JPH11309322A - バグフィルターのダスト払い落とし機構 - Google Patents

バグフィルターのダスト払い落とし機構

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JPH11309322A
JPH11309322A JP10137711A JP13771198A JPH11309322A JP H11309322 A JPH11309322 A JP H11309322A JP 10137711 A JP10137711 A JP 10137711A JP 13771198 A JP13771198 A JP 13771198A JP H11309322 A JPH11309322 A JP H11309322A
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JP
Japan
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dust
compressed gas
hose
bag filter
cylindrical filter
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JP10137711A
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Toshihiko Yamada
敏彦 山田
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KUROSAKI KIKO KK
Original Assignee
KUROSAKI KIKO KK
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に製作でき、メンテナンスも容易で、か
つ、筒状濾布から効果的にダストを払い落とすことがで
きるバグフィルターのダスト払い落とし機構を提供す
る。 【解決手段】 ダストチャンバー13内に圧搾ガス供給
配管28、29が配設され、圧搾ガス供給配管28、2
9にホース接続口30、31が設けられ、各ホース接続
口30、31に可撓性を有する圧搾ガス噴出ホース3
2、33の基端が連結され、圧搾ガス噴出ホース32、
33の先端が自由端になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含塵ガスを清浄ガ
スにするため用いるバグフィルターのダスト払い落とし
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した目的に供されるバグフィ
ルターとして、図13及び図14にそれぞれ示す形態の
バグフィルターB、Cがある。図13に示すバグフィル
ターBにおいて、ダストチャンバー70内に、上端が閉
塞されると共に下端が開口された多数の垂直の筒状濾布
71が並設されており、筒状濾布71の下端は支持板7
0aによって支持されると共に、その上端はフック70
bによって吊り下げられている。また、ダストチャンバ
ー70の下部には含塵ガス72をダストチャンバー70
内に流入するための含塵ガス流入口73が形成されてお
り、ダストチャンバー70の上部には、清浄ガス74を
流出するための清浄ガス流出空間75及び清浄ガス流出
口76が形成されている。また、ダストチャンバー70
の下端開口部にはロータリ式ダスト排出弁77が取付け
られている。
【0003】上記した構成によって、ダストチャンバー
70内に流入した含塵ガス72を筒状濾布71に内部か
ら外部に向けて通過させることによって清浄ガス74と
なし、その後、清浄ガス74をダストチャンバー70の
外部に流出させることができる。
【0004】一方、図14に示すバグフィルターCにお
いて、ダストチャンバー78内に、上端が開口すると共
に下端が閉塞された多数の垂直の筒状濾布79が並設状
態に配設されている。また、ダストチャンバー78の下
部には含塵ガス80を筒状濾布79に流入するための含
塵ガス流入口81が形成されており、ダストチャンバー
78の上部には、清浄ガス82を流出するための清浄空
気流出空間83と清浄ガス流出口84が形成されてい
る。また、ダストチャンバー78の下端開口部にはスク
リュ式ダスト排出弁85が取付けられている。
【0005】上記した構成によって、ダストチャンバー
78内に流入した含塵ガス80を筒状濾布79に外部か
ら内部に向けて通過させることによって清浄ガス82と
なし、その後、清浄ガス82をダストチャンバー78の
外部に流出することができる。
【0006】ところで、上記したバグフィルターB、C
を用いる濾過作業においては、経時的に、筒状濾布7
1、79の内、外表面に集塵ダストが付着することにな
るが、このダスト層が一定以上の厚さになると集塵能力
が低下するので、定期的に集塵ダストを払い落とすこと
が必要になる。
【0007】このような集塵ダストを払い落とすダスト
