JPH11310303A - 複数階に跨る搬送及び保管装置 - Google Patents

複数階に跨る搬送及び保管装置

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JPH11310303A
JPH11310303A JP13273598A JP13273598A JPH11310303A JP H11310303 A JPH11310303 A JP H11310303A JP 13273598 A JP13273598 A JP 13273598A JP 13273598 A JP13273598 A JP 13273598A JP H11310303 A JPH11310303 A JP H11310303A
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JP13273598A
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English (en)
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Masaharu Otani
正治 大谷
Teruo Urasaki
輝夫 浦崎
Atsushi Nagaoka
淳 永岡
Hidetoshi Takeda
英敏 竹田
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Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Sharp Corp
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Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産エリアを複数階に亘って配置するように
した製造工場において、被搬送物をある生産エリアから
他の生産エリアに効率的に搬送することができるととも
に、各階の生産エリアにおいて保管庫を共用することが
できるようにした複数階に跨る搬送及び保管装置を提供
すること。 【解決手段】 複数階1F,2Fにそれぞれ複数の生産
エリアAを配置するとともに、各階1F,2Fの生産エ
リアAを結ぶように搬送路Rを設け、この搬送路Rを走
行する搬送台車4によって被搬送物Wを搬送するように
するとともに、生産エリアAを配置した複数階2Fの床
Fを貫通して複数階1F,2Fに跨って多段の保管棚1
を備えた保管庫Bを配設し、各保管庫Bに沿って上下方
向に走行し、最上段の保管棚1uから最下段の保管棚1
dまで被搬送物Wの移載を可能とするように移載機3を
備えたスタッカークレーン2を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶、半導体その
他の製造工場において、液晶、半導体等を収容したカセ
ットボックス等の被搬送物(本明細書において、単に、
「被搬送物」という。)を搬送及び保管するための装置
に関し、特に、生産エリアを複数階に亘って配置するよ
うにした製造工場において、被搬送物を、ある生産エリ
アから他の生産エリアに搬送したり、一時的に保管する
ために用いられる複数階に跨る搬送及び保管装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶、半導体その他の製造工場に
おいては、被搬送物を、その生産工程に合わせて、ある
生産エリアから他の生産エリアに搬送台車を用いて搬送
したり、ある生産エリアの能力以上に供給された被搬送
物を、保管庫を設けて、一時的に保管するようにしてい
る。
【0003】ところで、近年、液晶、半導体その他の製
造工場においても、工場建屋の有効利用の観点から、生
産エリアを複数階に亘って配置するようにした製造工場
が実用化されてきているが、この場合にも、従来の製造
工場と同様に、各階の生産エリアを結ぶように搬送路を
設け、搬送路を走行する搬送台車によって被搬送物を搬
送するとともに、ある生産エリアの能力以上に供給され
た被搬送物を、各階毎に保管棚を備えた保管庫を設け、
被搬送物の移載を行うスタッカークレーンを設置するこ
とにより、一時的に保管することができるようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに生産エリアを複数階に亘って配置するようにした場
合には、被搬送物を上下階間で搬送することが必須とな
るが、従来は、これをエレベータを用いて行うようにし
ていた。
