JPH11308002A - 非放射性誘電体線路、コネクタ、測定用治具 - Google Patents
非放射性誘電体線路、コネクタ、測定用治具Info
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- JPH11308002A JPH11308002A JP10115239A JP11523998A JPH11308002A JP H11308002 A JPH11308002 A JP H11308002A JP 10115239 A JP10115239 A JP 10115239A JP 11523998 A JP11523998 A JP 11523998A JP H11308002 A JPH11308002 A JP H11308002A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 非放射性誘電体線路部品を、他種の導波路に
対応した接続部を備える測定機器に接続する。 【解決手段】 NRD回路コンポーネント3の下側導体
板5の下面に、位置決め用のピン穴12と固定用のネジ
穴13とを形成し、固定部2に設けられたピン10を、
NRD回路コンポーネント3に形成されたピン穴12に
挿入して位置決めし、その状態で、固定部2に形成され
た貫通孔にねじ11を挿通し、さらに、NRD回路コン
ポーネント3に形成されたねじ穴13にねじこんで、N
RD回路コンポーネント3と固定部2とを共締めして固
定する。
対応した接続部を備える測定機器に接続する。 【解決手段】 NRD回路コンポーネント3の下側導体
板5の下面に、位置決め用のピン穴12と固定用のネジ
穴13とを形成し、固定部2に設けられたピン10を、
NRD回路コンポーネント3に形成されたピン穴12に
挿入して位置決めし、その状態で、固定部2に形成され
た貫通孔にねじ11を挿通し、さらに、NRD回路コン
ポーネント3に形成されたねじ穴13にねじこんで、N
RD回路コンポーネント3と固定部2とを共締めして固
定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非放射性誘電体線
路を相互に接続するための、非放射性誘電体線路および
コネクタ、ならびに、非放射性誘電体線路部品を測定す
るための測定用治具に係る。
路を相互に接続するための、非放射性誘電体線路および
コネクタ、ならびに、非放射性誘電体線路部品を測定す
るための測定用治具に係る。
【0002】
【従来の技術】周波数が高い電磁波の伝送に際し、伝送
損が少なく、かつ、線路の曲がりや不連続があっても放
射を避けることができる線路として、図21に示すよう
な、非放射性誘電体線路(Non-Radiative Dielectric Wa
veguide;以下NRDガイドという)が考案され、例え
ば、米山務:“非放射性誘電体線路を用いたミリ波集積
回路”,信学論,J73−C−I,3,pp.87−9
4(‘90−03)に開示されている。
損が少なく、かつ、線路の曲がりや不連続があっても放
射を避けることができる線路として、図21に示すよう
な、非放射性誘電体線路(Non-Radiative Dielectric Wa
veguide;以下NRDガイドという)が考案され、例え
ば、米山務:“非放射性誘電体線路を用いたミリ波集積
回路”,信学論,J73−C−I,3,pp.87−9
4(‘90−03)に開示されている。
【0003】NRDガイドは、使用する電磁波の半波長
以下の間隔で対向する2枚の平行平板導体と、その間に
設けられた誘電体ストリップとを有して構成される。N
RDガイドにおいて、電磁波は、誘電体ストリップに沿
って伝播し、かつ、誘電体ストリップからの放射波は、
平行平板導波路の遮断効果により完全に抑圧される。従
って、NRDガイドを伝播する電磁波は、誘電体ストリ
ップの内部にのみ、限定して存在し得る。
以下の間隔で対向する2枚の平行平板導体と、その間に
設けられた誘電体ストリップとを有して構成される。N
RDガイドにおいて、電磁波は、誘電体ストリップに沿
って伝播し、かつ、誘電体ストリップからの放射波は、
平行平板導波路の遮断効果により完全に抑圧される。従
って、NRDガイドを伝播する電磁波は、誘電体ストリ
ップの内部にのみ、限定して存在し得る。
【0004】NRDガイドの伝送モードは、図22の
(a)に示すように、磁界が誘電体と空気との境界面に
平行なLSMモードと、図22の(b)に示すように、
電界がこの境界面に平行なLSEモードとが存在する。
動作モードとしては、低損失で伝送されることからLS
Mモードが選ばれる。従って、NRDガイドを相互に接
続する際には、接続されるNRDガイドのそれぞれにお
けるLSMモードに対応する電磁界が連続するように、
両者を位置決めすることが要求される。
(a)に示すように、磁界が誘電体と空気との境界面に
平行なLSMモードと、図22の(b)に示すように、
電界がこの境界面に平行なLSEモードとが存在する。
動作モードとしては、低損失で伝送されることからLS
Mモードが選ばれる。従って、NRDガイドを相互に接
続する際には、接続されるNRDガイドのそれぞれにお
けるLSMモードに対応する電磁界が連続するように、
両者を位置決めすることが要求される。
【0005】ところで、電気特性を測定するための計測
機器には、多くの場合、NRDガイドに対応する接続部
が備えられていない。このため、NRDガイドを用いて
構成された回路であっても、その測定は、同軸線路や導
波管などに対応する接続部を備えた計測機器で行われる
ことがほとんどである。従って、NRDガイドと、同軸
線路や導波管などとの異種導波路変換機能を有する測定
用治具が用いられている。
機器には、多くの場合、NRDガイドに対応する接続部
が備えられていない。このため、NRDガイドを用いて
構成された回路であっても、その測定は、同軸線路や導
波管などに対応する接続部を備えた計測機器で行われる
ことがほとんどである。従って、NRDガイドと、同軸
線路や導波管などとの異種導波路変換機能を有する測定
用治具が用いられている。
【0006】図19および図20を参照して、従来の測
定用治具について説明する。
定用治具について説明する。
【0007】従来の測定治具は、図19(a)に示すよ
うに、導波管36と、これに接続されたテーパホーン3
5と、テーパホーン35および導波管36に挿入された
テーパ状の誘電体ストリップ37とを有して構成され、
導波管におけるTEモードと、NRDガイドにおけるL
SEモードとの変換が行われている。
うに、導波管36と、これに接続されたテーパホーン3
5と、テーパホーン35および導波管36に挿入された
テーパ状の誘電体ストリップ37とを有して構成され、
導波管におけるTEモードと、NRDガイドにおけるL
SEモードとの変換が行われている。
【0008】このように構成される測定治具の装着
は、、図19(b)のように、テーパ状の誘電体ストリ
ップ37をテーパホーン35および導波管36に差し込
むことにより行われている。
は、、図19(b)のように、テーパ状の誘電体ストリ
ップ37をテーパホーン35および導波管36に差し込
むことにより行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図19(a)に示した
測定用治具は、テーパホーン35を被測定NRD回路コ
ンポーネント3に固定する手段を持たない。このため、
図19(c)に示すように、テーパホーン35と被測定
NRD回路コンポーネント3の間にすき間が開き、該す
き間から電磁波が漏れるため正確な測定ができないとい
う問題がある。
測定用治具は、テーパホーン35を被測定NRD回路コ
ンポーネント3に固定する手段を持たない。このため、
図19(c)に示すように、テーパホーン35と被測定
NRD回路コンポーネント3の間にすき間が開き、該す
き間から電磁波が漏れるため正確な測定ができないとい
う問題がある。
【0010】また、図19(d)に示すように、テーパ
ホーン35と被測定回路コンポーネント3とを位置決め
する手段を持たない。このため、テーパホーン35が誘
電体ストリップ37の中心軸に対し軸ずれを起こす可能
性がり、軸ずれに伴い誘電体ストリップ37にダメージ
が加わることがあるという問題がある。
ホーン35と被測定回路コンポーネント3とを位置決め
する手段を持たない。このため、テーパホーン35が誘
電体ストリップ37の中心軸に対し軸ずれを起こす可能
性がり、軸ずれに伴い誘電体ストリップ37にダメージ
が加わることがあるという問題がある。
【0011】さらに、図20に示すように、テーパホー
ン35は、xy面では導波管からNRDに向かい、除々
に広がっており、xz面では導波管からNRDに向か
い、除々に狭くなる構造となっている。このため、テー
パホーン35と誘電体ストリップ37とは、面接触部を
持たず、テーパホーン35で誘電体ストリップ37を固
定できない。従って、誘電体ストリップ37を被測定N
RD回路コンポーネント3の中まである程度の長さ延長
し、被測定NRD回路コンポーネント3で誘電体ストリ
ップ37を固定しなければない。これにより測定治具の
抜き差しが煩雑になるという問題がある。
ン35は、xy面では導波管からNRDに向かい、除々
に広がっており、xz面では導波管からNRDに向か
い、除々に狭くなる構造となっている。このため、テー
パホーン35と誘電体ストリップ37とは、面接触部を
持たず、テーパホーン35で誘電体ストリップ37を固
定できない。従って、誘電体ストリップ37を被測定N
RD回路コンポーネント3の中まである程度の長さ延長
