム12の記録紙送り出し側に位置するように装
置ケース11内に配設され、加熱ローラ31aと、その
加熱ローラ31aに記録紙搬送経路を挟んで圧接する加
圧ローラ31bとを備えている。そして、用紙ガイド3
2を経て記録紙26が加熱ローラ31aと加圧ローラ3
1bとの間に送り込まれることにより、トナー19中の
樹脂成分が記録紙26上に融着される。その結果、記録
紙26上にトナー画像が永久像として定着される。その
後、記録紙26は、一対の排出ローラ33によって装置
ケース11の外に排出される。
感光ドラム12の記録紙送り出し側に位置するように装
置ケース11内に配設され、加熱ローラ31aと、その
加熱ローラ31aに記録紙搬送経路を挟んで圧接する加
圧ローラ31bとを備えている。そして、用紙ガイド3
2を経て記録紙26が加熱ローラ31aと加圧ローラ3
1bとの間に送り込まれることにより、トナー19中の
樹脂成分が記録紙26上に融着される。その結果、記録
紙26上にトナー画像が永久像として定着される。その
後、記録紙26は、一対の排出ローラ33によって装置
ケース11の外に排出される。
【0025】一方、トナー画像の転写後の感光ドラム1
2の外周面の一部は、転写ローラ16の作用によってプ
ラス電位に帯電され、その後、メモリ除去ブラシ10に
より同感光ドラム12の外周面上に残留するトナー19
がかき乱され、感光ドラム12の回転に伴って帯電器1
3と対向する位置に移動する。そして、感光ドラム12
の外周面(光導電体膜12a)は、帯電器13によって
再び約−750Vに一様に帯電される。
2の外周面の一部は、転写ローラ16の作用によってプ
ラス電位に帯電され、その後、メモリ除去ブラシ10に
より同感光ドラム12の外周面上に残留するトナー19
がかき乱され、感光ドラム12の回転に伴って帯電器1
3と対向する位置に移動する。そして、感光ドラム12
の外周面(光導電体膜12a)は、帯電器13によって
再び約−750Vに一様に帯電される。
【0026】次に、帯電器13に所定バイアス電圧を印
加して感光ドラム12の外周面を一様に帯電させるとと
もに、帯電電流の異常を検出した場合にあっては前記転
写プロセスユニット18の各部を停止させる制御部とし
ての帯電制御部の電気的構成を図2に従って説明する。
同図2に示される帯電制御部40は、帯電用電源34、
電流検出抵抗35、差動増幅器36、A/D(アナログ
/ディジタル)変換部37及び制御回路38等を備えて
構成される。
加して感光ドラム12の外周面を一様に帯電させるとと
もに、帯電電流の異常を検出した場合にあっては前記転
写プロセスユニット18の各部を停止させる制御部とし
ての帯電制御部の電気的構成を図2に従って説明する。
同図2に示される帯電制御部40は、帯電用電源34、
電流検出抵抗35、差動増幅器36、A/D(アナログ
/ディジタル)変換部37及び制御回路38等を備えて
構成される。
【0027】帯電用電源34は、帯電器13に約−1.
