JPH11309733A - 原料ビーズの充填方法 - Google Patents
原料ビーズの充填方法Info
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- JPH11309733A JPH11309733A JP10120165A JP12016598A JPH11309733A JP H11309733 A JPH11309733 A JP H11309733A JP 10120165 A JP10120165 A JP 10120165A JP 12016598 A JP12016598 A JP 12016598A JP H11309733 A JPH11309733 A JP H11309733A
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Abstract
置を使用しながら、原料ビーズ充填時の充填むらをでき
るだけ防止する。 【解決手段】原料ビーズ容器から発泡成形用金型内のキ
ャビティ4に原料ビーズを充填する方法であって、裏面
側にチャンバを配設した一対の金型52、61で包囲し
て、前記チャンバとは気密に隔てられた状態でキャビテ
ィ4を形成する第1ステップ、原料ビーズ容器内の圧力
に対して、前記キャビティ内の圧力を所定のマイナス圧
に維持しながら、該原料ビーズを前記キャビティ4に送
入する第2ステップを含む。
Description
樹脂などからなる断熱性容器あるいは建設用型材、また
は断熱床下地材などを製造するための発泡成形方法にお
いて、原料である予備発泡させた発泡性原料ビーズを金
型内のキャビティに充填するための充填方法の改良に関
する。
法の概要を説明すると、この発泡成形に用いられる金型
装置の配置は、図3の断面略図に示すように、発泡製品
が充填成形されるキャビティ1を形成するよう、凸型金
型31と凹型金型21が対向配置されるとともに、凹型
金型21は通常固定されているが、凸型金型31は、図
3のように凹型金型21内にキャビティ1を形成した状
態から水平に移動(図3では右方向へ)し、成形された
発泡体を取り出すことができるよう移動可能に配置され
ている。そして、この金型21、31には、後記の加熱
用スチームなどの用役が通過できるよう多数のベントホ
ール22、32が透設されている。
側には、スチーム、空気、冷却水などの用役が供給され
る凹側チャンバ2と凸側チャンバ3が形成され、凹型金
型21のほぼ中央には原料ビーズをキャビテイ1内に充
填するための原料ビーズ供給金具26が凹側チャンバ2
を貫通して配置されている。なお、この事例では、それ
ぞれのチャンバ2、3の上部には、加熱用スチームなど
を供給するための上部用役口24、34が設けられ、下
部には、下部用役口25、35が設けられ、減圧ポンプ
あるいはドレン配管に接続されている。
発泡成形体を製造するには、先ず、原料ビーズ容器(図
示せず)から所定の発泡ポリスチレン樹脂などからなる
予備発泡させた発泡性原料ビーズを原料ビーズ供給金具
26を介してキャビティ1内に送入し充填した後、加熱
用スチームで加熱し、溶融発泡させ、冷却固化させて、
発泡成形体として取り出すという順に行われる。
ら1)クラッキング法、2)加圧充填法、3)圧縮充填
法などが知られている。 1)クラッキング法は、原料ビーズ容器およびキャビテ
イ内を大気圧に連通し開放した状態で、インジェクタに
より原料ビーズを機械的に搬送して充填する方法である
が、内部に滞留する空気が障害となって充填むらを生じ
やすく、充填密度がバラツキが大きくなるという欠点が
あった。
0.2〜1.5kg/cm2 程度に加圧し、チャンバを
通じて大気圧に開放した状態のキャビテイ内に、その差
圧を利用して搬送して充填する方法である。この場合、
原料ビーズ容器からキャビテイまでの搬送通路内の差圧
が利用できるので、前記クラッキング法に較べて充填む
らが少なくなる利点が得られる。
力pを加圧充填法より高めの1.0〜5.0kg/cm
2 程度に加圧し、一方のチャンバ内を加圧して、ベント
ホールを通じて連通しているキャビテイ内圧力p1 の差
圧(p−p1)を変化させて、原料ビーズを搬送して充
填する方法であり、原料ビーズが圧縮された状態で送ら
れるので、充填性に優れる。
られる金型装置は、先に説明した通り、加熱用スチー
ム、排気、給気、給水などの用役をキャビテイ内に作用
させるためのベントホールが多数形成されているため、
次のような問題を内在している。すなわち、強度維持の
ため肉厚となり孔明け加工費も嵩んで金型材料費がコス
ト高となる、目詰まり防止など特別なメンテナンスのた