し、被測定NRD回路コンポーネント3で誘電体ストリ
ップ37を固定しなければない。これにより測定治具の
抜き差しが煩雑になるという問題がある。
【0012】また、この測定治具では被測定回路コンポ
ーネント3の入出力面を校正基準面とすることができな
い。このため、NRD回路測定用治具の特性が、測定結
果に影響を与えてしまうという問題がある。
ーネント3の入出力面を校正基準面とすることができな
い。このため、NRD回路測定用治具の特性が、測定結
果に影響を与えてしまうという問題がある。
【0013】本発明は、非放射性誘電体線路を相互に接
続することに好適な、非放射性誘電体線路、および、コ
ネクタを提供することを第1の目的とする。
続することに好適な、非放射性誘電体線路、および、コ
ネクタを提供することを第1の目的とする。
【0014】また、本発明は、非放射性誘電体線路部品
を、他種の導波路に対応した接続部を備える測定機器に
接続することに好適な測定用治具を提供することを第2
の目的とする。
を、他種の導波路に対応した接続部を備える測定機器に
接続することに好適な測定用治具を提供することを第2
の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の態様によれば、誘電体ストリップ、
および、これを挟む対向面が形成された導体を有する非
放射性誘電体線路(以下、第1の非放射性誘電体線路と
いう)であって、上記第1の非放射性誘電体線路は、少
なくとも一方の端部に、他の非放射性誘電体線路(以
下、第2の非放射性誘電体線路という)と接続するため
の接続部を有し、上記接続部は、上記第1の非放射性誘
電体線路の対向面の延長上に上記第2の非放射性誘電体
線路の対向面が位置するように、第2の非放射性誘電体
線路を支持するための支持部と、誘電体ストリップの中
心軸が、非放射性誘電体線路相互に一致するように、上
記第2の非放射性誘電体線路を係合するための係合部
と、上記係合部により第2の非放射性誘電体線路が係合
された状態で、第1および第2の非放射性誘電体線路を
互いに固定するための固定部材とを有して構成されるこ
とを特徴とする非放射性誘電体線路が提供される。
め、本発明の第1の態様によれば、誘電体ストリップ、
および、これを挟む対向面が形成された導体を有する非
放射性誘電体線路(以下、第1の非放射性誘電体線路と
いう)であって、上記第1の非放射性誘電体線路は、少
なくとも一方の端部に、他の非放射性誘電体線路(以
下、第2の非放射性誘電体線路という)と接続するため
の接続部を有し、上記接続部は、上記第1の非放射性誘
電体線路の対向面の延長上に上記第2の非放射性誘電体
線路の対向面が位置するように、第2の非放射性誘電体
線路を支持するための支持部と、誘電体ストリップの中
心軸が、非放射性誘電体線路相互に一致するように、上
記第2の非放射性誘電体線路を係合するための係合部
と、上記係合部により第2の非放射性誘電体線路が係合
された状態で、第1および第2の非放射性誘電体線路を
互いに固定するための固定部材とを有して構成されるこ
とを特徴とする非放射性誘電体線路が提供される。
【0016】本発明の第2の態様によれば、誘電体スト
リップ、および、これを挟む対向面が形成された導体を
有する非放射性誘電体線路(以下、第1の非放射性誘電
体線路という)であって、上記第1の非放射性誘電体線
路は、少なくとも一方の端部に、他の非放射性誘電体線
路(以下、第2の非放射性誘電体線路という)と接続す
るための接続部を有し、上記接続部は、上記第2の非放
射性誘電体線路を位置決めするためのピン機構と、上記
第1および第2の非放射性誘電体線路を固定するための
ねじ止め機構とを備えることを特徴とする非放射性誘電
体線路が提供される。
リップ、および、これを挟む対向面が形成された導体を
有する非放射性誘電体線路(以下、第1の非放射性誘電
体線路という)であって、上記第1の非放射性誘電体線
路は、少なくとも一方の端部に、他の非放射性誘電体線
路(以下、第2の非放射性誘電体線路という)と接続す
るための接続部を有し、上記接続部は、上記第2の非放
射性誘電体線路を位置決めするためのピン機構と、上記
第1および第2の非放射性誘電体線路を固定するための
ねじ止め機構とを備えることを特徴とする非放射性誘電
体線路が提供される。
【0017】本発明の第3の態様によれば、誘電体スト
リップ、および、これを挟む対向面が形成された導体を
有する非放射性誘電体線路(以下、第1の非放射性誘電
体線路という)であって、上記第1の非放射性誘電体線
路は、少なくとも一方の端部に、他の非放射性誘電体線
路(以下、第2の非放射性誘電体線路という)と接続す
るための接続部を有し、上記接続部は、上記第2の非放
射性誘電体線路を位置決めするためのピン機構と、上記
第1および第2の非放射性誘電体線路を固定するための
ねじ止め機構とを備え、上記ピン機構は、上記第2の非
放射性誘電体線路を位置決めする第1の状態、および、
位置決めを解除する第2の状態を選択可能に構成される
ことを特徴とする非放射性誘電体線路が提供される。
リップ、および、これを挟む対向面が形成された導体を
有する非放射性誘電体線路(以下、第1の非放射性誘電
体線路という)であって、上記第1の非放射性誘電体線
路は、少なくとも一方の端部に、他の非放射性誘電体線
路(以下、第2の非放射性誘電体線路という)と接続す
るための接続部を有し、上記接続部は、上記第2の非放
射性誘電体線路を位置決めするためのピン機構と、上記
第1および第2の非放射性誘電体線路を固定するための
ねじ止め機構とを備え、上記ピン機構は、上記第2の非
放射性誘電体線路を位置決めする第1の状態、および、
位置決めを解除する第2の状態を選択可能に構成される
ことを特徴とする非放射性誘電体線路が提供される。
【0018】本発明の第4の態様によれば、2つの非放
射性誘電体線路を相互に接続するためのコネクタにおい
て、上記2つの非放射性誘電体線路は、それぞれ、誘電
体ストリップ、および、これを挟む対向面が形成された
導体を有して構成され、上記コネクタは、上記対向面が
非放射性誘電体線路相互に一致するように、上記2つの
非放射性誘電体線路を支持するための支持部と、上記誘
電体ストリップの中心軸が非放射性誘電体線路相互に一
致するように、上記2つの非放射性誘電体線路を係合す
るための係合部と、上記係合部により第2の非放射性誘
電体線路と係合された状態で、上記2つの非放射性誘電
体線路を固定するための固定部材とを有して構成される
ことを特徴とするコネクタが提供される。
射性誘電体線路を相互に接続するためのコネクタにおい
て、上記2つの非放射性誘電体線路は、それぞれ、誘電
体ストリップ、および、これを挟む対向面が形成された
導体を有して構成され、上記コネクタは、上記対向面が
非放射性誘電体線路相互に一致するように、上記2つの
非放射性誘電体線路を支持するための支持部と、上記誘
電体ストリップの中心軸が非放射性誘電体線路相互に一
致するように、上記2つの非放射性誘電体線路を係合す
るための係合部と、上記係合部により第2の非放射性誘
電体線路と係合された状態で、上記2つの非放射性誘電
体線路を固定するための固定部材とを有して構成される
ことを特徴とするコネクタが提供される。
【0019】上記第2の目的を達成するため、本発明の
第4の態様によれば、非放射性誘電体線路部品の特性を
測定するための測定用治具であって、非放射性誘電体線
路部品と接続するための第1の接続部と、電気特性を測
定するための測定装置と接続するための第2の接続部
と、上記第1および第2の接続部を結合するための結合
部とを有し、上記結合部は、上記非放射性誘電体線路に
おける第1の伝送モード、および、上記測定装置が測定
可能な第2の伝送モードを互いに変換するための変換手
段を備え、上記第1の接続部は、上記第1から第3の態
様のいずれかの態様における非放射性誘電体線路を有し
て構成され、上記結合部は、非放射性誘電体線路、上記
第2の伝送モードを伝送可能な伝送線路、および、これ
らを結合するための結合機構が固定的に構成されている
ことを特徴とする測定用治具が提供される。
第4の態様によれば、非放射性誘電体線路部品の特性を
測定するための測定用治具であって、非放射性誘電体線
路部品と接続するための第1の接続部と、電気特性を測
定するための測定装置と接続するための第2の接続部
と、上記第1および第2の接続部を結合するための結合
部とを有し、上記結合部は、上記非放射性誘電体線路に
おける第1の伝送モード、および、上記測定装置が測定
可能な第2の伝送モードを互いに変換するための変換手
段を備え、上記第1の接続部は、上記第1から第3の態
様のいずれかの態様における非放射性誘電体線路を有し
て構成され、上記結合部は、非放射性誘電体線路、上記
第2の伝送モードを伝送可能な伝送線路、および、これ
らを結合するための結合機構が固定的に構成されている
ことを特徴とする測定用治具が提供される。
【0020】本発明の第5の態様によれば、非放射性誘
電体線路部品の特性を測定するための測定用治具であっ
て、測定対象となる非放射性誘電体線路部品と接続する
ための第1の接続部と、電気特性を測定するための測定
装置と接続するための第2の接続部と上記第1および第
2の接続部を結合するための結合部とを有し、上記結合
部は、上記非放射性誘電体線路における第1の伝送モー
ド、および、上記測定装置が測定可能な第2の伝送モー
ドを互いに変換するための変換手段を備え、上記第1の
接続部は、上記第1および第2の非放射性誘電体線路
を、任意の相対位置関係となる状態で固定可能な固定機
構を有することを特徴とする測定用治具が提供される。
