JP2005175612A - 変換アダプタおよび測定装置 - Google Patents

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Shigeyuki Mikami
重幸 三上
Koichi Sakamoto
孝一 坂本
Shigeru Tago
茂 多胡
Keiichi Hirose
圭一 広瀬
Yukio Yamamoto
幸男 山本
Toshihiro Kubo
歳弘 久保
Takeshi Nakatogawa
剛 中戸川
Fumiyasu Suginoshita
文康 杉之下
Takashi Shimizu
隆司 清水
Seiso Takeda
政宗 武田
Shinji Hasegawa
伸治 長谷川
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Abstract

【課題】 導波管一次放射器と標準導波管との間を整合よく接続することができ、無線装置等の測定の精密さを向上させる。
【解決手段】 導波管一次放射器1から標準導波管部15に向けてテーパ状に縮小するテーパ導波管部14を設けることにより変換アダプタ11を構成する。また、テーパ導波管部14は、導波管一次放射器1の開口面を挟んでテーパ形状部3と略対称な形状に形成する。これにより、変換アダプタ11を用いて導波管一次放射器1と標準導波管との間のインピーダンス整合をとることができ、反射損失等を低減することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば無線装置等の導波管一次放射器に接続され、導波管一次放射器と標準導波管との変換を行う変換アダプタおよび該変換アダプタを用いた測定装置に関する。
一般に、変換アダプタとして、導波管一次放射器と標準導波管とのように断面寸法の異なる複数の導波管同士を接続するテーパ導波管が知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、このような変換アダプタでは、使用周波数の波長等に応じてテーパ導波管の形状が設定されていた。
特開2000−232303号公報
ところで、変換アダプタとしては、異なる断面積の標準導波管同士を接続するテーパ導波管が知られている。これに対し、導波管一次放射器は無線装置等に応じてその形状が異なるから、導波管一次放射器に対して変換アダプタを接続できない場合があった。また、変換アダプタを導波管一次放射器に接続できた場合でも、導波管一次放射器と変換アダプタとの間の反射や変換アダプタ自体による反射が大きいから、例えば無線装置の特性を測定するとき等には測定値の精密さが低く、無線装置の性能評価を行うことができなかった。この結果、従来技術では、導波管一次放射器を有する無線装置の性能評価は電波暗室内で空間に電磁波を放射させたときの測定結果を用いて行う必要があり、測定時間が長くなると共に、電波暗室内に配置する測定機器からの反射等によって精密さ(測定確度)が低下し易いという問題があった。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、導波管一次放射器と標準導波管との間を整合よく接続することができ、無線装置等の測定の精密さを向上させることができる変換アダプタおよび測定装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、開口端に向けて拡開したテーパ形状部を有する導波管一次放射器の開口端に取り付けられ、前記導波管一次放射器と標準導波管との変換を行う変換アダプタにおいて、前記導波管一次放射器から標準導波管に向けてテーパ状に縮小したテーパ導波管部を有し、該テーパ導波管部は、前記導波管一次放射器の開口面を挟んで前記テーパ形状部と略対称な形状に形成したことを特徴としている。
請求項2の発明では、前記導波管一次放射器のテーパ形状部が電磁波の伝搬方向に延びる長さ寸法をL0とし、標準導波管内での電磁波の波長をλgとしたときに、前記テーパ導波管部が電磁波の伝搬方向に延びる長さ寸法は、L0±0.08×λgの範囲内の値に設定している。
請求項3の発明では、前記テーパ導波管部の導波管一次放射器側には、前記導波管一次放射器との位置決めを行う位置決め部を備える構成としている。
