JPH11308270A - 通信システム及びそれに用いられる端末装置 - Google Patents

通信システム及びそれに用いられる端末装置

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JPH11308270A
JPH11308270A JP10128203A JP12820398A JPH11308270A JP H11308270 A JPH11308270 A JP H11308270A JP 10128203 A JP10128203 A JP 10128203A JP 12820398 A JP12820398 A JP 12820398A JP H11308270 A JPH11308270 A JP H11308270A
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voice
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JP10128203A
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English (en)
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Hidetoshi Yamada
秀俊 山田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】端未装置上で音質のよい合成音声出力を得、端
未装置上で入力した音声情報をテキストメールとして送
信し、秘匿性の高いメール情報授受を可能とする。 【解決手段】端末装置が回線を介してサーバーに接続さ
れ、サーバーの処理により上記端末装置、サーバー間で
情報を授受する通信システムであり、サーバー側で、端
末装置から送出されたメッセージに対応するテキスト情
報に対応する音声情報を、音声合成処理により音声合成
するための音声情報を生成してテキスト情報とともに所
定の端末装置に向けて送出する。所定の端末装置では、
サーバーから受信したテキスト情報と音声合成情報に基
づいてメッセージに対応する合成音声を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システム及び
それに用いられる端末装置に関し、特に、テキスト情報
や音声信号等の各種電子情報を通信する通信システム及
びそれに用いられる端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の情報処理技術と通信技術の発展に
伴い、テキスト情報や音声信号等の各種電子情報を、い
わゆる電子メールシステムを介して送受信する通信シス
テムは急速に発達し、その市場も拡大の一途をたどって
いる。かかる情報の送受信は、オフィス等に設置された
コンピュータ間で行なわれる他に、携帯型端未装置を介
しても行なわれ、場所の限定がなく、また移動時の情報
の送受信にも大変有効なシステムである。一般に、この
種の携帯型端未装置は、卓上型コンピュータ端未と異な
り、小型、軽量化を図るため、キーボードが装備されて
いないものが多く、この場合には、コマンド入力や情報
入力は、搭載されている限られた数のスイッチや小さい
表示画面の液晶画面上に表示されるアイコンの選択等に
より行われる。また、携帯型端未装置には、電子メール
による文字情報の送受信を行なうため、有線または無線
を介した通信機能が設けられ、音声を録音する機能を持
つ端未装置もあり、録音された音声が記録保持され、必
要に応じて再生される。このような端未装置は、例え
ば、特開平8−204843号公報(従来例1)に開示
されている。
【0003】特開平7−222248号公報(従来例
2)には、音声入力部と通信部をが設けられ携帯型情報
端末において、入力された音声情報を通信部により音声
認識サーバに送信し、この音声認識サーバーで音声認識
処理および認識結果に対する文字情報処理を実行して、
得られた文字情報を携帯型情報端末に送信して携帯型情
報端末上で表示するシステムが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の携
帯型の端未装置は、携帯性が最重要な課題であり、小型
軽量化を図るため、必然的に小さい表示面積のディスプ
レイが使用される。したがって、多くの文字数を一度に
表示することができず、迅速な情報の受信、把握ができ
ないといった基本的問題がある。すなわち、従来の小表
示面積のディスプレイでは、多量のデータを一度に画面
上に表示できず、スクロール等の操作によって全体の情
