JPH11310949A - トイレ用収納体 - Google Patents

トイレ用収納体

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JPH11310949A
JPH11310949A JP13743198A JP13743198A JPH11310949A JP H11310949 A JPH11310949 A JP H11310949A JP 13743198 A JP13743198 A JP 13743198A JP 13743198 A JP13743198 A JP 13743198A JP H11310949 A JPH11310949 A JP H11310949A
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toilet
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tank
cabinet
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Tomokazu Aida
智一 合田
Kuniharu Shigematsu
邦治 重松
Iyomi Kubo
伊予実 久保
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 便器本体12の後方に設置した洗浄水タンク
20を収納するトイレ用収納ボックス40であり、異な
った間口に対しても容易に設置でき、前面パネル50と
右及び左キャビネット60R,60Lとの間に隙間を形
成しないこと。 【解決手段】 トイレ用収納ボックス40は、前面パネ
ル50及び右及び左キャビネット60R,60Lを備え
ている。それらの前内側縁部61Ra,61Laは、前
面パネル50の右及び左側縁部53c,53dにオーバ
ーラップしている。このオーバーラップする幅を変更す
ることにより、前面パネル50などを切断することな
く、トイレ用収納ボックス40の間口方向の長さを変更
することができる。また、前面パネル50の両側には、
ゴムからなる接触部50bが形成され、右及び左キャビ
ネット60R,60Lとの間隙をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器本体の後方に
配置された洗浄水タンクなどを収納するトイレ用収納体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トイレ室に据え付けた便器本体の
後部に、キャビネット状の収納体を設け、この中に洗浄
水タンクを収納するようにしたトイレ用収納体が知られ
ている。このトイレ収納体は、洗浄水タンクを設置する
ためのタンク設置スペースを形成するタンク前パネル
と、このタンク前パネルの側方に立設して配置されると
ともに、上記タンク設置スペースに接した収納スペース
を形成するキャビネット前パネルを有するキャビネット
と、を備えている。上記キャビネット前パネルは、その
上記タンク前パネル側の1辺が、上記タンク前パネルの
1辺にオーバーラップ可能であり、かつ上記収納スペー
スを変更可能に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、便器本体
は、配管施工などのためにトイレ室内に所定の位置に設
置されるが、該便器本体を排便管に直接固定する施工を
するときに、便器本体の位置をトイレ室の前後へ変更し
難い施工状態になっている場合がある。こうした場合に
おいて、便器本体の後方にキャビネットを設置したとき
に、タンク前パネルとキャビネット前パネルとの間に間
隙や、キャビネットの後部とトイレ室の前壁面との間に
間隙が生じて、意匠性を損なうという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、異なった長さの間口のトイレ室に簡単に
設置することができるとともに、タンク前パネルとキャ
ビネットのキャビネット前パネルとの間に隙間を生じる
ことがなく、意匠性に優れたトイレ収納体を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するためになされた第1の発明は、便器本
体の後方に設置され、洗浄水を貯留する洗浄水タンクを
収納するトイレ用収納体において、上記便器本体の後方
に立設して配置され、上記洗浄水タンクを設置するため
のタンク設置スペースを形成するタンク前パネルと、こ
のタンク前パネルの側方に立設して配置されるととも
に、上記タンク設置スペースに接した収納スペースを形
成するキャビネット前パネルを有し、該キャビネット前
パネルの上記タンク前パネル側の1辺が、上記タンク前
パネルの1辺にオーバーラップ可能であり、かつ上記収
納スペースを変更可能に配置されているキャビネット
と、を備え、上記タンク前パネルは、便器本体に対して
位置決めするための位置決め部を有する中央パネル部