請求項4の発明では、前記テーパ導波管部の導波管一次放射器側には、前記導波管一次放射器の開口端に接続される接続端面部を設け、該接続端面部には前記導波管一次放射器の開口を取囲むチョーク構造部を設ける構成としている。
請求項5の発明では、前記テーパ導波管部の導波管一次放射器側には、前記導波管一次放射器の開口端に接続される接続端面部を設け、該接続端面部と前記導波管一次放射器との間には開口を取囲む導電性シートを挟設する構成としている。
請求項6の発明では、前記テーパ導波管部と前記導波管一次放射器の開口端との間には、これらの間を接続する接続部を設け、該接続部は前記テーパ導波管部に対して一体に形成している。
請求項7の発明では、前記テーパ導波管部と前記導波管一次放射器の開口端との間には、これらの間を接続する接続部を設け、該接続部は前記テーパ導波管部に対して別体に形成している。
また、請求項8の発明では、無線装置の導波管一次放射器に接続される測定用機器を備え、無線装置の特性を測定する測定装置であって、前記測定用機器と導波管一次放射器との間には、本発明による変換アダプタを接続する構成としている。
請求項1の発明によれば、テーパ導波管部を導波管一次放射器のテーパ形状部と略対称な形状に形成したから、無線装置に応じて導波管一次放射器の形状が異なる場合でも、テーパ導波管部を用いて導波管一次放射器と標準導波管との間のインピーダンス整合を取ることができる。この結果、テーパ導波管部等による反射を低減することができるから、例えば導波管一次放射器を含めた無線装置全体の特性を高い精密さをもって測定することができる。
請求項2の発明によれば、テーパ形状部の長さ寸法L0と標準導波管内での波長λgに対して、テーパ導波管部の長さ寸法をL0±0.08×λgの範囲内の値に設定したから、使用周波数の周辺帯域の電磁波に対して反射損失を20dB以下に低減することができる。
請求項3の発明によれば、テーパ導波管部の導波管一次放射器側には、導波管一次放射器との位置決めを行う位置決め部を備える構成としたから、導波管一次放射器に対してテーパ導波管部を精度よく位置決め固定することができ、導波管一次放射器とテーパ導波管部との位置ずれを防いで反射損失等を低減することができ、測定の精密さを向上することができる。また、位置決め部を用いてテーパ導波管部と導波管一次放射器とを容易に位置決め固定することができるから、取付け作業性の向上や時間の短縮を図ることができる。
請求項4の発明によれば、接続端面部には導波管一次放射器の開口を取囲むチョーク構造部を設けたから、例えば導波管一次放射器と接続端面部との間に隙間が生じるときでも、該隙間から電磁波が漏洩するのをチョーク構造部によって抑制でき、測定の精密さを向上することができる。また、チョーク構造部によって電磁波の漏洩を抑制できるから、導波管一次放射器と接続端面部との間の位置ずれ等を許容することができ、変換アダプタの取付け作業性を向上し、時間短縮を図ることができる。
請求項5の発明によれば、接続端面部と導波管一次放射器との間には開口を取囲む導電性シートを挟設したから、該導電性シートを用いて接続端面部と導波管一次放射器との間から電磁波が漏洩するのを確実に防ぐことができ、測定の精密さを向上することができる。
請求項6の発明によれば、テーパ導波管部と前記導波管一次放射器の開口端との間に接続部を設けたから、例えば接続部として導波管一次放射器の開口とほぼ同一形状の開口をもった導波管を用いることにより、導波管一次放射器からの電磁波をテーパ導波管部に損失なく伝搬させることができる。また、接続部をテーパ導波管部に対して一体に形成したから、これらの間から電磁波が漏洩するのを防止することができる。
請求項7の発明によれば、テーパ導波管部と前記導波管一次放射器の開口端との間に接続部を設けたから、例えば接続部として導波管一次放射器の開口とほぼ同一形状の開口をもった導波管を用いることにより、導波管一次放射器からの電磁波をテーパ導波管部に損失なく伝搬させることができる。また、接続部をテーパ導波管部に対して別体に形成したから、形状の異なる接続部とテーパ導波管部を容易に形成することができる。