2kVの帯電直流電圧を印加するための電源であり、装
置電源51から所定の直流電圧を入力し所望の直流高電
圧に変換する直流−直流変換器(DC−DCコンバー
タ)により構成される。このDC−DCコンバータは、
例えばスイッチングトランジスタ、昇圧トランス等を有
して構成される周知のものである。この帯電用電源34
の入力側には電流検出抵抗35を介して保護手段として
の速断ヒューズ52が設けられている。この速断ヒュー
ズ52は、帯電用電源34に流入する電流(以下、単に
流入電流と記す)Itが所定値(例えば、120mA)
を超えた場合、装置電源(交流−直流変換電源)51か
ら帯電用電源34への電力供給をカットして、同帯電用
電源34による帯電器13側への給電を遮断する。すな
わち、帯電用電源34から帯電器13への帯電電圧の印
加中に、同帯電用電源34から帯電器13側に向かって
過剰電流が流れた場合、その過剰電流が即座に遮断され
る。そのため、過剰電流が帯電用電源34から帯電器1
3を介して感光ドラム12に継続して流れ込むことが防
止される。
2kVの帯電直流電圧を印加するための電源であり、装
置電源51から所定の直流電圧を入力し所望の直流高電
圧に変換する直流−直流変換器(DC−DCコンバー
タ)により構成される。このDC−DCコンバータは、
例えばスイッチングトランジスタ、昇圧トランス等を有
して構成される周知のものである。この帯電用電源34
の入力側には電流検出抵抗35を介して保護手段として
の速断ヒューズ52が設けられている。この速断ヒュー
ズ52は、帯電用電源34に流入する電流(以下、単に
流入電流と記す)Itが所定値(例えば、120mA)
を超えた場合、装置電源(交流−直流変換電源)51か
ら帯電用電源34への電力供給をカットして、同帯電用
電源34による帯電器13側への給電を遮断する。すな
わち、帯電用電源34から帯電器13への帯電電圧の印
加中に、同帯電用電源34から帯電器13側に向かって
過剰電流が流れた場合、その過剰電流が即座に遮断され
る。そのため、過剰電流が帯電用電源34から帯電器1
3を介して感光ドラム12に継続して流れ込むことが防
止される。
【0028】なお、本実施の形態においては、帯電用電
源34から帯電器(帯電手段)13側に流入する電流の
増減に伴なって前記流入電流Itも増減するため、同流
入電流Itにより帯電用電源34から帯電器13側に流
入する電流をモニタするものとする。そのため、帯電用
電源34による帯電電圧の印加に伴ない流入電流Itが
所定値を超えたとき、帯電用電源34から帯電器13側
に流入する電流も所定値を超えたものとする。なお、こ
れら各流入電流及び所定値の対応は予め実験等で決定さ
れているものとする。
源34から帯電器(帯電手段)13側に流入する電流の
増減に伴なって前記流入電流Itも増減するため、同流
入電流Itにより帯電用電源34から帯電器13側に流
入する電流をモニタするものとする。そのため、帯電用
電源34による帯電電圧の印加に伴ない流入電流Itが
所定値を超えたとき、帯電用電源34から帯電器13側
に流入する電流も所定値を超えたものとする。なお、こ
れら各流入電流及び所定値の対応は予め実験等で決定さ
れているものとする。
【0029】また、電流検出抵抗35は所定抵抗値Rd
を有し、その両端部は差動増幅器36の一対の入力端子
に接続されている。差動増幅器36は、各入力端子から
の入力電圧に基づき、同検出抵抗35の両端部間の電位
差Vo に応じた電圧信号を出力する。この電圧信号は、
A/D変換部37によってデジタル信号に変換され、制
御回路38に入力される。すなわち、前記流入電流It
は、電位差Vo として検出される。
を有し、その両端部は差動増幅器36の一対の入力端子
に接続されている。差動増幅器36は、各入力端子から
の入力電圧に基づき、同検出抵抗35の両端部間の電位
差Vo に応じた電圧信号を出力する。この電圧信号は、
A/D変換部37によってデジタル信号に変換され、制
御回路38に入力される。すなわち、前記流入電流It
は、電位差Vo として検出される。
【0030】制御回路38は、この画像形成装置の全体
の制御を司る制御手段であるとともに、帯電制御部40
の主要部をなし、CPU、メモリ38aとしてのROM
及びRAM、並びに、入出力インターフェイス等を内蔵
してなる。メモリ38aには、制御回路38による帯電
用電源34を制御するための制御プログラムや、同制御
に必要な各種データ(計算式を含む)が記憶されてい
る。制御回路38は、A/D変換部37からのデジタル
信号の他に、画像形成動作の開始を指令する動作開始信
号SG1等を外部より入力する。また、制御回路38は
画像形成装置の各部を停止制御すべく、停止制御信号S
G2を生成してそれを転写プロセスユニット18の各部