と、該中央パネル部の側端部でありかつ上記キャビネッ
ト前パネルに重なり合う側縁部に形成されると共に上記
キャビネット前パネル側に接触する方向へ折曲または移
動可能に設けられた接触部と、を有することを特徴とす
る。
【0006】第1の発明にかかるトイレ用収納体は、便
器本体の後方に配置されて洗浄水タンクを収納して、該
洗浄水タンクを便器本体側から隠している。すなわち、
トイレ用収納体は、タンク前パネル及びキャビネットを
備えている。タンク前パネルは、便器本体の後方に立設
配置されて、洗浄水タンクを設置するためのタンク設置
スペースを形成する。また、このタンク前パネルの側方
には、キャビネット前パネルが配置される。このキャビ
ネット前パネルは、上記タンク設置スペースに接した収
納スペースを形成する。この収納スペースには、トイレ
ットペーパなどの便器の使用に供する物が収納できる。
【0007】上記キャビネット前パネルにおけるタンク
前パネル側の1辺は、タンク前パネルの1辺にオーバー
ラップ可能に配置されている。この構成により、キャビ
ネット前パネルとタンク前パネルの両辺がオーバーラッ
プする幅を変更することにより、収納スペースの大きさ
及び、その間口の幅を変更することができる。したがっ
て、間口の幅に対応してトイレ用収納体の幅を変更する
ことができる。
【0008】また、タンク前パネルは、中央パネル部を
備えており、中央パネル部に設けられた位置決め部を介
して便器本体に位置決めされる。さらに、中央パネル部
の両側でありかつキャビネット前パネルに重なり合う側
縁部には、接触部が設けられている。この接触部は、キ
ャビネット前パネル側に接触する方向へ折曲または移動
可能であり、タンク前パネルとキャビネット前パネルと
の隙間をなくすことから、意匠性を向上させることがで
きる。
【0009】なお、本発明にかかるキャビネットは、そ
の設置位置の許容範囲が小さい便器本体を用いる場合に
特に有効であり、たとえば、上記トイレ室内に施工され
た排便管に直結する排出口を備えている便器本体に好適
に適用できる。
【0010】また、タンク前パネルの接触部をキャビネ
ット前パネル側へ接触させるための好適な構成として、
上記接触部を上記中央パネル部より軟質のゴム材料から
形成する態様をとることができ、または、上記中央パネ
ル部の後端部に回動可能に取り付けられているヒンジを
介して連結する態様をとることができる。
【0011】第2の発明は、便器本体の後方に設置さ
れ、洗浄水を貯留する洗浄水タンクを収納するトイレ用
収納体において、上記便器本体の後方に立設して配置さ
れ、上記洗浄水タンクを設置するためのタンク設置スペ
ースを形成するタンク前パネルと、このタンク前パネル
の側方に立設して配置されるとともに、上記タンク設置
スペースに接した収納スペースを形成するキャビネット
前パネルを有し、該キャビネット前パネルの上記タンク
前パネル側の1辺が、上記タンク前パネルの1辺にオー
バーラップ可能であり、かつ上記収納スペースを変更可
能に配置されているキャビネットと、を備え、上記キャ
ビネットは、上記収納スペースの上部を覆う天板部と、
該天板部のトイレ室の奥壁面側でありかつトイレ室の奥
壁面へ接触する方向へ折曲または移動可能に設けられた
接触部と、を有することを特徴とする。
【0012】第2の発明にかかるキャビネットは、収納
スペースを覆う天板部を備えており、この天板部のトイ
レ室の奥壁面側に接触部が形成されている。この接触部
は、トイレ室の奥壁面に折曲または移動可能に設けら
れ、つまり天板部の後端部とトイレ室の奥壁面との間に
間隙があっても、この間隙をなくすように折曲または移
動する。したがって、タンク前パネルとキャビネット前
パネルとを密着させるようにキャビネットを設置して
も、キャビネットの天板部とトイレ室の奥壁面との間に
間隙を生じることがなく、意匠性を損なうこともない。
【0013】第3の発明は、便器本体の後部に設けられ
た連結部と、該連結部と一体に設けられかつ洗浄水タン
クを載置する載置部とを有する便器本体の後方に設置さ
れ、洗浄水を貯留する洗浄水タンクを収納するトイレ用
収納体において、上記便器本体の後方に立設して配置さ
れ、上記洗浄水タンクを設置するためのタンク設置スペ
ースを形成するとともに、上記便器本体の連結部を、便
器本体側から上記タンク設置スペース側へ貫通させるた
めの収納切欠部を有するタンク前パネルと、このタンク
前パネルの側方に立設して配置されるとともに、上記タ
ンク設置スペースに接した収納スペースを形成するキャ
ビネット前パネルを有し、該キャビネット前パネルの上
記タンク前パネル側の1辺が、上記タンク前パネルの1
辺にオーバーラップ可能であり、かつ上記収納スペース
を変更可能に配置されているキャビネットと、上記便器
本体の後部に位置決めされる位置決め部を有する前板部
と、上記タンク前パネルの収納切欠部に挿脱可能に設け
られると共に該収納切欠部と間隙を生じないように設け
られた側面部とを有する可動化粧板と、を備えたことを
