JPH11311090A - トンネル掘進機における各種機器の支持構造 - Google Patents

トンネル掘進機における各種機器の支持構造

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JPH11311090A
JPH11311090A JP11820198A JP11820198A JPH11311090A JP H11311090 A JPH11311090 A JP H11311090A JP 11820198 A JP11820198 A JP 11820198A JP 11820198 A JP11820198 A JP 11820198A JP H11311090 A JPH11311090 A JP H11311090A
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勉 今川
Akiro Ueda
昭郎 上田
Yutaka Ishimaru
裕 石丸
Norio Mitani
典夫 三谷
Makoto Niwa
誠 二羽
Kazunari Kawai
一成 川合
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】トンネル掘進機におけるカッタヘッドに取り付
けられるカッタ類や他の機器の交換が容易であり、且つ
狭い作業空間を有効に利用でき、しかも切削土砂の円滑
な流れが実現されるトンネル掘進機における各種機器の
支持構造を提供する。 【解決手段】トンネル掘進機本体(100) に取り付けられ
外部に露呈面を有する各種機器(112) を支持するための
支持構造(120) が、シール付きの球殻(121) と機器ホル
ダ(122) とを備えており、前記球殻(121) にはこれを貫
通し摺動自在に各種機器(112) をシールして支持すると
共に、前記各種機器(112) の軸線(L) を前記球殻(121)
の回動軸(121b)に対して直交させると共に距離(d) を偏
位させて取付けるための機器挿通孔(121a)が形成され、
前記機器ホルダ(122) はトンネル掘進機本体(100) に着
脱自在に固設されると共に、前記機器挿通孔(121a)に挿
通された各種機器(112) の基端部を着脱自在に支持する
ボルト孔を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトンネル掘進機本体
に取り付けられる各種機器の支持構造に関し、具体的に
は前記トンネル掘進機本体に取り付けられるカッタビッ
ト、土圧計、探査機等の各種機器を交換自在に取付ける
ための支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】機械化された今日の地山掘削において、
掘削の対象となる地域的条件及び地質の特性等により、
トンネル掘進機にあってもそれらに適応すべき諸々の手
段を備えることが要求されてきている。
【0003】特に、都市土木の分野において、地下水の
存在する地盤や、比較的軟弱な地盤中にトンネルを掘削
形成する方法として、シールド掘進機を用いたトンネル
工法が知られている。この種のトンネル掘進機は、前面
にカッタヘッドを備えており、同カッタヘッドには、デ
ィスクカッタ、ゲージカッタ、コピーカッタ、シェルビ
ット、先行ビット、リレービットなど多様なカッタ類が
取り付けられ、同カッタヘッドをトンネルの切羽面に押
しつけながら旋回駆動して、前記各種カッタ及びカッタ
ビットによって切羽面の地山を切削し、切削土砂をカッ
タヘッドの後方に設けた隔室内に取り込むと共に、この
土砂を排土管やスクリュウコンベア等を介して後方に排
除しつつトンネルを掘進する。
【0004】前記カッタヘッドに取り付けられる各種カ
ッタ類は、例えばニッケルクロムモリブデン等からなる
合金鋼の母材に例えばタングステンカーバイト等からな
る超硬チップをろう付け等により取り付けられており、
また前記超硬チップの周囲の母材にはハードフェーシン
グ等の処理が施され磨耗対策を行っている。
【0005】しかして、近年、前記トンネル掘削は大深
度化、長距離化の方向にあり、かかる長距離施工に対応
すべく前記カッタヘッドに取り付けられたカッタビット
の長時間にわたる切削機能は、前記のようなカッタビッ
トの材質面における配慮にもかかわらず、磨耗のためカ
ッタの交換は避けがたい。この交換に際して、切羽側か
ら交換作業を行うことは切羽の崩壊などによる危険を伴
うため、前記掘進機本体内にあってカッタ交換作業を行