また、請求項8の発明によれば、測定用機器と導波管一次放射器との間には本発明による変換アダプタを接続したから、測定用機器と無線装置との間で反射損失等を低減した状態で電磁波を伝搬させることができ、測定用機器を用いて導波管一次放射器を含めた無線装置の特性を高精密さをもって測定することができる。また、変換アダプタを用いて無線装置に測定用機器を直接接続するから、電波暗室等での測定を行う必要がなく、測定に伴うコストを低減できると共に、測定時間を大幅に短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態による変換アダプタおよび測定装置を、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、図1ないし図4は第1の実施の形態を示し、図において、1は通信機等の無線装置(図示せず)に取り付けられる導波管一次放射器で、該導波管一次放射器1は、断面四角形の中空の管状をなし規格によって定められた標準導波管(方形導波管)を構成する標準導波管部2と、該標準導波管部2に接続して設けられ開口端3Aに向けて拡開した中空の角錐からなるテーパ形状部3とによって構成されている。
また、標準導波管部2は、幅寸法W0と高さ寸法T0をもった断面四角形状の空洞が形成されると共に、これらの幅寸法W0と高さ寸法T0がそれぞれ使用周波数f0(例えばf0=60GHz)に応じて規格によって定められた値(例えば、W0=1.88mm、T0=3.76mm)に設定され、TE10モードの電磁波が伝搬可能となっている。そして、標準導波管部2は、例えば外部に向けてマイクロ波等の電磁波を送信する送信回路や外部から電磁波を受信する受信回路等に接続されている。
一方、テーパ形状部3は、幅方向と高さ方向とに対してそれぞれ一定の開き角をもって拡開すると共に、電磁波の伝搬方向に対して例えば3mm程度の長さ寸法L0をもって延びたホーンアンテナを構成している。また、テーパ形状部3の開口端3Aには、標準導波管部2の幅寸法W0と高さ寸法T0よりも大きな幅寸法W1と高さ寸法T1(例えば、W1=4.1mm、T1=4.2mm)をもった四角形の開口4が形成されている。
11はテーパ形状部3の開口端3Aに取付けられる変換アダプタで、該変換アダプタ11は、断面がテーパ形状部3の開口4とほぼ同じ形状の空洞をもって直線状に延びる方形導波管からなる接続部13と、該接続部13に連結され導波管一次放射器1から離れるに従ってテーパ状に縮小したテーパ導波管部14と、該テーパ導波管部14に連結され標準導波管部2とほぼ同じ標準導波管部15とによって構成されている。そして、接続部13は、例えばテーパ導波管部14に対して一体に形成されている。
ここで、接続部13は、その開口端13A側にテーパ形状部3の開口4とほぼ同一形状の四角形の開口12を有すると共に、電磁波の伝搬方向に対して長さ寸法L1をもって直線状に延びる角筒を形成している。一方、テーパ導波管部14は、接続部13側にテーパ形状部3の開口4とほぼ同じ形状の開口が形成され、標準導波管15側に標準導波管部2の空洞とほぼ同じ形状の開口が形成されると共に、導波管一次放射器1から標準導波管部15に向けてテーパ状に縮小している。また、テーパ導波管部14は、電磁波の伝搬方向に対して長さ寸法L2の中空の角錐形状をなすと共に、導波管一次放射器1の開口面(開口4)を挟んでテーパ形状部3と略対称な形状に形成されている。このため、テーパ導波管部14を標準導波管部15から接続部13に向けてみたときには、テーパ導波管部14は、テーパ形状部3とほぼ同じ形状となっている。
なお、変換アダプタ11の開口端13A側と導波管一次放射器1の開口端3A側にはこれらの間を接続するために例えばフランジ部(図示せず)がそれぞれ設けられている。そして、これらのフランジ部をボルト等を用いて連結することにより、変換アダプタ11は導波管一次放射器1に取付けられる。また、変換アダプタ11の標準導波管部15には、標準導波管を介して例えばパワーメータ、スペクトラムアナライザ等の測定用機器(いずれも図示せず)が接続されるものである。
本実施の形態による変換アダプタ11は上述の如き構成を有するもので、次にその作動について図1ないし図6を参照しつつ説明する。