特徴とする。
【0014】第3の発明にかかるトイレ用収納体では、
便器本体の後部の連結部を介して設けられたタンク載置
部に洗浄水タンクが設置され、さらにタンク前パネルに
より洗浄水タンクが便器本体側から隠される。また、便
器本体の後部の連結部には、可動化粧板の位置決め部が
位置決めされることにより、便器本体の後部に可動化粧
板が取り付けられる。可動化粧板は、前板部の周縁部に
側面部を備え、タンク前パネルの収納切欠部に挿入可能
に設けられている。すなわち、可動化粧板は、タンク前
パネルの収納切欠部に挿入されると、該収納切欠部と側
面部との間で隙間をなくした状態にて、可動化粧板の位
置を調節できる。したがって、タンク前パネルとキャビ
ネット前パネルとの間は、オーバーラップさせた状態で
密着させることにより間隙をなくすことができ、さらに
タンク前パネルと便器本体の後部との間は、可動化粧板
を介してその間隙をなくすことができる。よって、タン
ク前パネルとキャビネット、あるいは可動化粧板との間
に間隙が生ぜず、意匠性に優れている。
【0015】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態にかかるトイ
レ用収納体を設置したトイレ室内を示す斜視図、図2は
図1の2−2線に沿った断面図である。図1及び図2に
おいて、洋式便器10は、ボール部11を有する便器本
体12上に便座13及び便蓋14を備えており、トイレ
室内のほぼ中央に設置されている。この洋式便器10の
後部であり、つまりトイレ室内の奥側には、トイレ用収
納ボックス40が設けられている。
【0017】トイレ用収納ボックス40は、内部に洗浄
水タンク20(図2)や配管を配置するとともにトイレ
ットペーパなどを収納するものであり、洋式便器10の
後部に立設配置された前面パネル50と、前面パネル5
0(タンク前パネル)の左右両側に配置された右キャビ
ネット60R及び左キャビネット60Lと、手洗カウン
タ80とを備えている。
【0018】図3は便器本体12を示す断面図、図4は
便器本体12の平面図である。図3及び図4に示すよう
に、便器本体12のボール部11には、トラップ排水管
11aが接続されている。このトラップ排水管11a
は、S字形の形状で垂直方向に向けた排出口11bを有
しており、床面TFに施工された排便管31に接続され
ている。トラップ排水管11aは、排便管31に連結管
31a及びシール部材31bを介して接続されている。
すなわち、排便管31の開口に、連結管31aを嵌合さ
せ、さらに連結管31aの上部にシール部材31bを載
置する。このシール部材31bにトラップ排水管11a
の排出口11bを嵌合することにより、トラップ排水管
11aは、排便管31に接続されている。
【0019】図5は洗浄水タンク20や前面パネル50
を設置する前における便器本体12の後部付近を示す斜
視図である。便器本体12の後部には、2点鎖線で示す
洗浄水タンク20を固定するためのタンク取付部15が
一体に形成されている。
【0020】図6は図5のタンク取付部15の付近の拡
大図である。タンク取付部15は、その上面にタンク載
置部15aを有する支持基部15bと、この支持基部1
5bと便器本体12とを連結する連結部15cとを備え
ている。上記タンク載置部15aは、洗浄水タンク20
を載置する部位であり、その両側にフランジ部15d,
15dを備えている。フランジ部15d,15dには、
ボルト(図示省略)により洗浄水タンク20を固定する
ための取付穴15e,15eが穿設されている。また、
上記連結部15cの両側には、挿入スペース15f,1
5fが形成されている。この挿入スペース15f,15
fは、フランジ部15d,15dと便器本体12の後部
との間に形成されており、上記前面パネル50を挿入す
るための間隙である。また、タンク載置部15a及び支
持基部15bには、洗浄水タンク20の洗浄水をボール
部11(図1参照)に導くための通水孔15gが形成さ
れている。
【0021】図2に戻り、前面パネル50は、便器本体
12の後部に設置される化粧板であり、洗浄水タンク2
0を設置するためのタンク設置スペース50Sを形成し
ている。また、前面パネル50は、硬質の樹脂(AB
S)から形成された中央パネル部50aと、該中央パネ
ル部50aの両側に一体に形成した接触部50bと、を
備えている。上記中央パネル部50aの下部中央には、
挿入用切欠き52が形成されている。この挿入用切欠き
52は、タンク取付部15の連結部15cの上方から挿
入されるように形成されており、その側縁部52a,5
2aにより連結部15cの両側を挟持する。また、前面
パネル50は、挿入スペース15f,15fに挿入され
たときに、その間隙w1よりわずか薄い板厚t1に形成
されている。
【0022】一方、前面パネル50の接触部50bは、
側縁部に沿って所定幅に形成され、側端部に向かうにし
たがって厚みが薄くなる翼形状になっており、軟質のゴ
ム(EPDM)などから形成されている。この接触部5