【0005】このように、被搬送物の上下階間の搬送を
エレベータを用いて行うようにした場合、搬送効率が著
しく低下するという問題があった。また、各階毎に保管
棚を備えた保管庫を設けるとともに、被搬送物の移載を
行うスタッカークレーンを設置する必要があるため、設
備コストが上昇するという問題があり、さらに、各階毎
に保管庫を設けた場合、保管庫の共用化が困難となるた
め、保管庫の専有面積が増大し、工場建屋の有効利用と
いうそもそもの目的に反することになるという問題があ
った。
【0006】本発明は、上記従来の搬送及び保管設備の
有する問題点に鑑み、生産エリアを複数階に亘って配置
するようにした製造工場において、被搬送物をある生産
エリアから他の生産エリアに効率的に搬送することがで
きるとともに、各階の生産エリアにおいて保管庫を共用
することができるようにした複数階に跨る搬送及び保管
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の複数階に跨る搬送及び保管装置は、複数階
に生産エリアを配置するとともに、各階の生産エリアを
結ぶように搬送路を設け、該搬送路を走行する搬送台車
によって被搬送物を搬送するようにするとともに、生産
エリアを配置した複数階の床を貫通して複数階に跨って
多段の保管棚を備えた保管庫を設け、該保管庫に沿って
走行し、最上段の保管棚から最下段の保管棚まで被搬送
物の移載を可能としたスタッカークレーンを設置したこ
とを特徴とする。
【0008】この複数階に跨る搬送及び保管装置は、生
産エリアを配置した複数階の床を貫通して複数階に跨っ
て多段の保管棚を備えた保管庫を設け、該保管庫に沿っ
て走行し、最上段の保管棚から最下段の保管棚まで被搬
送物の移載を可能としたスタッカークレーンを設置する
ことにより、生産エリアを複数階に亘って配置するよう
にした製造工場において、従来のようにエレベータを用
いることなく、被搬送物をある生産エリアから他の生産
エリアに効率的に搬送することができるとともに、保管
庫を各階の生産エリアにおいて共用することができ、保
管庫の専有面積を低減して、工場建屋の有効利用を図る
ことができる。
【0009】この場合において、保管庫を天井を貫通し
て設けるとともに、天井階に搬送路を設け、該搬送路を
走行する搬送台車によって被搬送物を搬送するようにす
ることができる。ここで、「天井階」とは、天井裏のこ
とを意味する。
【0010】これにより、天井階を被搬送物の搬送に有
効に利用することができ、工場建屋の有効利用を図るこ
とができる。
【0011】また、保管庫に、各階の搬送路を走行する
搬送台車との間で被搬送物の受け渡しを行う受渡口を形
成するとともに、該受渡口に対応する位置に保管棚を設
けることができる。ここで、「各階の搬送路」には、天
井階に設けた搬送路を含むものとする。
【0012】これにより、搬送台車と、受渡口に対応す
る位置に設けた保管棚との間で被搬送物の受け渡しを円
滑に行うことができる。
【0013】また、保管庫の受渡口に対応する位置以外
の位置に他の保管棚を設けることができる。
【0014】これにより、保管庫の専有面積に対する保
管庫の被搬送物の保管容量を増大することができ、保管
庫の専有面積を低減して、工場建屋の有効利用を図るこ
とができる。
【0015】また、搬送台車に被搬送物の移載機を搭載
し、該移載機を用いて、搬送台車と、受渡口に対応する
位置に設けた保管棚との間で被搬送物の受け渡しを行う
ようにすることができる。
【0016】これにより、搬送台車と、受渡口に対応す
る位置に設けた保管棚との間で被搬送物の受け渡しを一
層円滑に行うことができるとともに、受渡口を多数形成
しても移載機の必要台数が増加せず、設備コストを低廉
にすることができる。
【0017】また、受渡口の近傍位置に被搬送物の移載
機を設置し、該移載機を用いて、搬送台車と、受渡口に
対応する位置に設けた保管棚との間で被搬送物の受け渡
しを行うようにすることができる。
【0018】これにより、搬送台車と、受渡口に対応す
る位置に設けた保管棚との間で被搬送物の受け渡しを一
層円滑に行うことができるとともに、搬送台車を多数設
置しても移載機の必要台数が増加せず、設備コストを低
廉にすることができ、さらに、搬送台車の重量を軽くす
ることができるため、特に、耐荷重の小さい床(天井)
にも、搬送台車の搬送路を設けることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の複数階に跨る搬送
及び保管装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に、本発明の複数階に跨る搬送及び保管装置
