JPH11307867A - 半導体光集積素子の作製方法及び半導体光集積素子 - Google Patents

半導体光集積素子の作製方法及び半導体光集積素子

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JPH11307867A
JPH11307867A JP10740398A JP10740398A JPH11307867A JP H11307867 A JPH11307867 A JP H11307867A JP 10740398 A JP10740398 A JP 10740398A JP 10740398 A JP10740398 A JP 10740398A JP H11307867 A JPH11307867 A JP H11307867A
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layer
light
semiconductor
optical waveguide
emitting element
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JP10740398A
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Tatsuya Morioka
達也 森岡
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の半導体光集積素子のバットジョイント
(突き合わせ結合)構造では、少なくとも2回以上の結
晶成長工程が必要であった。また、段差基板上に形成し
た素子構造の場合には、1回の結晶成長により半導体光
集積素子を形成できるが、リッジ構造或いは埋め込み構
造を作製することが困難であった。 【解決手段】 本発明の半導体光集積素子の作製方法
は、発光素子構成部と、前記発光素子構成部の出射光を
導波させる光導波路構成部とからなる半導体光集積素子
の製造工程で、半導体基板上に前記発光素子構成部とな
る[011]あるいは[01−1]方向にストライプ状
のメサ部を形成する工程と、前記半導体基板上に少なく
とも発光層と、第2クラッド層と、第3クラッド層と、
光導波路層と、第4クラッド層とを順次積層する工程を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザ等の
発光素子構成部と合分岐、合分波、光増幅等の光素子が
形成されている光導波路を有する光導波路構成部を集積
化した半導体光集積素子の作製方法及びその半導体光集
積素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発光素子、レンズ、受光素子など
個別部品で光システムを構成する場合には、光軸合わせ
の工程が必要であった。この光軸合わせの工程では通常
μm単位での位置合わせが必要であるため、製造時間と
コストの低減が困難であるという問題があった。さら
に、この光システムでは環境温度の変動により各個別部
品を固定している材質の熱膨張、収縮により光軸がずれ
るという問題もあった。
【0003】これら問題を解決するために、プロセス工
程により発光素子構成部と光導波路構成部とを作製する
半導体光集積素子が提案されている。これは各個別の素
子を組み合わせた光システムの最大の問題点であった光
軸合わせの工程が無くなるため、光システム作製におい
て低コスト化が期待されている。さらに、この光システ
ムでは集積化されていることにより、環境温度の変動に
よる光軸ずれの変動を小さくできるという特徴も有して
いる。
【0004】このような半導体光集積素子の作製方法及
び構造には、従来バットジョイント(突き合わせ結合)
構造があった。図16にバットジョイント構造を示す。
この半導体光集積素子は1回目の結晶成長により半導体
基板600上に第1クラッド層601、活性層602、
第2クラッド層603からなる半導体レーザ等の発光素
子構成部を形成後、誘電体をマスクとしたエッチングに
より発光素子構成部の1部を除去し、続いて除去部分に
MOCVD(有機金属気相成長)法等による2回目の結
晶成長により第3クラッド層604、光導波路層60
5、第4クラッド層606の光導波路構成部を形成し、
マスクとした誘電体を除去することで半導体光集積素子
を作製していた。
【0005】さらに、別の作製方法及び構造としては図
17で示すような特開昭62−208006号公報で開
示されているものがある。この作製方法は、半導体基板
600上に段差部を設け、その上に1回の結晶成長で発
光素子構成部となる第1クラッド層601、活性層60
2、第2クラッド層603に続いて光導波路層構成部と