まず、図2に示すように、変換アダプタ11を導波管一次放射器1に接続した状態で、導波管一次放射器1の標準導波管部2に対してその側面をH面として幅方向に電界EをもったTE10モードの電磁波(マイクロ波等)を入力すると、テーパ形状部3は開口4を通じてTE10モードに類似したモードの電磁波を放射する。このとき、変換アダプタ11は、導波管一次放射器1から放射されるTE10モードに類似したモードの電磁波をテーパ導波管部14を用いて変換し、標準導波管部15内にTE10モードの電磁波を出力する。
ここで、テーパ導波管部14の長さ寸法L2と変換アダプタ11による変換特性との関係を検討するために、長さ寸法L2の異なる複数種類のテーパ導波管部14に対して導波管一次放射器1の入力側(標準導波管部2側)と変換アダプタ11の出力側(標準導波管部15側)との間の反射係数S11を電磁界シミュレーション等を用いて算出した。この結果を図5に示す。
図5の結果より、使用周波数f0(f0=60GHz)およびその周辺帯域では、テーパ導波管部14の長さ寸法L2を導波管一次放射器1のテーパ形状部3の長さ寸法L0と同じ値に近づくに従って変換特性は良く(反射損失が小さく)なっているのに対し、長さ寸法L2が長さ寸法L0よりも長くても、短くても変換特性は劣化(反射損失が増大)している。
また、図5の結果から、周波数帯域(f0±0.1×f0)をみたときには、長さ寸法L2は3mmの長さ寸法L0に対して±0.5mmの範囲(2.5mm〜3.5mm)で、反射係数S11を−20dBまで低下可能となることが分かる。このとき、導波管内の波長λgは6.17mmとなるから、テーパ導波管部14の長さ寸法L2は、長さ寸法L0±0.08×λgの範囲内の値に設定したときに、反射損失を20dB程度まで低下させることができる。
以上の結果より、テーパ導波管部14は開口面4を挟んで導波管一次放射器1のテーパ形状部3と略対称な形状としたとき、即ち標準導波管部15からみたときにはテーパ形状部3と略同じ形状としたときに反射損失が低減できることが分かる。
次に、接続部13の長さ寸法L1と変換アダプタ11による変換特性との関係を検討するために、長さ寸法L1の異なる複数種類の接続部13に対して導波管一次放射器1の入力側と変換アダプタ11の出力側との間の反射係数S11、透過係数S21を電磁界シミュレーション等を用いて算出した。この結果を図6に示す。なお、図6の結果の算出に際して、テーパ導波管部14の長さ寸法L2はテーパ形状部3の長さ寸法L0と同一(L2=L0)であるもの、即ちテーパ導波管部14はテーパ形状部3と同じテーパ形状をなすものとした。
図6の結果から、接続部13の長さ寸法L1が0〜2.5mmの範囲で変化しても、使用周波数f0(f0=60GHz)の周辺帯域では長さ寸法L1に拘わらず反射係数S11が−20dB以下となり、透過係数S21は0dB程度の値で変化しないことが分かる。この結果、接続部13の長さ寸法L1はどのような値に設定しても変換アダプタ11の変換特性はほとんど変化せず、変換アダプタ11の変換特性はテーパ導波管部14によって決定されることが分かる。
かくして、本実施の形態では、変換アダプタ11のテーパ導波管部14を導波管一次放射器1のテーパ形状部3と略対称な形状に形成したから、無線装置に応じて導波管一次放射器1の形状が異なる場合でも、テーパ導波管部14を用いて導波管一次放射器1と標準導波管部15との間のインピーダンス整合を取ることができる。この結果、テーパ導波管部14等による反射を低減することができるから、導波管一次放射器1に変換アダプタ11を介して測定用機器を接続することができ、例えば導波管一次放射器1を含めた無線装置全体の特性を高い精密さをもって測定することができる。
また、変換アダプタ11を用いることによって導波管一次放射器1に測定用機器を接続して無線装置等の特性を測定することができるから、従来技術のように電波暗室内で導波管一次放射器1から放射した電磁波を測定するのに比べて、通常の実験室のような狭い空間で測定ができ、測定作業性の向上や測定時間の短縮が図れると共に、ひいては装置のコスト削減に貢献することができる。