0bは、中央パネル部50aの硬質材料を射出するとほ
ぼ同時に、軟質のゴム材料を射出する射出成形法により
形成することができる。この接触部50bを軟質材料か
ら形成することにより、右及び左キャビネット60R,
60Lの前板部61R,61L側へ折曲可能になってい
る。
【0023】なお、便器本体12の後部には、該便器本
体12の上面より後方に向けてせり上がっている傾斜部
15hが形成されており、この傾斜部15hは、挿入用
切欠き52の上縁部52bを隠すように形成されてい
る。
【0024】また、図1に示すように、前面パネル50
の両側には、右キャビネット60R及び左キャビネット
60Lがそれぞれ配置されている。
【0025】図7は右キャビネット60Rを示す斜視
図、図8は図7の8−8線に沿った断面図である。右キ
ャビネット60Rは、前板部61R(キャビネット前パ
ネル)と、天板部62Rと、側板部63Rとを備え、こ
れらにより収納スペース60RSが形成されている。ま
た、収納スペース60RSは、タンク設置スペース50
S(図2参照)側が開放されており、上収納棚65及び
下収納棚66を上下に配置している。
【0026】上収納棚65は、収納スペース65aを有
し、前面を上扉65bで開閉自在になっており、その背
板部65cがトイレ室の奥壁面TWa(図8)に当たる
ように天板部62Rの奥行きと同じ長さになっている。
一方、下収納棚66は、上収納棚65と同様に、収納ス
ペース66aを有し、前面を下扉66bで開閉自在にな
っており、その背板部66cが天板部62Rの奥行きと
同じ長さになっている。上記右キャビネット60Rは、
背板部65c,66cでトイレ室の奥壁面TWaに固定
ねじ67a,67bでねじ止め固定されている。
【0027】一方、図9の斜視図に示すように、左キャ
ビネット60Lは、前板部61L(キャビネット前パネ
ル)と、天板部62Lと、側板部63Lとを備え、内部
に収納スペース60LS(図2参照)が形成されてい
る。収納スペース60LSは、図2に示すトイレ洗浄具
などを収納するスペースであり、前板部61Lに設けた
開閉扉68を開くことにより洋式便器10側に開放され
るようになっている。上記左キャビネット60Lは、天
板部62Lの内面とトイレ室の奥壁面TWaとの間に介
在するL字形取付金具69aと、側板部63Lの内面と
トイレ室の奥壁面TWaとの間に介在するL字形取付金
具69bにより奥壁面TWaにねじ止め固定されてい
る。
【0028】また、図2の要部である図10に示すよう
に、右及び左キャビネット60R,60Lの前板部61
R,61Lは、前面パネル50に対してオーバーラップ
可能なように、つまり、その前内側縁部61Ra,61
Laが、前面パネル50の右側縁部53c及び左側縁部
53dにそれぞれオーバーラップするように前面パネル
50に対して奥側に配置されている。この構成におい
て、右及び左キャビネット60R,60Lは、それ自体
が独立しているので、図11に示すように、右及び左キ
ャビネット60R,60Lの設置位置を変更することに
より、上記オーバーラップしている長さをL1からL2
に変えることができる。
【0029】さらに、図1に戻り、前面パネル50の上
部には、手洗カウンタ80が設置されている。手洗カウ
ンタ80は、右及び左キャビネット60R,60Lの内
側にわたって設置されている。この手洗カウンタ80
は、給水管30(図2)に分岐接続された手洗カラン8
1と、この手洗カラン81から吐出した洗浄水を受ける
手洗シンク82とを備えている。
【0030】次に、洋式便器10及びトイレ用収納ボッ
クス40をトイレ室に設置する施工作業について説明す
る。図12はトイレ室の床面TFを見た図であり、その
コーナーに給水管30が施工されている。まず、床面T
Fに型紙Shを敷設した後に、床面TFの所定位置に前
部固定片18a及び後部固定片18bを固定ビス18c
及び座金18dを用いてそれぞれ固定する。
【0031】続いて、図3に示す排便管31の開口に、
連結管31a及びシール部材31bを装着し、この状態
にて、便器本体12のトラップ排水管11aの排出口1
1bをシール部材31bに位置あわせして、トラップ排
水管11aを排便管31に接続するとともに便器本体1
2を床面TFに載置する。
【0032】次に、便器本体12のタンク取付部15に
洗浄水タンク20を取り付ける。図13は洗浄水タンク
20を取り付ける前の状態を示す。すなわち、洗浄水タ
ンク20の下部のボルト22dを取付穴15e,15e
に挿入するとともに、給水口23を通水孔15gに挿入
して、洗浄水タンク20の下面をタンク載置部15aに
載置する。その後、三角パッキン22a、座金22b及
びナット22cを用いてボルト22dに締結する。これ
により、洗浄水タンク20がタンク取付部15に固定さ
れる。続いて、給水管30(図2参照)に連結管(図示
省略)を介して洗浄水タンク20内のボールタップ(図
示省略)に接続する。
【0033】続いて、右及び左キャビネット60R,6