の一実施例を示す。
【0020】この複数階に跨る搬送及び保管装置は、複
数階(本実施例においては、1階1F及び2階2F)に
それぞれ複数の生産エリアA1,A2,A3,A4(以
下、総称する場合には、「生産エリアA」という。)を
配置するとともに、各階1F,2Fの生産エリアAを結
ぶように搬送路Rを設け、この搬送路Rを走行する搬送
台車4によって被搬送物Wを搬送するようにするととも
に、生産エリアAを配置した複数階2Fの床Fを貫通し
て複数階に跨って多段の保管棚1を備えた保管庫B1,
B2,B3,B4(以下、総称する場合には、「保管庫
B」という。)を設け、各保管庫Bに沿って上下方向に
走行し、最上段の保管棚1uから最下段の保管棚1dま
で被搬送物Wの移載を可能とするように移載機3を備え
たスタッカークレーン2を設置して構成されている。な
お、この生産エリアAの配置、保管庫Bを設ける位置及
び数等は、本実施例のものに限定されるものではなく、
生産工程等に合わせて任意に設定することができる。ま
た、本実施例においては、スタッカークレーン2に伸
縮、昇降及び旋回可能なアームを備えた移載機3を備え
ることにより、スタッカークレーン2を保管庫Bに沿っ
て上下方向にのみ走行するように構成したが、移載機3
の種類や保管庫Bの形態に応じて、例えば、本実施例に
示すスタッカークレーン2の両側に保管棚1を配設する
ことに加えて、さらに、複数列に保管棚1を配設するよ
うにした場合には、スタッカークレーン2を保管庫Bに
沿って水平方向にも走行するように構成することができ
る。
【0021】この場合において、保管庫Bを天井Fcを
貫通して設けるとともに、生産エリアAを配置した各階
1F,2Fに加えて、天井階RF、すなわち、天井裏に
も保管庫Bを結ぶように搬送路Rを設け、搬送路Rを走
行する搬送台車4によって被搬送物Wを搬送するように
構成することができ、これにより、天井階RFを被搬送
物Wの搬送に有効に利用することができるものとなる。
【0022】また、保管庫Bには、天井階を含む各階1
F,2F,RFの搬送路Rを走行する搬送台車4との間
で被搬送物Wの受け渡しを行う受渡口Boを形成すると
ともに、受渡口Boに対応する位置に保管棚1を設ける
ようにし、これにより、搬送台車4と、受渡口Boに対
応する位置に設けた保管棚1との間で被搬送物Wの受け
渡しを円滑に行うことができるようにする。この受渡口
Boは、天井階を含む各階1F,2F,RFの位置に、
少なくとも1箇所形成するようにする。
【0023】搬送台車4と、受渡口Boに対応する位置
に設けた保管棚1との間で行う被搬送物Wの受け渡し
は、搬送台車4に搭載した被搬送物Wの移載機5を用い
て行うようにしたり、あるいは、受渡口Boの近傍位置
に設置した被搬送物Wの移載機6を用いて行うことがで
きる。なお、本実施例においては、天井階RFを除く各
階1F,2Fの搬送路Rを走行する搬送台車4には、受
渡口Boを多数形成しても移載機5の必要台数が増加し
ないように、被搬送物Wの移載機5を搭載し、この移載
機5を用いて、搬送台車4と、受渡口Boに対応する位
置に設けた保管棚1との間で被搬送物Wの受け渡しを行
うようにし、一方、天井階RFの搬送路Rを走行する搬
送台車4には、搬送台車4を多数設置しても移載機6の
必要台数が増加せず、さらに、搬送台車4の重量を軽く
することができ、耐荷重の小さい床(天井Fc)にも、
搬送台車4の搬送路Rを設けることができるように、受
渡口Boの近傍位置に被搬送物Wの移載機6を設置し、
この移載機6を用いて、搬送台車4と、受渡口Boに対
応する位置に設けた保管棚1との間で被搬送物Wの受け
渡しを行うようにしている。また、このほか、スタッカ
ークレーン2に備えた移載機3を用いて、搬送台車4
と、受渡口Boに対応する位置に設けた保管棚1との間
で被搬送物Wの受け渡しを行うように構成することもで
きる。
【0024】また、保管庫Bの保管棚1は、受渡口Bo
に対応する位置に設けるほか、それ以外の任意の位置に
設けることができ、搬送台車4から、移載機3,5,6
を用いて受渡口Boに対応する位置に設けた保管棚1に
載置された被搬送物Wを、保管庫Bに沿って上下方向に
走行するスタッカークレーン2の移載機3を用いて、他
の受渡口Boに対応する位置に設けた保管棚1又はそれ
以外の任意の位置に設けた保管棚1に移載することがで
きる。この場合、被搬送物Wをある生産エリアAから他
の階の生産エリアAに搬送する場合には、該当する階の
保管庫Bの受渡口Boに対応する位置に設けた保管棚1
に直接移載するようにし(この場合、天井階RFの搬送