なる光導波路層605、第4上クラッド層606と順次
積層する。この時、活性層602と第2クラッド層60
3の層厚の合計が基板段差部の高さと等しくなるように
作製することで、1回の結晶成長工程により段差部上部
に形成された発光素子構成部の活性層602と段差部下
部に形成された光導波路構成部の光導波路層605を伝
搬する導波光の積層方向の光界分布が一致している半導
体光集積素子を構成することができていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のバット
ジョイント構造の半導体光集積素子では、発光素子構成
部と光導波路構成部からなる単純な半導体光集積素子を
作製する場合においても、少なくとも2回以上の結晶成
長工程が必要となり、この工程数が増えることにより低
コスト化を図ることが困難であった。また、発光素子構
成部に活性層からの水平方向の光を閉じ込めるための埋
め込み(BH)構造とする場合には、さらに結晶成長工
程が必要となる。
【0007】また、特開昭62−208006号公報に
示す段差基板上に形成した素子構造の場合には、1回の
結晶成長により半導体光集積素子を形成できる。しかし
ながら、この構造では積層方向に対して水平方向の光の
広がりを無くすために、リッジ構造或いは埋め込み構造
を作製する必要がある。しかし、リッジ構造を形成する
場合には、図17で示すように発光素子構成部では深さ
haのエッチングを必要とし、光導波路構成部では深さ
hpのエッチングが必要であり、各々の構成部において
エッチング深さが異なる。従って、片方の構成部をレジ
ストなどで被覆しエッチングされないようにして、他方
の構成部をエッチング、逆にエッチングした方をレジス
トなどで被覆し、他方をエッチングするという方法を用
いなければならなかった。このように、これらの構成部
において別々にエッチングを行う必要があり、プロセス
工程が増えることにより、半導体光集積素子の作製にお
いて低コスト化を図ることが困難となっていた。
【0008】また、両部を埋め込み(BH)構造とする
場合には、両構成部に深いエッチングを行い、さらに埋
め込みのための結晶成長工程を行うため、少なくとも2
回の結晶成長工程が必要であった。加えて、深いエッチ
ングを行う工程において、通常のマスク露光法では、段
差部上部では半導体層にマスクが密着できる良好なパタ
ーンニングができるが、段差部下部ではマスクとのギャ
ップによりパターンニングのぼけが生じるという問題も
生じた。また、発光素子構成部の側面をエッチングする
ので作製された半導体光集積素子の信頼性を低下させる
という問題もあった。
【0009】従って、本願発明は、1回の結晶成長で信
頼性を損なうことなく発光素子構成部に埋め込み構造を
有する表面が平坦な半導体光集積素子を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の半導体光集積素子の製造方法は、発光素
子構成部と、前記発光素子構成部の出射光を導波させる
光導波路構成部とからなる半導体光集積素子の作製方法
において、半導体基板上に前記発光素子構成部となる
[011]あるいは[01−1]方向のストライプ状の
メサ部を形成する工程と、前記半導体基板上に少なくと
も発光層と、第2クラッド層と、第3クラッド層と、光
導波路層と、第4クラッド層とを順次積層する工程と、
を有することを特徴とする。
【0011】また、前記ストライプ状のメサ部の高さ
を、第2クラッド層と第3クラッド層と発光層の半分の
膜厚と光導波路層の半分の膜厚との合計であるように形
成する。さらに、前記ストライプ状のメサ部の幅がスト
ライプ方向で異なるように作製する。また、前記第3ク
ラッド層と光導波路層と第4クラッド層とが、半絶縁性
の半導体から作製されることを特徴とする。さらに、前
記半導体基板上に複数のストライプ状のメサ部を形成し
ていることを特徴とする。
【0012】また、前記ストライプ状のメサ部上の発光
層と第2クラッド層とからなる発光素子構成部と、前記
ストライプ状のメサ部の光伝搬方向の第3クラッド層と
光導波路層と第4クラッド層とからなる光導波路構成部
との界面に溝部を形成する工程と、前記溝部を半導体ま
たは誘電体で埋め込む工程とを有する半導体光集積素子
の作製方法とする。
【0013】また、本発明の発光素子構成部と、前記発
光素子構成部の出射光を導波させる光導波路部とからな
る半導体光集積素子では、半導体基板上に発光素子構成
部となる[011]あるいは[01−1]方向にストラ
イプ状のメサ部を有し、前記ストライプ状のメサ部上及
び半導体基板上に、少なくとも活性層と第2クラッド層
とを有し、前記ストライプ状のメサ部の光伝搬方向に直