さらに、テーパ導波管部14と導波管一次放射器1の開口端3Aとの間に接続部13を設けたから、例えば接続部13として導波管一次放射器1の開口4とほぼ同一形状の開口12をもった方形導波管を用いることにより、接続部13の長さ寸法に拘わらず導波管一次放射器1からの電磁波をテーパ導波管部14に損失なく伝搬させることができる。また、接続部13をテーパ導波管部14に対して一体に形成したから、これらの間から電磁波が漏洩するのを防止することができ、無線装置等の測定を行うときの測定精度等を高めることができる。
なお、前記第1の実施の形態では接続部13はテーパ導波管部14に対して一体に形成するものとした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば接続部をテーパ導波管部に対して別体に形成してもよい。この場合、形状の異なる接続部とテーパ導波管部を容易に形成することができ、生産性の向上、製造コストの低減等を図ることができる。
次に、図7ないし図10は本発明の第2の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、テーパ導波管部の導波管一次放射器側には、導波管一次放射器との位置決めを行う位置決め部を設ける構成としたことにある。
21は本実施の形態による導波管一次放射器で、該導波管一次放射器21は、略四角形のブロック状に形成されると共に、その内部には電磁波の伝搬方向に沿って貫通穴22が形成されている。そして、貫通穴22の一端側は、第1の実施の形態による標準導波管部2とほぼ同様に規格で定められた四角形状をなし、TE10モードの電磁波が伝搬可能となった標準導波管部23を形成している。また、貫通穴22の他端側は、開口端24A(他端)に向けて拡開し、第1の実施の形態によるテーパ形状部3とほぼ同様のテーパ形状部24を形成している。これにより、導波管一次放射器21はホーンアンテナを構成すると共に、その他端側に標準導波管部23よりも大きな面積をもった開口25を形成している。
31は本実施の形態による変換アダプタで、該変換アダプタ31は、導波管一次放射器21よりも大きな略四角形のブロック状に形成され、その内部には貫通穴22とほぼ同じ形状の貫通穴32が形成されている。また、変換アダプタ31のうち導波管一次放射器21と対面する接続端面31Aには、開口25とほぼ同じ形状の開口33が形成されている。
これにより、貫通穴32の一端側は、他端側に向けてテーパ状に縮小し、第1の実施の形態によるテーパ導波管部14とほぼ同様のテーパ導波管部34を形成すると共に、貫通穴32の他端側は、第1の実施の形態による標準導波管部15とほぼ同様の標準導波管部35を形成している。そして、テーパ導波管部34は、導波管一次放射器21の開口面を挟んでテーパ形状部24と略対称な形状をなしている。
36はテーパ導波管部34の導波管一次放射器21側に位置して導波管一次放射器21に接続される接続端面部で、該接続端面部36には、導波管一次放射器21を取囲む枠状のガイド突起37が形成され、該ガイド突起37は、その枠内に導波管一次放射器21の開口端24A側を嵌合することによって変換アダプタ31と導波管一次放射器21との位置決めを行う位置決め部を構成している。
なお、位置決め部としては、枠状のガイド突起37に限らず、例えば導波管一次放射器21の開口端24A側にピン挿通穴を設けると共に、変換アダプタ31の接続端面部36にピン挿通穴と対応した位置にピンを立設し、該ピンをピン挿通穴に挿入する構成としてもよい。
38は変換アダプタ31に接続される標準導波管で、該標準導波管38の先端側にはフランジ部38Aが設けられている。そして、標準導波管38は、フランジ部38Aをボルト39を用いて変換アダプタ31にネジ止め固定することによって、変換アダプタ31に取付けられるものである。
かくして、本実施の形態でも第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができるが、本実施の形態では、変換アダプタ31の接続端面部36にガイド突起37を設けたから、該ガイド突起37を用いて導波管一次放射器21に対してテーパ導波管部34を精度よく位置決め固定することができ、導波管一次放射器21とテーパ導波管部34との位置ずれを防いで反射損失等を低減することができ、測定の精密さを向上することができる。また、ガイド突起37を用いてテーパ導波管部34と導波管一次放射器21とを容易に位置決め固定することができるから、取付け作業性の向上や時間の短縮を図ることができる。