報を視認せざるを得ず、迅速な情報の確認ができない。
この問題は、上記従来例では言及されておらず、勿論そ
の解決手段も開示されていない。
【0005】また、上記従来例1と2に開示されている
端未装置では、音声メッセージについての言及がある。
つまり、従来例1では、音声情報を記録保持し、記録さ
れた音声情報を読み出し再生する技術が、また、従来例
2には、サーバー側での音声認識についての開示があ
る。
【0006】一方、音声メッセージをメール送信する場
合、メールの受信側では音声情報がテキスト情報に変換
されていることが好ましいが、上記従来例にはこの点に
ついての言及はなく、操作性の課題が依然残っている。
【0007】更に、携帯型の端未装置を用いて電子メー
ルを外出先から確認する際には、メールのメツセージに
よっては内容を秘匿したいという要望が非常に強いにも
かからわず、これまでこの要望に応える技術はなく、上
記従来例でもこの点についての言及はない。
【0008】本発明は叙上のような事情に鑑みて為され
たものであり、ユーザに対して多量のデータの迅速な伝
達を可能とする簡易構成の通信システム及びそれに用い
られる端末装置を提供することを目的とする。
【0009】本発明の他の目的は、情報をテキストデー
タとして送受信可能な簡易構成の通信システム及びそれ
に用いられる端末装置を提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、授受される情報
の秘匿性を確保した通信システム及びそれに用いられる
端末装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、一つの本発明は、通信部により、入力されたテキス
ト情報に対応した、音声合成時に用いられる音声合成情
報を生成するサーバー計算機と、通信部と音声出力部と
を備えた端末装置とを具備し、上記サーバー計算機にお
いて、上記テキスト情報に音声合成時に用いられる音声
合成情報を付加して上記端末装置にこの音声合成情報が
付加されたテキスト情報を送信し、上記端末装置におい
て、受信したテキスト情報を、このテキスト情報に付加
された音声合成情報を用いて音声合成し、上記音声出力
部により出力することを特徴とする通信システムであ
る。………………………(1)
【0012】また、他の一つの本発明は、入力されたテ
キスト情報に対応した、音声合成時に用いられる音声合
成情報を生成し、この音声合成情報を上記テキスト情報
に付加して出力するサーバー計算機と通信を行うための
通信部と、音声を外部に出力するための音声出力部とを
具備し、上記サーバー計算機力から入力されたテキスト
情報を、このテキスト情報に付加された音声合成情報を
用いて音声合成し、上記音声出力部により出力すること
を特徴とする端末装置である。………………………
(2)
【0013】また、更に他の一つの本発明は、音声入力
部と通信部とを備えた端末装置と、通信部により上記端
末装置から入力された音声情報に対して、音声認識処理
を施すサーバー計算機とを具備し、上記端末装置から送
信された音声情報をサーバー計算機において音声認識処
理し、テキスト情報として送信することを特徴とする通
信システムである。………………………(3)
【0014】更に、他の本発明は、上記音声認識処理に
おいて、上記端末装置の音声入力部にて音声を入力した
話者固有の認識辞書を用いることを特徴とする上記
(3)に記載の通信システムである。 ………
………………(4)
【0015】他の本発明は、暗号化鍵情報を記録する暗
号化鍵記録手段と、上記暗号化鍵情報とは別の鍵情報を
入力する鍵情報入力手段とを有し、上記暗号化鍵記録手
段に記録された暗号化鍵情報と、上記鍵情報入力手段か
ら暗号化時に入力される鍵情報とを用いて送信する情報
に対し暗号化処理を行うことを特徴とする端末装置であ
る。………………………(5)
【0016】更に、他の本発明は、復号化鍵情報を記録
する複号化鍵記録手段と、上記復号化鍵情報とは別の鍵
情報を入力する鍵情報入力手段とを有し、上記復号化鍵
記録手段に記録された復号化鍵情報と、上記鍵情報入力
手段から復号化時に入力される鍵情報とを用いて受信し
た情報に対し復号化処理を行うことを特徴とする端末装
置である。 ………………………(6)
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明による通信システムの
実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の通信システムの一実施形態の通信システムの構成図で
ある。ネットワークを介し、例えば、携帯型の端未装置