交するメサ部側面では、少なくとも第3クラッド層と光
導波路層と第4クラッド層とからなる層が電流・光閉じ
込め機能を有し、前記ストライプ状のメサ部の光伝搬方
向には、少なくとも前記第3クラッド層と前記光導波路
層と前記第4クラッド層からなる前記光導波路構成部を
有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施例1)本発明の実施例1と
して図1〜図6に基づいて作製工程を説明する。まず、
半導体基板上の発光素子構成部を形成する領域に通常の
フォトリソ工程により[011]方向に幅3μm、長さ
300μmのストライプパターンを形成する。
【0015】本実施例では、n型GaAs半導体基板1
00にストライプ形状を有するメサ部の高さを制御性を
良く作製する方法として、n型GaAs半導体基板10
0上にメサ形成時のエッチングストップ層となるAl
0.5Ga0.5Asエッチングストップ層101を100n
m程度、続いてGaAs層102を所望の高さのメサ部
となるような層厚で積層した基板を用いた。この基板の
断面図を図1に示す。尚、本実施例ではエッチングスト
ップ層を有した基板を用いたが、エッチングストップ層
を有しない基板を用いても構わない。
【0016】続いて、アンモニア系のエッチャントに
て、この基板のGaAs層102をエッチングすること
で所望の高さ、例えば2.1μmの高さを有するストラ
イプ形状のメサ部103を形成する。このようなエッチ
ストップ層を有する基板を用いれば、エッチングによる
深さのばらつきを除去でき、成長時の層厚の制御性のみ
で、光結合効率のばらつきが決まるため、従来のエッチ
ストップ層を用いない場合に比べて、光結合効率のばら
つきを約5%から1%に低減することができる。
【0017】次に、このストライプ状のメサ部上面にE
B(電子ビーム)によるリソグラフィで回折格子のパタ
ーンを印刻、ウェットエッチングプロセスにより回折格
子104を形成する。以上までの工程で作製された半導
体光集積素子の工程図を図2に示す。
【0018】さらに、MOCVD(有機金属気相成長)
法により半導体レーザ構造を形成する。0.9μm層厚
のn型Al0.3Ga0.7As第1クラッド層105、0.
12μm層厚のAl0.15Ga0.85As光ガイド層と0.
06μm層厚のGa0.7In0.30.007As0.993単一量
子井戸活性層と0.12μm層厚のAl0.15Ga0.85
s光ガイド層との3層からなる発光層106、0.8μ
m層厚のp型Al0.3Ga0.7As第2クラッド層107
を順次連続して形成する。このような発光素子構成部と
なるストライプ状のメサ部を有する基板上への結晶成長
を行なった場合、H.NaruiらによりELECTR
ONICS LETTERS 1996,vol.3
2,pp664−665で報告されている様に(11
1)A或いは(111)B面では結晶の成長速度が他の
面に比べ、非常に遅いことから側面部にファセットが形
成されることが報告されている。つまり、[011]或
いは[01−1]方向のストライプ形状を有するメサ部
上には、三角形状の発光素子構成部が形成され、それ以
外の部分ではこれらの半導体層が基板上に積層される。
以上までの工程で作製された半導体光集積素子の工程図
を図3に示す。
【0019】続いて、1.0μm層厚のp型Al0.4
0.6As第3クラッド層108、0.3μm層厚のn
型Al0.35Ga0.65As光導波路層109、0.7μm
層厚のp型Al0.4Ga0.6As第4クラッド層110、
0.1μm層厚のコンタクト層となるp型GaAs層
(図示せず)の積層体を成長させる。
【0020】発光素子構成部側面の(111)面上には
成長しないことから、この積層体は半導体レーザを形成
するメサ部の側面部上を埋め込むように基板側から形成
され、かつ、発光素子構成部からの光伝搬方向(ストラ
イプ状のメサ部の長軸方向)には、n型Al0.35Ga
0.65As光導波路層109が光導波路となる光導波路構
成部が形成されることにより半導体光集積素子を形成で
きる。
【0021】また、その後コンタクト層の形成におい
て、メサ部上の発光素子構成部となる第2クラッド層と
コンタクト層が接するように各々の層厚を設定しておく
ことが好ましい。以上までの工程で作製された半導体光
集積素子の工程図を図4に示す。
【0022】続いて、光導波路構成部に導波光の横方向
の光閉じ込めを行うリッジ構造111を通常のフォトリ
ソ工程、エッチング工程で形成する。以上までの工程で
作製された半導体光集積素子の工程図を図5に示す。そ
の後、半導体光集積素子の光出射部となる領域にSiO
2などの誘電体多層膜によって低反射膜、反対側となる
領域に高反射膜を施し、基板裏面及び基板上面の発光素