次に、図11および図12は本発明の第3の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、導波管一次放射器の開口端に接続される接続端面部には導波管一次放射器の開口を取囲むチョーク構造部を設ける構成としたことにある。なお、本実施の形態では、第2の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
41は接続端面部36に設けられた枠状の凹溝からなるチョーク構造部で、該チョーク構造部41は、導波管一次放射器21の開口25(変換アダプタ31の開口33)を取囲む幅寸法W3、高さ寸法T3をもった略四角形の枠状をなすと共に、一定の溝幅寸法δと溝深さ寸法dとを有している。そして、チョーク構造部41は、変換アダプタ31の開口33の周縁から短絡端をなす溝底までの長さ寸法が貫通穴22,32内での管内波長λgの半分(半波長λg/2)となる値に設定されている。これにより、開口25,33の周縁(エッジ部分)を仮想的な短絡端にでき、導波管一次放射器21と変換アダプタ31との間から電磁波が漏洩するのを防ぐことができる。
ここで、チョーク構造部41による効果を確認するために、チョーク構造部41を設けた場合と省いた場合とに対して、変換アダプタ31による変換特性(反射係数S11、透過係数S21)を電磁界シミュレーション等を用いて検討した。この結果を図13および図14に示す。
なお、チョーク構造部の溝幅寸法δは0.5mmとし、幅寸法W3、高さ寸法T3、溝深さ寸法dは2種類の値について計算を行ったが、開口33のエッジ部分からチョーク構造部41の溝底までの長さ寸法は、いずれも使用周波数f0を60GHzとして管内波長λgの半分の値に設定されている。また、導波管一次放射器21と変換アダプタ31との間には例えば100μm程度の隙間が生じているものとし、計算を行った。
図13および図14の結果より、チョーク構造部41を省いた場合には0.3dB程度の挿入損失が生じているが、チョーク構造部41を設けた場合には挿入損失を0.1dB以下に低減できることが分かる。
かくして、本実施の形態でも第1,第2の実施の形態と同様の作用効果を得ることができるが、本実施の形態では、変換アダプタ31の接続端面部36にチョーク構造部41を設けたから、チョーク構造部41によって開口25,33のエッジ部分を仮想的に短絡することができる。このため、導波管一次放射器21と変換アダプタ31との位置決めが不安定で、導波管一次放射器21と接続端面部36との間に隙間が生じるときでも、該隙間から電磁波が漏洩するのをチョーク構造部41によって抑制でき、測定の精密さを向上することができる。また、チョーク構造部41によって電磁波の漏洩を抑制できるから、導波管一次放射器21と接続端面部36との間の位置ずれ等を許容することができ、変換アダプタ31の取付け作業性を向上し、時間短縮を図ることができる。
次に、図15は本発明の第4の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、接続端面部と導波管一次放射器との間には開口を取囲む導電性シートを挟設したことにある。なお、本実施の形態では、第2の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
51は接続端面部36と導波管一次放射器21との間に挟設された導電性シートで、該導電性シート51の中央部には、開口25,33とほぼ同じ形状の開口52が設けられ、該開口52は開口25,33に対して位置合わせされている。また、導電性シート51は接続端面部36と導波管一次放射器21とに接触し、これらの間の隙間を埋めている。
かくして、本実施の形態でも第1,第2の実施の形態と同様の作用効果を得ることができるが、本実施の形態では、接続端面部36と導波管一次放射器21との間には開口25,33を取囲む導電性シート51を挟設したから、該導電性シート51を用いて接続端面部36と導波管一次放射器21との間から電磁波が漏洩するのを防ぎ、測定の精密さを向上することができる。
