JPH11309413A - バイモルフ圧電アクチュエータ及び霧化装置 - Google Patents

バイモルフ圧電アクチュエータ及び霧化装置

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Publication number
JPH11309413A
JPH11309413A JP13269498A JP13269498A JPH11309413A JP H11309413 A JPH11309413 A JP H11309413A JP 13269498 A JP13269498 A JP 13269498A JP 13269498 A JP13269498 A JP 13269498A JP H11309413 A JPH11309413 A JP H11309413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type piezoelectric
metal plate
comb
bimorph
bimorph type
Prior art date
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Pending
Application number
JP13269498A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Miyamoto
年昭 宮本
Hideo Kosaka
秀雄 向坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Electronics Co Ltd
Original Assignee
Honda Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Electronics Co Ltd filed Critical Honda Electronics Co Ltd
Priority to JP13269498A priority Critical patent/JPH11309413A/ja
Publication of JPH11309413A publication Critical patent/JPH11309413A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、バイモルフ型圧電体を利用したバ
イモルフ型圧電アクチュエータ及び霧化装置を提供する
ものである。 【構成】 バイモルフ型圧電アクチュエータ1は金属板
2の一部を2枚のバイモルフ型圧電体3で挟持し、バイ
モルフ型圧電体3より突出する金属板2の突出部分2a
の先端より複数の切り込み2bを入れて櫛型部分2cを
形成する。本発明では、バイモルフ型圧電体の小さな振
動を金属板の櫛型部分により増幅することができ、この
金属板の櫛型部分及びV字状にした一部を霧化液体に浸
漬して振動することにより、霧化液体を効率良く霧化す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイモルフ型圧電体を
利用したバイモルフ型圧電アクチュエータ及び霧化装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、霧化装置の駆動体としては、圧電
セラミックスが広く使用され、この圧電セラミックスを
使用した霧化装置としては、この圧電セラミックスを容
器の底部に装着し、容器に霧化液体を供給して、圧電セ
ラミックスに発振器より発振信号を供給すると、圧電セ
ラミックスより発生する超音波が霧化液体に照射され、
超音波振動によって液体から液柱が形成され、この液柱
から霧化液体が切れて霧化されるように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された霧化装置では、圧電セラミックスが高価
であるために、霧化装置が高価になり、低電圧で駆動出
来ないために、電池駆動ができないという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、2枚の板状の
バイモルフ型圧電体の間に該バイモルフ型圧電体より大
きい金属板を一部が突出するように挟持して固定し、前
記金属板の突出部分に複数の切り込みを入れて、前記金
属板の突出部分に櫛型部分を形成したものであり、又、
容器に霧化液体を供給し、前記容器の側部に前記圧電ア
クチュエータの前記バイモルフ型圧電体を固定し、前記
圧電アクチュエータの前記金属板の櫛型部分を前記容器
に供給された前記霧化液体に浸漬して、前記圧電アクチ
ュエータの前記バイモルフ型圧電体に発振器より発振信
号を供給して、金属板の櫛型部分を振動することにより
櫛型部分に接触した液体を霧化するように構成したもの
である。
【0005】
【作用】本発明では、2枚の板状のバイモルフ型圧電体
の間に金属板を挟持して固定し、金属板の一部をバイモ
ルフ型圧電体より突出する突出部分を構成し、この突出
部分に複数の切り込みを入れて櫛型部分を形成してバイ
モルフ型圧電アクチュエータを構成し、この圧電アクチ
ュエータの櫛型部分を容器に供給された霧化液体に浸漬
して、バイモルフ型圧電体に発振器より発振信号を供給
することにより、金属板の細片部分が振動して霧化液体
を霧化することができ、さらに、細片部分の切り込み端
面も振動するので、液体を効率よく霧化することがで
き、さらに、バイモルフ型圧電体は低電圧で駆動させる
ことができるので、電源として電池を使用することがで
きる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の1実施例のバイモルフ型圧電
アクチュエータの平面図、図2は図1のバイモルフ型圧
電アクチュエータの側面図で、バイモルフ型圧電アクチ
ュエータ1は金属板2の一部を2枚のバイモルフ型圧電
体3、4で挟持し、バイモルフ型圧電体3、4より突出
する金属板2の突出部分2aの先端より複数の切り込み