子構成部の領域にそれぞれn型、p型の電極を形成す
る。このように1回の結晶成長により形成された発光素
子構成部の半導体レーザの特性として25℃での閾値電
流10mA、5mW出力時の駆動電流18mAであり、
且つ光導波路構成部とが集積された半導体光集積素子を
得ることができた。
【0023】本工程で作製された半導体光集積素子の構
造をより詳細に説明する。半導体光集積素子の図4で示
すa−a’の断面構造を図6(a)に示す。n型GaA
s半導体基板100のメサ部上に設けられた(111)
面を側面に有する三角形状の半導体レーザである第1ク
ラッド層105、発光層106、第2クラッド層107
が積層されている。
【0024】このメサ部外の両側面にはこの第1クラッ
ド層105、発光層106、第2クラッド層107から
なる積層体とさらにその上に連続して第3クラッド層1
08、光導波路層109、第4クラッド層110が形成
されている。発光素子構造部の側面は(111)面であ
り、その後の積層工程ではほとんど結晶成長がおきない
ので、第3クラッド層108、光導波路層109、第4
クラッド層110は、半導体基板から半導体レーザを埋
め込むように形成される。つまり、発光層106の両側
面部が発光層の光に対して吸収がなく、かつ、屈折率が
低くなるように(Alの混晶比が発光層に比べて高くな
るように)、且つ、電流を閉じ込めるよう印加電圧に対
して逆バイアスとなるn型からなる光導波路層とp型か
らなる第3クラッド層からなる光・電流閉じ込め機能を
有する層構造(第3クラッド層108、光導波路層10
9、第4クラッド層110)で埋め込まれる構造を有し
ている。本実施例では、ストライプ状のメサ部の高さ
を、第2クラッド層と第3クラッド層と発光層の半分の
膜厚と光導波路層の半分の膜厚との合計とほぼ同様にす
ることによって、発光層106の接する部分には、光導
波路構成部で光導波路層109を形成することができ、
両部の結合効率を高くすることができる。
【0025】図6(b)は半導体光集積素子の図4に示
すb−b’の断面構造を示す。光導波路構成部の構造
は、発光素子構成部内のメサ部外の構造と同一になって
おり、発光素子構成部の発光層106からの発光に対し
吸収なく光が伝搬する(Alの混晶比の高い)光導波路
層109が第3クラッド層及び第4クラッド層に挟まれ
て形成されている。
【0026】すなわち、本構造はメサ部を利用して1回
の成長で発光素子構成部と埋め込み層と光導波路構成部
の光導波路層を同一層で形成され、かつこの構造で両部
に必要とされる光・電気特性を満たせる。このことでリ
ッジ構造に比べて低閾値電流特性に有利な埋め込み構造
を有する発光素子構成部と光導波路構成部とを1回の成
長工程により作製することができる。
【0027】また、本実施例では、光導波路構成部にリ
ッジ構造を設けたが、ストライプ部を残して半導体基板
までエッチングを行い、空気とエッチング界面で横方向
の光を閉じ込める構造、或いはポリイミドなど有機物や
半導体などで埋め込んだ構造としてもよい。また、発光
素子構造部或いは光導波路部には光分布を変化させる光
ガイド層などを設けてもよい。
【0028】(実施例2)本発明の第2の実施例として
ストライプ状のメサ部の幅を発光素子端面部と中央部と
で変化させた半導体光集積素子を示す。まず、GaAs
半導体基板200上の[011]方向に発光素子構成部
の端面部では4μm幅、中央部では2μm幅まで徐々に
変化するようなレジスト幅の異なる2μmの高さのスト
ライプ形状のメサ部201をフォトリソ工程、エッチン
グプロセス工程で実施例1と同様に形成する。以上の工
程までで形成された半導体光集積素子の作製工程図を図
7に示す。
【0029】続いて、このストライプ形状のメサ部に2
光束干渉露光とエッチングプロセスによりDFBレーザ
の回折格子を形成する。次に、実施例1と同様にMOC
VD法により半導体レーザの層構造である0.9μm層
厚のn型InGaP第1クラッド層202、0.12μ
m層厚のAl0.15Ga0.85As光ガイド層と0.06μ
m層厚のGa0.69In0.310.007As0.993単一量子井
戸活性層と0.12μm層厚のAl0.15Ga0.85As光
ガイド層の3層からなる発光層203、0.8μm層厚
のp型InGaP第2クラッド層204を順次形成す
る。
【0030】続いて、0.9μm層厚のp型Al0.37
0.63As第3クラッド層205、0.3μm層厚のn
型Al0.35Ga0.65As光導波路層206、0.7μm
層厚のp型Al0.37Ga0.63As第4クラッド層20
7、0.1μm層厚のp型GaAsコンタクト層(図示
せず)を形成する。以上の工程までで形成された半導体