い得るように様々な提案がなされている。
【0006】例えば、特開平9−60484号公報に示
す技術にあっては、両端に切削チップを有するカッタビ
ットのシャンクを係止片を介して回転軸部に係着支持さ
せると共に、コイルスプリングにより同カッタビットに
一方向の回転力を付勢し、一方の切削チップが所定量磨
耗すると、前記係着が外れて自動的にカッタビットを支
軸回りに180°回転させて再びカッタビットのシャン
クを係止片を介して回転軸部に係着支持させ、他方の切
削チップングを切削面に突出させる。このように、切削
チップを上下反転させる機構により、前記磨耗等に伴う
カッタビットの実質的な交換を自動的に行う機構が示さ
れているが、限られた回数の交換が行えるに過ぎず、こ
れは前記トンネル掘削距離の延長化傾向にあっては、こ
のような反転機構では対応できず、結局は機構全体の交
換を行う必要性が生じ、却って大掛かりなカッタ交換作
業の必要性に迫られる。
【0007】これに対して、カッタビット自体を交換す
る支持機構としては、例えば実開平5−32496号公
報に示された技術がある。この支持機構は、ロッドの一
端にカッタビットが固設され、他端に雌ネジ孔を有する
カッタビット付ロッドを、カッタスポークの収納部に回
動自在に支持された球体ユニットに径方向に摺動自在に
収容し、カッタビットの交換時には、前記雄ネジ孔にね
じ込まれた雄ネジ体を回転させて、前記カッタビット付
ロッドを球体ユニット内に退入させ、次いで前記球体ユ
ニットを前記収納部内で回動させて、チップ面が切羽に
向けられていた前記カッタビット付ロッドを前記回動に
より掘進機内部側に向けさせ、ロッドの保持機構である
ロッド回り止め部材を外してカッタビット付ロッドを抜
き取り、新たなカッタビット付ロッドと交換する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかして、前記実開平
5−32496号公報に開示されたカッタビットの支持
機構にあっては、カッタビットを支持する支持体が球体
形状を有するため、外部とのシールを解くことなくカッ
タビットの交換のために必要な旋回動作を行わせること
が可能となる点で有利であるが、カッタビット付ロッド
の軸線を球体ユニットの中心に一致させても、球体ユニ
ットの径をカッタビット付ロッドの長さ以上に大きくせ
ざるを得ないことと、その装置の複雑性とが相まって、
機構全体の大型化は避けられず、スポークの内部空間を
狭小にせざるを得ず、スポーク内にカッタビットの交換
作業のための十分な空間を確保することが難しい。
【0009】また、前記支持機構の全体構造を仮に小型
化して、前記スポーク内の隅部に取り付けるとしても、
前述のごとく球体ユニットの中心とカッタビットの軸線
を一致させる必要があり、カッタビットの切削チップ部
とスポークの外側面との距離が球体ユニットの1/2以
上を要することになり、その結果、カッタビットにより
切削された土砂のスポーク上からの流れを阻害すること
になる。その流れを円滑にすべく、スポークの角部を傾
斜面に構成するとしても、切削チップ部とスポークの外
側面との距離が大きいため同傾斜面の傾斜角度を大きく
せざるを得ず、結果的にスポーク内の有効空間を削るこ
とになる。
【0010】更には、前記球体ユニットの回動機構は同
時に同球体ユニットのカッタビットの位置決め固定機構
でもあるが、前記回動機構は一本のウォームギアの螺着
による係止構造であることから、切削時の前記カッタビ
ットに対する過大な負荷や衝撃力によりウォームギアと
の螺着位置が変化しかねず、これを回避するため別個の
ロック機構を付加する場合には、更に機構が複雑化する
ばかりでなく大型化する。
【0011】本発明はこれらの課題を悉く解決すべくな
されたものであり、具体的にはトンネル掘進機における
カッタヘッドに取り付けられるカッタ類や他の機器の交
換が容易であり、且つ狭い作業空間を有効に利用でき、
しかも切削土砂の円滑な流れが実現されるトンネル掘進
機における各種機器の支持構造を提供することを目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段と作用】かかる目的は、以
下に述べる本件請求項1〜4に係る発明により達成され
る。請求項1に係る発明は、トンネル掘進機本体に取り
付けられ一部に露呈面を有する各種機器を支持するため
の支持構造であって、前記支持装置はシール付きの球殻
を備えてなり、前記球殻はこれを貫通し摺動自在に前記
機器をシールして支持すると共に、前記機器の軸線を前