なお、前記第2ないし第4の実施の形態ではテーパ導波管部34と導波管一次放射器21との間から接続部を省く構成としたが、本発明はこれに限らず、第1の実施の形態と同様にテーパ導波管部と導波管一次放射器との間に接続部を設ける構成としてもよい。この場合、接続部のうち導波管一次放射器側に位置して導波管一次放射器に接続される部位に接続端面部が形成されるものである。
次に、図16は本発明の第5の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、変換アダプタを用いて測定用機器と導波管一次放射器との間を接続する構成としたことにある。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
61は本実施の形態による無線装置としての送信装置で、該送信装置61は、ミキサ62と導波管一次放射器1とによって大略構成され、ミキサ62には局発信号L0を入力する発振器63と中間周波信号IFを入力する信号発生器64とが接続されている。そして、送信装置61は、ミキサ62を用いて局発信号L0と中間周波信号IFとを掛け合わせてマイクロ波等の高周波信号RFにアップコンバートし、導波管一次放射器1から外部に向けて放射するものである。
65は送信装置61の特性を測定する測定装置で、該測定装置65は、測定用機器としてのスペクトラムアナライザ66、パワーメータ67を備えている。そして、スペクトラムアナライザ66は標準導波管68と変換アダプタ11とを介して送信装置61の導波管一次放射器1に接続されると共に、パワーメータ67は分配器69を介して標準導波管68および変換アダプタ11に接続されている。
本実施の形態による測定装置は上述の如き構成を有するもので、送信装置61の特性を測定するときには、信号発生器64からミキサ62に向けて各種の中間周波信号IFを入力する。このとき、導波管一次放射器1には変換アダプタ11を介してスペクトラムアナライザ66等が接続されているから、スペクトラムアナライザ66等を用いて送信装置61の周波数特性や電力特性を測定することができる。
かくして、本実施の形態でも第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができるが、本実施の形態では、スペクトラムアナライザ66等と導波管一次放射器1との間を変換アダプタ11を用いて接続したから、スペクトラムアナライザ66等の測定用機器と送信装置61との間で反射損失等を低減した状態で電磁波(高周波信号RF)を伝搬させることができ、測定用機器を用いて導波管一次放射器1を含めた送信装置61の特性を高精密さをもって測定することができる。また、変換アダプタ11を用いて送信装置61に測定用機器(スペクトラムアナライザ66等)を直接接続するから、電波暗室等での測定を行う必要がなく、測定に伴うコストを低減できると共に、測定時間を大幅に短縮することができる。
なお、前記第5の実施の形態では、送信装置61、測定装置65に対して第1の実施の形態による導波管一次放射器1、変換アダプタ11を適用する構成としたが、第2ないし第4の実施の形態よる導波管一次放射器21、変換アダプタ31を適用する構成としてもよい。
また、前記第5の実施の形態では、無線装置として送信装置61を用い、測定用機器としてスペクトラムアナライザ66等を用いる構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図17に示す変形例のように、無線装置としてミキサ72からなる受信装置71を用いると共に、測定用機器として高周波信号RFを発生させる信号発生器73を用いる構成としてもよい。この場合、受信装置71のミキサ72には、局発信号L0を入力する発振器63が接続されると共に、中間周波信号IFを分析するためのスペクトラムアナライザ74等を接続されるものである。