光集積素子の作製工程図を図8に示す。
【0031】このようにストライプ内でメサ部の幅を変
えることで、1回の結晶成長工程中に発光素子構成部の
発光層での光閉じ込めによる光分布を、図8で示すよう
に積層方向に対して垂直方向の光分布の方が水平方向の
光分布より広がっている光分布a’から水平方向の光分
布の方が垂直方向の光分布より広がっている光分布b’
へと変えることが可能となった。さらに、光導波路層と
第3クラッド層及び第4クラッド層との屈折率差を小さ
くすることで、積層方向に対して垂直な方向への光分布
が広がるようにすることによって、光分布を垂直方向の
光分布と水平方向の光分布のアスペクト比が1で、か
つ、光分布a’に比べて光分布が拡大した光分布c’を
得ることができた。以上のように発光素子構成部の一部
分のストライプ幅を変化させることで水平方向の光分布
を調整することができるので、発光素子構成部と光分布
の異なる10μm径の光ファイバーあるいはレンズなど
との結合効率を高めることができた。さらに光導波路構
成部の光導波路層の混晶比を低くすることで光分布を更
に変化させることができる。光導波路の層厚と混晶比を
適宜調整することによっても光分布を変化させることが
可能である。
【0032】(実施例3)本発明の第3の実施例として
半絶縁性の半導体で光導波路層を形成した半導体光集積
素子を以下に説明する。n型InP基板上の発光素子構
造領域となる部分に通常のフォトリソ工程、エッチング
プロセス工程にて[01−1]方向に幅2μm、高さ
2.3μmのストライプ形状のメサ部を実施例1と同様
に形成する。
【0033】MOCVD(有機金属気相成長)法によ
り、0.055μm層厚のInGaAsP光ガイド層
(InP基板に格子整合させた波長1.1μm帯のIn
GaAsP光ガイド層)と、5周期からなる0.008
μm層厚のInGaAsP量子井戸活性層(InP基板
に格子整合した波長1.3μm帯のInGaAsP量子
井戸活性層)と0.01μm層厚のInGaAsP量子
障壁層(波長1.15μm帯のInGaAsP量子障壁
層)からなる活性層領域と、0.05μm層厚のInG
aAsP光ガイド層(InP基板に格子整合させた波長
1.1μm帯のInGaAsP光ガイド層)と、からな
る発光層300、1.1μm層厚のp型InP第2クラ
ッド層301を順次形成し、三角形状を有する発光素子
構成部を形成する。続いて1.0μm層厚のFeドープ
されたInP第3クラッド層302、0.2μm層厚の
FeドープされたInGaAsP光導波路層303(I
nP基板に格子整合させた波長1.0μm帯のInGa
AsP層)、続いて1.0μm層厚のFeドープされた
InP第4クラッド層304を形成後、0.1μm層厚
のp型InPコンタクト層(図示せず)を形成する。以
上の作製方法により、各部のおいて以下の効果が得られ
る。以上の作製方法により各部において以下の効果が得
られる。
【0034】図9(a)に本実施例における発光素子構
成部の断面図を示している。発光層の側面部がFeドー
プされた半絶縁性の半導体層で埋め込まれており、無効
電流を小さくでき、且つpn接合の半導体積層構造によ
って逆バイアス部で電流を阻止するものに比べて、寄生
容量を低減でき、変調帯域を1.0GHzから5.0G
Hzと高速化できた。
【0035】図9(b)に本実施例における光導波路構
成部の断面図を示している。発光素子構成部からの光が
導波する光導波路層が半絶縁性の半導体層で形成されて
いるため、フリーキャリアによる導波損失を低減するこ
とができた。pn接合からなるものに比べて、Fe不純
物が10E18cm-3程度添加された光導波路層の損失
量は5dB/cmから0.8dB/cmへと低減するこ
とができた。
【0036】(実施例4)本発明の第4の実施例として
コーレント通信用の受信機に使用する半導体光集積素子
について説明する。図10にコヒーレント通信用の受信
機の概略図を示す。コヒーレント通信の方式は、信号に
応じて光周波数位相変調された信号光と光周波数を安定
させた局部発振光とを合波することで、差の周波数を抽
出することによって信号を復調するものである。しか
し、局部発振光には雑音と呼ばれる光強度成分の揺らぎ
があり、これは伝送されてきた信号光に比べて絶対強度
が大きく、信号光成分に対して雑音成分となっていた。
そして、この雑音成分は2つの検出器を組み合わせたダ
ブルバランスミキサーの構成で打ち消すことができてい
た。このためコヒーレント通信用の受信機に用いられる
半導体光集積素子は、局部発振光を発生させるDFBレ
ーザと光合分岐器と2つの光検出器と信号光を入力する
光入力部とからなっていた。
【0037】図11、図12に、本発明のコヒーレント
通信用の受信機に用いられる半導体光集積素子を示す。