1と、オフィス等に設置されたパーソナルコンピュータ
(パソコンPC)3とがサーバー2に接続されている。
【0018】端末装置1では、演算処理装置(以下、C
PUと略記する)11が主要な処理を実行する。端末装
置の動作状態や送受信情報が液晶ディスプレイ等の表示
部12に表示される。また、端末装置1には、押しボタ
ンスイッチやタッチパネル等の入力部13、マイクロフ
ォン等の音声入力部14、スピーカー等の音声出力部1
5、フラッシュメモリ等の情報の記録部16及びサーバ
ー2が接続されているネットワークに電話回線等を介し
て無線あるいは有線で接続可能な通信部17が搭載され
ている。
【0019】端未装置内のCPU11上で実行される処
理手順を規定するソフトウエアは、一般的なパーソナル
コンピユータと同様に、階層的な構造を持つ基本ソフト
またはオペレーティングシステム(以下、OSと略記す
る)と、そのOSの機能を利用して種々の機能を実現す
るアプリケーションソフトとを有する構成とすることが
できる。
【0020】一方、サーバー2には、メール送受信管
理、音声合成、データ暗号化等の処理を行なう計算機2
1の他に、ネットワークに接続するための通信部22、
大容量の情報の記録部23、管理者がサーバーを管理す
るために必要なディスプレイ等のディスプレイである表
示部24及びキーボード等の情報入力部25が装備され
ている。このサーバーの計算機21は、一般的なサーバ
ー用ワークステーション等によって構成され、ネットワ
ークと通信部22を介して入力された情報に対して、後
述するような音声合成用情報付加処理、音声認識処理等
を実行する。
【0021】図1に示すシステム構成において、テキス
トメールを配信して端未装置側で合成音声により再生す
る動作について図2を参照しながら説明する。
【0022】今、ネットワークに接続された端未装置、
例えば、卓上型パーソナルコンビュータ(PC)3から
メールが送信される場合を想定する。サーバー2では、
ネットワークから通信部22を経由してメール情報を受
信し、受信メール情報に対して図2に示すような構成に
より受信処理を実行する。すなわち、PC3からネット
ワークを介して受信したメール情報は、通信部22で受
信され、受信メール部26に記憶され、音声処理部28
における音声処理の対象とされる。音声処理部28にお
ける音声処理は、解析用に予め用意されている解析辞書
285を用いながら実行する。先ず、単語境界、品詞情
報抽出部281において、受信メール部26から取り出
した入力テキストを解析し、単語境界や単語の品詞情報
を抽出し、続いて、後述するように、構文解析、意味解
析、音韻情報生成、漢字に対する読みの付与、アクセン
ト、ポーズの設定を行なうためのテキスト解析処理およ
び制御情報生成処理を実行する。具体的には、構文解
析、意味解析部282により、入力テキストを単語やそ
れよりも小さい形態素に分解し、構文解析・意味解析等
の言語レベルの処理を実行した後に、音韻情報生成部2
83において、音韻記号に変換して音韻情報を生成す
る。アクセント・ポーズ等付与部284は、アクセント
やポーズの付与等の音声レベル処理を実行する。
【0023】このように、規則に従った自然な音声を合
成するために、テキスト解析処理で得られた音韻系列に
対して、各音韻の長さ、ポーズ長、イントネーション等
の音声合成情報を生成する音声合成情報生成処理が実行
され、得られたアクセント付き仮名情報がメール付加情
報として元のテキストメール情報とともにメール送信部
27、通信部22を介してネットワークに送信される。
【0024】ネットワークを介して受信したサーバー2
からのメール情報は、図3に示す如く、端末装置1の音
声合成部18において音声合成処理が実行される。端未
装置1の記録部16には、ネットワークと通信部17を
介して受信されたサーバーからの受信メール情報が記録
される。受信テキストメールは表示部12に表示され
る。
【0025】ここで、受信メール情報を音声として出力
したいときには、タッチパネル等の入力部13から読み
上げコマンドを入力することにより、記録部16から所
望のメール情報を読み出し、読み出されたメールデータ
が音声合成部18に入力され、得られた合成音声が音声
出力部15から出力される。音声合成部18において
は、メール情報に付加されたイントネーション・アクセ
ント・ポーズ等の音声合成情報を用いて音声を合成し、
合成音声が音声出力部15に出力される。すなわち、音
声合成部18においては、音素片選択部181により合
成すべき音韻系列に最も適合する合成用単位(音素片)
を、多数の合成用単位としての音素データが予め蓄積さ