電体線路部品の特性を測定するための測定用治具であっ
て、測定対象となる非放射性誘電体線路部品と接続する
ための第1の接続部と、電気特性を測定するための測定
装置と接続するための第2の接続部と上記第1および第
2の接続部を結合するための結合部とを有し、上記結合
部は、上記非放射性誘電体線路における第1の伝送モー
ド、および、上記測定装置が測定可能な第2の伝送モー
ドを互いに変換するための変換手段を備え、上記第1の
接続部は、上記第1および第2の非放射性誘電体線路
を、任意の相対位置関係となる状態で固定可能な固定機
構を有することを特徴とする測定用治具が提供される。
【0021】本発明の第6の態様によれば、非放射性誘
電体線路部品の特性を測定するための測定用治具であっ
て、第2の非放射性誘電体線路部品と接続するための第
1の接続部と、電気特性を測定するための測定装置と接
続するための第2の接続部と上記第1および第2の接続
部を結合するための結合部とを有し、上記結合部は、上
記非放射性誘電体線路における第1の伝送モード、およ
び、上記測定装置が測定可能な第2の伝送モードを互い
に変換するための変換機構が固定的に構成され、上記第
1の接続部は、校正用部品を特定の状態に位置決めする
ための位置決め機構を備えること、を特徴とする測定用
治具が提供される。
電体線路部品の特性を測定するための測定用治具であっ
て、第2の非放射性誘電体線路部品と接続するための第
1の接続部と、電気特性を測定するための測定装置と接
続するための第2の接続部と上記第1および第2の接続
部を結合するための結合部とを有し、上記結合部は、上
記非放射性誘電体線路における第1の伝送モード、およ
び、上記測定装置が測定可能な第2の伝送モードを互い
に変換するための変換機構が固定的に構成され、上記第
1の接続部は、校正用部品を特定の状態に位置決めする
ための位置決め機構を備えること、を特徴とする測定用
治具が提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【0023】まず、図1から3を参照して、本発明の第
1の実施の形態について説明する。本実施の形態では、
導波管に対応する接続部を備える測定機器を用いて、N
RD回路コンポーネントを測定するための測定用治具に
ついて説明する。
1の実施の形態について説明する。本実施の形態では、
導波管に対応する接続部を備える測定機器を用いて、N
RD回路コンポーネントを測定するための測定用治具に
ついて説明する。
【0024】はじめに、図1を参照して、本実施の形態
におけるNRD回路測定用治具の概略の構成について説
明する。図1の(a)において、NRD回路測定用治具
は、導波管(TEモード)をNRD(LSMモード)に
変換するためのモード変換部1と、測定対象となるNR
D回路コンポーネント3に接続するための固定部2とを
有して構成される。
におけるNRD回路測定用治具の概略の構成について説
明する。図1の(a)において、NRD回路測定用治具
は、導波管(TEモード)をNRD(LSMモード)に
変換するためのモード変換部1と、測定対象となるNR
D回路コンポーネント3に接続するための固定部2とを
有して構成される。
【0025】上記NRD回路コンポーネント3は、導体
板4および5と、図示しない誘電体ストリップとを有し
て構成されている。
板4および5と、図示しない誘電体ストリップとを有し
て構成されている。
【0026】図1の(b)に示すように、固定部2にお
ける接続は、ピン機構6,7および10,12によって
位置決めが行われ、ねじ止め機構7,9および11,1
3によって固定が行われている。
ける接続は、ピン機構6,7および10,12によって
位置決めが行われ、ねじ止め機構7,9および11,1
3によって固定が行われている。
【0027】図1の(c)に示すように、モード変換部
1の上面と、導体板4の上面とが一致するように接続さ
れる。
1の上面と、導体板4の上面とが一致するように接続さ
れる。
【0028】次に、図2を参照して、NRD回路測定用
治具の詳細について説明する。
治具の詳細について説明する。
【0029】モード変換部1は、図2の(a)に示す一
方の端面に、導波管と対応する接続面14が形成され、
図2の(c)に示す他方の端面に、NRDガイドと接続
するための接続面15が形成される。
方の端面に、導波管と対応する接続面14が形成され、
図2の(c)に示す他方の端面に、NRDガイドと接続
するための接続面15が形成される。
【0030】固定部2は、図2の(d)に示すように、
共通の面に、ピン6および10が凸設され、ねじ7およ
び11を挿通するための貫通孔が形成されている。な
お、図2の(d)では、ねじ7および11が貫通孔に挿
通された状態が描かれている。また、同図に示されるよ
うに、モード変換部1の対応する部分に、ピン6と係合
するピン穴8と、ねじ7に対応するねじ穴8とが形成さ
れている。
共通の面に、ピン6および10が凸設され、ねじ7およ
び11を挿通するための貫通孔が形成されている。な
お、図2の(d)では、ねじ7および11が貫通孔に挿
通された状態が描かれている。また、同図に示されるよ
うに、モード変換部1の対応する部分に、ピン6と係合
するピン穴8と、ねじ7に対応するねじ穴8とが形成さ
れている。
【0031】図2の(b)に示すように、モード変換部
1と固定部2とは、モード変換部1に設けたピン穴8に
固定部2に設けたピン6を挿入することにより位置決め
され、モード変換部1に設けたネジ穴9と固定部2に設
けたネジ7によりモード変換部1と固定部2を共締めす
ることにより固定されて、NRD回路測定用治具として
一体化される。
1と固定部2とは、モード変換部1に設けたピン穴8に
固定部2に設けたピン6を挿入することにより位置決め
され、モード変換部1に設けたネジ穴9と固定部2に設
けたネジ7によりモード変換部1と固定部2を共締めす
ることにより固定されて、NRD回路測定用治具として
一体化される。
【0032】NRD回路測定用治具は、導波管に対向す
る接続面14と、NRDに対向する接続面15とを有
し、接続面15には誘電体ストリップ16が、切口とし
て露出している。
る接続面14と、NRDに対向する接続面15とを有
し、接続面15には誘電体ストリップ16が、切口とし
て露出している。
【0033】次に、図3を参照して、NRD回路測定用
治具と、測定すべきNRD回路コンポーネント3との接
続について説明する。
治具と、測定すべきNRD回路コンポーネント3との接
続について説明する。
【0034】図3(c)に示すように、被測定NRD回
路コンポーネント3の導体板5の下面には、位置決め用
のピン穴12と固定用のネジ穴13とが形成されてい
る。
路コンポーネント3の導体板5の下面には、位置決め用
のピン穴12と固定用のネジ穴13とが形成されてい
る。
【0035】図3(a)に示すように、NRD回路測定
用治具と、NRD回路コンポーネント3とは、ピン10
およびピン穴12による位置決め機構により位置決めさ
れ、位置決めされた状態で、ねじ11およびねじ穴13
とによるねじ止め機構により固定される。すなわち、固
定部2に設けられたピン10は、NRD回路コンポーネ
ント3に形成されたピン穴12に挿入されることにより
位置決めが行われる。また、固定部2に形成された貫通
孔にねじ11を挿通し、さらに、NRD回路コンポーネ
ント3に形成されたねじ穴13にねじこんで、NRD回
路コンポーネント3と固定部2とを共締めすることによ
り固定される。
用治具と、NRD回路コンポーネント3とは、ピン10
およびピン穴12による位置決め機構により位置決めさ
れ、位置決めされた状態で、ねじ11およびねじ穴13
とによるねじ止め機構により固定される。すなわち、固
定部2に設けられたピン10は、NRD回路コンポーネ
ント3に形成されたピン穴12に挿入されることにより
位置決めが行われる。また、固定部2に形成された貫通
孔にねじ11を挿通し、さらに、NRD回路コンポーネ
ント3に形成されたねじ穴13にねじこんで、NRD回
路コンポーネント3と固定部2とを共締めすることによ
り固定される。
【0036】このようにして、NRD回路測定用治具の
接続面15に露出している誘電体ストリップ16は、測
定すべきNRD回路コンポーネント3の誘電体ストリッ
プ30の切口に対向して固定することが可能となる。
接続面15に露出している誘電体ストリップ16は、測
定すべきNRD回路コンポーネント3の誘電体ストリッ
プ30の切口に対向して固定することが可能となる。
【0037】本実施の形態によれば、導波管とNRDガ
イドとの接続を、電磁波が良好に伝播する状態で、か
つ、簡単な操作で行うことができる。すなわち、導波管
では、図17に示すように、側壁導体を流れる表面電流
Iは信号伝播方向に対して平行に流れるので、導波管同
士を接続する場合には、電流が途切れないように、フラ
ンジによる締付けが必要となる。
イドとの接続を、電磁波が良好に伝播する状態で、か
つ、簡単な操作で行うことができる。すなわち、導波管
では、図17に示すように、側壁導体を流れる表面電流
Iは信号伝播方向に対して平行に流れるので、導波管同
士を接続する場合には、電流が途切れないように、フラ
ンジによる締付けが必要となる。
【0038】一方、これに対し、NRDガイドでは、図
18に示すように、信号伝播方向に対して直角に上下導
体板表面を表面電流Iが流れる。このため、NRDガイ
ド同士を接続する場合に、わずかな隙間が開いていても
電磁波伝播に影響がない。本実施の形態では、この隙間
を、位置決めのためのクリアランスとして用いるため、