に出力する。
の制御を司る制御手段であるとともに、帯電制御部40
の主要部をなし、CPU、メモリ38aとしてのROM
及びRAM、並びに、入出力インターフェイス等を内蔵
してなる。メモリ38aには、制御回路38による帯電
用電源34を制御するための制御プログラムや、同制御
に必要な各種データ(計算式を含む)が記憶されてい
る。制御回路38は、A/D変換部37からのデジタル
信号の他に、画像形成動作の開始を指令する動作開始信
号SG1等を外部より入力する。また、制御回路38は
画像形成装置の各部を停止制御すべく、停止制御信号S
G2を生成してそれを転写プロセスユニット18の各部
に出力する。
【0031】次に、上述した帯電制御部40(制御回路
38)による帯電及び帯電異常を検出した場合にあって
転写プロセスユニット18の各部を停止させる制御の手
順をフローチャート(図3)を参照しつつ説明する。
38)による帯電及び帯電異常を検出した場合にあって
転写プロセスユニット18の各部を停止させる制御の手
順をフローチャート(図3)を参照しつつ説明する。
【0032】図3のステップS1に示すように、制御回
路38は、外部装置から動作開始信号SG1の入力があ
るまで待機する。動作開始信号SG1が入力されると、
制御回路38は、画像形成動作を開始するとともに、帯
電用電源34を制御して帯電器13に所定帯電電圧Vt
を印加させる(図3のステップS2)。このとき、制御
回路38は、差動増幅器36からの電圧信号に基づき電
流検出抵抗35の両端部間の電位差Vo を認識すると
ともに(図3のステップS3)、その電位差Voに基づ
いて流入電流Itの値を下式から算出する(図3のステ
ップS4)。
路38は、外部装置から動作開始信号SG1の入力があ
るまで待機する。動作開始信号SG1が入力されると、
制御回路38は、画像形成動作を開始するとともに、帯
電用電源34を制御して帯電器13に所定帯電電圧Vt
を印加させる(図3のステップS2)。このとき、制御
回路38は、差動増幅器36からの電圧信号に基づき電
流検出抵抗35の両端部間の電位差Vo を認識すると
ともに(図3のステップS3)、その電位差Voに基づ
いて流入電流Itの値を下式から算出する(図3のステ
ップS4)。
【0033】 It = Vo/Rd ……… (1) 続くステップS5においては、ステップS4で求められ
た流入電流It が「ゼロ」か否かの判断がなされる。
ここで流入電流Itが検出され、「ゼロ」でないと判断
された場合は、一連の転写プロセスが継続されているこ
とを条件に(図3のステップS7)、ステップS2に戻
り上記ステップS2〜ステップS5の処理を繰り返す。
一方、流入電流Itが「ゼロ」であることが検出された
場合には、帯電用電源34から帯電器13側に過剰な電
流が供給されたために流入電流Itも異常に増加して速
断ヒューズ52が溶断されたと判断しステップS6に移
行する。そして、このステップS6において、制御回路
38は、前記各バイアス電源の出力を停止させて、供給
ローラ21,現像ローラ22,転写ローラ16等へバイ
アス電圧の供給を停止するとともに、画像形成装置のモ
ータ(図示略)のみ所定時間回転させて排紙処理を行
う。
た流入電流It が「ゼロ」か否かの判断がなされる。
ここで流入電流Itが検出され、「ゼロ」でないと判断
された場合は、一連の転写プロセスが継続されているこ
とを条件に(図3のステップS7)、ステップS2に戻
り上記ステップS2〜ステップS5の処理を繰り返す。
一方、流入電流Itが「ゼロ」であることが検出された
場合には、帯電用電源34から帯電器13側に過剰な電
流が供給されたために流入電流Itも異常に増加して速
断ヒューズ52が溶断されたと判断しステップS6に移
行する。そして、このステップS6において、制御回路
38は、前記各バイアス電源の出力を停止させて、供給
ローラ21,現像ローラ22,転写ローラ16等へバイ
アス電圧の供給を停止するとともに、画像形成装置のモ
ータ(図示略)のみ所定時間回転させて排紙処理を行
う。
【0034】そのため、感光ドラム12の光導電体膜1
2aにキズ等が発生し、そこから感光ドラム12の金属
部分に、帯電用電源34から帯電器13を介して過剰電
流が流れるようなことが起こった場合にあっても、同帯
電用電源34から帯電器13側へ過剰の電流が継続して
供給されることはない。その結果、過剰の電流が継続し
て供給された場合に想定される障害、例えば感光ドラム
12での電流リークによる波及損傷、帯電電圧不適正に
よる装置への悪影響(部品へのトナー汚れ等)、帯電用
電源34の破損等を防止することができる。また、過剰
電流を検出して転写プロセスを停止する際、モータを所
定時間回転させるため、転写プロセスユニット18の緊