れている音素片ファイル182から選択する。選択され
た音素片は、音素片結合部183により結合されて音声
が合成され、波形加工部184により波形加工された
後、加工された音声信号が音声出力部15に送出され
る。
【0026】具体的には、記録部16から読み出された
受信付情報付きテキスト文が音素記号列に変換され、音
素片ファイル182から隣接する音素環境が一致する音
素片データが選択され結合された後に、規則で設定され
たピツチ、時間長データに基づいて波形データが加工さ
れる。かかる処理によって,受信したメール情報を高音
質の合成音声として出力することができる。
【0027】なお、音声合成部18は、専用回路として
端未装置内に設けても良いし、ハードウエアあるいはソ
フトウエアとしてCPU11内に組み込んでも良い。
【0028】次に、図1に示す実施形態のシステムにお
いて、端未装置1からボイスメッセージをメールとして
送信し、サーバー2側で音声認識する特徴的動作につい
て図4を参照しながら説明する。
【0029】端末装置1のユーザからのメッセージは、
音声入力部14により音声信号に変換され、記録部16
に記録される。ここで、入力部13からボイスメール送
信コマンドが入力されると、音声信号が通信部17を介
してネットワークに出力され、サーバー2側に送信され
る。
【0030】音声情報をテキスト情報化したい場合に
は、ユーザがその旨の指示を入力部13から入力する。
すると、端末装置1では、この音声情報データに上記要
求を指示するリクエスト情報と送信者を特定する情報
(特定話者情報)とを付加して、通信部17を介して音
声認識機能を有するサーバー2に転送する。
【0031】音声認識機能を有するサーバー2は、辞書
293内の特定話者(ユーザ)に対応した話者固有辞書
293Aを備え、この辞書情報を用いて音声認識処理す
る。サーバー2側では、受信メールが記録部23内の所
定のユーザディレクトリに記録、保管される。また、受
信されたボイスメール情報は、次のような音声認識処理
部29の処理によりテキスト信号に変換される。
【0032】入力されたボイスメール情報としての音声
情報は、音声分析部291で音声信の特徴ベクトル時系
列に変換され、音声データとして出力される。認識処理
部292では、音声分析部291で得られた音声データ
に対して辞書293内の音響モデル293Bと言語モデ
ル293Cを用いて音声認識処理が行なわれ、認識結果
として単語列ないし文の意味が出力される。音響モデル
は、音声に関する基本的な言語単位がどのようなパター
ン(パワースペクトルやその時間変化といった特徴パラ
メータ)として音響的に観測されるかを表現するもので
ある。特徴パラメータ表現には話者の違いによる変動が
含まれる。話者が特定できる場合には、その発声をもと
に音響モデルを話者に適合するように変形する話者適応
化が行われる。言語モデルは、発話される文に関して、
単語・構文・意味等の制約を与えるものである。ここ
で、ユーザがよく用いる特定の単語や固有名詞を話者固
有辞書293Aに登録しておくことにより認識効率を上
げることができる。これらの話者固有の音響モデルや言
語モデルを話者固有の認識辞書として利用することがで
きる。
【0033】より具体的には、音声認識部29に音声情
報信号が入力されると、音声分析部291において音声
情報信号の音声波形信号から認識に必要な情報のみをコ
ンパクトに表現するパラメータが抽出される。一般に、
10〜15ms程度の間隔のフレームにおける音声波形
の短区間スペクトル分析が行なわれる。位相情報や微細
構造情報は捨てられ、パワースペクトル概形の情報が取
り出される。分析の結果は、l0〜15個程度のパラメ
ータからなる上述の如き特徴ベクトルの時系列により表
現される音声データとして得られ、得られた情報が認識
処理部292に送出される。
【0034】認識処理部292では、音声分析部291
で抽出された特徴パラメータ時系列の音声データが、辞
書293内の音響モデル293Bや言語モデル293C
と対照して認識され、認識されたテキスト情報が通信部
22を介してネットワークに出力される。このとき、端
未装置1から送信されたユーザ特定情報を用いて、ユー
ザに対応した音声認識辞書を辞書として使用すれば、認
識精度や処理速度が向上する。こうして音声情報がテキ
スト情報化され、通信部22を介してネットワークに送
出され、サーバーを通してメール宛先に送付される。
【0035】本実施形態では、通常の携帯型の端未装置
のハードウエア規模では実現不可能な複雑な処理を必要
とする音声認識処理をサーバー側で行なうことにより、
音声メッセージをテキスト情報に変換してメール送信す