めの費用もかかる、加熱冷却の熱効率が低い、冷却水が
製品に浸透するので乾燥が必要になる、成形体の表面が
凹凸になり印刷面に適さない、などのベントホールに起
因する不都合が認識されるようになり、その改善が試み
られている。
ホールを設けない凹型、凸型金型の組合せを準備して、
原料ビーズの充填操作を試行してみた結果、前記クラッ
キング法を応用する場合は、凹型、凸型金型の型締めを
完全には行わず、若干隙間を開けておくことにより、一
応原料ビーズが送入可能ではあるが、充填むらが甚だし
く実用の見通しは得られなかった。
型、凸型金型の間に若干隙間を開けておくことによりキ
ャビテイ内を大気圧に維持できるので、一応の充填操作
は可能であるが、充填された原料ビーズは、操作後にク
ラッキングに相当する型閉め代寸法だけ圧縮されること
になるが、図3の容器の底部になる平面部分と側壁部に
なる部分では、圧縮率が異なり、平面部は側壁部より充
填率が大きくなって、充填密度むらが発生するという欠
点は解消できなかった。なお、圧縮充填法の場合には、
キャビテイ内を大気圧以上の所定の圧力に維持する必要
があるものの、ベントホールの存在しない金型では加圧
を保持しながら原料ビーズを送り込む手段がないので比
較、検討することもできなかった。
点を解決するためになされたものであり、従来必要であ
ったベントホールを金型面から省略した新規な発泡成形
用金型装置の実用化を図るものであり、ベントホールを
備えていない発泡成形用金型装置を使用しながら、原料
ビーズ充填時の充填むらをできるだけ防止できる原料ビ
ーズの充填方法を提供する。
めになされた本発明の原料ビーズの充填方法は、原料ビ
ーズ容器から発泡成形用金型内のキャビティに原料ビー
ズを充填する方法であって、裏面側にチャンバを配設し
た一対の金型で包囲して、前記チャンバとは気密に隔て
られた状態でキャビテイを形成し、次いで原料ビーズ容
器内の圧力に対して、前記キャビティ内の圧力を所定の
マイナス圧に維持しながら、該原料ビーズを前記キャビ
ティに送入することを特徴とするものである。
体化することができる。 (1)原料ビーズ容器内の圧力を大気圧〜5.0kg/
cm2 の範囲に保持して、原料ビーズを前記キャビティ
に送入する形態の前記原料ビーズの充填方法。
ーズ容器内の圧力に対してマイナス0.5kg/cm2
未満であって、かつ大気圧以上の加圧状態に維持する形
態の前記原料ビーズの充填方法。 (3)前記キャビティ内の圧力を、大気圧からマイナス
1.0kg/cm2 までの大気圧以下の減圧状態に維持
する形態の前記原料ビーズの充填方法。
方法に係る実施形態を説明する。本発明の原料ビーズの
充填方法は、原料ビーズ容器から発泡成形用金型内のキ
ャビティに原料ビーズを充填する方法であって、裏面側
にチャンバを配設した一対の金型で包囲して、前記チャ
ンバとは気密に隔てられた状態でキャビティを形成する
第1ステップ、原料ビーズ容器内の圧力に対して、前記
キャビティ内の圧力を所定のマイナス圧に維持しなが
ら、該原料ビーズを前記キャビティに送入する第2ステ
ップを含むものである。
型装置について、その要部断面略図参考図である図1を
参照して、説明する。図1において、型閉時に、発泡成
形体を形成するためのキャビティ4を包囲した状態で形
成する一対の組合せ金型51、61において、その組合
せ金型の合わせ目部分に沿って、キャビティ内の両端部
分に露出したスリット7a、7bを、その開口幅を供給
される原料ビーズの粒径より小さいものとして、配設す
るとともに、該スリットから外部の用役配管に連通する
通路を設けたことを特徴とする発泡成形用金型装置が適
当である。
キャビティ4を包囲した状態で形成する一対の組合せ金
型51、61において、その組合せ金型の少なくとも一
方の金型に取り付けられた付属部品、例えば、原料ビー
ズ供給金具8などのキャビティ内に露出した部分に、ス
リット8aを配設するとともに、該スリットから外部の
用役配管に連通する通路を設けたことを特徴とする発泡
成形用金型装置も適当である。このスリット8aのの開
口幅を供給される原料ビーズの粒径より小さいものとす
るのは、スリット7a、7bの場合と同様である。
沿って設けられたスリット7a、7bと、前記組合せ金
型の少なくとも一方の金型に取り付けられた原料ビーズ
供給金具8のキャビティ内に露出した部分に設けられた
スリット8aとを併設した形態の発泡成形用金型装置も
適当である。
形成する凸型金型61と凹型金型51のうち、凹型金型
51は固定され移動できないが、凸型金型61は、図1
のように凹型金型51内にキャビティ4を形成した状態
から水平に移動(図1では右方向へ)し、成形工程で得