急停止に伴なう紙づまりが防止される。
2aにキズ等が発生し、そこから感光ドラム12の金属
部分に、帯電用電源34から帯電器13を介して過剰電
流が流れるようなことが起こった場合にあっても、同帯
電用電源34から帯電器13側へ過剰の電流が継続して
供給されることはない。その結果、過剰の電流が継続し
て供給された場合に想定される障害、例えば感光ドラム
12での電流リークによる波及損傷、帯電電圧不適正に
よる装置への悪影響(部品へのトナー汚れ等)、帯電用
電源34の破損等を防止することができる。また、過剰
電流を検出して転写プロセスを停止する際、モータを所
定時間回転させるため、転写プロセスユニット18の緊
急停止に伴なう紙づまりが防止される。
【0035】以上、詳述したように本第1の実施の形態
によれば、次のような効果を得ることができる。 (1)本第1の実施の形態では、帯電用電源34から帯
電器13に帯電電圧Vtを印加時、同帯電用電源34か
ら帯電器13側に流入する電流の値が所定値以上になっ
たとき、速断ヒューズ52が溶断して帯電用電源34に
よる給電を遮断する。そのため、帯電用電源34から帯
電器13側に過剰電流が継続して流入することが防止さ
れる。その結果、過剰電流の供給が継続した場合に想定
される障害、例えば感光ドラム12での電流リークによ
る波及損傷、帯電電圧不適正による装置への悪影響(部
品へのトナー汚れ等)、帯電用電源34の破損等を防止
することができる。すなわち、画像形成装置としての信
頼性が向上する。
によれば、次のような効果を得ることができる。 (1)本第1の実施の形態では、帯電用電源34から帯
電器13に帯電電圧Vtを印加時、同帯電用電源34か
ら帯電器13側に流入する電流の値が所定値以上になっ
たとき、速断ヒューズ52が溶断して帯電用電源34に
よる給電を遮断する。そのため、帯電用電源34から帯
電器13側に過剰電流が継続して流入することが防止さ
れる。その結果、過剰電流の供給が継続した場合に想定
される障害、例えば感光ドラム12での電流リークによ
る波及損傷、帯電電圧不適正による装置への悪影響(部
品へのトナー汚れ等)、帯電用電源34の破損等を防止
することができる。すなわち、画像形成装置としての信
頼性が向上する。
【0036】(2)本第1の実施の形態では、速断ヒュ
ーズ52は直流−直流変換器で構成される帯電用電源3
4の入力(低圧)側に設けられるため、速断ヒューズ5
2は低圧用の小型部品が使用できるとともに、電流検出
抵抗35、差動増幅器36、A/D変換部37等も低圧
用小型部品で構成可能となる。また帯電用電源34を直
流−直流変換器で構成したことにより、例えばその中で
使用する昇圧トランスを小型化できる。また、直流−直
流変換器にスイッチングトランジスタを使用してそのス
イッチング動作により電圧変換を行うことにより帯電用
電源34を高効率化することができるとともに、その制
御性にも優れたものとすることができる。
ーズ52は直流−直流変換器で構成される帯電用電源3
4の入力(低圧)側に設けられるため、速断ヒューズ5
2は低圧用の小型部品が使用できるとともに、電流検出
抵抗35、差動増幅器36、A/D変換部37等も低圧
用小型部品で構成可能となる。また帯電用電源34を直
流−直流変換器で構成したことにより、例えばその中で
使用する昇圧トランスを小型化できる。また、直流−直
流変換器にスイッチングトランジスタを使用してそのス
イッチング動作により電圧変換を行うことにより帯電用
電源34を高効率化することができるとともに、その制
御性にも優れたものとすることができる。
【0037】(3)本第1の実施の形態では、制御回路
38は、速断ヒューズ52の溶断を検出したとき画像形
成プロセスを停止する。すなわち、制御回路38は、供
給ローラ21,現像ローラ22,転写ローラ16等へバ
イアス電圧の供給を停止させるともに、モータのみ所定
時間回転させて排紙処理を行う。そのため、帯電用電源
34の遮断に伴なう障害が他の転写プロセスユニット1
8を構成する部分に波及することを防止することができ
る。また、同転写プロセスユニット18の緊急停止に伴
なう紙づまりを防止することができる。
38は、速断ヒューズ52の溶断を検出したとき画像形
成プロセスを停止する。すなわち、制御回路38は、供
給ローラ21,現像ローラ22,転写ローラ16等へバ
イアス電圧の供給を停止させるともに、モータのみ所定
時間回転させて排紙処理を行う。そのため、帯電用電源
34の遮断に伴なう障害が他の転写プロセスユニット1
8を構成する部分に波及することを防止することができ
る。また、同転写プロセスユニット18の緊急停止に伴
なう紙づまりを防止することができる。
【0038】[第2の実施の形態]次に、本発明にかか
る画像形成装置の第2の実施の形態について、図4を参