GaAs半導体基板上の[011]方向と[01−1]
方向に、DFBレーザ400を形成するためのストライ
プ形状のメサ部と2つの光検出器401を形成用するた
めのストライプ形状のメサ部を実施例1と同様にメサ部
の高さ2.0μmで形成する。このストライプ形状は、
光入力部403で光ファイバーと直接結合が可能にする
ように光分布を変えるため、実施例2と同様にメサ部の
幅をストライプ形状内の中央部からメサ部幅を狭くして
いる。ここまで作製した半導体光集積素子の製造工程図
を図11に示す。
【0038】次に、DFBレーザ400を形成する場所
に2光束干渉露光とエッチングプロセス工程により回折
格子を形成する。そして、MOCVD法により0.9μ
m層厚のn型Al0.3Ga0.7As第1クラッド層40
4、0.12μm層厚のAl0.15Ga0.85As光ガイド
層と0.06μm層厚のGa0.7In0.30.007As
0.993単一量子井戸活性層と0.12μm層厚のAl
0.15Ga0.85As光ガイド層とからなる発光層405、
0.9μm層厚のp型Al0.3Ga0.7As第2クラッド
層406を順次形成する。メサ部上にはDFBレーザを
形成する半導体層及び光検出器を形成する半導体層が積
層できる。次に、連続して光導波路構成部を形成するた
め、0.9μm層厚のp型Al0.35Ga0.65As第3ク
ラッド層407、0.3μm層厚のn型Al0.32Ga
0.68As光導波路層408、0.8μm層厚のp型Al
0.35Ga0.65As第4クラッド層409、0.1μm層
厚のp型GaAs層(図示しない)を形成する。
【0039】続いて光導波路構造部で光の横方向閉じ込
めのためのリッジ構造と、リッジ構造の中央交差部に下
クラッド層あるいは基板まで貫くような溝部をドライエ
ッチングにより形成し、この溝部でリッジ構造である半
導体層と空気の界面で生じる全反射により光の波面の1
部分を全反射することで光合分岐器402として機能す
る発光素子を形成する。以上のようにして、発光素子と
光検出器などの能動素子が複数のメサ部を形成すること
により1回の結晶成長により集積された半導体光集積素
子を作製することができた。
【0040】(実施例5)半導体基板上に発光素子構成
部のメサ部500上にAl0.2Ga0.8As第1クラッド
層501、Al0.12Ga0.88As発光層502、Al
0.2Ga0.8As第2クラッド層503、光導波路構成部
には、上記Al0.2Ga0.8As第2クラッド層503の
上にAl0.2Ga0.8As第3クラッド層504、Al
0.13Ga0.87As光導波路層505、Al0.2Ga0.8
s第4クラッド層506で構成する。ここまでの半導体
光集積素子の光導波方向の断面図を図13に示す。
【0041】さらに、発光素子構成部と光導波路構成部
との界面に、例えばRIBE(リアクティブ イオンビ
ーム エッチング)により発振波長0.78μmに対し
てλ/2膜厚(0.40μm厚)となるように溝部を形
成する。形成した溝部にSOGのスピンコーティングに
よりこの溝部を埋め込むことでSiO2誘電体膜507
を形成する。以上の工程で作製された半導体光集積素子
の光導波方向の断面図を図15に示す。
【0042】図13で示されるような成長直後の状態で
は発光素子構成部と光導波路構成部との界面で発光層が
傾斜して形成されていること(傾斜部を有すること)に
より、導波光が下向きに導波されて本来結合されるべき
光導波路構成部の光導波路層への光結合効率の低減とい
う問題があった。この発光層の傾斜角θ(発光素子構成
部の発光層502と光導波路構成部の発光層502とが
なす角度)に対する光導波路層への光結合効率を求めた
結果を図14に示す。一方、図15に示すような光導波
路構成部と発光素子構成部との界面をSiO2誘電体膜
で埋め込んだ本実施例の構成での光結合効率も図14に
示す。図14に示されているように、傾斜部を除去しな
い場合には、光結合効率が低く、かつ、傾斜角が大きく
なるにつれてますます光結合効率が低下する。しかし、
Si02誘電体膜で溝部が埋め込まれた半導体光集積素
子の場合には、最初に発光層が形成された傾斜角によら
ず光結合効率が大きくできる。以上より傾斜部を除去す
ることにより除去しない場合と比較して発光素子構成部
と光導波路構成部間の結合効率を約9dB改善すること
が可能となった。
【0043】さらに、この溝部の形成により発光素子構
成部の共振器面が構成できることから、分布帰還等のた
めの回折格子の作製プロセスが不要となりプロセスが簡
略化できるという効果も得られる。本実例では誘電体膜
の厚さをλ/2膜厚としているが、発光素子構造の出射
光強度が最適となるような反射率となるように層厚を選