0Lを設置する。図14は右及び左キャビネット60
R,60Lを設置する前の状態を示す斜視図である。図
14及び図8に示すように、右キャビネット60Rは、
天板部62R及び側板部63Rの奥側の1辺及び背板部
65c,66cをトイレ室の奥壁面TWaに押しつけ
る。この状態にて、収納スペース65aから、固定ねじ
67aを取付穴65dに通して背板部65cを奥壁面T
Waに固定する。同様に、収納スペース66aから、固
定ねじ67aを取付穴66dに通して奥壁面TWaに背
板部66cを固定する。これにより、右キャビネット6
0Rがトイレ室に設置される。
【0034】一方、図14及び図9に示すように、左キ
ャビネット60Lは、L字形取付金具69aの一片を天
板部62Lに押し当てるとともにその他片を奥壁面TW
aに押し当てて取付ねじ69cで固定する。また、L字
形取付金具69bの一片を側板部63Lの内面に押し当
てるとともに他片を奥壁面TWaに押し当てて取付ねじ
69dで固定する。このとき、開閉扉68を開いてその
スペースを利用すれば、容易にねじ止め作業を行なうこ
とができる。これにより、左キャビネット60Lがトイ
レ室に設置される。
【0035】続いて、図15に示すように、前面パネル
50を便器本体12の後部に取り付けるが、その前の作
業として、前面パネル50に洗浄水タンク20の付属部
品の取り付ける。すなわち、図16に示すように、前面
パネル50のパネル裏面51bにタンク固定金具24を
ビス24aで固定するとともに、図17に示すように、
前面パネル50のパネル表面51a側からレバーハンド
ル25のスピンドル25aを角穴54に挿入し、そして
レバーハンドル25をパッキン25b及びナット25c
で角穴54に固定する。
【0036】そして、この状態にて、前面パネル50を
便器本体12の後部に取り付ける。すなわち、図5に示
すように前面パネル50を便器本体12の後部と洗浄水
タンク20との間に差し込む。このとき、図18に示す
ように、タンク固定金具24により洗浄水タンク20の
上端部を固定する。
【0037】また、前面パネル50の取り付けにあたっ
ては、図5及び図19に示すように挿入用切欠き52を
タンク取付部15の連結部15cに位置合わせし、さら
に、前面パネル50が右キャビネット60Rの前板部6
1R及び左キャビネット60Lの前板部61Lより手前
であり、しかもオーバーラップするように位置合わせし
て、前面パネル50を差し込む。これにより、前面パネ
ル50は、挿入スペース15f,15f内に挿入される
とともに、挿入用切欠き52が連結部15cを跨いで、
便器本体12の後部に取り付けられる。
【0038】このとき、前面パネル50の接触部50b
は、軟質のゴム材料から形成されているので、右キャビ
ネット60Rの前板部61R及び左キャビネット60L
の前板部61L側へ移動可能であり、それらの間隙をな
すように密着する。
【0039】そして、図20に示すように、便器本体1
2の下部に固定ビス70a,70aを用いて前部固定片
18a及び後部固定片18bに固定することにより、便
器本体12が床面TFに固定され、さらに化粧キャップ
71a,71aを被せる。
【0040】続いて、洗浄水タンク20の付属部品、つ
まりレバーハンドル25にフロート弁などを設置した後
に、手洗カウンタ80の設置及びその配管接続や、便座
13や便蓋14などの設置などの作業を行なうことによ
り、洋式便器10及びトイレ用収納ボックス40の施工
が終了する。
【0041】上記トイレ用収納ボックス40は、便器本
体12の後部に配置されて洗浄水タンク20を収納し
て、該洗浄水タンク20を便器本体12側から隠してい
る。つまり、洗浄水タンク20やその配管などがトイレ
用収納ボックス40に収納されているから優れたデザイ
ンとすることができる。しかも、右キャビネット60R
の上及び下収納棚65,66には、トイレットペーパな
どを収納できるから、トイレ室内の整理も容易である。
また、左キャビネット60Lには、開閉扉68が設けら
れており、この開閉扉68を開ければ、配管や水漏れな
どの点検も容易である。
【0042】また、図10及び図11に示すように、右
及び左キャビネット60R,60Lは、間口方向の設置
位置を変更することができ、つまり、前面パネル50に
おける右側縁部53c及び左側縁部53dに、前内側縁
部61Ra及び前内側縁部61Laにオーバーラップさ
せる幅をL1またはL2へと変更することができる。
【0043】図3に示すように、上記便器本体12は、
トラップ排水管11aを、床面TFの排便管31に直結
する床排水タイプであり、割型が少なく、生産コストを
下げることができるが、排便管31の取付位置の変更が
できないために右及び左キャビネット60R,60Lを
トイレ室の奥壁面に密着させて設置すると、前面パネル
50と右及び左キャビネット60R,60Lの前板部6
1R,61Lとの間に間隙が生じる場合がある。しか
し、前面パネル50の中央パネル部50aの両側に設け
