JPH11311203A - 油圧回路の調整方法および同装置 - Google Patents

油圧回路の調整方法および同装置

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JPH11311203A
JPH11311203A JP10115125A JP11512598A JPH11311203A JP H11311203 A JPH11311203 A JP H11311203A JP 10115125 A JP10115125 A JP 10115125A JP 11512598 A JP11512598 A JP 11512598A JP H11311203 A JPH11311203 A JP H11311203A
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JP
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hydraulic
actuator
flow rate
negative control
pump
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Hiroshi Taji
浩 田路
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2232Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps
    • E02F9/2235Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps including an electronic controller

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器性能のばらつきやアタッチメント交換に
よる機械ごとのレバー操作量/アクチュエータ流量の特
性のばらつきや変化を修正して操作性を改善する。 【解決手段】 油圧ショベルのブームシリンダ回路にお
いて、リモコン弁5のレバー操作量に対応するリモコン
圧と、ネガコン圧の関係について予めモデル特性を設定
してコントローラ11に記憶させておき、このモデル特
性と、機械ごとに計測される実際特性の偏差を求め、こ
の偏差を小さくするようにポンプ吐出量を調整するよう
にした調整方法および装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベル等の油
圧作業機械に用いられる油圧回路の動作特性を調整する
ための油圧回路の調整方法および同装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】油圧作業機械においては、一般に、油圧
ポンプと、この油圧ポンプからの圧油によって駆動され
る油圧アクチュエータと、この油圧アクチュエータに対
する圧油の給排を制御するコントロールバルブとを備
え、レバー操作によってこのコントロールバルブを制御
する構成がとられている。
【0003】ここで、レバー操作量と、アクチュエータ
に供給される流量(アクチュエータ流量)とは一定の関
係にあり、このレバー操作量/アクチュエータ流量の特
性に基づいてアクチュエータが制御される。
【0004】たとえば、油圧ショベルにおいてブーム起
伏用のブームシリンダを駆動する油圧回路であって、リ
モコン弁によって油圧パイロット式のコントロールバル
ブを制御し、かつ、ネガティブコントロール方式をとる
油圧回路における特性を図6に示している。
【0005】同図では、リモコン弁からコントロールバ
ルブに供給されるパイロット圧であるリモコン圧を横軸
に、ブームシリンダ流量を縦軸にそれぞれとり、実線で
示す曲線aは理想的なリモコン圧(レバー操作量)/シ
リンダ流量の特性を表している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の油圧
回路においては、同種の機械でも機械ごとに、回路中の
機器性能のばらつきによってレバー操作量とアクチュエ
ータ流量との関係に差が生じていた。
【0007】すなわち、ある機械では、図6中の実線で
示す特性aのように、リモコン弁の操作レバーをたとえ
ば全ストロークの3/10まで入れるとブームが上がり
始めるのに対し、別の機械では、機器性能の違いによっ
て点線で示す特性bのようにレバーを4/10ストロー
クまで入れないとブームが動かない場合があった。
【0008】また、同じ機械でありながら、フロントア