払い落とし機構としては、各種形態のものが開発されて
おり、その代表的な機構を図15(a)〜図15(d)
に示す。なお、図中、黒(斜線)矢印は含塵ガスを示
し、白矢印は清浄ガスを示す。図15(a)は、機械的
振動を利用してダストを筒状濾布86から払い落すダス
ト払い落とし機構であり、筒状濾布86の上端を吊り下
げ状態に支持する支持部材87を、その枢軸88回りに
図示しない駆動モータ等を用いて揺動することによっ
て、筒状濾布86を振動して、筒状濾布86の内面に付
着するダストを払い落とすことができる。
【0008】図15(b)は、筒状濾布89に逆気流9
0を与えることによって、ダストを筒状濾布89から払
い落すダスト払い落とし機構であり、筒状濾布89内に
は垂直方向に間隔をあけて複数の保形部材91が取付け
られている。そして、図示しない逆気流発生装置によっ
て発生した逆気流90を筒状濾布89の外周面に吹き付
けることによって、筒状濾布89の内面に付着するダス
トを払い落とすことができる。
【0009】図15(c)は、筒状濾布92に逆噴射流
を与えることによって、ダストを筒状濾布92から払い
落すダスト払い落とし機構であり、筒状濾布92回りに
逆噴射流リング93が装着されている。そして、逆噴射
流リング93より圧搾空気等を噴出することによって、
筒状濾布92の内面に付着するダストを払い落すことが
できる。
【0010】図15(d)は、筒状濾布94に逆噴射流
95を与えることによって、ダストを筒状濾布94から
払い落すダスト払い落とし機構であり、筒状濾布94の
上端にベルマウス96と逆噴射ノズル97が配設されて
いる。そして、逆噴射ノズル97より圧搾空気等を筒状
濾布94内にベルマウス96を通して噴射することによ
って、筒状濾布94の外周面に付着するダストを払い落
とすことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したバグ
フィルターにおけるダスト払い落とし機構は、未だ、以
下の解決すべき課題を有していた。即ち、図15(a)
に示すダスト払い落とし機構は、筒状濾布86の上端を
吊り下げ状態に支持する支持部材87を、その枢軸88
回りに駆動モータ等を用いて揺動することによって筒状
濾布86を揺動させるものであるため、ダスト払い落と
し機構が大型化し、設備費が高くなる。図15(b)に
示すダスト払い落とし機構は、筒状濾布89内には垂直
方向に間隔をあけて複数の保形部材91を取付けなけれ
ばならず、筒状濾布89の構造が複雑となり、この面か
ら設備費が高くなり、かつ、メンテナンスも煩雑とな
る。
【0012】図15(c)に示すダスト払い落とし機構
は、逆噴射流リング93より圧搾空気等を筒状濾布92
に噴射する際、逆噴射リング93を筒状濾布92の外周
面に摺動状態に当接させるので、筒状濾布92が経時的
摩耗によって損傷するおそれがある。
【0013】図15(d)に示すダスト払い落とし機構
は、逆噴射ノズル97より圧搾空気等を筒状濾布94内
にベルマウス96を通して噴射することによって、筒状
濾布94の外周面に付着するダストを払い落とすもので
あるため、構造が複雑となり設備費が高くなると共に、
メンテナンスも煩雑となる。
【0014】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、安価に製作でき、メンテナンスも容易で、
かつ、含塵ガスを内部から外部に向けて通過させて清浄
ガスにするバグフィルター又は含塵ガスを外部から内部
に向けて通過させて清浄ガスにするバグフィルターのい
ずれにおいても、筒状濾布から効果的にダストを払い落
とすことができるバグフィルターのダスト払い落とし機
構を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のバグフィルターのダスト払い落とし機構は、ダス
トチャンバー内に並設されている複数の筒状濾布の内周
面又は外周面に付着するダストを払い落とすためのバグ
フィルターに用いるダスト払い落とし機構であって、前
記ダストチャンバー内に前記筒状濾布間の間隙を通して
圧搾ガス供給配管が配設され、該圧搾ガス供給配管にホ
ース接続口が設けられ、該ホース接続口に可撓性を有す
る圧搾ガス噴出ホースの一端が連結され、該圧搾ガス噴
出ホースの他端が自由端になって、該圧搾ガス噴出ホー
スからの圧搾ガスの噴出による該圧搾ガス噴出ホースの
ランダム運動によって前記筒状濾布を打撃することによ
り前記筒状濾布の内周面又は外周面に付着したダストの
除去を行う。
【0016】請求項2記載のバグフィルターのダスト払
い落とし機構は、請求項1記載のバグフィルターのダス
ト払い落とし機構において、前記圧搾ガス噴出ホースは
十分な可撓性及び耐熱性を有する合成樹脂製チューブか
らなる。請求項3記載のバグフィルターのダスト払い落
とし機構は、請求項1又は2記載のバグフィルターのダ
スト払い落とし機構において、前記圧搾ガス噴出ホース