た接触部50bは、前板部61R,61L側へ接触し
て、タンク前パネルとキャビネット前パネルとの隙間を
なくすことから、意匠性を向上させることができる。
【0044】また、前面パネル50の中央パネル部50
aは、硬質樹脂により形成されて厚板になっているの
で、全てを軟質材料で形成した場合のように波打った表
面にならず、意匠性に優れている。
【0045】図21は第2の実施の形態にかかる右キャ
ビネット160Rの付近を示す斜視図、図22は右キャ
ビネット160Rをトイレ室の側壁面TWbにボルトで
固定設置した状態を示す断面図である。図21及び図2
2に示すように、右キャビネット160Rは、硬質の樹
脂から形成された天板部162Rを備えており、この天
板部162Rの後端部側、つまりトイレ室の奥壁面TW
a側に接触部162Raが形成されている。この接触部
162Raは、トイレ室の奥壁面TWaの方向へ向かっ
て折曲可能なゴム材料から形成され、天板部162Rの
後端部とトイレ室の奥壁面TWaとの間隙Lsを隠すよ
うに傾斜して折曲する。したがって、図22に示すよう
に、前面パネル(図示省略)と右キャビネット160R
の前板部161Rとを密着させるように、右キャビネッ
ト160Rをトイレ室の側壁面TWbに固定した状態で
設置しても天板部162Rとトイレ室の奥壁面との間隙
Lsが便器側から見えないから、意匠性を損なうことが
ない。
【0046】図23は第3の実施の形態にかかるトイレ
用収納ボックス240を示す斜視図、図24はトイレ用
収納ボックス240の分解斜視図である。図23及び図
24において、右及び左キャビネット260R,260
Lの前板部261R,261Lの間には、該前板部26
1R,261Lにオーバーラップ可能な前面パネル25
0が設けられている。この前面パネル250により、洗
浄水タンクを便器本体12側から隠す。前面パネル25
0には、収納切欠部250aが形成されており、この収
納切欠部250aに可動化粧板255が挿入されてい
る。可動化粧板255は、前板部256と、前板部25
6の両側及び上部に一体に設けられた側面部257とを
備えている。前板部256には、便器本体12の連結部
(図5参照)に位置決めされる挿入用切欠き256aが
形成されている。挿入用切欠き256aを、便器本体1
2の後部の連結部に位置決めすることにより、便器本体
12の後部に可動化粧板255が取り付けられる。
【0047】また、上記側面部257は、前面パネル2
50の収納切欠部250aに嵌合するように設けられて
おり、つまり収納切欠部250aとの間で間隙を生じな
いように設けられている。すなわち、可動化粧板255
は、前面パネル250の収納切欠部250aに挿入され
ると、該収納切欠部250aと側面部257との間で隙
間をなくした状態にて、その位置を便器本体12と一体
に調節できる。したがって、前面パネル250と前板部
261R,261Lとの間は、オーバーラップさせた状
態で密着させることにより間隙をなくすことができ、こ
の状態にて、前面パネル250と便器本体12との間
は、便器本体12の取付位置が異なっても可動化粧板2
55の側面部257の前面パネル250からの突出長さ
が変わるだけで、その間隙をなくすことができる。よっ
て、トイレ用収納ボックス240の周辺に間隙が生ぜ
ず、意匠性に優れている。
【0048】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0049】(1) 上記実施の形態では、床排水タイ
プの洋式便器、つまり床に向けて開口する配水管を備え
た洋式便器について説明したが、これに限らず、便器の
配置のために小さな誤差しか許容できないタイプの便器
であれば、いわゆる壁排水タイプの便器であっても好適
に適用することができる。
【0050】(2) 第1の実施の形態では、前面パネ
ル50と右及び左キャビネット60R,60Lとの間隙
をなくす手段として、前面パネル50の接触部50bを
ゴムなどで形成したが、図25に示す手段を付加しても
よい。図25は前面パネル50と右キャビネットの前板
部61Rとの接触部付近を示す斜視図である。前面パネ
ル50の接触部50bと、右キャビネット60Rの前板
部61Rとが接触する部分の上部には、連結金具58で
連結する。これにより一層、それらの間の隙間をなくす
ことができる。なお、連結金具58の他に、両面テープ
で接着する手段や、接触部と前板部に、互いに係合する
突起と該突起に係合する凹所とにより前面パネル50と
前板部61Rとを連結する手段をとってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるトイレ用収納体
を設置したトイレ室内を示す斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】便器本体12を示す断面図である。
【図4】便器本体12の平面図である。
【図5】洗浄水タンク20や前面パネル50を設置する
前における便器本体12の後部付近を示す斜視図であ