NRDガイド同士の位置決めが確実、かつ、容易に実現
され、しかも、電磁波伝播に対する影響を避けることが
できる。
18に示すように、信号伝播方向に対して直角に上下導
体板表面を表面電流Iが流れる。このため、NRDガイ
ド同士を接続する場合に、わずかな隙間が開いていても
電磁波伝播に影響がない。本実施の形態では、この隙間
を、位置決めのためのクリアランスとして用いるため、
NRDガイド同士の位置決めが確実、かつ、容易に実現
され、しかも、電磁波伝播に対する影響を避けることが
できる。
【0039】また、本実施の形態では、モード変換部の
外導体部と誘電体ストリップとが面接触する構造とした
ため、誘電体ストリップは外導体によって固定される。
このため、誘電体ストリップをNRD回路測定治具のN
RD回路コンポーネントに対向する面で切って使用する
ことが可能となる。
外導体部と誘電体ストリップとが面接触する構造とした
ため、誘電体ストリップは外導体によって固定される。
このため、誘電体ストリップをNRD回路測定治具のN
RD回路コンポーネントに対向する面で切って使用する
ことが可能となる。
【0040】以下に、図4〜図7を参照して、本実施の
形態におけるNRD回路測定用治具と、各種の被測定N
RD回路コンポーネントとの接続の具体例について説明
する。
形態におけるNRD回路測定用治具と、各種の被測定N
RD回路コンポーネントとの接続の具体例について説明
する。
【0041】まず、図4を参照して、カプラーとの接続
について説明する。
について説明する。
【0042】図4において、カプラー18は、入出力ポ
ートを3つ有し、各入出力ポートは、NRDガイドの端
部となっている。
ートを3つ有し、各入出力ポートは、NRDガイドの端
部となっている。
【0043】カプラー18の各入出力ポートに対応し
て、下側導体板5の入出力部には、ピン穴とネジ穴とが
形成されている。そして、NRD回路測定用治具の固定
部2に設けられたピンを上記下側導体板5のピン穴に係
合させて位置決めし、位置決めされた状態で、固定部2
の貫通孔に挿通されたネジを、上記下側導体板5のねじ
穴に挿入しネジ止めすることで位置決めされる。
て、下側導体板5の入出力部には、ピン穴とネジ穴とが
形成されている。そして、NRD回路測定用治具の固定
部2に設けられたピンを上記下側導体板5のピン穴に係
合させて位置決めし、位置決めされた状態で、固定部2
の貫通孔に挿通されたネジを、上記下側導体板5のねじ
穴に挿入しネジ止めすることで位置決めされる。
【0044】次に、図5を参照して、サーキュレータ1
9との接続について説明する。サーキュレータ19の下
側導体板の3つの入出力部には、各々、ピン穴12とネ
ジ穴13とが形成されている。そして、NRD回路測定
用治具の固定部2に設けたピン10を、上記ピン穴12
と係合させて位置決めし、位置決めされた状態で、固定
部2の貫通孔に挿通されたネジ11を、上記ねじ穴13
に挿入しネジ止めして固定される。
9との接続について説明する。サーキュレータ19の下
側導体板の3つの入出力部には、各々、ピン穴12とネ
ジ穴13とが形成されている。そして、NRD回路測定
用治具の固定部2に設けたピン10を、上記ピン穴12
と係合させて位置決めし、位置決めされた状態で、固定
部2の貫通孔に挿通されたネジ11を、上記ねじ穴13
に挿入しネジ止めして固定される。
【0045】次に、図6を参照して、入出力ポートを2
つ有するNRD回路コンポーネントとの接続について説
明する。このようなNRD回路コンポーネントとして
は、例えば、アンプ、ミキサー、アッテネータなどが挙
げられる。
つ有するNRD回路コンポーネントとの接続について説
明する。このようなNRD回路コンポーネントとして
は、例えば、アンプ、ミキサー、アッテネータなどが挙
げられる。
【0046】図6において、NRD回路コンポーネント
20の下側導体板の2つの入出力部には、各々ピン穴1
2とネジ穴13が形成されている。そして、NRD回路
測定用治具の固定部2に設けたピン10を、上記ピン穴
12と係合させて位置決めし、位置決めされた状態で、
固定部2の貫通孔に挿通されたネジ11を、上記ねじ穴
13に挿入しネジ止めして固定される。
20の下側導体板の2つの入出力部には、各々ピン穴1
2とネジ穴13が形成されている。そして、NRD回路
測定用治具の固定部2に設けたピン10を、上記ピン穴
12と係合させて位置決めし、位置決めされた状態で、
固定部2の貫通孔に挿通されたネジ11を、上記ねじ穴
13に挿入しネジ止めして固定される。
【0047】次に、図7を参照して、オシレータとの接
続について説明する。オシレータ21の下側導体板の出
力部には、ピン穴12とネジ穴13が形成されている。
そして、そして、NRD回路測定用治具の固定部2に設
けたピン10を、上記ピン穴12と係合させて位置決め
し、位置決めされた状態で、固定部2の貫通孔に挿通さ
れたネジ11を、上記ねじ穴13に挿入しネジ止めして
固定される。
続について説明する。オシレータ21の下側導体板の出
力部には、ピン穴12とネジ穴13が形成されている。
そして、そして、NRD回路測定用治具の固定部2に設
けたピン10を、上記ピン穴12と係合させて位置決め
し、位置決めされた状態で、固定部2の貫通孔に挿通さ
れたネジ11を、上記ねじ穴13に挿入しネジ止めして
固定される。
【0048】校正標準回路を、上述した構造のNRD回
路測定用治具を適用して接続することにより、測定基準
面を測定治具の入出力面に設定するように校正を行うこ
とができる。校正標準回路としては、例えば、オープン
器、ショート器、ロード器、ライン器、スルー器などが
挙げられる。以下に、図8〜図12を参照して、校正標
準回路との接続について説明する。
路測定用治具を適用して接続することにより、測定基準
面を測定治具の入出力面に設定するように校正を行うこ
とができる。校正標準回路としては、例えば、オープン
器、ショート器、ロード器、ライン器、スルー器などが
挙げられる。以下に、図8〜図12を参照して、校正標
準回路との接続について説明する。
【0049】まず、図8を参照して、校正部品オープン
器との接続について説明する。
器との接続について説明する。
【0050】図8の(a)において、オープン器23
は、測定すべき回路コンポーネントの下側導体板の厚さ
に相当する高さhの金属ブロックにピン穴12とネジ穴
13が形成されて構成される。
は、測定すべき回路コンポーネントの下側導体板の厚さ
に相当する高さhの金属ブロックにピン穴12とネジ穴
13が形成されて構成される。
【0051】また、図8の(b)に示すように、上側導
体板4と下側導体板5とが誘電体ストリップの高さに相
当する間隔で配置され、下側導体板4にピン穴12とネ
ジ穴13とが形成されて構成されるオープン器24を用
いてもよい。
体板4と下側導体板5とが誘電体ストリップの高さに相
当する間隔で配置され、下側導体板4にピン穴12とネ
ジ穴13とが形成されて構成されるオープン器24を用
いてもよい。
【0052】これらのようなオープン器23、24で
は、図8の(c)に示すように、NRD回路測定用治具
の固定部2に設けたピン10を、上記ピン穴12と係合
させて位置決めし、位置決めされた状態で、固定部2の
貫通孔に挿通されたネジ11を、上記ねじ穴13に挿入
しネジ止めして固定することが可能となる。また、NR
D回路測定用治具のモード変換部1には、導波管22が
接続され、この導波管22を介して、測定機器と接続す
ることができる。
は、図8の(c)に示すように、NRD回路測定用治具
の固定部2に設けたピン10を、上記ピン穴12と係合
させて位置決めし、位置決めされた状態で、固定部2の
貫通孔に挿通されたネジ11を、上記ねじ穴13に挿入
しネジ止めして固定することが可能となる。また、NR
D回路測定用治具のモード変換部1には、導波管22が
接続され、この導波管22を介して、測定機器と接続す
ることができる。
【0053】次に、図9を参照して、校正部品ショート
器との接続について説明する。
器との接続について説明する。
【0054】図9の(a)において、ショート器25に
は、金属ブロックにピン穴12およびネジ穴13が形成
されている。
は、金属ブロックにピン穴12およびネジ穴13が形成
されている。
【0055】このようなショート器25では、図9の
(b)に示すように、NRD回路測定用治具の固定部2
に設けたピン10を、上記ピン穴12と係合させて位置
決めし、位置決めされた状態で、固定部2の貫通孔に挿
通されたネジ11を、上記ねじ穴13に挿入しネジ止め
して固定することが可能となる。また、NRD回路測定
用治具のモード変換部1には、導波管22が接続され、
この導波管22を介して、測定機器と接続することがで
きる。
(b)に示すように、NRD回路測定用治具の固定部2
に設けたピン10を、上記ピン穴12と係合させて位置
決めし、位置決めされた状態で、固定部2の貫通孔に挿
通されたネジ11を、上記ねじ穴13に挿入しネジ止め
して固定することが可能となる。また、NRD回路測定
用治具のモード変換部1には、導波管22が接続され、
この導波管22を介して、測定機器と接続することがで
きる。
【0056】次に、図10を参照して、校正部品無反射
終端器との接続について説明する。
終端器との接続について説明する。
【0057】図10の(a)において、無反射終端器2
6に、上側導体板4と下側導体板5との間に、ストリッ
プ27が挟まれており、下側導体板5の入力部には、ピ
ン穴12とネジ穴13とが形成されている。上記ストリ
ップ27は、入力側に誘電体を、出力側に電磁波吸収体
を有し、これらが、境界面がテーパ状の断面となるよう