られた発泡成形体を取り出すことができるよう移動可能
に配置されているのが通例である。
は、フレーム52、62と裏板53、63が取付けら
れ、スチームなどの用役が供給される凹側チャンバ5と
凸側チャンバ6が形成されている。なお、この事例で
は、フレーム52、62の上部には、上部用役口54、
64が、下部には、下部用役口55、65が配設されて
いて、上部用役口54、64には、加熱用スチームが供
給されるスチーム弁がそれぞれ取り付けられ、下部用役
口55、65には、減圧ポンプまたはドレン配管に接続
される弁が取り付けられている。
の合わせ目部分に沿ってキャビティ4内の両端部分に露
出した、スリット7a、7bを配設するとともに、該ス
リット7a、7bから外部の用役配管に接続される用役
口73a、73bの間を連通させる通路として、型間通
路71a、71bおよびチャンバ5、6内を通過する内
部配管72a、72bが設けられている。
なベントホールが設けられておらず、金型51、61を
閉じたときには、キャビティ4は、凹側チャンバ5と凸
側チャンバ6のそれぞれから気密に隔離された状態に形
成されるとともに、スリット7a、7bと、これらスリ
ットが専用の用役口73a、73bに連通する通路が形
成されるのである。
方の金型に取り付けられた付属部品、例えば外部から貫
通して金型51に取り付けられた原料ビーズ供給金具8
のキャビティ内に露出した部分には、スリット8aを配
設するとともに、該スリット8aから外部の用役配管に
接続される用役口82aに連通する通路81aを設けら
れている。
ビーズ容器(図示せず)から供給配管(図示せず)を通
じて原料ビーズを供給するものであり、供給ノズル80
とその周囲を取り囲む2重管81から構成され、その先
端部分は金型51を通じてキャビティ4に臨む状態で配
設されている。そして、この供給ノズル80と2重管8
1との間には通路81aが設けられていて、その先端部
は環状のスリット8aとし、供給ノズル80のノズル口
8bと同様に、キャビティ4に露出している。
との間の通路81aの他端は、金型外に臨む用役口82
aに通じていて、この用役口82aから、キャビテイ4
内の原料ビーズに対して、前記のスリット7a、7bと
同様に、所要のスチーム、加圧空気の供給あるいは減圧
操作などを行うことができるのである。
使用すれば、本発明の原料ビーズの充填方法における第
1ステップである、裏面側にチャンバ(参考、図1の符
号5、6、以下同様)を配設した一対の金型(図1の符
号51、61)で包囲して、前記チャンバとは気密に隔
てられた状態でキャビティ(図1の符号4)を形成する
ことができる。
容器内の圧力に対して、前記キャビティ内の圧力を所定
のマイナス圧に維持すれば、その差圧に基づいて、その
容器内の原料ビーズは供給配管内を搬送され、前記原料
ビーズ供給金具(図1の符号8)からキャビティ(図1
の符号4)内に送入され、キャビティを充填することが
できるのである。なお、この差圧を維持するには、キャ
ビティの両側部にあるスリット(図1の符号7a、7
b)に連通している用役口(図1の符号73a、73
b)から加圧、または減圧などの調圧操作を加えれば容
易に行うことができる。
圧〜5.0kg/cm2 の範囲に保持して、さらには、
前記キャビティ内の圧力を、原料ビーズ容器内の圧力マ
イナス0.5kg/cm2 未満であって、かつ大気圧以
上の加圧状態に維持して原料ビーズを前記キャビティに
送入するのが好まし具体的な方法である。
kg/cm2 の範囲とする理由は、この範囲の場合にキ
ャビテイ内の原料ビーズは、最適の外径(容積)に圧縮
減容され、金型キャビティの平面部分、側面部分あるい
は狭隘な部分においても充填密度が比較的均一になると
いう好ましい効果が得られるからである。
上に維持しつつ、原料ビーズ容器内の圧力に対してマイ
ナス0.5kg/cm2 未満の差圧を設ける理由は、こ
の範囲を外れる圧力状態では、搬送気流の流速が過剰で
ありキャビティ内あるいは充填通路の狭隘部分において
原料ビーズの詰まりの現象がみられるようになるから好
ましくないからである。
て、原料ビーズ容器内の圧力を大気圧〜5.0kg/c
m2 の範囲に保持しながら、前記キャビティ内の圧力を
大気圧からマイナス1.0kg/cm2 までの大気圧以
下の減圧状態に維持して、原料ビーズを前記キャビティ
に送入するのも好ましい具体的な方法となり得る。
気圧〜5.0kg/cm2 の範囲に保持しながら、キャ
ビティ内の圧力を大気圧からマイナス1.0kg/cm
2までの負圧に保つ利点は、圧縮減容を必要としない原
料ビーズに対して、キャビティのみを減圧するため、充
填時に負圧状態を保持し易く、キャビティの金型平面部