る。
【図6】図5のタンク取付部15の付近の拡大図であ
る。
【図7】右キャビネット60Rを示す斜視図である。
【図8】図7の8−8線に沿った断面図である。
【図9】左キャビネット60Lを示す斜視図である。
【図10】右及び左キャビネット60R,60Lを設置
した状態を説明する説明図である。
【図11】図10より間口の広いトイレ室に右及び左キ
ャビネット60R,60Lを設置した状態を説明する説
明図である。
【図12】トイレ室の床面TFを見た図である。
【図13】洗浄水タンク20を取り付ける前の状態を示
す。
【図14】右及び左キャビネット60R,60Lを設置
する前の状態を示す斜視図である。
【図15】前面パネル50を便器本体12の後部に取り
付け作業を説明する説明図である。
【図16】前面パネル50のパネル裏面51bにタンク
固定金具24を取り付ける作業を説明する説明図であ
る。
【図17】前面パネル50のパネル表面51aにレバー
ハンドル25を取り付ける作業を説明する説明図であ
る。
【図18】タンク固定金具24により洗浄水タンク20
の上端部を固定する作業を説明する説明図である。
【図19】右キャビネット60Rをトイレ室に設置した
状態を示す平面図である。
【図20】便器本体12を床面TFに固定する作業を説
明する説明図である。
【図21】第2の実施の形態にかかる右キャビネット1
60Rの付近を示す斜視図である。
【図22】右キャビネット160Rをトイレ室の側壁面
TWbにボルトで固定設置した状態を示す断面図であ
る。
【図23】第3の実施の形態にかかるトイレ用収納ボッ
クス240を示す斜視図である。
【図24】トイレ用収納ボックス240の分解斜視図で
ある。
【図25】前面パネル50と右キャビネットの前板部6
1Rとの取付部の付近の他の実施の形態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10…洋式便器 11…ボール部 11a…トラップ排水管 11b…排出口 12…便器本体 13…便座 14…便蓋 15…タンク取付部 15a…タンク載置部 15b…支持基部 15c…連結部 15d…フランジ部 15e…取付穴 15f…挿入スペース 15g…通水孔 15h…傾斜部 18a…前部固定片 18b…後部固定片 18c…固定ビス 18d…座金 20…洗浄水タンク 22a…三角パッキン 22b…座金 22c…ナット 22d…ボルト 23…給水口 24…タンク固定金具 24a…ビス 25…レバーハンドル 25a…スピンドル 25b…パッキン 25c…ナット 30…給水管 31…排便管 31a…連結管 31b…シール部材 40…トイレ用収納ボックス 50…前面パネル 50S…タンク設置スペース 50a…中央パネル部 50b…接触部 51b…パネル裏面 51a…パネル表面 52…挿入用切欠き 52a…側縁部 52b…上縁部 53c…右側縁部 53d…左側縁部 54…角穴 58…連結金具 60R…右キャビネット 60L…左キャビネット 60RS…収納スペース 60LS…収納スペース 61R,61L…前板部 61Ra,61La…前内側縁部 61R…前板部 62R…天板部 62L…天板部 63R…側板部 63L…側板部 65…上収納棚 65a…収納スペース 65b…上扉 65c,66c…背板部 65d…取付穴 66…下収納棚 66a…収納スペース 66b…下扉 66c…背板部 66d…取付穴 67a,67b…固定ねじ 68…開閉扉 69c…取付ねじ 69d…取付ねじ 70a…固定ビス 71a…化粧キャップ 80…手洗カウンタ 81…手洗カラン 82…手洗シンク 160R…右キャビネット 161R…前板部 162R…天板部 162Ra…接触部 240…トイレ用収納ボックス 250…前面パネル 250a…収納切欠部 255…可動化粧板 256…前板部 256a…挿入用切欠き 257…側面部 260R,260L…左キャビネット 261R,261L…前板部 TF…床面 TWa…奥壁面 TWb…側壁面 Sh…型紙 Ls…間隙

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器本体の後方に設置され、洗浄水を貯
    留する洗浄水タンクを収納するトイレ用収納体におい
    て、 上記便器本体の後方に立設して配置され、上記洗浄水タ
    ンクを設置するためのタンク設置スペースを形成するタ
    ンク前パネルと、 このタンク前パネルの側方に立設して配置されるととも
    に、上記タンク設置スペースに接した収納スペースを形
    成するキャビネット前パネルを有し、該キャビネット前
    パネルの上記タンク前パネル側の1辺が、上記タンク前
    パネルの1辺にオーバーラップ可能であり、かつ上記収
    納スペースを変更可能に配置されているキャビネット
    と、 を備え、 上記タンク前パネルは、 便器本体に対して位置決めするための位置決め部を有す