記球殻の回転軸に対して直角にオフセットして取付ける
ための挿通孔を有してなることを特徴とするトンネル掘
進機における各種機器の支持構造にある。
【0013】本発明の基本的な各種機器の交換機構は、
上記実開平5−32496号公報に開示された球体ユニ
ットと同様に、球殻の回動によりなされるようにするこ
とにある。しかるに、本発明の支持構造にあっては、各
種機器を前記球殻を貫通して取り付けるという簡単な構
造を採用すると共に、その貫通して取り付ける挿通孔の
軸線を、前記球殻の回動軸から偏った位置に、しかも前
記回動軸に直交させてセットし得るように構成してい
る。かかる構成により、前記球殻の径は任意に決定され
るため、機器を支持し得るに十分な最小限の径とするこ
とが可能であり、しかも機器を狭小空間の隅部に接近さ
せて設置することも可能となり、同空間を交換作業用の
空間として有効に活用することができる。
【0014】また、前記球殻に対するトンネル掘進機本
体の回動面と、前記各種機器に対する前記挿通孔の摺動
面に、それぞれシール部を設けることにより、機器の交
換作業用空間と機外とを気密的に分離でき、掘進時は当
然としてカッタビットの交換時に限らず、カッタビット
を取り外した状態であっても、機外から土砂等の浸入が
防止される。
【0015】そして、機器の交換にあたっては、球殻に
対する機器の固定を解除して、同機器の一部露呈面を前
記球殻内に引き込んだのち、機器の引き抜きやすい位置
まで球殻を回動させ、機器を球殻から引き抜く。次い
で、新たな機器を前述とは逆の手順で操作し、最後に球
殻に対して機器を固定する。球殻に対する機器の固定手
段としては、ボルトによる固定が強度などの点から望ま
しいが、他の固着具を採用することもできる。
【0016】請求項2に係る発明は、トンネル掘進機本
体に取り付けられ一部に露呈面を有する各種機器を支持
するための支持構造であって、前記支持構造はシール付
きの球殻と機器ホルダとを備えてなり、前記球殻はこれ
を貫通し摺動自在に前記機器をシールして支持するため
の機器挿通孔を有し、前記機器ホルダはトンネル掘進機
本体に対する着脱可能な固設部を有すると共に、前記機
器挿通孔に挿通された各種機器の基端部を着脱自在に支
持する着脱部を有してなることを特徴とするトンネル掘
進機における各種器具の支持構造にある。
【0017】前記を貫通するカッタビットに代表される
各種機器を交換するに当たっては、機器を保持する機器
ホルダをトンネル掘進機本体から外すと共に機器に対す
る固着をも外し、機器の一部露呈面を球殻内に引き込
み、球殻の自由な回動を確保したのちに、機器の突出端
の回動許容空間に向けて回動し、機器を機器挿通孔から
引き抜く。このあと、前記機器挿通孔に新たな機器を挿
入し、前述と逆の手順で順次操作し機器の交換作業を終
える。
【0018】この交換が終えた新たな機器は球殻の機器
挿通孔に単に挿通されているのみで、格別の固着はなさ
れていない。つまり、球殻は機器及び機器ホルダを介し
てトンネル掘進機本体に強固に支持されることになり、
その結果、球殻の回動も確実に阻止され、切削中の過大
な衝撃等によっても機器の設置位置が変動することはな
い。
【0019】請求項3に係る発明は、トンネル掘進機本
体に取り付けられ一部に露呈面を有する各種機器を支持
するための支持構造であって、前記支持構造はシール付
きの球殻と機器ホルダとを備えてなり、前記球殻はこれ
を貫通し摺動自在に各種機器をシールして支持すると共
に、前記各種機器の軸線を前記球殻の回転軸に対して直
交させると共にオフセットして取付けるための機器挿通
孔を有し、前記機器ホルダはトンネル掘進機本体に着脱
自在に固設されると共に、前記機器挿通孔に挿通された
各種機器の基端部を着脱自在に支持する着脱部を有して
なることを特徴とするトンネル掘進機における各種機器
の支持構造にある。
【0020】この発明は、請求項1と請求項2とを組み
合わせたものであり、当然に両者が備える作用効果を奏
する上に、更なる装置の小型化を可能にし、交換作業を
容易にする。
【0021】なお、前記機器ホルダの機器及びトンネル
掘進機に対する着脱手段としてボルトを採用することが
好ましく、このボルトを複数とすることで応力の集中を
避けることができ、十分な固着強度が得られるばかりで
なく、設計に当たっての選択の余地が大きくなり、コス
トダウンにもつながる。
【0022】請求項4に係る発明は、前記請求項1〜3
の構成に加えて、前記支持構造が前記各種機器を球殻か
ら引き抜くとき前記各種機器の抜出し量を検知する機器