る本発明の更なる特徴を有するシステムであり、ユーザ
固有の辞書を使用することにより良好な認識結果を得る
ことができる。
【0036】本発明の他の実施形態は、メールの秘匿性
を確保できる特徴的なシステムである。このシステムを
実現するため、本実施形態では、メールを暗号化して配
信し、端未装置において復号化して出力する。以下、そ
の動作を図5と図6を参照しながら説明する。
【0037】メール送信元では、送信されるメッセージ
が所定の暗号化方式に従って暗号化され、ネットワーク
を経由して送信される。典型的な暗号化方式として用い
られる共通鍵方式は、送信者と受信者との間で共通の秘
密鍵情報を持ち、この共通秘密鍵を用いた換字・転置混
合型の暗号アルゴリズムである。このアルゴリズムは、
予め設定しておいた秘密の表を使用して、ある文字を別
の文字に置き換える換字処理と、文字列の文字の順番を
ある規則により並べ替える転置処理を繰り返す処理から
成る。また、暗号化方式の別例である公開鍵方式は、送
信者と受信者との間で固有の公開鍵・秘密鍵の情報を持
ち、公開鍵を用いて暗号化したデーターを秘密鍵により
復号する処理である。この方式によれば、送信側では送
信先ごとに秘密鍵を管理することなくメールを送信で
き、一方、受信側では固有の秘密鍵を用いて復号化する
ことにより、他者には知られることなくメール内容を見
ることかできる。
【0038】これらの暗号化処理のうち共通鍵情報を用
いた暗号化方式について以下に説明する。ここで用いら
れる暗号鍵情報は、セキュリティを保つためにはビット
数を大きくする必要があるが、桁数の多い暗号鍵を記憶
したり、管理することは実用上不便であるので、暗号化
鍵を複数とし、端未装置に記憶する鍵情報とユーザーが
その都度入力する鍵情報を組み合わせてセキュリティ機
能を高くする。
【0039】図5に示すように、送信側の端未装置10
0の入力部101には、メッセージが入力され、暗号化
する場合にはメッセージの暗号鍵情報、例えば、数桁の
数字が入力される。端末装置の記憶部104に記億され
ている暗号鍵が暗号鍵部103により読み出され、換字
処理部102Aに送出される。送信メッセージに対し
て、上記読み出された暗号鍵を用いて暗号化部102の
換字処理部102Aで上記の如き文字の置き換えを行な
う換字処理が実行される。転置処理部102Bは、入力
部101に入力され、暗号鍵部105を介して取り出さ
れた暗号鍵情報を用いて、文字列の文字の順番を並び替
える換字処理を実行する。上記換字処理は、例えば、暗
号鍵情報をパラメータとした関数変換で実現され、また
転置処理は暗号鍵情報で定まるビット数のシフト演算が
実行される。通常は、セキュリティを高めるために換字
処理と転置処理とが複数回繰り返される。
【0040】こうして暗号化処理されたメール情報は、
通信部106を経由してネットワークに送信され、例え
ば、プロバイダの管理するメール配信用のサーバーに保
管される。ユーザが携帯端未装置を用いてこのサーバー
にアクセスすることにより、メッセージが受信側の端未
装置110に転送される。
【0041】図6を参照すると、端未装置110内の記
憶部112にはネットワークから通信部111を介して
メッセージが入力、記憶される。この記億されたメッセ
ージは、暗号復号化部113により暗号復号化処理され
る。この暗号復号化処理は、暗号鍵部116により不揮
発性メモリ等の記憶部117から読み出した暗号鍵と、
ユーザーが入力部114を介して入力し、暗号鍵部11
5に記憶されている暗号鍵情報に基づいて実行される。
【0042】すなわち、メール受信者により入力部11
4から暗号鍵が入力され、暗号鍵部115に記憶され
る。この暗号鍵部115から取り出した暗号鍵情報に基
づいて転置処理部113Aにおいて転置処理が実行され
る。続いて、記憶部117に予め記憶されている暗号鍵
に基づく換字処理が換字処理部113Bで実行される。
これらの処理が所定回数繰り返され、秘匿性が更に改善
される。暗号化された情報が暗号復号化され、復号化さ
れた情報は出力部118から出力される。上記の動作に
より、端未装置を用いて秘匿を要するメールの送受信が
可能となる。
【0043】以上のように、本実施形態では、複数の暗
号鍵情報を併せて用いているので、使い勝手が改善され
るとともに、秘匿性を高めることができる。上述説明で
は据え置き型の端未装置で送信し、携帯型端未装置で受
信するようなシステムについて説明したが、これは逆で
あってもよいし、送受信双方が携帯端未装置であっても
よいことは勿論である。端末装置に記億する暗号鍵は、
任意の時期あるいは定期的に変更するようにすること
で、より安全性を高めることができる。その際、暗号鍵