に接合されて形成されている。
6に、上側導体板4と下側導体板5との間に、ストリッ
プ27が挟まれており、下側導体板5の入力部には、ピ
ン穴12とネジ穴13とが形成されている。上記ストリ
ップ27は、入力側に誘電体を、出力側に電磁波吸収体
を有し、これらが、境界面がテーパ状の断面となるよう
に接合されて形成されている。
【0058】このような無反射終端器26では、図10
の(b)に示すように、NRD回路測定用治具の固定部
2に設けたピン10を、上記ピン穴12と係合させて位
置決めし、位置決めされた状態で、固定部2の貫通孔に
挿通されたネジ11を、上記ねじ穴13に挿入しネジ止
めして固定することが可能となる。また、NRD回路測
定用治具のモード変換部1には、導波管22が接続さ
れ、この導波管22を介して、測定機器と接続すること
ができる。
の(b)に示すように、NRD回路測定用治具の固定部
2に設けたピン10を、上記ピン穴12と係合させて位
置決めし、位置決めされた状態で、固定部2の貫通孔に
挿通されたネジ11を、上記ねじ穴13に挿入しネジ止
めして固定することが可能となる。また、NRD回路測
定用治具のモード変換部1には、導波管22が接続さ
れ、この導波管22を介して、測定機器と接続すること
ができる。
【0059】次に、図11を参照して、校正部品ライン
器との接続について説明する。
器との接続について説明する。
【0060】図11の(a)において、ライン器28
は、長さLの上側導体板4と下側導体板5との間に、長
さLの誘電体ストリップが挟まれており、下側導体板5
の入力部および出力部にそれぞれ、ピン穴12とネジ穴
13とが形成されている。また、図11の(b)に、長
さが上記Lとは異なるL’のライン器29を示す。この
場合であっても、上側導体板4、下側導体板5、およ
び、誘電体ストリップの長さを変更するだけで、同様の
構成とすることができる。このように、ライン器の長さ
は、任意に設定することができる。
は、長さLの上側導体板4と下側導体板5との間に、長
さLの誘電体ストリップが挟まれており、下側導体板5
の入力部および出力部にそれぞれ、ピン穴12とネジ穴
13とが形成されている。また、図11の(b)に、長
さが上記Lとは異なるL’のライン器29を示す。この
場合であっても、上側導体板4、下側導体板5、およ
び、誘電体ストリップの長さを変更するだけで、同様の
構成とすることができる。このように、ライン器の長さ
は、任意に設定することができる。
【0061】このようなライン器28,29では、図1
0の(a),(8)に示すように、2つのNRD回路測
定用治具の固定部2に設けたピン10を、それぞれ、上
記入力部および出力部におけるピン穴12と係合させて
位置決めし、位置決めされた状態で、固定部2の貫通孔
に挿通されたネジ11を、上記入力部および出力部にお
けるねじ穴13に挿入しネジ止めして固定することが可
能となる。また、2つのNRD回路測定用治具のモード
変換部1には、それぞれ導波管22が接続され、この導
波管22を介して、測定機器と接続することができる。
0の(a),(8)に示すように、2つのNRD回路測
定用治具の固定部2に設けたピン10を、それぞれ、上
記入力部および出力部におけるピン穴12と係合させて
位置決めし、位置決めされた状態で、固定部2の貫通孔
に挿通されたネジ11を、上記入力部および出力部にお
けるねじ穴13に挿入しネジ止めして固定することが可
能となる。また、2つのNRD回路測定用治具のモード
変換部1には、それぞれ導波管22が接続され、この導
波管22を介して、測定機器と接続することができる。
【0062】次に、図12を参照して、スルーの校正状
態について説明する。
態について説明する。
【0063】図12において、スルーの校正は、2つの
NRD回路測定治具を対向して接続することで行う。N
RD回路測定治具の固定部2は、図12(b)に示すよ
うに、中心線に対して回転対称の位置にピン6とネジ7
を挿通するための貫通孔が2つづつ形成されている。こ
のため、2つのNRD回路測定治具を対向させた状態
で、それぞれのNRD回路測定治具のモード変換部1に
それぞれ形成されたピン穴8に、固定部2に2つ設けた
ピン6を係合して位置決めし、位置決めした状態で、固
定部2の2つ貫通孔に挿通された2つのネジ7を、それ
ぞれのNRD回路測定治具のモード変換部1にそれぞれ
形成されたねじ穴に挿入しネジ止めして、2つの測定治
具が対向する状態に固定することが可能となる。なお、
図12の(c)に示すようにいずれか一方のNRD回路
測定治具のモード変換部1と固定部2とを固定しておい
て、他方のNRD回路測定治具のモード変換部1を、さ
らに固定部2に固定してもよいことは勿論である。
NRD回路測定治具を対向して接続することで行う。N
RD回路測定治具の固定部2は、図12(b)に示すよ
うに、中心線に対して回転対称の位置にピン6とネジ7
を挿通するための貫通孔が2つづつ形成されている。こ
のため、2つのNRD回路測定治具を対向させた状態
で、それぞれのNRD回路測定治具のモード変換部1に
それぞれ形成されたピン穴8に、固定部2に2つ設けた
ピン6を係合して位置決めし、位置決めした状態で、固
定部2の2つ貫通孔に挿通された2つのネジ7を、それ
ぞれのNRD回路測定治具のモード変換部1にそれぞれ
形成されたねじ穴に挿入しネジ止めして、2つの測定治
具が対向する状態に固定することが可能となる。なお、
図12の(c)に示すようにいずれか一方のNRD回路
測定治具のモード変換部1と固定部2とを固定しておい
て、他方のNRD回路測定治具のモード変換部1を、さ
らに固定部2に固定してもよいことは勿論である。
【0064】このように、2つのモード変換部1が対向
して固定された状態で測定することにより、スルーの校
正状態とすることができる。
して固定された状態で測定することにより、スルーの校
正状態とすることができる。
【0065】このように、本実施の形態におけるモード
変換部とNRD回路コンポーネントとの位置決めおよび
固定手段を適用することにより、オープン、ショート、
ロード、ライン、スルー等の標準校正部品を測定治具に
接合し、測定基準面を決定校正した後に被測定NRD回
路コンポーネントを測定することが可能となる。従っ
て、NRD回路測定用治具の、他の導波路とNRDガイ
ドとの変換部分の特性を含まない測定結果を得ることが
できる。
変換部とNRD回路コンポーネントとの位置決めおよび
固定手段を適用することにより、オープン、ショート、
ロード、ライン、スルー等の標準校正部品を測定治具に
接合し、測定基準面を決定校正した後に被測定NRD回
路コンポーネントを測定することが可能となる。従っ
て、NRD回路測定用治具の、他の導波路とNRDガイ
ドとの変換部分の特性を含まない測定結果を得ることが
できる。
【0066】次に、図13および図14を参照して、本
発明の第2の実施の形態について説明する。
発明の第2の実施の形態について説明する。
【0067】上述した第1の実施の形態では、位置決め
のためのピン10をNRD回路測定治具の固定部に固定
的に設けたが、本実施の形態では、位置決めのための状
態と、位置決めを解除する状態とを選択的に有する位置
決め機構とする。すなわち、本実施の形態では、図13
の(c)に示すようなバネ構造を持ち上下するピン30
(以下、バネピンという)を位置決め機構に用いる。こ
れにより、バネピンが突出した状態では、位置決めが行
われ、かつ、バネピンが下降した状態では、バネピンは
固定部2の支持面2より突出せず、位置決めを解除した
状態が実現される。図14の(a)において、NRD回
路測定治具は、モード変換部1と、バネピン30を備え
る固定部2とを有して構成される。
のためのピン10をNRD回路測定治具の固定部に固定
的に設けたが、本実施の形態では、位置決めのための状
態と、位置決めを解除する状態とを選択的に有する位置
決め機構とする。すなわち、本実施の形態では、図13
の(c)に示すようなバネ構造を持ち上下するピン30
(以下、バネピンという)を位置決め機構に用いる。こ
れにより、バネピンが突出した状態では、位置決めが行
われ、かつ、バネピンが下降した状態では、バネピンは
固定部2の支持面2より突出せず、位置決めを解除した
状態が実現される。図14の(a)において、NRD回
路測定治具は、モード変換部1と、バネピン30を備え
る固定部2とを有して構成される。
【0068】このようなバネピンを位置決め機構に用い
ることにより、測定すべきNRD回路コンポーネントに
対応する本来の位置にNRD回路測定治具を位置決めす
る場合、例えば、図13の(a)に示すように、NRD
回路コンポーネントの中央に誘電体ストリップ34が配
置されている場合には、バネピン30を位置決め手段と
し、位置決めした状態でネジにより固定することができ
る。これによって、図14の(b)に示すように、NR
D回路測定治具の誘電体ストリップ16と、NRD回路
コンポーネント3の誘電体ストリップ24との軸が一致
するように、NRD回路測定治具と、NRD回路コンポ
ーネント3とを位置決めし、固定することができる。
ることにより、測定すべきNRD回路コンポーネントに
対応する本来の位置にNRD回路測定治具を位置決めす
る場合、例えば、図13の(a)に示すように、NRD
回路コンポーネントの中央に誘電体ストリップ34が配
置されている場合には、バネピン30を位置決め手段と
し、位置決めした状態でネジにより固定することができ
る。これによって、図14の(b)に示すように、NR
D回路測定治具の誘電体ストリップ16と、NRD回路