タッチメントを交換した場合(スタンダードタイプから
ブームの長いロングレンジタイプに交換した場合等)
に、アタッチメント重量の変化によって一点鎖線で示す
特性cに変化し、オペレータが途惑うだけでなく、レバ
ー操作が深くなって微操作域が減少する事態が生じる。
【0009】このように、従来の油圧回路においては、
機器性能のばらつきやアタッチメント重量の変化によっ
て特性が変化し、操作性が悪くなるという問題があっ
た。
【0010】そこで本発明は、このような特性のばらつ
きや変化を修正して操作性を改善することができる油圧
回路の調整方法および同装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明(調整方
法)は、油圧アクチュエータと、この油圧アクチュエー
タに対する油圧源としての油圧ポンプと、上記油圧アク
チュエータに対する圧油の給排を制御するコントロール
バルブと、レバー操作されこのレバー操作量に応じて上
記コントロールバルブに対する作動指令信号を出力する
操作手段とを具備する油圧回路において、 上記レバー操作量と、上記油圧アクチュエータに供
給される流量との関係について予めモデル特性を設定し
ておき、 機械ごとに、実際のレバー操作量とアクチュエータ
流量との関係についての特性を計測し、 この計測された実際特性と上記モデル特性の偏差を
求め、 この偏差を小さくするようにレバー操作量に対する
アクチュエータ流量の特性を調整するものである。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の方法におい
て、コントロールバルブとして油圧パイロット式の切換
弁、操作手段としてこの油圧パイロット式切換弁にパイ
ロット圧を供給するリモコン弁、油圧ポンプとして可変
容量型の油圧ポンプをそれぞれ用いるとともに、上記油
圧ポンプの余剰油をタンクに戻すブリードオフ通路と、
このブリードオフ通路に発生するネガティブコントロー
ル圧に応じて上記油圧ポンプの吐出量を制御するネガテ
ィブコントロール装置を設け、モデル特性および実際特
性として、上記リモコン弁のパイロット圧と上記ネガテ
ィブコントロール圧の関係、およびネガティブコントロ
ール圧とポンプ吐出量の関係を用い、このモデル特性と
実際特性の偏差を小さくするようにポンプ吐出量を調整
するものである。
【0013】請求項3の発明(調整装置)は、油圧アク
チュエータと、この油圧アクチュエータに対する油圧源
としての油圧ポンプと、上記油圧アクチュエータに対す
る圧油の給排を制御するコントロールバルブと、レバー
操作されこのレバー操作量に応じて上記コントロールバ
ルブに対する作動指令信号を出力する操作手段とを具備
する油圧回路において、上記レバー操作量を検出する操
作量検出手段と、上記油圧アクチュエータに供給される
流量を検出する流量検出手段と、制御手段とが設けら
れ、この制御手段は、(i) 上記レバー操作量と、上記
アクチュエータ流量との関係について予め設定されたモ
デル特性を記憶しておき、(ii) 機械ごとに、上記各検
出手段からの検出信号に基づいて実際のレバー操作量と
アクチュエータ流量の関係についての特性を求め、(ii
i) この求められた実際特性と上記モデル特性の偏差を
求め、(iv) この偏差を小さくするようにレバー操作量
に対するアクチュエータ流量の特性を調整するように構
成されたものである。
【0014】請求項4の発明は、請求項3の構成におい
て、コントロールバルブとして油圧パイロット式の切換
弁、操作手段としてこの油圧パイロット式切換弁にパイ
ロット圧を供給するリモコン弁、油圧ポンプとして可変
容量型の油圧ポンプがそれぞれ用いられるとともに、上
記油圧ポンプの余剰油をタンクに戻すブリードオフ通路
と、このブリードオフ通路に発生するネガティブコント
ロール圧に応じて上記油圧ポンプの吐出量を制御するネ
ガティブコントロール装置が設けられ、かつ、制御手段
は、モデル特性および実際特性として上記リモコン弁の
パイロット圧と上記ネガティブコントロール圧の関係、
およびネガティブコントロール圧とポンプ吐出量の関係
を用い、このモデル特性と実際特性の偏差を小さくする
ようにポンプ吐出量を調整するように構成されたもので
ある。
【0015】上記のように、予め設定されたレバー操作
量/アクチュエータ流量のモデル特性と、機械ごとに計
測される実際特性の偏差を求め、この偏差を小さくする
ようにアクチュエータ流量特性を調整するため、機器性
能のばらつきやアタッチメント重量の差に関係なく特性
を一定に保つことができ、これによって操作性を改善す
ることができる。