分、または側面部分あるいは狭隘な部分においても、充
填密度が均一になるという好ましい効果が得られるから
である。
られる。 1)送入された原料ビーズは、キャビティのほぼ中央に
位置する供給ノズルからキャビティの側端部に設けられ
たスリットの方向に流動して充填されるので、キャビテ
ィ内に充填むらが生じにくく、製品の品質が安定する。 2)充填された原料ビーズは、圧縮状態で充填されるの
で、原料ビーズの粒子間空間を少なくでき、その後に行
われる加熱発泡時のスチームとの置換操作などが容易と
なる。
ャビティ空間に限定されるので、従来のような両サイド
のチャンバ空間を含む大容積の調圧が不要となり、調圧
空間が1/20以下になるので、加圧、減圧装置の負荷
が大幅に減少でき、機器のコンパクト化が可能となる。
の発泡成形用金型装置について、その要部断面略図であ
る図2を参照して、説明する。図2は、発泡成形用金型
装置の下半分を省略した断面略図であり、型閉時に、発
泡成形体を形成するためのキャビティ4を包囲した状態
で形成する一対の組合せ金型51、61の合わせ目部分
に沿って、キャビティ内の両端部分に露出したスリット
7a、7b(図示せず)を、その開口幅を供給される原
料ビーズの粒径より小さいものとして、配設する点で先
の形態と同様であるが、以下の点で、その構造を異にす
る。
せ目部分に沿ってキャビティ4内の両端部分に露出した
スリット7aから外部の用役配管に接続される用役口9
3aの間を連通させる通路として、型閉時に、金型5
1、61の合わせ目部分で形成される型間通路91a
と、同じく型閉時に、、型間通路91aに連通し、外部
の用役口93aを備え、かつ密閉されるフレーム52、
62の合わせ目部分で包囲された状態で形成される型間
空間92aを利用するものである。このスリット7a〜
用役口93aに至る構造は、金型装置の下半分にも対称
状態にして同様に設けられ得るものである。
なベントホールが設けられておらず、金型51、61を
閉じたときには、キャビティ4は、凹側チャンバと凸側
チャンバのそれぞれから気密に隔離された状態に形成さ
れるとともに、スリット7aと、これらスリットが金型
装置のフレーム(図2ではフレーム52側)に設けられ
た専用の用役口93aに連通する通路(型間通路91a
および型間空間92a)が、先の図1の事例とは異なっ
た形態で、両金型およびフレームの合わせ目に沿って形
成されるのである。
発明の原料ビーズの充填方法における第1ステップであ
る、裏面側にチャンバを配設した一対の金型51、61
で包囲して、前記チャンバとは気密に隔てられた状態で
キャビティ4を形成することができる。
容器内の圧力に対して、キャビティの両側部にあるスリ
ット(7a、7b)に連通している用役口(93a、9
3b)から加圧、または減圧などの調圧操作を加えて、
前記キャビティ内の圧力を所定のマイナス圧に維持すれ
ば、その差圧に基づいて、その容器内の原料ビーズは供
給配管内を搬送され、前記原料ビーズ供給金具(図1の
符号8)からキャビティ4内に送入され、充填すること
ができるのである。この場合、先の実施形態の場合に同
様に、キャビティ内の圧力を好ましく設定することがで
きる。
本発明によれば、先の図1の場合と同様な利点を全て享
受できるうえ、製作時に配管工事が必要である独立した
内部配管72a、72bが不要であるから、金型装置の
製作コストが抑えられ、メンテナンスも不要となる利点
が得られるのである。
た状態で形成する一対の組合せ金型51、61におい
て、図2に示すように、原料ビーズが進入しにくく、充
填されにくい凹所あるいは狭隘な部位41、42を、内
部配管43、44によって、前述の型間空間92aに連
通させた構造の金型装置を利用することができる。この
場合、この内部配管43、44のキャビティ4への開口
幅は、スリット7aのときに同じく、供給される原料ビ
ーズの粒径より小さいものとする。
調圧操作に連動して、前記の狭隘な部位41、42が、
原料ビーズ容器に対して所要のマイナス圧に調節される
ので、本来原料ビーズが進入しにくいこれら狭隘な部位
41、42にも、原料ビーズが進入しやすくなるので、
充填むらが解消できる利点がある。
に説明したように構成されているので、下記のようにベ
ントホールを金型面から省略した新規な発泡成形用金型
装置の実用化が可能となる他、製品品質の安定化、原料
ビーズ粒子間空間のスチームとの置換操作の容易化、あ
るいは調圧機器のコンパクト化に寄与するなどの優れた
効果がある。
ャビティとチャンバとを連通させるベントホールは必要
不可欠なものであったが、本発明によって、ベントホー
ルを金型面から省略した新規な発泡成形用金型装置の実