コンポーネント3の誘電体ストリップ24との軸が一致
するように、NRD回路測定治具と、NRD回路コンポ
ーネント3とを位置決めし、固定することができる。
【0069】そして、上記本来の位置とは異なる位置に
NRD回路測定治具を配置する場合、例えば、回路構造
を決定するための調整の場合や、図13(b)に示すよ
うに誘電体ストリップ位置がNRD回路コンポーネント
3の中央位置から平行移動して配置されるる場合などに
は、バネピン30を引っ込め、任意の位置でクリップ、
クランプ等の固定手段で、NRD回路測定治具とNRD
回路コンポーネント3とを固定して測定を行うことがで
きる。これによって、図14の(c)に示すように、N
RD回路測定治具の誘電体ストリップ16と、NRD回
路コンポーネント3の誘電体ストリップ34との軸が一
致するように、NRD回路測定治具と、NRD回路コン
ポーネント3とを位置決めし、固定することができる。
NRD回路測定治具を配置する場合、例えば、回路構造
を決定するための調整の場合や、図13(b)に示すよ
うに誘電体ストリップ位置がNRD回路コンポーネント
3の中央位置から平行移動して配置されるる場合などに
は、バネピン30を引っ込め、任意の位置でクリップ、
クランプ等の固定手段で、NRD回路測定治具とNRD
回路コンポーネント3とを固定して測定を行うことがで
きる。これによって、図14の(c)に示すように、N
RD回路測定治具の誘電体ストリップ16と、NRD回
路コンポーネント3の誘電体ストリップ34との軸が一
致するように、NRD回路測定治具と、NRD回路コン
ポーネント3とを位置決めし、固定することができる。
【0070】次に、図15および図16を参照して、本
発明の第3の実施の形態について説明する。
発明の第3の実施の形態について説明する。
【0071】本実施の形態では、NRD回路測定治具
と、測定すべきNRD回路コンポーネントとの位置決め
手段として図15(c)に示すようなバネ構造を備えて
上下するブロック32(以下、バネブロックという)を
用いる。図15の(a)に示すように、NRD回路測定
治具の固定部2の中心線上にバネブロック32を2つ設
け、固定部2およびNRD回路コンポーネント3の下側
導体板5にそれぞれ、バネブロック32に対応するザグ
リ33を設ける。これによって、NRD回路測定治具
と、被測定NRD回路コンポーネント3とを位置決めす
ることができる。このようなバネブロックを位置決め機
構に用いることにより、測定すべきNRD回路コンポー
ネントに対応する本来の位置にNRD回路測定治具を位
置決めする場合、例えば、図15の(a)に示すよう
に、NRD回路コンポーネントの中央に誘電体ストリッ
プ34が配置されている場合には、バネブロック32を
位置決め手段とし、位置決めした状態でネジにより固定
することができる。これによって、図16の(b)に示
すように、NRD回路測定治具の誘電体ストリップ16
と、NRD回路コンポーネント3の誘電体ストリップ3
4との軸が一致するように、NRD回路測定治具と、N
RD回路コンポーネント3とを位置決めし、固定するこ
とができる。
と、測定すべきNRD回路コンポーネントとの位置決め
手段として図15(c)に示すようなバネ構造を備えて
上下するブロック32(以下、バネブロックという)を
用いる。図15の(a)に示すように、NRD回路測定
治具の固定部2の中心線上にバネブロック32を2つ設
け、固定部2およびNRD回路コンポーネント3の下側
導体板5にそれぞれ、バネブロック32に対応するザグ
リ33を設ける。これによって、NRD回路測定治具
と、被測定NRD回路コンポーネント3とを位置決めす
ることができる。このようなバネブロックを位置決め機
構に用いることにより、測定すべきNRD回路コンポー
ネントに対応する本来の位置にNRD回路測定治具を位
置決めする場合、例えば、図15の(a)に示すよう
に、NRD回路コンポーネントの中央に誘電体ストリッ
プ34が配置されている場合には、バネブロック32を
位置決め手段とし、位置決めした状態でネジにより固定
することができる。これによって、図16の(b)に示
すように、NRD回路測定治具の誘電体ストリップ16
と、NRD回路コンポーネント3の誘電体ストリップ3
4との軸が一致するように、NRD回路測定治具と、N
RD回路コンポーネント3とを位置決めし、固定するこ
とができる。
【0072】そして、上記本来の位置とは異なる位置に
NRD回路測定治具を配置する場合、例えば、回路構造
を決定するための調整の場合や、図15(b)に示すよ
うに誘電体ストリップ位置がNRD回路コンポーネント
3の中央位置から平行移動して配置されるる場合などに
は、バネブロック32を引っ込め、任意の位置でクリッ
プ、クランプ等の固定手段で、NRD回路測定治具とN
RD回路コンポーネント3とを固定して測定を行うこと
ができる。これによって、図16の(d)に示すよう
に、NRD回路測定治具の誘電体ストリップ16と、N
RD回路コンポーネント3の誘電体ストリップ34との
軸が一致するように、NRD回路測定治具と、NRD回
路コンポーネント3とを位置決めし、固定することがで
きる。
NRD回路測定治具を配置する場合、例えば、回路構造
を決定するための調整の場合や、図15(b)に示すよ
うに誘電体ストリップ位置がNRD回路コンポーネント
3の中央位置から平行移動して配置されるる場合などに
は、バネブロック32を引っ込め、任意の位置でクリッ
プ、クランプ等の固定手段で、NRD回路測定治具とN
RD回路コンポーネント3とを固定して測定を行うこと
ができる。これによって、図16の(d)に示すよう
に、NRD回路測定治具の誘電体ストリップ16と、N
RD回路コンポーネント3の誘電体ストリップ34との
軸が一致するように、NRD回路測定治具と、NRD回
路コンポーネント3とを位置決めし、固定することがで
きる。
【0073】本実施の形態によれば、接続対象とするN
RD回路コンポーネントの誘電体ストリップの位置に依
らず、NRD回路測定治具と、NRD回路コンポーネン
トとを、電磁波伝播が良好な状態で接続することができ
る。
RD回路コンポーネントの誘電体ストリップの位置に依
らず、NRD回路測定治具と、NRD回路コンポーネン
トとを、電磁波伝播が良好な状態で接続することができ
る。
【0074】なお、上述した説明では、他の導波路およ
びNRDガイドとのモード変換を行うためのモード変換
部と、固定部とを備えるNRD回路測定治具について説
明したが、モード変換部の態様はこれに限らず、他の種
類の導波路に対するモード変換を行うものであってもよ
い。例えば、ストリップ線路、同軸線路と接続するため
のモード変換部とすることができる。
びNRDガイドとのモード変換を行うためのモード変換
部と、固定部とを備えるNRD回路測定治具について説
明したが、モード変換部の態様はこれに限らず、他の種
類の導波路に対するモード変換を行うものであってもよ
い。例えば、ストリップ線路、同軸線路と接続するため
のモード変換部とすることができる。
【0075】また、モード変換を行わず、NRDガイド
相互の接続するためのコネクタに、本発明の固定部を用
いてもよいことは勿論である。これによって、NRD回
路コンポーネントを相互に接続し、NRDガイドによる
電子装置を構成することが、電磁波の伝搬が良好な状態
で、かつ、着脱の作業を簡易に行うことができる。
相互の接続するためのコネクタに、本発明の固定部を用
いてもよいことは勿論である。これによって、NRD回
路コンポーネントを相互に接続し、NRDガイドによる
電子装置を構成することが、電磁波の伝搬が良好な状態
で、かつ、着脱の作業を簡易に行うことができる。
【0076】また、NRDガイドの少なくとも一方の端
部に、本発明の固定部を適用することにより、他のNR
Dガイドとの接続を、電磁波の伝搬が良好な状態で、か
つ、着脱の作業を簡易に行うことができる。
部に、本発明の固定部を適用することにより、他のNR
Dガイドとの接続を、電磁波の伝搬が良好な状態で、か
つ、着脱の作業を簡易に行うことができる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、モード変換部と被測定
NRD回路コンポーネントとの両者の位置を特定位置に
位置決め、固定できるので測定治具とNRD回路コンポ
ーネントの間に隙間が変動することなく、かつ測定治具
とNRD回路コンポーネントの誘電体ストリップを軸ず
れすることなく接合する構造を持つため、回路特性を正
確に、再現性良く測定できる。
NRD回路コンポーネントとの両者の位置を特定位置に
位置決め、固定できるので測定治具とNRD回路コンポ
ーネントの間に隙間が変動することなく、かつ測定治具
とNRD回路コンポーネントの誘電体ストリップを軸ず
れすることなく接合する構造を持つため、回路特性を正
確に、再現性良く測定できる。
【0078】また、誘電体ストリップは、モード変換部
の外導体部によって固定されるので、被測定NRD回路
コンポーネントに対向する面で誘電体ストリップを切
り、NRD回路測定用治具と被測定NRD回路コンポー
ネントを別々に扱うことができる。
の外導体部によって固定されるので、被測定NRD回路
コンポーネントに対向する面で誘電体ストリップを切
り、NRD回路測定用治具と被測定NRD回路コンポー
ネントを別々に扱うことができる。
【0079】さらに、該構造のNRD回路測定用治具を
以下に述べる方法で応用することにより、校正機能を付
加することができる。すなわち、モード変換部と被測定
NRD回路コンポーネントの位置決め、固定する機能を
用い、オープン、ショート、ロード、ライン、スルー等