を通して冷却ガスを噴出するようにしている。請求項4
記載のバグフィルターのダスト払い落とし機構は、請求
項1〜3のいずれか1項に記載のバグフィルターのダス
ト払い落とし機構において、前記圧搾ガス供給配管に該
圧搾ガス供給配管に対して直角をなす方向に離隔する圧
搾ガス供給枝配管の基部が連結され、該圧搾ガス供給枝
配管の先部に前記ホース接続口が設けられる。
【0017】請求項5記載のバグフィルターのダスト払
い落とし機構は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の
バグフィルターのダスト払い落とし機構において、前記
圧搾ガス噴出ホースは複数本あって、縦横に枡状に配列
された4つの前記筒状濾布から構成される筒状濾布群の
中心に配列されている。請求項6記載のバグフィルター
のダスト払い落とし機構は、請求項1〜5のいずれか1
項に記載のバグフィルターのダスト払い落とし機構にお
いて、前記圧搾ガス供給配管と前記圧搾ガス噴出ホース
は、前記ダストチャンバー内に、一体的に昇降可能に配
設されている。請求項7記載のバグフィルターのダスト
払い落とし機構は、請求項1〜6のいずれか1項に記載
のバグフィルターのダスト払い落とし機構において、前
記ダストチャンバーの下部にダスト集積チャンバーが形
成され、該ダスト集積チャンバーの下端開口部にダスト
排出弁が取付けられ、該ダスト排出弁は、前記ダストチ
ャンバーが負圧になると外周からの大気圧によって押さ
れて閉塞し、前記ダストチャンバーが大気圧になると弾
性により開口するチューブによって形成されている。
【0018】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
に係るバグフィルターのダスト払い落とし機構27を具
備するバグフィルターAの一部正断面図、図2は同一部
側断面図、図3は図1のI−I線による平断面図、図4
〜図6はバグフィルターAのダスト払い落とし機構27
による払い落とし作業の説明図である。
【0019】図1〜図3に示すバグフィルターAにおい
て、床面10上に下部機枠11が固定設置されており、
下部機枠11上にはケーシング12が載置・支持されて
いる。ケーシング12の内部空間の上部には矩形箱状の
ダストチャンバー13が形成されており、その下部には
ダストチャンバー13と一体をなす角錐状のダスト集積
チャンバー14が形成されている。
【0020】ダストチャンバー13内に、上端が閉塞さ
れると共に下端が開口された多数の垂直の筒状濾布15
が、縦横に配列された状態(縦列8個×横列8個=64
個)で収納されている。これらの筒状濾布15の下端
は、ダストチャンバー13の下部に水平状態に固着され
ている支持板16に設けた複数の濾布支持孔にそれぞれ
挿通された状態で支持されている。従って、筒状濾布1
5の下端はダストチャンバー13内に開口している。一
方、筒状濾布15の上端は、それぞれ、ケーシング12
の天板17の下面に沿って架設された濾布支持ビーム1
8にフック19を介して吊り下げられている。
【0021】ダストチャンバー13の下部をなす角錐状
のダスト集積チャンバー14の傾斜壁には、含塵ガス2
1をダストチャンバー13内に流入するための含塵ガス
流入口20が形成されている。一方、ダストチャンバー
13の上部において、天板17の中央部には清浄ガス2
2を外部に流出するための清浄ガス流出口23が設けら
れており、清浄ガス流出口23には、ターボファン等の
吸気ファン24の吸引口が接続されている。また、吸気
ファン24の排出口25は大気に開放されている。な
お、吸気ファン24の排出口25は、第2のガス処理設
備に連絡する連絡管に接続することもできる。
【0022】図1及び図2に示すように、ダストチャン
バー13の下部を形成するダスト集積チャンバー14の
下端開口部14aにはダスト排出弁26が取付けられて
いる。
【0023】本発明は、上記した構成を有するバグフィ
ルターAにおいて、さらに、図1〜図3に示すように、
ダストチャンバー13内に、コンパクトな構造でありな
がら、筒状濾布15の内面に付着したダストを効果的に
払い落とすことができるダスト払い落とし機構27を設
けたことを特徴とする。
【0024】即ち、図1(正面図)及び図3(平面図)
から明らかなように、ダストチャンバー13内には、そ
れぞれ、前後方向に平行間隔を開けて複数(本実施の形
態では、4本)の圧搾ガス供給配管28、29からなる
2つの配管群が、筒状濾布15の間隙を通して、上下段
に平行間隔を開けて配設されている。
【0025】圧搾ガス供給配管28、29の下面には、
図4及び図5に示すように、それぞれ軸線方向に間隔を
開けて複数のホース接続口30、31が設けられてお
り、ホース接続口30、31には、可撓性を有する圧搾
ガス噴出ホース32、33の基端が連結されている。一
方、圧搾ガス噴出ホース32、33の先端は自由端にな
っており、その自重によって、払い落とし作業時以外
は、図4に実線で示すように、下方に垂下された状態に