抜出し量検知手段を備えていることを規定している。か
かる構成により、前記各種機器の球殻に対する抜出し量
を検知する手段を備えていることにより、上記球殻から
各種機器を取り外すときに、例えば前記各種機器を球殻
の機器挿通孔内を摺動させながら引っ張り、機器の一部
露呈面を球殻内に引き込むに当たり、機器挿通孔から機
器の全長を引き抜いてしまうと掘進機外部から同機器挿
通孔を介して掘進機本体内部に浸入する地下水や土砂等
の侵入を防止すると同時に、前記外部露呈面が球殻の内
部に引き込まれていることを確認することができ、作業
員の感覚による誤操作の発生を防止する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図示実施例に基づいて具体的に説明する。図1は、本
発明に係る各種機器の支持構造が適用されたトンネル掘
進機であるシールド掘進機の内部構造を示している。図
示例では、前記シールド掘進機にリレービット、土圧計
及び地質探査棒に対する本発明の支持装置を装備させて
いるが、必ずしもその全部でなくともよく、或いは他の
機器のための支持装置に代えることもできる。
【0024】シールド掘進機100は、筒状のスキンプ
レート101の前端に中心軸102aを中心にカッタヘ
ッド駆動用油圧モータ102により駆動回転するカッタ
ヘッド103を備えている。前記カッタヘッド103の
後方には隔壁104をもって土砂取入れ室104が形成
されており、前記隔壁104の後部にはスキンプレート
101の前部シールド101a及び後部シールド101
bから、更に後方に延びるスクリュコンベア105の土
砂導入部が固設されている。なお、同図中の符号106
はシールドジャッキ、107は前後のシールド101a
及び101b間を連結して取り付けられるアーティキュ
レートジャッキ、108はセグメントエレクタを示して
いる。スキンプレート101の内部にはその他にも、例
えば土圧計116や土質探査棒118等の様々な設備や
機器が設置されている。
【0025】以上の構成はシールド掘進機の一般的な構
成であり、これらの設備を備えたシールド掘進機100
をもってトンネルの掘削を行うときは、一般にカッタヘ
ッド駆動用油圧モータ102を駆動してカッタヘッド1
03を回転させながら地山を掘削すると共に、後部シー
ルド101bの内部でセグメントを組み立てつつ、この
セグメントに反力をとってシールドジャッキ106を伸
長させながら掘進する。
【0026】本発明は、このようなトンネル掘進機の本
体、例えば図2に示すように前記カッタヘッド103に
取り付けられる各種のカッタ類、或いは図1に示すよう
に上記隔壁104に取り付けられる土圧計116や隔壁
104からカッタヘッド103を貫通して延びる地質探
査棒118等の各種機器の交換を効率的になし得るため
の支持装置を対象としている。
【0027】図2は前記カッタヘッド103に装着され
るカッタ類の配置例を示している。同図によれば、カッ
タヘッド103は中心軸103aからスポーク109及
び面板110が交互に配され、それぞれが放射状に延設
されており、各スポーク109の表面の中心線に沿って
複数の先行ビット111が固設されており、各スポーク
109の長さ方向に沿った左右稜線部には、それぞれ所
定のピッチをもって複数のリレービット112が取り付
けられている。また、前記面板110には先行ビット1
11の他にシェルビット113やディスクカッタ114
が取り付けられており、カッタヘッド103の周面には
コピーカッタ115が外部に対して進退可能に取り付け
られている。
【0028】図3〜図6は、本発明の第1実施例である
前記リレービット112の支持構造と、その取り外すと
きの手順を示している。このリレービット112は、図
7に示すようにスポーク109の左右稜線部に沿って、
その前面から刃先を突出させて取り付けられている。前
記スポーク109は、同図に示すように断面が略逆台形
をなす枠体からなり、その内部には作業員が入って点検
作業などの僅かな作業が行える狭小な空間が形成されて
いる。
【0029】図3に示す本実施例によるリレービット1
12の支持構造120は、球殻121とビットホルダ1
22とを備え、前記球殻121及びビットホルダ122
には機械構造用炭素鋼、同合金、或いは強靱鋼などが使
われる。また、上記リレービット112は、図3及び図
7からも理解できるように柱状の本体112aの一端に
切削面をもつ刃先112bが形成されている。この刃先
112bにはタングステンカーバイト等からなる超硬合