用化が可能となった。
金型の製作加工コストも削減できる。b)特別なメンテ
ナンスが不要になる。c)加熱冷却の熱効率が向上し、
省エネルギ、サイクル時間短縮に有効となる。d)成形
体の含水率が低下するので乾燥後工程が省略できる。
e)成形体の表面が滑らかで外観品質に優れる。f)用
役操作の自由度が拡張できるなどという、ベントホール
を省略した場合の多くの効果を実現できるようになった
のである。よって本発明は従来の問題点を解消した原料
ビーズの充填方法として、その工業的価値は極めて大な
るものがある。
断面略図。
要部断面略図。
内部配管、5 凹側チャンバ、51 凹型金型、54
上部用役口、55 下部用役口、6 凸側チャンバ、6
1 凸型金型、64 上部用役口、65 下部用役口、
7a、7b スリット、72a、72b 内部配管、7
3a、73b 用役口、8 原料ビーズ供給金具、8b
ノズル口、80 供給ノズル、8a スリット、81
2重管、81a 通路、82a 用役口。91a 型
間通路、92a 型間空間、93a用役口。
Claims (4)
- 【請求項1】原料ビーズ容器から発泡成形用金型内のキ
ャビティに原料ビーズを充填する方法であって、裏面側
にチャンバを配設した一対の金型で包囲して、前記チャ
ンバとは気密に隔てられた状態でキャビテイを形成し、
次いで原料ビーズ容器内の圧力に対して、前記キャビテ
ィ内の圧力を所定のマイナス圧に維持しながら、該原料
ビーズを前記キャビティに送入することを特徴とする原
料ビーズの充填方法。 - 【請求項2】原料ビーズ容器内の圧力を大気圧〜5.0
kg/cm2 の範囲に保持して、原料ビーズを前記キャ
ビティに送入する請求項1に記載の原料ビーズの充填方
法。 - 【請求項3】前記キャビティ内の圧力を、原料ビーズ容
器内の圧力に対してマイナス0.5kg/cm2 未満で
あって、かつ大気圧以上の加圧状態に維持する請求項2
に記載の原料ビーズの充填方法。 - 【請求項4】前記キャビティ内の圧力を、大気圧からマ
イナス1.0kg/cm2 までの大気圧以下の減圧状態
に維持する請求項2に記載の原料ビーズの充填方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12016598A JP4251509B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 発泡成型用金型装置および原料ビーズの充填方法 |
CNB998047503A CN1230290C (zh) | 1998-03-31 | 1999-03-31 | 用于将原料珠粒从原料罐充填到由一套模具构成的模腔中的方法 |
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PCT/JP1999/001710 WO1999051415A1 (fr) | 1998-03-31 | 1999-03-31 | Procede de charge de materiau en perles, procede de moulage de resines expansees y recourant, et produit expanse moule resultant |
EP99910797A EP1114708A4 (en) | 1998-03-31 | 1999-03-31 | METHOD FOR LOADING MATERIAL BALLS, PLASTIC FOAM MOLDING METHOD USING THIS METHOD, AND PRODUCT OBTAINED BY THE PLASTIC FOAM MOLD METHOD |
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JPH11309733A true JPH11309733A (ja) | 1999-11-09 |
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JP2019193987A (ja) * | 2018-05-02 | 2019-11-07 | Daisen株式会社 | 原料ビーズの重量測定方法と成形体の含水量測定方法およびその装置 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP12016598A patent/JP4251509B2/ja not_active Expired - Fee Related
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