なっている。
【0026】圧搾ガス噴出ホース32、33は、後述す
るように、噴出反力を受けた場合、より柔軟に屈曲する
必要があるので、その良好な可撓性に鑑み、ビニルチュ
ーブ等の十分な可撓性を有する合成樹脂製チューブ、特
にビニル樹脂から形成するのが好ましい。しかし、含塵
ガス21の温度が50℃を超えると、ビニル樹脂からな
る圧搾ガス噴出ホース32、33が軟化、劣化するおそ
れがある。この場合には、圧搾ガス噴出ホース32、3
3を、可撓性のみならず耐熱性も有する合成樹脂、例え
ば、テフロン、バイトン(登録商標)、シリコンゴム等
から形成するのが望ましい。また、構造面から、含塵ガ
ス21より低温の冷却ガスを、常時、少量、圧搾ガス噴
出ホース32、33に通気して、圧搾ガス噴出ホース3
2、33の冷却を図るようにしてもよい。冷却ガスは含
塵ガス21と同一又は異なった種類のガスを用いること
ができ、液体窒素等を気化ガスとして用いる場合は、気
化された状態でも冷却ガスは十分に冷却されているの
で、好適に用いることができる。
【0027】なお、圧搾ガス噴出ホース32、33の先
端は、製作費を考慮して単に切断するだけでもよいが、
図4に示すように、丸みを持たせることもできる。これ
によよって、圧搾ガス噴出ホース32、33の先端が衝
突した際に、筒状濾布15の外周面に擦過傷を生じるの
を可及的に防止できる。また、圧搾ガス噴出ホース3
2、33の具体的な寸法としては、例えば、長さが30
0mm、内径2.5mm、外径4.5mmとすることが
できる。
【0028】図1〜図3に示すように、圧搾ガス供給配
管28、29の先部は閉塞されており、その基部はそれ
ぞれ電磁開閉弁34、35を介して圧搾ガスヘッダー3
6に連通連結されており、圧搾ガスヘッダー36は図示
しないコンプレッサに連通連結されている。
【0029】図5に示すように、平面視において、圧搾
ガス噴出ホース32、33は、縦横に枡状に配列された
それぞれ4つの筒状濾布15から構成される各筒状濾布
群の中心に配列されている。従って、圧搾ガス噴出ホー
ス32、33の先端や外周面を、その前、後、左、右に
位置する筒状濾布15間の外周面に近接した位置に配置
することができ、後述するように、圧搾ガス噴出ホース
32、33によって、効果的に筒状濾布15に付着する
ダストを払い落とすことができる。また、図6に示すよ
うに、圧搾ガス供給配管28、29に圧搾ガス供給配管
28、29に対して直角をなす方向に離隔する圧搾ガス
供給枝配管28a、29aの基部を連結し、圧搾ガス供
給枝配管28a、29aの先部にホース接続口30a、
31aを設け、これらのホース接続口30a、31aに
圧搾ガス噴出ホース32a、33aを接続するようにし
てもよい。このようにすることによって、球状にランダ
ム運動する圧搾ガス噴出ホース32a、33aが、圧搾
ガス供給配管28、29に接触して筒状濾布15への打
撃効果が減殺されるのを効果的に防止することができ
る。
【0030】また、本実施の形態では、図7及び図8
(a)〜(e)に示すように、ダスト排出弁26は、ダ
ストチャンバー13が負圧になると閉塞し、ダストチャ
ンバー13が大気圧になると開口するチューブの一例で
ある偏平チューブ26aと、偏平チューブ26aの上部
フランジ26bをダスト集積チャンバー14の下端開口
部14aに連結する連結ボルト26cから構成されてい
る。即ち、偏平チューブ26aは、バグフィルターAの
作業時には、図8(e)に示すように、ダストチャンバ
ー13内に発生する負圧とその外周に受ける大気圧との
圧力差によって完全に閉状態になるが、バグフィルター
Aの非作業時には、その保有する弾性によって復元し
て、図8(b)〜(d)に示すように、わずかに開口し
た状態にある。従って、作業時にはダストの漏出を確実
に防止することができると共に、非作業時には、バグフ
ィルターAの作業によってダスト集積チャンバー14内
に集積されたダストを後述するダスト回収袋39内に落
下、投入することができる。偏平チューブ26aは、好
ましくは、偏平方向に折りぐせを有するゴムやキャンバ
ス布製の筒から形成する。
【0031】なお、図示の実施の形態におけるその他の
構成について簡単に説明すると、図1及び図2に示すよ
うに、ケーシング12の前側壁の上、下部には、それぞ
れ、上部点検口37と下部点検口38が設けられてい
る。ところで、図2では、上部点検口37が開いた際に
できる開口面は圧搾ガス供給配管28、29に平行とな
っているが、開口面を圧搾ガス供給配管28、29と直
角になるように、図2の紙面に平行なケーシング12壁
面で、圧搾ガスヘッダー36を具備していない側に上部
点検口37を設けることもできる。この場合、上部点検
口37を開いて、ケーシング12の内部に立入り、筒状
濾布15の点検を行う場合に、圧搾ガス供給配管28、
29が点検作業の妨げとならず、点検作業を円滑に行う
ことができる。また、図1及び図2に示すように、ダス
ト排出弁26にはダスト回収袋39の上部開口が着脱自