金が使われる。
【0030】前記球殻121は中実の球体からなり、そ
の一部に前記リレービット112を長さ方向に沿って挿
通できるビット挿通孔121aが貫通して形成されてお
り、同球殻121はスポーク109の左右側壁109a
と前壁109bとが交差する各隅部に固設された分割支
持ブロック123に、軸部121bを中心に回動自在に
支持される。前記軸部121bは、前記スポーク109
の左右側壁109a及び前壁109bに直交する平面に
直交するように球殻121に配されており、従って球殻
121の回動は前記平面上でなされることになる。各分
割支持ブロック123の球殻回動面には、それぞれシー
ルリング123a,123bが取り付けられており、球
殻121の回動時にも外部からの土砂や水などの浸入を
阻止している。
【0031】前記ビット挿通孔121aは本発明の機器
挿通孔に相当し、本発明の特徴部の一部を構成する。す
なわち、同ビット挿通孔121aは、その軸線Lが球殻
121の中心から所望の距離dだけスポーク109の側
壁109aの側に偏位され、且つ同軸線Lを上記軸部1
21bと直交させるように形成されている。ビット挿通
孔121aを、このように形成することにより、本発明
に特有の後述する作用効果を奏するものである。
【0032】一方、上記ビットホルダ122は本発明の
機器ホルダに相当し、本発明の他の特徴部を構成する。
すなわち、同ビットホルダ122はスポーク109の上
記左右側壁109aの台座109c及びリレービット1
12の基端部のそれぞれに取付ボルト124をもって着
脱自在に取り付けられる略立方体の鋼製ブロックからな
る。そのため、その一面に前記リレービット112の基
端面に当接する当接面を有すると共に、前記各取付ボル
ト124をねじ込むためのネジ孔が形成されている。な
お、このビットホルダ122の形状は図示例に限定され
るものではないことは勿論である。
【0033】かかる構成を備えたリレービット112の
支持構造120にあって、図3に示すようにビットホル
ダ122を介してスポーク109の側壁109aに固定
支持するには、まずビットホルダ122をスポーク10
9の側壁109aに固設された台座109cに取付ボル
ト124をもって固着する。一方、リレービット112
の刃先112bを外方に向けて、リレービット112を
球殻121のビット挿通孔121aに挿通させ、リレー
ビット112と共に球殻121を回動させて、リレービ
ット112の基端面を前記ビットホルダ122の当接面
に当接させたのち、リレービット112の基端と前記ビ
ットホルダ122とを取付ボルト124をもって連結固
着して固定支持が終わり、図3に示す形態をとる。
【0034】このリレービット112の取付時に、本実
施例にあっては前記ビット挿通孔121aの軸線を球殻
121の回動中心からスポーク109の側壁109aの
側に偏位させて、ビット挿通孔121aを球殻121に
貫通して形成しているため、球殻121の径を、リレー
ビット112を支持するに十分な強度の確保される範囲
内で最小にすることが可能となり、その結果、支持装置
全体を小型化し得るばかりでなく、リレービット112
をスポーク109の側壁109aに接近させることが可
能となる。このことは、前記リレービット112の掘削
による削られた土砂がスポーク109の外周面から側壁
方向に向けて円滑に流れやすくなることを意味し、スポ
ーク109の外周面と地山の掘削面との間に詰まりをな
くさせる。
【0035】また、上述したようにリレービット112
のスポーク109に対する直接の取付支持は、リレービ
ット112とビットホルダ122との連結固定によるも
のであり、従ってリレービット112にかかる過大な負
荷や衝撃は全てビットホルダ122を介してスポーク1
09が受けるため、リレービット支持強度が確保しやす
く、更には球殻121はリレービット112をビットホ
ルダ122に連結固定しないかぎり、自由に回動可能な
状態にあるが、リレービット112とビットホルダ12
2とが連結固定されることにより、前記リレービット1
12が間接的に球殻121の回動を不能にするロック機
能を発揮することになり、球殻121に格別のロック機
構を設ける必要がない。
【0036】一方、前述のごとくビットホルダ122に
固着されたリレービット112が、磨耗して交換を余儀
なくされたときは、次のようにしてリレービット112
が取り外され、新たなリレービット112と交換され
る。先ず、前記各取付ボルト124を緩めて、ビットホ