情報として入力部あるいは通信部から入力するようにし
てもよいし、不揮発性メモリのような記憶装置そのもの
を着脱するようにしてもよい。また、暗号鍵としてパラ
メータだけでなく関数のような暗号化アルゴリズムの一
部分を更新するようにしても良い。
【0044】更に、上述の各実施形態で説明したサーバ
ー機能は、ユーザが所属する機関が所有・管理するもの
でもよいし、第三者が所有・管理するものでもよい。
【0045】本発明の他の実施形態として、サーバーに
音声認識により得られたテキスト情報を他の言語に翻訳
する機械翻訳機能を付加することもできる。この機能
は、携帯端未から送られてきた音声情報に付加されて翻
訳要求の情報があった場合に動作し、例えば、音声認識
結果の文章を英語の文章に変換する。この機械翻訳結果
をサーバー側から他の端未装置側に送ることができるよ
うにすれば、端未装置か音声翻訳メールを実現すること
が可能になる。
【0046】上述各実施形態によれば、次のような作用
効果が得られる。すなわち、従来の携帯型の端未装置で
は、小表示面積のディスプレイを採用しているため、多
量のデータを一度に画面上に表示できず、スクロール等
の操作によって全体の情報を視認せざるを得ず、迅速な
情報の確認ができないという問題があったが、本発明で
は、合成音声によりテキスト情報を再生できるので多量
のデータを聴覚的に確認でき迅速な情報授受が可能とな
る。
【0047】また、音声合成時に適切な情報を付加する
という、携帯型の端未装置で使われるCPUでは計算量
の観点から実現が困難な処理を、メール送信を行なうサ
ーバーにおいてオフライン処理により演算する。この付
加情報をメール送信時にテキスト情報に併せて送出し、
受信した端末装置側で上記付加情報を用いて音声合成す
ることにより、音質の優れた合成音声を聞くことができ
る。
【0048】音声入力された情報をテキスト情報に変換
する際に、端未装置では困難な音声認識処理を、サーバ
ー計算機において話者固有の認識辞書を行なうことによ
り、良好なテキスト変換処理結果を得ることができる。
【0049】さらに、端未装置において、メール送信時
においてメールメッセージを暗号化して配信し、メール
受信時に暗号を復号化する。暗号化方式や鍵情報は各ユ
ーザで独自に設定するようにすれば、メール情報の秘匿
性を保つことができる。また、鍵情報の一部を端未装置
に記憶し、鍵情報の一部をその都度、端未装置から入力
することで秘匿性をより強固なものとすることができ
る。
【0050】上述本発明は他の観点から次のような構成
で定義することができる。
【0051】端末装置が回線を介してサーバーに接続さ
れ、上記サーバーの処理により上記端末装置、サーバー
間で情報が送受信される通信システムにおいて、上記サ
ーバー側では、送出されるべきメッセージのテキスト情
報に対応する音声情報の音声合成処理による合成音声を
得るための音声付加情報を生成し、上記テキスト情報と
ともに所定の端末装置に向けて送出し、上記所定の端末
装置では、上記サーバーから受信した上記テキスト情報
と音声付加情報に基づいて上記メッセージに対応する合
成音声を出力することを特徴とする通信システム。
【0052】回線を介して情報を送受信する通信部と、
該通信部を介してサーバーから受信したメッセージに対
応するテキスト情報を示す第1のデータと、該テキスト
情報に対応する音声情報を、音声合成処理ににより音声
合成するための音声付加情報を示す第2のデータとに基
づいて上記メッセージに対応する合成音声を生成する音
声合成部と、上記音声合成部からの合成音声を出力する
音声出力部と、を具備して成ることを特徴とする端末装
置。
【0053】以上、本発明の通信システム及び形態型端
末装置の好適実施形態を説明したが、本発明はかかる特
定実施形態のみに限定されるべきではなく、特定用らり
入力された音声をテキスト化して他の言語に翻訳し、さ
らに送信することで、途に応じて種々の変形変更が可能
であることが当業者には容易に理解されよう。従って、
本発明にはかかる変形変更をも包含する。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端未装置上で音質のよい合成音声出力が得られる。ま
た、端未装置上で入力した音声情報を、テキストメール
として送信することが可能になる。さらに、端未装置上
で秘匿性を要するメールを扱うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信システムの実施形態の構成図
である。
【図2】本発明の実施形態におけるサーバーの構成図で
ある。