【0016】この場合、請求項2の方法および請求項4
の装置は、油圧作業機械に一般に採用されているネガテ
ィブコントロール方式の油圧回路に好適なものであり、
ポンプ吐出量を調整するという、ネガティブコントロー
ル方式本来の制御手段をそのまま調整手段として用い
て、調整操作を既存の設備のままで容易にしかも正確に
行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図5に
よって説明する。
【0018】ここでは、上記従来技術の項で説明した、
油圧ショベルにおけるブームシリンダ用の油圧回路であ
ってネガティブコントロール方式をとる回路を適用対象
として例にとっている。
【0019】図1において、1は図示しないエンジンに
よって駆動される可変容量型油圧ポンプ、2はこのポン
プ1の傾転角(=吐出量)を制御する油圧パイロット式
のレギュレータ、3はポンプ1によって駆動されるブー
ムシリンダ、4はこのブームシリンダ3とポンプ1との
間に設けられた油圧パイロット式のコントロールバルブ
である。
【0020】このコントロールバルブ4は、レバー5a
によって操作される操作手段としてのリモコン弁5によ
りパイロット圧(リモコン圧)Piを供給されて中立位
置イと両側駆動位置ロ,ハとの間で切換わり作動し、こ
れによってブームシリンダ3の作動が制御される。
【0021】コントロールバルブ4にはブリードオフ流
路4aが設けられ、このブリードオフ流路4aに、余剰
油をタンクTに戻すブリードオフ通路6が接続されてい
る。
【0022】なお、複数のアクチュエータを制御する複
数のコントロールバルブが直列に接続された回路では、
各コントロールバルブのブリードオフ流路4aがセンタ
ーバイパスラインによって接続される。
【0023】ブリードオフ通路6には、絞り7が設けら
れるとともに、この絞り7の入口圧(ネガティブコント
ロール圧、以下、ネガコン圧という)Pnを設定するネ
ガコン圧設定弁8が絞り7に対して並列に接続されてい
る。
【0024】上記リモコン圧Piはレバー操作量に応じ
て変化し、ネガコン圧Pnはブームシリンダ3の供給流
量と一定の関係を有する。
【0025】これらリモコン圧Piおよびネガコン圧P
nは、それぞれ操作量検出手段、流量検出手段としての
圧力センサ(以下、リモコン圧センサ、ネガコン圧セン
サという)9,9および10によって検出され、この検
出された圧力信号がコントローラ11に送られる。
【0026】このコントローラ11は、図2に示すよう
に流量演算部12、流量指令出力部13、記憶部14、
補正演算部15から成っている。
【0027】このコントローラ11の作用を含むこの油
圧回路および調整装置の作用を次に説明する。
【0028】回路本来の作用 リモコン弁5のレバー操作により、コントロールバルブ
4がその操作量に応じたストロークで切換わり作動して
ブームシリンダ3が伸縮し、図示しないブームが上げ下
げされる。
【0029】この作動中、ネガコン圧センサ10により
ネガコン圧Pnが検出されてコントローラ11の流量演
算部12に入力され、ネガコン圧Pnに応じたポンプ流
量が演算された後、この演算された流量に対応する流量
指令信号が流量指令出力部13から電磁比例減圧弁16
を介してレギュレータ2に入力される。
【0030】すなわち、絞り7と、ネガコン圧設定弁8
と、コントローラ11と、電磁比例減圧弁16とレギュ
レータ2とによってネガティブコントロール装置が構成
され、ネガコン圧Pnに応じてポンプ1の吐出量が制御
される。
【0031】特性調整作用 この油圧回路の場合、レバー操作量とアクチュエータ流
量の関係は、図3に示すようにリモコン圧Piとネガコ
ン圧Pnの関係として表すことができる。
【0032】そこで、この装置においては、予め、リモ
コン圧Piとネガコン圧Pnの関係について理想的とさ
れる図3の実線で示すモデル特性Iを設定し、これをコ
ントローラ11の記憶部14に記憶させておく。
【0033】そして、機械が完成したあとの試運転時、
あるいはフロントアタッチメントを交換した後の試運転
時に、特性調整のための操作を行う。
【0034】なお、機械ごとの調整条件を同じにするた
めに、油温、エンジン回転数、レバー速度等の運転条件
を予め定めておき、この運転条件下で操作を行う。
【0035】このとき、リモコン圧センサ9によって検
出されたリモコン圧Piと、ネガコン圧センサ10によ
って検出されたネガコン圧Pnの関係(実際特性、その
一例を図3中に点線で示す)IIをコントローラ11の記
憶部14に記憶させる。
【0036】この記憶したモデル特性Iと実際特性IIを