ルダ122をスポーク109の側壁109a及びリレー
ビット112から取り外したのち、リレービット112
を引っ張って、図4に実線で示すようにその刃先112
bが前記ビット挿通孔121aの内部に入るまで手前に
引き出す。次いで、リレービット112の基端部を持っ
たまま球殻121を回動させて、図5に示すように前記
リレービット112をスポーク109の前壁109bに
略平行におく。
【0037】この回動時に前記リレービット112と側
壁109aとの間隔が狭すぎて、リレービット112を
掴むことがしにくいときのために、図5にも仮想線で示
すように球殻121に操作ロッド121cを突設させる
ようにするとよい。こうすることで、上述のごとく側壁
109aに接近させて設置されたリレービット112を
持つことなく、球殻121を簡単に回動させることがで
きる。また、前述のように球殻の回動によりリレービッ
ト112をスポーク109の前壁109bに略平行にさ
せても、リレービット112の軸線を球殻121の回動
中心から側壁109aの側に偏位させている分、球殻回
動後のリレービット112と前壁109bとの間隙は大
きくなるため、同リレービット112の抜き取りと挿入
操作とが容易に行えるようになる。
【0038】図5に示す状態にあるリレービット112
の全体を、図6に示すように球殻121のビット挿通孔
121aから抜き出し、新たなリレービット112を同
ビット挿通孔121aに挿通させ、以降の操作は上述し
た連結固定の手順に従って操作し、リレービット112
をビットホルダ122に連結固定する。
【0039】図8はリレービット112の前記支持構造
に、リレービット112の引出し量及び突出量を知覚す
るための挿入量検知手段を設けた例を示している。同図
によれば、前記挿入量検知手段として目盛り板125を
採用しており、同目盛り板125を球殻121の回動支
持部材126に固設すると共に、リレービット112の
基端部周面に矢印を付している。かかる構成により、リ
レービット112を球殻121のビット挿通孔121a
内を摺動させながら引っ張り、リレービット112の刃
先112bを球殻121内に引き込むに当たって、目盛
りに従ってその引込み量を知ることができる。仮にビッ
ト挿通孔121aからリレービット112の全長を引き
抜いてしまうと、シールド掘進機の前面から同ビット挿
通孔121aを介して地下水や土砂等が侵入し、同ビッ
ト挿通孔121aを閉塞してしまうような事態が発生す
ることを防止すると同時に、前記外部露呈面が球殻の内
部に引き込まれていることを確認することができ、作業
員の感覚による誤操作の発生を防止する。
【0040】図9〜図12は、本発明の支持構造を土圧
計116の支持装置に適用した第2実施例を示してい
る。図示例によれば、前記土圧計116は一端にフラン
ジ116bを有する収容管116aの内部に圧力センサ
116cが挿入固定されて構成され、前記収容管116
aを圧力センサ116cと共に交換する。
【0041】前記土圧計116は、図1に示すようにス
キンプレート101の隔壁104に取り付けられてい
る。図9に示すように、土圧計116の支持構造は、球
殻121′と、前記隔壁104に固設された球殻12
1′の回動支持ブロック127と、同回動支持ブロック
127に架設された土圧計ホルダ128とを備えてい
る。球殻121′及び前記回動支持ブロック127は上
記第1実施例における球殻121と分割支持ブロック1
23に相当し、基本構造は実質的に同一である。
【0042】前記土圧計ホルダ128は溶接などにより
組付けられた、例えば二つ割りのフレームからなる枠体
であって、前記球殻121の土圧計挿通孔121′に対
応して二つ割りフレームの双方にわたる部位には、同土
圧計挿通孔121′の軸線と同一線上に土圧計116を
挿通するための土圧計取付孔128aが形成されてい
る。
【0043】いま、図9に示すように土圧計116を土
圧計ホルダ128を介して隔壁104に固定支持するに
は、まず土圧計ホルダ128を隔壁104に固設された
回動支持ブロック127に取付ボルト124をもって固
設する。次いで、土圧計116の圧力センサ116cを
カッタヘッド103に向けて前記土圧計取付孔128a
に挿入し、その先端部分の軸線が球殻121′の土圧計
挿通孔121a′の軸線と合致させるように、球殻12
1′を回動させてから前記土圧計挿通孔121a′に挿
通させる。次いで、土圧計116の上記フランジ116
bを前記土圧計ホルダ128に取付ボルト124をもっ
て固着することで完了する。