在に連結されている。
【0032】次に、上記した構成を有するバグフィルタ
ーAの作動を、バグフィルターのダスト払い落とし機構
27によるダスト払い落とし作業も含めて、以下、具体
的に説明する。
【0033】通常の濾過作業において、図2に示すよう
に、吸気ファン24を駆動してダストチャンバー13内
を負圧にすると共に、図示しない送気ファンを駆動し
て、含塵ガス流入口20を通して含塵ガス21をダスト
チャンバー13内に流入する。流入した含塵ガス21
は、その後、筒状濾布15内に流入し、その内部から外
部に向けて通過し、この際、含塵ガス21中に含まれる
ダストが筒状濾布15の内面に付着して除去されるの
で、清浄ガス22が得られる。この清浄ガス22は、そ
の後、清浄ガス流出口23、吸気ファン24、及び、そ
の排出口25を通して大気中に放出される。
【0034】ところで、上記したバグフィルターAの濾
過作業においては、筒状濾布15の内周面にダストが付
着し、ダスト層が一定以上の厚さになると集塵能力が低
下するので、定期的に、ダスト払い落とし機構27を用
いて集塵ダストを払い落とす。
【0035】即ち、電磁開閉弁34、35を開動作し
て、圧搾ガスを、圧搾ガスヘッダー36から全ての圧搾
ガス供給配管28、29を介して全ての圧搾ガス噴出ホ
ース32、33に供給して、その先端からダストチャン
バー13内に圧搾ガスを噴出させる。
【0036】ここで、図4に示すように、圧搾ガス噴出
ホース32、33の先端は自由端になっており、かつ、
圧搾ガス噴出ホース32、33は可撓性を有するので、
噴出される圧搾ガスの噴出エネルギーによって圧搾ガス
噴出ホース32、33、特に、その先部は噴出反力を受
けることになる。
【0037】その結果、図4に示すように、圧搾ガス噴
出ホース32、33は三次元的にランダム方向に屈曲
し、その結果、圧搾ガス噴出ホース32、33の先部
が、筒状濾布15の外周面に強力に衝突することにな
る。また、その先部から圧搾ガスが筒状濾布15の外周
面に向けて噴射されることになる。
【0038】即ち、本実施の形態では、各筒状濾布15
は、圧搾ガス噴出ホース32、33の先部から噴出され
る圧搾ガスによる噴出力と、その反力によって圧搾ガス
噴出ホース32、33が球状にランダム運動を行うこと
による衝突力の両方を受けることになるので、筒状濾布
15に内周面に付着したダストを効果的に払い落とすこ
とができる。
【0039】特に、圧搾ガス噴出ホース32、33をビ
ニルチューブによって形成した場合は、その良好な可撓
性によって、図4や図5に示すように、噴出力の反力を
受けた場合、圧搾ガス噴出ホース32、33はより柔軟
に屈曲し、筒状濾布15の外周面に万遍なく衝突し、筒
状濾布15の内周面全体からダストを効果的に除去する
ことができる。
【0040】また、本実施の形態では、図5に示すよう
に、圧搾ガス噴出ホース32、33を筒状濾布15間に
配列することによって、4つの筒状濾布15に付着する
ダストを1つの圧搾ガス噴出ホース32、33によって
払い落とすことができる。また、圧搾ガス噴出ホース3
2、33の先部のみならず、その外周面によっても、筒
状濾布15の外周面に強力な払い落とし力を与えること
ができ、かつ、圧搾ガス噴出ホース32、33の先端は
各筒状濾布15の裏面にも回り込むことができるので、
この面からも、筒状濾布15の内周面全体からダストを
効果的に除去することができる。
【0041】さらに、本実施の形態では、ダスト払い落
とし機構27は、実質的に、圧搾ガス供給配管28、2
9と圧搾ガス噴出ホース32、33のみで構成すること
ができるので、極めて安価に製作することができると共
に、メンテナンスも容易に行うことができる。
【0042】(第2の実施の形態)本実施の形態は、以
下、図9〜図12を参照して説明するように、ダスト払
い落とし機構53の要部を構成する圧搾ガス供給配管5
4、55と圧搾ガス噴出ホース58、59が、ダストチ
ャンバー40内に、一体的に昇降可能に配設されている
ことを特徴とする。
【0043】即ち、図9及び図10に示すバグフィルタ
ーA1において、ダストチャンバー40内に、上端が閉
塞されると共に下端が開口された多数の垂直の筒状濾布
41が、縦横に配列された状態(縦列2個×横列4個=
8個)で収納されている。これらの筒状濾布41の下端
は、ダストチャンバー40の下部に水平状態に固着され
ている支持板42に設けた複数の濾布支持孔にそれぞれ
挿通された状態で支持されている。一方、筒状濾布41
の上端は、それぞれ、ケーシング43の天板44の下面
に沿って架設された濾布支持ビーム45にフック46を
介して吊り下げられている。
【0044】図9に示すように、ダストチャンバー40
の下部をなす角錐状のダスト集積チャンバー47の傾斜
壁には、含塵ガス48をダストチャンバー40内に流入
するための含塵ガス流入口49が形成されている。一
方、図10に示すように、ダストチャンバー40の上部