補正演算部15で比較し、その偏差を把握して調整処理
を行う。
【0037】具体的には、たとえば小操作域のA点と大
操作域のB点の二点でのネガコン圧Pnの偏差ΔPa,
ΔPbを求めて、図4に示すようにこれをポンプ吐出量
Qの偏差Qa,Qbに換算し、補正流量を次式によって
求める。図4中、I´はネガコン圧/ポンプ吐出量のモ
デル特性、II´は同実際特性である。
【0038】
【数1】A点補正流量……ΔQa=C・A・√ΔPa B点補正流量……ΔQb=C・A・√ΔPb C:流量係数(動粘度を含む経験値で通常0.65程度
をとる) A:ネガコン絞りの開口面積 ΔPa:A点ネガコン圧の偏差 ΔPb:B点ネガコン圧の偏差 こうして、A,Bの二点を補正した上で、最大流量、最
小流量のポイントまで補正量を延長する(A,B二点の
補正流量に対応する二点を結ぶ直線間のさらに複数の個
所で偏差を求めて補正流量を演算する)ことにより、流
量補正が完了する。
【0039】そして、この補正流量が得られるように、
補正演算部15から流量指令出力部13、電磁比例弁1
6経由でネガコン圧Pnに応じた流量指令信号をレギュ
レータ2に送り、ポンプ吐出量を制御することにより実
際特性II´をモデル特性I´に近づけることができる。
【0040】この調整作用により、機械ごとの機器性能
のばらつきやフロントアタッチメントの交換によるブー
ムシリンダ3の動きのばらつきや変化を無くし、操作性
を改善することができる。
【0041】ところで、リモコン圧/ネガコン圧のモデ
ル特性Iと実際特性IIを比較して補正する他の手法とし
て、図5に示すようにA〜Fの複数の点で、
【0042】
【数2】実際値/モデル値=KA〜KF でばらつき係数KA〜KFを求め、このばらつき係数KA
〜KFの平均値Kと実際値とから、
【0043】
【数3】実際値/K≒モデル値 によりネガコン圧Pnをモデル値に近似するように補正
してもよい。
【0044】また、上記実施形態では、ネガコン方式を
とるブームシリンダ回路において、レバー操作量/シリ
ンダ流量の代替特性として、リモコン圧Piとネガコン
圧Pnの関係についてモデル値を定め、実際値を計測し
て比較する構成をとったが、レバー操作量をポテンショ
メータ等によって検出する一方、シリンダ流量を流量計
によって検出し、レバー操作量/シリンダ流量について
予め設定したモデル値とこの実際値とを比較する構成を
とってもよい。
【0045】さらに、上記実施形態では、油圧ショベル
のブームシリンダ回路に適用した場合を例にとったが、
本発明は、油圧ショベルの他のアクチュエータ(シリン
ダ、モータ)回路、および油圧ショベル以外の各種作業
機械の油圧回路に適用することができる。
【0046】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、予め
設定されたレバー操作量/アクチュエータ流量のモデル
特性と、機械ごとに計測される実際特性の偏差を求め、
この偏差を小さくするようにアクチュエータ流量特性を
調整するため、同一機械について機器性能のばらつきや
アタッチメント重量の差に関係なく特性を一定に保つこ
とができ、これによって操作性を改善することができ
る。
【0047】この場合、請求項2の方法および請求項4
の装置によると、油圧作業機械に一般に採用されている
ネガティブコントロール方式の油圧回路に好適なもので
あり、ポンプ吐出量を調整するという、ネガティブコン
トロール方式本来の制御手段をそのまま調整手段として
用いて、調整操作を既存の設備のままで容易にしかも正
確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる油圧ショベルにおけ
るブームシリンダ回路の回路構成図である。
【図2】同実施形態におけるコントローラのブロック構
成図である。
【図3】コントローラに予め記憶されたリモコン圧とネ
ガコン圧の関係についてのモデル特性、および計測され
た実際特性を示す図である。
【図4】リモコン圧/ネガコン圧のモデル特性および実
際特性をネガコン圧/ポンプ吐出量に換算した図であ
る。
【図5】モデル特性と実際特性の偏差を求めて補正する
他の手法を説明するための図である。
【図6】従来技術の問題点としてのリモコン圧/ブーム
シリンダ流量のモデル特性と実際特性を示す図である。
【符号の説明】
1 可変容量型油圧ポンプ 2 ネガティブコントロール装置を構成するレギュレー