【0044】この土圧計116の取付時に、本実施例に
あっては前記土圧計挿通孔121a′の軸線を球殻12
1′の回動中心から下方に偏位させて、土圧計挿通孔1
21a′を球殻121′に貫通して形成しているため、
球殻121′の径を、土圧計116を支持するに十分な
強度の確保される範囲内で最小にすることが可能とな
り、その結果、支持装置全体を小型化し得るばかりでな
く、土圧計116を隔壁104の近傍に設置される周辺
機器と緩衝しない部位に設置できる。このことは、以下
に述べる土圧計116の交換作業を容易にすることを意
味する。
【0045】また、上述したように土圧計116の隔壁
104に対する直接の取付支持は、土圧計116と土圧
計ホルダ128との連結固定によるものであり、従って
土圧計116にかかる過大な負荷や衝撃は全て土圧計ホ
ルダ128を介して隔壁104が受けることになるた
め、土圧計116の支持強度が確保しやすく、一方で球
殻121′は土圧計116を土圧計ホルダ128に連結
固定しないかぎり、自由に回動可能な状態にあるが、土
圧計116と土圧計ホルダ128とが連結固定される
と、前記土圧計116が間接的に球殻121′の回動を
不能にしてロック機能を発揮し、その結果、球殻12
1′に格別のロック機構を設ける必要がない。
【0046】一方、前述のごとく土圧計ホルダ128に
固着された土圧計116が、破損などにより交換を余儀
なくされたときは、次のようにして土圧計116が取り
外され、新たな土圧計116と交換される。先ず、各取
付ボルト124を緩めて土圧計ホルダ128を前記回動
支持ブロック126から取り外したのち、土圧計116
を引っ張って、図10に実線で示すようにその先端が前
記土圧計挿通孔121a′の内部に入るまで手前に引き
出す。次いで、土圧計116の基端部を持ったまま球殻
121′を前記回動支持ブロック127に衝接するまで
上方に回動させて、図11に示すように前記土圧計11
6を隔壁104に対して所要角度で傾斜させる。
【0047】この回動時に前記土圧計116と側壁10
9aとの間隔が狭すぎて、土圧計116を掴むことがし
にくいときのために、上記第1実施例と同様に球殻12
1′に操作ロッド121cを突設させるようにするとよ
い。こうすることで、上述のごとく側壁109aに接近
させて設置された土圧計116を持つことなく、球殻1
21′を簡単に回動させることができる。また、前述の
ように球殻の回動により土圧計116を隔壁104と所
定の角度をもって傾斜させるだけで、土圧計116の軸
線を球殻121′の回動中心から下方に偏位させている
分、球殻回動後の土圧計116と隔壁104との間隙を
大きくできるため、同土圧計116の抜き取りと挿入操
作とが容易に行えるようになる。なお、本内容はカッタ
ヘッドスポークの側壁109aについて記載したが、設
置場所はこれに限ることなく、例えば隔壁104やスキ
ンプレート101等であってもよいことはもちろんであ
る。
【0048】次に、図11に示す状態にある土圧計11
6の全体を、図12に示すように球殻121′の土圧計
挿通孔121a′から抜き出し、土圧計ホルダ128を
前記回動支持ブロック127に固設したのちに、新たな
土圧計116を同土圧計挿通孔121a′に挿通させ、
以降の操作は上述した連結固定の手順に従って操作し、
土圧計116を土圧計ホルダ128に連結固定する。
【0049】なお、図1に示す地山探査棒118の支持
構造にあっても、前記土圧計116の支持構造と実質的
に一致しており、その交換操作も前記第2実施例におけ
る土圧計116の交換手順に従ってなされる。このよう
に、本発明の支持構造は、トンネル掘進機にあって掘進
機本体に取り付けられ、同本体内で交換が必要な様々な
機器に適用できるものであり、その機構も本発明の精神
を逸脱しない範囲において種々変更することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る各種機器の支持構造の設置例を示
すシールド掘進機の断面図である。
【図2】同シールド掘進機の前面に配されるカッタヘッ
ドの正面図である。
【図3】カッタヘッドに装着されるリレービットの支持
構造を示す部分拡大断面図である。
【図4】同リレービットの取り外し作業の第1手順を示
す説明図である。
【図5】同リレービットの取り外し作業の第2手順を示
す説明図である。
【図6】同リレービットの取り外し作業の第3手順を示
す説明図である。
【図7】前記カッタヘッドの構造を示すカッタヘッドス
ポーク断面図である。