路Rを走行する搬送台車4を経由して搬送することも可
能である。)、一方、ある生産エリアAの能力以上に供
給された被搬送物Wを一時的に保管する場合には、受渡
口Boに対応する位置に設けた保管棚1以外の保管棚1
に一旦移載することができる。これにより、保管庫Bの
専有面積に対する保管庫Bの被搬送物Wの保管容量を増
大することができ、保管庫Bの専有面積を低減して、工
場建屋の有効利用を図ることができるものとなる。
【0025】スタッカークレーン2に備えた被搬送物W
の移載機3、搬送台車4に搭載した被搬送物Wの移載機
5及び受渡口Boの近傍位置に設置した被搬送物Wの移
載機6は、保管棚1間で行う被搬送物Wの受け渡し又は
搬送台車4と受渡口Boに対応する位置に設けた保管棚
1との間で行う被搬送物Wの受け渡しを円滑に行うこと
ができるものであれば、対象となる被搬送物Wの形状等
に応じた任意の形式、例えば、伸縮、昇降及び/又は旋
回可能なアームを備えた移載機を使用することができ
る。
【0026】また、天井階を含む各階1F,2F,RF
の搬送路Rを走行する複数台の搬送台車4、スタッカー
クレーン2及び移載機3,4,5は、コンピュータにて
総合的に制御されて走行、駆動等されるようにする。
【0027】なお、この被搬送物Wの搬送及び保管を、
クリーンな環境下において行う必要がある場合には、生
産エリアA、保管庫Bを含む製造工場全体の天井又は側
壁よりクリーンエアを噴出し、床面又は床面近傍より排
気を行うことにより、ダウンフローを生じさせ、製造工
場全体で一定の清浄度を保持するようにしたり、必要に
応じて、生産エリアAと他のエリアで異なる清浄度を保
持するように空気清浄装置を構成することができる。
【0028】次に、この複数階に跨る搬送及び保管装置
の動作について説明する。生産工程に合わせて、天井階
を含む各階1F,2F,RFの搬送路Rを複数台の搬送
台車4が走行して、被搬送物Wを生産エリアA間で搬送
する。そして、被搬送物Wを、ある生産エリアAから他
の階の生産エリアAに搬送する場合には、搬送台車4か
ら、その生産エリアAの階の保管庫Bの受渡口Boに対
応する位置に設けた保管棚1に、移載機5を用いて移載
するとともに、この被搬送物Wを、保管庫Bに沿って上
下方向に走行するスタッカークレーン2の移載機3を用
いて、他の階の受渡口Boに対応する位置に設けた保管
棚1に直接移載し、その後、被搬送物Wを、移載機5を
用いて搬送台車4に移載するようにする。なお、この場
合、天井階RFの搬送路Rを走行する搬送台車4を経由
して被搬送物Wを搬送することも可能である。
【0029】一方、ある生産エリアAの能力以上に供給
された被搬送物Wを一時的に保管する場合には、その生
産エリアAの階の保管庫Bの受渡口Boに対応する位置
に設けた保管棚1に、移載機5を用いて移載するととも
に、この被搬送物Wを、保管庫Bに沿って上下方向に走
行するスタッカークレーン2の移載機3を用いて、受渡
口Boに対応する位置に設けた保管棚1以外の保管棚1
に一旦移載するようにする。また、一時的に保管してい
た被搬送物Wをある生産エリアAに供給する場合には、
保管棚1に載置されている被搬送物Wを、保管庫Bに沿
って上下方向に走行するスタッカークレーン2の移載機
3を用いて、その生産エリアAの階の保管庫Bの受渡口
Boに対応する位置に設けた保管棚1に移載するように
する。
【0030】
【発明の効果】本発明の複数階に跨る搬送及び保管装置
によれば、生産エリアを配置した複数階の床を貫通して
複数階に跨って多段の保管棚を備えた保管庫を設け、該
保管庫に沿って走行し、最上段の保管棚から最下段の保
管棚まで被搬送物の移載を可能としたスタッカークレー
ンを設置することにより、生産エリアを複数階に亘って
配置するようにした製造工場において、従来のようにエ
レベータを用いることなく、被搬送物をある生産エリア
から他の生産エリアに効率的に搬送することができると
ともに、保管庫を各階の生産エリアにおいて共用するこ
とができ、保管庫の専有面積を低減して、工場建屋の有
効利用を図ることができ、設備コストを低廉にすること
ができる。
【0031】また、保管庫を天井を貫通して設けるとと
もに、天井階に搬送路を設け、該搬送路を走行する搬送
台車によって被搬送物を搬送するようにすることによ
り、天井階を被搬送物の搬送に有効に利用することがで
き、工場建屋の有効利用を図ることができる。
【0032】また、保管庫に、各階の搬送路を走行する
搬送台車との間で被搬送物の受け渡しを行う受渡口を形
成するとともに、該受渡口に対応する位置に保管棚を設
けることにより、搬送台車と、受渡口に対応する位置に