択することも可能である。又、誘電体で溝部を埋め込ん
でいるが他の材料SiN等或いは半導体GaAlAs、
InGaAsP、ZnS、ZnSn等で埋め込むことで
も同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の半導体光集積
素子の製造方法によれば、1回の結晶成長で半導体光集
積素子を作製することができるので、エッチングなどの
プロセスによるダメージによる信頼性低下などが生じ
ず、また、工程数を削減できるので低コスト化を図るこ
とができる。また、請求項7に記載の半導体光集積素子
では、発光素子部において低閾値電流特性の優れた埋め
込み構造と光導波路が集積された半導体光集積素子を得
ることができた。
【0045】また、請求項2に記載の発明では、光結合
効率が最も高くなるように、発光層と光導波路層の位置
関係にすることができる。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、1回の結
晶成長で出射光の光分布を変換することができ、光ファ
イバー等の他の光デバイスへの光結合効率を向上させる
ことができる。
【0047】請求項4に記載の発明によれば、光導波路
層が半絶縁性の半導体で構成することにより、発光素子
構成部において無効電流が小さくできる。さらに、高速
変調特性に優れたものが得られた。又、光導波路層に不
純物が無いことによりフリーキャリアロスが低減でき、
導波損失を低減することもできた。
【0048】請求項5に記載の発明によれば、発光素子
構成部以外の受光素子などを1回の結晶成長工程で同時
に作製することができる。
【0049】請求項6に記載の発明によれば、発光素子
構成部と光導波路構成部との界面に溝部を形成し、且つ
溝部が誘電体或いは半導体で埋め込むことにより、界面
において発光層が傾斜することによる光結合効率の低下
を防ぐことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体光集積素子の作
製工程図である。
【図2】本発明の第1の実施例の半導体光集積素子の作
製工程図である。
【図3】本発明の第1の実施例の半導体光集積素子の作
製工程図である。
【図4】本発明の第1の実施例の半導体光集積素子の作
製工程図である。
【図5】本発明の第1の実施例の半導体光集積素子の構
造図である。
【図6】本発明の第1の実施例の半導体光集積素子の構
造に於ける断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例の半導体光集積素子の作
製工程図である。
【図8】本発明の第2の実施例の半導体光集積素子の構
造図である。
【図9】本発明の第3の実施例の半導体光集積素子の断
面図である。
【図10】コヒーレント通信用受信機のダブルバランス
ドミキサーの構成図である。
【図11】本発明の第4の実施例の半導体光集積素子の
作製工程図である。
【図12】本発明の第4の実例の半導体光集積素子の構
造図である。
【図13】本発明の第5の実例の半導体光集積素子の作
製工程途中での断面図である。
【図14】活性層の傾斜角θに対する半導体レーザ構成
部と光導波路構成部間の結合効率を示す図である。
【図15】本発明の第5の実例の半導体光集積素子の断
面図である。
【図16】従来の半導体光集積素子の構成図である。
【図17】従来の半導体光集積素子の構成図である。
【符号の説明】
100 n型GaAs基板 101 Al0.5Ga0.5Asエッチングストップ層 102 GaAs層 103 メサ部 104 回折格子 105 n型Al0.3Ga0.7As第1クラッド層 106、203、300 発光層 107 p型Al0.3Ga0.7As第2クラッド層 108 p型Al0.4Ga0.6As第3クラッド層 109 n型Al0.35Ga0.65As光導波路層 110 p型Al0.4Ga0.6As第4クラッド層 111 リッジ構造 200 GaAs半導体基板 201 メサ部 202 n型InGaP第1クラッド層 204 p型InGaP第2クラッド層 205 p型Al0.37Ga0.63As第3クラッド層 206 n型Al0.35Ga0.65As光導波路層 207 p型Al0.37Ga0.63As第4クラッド層 301 p型InP第2クラッド層 302 FeドープされたInP第3クラッド層 303 FeドープされたInGaAsP光導波路層 304 FeドープされたInP第4クラッド層 400 DFBレーザ 401 光検出器 402 光合分岐部 403 光入力部 404 n型Al0.3Ga0.7As第1クラッド層 405 発光層 406 p型Al0.3Ga0.7As第2クラッド層 407 p型Al0.35Ga0.65As第3クラッド層 408 n型Al0.32Ga0.68As光導波路層 409 p型Al0.35Ga0.65As第4クラッド層 500 メサ部 501 Al0.2Ga0.8As第1クラッド層 502 Al0.12Ga0.88As発光層 503 Al0.2Ga0.8As第2クラッド層 504 Al0.2Ga0.8As第3クラッド層 505 Al0.13Ga0.87As光導波路層 506 Al0.2Ga0.8As第4クラッド層 507 SiO2誘電体膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子構成部と、前記発光素子構成部