照して、第1の実施の形態との相違点を中心に説明す
る。なお、上記第1の実施の形態と同じ構成部材につい
ては符号を等しくしてその説明を省略する。
る画像形成装置の第2の実施の形態について、図4を参
照して、第1の実施の形態との相違点を中心に説明す
る。なお、上記第1の実施の形態と同じ構成部材につい
ては符号を等しくしてその説明を省略する。
【0039】第2の実施の形態と前記第1の実施の形態
との相違点は以下の点にある。 [1]構成的には、図4に示されるように、帯電用電源
34の入力側に、前記電流検出抵抗35及び差動増幅器
36に代えて電圧検出部39が設けられること。
との相違点は以下の点にある。 [1]構成的には、図4に示されるように、帯電用電源
34の入力側に、前記電流検出抵抗35及び差動増幅器
36に代えて電圧検出部39が設けられること。
【0040】この電圧検出部39は、帯電用電源34の
入力側に接続されその入力電圧を検出するもので、例え
ばボルテージ・フォロアの演算増幅器等で構成され、そ
の検出電圧が前記A/D変換部37へ出力される。
入力側に接続されその入力電圧を検出するもので、例え
ばボルテージ・フォロアの演算増幅器等で構成され、そ
の検出電圧が前記A/D変換部37へ出力される。
【0041】[2]制御的には、速断ヒューズ52の溶
断検出が、前記流入電流Itの「ゼロ」検出に代えて、
電圧検出部39による帯電用電源34の入力電圧が「ゼ
ロ」であるとの検出に基づいて行われること。
断検出が、前記流入電流Itの「ゼロ」検出に代えて、
電圧検出部39による帯電用電源34の入力電圧が「ゼ
ロ」であるとの検出に基づいて行われること。
【0042】すなわち、帯電用電源34から帯電器13
に帯電電圧Vtを印加時、同帯電用電源34から帯電器
13側に流入する電流の値が所定値以上となり速断ヒュ
ーズ52が溶断すると、帯電用電源34の入力側には所
定入力電圧が印加されず、同印加電圧は「ゼロ」とな
り、電圧検出部39はそれを検出する。
に帯電電圧Vtを印加時、同帯電用電源34から帯電器
13側に流入する電流の値が所定値以上となり速断ヒュ
ーズ52が溶断すると、帯電用電源34の入力側には所
定入力電圧が印加されず、同印加電圧は「ゼロ」とな
り、電圧検出部39はそれを検出する。
【0043】なお、帯電用電源34の入力側への印加電
圧が所定値以下に減少するのを検知し、もって、帯電用
電源34から感光ドラム12への過剰電流を検出するよ
うにしてもよい。
圧が所定値以下に減少するのを検知し、もって、帯電用
電源34から感光ドラム12への過剰電流を検出するよ
うにしてもよい。
【0044】以上説明したように、第2の実施の形態の
画像形成装置によれば、上記第1の実施の形態の(1)
〜(3)の効果が得られるとともに、さらに以下のよう
な効果を得ることができる。
画像形成装置によれば、上記第1の実施の形態の(1)
〜(3)の効果が得られるとともに、さらに以下のよう
な効果を得ることができる。
【0045】(4)本第2の実施の形態によれば、簡単
な構成にて速断ヒューズ52の溶断の検出が可能とな
る。なお、上記各実施の形態を次のように変更すること
も可能である。
な構成にて速断ヒューズ52の溶断の検出が可能とな
る。なお、上記各実施の形態を次のように変更すること
も可能である。
【0046】・ 前記第1の実施の形態では保護手段と
して速断ヒューズ52を使用した例を示したがこれに限
定されない。速断ヒューズ52に代えて、例えばポジス
タ(positive thermistor)を使用するとともに、その
抵抗値の急増に基づいて流入電流Itが所定値以下に減
少するのを検知し、もって、帯電用電源34から感光ド
ラム12への過剰電流を検出するようにしてもよい。こ
の構成によれば、異常検出時間が速断ヒューズ52に比
べ増加するものの、異常発生時に保護手段を交換する必
要がなくなる。なお、保護手段として電磁遮断器等を用
いる構成としてもよい。
して速断ヒューズ52を使用した例を示したがこれに限
定されない。速断ヒューズ52に代えて、例えばポジス
タ(positive thermistor)を使用するとともに、その
抵抗値の急増に基づいて流入電流Itが所定値以下に減
少するのを検知し、もって、帯電用電源34から感光ド
ラム12への過剰電流を検出するようにしてもよい。こ
の構成によれば、異常検出時間が速断ヒューズ52に比
べ増加するものの、異常発生時に保護手段を交換する必
要がなくなる。なお、保護手段として電磁遮断器等を用
いる構成としてもよい。
【0047】・ 前記第1の実施の形態では、保護手段
として速断ヒューズ52を帯電用電源34の入力側に設
ける例を示したが、速断ヒューズ52等の保護素子を一
切配設せず、前記制御回路38に、流入電流Itの検出