    る中央パネル部と、 該中央パネル部の側端部でありかつ上記キャビネット前
    パネルに重なり合う側縁部に形成されると共に上記キャ
    ビネット前パネル側に接触する方向へ折曲または移動可
    能に設けられた接触部と、 を有することを特徴とするトイレ用収納体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記便器本体は、該便器本体の下方へ向けて開口すると
    ともに上記トイレ室内に施工された排便管に直結する排
    出口を備えているトイレ用収納体。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 上記接触部は、中央パネル部より軟質の材料により形成
    されることで上記キャビネット前パネル側へ弾性変形可
    能に構成されているトイレ用収納体。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記中央パネル部は硬質の樹脂材料から形成され、上記
    接触部は上記中央パネル部より軟質のゴム材料から形成
    されているトイレ用収納体。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2において、 上記接触部は、上記中央パネル部の後端部に回動可能に
    取り付けられているヒンジを介して連結されているトイ
    レ用収納体。
  6. 【請求項6】 便器本体の後方に設置され、洗浄水を貯
    留する洗浄水タンクを収納するトイレ用収納体におい
    て、 上記便器本体の後方に立設して配置され、上記洗浄水タ
    ンクを設置するためのタンク設置スペースを形成するタ
    ンク前パネルと、 このタンク前パネルの側方に立設して配置されるととも
    に、上記タンク設置スペースに接した収納スペースを形
    成するキャビネット前パネルを有し、該キャビネット前
    パネルの上記タンク前パネル側の1辺が、上記タンク前
    パネルの1辺にオーバーラップ可能であり、かつ上記収
    納スペースを変更可能に配置されているキャビネット
    と、 を備え、 上記キャビネットは、 上記収納スペースの上部を覆う天板部と、 該天板部のトイレ室の奥壁面側でありかつトイレ室の奥
    壁面へ接触する方向へ折曲または移動可能に設けられた
    接触部と、 を有することを特徴とするトイレ用収納体。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記接触部は、上記天板部より軟質の材料であって上記
    トイレ室の奥壁面側へ弾性変形可能に形成されているト
    イレ用収納体。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記天板部は硬質の樹脂材料から形成され、接触部は上
    記天板部より軟質のゴム材料から形成されているトイレ
    用収納体。
  9. 【請求項9】 請求項6において、 上記接触部は、上記天板部の後端部に回動可能に取り付
    けられているヒンジを介して連結されているトイレ用収
    納体。
  10. 【請求項10】 請求項6ないし請求項9のいずれかに
    おいて、 上記キャビネットは、トイレ室の側壁に対向する面に配
    置される側方パネルを有し、該側方パネルをトイレ室の
    側壁に固定したトイレ用収納体。
  11. 【請求項11】 便器本体の後部に設けられた連結部
    と、該連結部と一体に設けられかつ洗浄水タンクを載置
    する載置部とを有する便器本体の後方に設置され、洗浄
    水を貯留する洗浄水タンクを収納するトイレ用収納体に
    おいて、 上記便器本体の後方に立設して配置され、上記洗浄水タ
    ンクを設置するためのタンク設置スペースを形成すると
    ともに、上記便器本体の連結部を、便器本体側から上記
    タンク設置スペース側へ貫通させるための収納切欠部を
    有するタンク前パネルと、 このタンク前パネルの側方に立設して配置されるととも
    に、上記タンク設置スペースに接した収納スペースを形
    成するキャビネット前パネルを有し、該キャビネット前
    パネルの上記タンク前パネル側の1辺が、上記タンク前
    パネルの1辺にオーバーラップ可能であり、かつ上記収
    納スペースを変更可能に配置されているキャビネット
    と、 上記便器本体の後部に位置決めされる位置決め部を有す
    る前板部と、上記タンク前パネルの収納切欠部に挿脱可
    能に設けられると共に該収納切欠部と間隙を生じないよ
    うに設けられた側面部とを有する可動化粧板と、 を備えたことを特徴とするトイレ用収納体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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