の校正標準回路を測定治具に接合することにより、反射
状態、ライン状態、スルー状態を測定し、測定基準面を
該測定治具の入出力面に設定できるため、その後の被測
定回路コンポーネントの測定結果は測定治具の特性を含
まず被測定回路コンポーネントのみの特性として計測測
定できる。
以下に述べる方法で応用することにより、校正機能を付
加することができる。すなわち、モード変換部と被測定
NRD回路コンポーネントの位置決め、固定する機能を
用い、オープン、ショート、ロード、ライン、スルー等
の校正標準回路を測定治具に接合することにより、反射
状態、ライン状態、スルー状態を測定し、測定基準面を
該測定治具の入出力面に設定できるため、その後の被測
定回路コンポーネントの測定結果は測定治具の特性を含
まず被測定回路コンポーネントのみの特性として計測測
定できる。
【図1】 第1の実施の形態におけるNRD回路測定治
具の概略を示す説明図であって、(a)斜視図、(b)
平面図、(c)側面図である。
具の概略を示す説明図であって、(a)斜視図、(b)
平面図、(c)側面図である。
【図2】 第1の実施の形態におけるNRD回路測定治
具の構成を示す説明図であって、(a)導波管との接続
側からみた立面図、(b)側面図、(c)NRDガイド
との接続側からみた立面図、(d)モード変換部と固定
部との組立を示す斜視図である。
具の構成を示す説明図であって、(a)導波管との接続
側からみた立面図、(b)側面図、(c)NRDガイド
との接続側からみた立面図、(d)モード変換部と固定
部との組立を示す斜視図である。
【図3】 第1の実施の形態におけるNRD回路測定治
具とNRD回路コンポーネントとの接続を示す説明図で
あって、(a)斜視図、(b)側面図、(c)NRD回
路コンポーネントの下側導体板の下側の面を示す平面図
である。
具とNRD回路コンポーネントとの接続を示す説明図で
あって、(a)斜視図、(b)側面図、(c)NRD回
路コンポーネントの下側導体板の下側の面を示す平面図
である。
【図4】 第1の実施の形態におけるNRD回路測定治
具とカプラーと接続例を示す斜視図である。
具とカプラーと接続例を示す斜視図である。
【図5】 第1の実施の形態におけるNRD回路測定治
具とサーキュレータとの接続例を示す平面図である。
具とサーキュレータとの接続例を示す平面図である。
【図6】 第1の実施の形態におけるNRD回路測定治
具と2つの入出力ポートを持つNRD回路コンポーネン
トとの接続例を示す平面図である。
具と2つの入出力ポートを持つNRD回路コンポーネン
トとの接続例を示す平面図である。
【図7】 第1の実施の形態におけるNRD回路測定治
具とオシレータとの接続例を示す平面図である。
具とオシレータとの接続例を示す平面図である。
【図8】 オープンの測定状態を示す説明図であって、
(a)オープン器との接続状態を示す側面図、(b)別
な態様のオープン器との接続状態を示す側面図、(c)
オープン器とNRD回路測定治具との組立を示す斜視図
である。
(a)オープン器との接続状態を示す側面図、(b)別
な態様のオープン器との接続状態を示す側面図、(c)
オープン器とNRD回路測定治具との組立を示す斜視図
である。
【図9】 ショートの測定状態を示す説明図であって、
(a)ショート器との接続状態を示す側面図、(b)シ
ョート器とNRD回路測定治具との組立を示す斜視図で
ある。
(a)ショート器との接続状態を示す側面図、(b)シ
ョート器とNRD回路測定治具との組立を示す斜視図で
ある。
【図10】 終端の測定状態を示す説明図であって、
(a)無反射終端器との接続状態を示す側面図、(b)
無反射終端器とNRD回路測定治具との組立を示す斜視
図である。
(a)無反射終端器との接続状態を示す側面図、(b)
無反射終端器とNRD回路測定治具との組立を示す斜視
図である。
【図11】 ラインの測定状態を示す説明図であって、
(a)ライン器との接続状態を示す側面図、(b)別な
長さのライン器との接続状態を示す側面図である。
(a)ライン器との接続状態を示す側面図、(b)別な
長さのライン器との接続状態を示す側面図である。
【図12】 スルーの測定状態を示す説明図であって、
(a)NRD回路測定治具相互の接続状態を示す側面
図、(b)固定部の支持面を示す平面図および側面図、
(c)NRD回路測定治具相互の組立を示す斜視図であ
る。
(a)NRD回路測定治具相互の接続状態を示す側面
図、(b)固定部の支持面を示す平面図および側面図、
(c)NRD回路測定治具相互の組立を示す斜視図であ
る。
【図13】 第2の実施の形態におけるNRD回路測定
治具の構成を示す説明図であって、(a)位置決め状態
を示す斜視図、(b)位置決め解除状態を示す斜視図、
(c)バネピンの構成を示す断面図である。
治具の構成を示す説明図であって、(a)位置決め状態
を示す斜視図、(b)位置決め解除状態を示す斜視図、
(c)バネピンの構成を示す断面図である。
【図14】 第2の実施の形態におけるNRD回路測定
治具と、NRDガイドとの接続を示す説明図であって、
(a)NRD回路測定治具を示す断面図、(b)中心位
置に誘電体ストリップが配置されたNRDガイドとの接
続を示す平面図、(c)中心からはずれた位置に誘電体
ストリップが配置されたNRDガイドとの接続を示す平
面図である。
治具と、NRDガイドとの接続を示す説明図であって、
(a)NRD回路測定治具を示す断面図、(b)中心位
置に誘電体ストリップが配置されたNRDガイドとの接
続を示す平面図、(c)中心からはずれた位置に誘電体
ストリップが配置されたNRDガイドとの接続を示す平
面図である。
【図15】 第3の実施の形態におけるNRD回路測定
治具の構成を示す説明図であって、(a)位置決め状態
を示す斜視図、(b)位置決め解除状態を示す斜視図、
(c)バネブロックの構成を示す断面図である。
治具の構成を示す説明図であって、(a)位置決め状態
を示す斜視図、(b)位置決め解除状態を示す斜視図、
(c)バネブロックの構成を示す断面図である。
【図16】 第3の実施の形態におけるNRD回路測定
治具と、NRDガイドとの接続を示す説明図であって、
(a)NRD回路測定治具を示す断面図、(b)中心位
置に誘電体ストリップが配置されたNRDガイドとの接
続を示す平面図、(c)中心からはずれた位置に誘電体
ストリップが配置されたNRDガイドとの接続を示す平
面図である。
治具と、NRDガイドとの接続を示す説明図であって、
(a)NRD回路測定治具を示す断面図、(b)中心位
置に誘電体ストリップが配置されたNRDガイドとの接
続を示す平面図、(c)中心からはずれた位置に誘電体
ストリップが配置されたNRDガイドとの接続を示す平
面図である。
【図17】 導波管における電磁波伝播を示す説明図で
ある。
ある。
【図18】 NRDにおける電磁波伝播を示す説明図で
ある。
ある。
【図19】 従来の測定用治具を示す説明図であって、
(a)接続状態を示す斜視図、(b)装着行程を示す平
面図、(c)電磁波の漏れを示す説明図、(d)軸ずれ
状態を示す説明図である。
(a)接続状態を示す斜視図、(b)装着行程を示す平
面図、(c)電磁波の漏れを示す説明図、(d)軸ずれ
状態を示す説明図である。
【図20】 従来の測定用治具におけるモード変換部を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図21】 NRDガイドの構成を示す説明図である。
【図22】 NRDガイドの伝送モードを示す説明図で
あって、(a)LSMモードの電磁場を示す説明図であ
る、(b)LSEモードの電磁場を示す説明図である。
あって、(a)LSMモードの電磁場を示す説明図であ
る、(b)LSEモードの電磁場を示す説明図である。
1…モード変換部、2…固定部、3…被測定NRD回路
コンポーネント、4…上側導体板、5…下側導体板、6
…ピン(治具側)、7…ネジ(治具側)、8…ピン穴
(治具側)、9…ネジ穴(治具側)、10…ピン(コン
ポーネント側)、11…ネジ(コンポーネント側)、1
2…ピン穴(コンポーネント側)、13…ネジ穴(コン
ポーネント側)、14…導波管に対向する接続面、15
…NRDに対向する接続面、16…誘電体ストリップの
切口(測定治具)、17…誘電体ストリップの切口(回
路コンポーネント)、18…カプラー、19…サーキュ
レータ、20…二端子コンポーネント、21…オシレー
タ、22…導波管、23…オープン器1、24…オープ
ン器2、25…ショート器、26,27…終端器、2
8,29…ライン器2、30…バネピン、31…バネピ
ン穴、32…バネブロック、33…バネブロックザグ
リ、34…誘電体ストリップ、35…テーパホーン、3
6…導波管、37…テーパ状誘電体ストリップ。
コンポーネント、4…上側導体板、5…下側導体板、6
…ピン(治具側)、7…ネジ(治具側)、8…ピン穴
(治具側)、9…ネジ穴(治具側)、10…ピン(コン
ポーネント側)、11…ネジ(コンポーネント側)、1
2…ピン穴(コンポーネント側)、13…ネジ穴(コン
ポーネント側)、14…導波管に対向する接続面、15
…NRDに対向する接続面、16…誘電体ストリップの
切口(測定治具)、17…誘電体ストリップの切口(回
路コンポーネント)、18…カプラー、19…サーキュ
レータ、20…二端子コンポーネント、21…オシレー
タ、22…導波管、23…オープン器1、24…オープ
ン器2、25…ショート器、26,27…終端器、2
8,29…ライン器2、30…バネピン、31…バネピ
ン穴、32…バネブロック、33…バネブロックザグ
リ、34…誘電体ストリップ、35…テーパホーン、3