値が所定値を超えた場合には前記過剰電流が発生したと
認識させ、前記帯電用電源34のスイッチングトランジ
スタのスイッチングを停止させて、同帯電用電源34に
おいて高圧の発生及びその出力を停止させるようにして
もよい。
として速断ヒューズ52を帯電用電源34の入力側に設
ける例を示したが、速断ヒューズ52等の保護素子を一
切配設せず、前記制御回路38に、流入電流Itの検出
値が所定値を超えた場合には前記過剰電流が発生したと
認識させ、前記帯電用電源34のスイッチングトランジ
スタのスイッチングを停止させて、同帯電用電源34に
おいて高圧の発生及びその出力を停止させるようにして
もよい。
【0048】・ 前記第1の実施の形態では流入電流I
tの検出を電流検出抵抗35の検出電圧V0に基づき間
接的に求める例を示したがこれに限らず、電流を直接検
出する検出手段によって同流入電流Itを検出するよう
にしてもよい。
tの検出を電流検出抵抗35の検出電圧V0に基づき間
接的に求める例を示したがこれに限らず、電流を直接検
出する検出手段によって同流入電流Itを検出するよう
にしてもよい。
【0049】・ 前記各実施の形態では帯電用電源34
を直流−直流変換器にて構成する例を示したが、同帯電
用電源34を、交流を入力して所定の高圧直流を出力す
る交流−直流変換器にて構成してもよい。ただし、この
場合においては交流電流または電圧を検知する構成とな
る。
を直流−直流変換器にて構成する例を示したが、同帯電
用電源34を、交流を入力して所定の高圧直流を出力す
る交流−直流変換器にて構成してもよい。ただし、この
場合においては交流電流または電圧を検知する構成とな
る。
【0050】さらに、上記実施の形態より把握される請
求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と
共に記載する。 〔1〕請求項3に記載の画像形成装置において、前記制
御部は画像形成プロセスを停止するとき、所定時間、モ
ータのみその駆動制御を継続する画像形成装置。
求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と
共に記載する。 〔1〕請求項3に記載の画像形成装置において、前記制
御部は画像形成プロセスを停止するとき、所定時間、モ
ータのみその駆動制御を継続する画像形成装置。
【0051】このように構成すれば、過剰電流を検出し
て印刷プロセスを停止する際、モータのみ所定時間回転
させるため、同プロセスの緊急停止に伴なう紙づまりを
防止することができる。
て印刷プロセスを停止する際、モータのみ所定時間回転
させるため、同プロセスの緊急停止に伴なう紙づまりを
防止することができる。
【0052】〔2〕請求項1〜3及び上記〔1〕のいず
れかに記載の画像形成装置において、前記保護手段は速
断ヒューズである画像形成装置。このようにすれば、保
護手段を容易且つ安価に構成することができる。
れかに記載の画像形成装置において、前記保護手段は速
断ヒューズである画像形成装置。このようにすれば、保
護手段を容易且つ安価に構成することができる。
【0053】〔3〕請求項1〜3及び上記〔1〕のいず
れかに記載の画像形成装置において、前記保護手段はポ
ジスタ(positive thermistor)である画像形成装置。
この構成によれば、異常検出時間が速断ヒューズに比べ
増加するものの、異常発生時に保護手段を交換する必要
がなくなる。
れかに記載の画像形成装置において、前記保護手段はポ
ジスタ(positive thermistor)である画像形成装置。
この構成によれば、異常検出時間が速断ヒューズに比べ
増加するものの、異常発生時に保護手段を交換する必要
がなくなる。
【0054】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、帯電電
源から帯電手段に過剰電流が継続して流入することを防
止できる。
源から帯電手段に過剰電流が継続して流入することを防
止できる。
【0055】請求項2に記載の発明によれば、前記保護
手段として低圧対応の部品が使用できるとともに、同保
護手段の監視、制御等も容易となる。請求項3に記載の
発明によれば、帯電電源の遮断に伴なう障害が画像形成
プロセスを構成する他の部分に波及することを防止でき
る。
手段として低圧対応の部品が使用できるとともに、同保
護手段の監視、制御等も容易となる。請求項3に記載の
発明によれば、帯電電源の遮断に伴なう障害が画像形成
プロセスを構成する他の部分に波及することを防止でき
る。
【図1】本発明にかかる画像形成装置の第1の実施の形
態の概略を示す縦断面図。
態の概略を示す縦断面図。
【図2】図1の画像形成装置の一部断面及び電気的構成
の概略を示す図。
の概略を示す図。