【図8】前記実施例の変形例を示すリレービットの支持
構造を示す部分拡大側面図である。
【図9】スキンプレート前面に形成される隔壁に取り付
けられる土圧計の支持構造を示す部分拡大断面図であ
る。
【図10】同土圧計の取り外し作業の第1手順を示す説
明図である。
【図11】同土圧計の取り外し作業の第2手順を示す説
明図である。
【図12】同土圧計の取り外し作業の第3手順を示す説
明図である。
【符号の説明】
100 シールド掘進機 101 スキンプレート 101a 前部シールド 101b 後部シールド 102 カッタヘッド駆動用油圧モ
ータ 103 カッタヘッド 103a 中心軸 104 隔壁 104a 土砂取入れ室 105 スクリュコンベア 106 シールドジャッキ 107 アーティキュレートジャッ
キ 108 セグメントエレクタ 109 スポーク 109a 側壁 109b 前壁 109c 台座 110 面板 111 先行ビット 112 リレービット 112a 本体 112b 刃先 113 シェルビット 114 ディスクカッタ 115 コピーカッタ 116 土圧計 116a 収容管 116b フランジ 116c 圧力センサ 118 地山探査棒 120 支持構造 121,121′ 球殻 121a ビット挿通孔 121a′ 土圧計挿通孔 121b,121b′ 軸部 121c 操作ロッド 122 ビットホルダ 123 分割支持ブロック 123a,123b シールリング 124 取付ボルト 125 目盛り板 126 回動支持部材 127 回動支持ブロック 128 土圧計ホルダ 128a 土圧計取付孔 L 機器(リレービット,土圧
計)の軸線 d 偏位距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石丸 裕 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 三谷 典夫 大阪府枚方市上野3−1−1 株式会社小 松製作所大阪工場内 (72)発明者 二羽 誠 大阪府枚方市上野3−1−1 株式会社小 松製作所大阪工場内 (72)発明者 川合 一成 大阪府枚方市上野3−1−1 株式会社小 松製作所大阪工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トンネル掘進機本体に取り付けられ一部に
    露呈面を有する各種機器を支持するための支持構造であ
    って、 前記支持装置はシール付きの球殻を備えてなり、 前記球殻はこれを貫通し摺動自在に前記機器をシールし
    て支持すると共に、前記機器の軸線を前記球殻の回転軸
    に対して直交させると共にオフセットして取付けるため
    の挿通孔を有してなることを特徴とするトンネル掘進機
    における各種機器の支持構造。
  2. 【請求項2】トンネル掘進機本体に取り付けられ一部に
    露呈面を有する各種機器を支持するための支持構造であ
    って、 該支持構造はシール付きの球殻と機器ホルダとを備えて
    なり、 前記球殻はこれを貫通し摺動自在に前記機器をシールし
    て支持する機器挿通孔を有し、 前記機器ホルダはトンネル掘進機本体に対する着脱可能
    な固設部を有すると共に、前記機器挿通孔に挿通された
    各種機器の基端部を着脱自在に支持する着脱部を有して
    なることを特徴とするトンネル掘進機における各種器具
    の支持構造。
  3. 【請求項3】トンネル掘進機本体に取り付けられ一部に
    露呈面を有する各種機器を支持するための支持構造であ
    って、 前記支持構造はシール付きの球殻と機器ホルダとを備え
    てなり、 前記球殻はこれを貫通し摺動自在に各種機器をシールし
    て支持すると共に、前記各種機器の軸線を前記球殻の回
    転軸に対して直交させると共にオフセットして取付ける
    ための機器挿通孔を有し、 前記機器ホルダはトンネル掘進機本体に着脱自在に固設
    されると共に、前記機器挿通孔に挿通された各種機器の
    基端部を着脱自在に支持する着脱部を有してなることを
    特徴とするトンネル掘進機における各種機器の支持構
    造。
  4. 【請求項4】前記支持構造は前記各種機器を球殻から引
    き抜くときの前記各種機器の抜出し量を検知する機器抜
    出し量検知手段を備えてなる請求項1〜3のいずれかに
    記載の各種機器の支持構造。
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