    の出射光を導波させる光導波路構成部とからなる半導体
    光集積素子の作製方法において、 半導体基板上に前記発光素子構成部となる[011]あ
    るいは[01−1]方向のストライプ状のメサ部を形成
    する工程と、 前記半導体基板上に少なくとも発光層と、第2クラッド
    層と、第3クラッド層と、光導波路層と、第4クラッド
    層とを順次積層する工程と、を有することを特徴とする
    半導体光集積素子の作製方法。
  2. 【請求項2】 前記ストライプ状のメサ部の高さを、第
    2クラッド層の層厚と第3クラッド層の層厚と発光層の
    半分の層厚と光導波路層の半分の層厚との合計であるよ
    うに形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体
    光集積素子の作製方法。
  3. 【請求項3】 前記ストライプ状のメサ部の幅がストラ
    イプ方向で異なるように形成することを特徴とする請求
    項1または2に記載の半導体光集積素子の作製方法。
  4. 【請求項4】 前記第3クラッド層と光導波路層と第4
    クラッド層とが、半絶縁性の半導体から形成されること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体
    光集積素子の作製方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板上に複数のストライプ状
    のメサ部が形成されていることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の半導体光集積素子の作製方法。
  6. 【請求項6】 前記ストライプ状のメサ部上の発光層と
    第2クラッド層とからなる発光素子構成部と、前記スト
    ライプ状のメサ部の光伝搬方向の第3クラッド層と光導
    波路層と第4クラッド層とからなる光導波路構成部との
    界面に溝部を形成する工程と、前記溝部を半導体または
    誘電体で埋め込む工程と、を有することを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれかに記載の半導体光集積素子の作
    製方法。
  7. 【請求項7】 発光素子構成部と、前記発光素子構成部
    の出射光を導波させる光導波路部とからなる半導体光集
    積素子において、 半導体基板上に前記発光素子構成部となる[011]あ
    るいは[01−1]方向のストライプ状のメサ部を有
    し、 前記ストライプ状のメサ部上に、少なくとも発光層と第
    2クラッド層とからなる発光素子構成部を有し、 前記ストライプ状のメサ部の光伝搬方向に直交するメサ
    部側面では、少なくとも第3クラッド層と光導波路層と
    第4クラッド層とからなる層が電流・光閉じ込め機能を
    有し、 前記ストライプ状のメサ部の光伝搬方向には、少なくと
    も前記第3クラッド層と前記光導波路層と前記第4クラ
    ッド層からなる前記光導波路構成部を有することを特徴
    とする半導体光集積素子。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001189523A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法及び半導体装置
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JP2013084733A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 量子カスケード半導体レーザを作製する方法
CN103138156A (zh) * 2011-11-28 2013-06-05 三菱电机株式会社 光半导体装置

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