設けた保管棚との間で被搬送物の受け渡しを円滑に行う
ことができる。
【0033】また、保管庫の受渡口に対応する位置以外
の位置に他の保管棚を設けることにより、保管庫の専有
面積に対する保管庫の被搬送物の保管容量を増大するこ
とができ、保管庫の専有面積を低減して、工場建屋の有
効利用を図ることができる。
【0034】また、搬送台車に被搬送物の移載機を搭載
し、該移載機を用いて、搬送台車と、受渡口に対応する
位置に設けた保管棚との間で被搬送物の受け渡しを行う
ようにすることにより、搬送台車と、受渡口に対応する
位置に設けた保管棚との間で被搬送物の受け渡しを一層
円滑に行うことができるとともに、受渡口を多数形成し
ても移載機の必要台数が増加せず、設備コストを低廉に
することができる。
【0035】また、受渡口の近傍位置に被搬送物の移載
機を設置し、該移載機を用いて、搬送台車と、受渡口に
対応する位置に設けた保管棚との間で被搬送物の受け渡
しを行うようにすることにより、搬送台車と、受渡口に
対応する位置に設けた保管棚との間で被搬送物の受け渡
しを一層円滑に行うことができるとともに、搬送台車を
多数設置しても移載機の必要台数が増加せず、設備コス
トを低廉にすることができ、さらに、搬送台車の重量を
軽くすることができるため、特に、耐荷重の小さい床
(天井)にも、搬送台車の搬送路を設けることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複数階に跨る搬送及び保管装置の一実
施例を示す平面図である。
【図2】同縦断面図である。
【図3】同詳細縦断面図である。
【符号の説明】
A,A1〜A5 生産エリア B,B1〜B5 保管庫 R 搬送路 1 保管棚 2 スタッカークレーン 3 移載機 4 搬送台車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永岡 淳 兵庫県尼崎市下坂部3丁目11番1号 日立 機電工業株式会社内 (72)発明者 竹田 英敏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階に生産エリアを配置するととも
    に、各階の生産エリアを結ぶように搬送路を設け、該搬
    送路を走行する搬送台車によって被搬送物を搬送するよ
    うにするとともに、生産エリアを配置した複数階の床を
    貫通して複数階に跨って多段の保管棚を備えた保管庫を
    設け、該保管庫に沿って走行し、最上段の保管棚から最
    下段の保管棚まで被搬送物の移載を可能としたスタッカ
    ークレーンを設置したことを特徴とする複数階に跨る搬
    送及び保管装置。
  2. 【請求項2】 保管庫を天井を貫通して設けるととも
    に、天井階に搬送路を設け、該搬送路を走行する搬送台
    車によって被搬送物を搬送するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の複数階に跨る搬送及び保管装置。
  3. 【請求項3】 保管庫に、各階の搬送路を走行する搬送
    台車との間で被搬送物の受け渡しを行う受渡口を形成す
    るとともに、該受渡口に対応する位置に保管棚を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の複数階に跨る搬
    送及び保管装置。
  4. 【請求項4】 保管庫の受渡口に対応する位置以外の位
    置に他の保管棚を設けたことを特徴とする請求項3記載
    の複数階に跨る搬送及び保管装置。
  5. 【請求項5】 搬送台車に被搬送物の移載機を搭載し、
    該移載機を用いて、搬送台車と、受渡口に対応する位置
    に設けた保管棚との間で被搬送物の受け渡しを行うよう
    にしたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の
    複数階に跨る搬送及び保管装置。
  6. 【請求項6】 受渡口の近傍位置に被搬送物の移載機を
    設置し、該移載機を用いて、搬送台車と、受渡口に対応
    する位置に設けた保管棚との間で被搬送物の受け渡しを
    行うようにしたことを特徴とする請求項1、2、3又は
    4記載の複数階に跨る搬送及び保管装置。
JP13273598A 1998-04-27 1998-04-27 複数階に跨る搬送及び保管装置 Pending JPH11310303A (ja)

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