後面には清浄ガス50を外部に流出するための清浄ガス
流出口51が設けられている。
【0045】ダストチャンバー40の下部を形成するダ
スト集積チャンバー47の下端開口部にはダスト排出弁
52が取付けられている。
【0046】次に、ダストチャンバー40内に配設した
ダスト払い落とし機構53について説明すると、図9
(正面図)及び図10(平面図)から明らかなように、
ダストチャンバー40内には、それぞれ、複数(本実施
の形態では、4本)の圧搾ガス供給配管54、55が、
上下段に平行間隔を開けて配設されている。
【0047】圧搾ガス供給配管54、55の下面には、
図9に示すように、軸線方向に間隔を開けて複数のホー
ス接続口56、57が設けられており、ホース接続口5
6、57には、可撓性を有する圧搾ガス噴出ホース5
8、59の基端が連結されている。一方、圧搾ガス噴出
ホース58、59の先端は自由端になっており、その自
重によって、払い落とし作業時以外は、図9に示すよう
に、下方に垂下された状態になっている。なお、図示し
ないが、圧搾ガス供給配管54、55は圧搾ガスヘッダ
ーに連通連結されている。
【0048】また、図9及び図10に示すように、圧搾
ガス供給配管54、55の左、右端同士は連結部材6
0、61によって連結されて矩形昇降枠62を構成して
いる。矩形昇降枠62の左、右端の上、下部にはそれぞ
れ、昇降案内輪63、64が取付けられており、昇降案
内輪63、64は、ケーシング43の両側壁に設けた凹
状断面の昇降ガイドレール65、66に転動自在に嵌着
されている。
【0049】さらに、図9〜図12に示すように、矩形
昇降枠62の上部左、右端部には、一対の第1の昇降チ
ェン67、67aの一端が結着されており、その他端
は、ケーシング43の天板44に設けた軸案内孔内に昇
降自在に嵌入されている昇降案内軸67b、67cの下
端に連結されている。一方、昇降案内軸67b、67c
の上端には第2の昇降チェン67d、67eの一端が連
結されており、第2の昇降チェン67d、67eの他端
は天板44上に回転自在に枢支されているスプロケット
68a、68b、68c、68dに巻回されている。ま
た、スプロケット68a、68bは、昇降モータ69に
よって回転される回転軸69a、69bに連動連結され
ている。
【0050】上記した構成によって、昇降モータ69を
駆動することによって矩形昇降枠62と一体的に圧搾ガ
ス噴出ホース58、59を昇降しながら、圧搾ガス噴出
ホース58、59の先部から圧搾ガスを噴出することが
できるので、広範囲にわたって確実に筒状濾布41の内
周面に付着するダストを除去することができる。また、
本実施の形態においても、各筒状濾布41は、圧搾ガス
噴出ホース58、59の先部から噴出される圧搾ガスに
よって生じる反力としての機械的エネルギーと、圧搾ガ
ス噴出ホース58、59が各筒状濾布41に衝突するこ
とによって発生する機械的エネルギーの両方を受けるこ
とになるので、筒状濾布41の内周面に付着したダスト
を効果的に払い落とすことができる。
【0051】以上、本発明を、幾つかの実施の形態を参
照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形
態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他
の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、上記
した実施の形態では、本発明に係るバグフィルターのダ
スト払い落とし機構を、筒状濾布の内周面にダストが付
着するバグフィルターに用いた場合について説明してき
たが、本発明に係るバグフィルターのダスト払い落とし
機構を、筒状濾布の外周面にダストが付着するバグフィ
ルターにも好適に用いることができるものである。
【0052】
【発明の効果】請求項1〜7記載のバグフィルターのダ
スト払い落とし機構においては、各筒状濾布は、圧搾ガ
ス噴出ホースの先部から噴出される圧搾ガスによる噴出
力を受けると共に、圧搾ガス噴出ホースがその良好な可
撓性によって柔軟に屈曲してランダム運動を行うことに
よる衝突力も受けることになるので、筒状濾布の内、外
周面に付着したダストを効果的に払い落とすことができ
る。また、バグフィルターのダスト払い落とし機構は構
造が簡単なので、安価に製作することができると共に、
メンテナンスも容易に行うことができ、筒状濾布の寿命
の延命化を図ることができる。
【0053】特に、請求項2記載のバグフィルターのダ
スト払い落とし機構においては、圧搾ガス噴出ホース
は、その良好な可撓性に加えて耐熱性も有するので、含
塵ガスが高温の場合であっても、含塵ガスが高温でない
場合と同様に、筒状濾布から効果的にダストを払い落と
すことができる。請求項3記載のバグフィルターのダス
ト払い落とし機構においては、圧搾ガス噴出ホースを通
して冷却ガスからなる圧搾ガスを噴出するようにしてい
るので、含塵ガスが高温の場合であっても、圧搾ガス噴