【図3】本発明の実施形態における端末装置の構成図で
ある。
【図4】本発明の他の実施形態における端末装置とサー
バーの構成図である。
【図5】本発明の更に他の実施形態における送信側の端
末装置の構成図である。
【図6】本発明の更に他の実施形態における受信側の端
末装置の構成図である。
【符号の説明】
1、100,110 端末装置 2 サーバー 3 PC 11 CPU 12 表示部 13、101、114 入力部 14 音声入力部 16、23 記録部 17、106、111 通信部 18 音声合成部 15 音声出力部 21 計算機 22 通信部 24 表示部 25 情報入力部 26 受信メール部 27 メール送信部 28 音声処理部 29 音声認識部 102 暗号化部 102A,113B 換字処理部 102B,113A 転置処理部 103、105、115、116 暗号鍵部 113 暗号復号化部 118 出力部 181 音素片選択部 182 音素片ファイル 183 音素片結合部 184 波形加工部 281 単語境界、品詞情報抽出部 282 構文解析、意味解析部 283 音韻情報生成部 284 アクセント・ポーズ等付与部 285 解析辞書 291 音声分析部 292 認識処理部 293 辞書
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G10L 3/00 551 H04M 11/00 303 H04Q 7/38 H04B 7/26 109M H04L 9/06 H04L 9/00 611Z 9/14 641 12/22 11/26 H04M 11/00 303

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信部により、入力されたテキスト情報に
    対応した、音声合成時に用いられる音声合成情報を生成
    するサーバー計算機と、通信部と音声出力部とを備えた
    端末装置とを具備し、上記サーバー計算機において、上
    記テキスト情報に音声合成時に用いられる音声合成情報
    を付加して上記端末装置にこの音声合成情報が付加され
    たテキスト情報を送信し、上記端末装置において、受信
    したテキスト情報を、このテキスト情報に付加された音
    声合成情報を用いて音声合成し、上記音声出力部により
    出力することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】入力されたテキスト情報に対応した、音声
    合成時に用いられる音声合成情報を生成し、この音声合
    成情報を上記テキスト情報に付加して出力するサーバー
    計算機と通信を行うための通信部と、音声を外部に出力
    するための音声出力部とを具備し、上記サーバー計算機
    力から入力されたテキスト情報を、このテキスト情報に
    付加された音声合成情報を用いて音声合成し、上記音声
    出力部により出力することを特徴とする端末装置。
  3. 【請求項3】音声入力部と通信部とを備えた端末装置
    と、通信部により上記端末装置から入力された音声情報
    に対して、音声認識処理を施すサーバー計算機とを具備
    し、上記端末装置から送信された音声情報をサーバー計
    算機において音声認識処理し、テキスト情報として送信
    することを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】上記音声認識処理において、上記端末装置
    の音声入力部にて音声を入力した話者固有の認識辞書を
    用いることを特徴とする請求項3に記載の通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】暗号化鍵情報を記録する暗号化鍵記録手段
    と、 上記暗号化鍵情報とは別の鍵情報を入力する鍵情報入力
    手段とを有し、 上記暗号化鍵記録手段に記録された暗号化鍵情報と、上
    記鍵情報入力手段から暗号化時に入力される鍵情報とを
    用いて送信する情報に対し暗号化処理を行うことを特徴
    とする端末装置。
  6. 【請求項6】復号化鍵情報を記録する複号化鍵記録手段
    と、 上記復号化鍵情報とは別の鍵情報を入力する鍵情報入力
    手段とを有し、 上記復号化鍵記録手段に記録された復号化鍵情報と、上
    記鍵情報入力手段から復号化時に入力される鍵情報とを
    用いて受信した情報に対し復号化処理を行うことを特徴
    とする端末装置。
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