タ 3 油圧アクチュエータとしてのブームシリンダ 4 コントロールバルブ 5 操作手段としてのリモコン弁 5a リモコン弁の操作レバー 6 ブリードオフ通路 7 ネガティブコントロール装置を構成する絞り 8 同ネガコン圧設定弁 17 同電磁比例減圧弁 11 コントローラ 12 コントローラの流量演算部 13 同流量指令出力部 14 同記憶部 15 補正演算部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧アクチュエータと、この油圧アクチ
    ュエータに対する油圧源としての油圧ポンプと、上記油
    圧アクチュエータに対する圧油の給排を制御するコント
    ロールバルブと、レバー操作されこのレバー操作量に応
    じて上記コントロールバルブに対する作動指令信号を出
    力する操作手段とを具備する油圧回路において、 上記レバー操作量と、上記油圧アクチュエータに供
    給される流量との関係について予めモデル特性を設定し
    ておき、 機械ごとに、実際のレバー操作量とアクチュエータ
    流量との関係についての特性を計測し、 この計測された実際特性と上記モデル特性の偏差を
    求め、 この偏差を小さくするようにレバー操作量に対する
    アクチュエータ流量の特性を調整することを特徴とする
    油圧回路の調整方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の油圧回路の調整方法にお
    いて、コントロールバルブとして油圧パイロット式の切
    換弁、操作手段としてこの油圧パイロット式切換弁にパ
    イロット圧を供給するリモコン弁、油圧ポンプとして可
    変容量型の油圧ポンプをそれぞれ用いるとともに、上記
    油圧ポンプの余剰油をタンクに戻すブリードオフ通路
    と、このブリードオフ通路に発生するネガティブコント
    ロール圧に応じて上記油圧ポンプの吐出量を制御するネ
    ガティブコントロール装置を設け、モデル特性および実
    際特性として、上記リモコン弁のパイロット圧と上記ネ
    ガティブコントロール圧の関係、およびネガティブコン
    トロール圧とポンプ吐出量の関係を用い、このモデル特
    性と実際特性の偏差を小さくするようにポンプ吐出量を
    調整することを特徴とする油圧回路の調整方法。
  3. 【請求項3】 油圧アクチュエータと、この油圧アクチ
    ュエータに対する油圧源としての油圧ポンプと、上記油
    圧アクチュエータに対する圧油の給排を制御するコント
    ロールバルブと、レバー操作されこのレバー操作量に応
    じて上記コントロールバルブに対する作動指令信号を出
    力する操作手段とを具備する油圧回路において、上記レ
    バー操作量を検出する操作量検出手段と、上記油圧アク
    チュエータに供給される流量を検出する流量検出手段
    と、制御手段とが設けられ、この制御手段は、 (i) 上記レバー操作量と、上記アクチュエータ流量と
    の関係について予め設定されたモデル特性を記憶してお
    き、 (ii) 機械ごとに、上記各検出手段からの検出信号に基
    づいて実際のレバー操作量とアクチュエータ流量の関係
    についての特性を求め、 (iii) この求められた実際特性と上記モデル特性の偏
    差を求め、 (iv) この偏差を小さくするようにレバー操作量に対す
    るアクチュエータ流量の特性を調整するように構成され
    たことを特徴とする油圧回路の調整装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の油圧回路の調整装置にお
    いて、コントロールバルブとして油圧パイロット式の切
    換弁、操作手段としてこの油圧パイロット式切換弁にパ
    イロット圧を供給するリモコン弁、油圧ポンプとして可
    変容量型の油圧ポンプがそれぞれ用いられるとともに、
    上記油圧ポンプの余剰油をタンクに戻すブリードオフ通
    路と、このブリードオフ通路に発生するネガティブコン
    トロール圧に応じて上記油圧ポンプの吐出量を制御する
    ネガティブコントロール装置が設けられ、かつ、制御手
    段は、モデル特性および実際特性として上記リモコン弁
    のパイロット圧と上記ネガティブコントロール圧の関
    係、およびネガティブコントロール圧とポンプ吐出量の
    関係を用い、このモデル特性と実際特性の偏差を小さく
    するようにポンプ吐出量を調整するように構成されたこ
    とを特徴とする油圧回路の調整装置。
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