出ホースを効果的に冷却しながら圧搾ガスを噴出できる
ので、耐熱性を有しない通常仕様の安価な圧搾ガス噴出
ホースを用いて筒状濾布から効果的にダストを払い落と
すことができる。
【0054】請求項4記載のバグフィルターのダスト払
い落とし機構においては、圧搾ガス供給配管に圧搾ガス
供給配管に対して直角をなす方向に離隔する圧搾ガス供
給枝配管の基部を連結し、圧搾ガス供給枝配管の先部に
ホース接続口を設け、これらのホース接続口に圧搾ガス
噴出ホースを接続するようにしている。従って、球状に
ランダム運動する圧搾ガス噴出ホースが、圧搾ガス供給
配管に接触して筒状濾布への打撃効果が減殺するのを効
果的に防止することができる。請求項5記載のバグフィ
ルターのダスト払い落とし機構においては、圧搾ガス噴
出ホースは、縦横に枡状に配列された4つの筒状濾布か
ら構成される筒状濾布群の中心に配列されているので、
4つの筒状濾布に付着するダストを1つの圧搾ガス噴出
ホースによって払い落とすことができる。また、圧搾ガ
ス噴出ホースの先部のみならず、その外周面によって
も、筒状濾布の外周面に強力な払い落とし力を与えるこ
とができ、かつ、圧搾ガス噴出ホースの先端は各筒状濾
布の裏面にも回り込むことができるので、この面から
も、筒状濾布の外周面全体からダストを効果的に除去す
ることができる。
【0055】請求項6記載のバグフィルターのダスト払
い落とし機構においては、圧搾ガス供給配管と圧搾ガス
噴出ホースを一体的に昇降しながら、圧搾ガス噴出ホー
スの先部から圧搾ガスを噴出することができるので、筒
状濾布の上部から下部に至る広範囲にわたって確実に筒
状濾布の内、外周面に付着するダストを除去することが
できる。これによって、圧搾ガス噴出ホースが筒状濾布
の一部分のみに当たるのを防止して偏りがなくなり、筒
状濾布の寿命の延命化を図ることができる。
【0056】請求項7記載のバグフィルターのダスト払
い落とし機構においては、ダスト排出弁は、ダストチャ
ンバーが負圧になると閉塞し、ダストチャンバーが大気
圧になると開口する弾性素材からなるチューブによって
形成されているので、作業時にはダストの漏出を確実に
防止することができると共に、非作業時には、バグフィ
ルターの作業によってダスト集積チャンバー内に集積さ
れたダストをダスト回収袋等に円滑に落下、投入するこ
とができる。従って、煩雑なメンテナンスを必要とする
従来の機械的なロータリバルブやスクリュフィーダを不
要とすることができ、ダスト排出弁の寿命の延命化を図
ることができると共に、保守・点検、即ち、メンテナン
スも簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るバグフィルタ
ーのダスト払い落とし機構を具備するバグフィルターの
一部正断面図である。
【図2】同一部側断面図である。
【図3】図1のI−I線による断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るバグフィルタ
ーのダスト払い落とし機構の作動説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るバグフィルタ
ーのダスト払い落とし機構の作動説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るバグフィルタ
ーのダスト払い落とし機構の作動説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るバグフィルタ
ーのダスト排出弁の正断面図である。
【図8】(a)〜(e)は、それぞれ、図7のII−II、
III −III 、IV−IV、V−V、VI−VI線による断面図で
ある。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るバグフィルタ
ーのダスト払い落とし機構を具備するバグフィルターの
正断面図である。
【図10】図9のII−II線による断面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るバグフィル
ターのダスト払い落とし機構の斜視図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係るバグフィル
ターのダスト払い落とし機構の要部断面図である。
【図13】従来のバグフィルターの構成説明図である。
【図14】従来のバグフィルターの構成説明図である。
【図15】(a)〜(d)は、それぞれ、従来のバグフ
ィルターのダスト払い落とし機構の説明図である。
【符号の説明】
A バグフィルター A1 バグフィ
ルター 10 床面 11 下部機枠 12 ケーシング 13 ダストチ
ャンバー 14 ダスト集積チャンバー 14a 下端開
口部 15 筒状濾布 16 支持板 17 天板 18 濾布支持
ビーム 19 フック 20 含塵ガス
流入口 21 含塵ガス 22 清浄ガス 23 清浄ガス流出口 24 吸気ファ