6…導波管、37…テーパ状誘電体ストリップ。
Claims (11)
- 【請求項1】誘電体ストリップ、および、これを挟む対
向面が形成された導体を有する非放射性誘電体線路(以
下、第1の非放射性誘電体線路という)であって、 上記第1の非放射性誘電体線路は、少なくとも一方の端
部に、他の非放射性誘電体線路(以下、第2の非放射性
誘電体線路という)と接続するための接続部を有し、 上記接続部は、 上記第1の非放射性誘電体線路の対向面の延長上に上記
第2の非放射性誘電体線路の対向面が位置するように、
第2の非放射性誘電体線路を支持するための支持部と、 誘電体ストリップの中心軸が、非放射性誘電体線路相互
に一致するように、上記第2の非放射性誘電体線路を係
合するための係合部と、 上記係合部により第2の非放射性誘電体線路が係合され
た状態で、第1および第2の非放射性誘電体線路を互い
に固定するための固定部材とを有して構成されることを
特徴とする非放射性誘電体線路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の非放射性誘電体線路に
おいて、 上記誘電体ストリップおよび対向面は、上記接続部にお
いて、電磁波の伝播方向に垂直で、かつ、共通の面内に
端面を有し、 上記係合部は、上記端面が非放射性誘電体線路相互に接
する状態で、第2の非放射性誘電体線路と係合する位置
に設けられることを特徴とする非放射性誘電体線路。 - 【請求項3】 請求項1に記載の非放射性誘電体線路に
おいて、 上記係合部は、上記接続部における導体面の端が、非放
射性誘電体線路相互に空隙を有する状態で、第2の非放
射性誘電体線路と係合する位置に設けられることを特徴
とする非放射性誘電体線路。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
非放射性誘電体線路において、 上記第1および第2の非放射性誘電体線路は、導波方向
に直交し、導波方向に沿う位置が予め定められた基準面
がそれぞれ定義され、 上記係合部は、上記第1および第2の非放射性誘電体線
路における基準面が予め定められた間隔で対向する状態
で、第2の非放射性誘電体線路と係合する位置に設けら
れることを特徴とする非放射性誘電体線路。 - 【請求項5】誘電体ストリップ、および、これを挟む対
向面が形成された導体を有する非放射性誘電体線路(以
下、第1の非放射性誘電体線路という)であって、 上記第1の非放射性誘電体線路は、少なくとも一方の端
部に、他の非放射性誘電体線路(以下、第2の非放射性
誘電体線路という)と接続するための接続部を有し、 上記接続部は、 上記第2の非放射性誘電体線路を位置決めするためのピ
ン機構と、 上記第1および第2の非放射性誘電体線路を固定するた
めのねじ止め機構とを備えることを特徴とする非放射性
誘電体線路。 - 【請求項6】誘電体ストリップ、および、これを挟む対
向面が形成された導体を有する非放射性誘電体線路(以
下、第1の非放射性誘電体線路という)であって、 上記第1の非放射性誘電体線路は、少なくとも一方の端
部に、他の非放射性誘電体線路(以下、第2の非放射性
誘電体線路という)と接続するための接続部を有し、 上記接続部は、 上記第2の非放射性誘電体線路を位置決めするためのピ
ン機構と、 上記第1および第2の非放射性誘電体線路を固定するた
めのねじ止め機構とを備え、 上記ピン機構は、上記第2の非放射性誘電体線路を位置
決めする第1の状態、および、位置決めを解除する第2
の状態を選択可能に構成されることを特徴とする非放射
性誘電体線路。 - 【請求項7】 請求項5および6のいずれか一項に記載
の非放射性誘電体線路において、 上記ピン機構は、非放射性誘電体線路における電磁波の
伝搬方向に垂直な移動により係合する、ノックピン、お
よび、これに対応する形状の凹部を有して構成されるこ
とを特徴とする非放射性誘電体線路。 - 【請求項8】 2つの非放射性誘電体線路を相互に接続
するためのコネクタにおいて、 上記2つの非放射性誘電体線路は、それぞれ、誘電体ス
トリップ、および、これを挟む対向面が形成された導体
を有して構成され、 上記コネクタは、 上記対向面が非放射性誘電体線路相互に一致するよう
に、上記2つの非放射性誘電体線路を支持するための支
持部と、 上記誘電体ストリップの中心軸が非放射性誘電体線路相
互に一致するように、上記2つの非放射性誘電体線路を
係合するための係合部と、 上記係合部により第2の非放射性誘電体線路と係合され
た状態で、上記2つの非放射性誘電体線路を固定するた
めの固定部材とを有して構成されることを特徴とするコ
ネクタ。 - 【請求項9】 非放射性誘電体線路部品の特性を測定す
るための測定用治具であって、 非放射性誘電体線路部品と接続するための第1の接続部
と、 電気特性を測定するための測定装置と接続するための第
2の接続部と、 上記第1および第2の接続部を結合するための結合部と
を有し、 上記結合部は、上記非放射性誘電体線路における第1の
伝送モード、および、上記測定装置が測定可能な第2の
伝送モードを互いに変換するための変換手段を備え、 上記第1の接続部は、請求項1から7のいずれか一項に
記載の非放射性誘電体線路を有して構成され、 上記結合部は、非放射性誘電体線路、上記第2の伝送モ
ードを伝送可能な伝送線路、および、これらを結合する
ための結合機構が固定的に構成されていることを特徴と
する測定用治具。 - 【請求項10】 非放射性誘電体線路部品の特性を測定
するための測定用治具であって、 測定対象となる非放射性誘電体線路部品と接続するため
の第1の接続部と、 電気特性を測定するための測定装置と接続するための第
2の接続部と 上記第1および第2の接続部を結合するための結合部と
を有し、 上記結合部は、上記非放射性誘電体線路における第1の
伝送モード、および、上記測定装置が測定可能な第2の
伝送モードを互いに変換するための変換手段を備え、 上記第1の接続部は、上記第1および第2の非放射性誘
電体線路を、任意の相対位置関係となる状態で固定可能
な固定機構を有することを特徴とする測定用治具。 - 【請求項11】 非放射性誘電体線路部品の特性を測定
するための測定用治具であって、 第2の非放射性誘電体線路部品と接続するための第1の
接続部と、 電気特性を測定するための測定装置と接続するための第
2の接続部と上記第1および第2の接続部を結合するた
めの結合部とを有し、 上記結合部は、上記非放射性誘電体線路における第1の
伝送モード、および、上記測定装置が測定可能な第2の
伝送モードを互いに変換するための変換機構が固定的に
構成され、 上記第1の接続部は、校正用部品を特定の状態に位置決
めするための位置決め機構を備えること、 を特徴とする測定用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10115239A JPH11308002A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 非放射性誘電体線路、コネクタ、測定用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10115239A JPH11308002A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 非放射性誘電体線路、コネクタ、測定用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11308002A true JPH11308002A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14657799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10115239A Pending JPH11308002A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 非放射性誘電体線路、コネクタ、測定用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11308002A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002005972A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-01-09 | Hitachi Chem Co Ltd | 伝送線路の伝送損失を解析する方法及びその方法に用いる測定治具 |
JP2007228223A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | 導波管接続部 |
-
1998
- 1998-04-24 JP JP10115239A patent/JPH11308002A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002005972A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-01-09 | Hitachi Chem Co Ltd | 伝送線路の伝送損失を解析する方法及びその方法に用いる測定治具 |
JP2007228223A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | 導波管接続部 |
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