第1の実施の形態による導波管一次放射器と変換アダプタとを示す斜視図である。 図1中の導波管一次放射器と変換アダプタとを接続した状態で示す斜視図である。 導波管一次放射器と変換アダプタとを図2中の矢示III−III方向からみた断面図である。 導波管一次放射器と変換アダプタとを図2中の矢示IV−IV方向からみた断面図である。 テーパ導波管部の長さ寸法を種々の値に設定した場合について、図1中の変換アダプタ等による反射係数の周波数特性を示す特性線図である。 接続部の長さ寸法を種々の値に設定した場合について、図1中の変換アダプタ等による反射係数、透過係数の周波数特性を示す特性線図である。 第2の実施の形態による導波管一次放射器と変換アダプタ等を分解した状態で示す分解斜視図である。 図7中の変換アダプタを底面側からみた状態で示す拡大斜視図である。 図7中の変換アダプタを導波管一次放射器等に接続した状態を示す拡大斜視図である。 変換アダプタと導波管一次放射器とを図9中の矢示X−X方向からみた断面図である。 第3の実施の形態による変換アダプタと導波管一次放射器とを示す図10と同様位置の断面図である。 第3の実施の形態による変換アダプタを導波管一次放射器を省いた状態で図11中の矢示XII−XII方向からみた底面図である。 図11中の変換アダプタ等による透過係数の周波数特性を示す特性線図である。 図11中の変換アダプタ等による反射係数の周波数特性を示す特性線図である。 第4の実施の形態による変換アダプタと導波管一次放射器とを示す図10と同様位置の断面図である。 第5の実施の形態による測定装置を送信装置に接続した状態を示すブロック図である。 変形例による測定装置を受信装置に接続した状態を示すブロック図である。
符号の説明
1,21 導波管一次放射器
2,23 標準導波管部
3,24 テーパ形状部
3A,24A 開口端
4,25 開口
11,31 変換アダプタ
12,33 開口
13 接続部
14,34 テーパ導波管部
15,35 標準導波管部
36 接続端面部
37 ガイド突起(位置決め部)
38,68 標準導波管
41 チョーク構造部
51 導電性シート
61 送信装置(無線装置)
65 測定装置
66 スペクトラムアナライザ(測定用機器)
67 パワーメータ(測定用機器)
71 受信装置(無線装置)
73 信号発生器(測定用機器)

Claims (8)

  1. 開口端に向けて拡開したテーパ形状部を有する導波管一次放射器の開口端に取り付けられ、前記導波管一次放射器と標準導波管との変換を行う変換アダプタにおいて、前記導波管一次放射器から標準導波管に向けてテーパ状に縮小したテーパ導波管部を有し、該テーパ導波管部は、前記導波管一次放射器の開口面を挟んで前記テーパ形状部と略対称な形状に形成したことを特徴とする変換アダプタ。
  2. 前記導波管一次放射器のテーパ形状部が電磁波の伝搬方向に延びる長さ寸法をL0とし、標準導波管内での電磁波の波長をλgとしたときに、前記テーパ導波管部が電磁波の伝搬方向に延びる長さ寸法は、L0±0.08×λgの範囲内の値に設定してなる請求項1に記載の変換アダプタ。
  3. 前記テーパ導波管部の導波管一次放射器側には、前記導波管一次放射器との位置決めを行う位置決め部を備える構成としてなる請求項1または2に記載の変換アダプタ。
  4. 前記テーパ導波管部の導波管一次放射器側には、前記導波管一次放射器の開口端に接続される接続端面部を設け、該接続端面部には前記導波管一次放射器の開口を取囲むチョーク構造部を設けてなる請求項1,2または3に記載の変換アダプタ。
  5. 前記テーパ導波管部の導波管一次放射器側には、前記導波管一次放射器の開口端に接続される接続端面部を設け、該接続端面部と前記導波管一次放射器との間には開口を取囲む導電性シートを挟設する構成としてなる請求項1,2または3に記載の変換アダプタ。
  6. 前記テーパ導波管部と前記導波管一次放射器の開口端との間には、これらの間を接続する接続部を設け、該接続部は前記テーパ導波管部に対して一体に形成してなる請求項1,2,3,4または5に記載の変換アダプタ。
  7. 前記テーパ導波管部と前記導波管一次放射器の開口端との間には、これらの間を接続する接続部を設け、該接続部は前記テーパ導波管部に対して別体に形成してなる請求項1,2,3,4または5に記載の変換アダプタ。
  8. 無線装置の導波管一次放射器に接続される測定用機器を備え、無線装置の特性を測定する測定装置であって、前記測定用機器と導波管一次放射器との間には、前記請求項1ないし7のうちいずれかに記載の変換アダプタを接続してなる測定装置。
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