ン 25 排出口 26 ダスト排
出弁 26a 偏平チューブ(チューブ) 26b 上部フ
ランジ 26c 連結ボルト 27 ダスト払
い落とし機構 28 圧搾ガス供給配管 29 圧搾ガス
供給配管 28a 圧搾ガス供給枝配管 29a 圧搾ガ
ス供給枝配管 30 ホース接続口 30a ホース
接続口 31 ホース接続口 31a ホース
接続口 32 圧搾ガス噴出ホース 33 圧搾ガス
噴出ホース 32a 圧搾ガス噴出ホース 33a 圧搾ガ
ス噴出ホース 34 電磁開閉弁 35 電磁開閉
弁 36 圧搾ガスヘッダー 37 上部点検
口 38 下部点検口 39 ダスト回
収袋 40 ダストチャンバー 41 筒状濾布 42 支持板 43 ケーシン
グ 44 天板 45 濾布支持
ビーム 46 フック 47 ダスト集
積チャンバー 48 含塵ガス 49 含塵ガス
流入口 50 清浄ガス 51 清浄ガス
流出口 52 ダスト排出弁 53 ダスト払
い落とし機構 54 圧搾ガス供給配管 55 圧搾ガス
供給配管 56 ホース接続口 57 ホース接
続口 58 圧搾ガス噴出ホース 59 圧搾ガス
噴出ホース 60 連結部材 61 連結部材 62 矩形昇降枠 63 昇降案内
輪 64 昇降案内輪 65 昇降ガイ
ドレール 66 昇降ガイドレール 67 第1の昇
降チェン 67a 第1の昇降チェン 67b 昇降案
内軸 67c 昇降案内軸 67d 第2の
昇降チェン 67e 第2の昇降チェン 68a スプロ
ケット 68b スプロケット 68c スプロ
ケット 68d スプロケット 69 昇降モー
タ 69a 回転軸 69b 回転軸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダストチャンバー内に並設されている複
    数の筒状濾布の内周面又は外周面に付着するダストを払
    い落とすためのバグフィルターに用いるダスト払い落と
    し機構であって、 前記ダストチャンバー内に前記筒状濾布間の間隙を通し
    て圧搾ガス供給配管が配設され、該圧搾ガス供給配管に
    ホース接続口が設けられ、該ホース接続口に可撓性を有
    する圧搾ガス噴出ホースの一端が連結され、該圧搾ガス
    噴出ホースの他端が自由端になって、該圧搾ガス噴出ホ
    ースからの圧搾ガスの噴出による該圧搾ガス噴出ホース
    のランダム運動によって前記筒状濾布を打撃することに
    より前記筒状濾布の内周面又は外周面に付着したダスト
    の除去を行うことを特徴とするバグフィルターのダスト
    払い落とし機構。
  2. 【請求項2】 前記圧搾ガス噴出ホースは十分な可撓性
    及び耐熱性を有する合成樹脂製チューブからなることを
    特徴とする請求項1記載のバグフィルターのダスト払い
    落とし機構。
  3. 【請求項3】 前記圧搾ガス噴出ホースを通して冷却ガ
    スを噴出するようにしたことを特徴とする請求項1又は
    2記載のバグフィルターのダスト払い落とし機構。
  4. 【請求項4】 前記圧搾ガス供給配管に該圧搾ガス供給
    配管に対して直角をなす方向に離隔する圧搾ガス供給枝
    配管の基部が連結され、該圧搾ガス供給枝配管の先部に
    前記ホース接続口が設けられることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載のバグフィルターのダスト
    払い落とし機構。
  5. 【請求項5】 前記圧搾ガス噴出ホースは複数本あっ
    て、縦横に枡状に配列された4つの前記筒状濾布から構
    成される筒状濾布群の中心に配列されていることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のバグフィル
    ターのダスト払い落とし機構。
  6. 【請求項6】 前記圧搾ガス供給配管と前記圧搾ガス噴
    出ホースは、前記ダストチャンバー内に、一体的に昇降
    可能に配設されていることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1項に記載のバグフィルターのダスト払い落と
    し機構。
  7. 【請求項7】 前記ダストチャンバーの下部にダスト集
    積チャンバーが形成され、該ダスト集積チャンバーの下
    端開口部にダスト排出弁が取付けられ、該ダスト排出弁
    は、前記ダストチャンバーが負圧になると外周からの大
    気圧によって押されて閉塞し、前記ダストチャンバーが
    大気圧になると弾性により開口するチューブによって形
    成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    1項に記載のバグフィルターのダスト払い落とし機構。
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