【図3】帯電電圧の制御手順を示すフローチャート。
【図4】第2の実施の形態の一部断面及び電気的構成の
概略を示す図。
概略を示す図。
12…感光ドラム、12a…光導電体膜(感光体)、1
3…帯電器(帯電手段)、14…露光器、15…現像器
ユニット、16…転写ローラ、18…転写プロセスユニ
ット(12〜16により構成される)、26……記録
紙、34…帯電用電源、35…電流検出抵抗、36…差
動増幅器、37…A/D変換部、38…制御回路、40
…帯電制御部(制御部、34〜38により構成され
る)、52…保護手段としての速断ヒューズ。
3…帯電器(帯電手段)、14…露光器、15…現像器
ユニット、16…転写ローラ、18…転写プロセスユニ
ット(12〜16により構成される)、26……記録
紙、34…帯電用電源、35…電流検出抵抗、36…差
動増幅器、37…A/D変換部、38…制御回路、40
…帯電制御部(制御部、34〜38により構成され
る)、52…保護手段としての速断ヒューズ。
Claims (3)
- 【請求項1】 表面に感光体を形成した感光ドラムと、
この感光ドラムを一様に帯電させるための帯電手段と、
この帯電手段に帯電電圧を印加する帯電電源とを有する
画像形成装置において、帯電電源による帯電電圧の印加
に伴なう電流の値が所定値以上になったとき、保護手段
により帯電電源による給電を遮断する画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、前記帯電電源は入力される直流電圧を前記帯電電圧
に変換する直流−直流変換器であり、前記保護手段は同
帯電電源の入力側に設けられる画像形成装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の画像形成装置において、
前記保護手段の保護動作の有無を検出する制御部を有
し、該制御部は保護手段の保護動作有の検出に基づき画
像形成プロセスを停止する制御を行う画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10119623A JPH11311892A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10119623A JPH11311892A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11311892A true JPH11311892A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14766032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10119623A Pending JPH11311892A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11311892A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013171192A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Ricoh Co Ltd | 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2015069105A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP2016038491A (ja) * | 2014-08-08 | 2016-03-22 | シャープ株式会社 | 高圧電源装置およびそれを用いた画像形成装置 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP10119623A patent/JPH11311892A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013171192A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Ricoh Co Ltd | 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2015069105A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP2016038491A (ja) * | 2014-08-08 | 2016-03-22 | シャープ株式会社 | 高圧電源装置およびそれを用いた画像形成装置 |
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