2bを入れて櫛型部分2cを形成する。
【0007】このように構成したバイモルフ型圧電アク
チュエータ1は、電源5から発振器6に発振信号を供給
することによってバイモルフ型圧電体3、4が振動し、
それによって金属板2の突出部分2aが振動するが、金
属板2の突出部分2aに切り込み2bを設けて櫛型部分
2cを構成することにより、櫛型部分2cがバイモルフ
型圧電体3、4の振動を増幅することにより、バイモル
フ型圧電体3、4の小さい振動を金属板2の櫛型部分2
cで大きく振動させることができ、又、バイモルフ型圧
電体3、4は低電圧で駆動することができるので、電源
5として乾電池を使用することができる。
【0008】図3は本発明の霧化装置の構成図で、タン
ク7より容器8に霧化液体9が一定の深さになるように
供給され、バイモルフ型圧電アクチュエータ1のバイモ
ルフ型圧電体3、4の部分が容器8の側部の固定台10
に固定され、金属板2の櫛型部分2cが霧化液体7に浸
漬するように下方に折り曲げて設置されている。
【0009】このように構成した本実施例の霧化装置で
は、電源5から発振器6に発振信号を供給してバイモル
フ型圧電アクチュエータ1のバイモルフ型圧電体3、4
を振動させると、バイモルフ型圧電体3、4の振動によ
って、大きく振動する金属板2の櫛型部分2cのみが容
器7の霧化液体9に浸漬されるので、霧化液体9を効率
良く霧化することができる。
【0010】又、図4は本発明の他の実施例の霧化装置
の構成図で、5は電源、6は発振器、7はタンク、8は
容器、9は霧化液体、10は固定台で、これらの構成は
上記図3の実施例と同じ構成であるので、説明は省略す
るが、本実施例では、固定台10に固定したバイモルフ
型圧電アクチュエータ1の金属板2の櫛型部分2cがV
字状に曲げられ、このV字状に曲げられた櫛型部分2c
の下端の突出部のみが霧化液体9に浸漬するように構成
されている。
【0011】本実施例の霧化装置では、バイモルフ型圧
電アクチュエータ1の金属板2の櫛型部分2cのV字状
に曲げられた一部のみが霧化液体9に浸漬されて振動す
るので、霧化液体9をより効率良く霧化することができ
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバイモル
フ型圧電アクチュエータ及び霧化装置では、バイモルフ
型圧電体の小さな振動を金属板の櫛型部分により増幅す
ることができるとともに、この金属板の櫛型部分及びV
字状にした一部を霧化液体に浸漬して振動することによ
り、霧化液体を効率良く霧化することができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例のバイモルフ型圧電アクチュ
エータの平面図である。
【図2】図1のバイモルフ型圧電アクチュエータの側面
図である。
【図3】本発明の1実施例の霧化装置の側面断面図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例の霧化装置の側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1 バイモルフ型圧電アクチュ
エータ 2 金属板 3、4 バイモルフ型圧電体 5 電源 6 発振器 7 タンク 8 容器 9 霧化液体 10 固定台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の板状のバイモルフ型圧電体の間に
    該バイモルフ型圧電体より大きい金属板を一部が突出す
    るように挟持して固定し、前記金属板の突出部分に複数
    の切り込みを入れて、前記金属板の突出部分に櫛型部分
    を形成したことを特徴とするバイモルフ圧電アクチュエ
    ータ。
  2. 【請求項2】 容器に霧化液体を供給し、前記容器の側
    部に前記圧電アクチュエータの前記バイモルフ型圧電体
    を固定し、前記圧電アクチュエータの前記金属板の櫛型
    部分を前記容器に供給された前記霧化液体に浸漬して、
    前記圧電アクチュエータの前記バイモルフ型圧電体に発
    振器より発振信号を供給して、金属板の櫛型部分を振動
    することにより櫛型部分に接触した液体を霧化するよう
    に構成したことを特徴とする霧化装置。 【請求項2】 前記発振器の電源は電池であることを特
    徴とする請求項2記載の霧化装置。
JP13269498A 1998-04-27 1998-04-27 バイモルフ圧電アクチュエータ及び霧化装置 Pending JPH11309413A (ja)

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JP13269498A JPH11309413A (ja) 1998-04-27 1998-04-27 バイモルフ圧電アクチュエータ及び霧化装置

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JP13269498A JPH11309413A (ja) 1998-04-27 1998-04-27 バイモルフ圧電アクチュエータ及び霧化装置

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JP13269498A Pending JPH11309413A (ja) 1998-04-27 1998-04-27 バイモルフ圧電アクチュエータ及び霧化装置

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JP (1) JPH11309413A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012096378A1 (ja) * 2011-01-13 2012-07-19 パナソニック株式会社 弾性表面波霧化装置

Cited By (1)

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