JPH11307621A - 静電吸着ホルダの吸着力検出方法と装置 - Google Patents
静電吸着ホルダの吸着力検出方法と装置Info
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- JPH11307621A JPH11307621A JP13138598A JP13138598A JPH11307621A JP H11307621 A JPH11307621 A JP H11307621A JP 13138598 A JP13138598 A JP 13138598A JP 13138598 A JP13138598 A JP 13138598A JP H11307621 A JPH11307621 A JP H11307621A
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Abstract
スを流す構成で静電吸着力の状態を監視し、試料の位置
ずれの発生を予防し不良品発生を低減する。 【解決手段】 真空処理室12内で基板17を処理すると
き、基板を試料台14a 上に静電吸着力で保持し、基板・
試料台間の隙間18に伝熱ガスを供給するようにされた静
電吸着ホルダに設けられ、伝熱ガスを流す通路21に真空
計24を設け、真空計で計測された圧力が設定値より小さ
くなったときにのみガス供給部23から与えられる伝熱ガ
スを上記隙間に供給するマスフローコントローラ22と制
御手段31を設け、伝熱ガスの供給量が設定値より大きく
なったとき静電吸着力が低下したと判断する判定手段32
を設けた。
Description
料台上に試料を静電吸着力で保持し試料の裏面に伝熱ガ
スを流しながら当該試料を処理する半導体製造装置にお
いて試料を保持する静電吸着ホルダの当該吸着力を検出
する方法および装置に関する。
では、真空処理室内で試料ホルダの試料台上に基板等の
試料を保持し、かかる試料に対してプラズマ等を利用し
て成膜処理あるいはエッチング処理などを行う。このよ
うな処理の際に、試料はプラズマの熱により当初の設定
温度よりも高温となり、その結果、試料に堆積される薄
膜の膜質やエッチングによる加工形状について高い温度
に起因する悪影響を受ける場合がある。このため、従来
装置では、試料ホルダに温度調整機構を設け、さらに試
料の裏面側に伝熱ガスを流すなどして試料と試料台の間
の熱伝導を高め、試料の温度を所望温度に正確に制御す
る構成を持たせていた。
として静電吸着力を利用して試料を試料台上に保持する
方法がある。例えば特公平6−22213号公報に示さ
れているように、試料を保持する機構として静電吸着ホ
ルダを備え、静電吸着ホルダの試料台と試料を静電吸着
作用によって熱接触させ、さらに試料の裏面に伝熱ガス
を流すガス供給路を設けた方法が提案されている。
ホルダによれば、試料裏面に伝熱ガスを流す構成を採用
しているため、伝熱ガスの圧力によって試料が浮き上が
ろうとする。そこで、かかる試料の浮き上がりを防ぐよ
うに静電吸着ホルダの静電吸着力で試料を押え、試料を
保持している。ところが、静電吸着ホルダに関しては、
従来一般的に、試料裏面の汚染、パーティクルやプロセ
スガスによる試料台表面の汚染、あるいは試料台表面の
化学的変質等が原因となって静電吸着ホルダの当該吸着
力が低下することが知られている。静電吸着ホルダによ
る吸着力が低下すると、試料裏面を流れる伝熱ガスの圧
力による浮力が吸着力による押え力を上回り、試料が浮
き上がり、静電吸着ホルダの試料台で試料の位置がずれ
るという問題が発生する。
うとき、複数の試料を一度にまとめて処理室内に搬送
し、複数の処理を連続して行うことが一般的である。従
って、上記のごとく、半導体製造装置の真空処理室内に
搬入した複数の試料を静電吸着ホルダに保持した状態に
おいて一旦試料が浮き上がってその位置がずれると、処
理中のずれた試料だけではなく、その後、真空処理室で
の処理を待っているロット内の他の試料までも不良品に
なるという問題が発生する。
とにあり、静電吸着ホルダに固定された試料の裏面に伝
熱ガスを流す構成において、静電吸着ホルダの吸着力の
状態を事前に知り、試料の位置ずれの発生を予防し、不
良品の発生を低減するようにした静電吸着ホルダの吸着
力検出方法と装置を提供することにある。
静電吸着ホルダの吸着力検出方法と装置は、上記目的を
達成するために、次のように構成される。第1の吸着力
検出方法(請求項1に対応)は、真空処理室内で試料を
処理するとき、試料を試料台上に静電吸着力で保持し、
試料と試料台の間の隙間に伝熱ガスを流すように構成し
た静電吸着ホルダに適用され、試料と試料台の間の隙間
の圧力を真空処理室内の圧力よりも高くし、伝熱ガスが
隙間から漏れる量を監視することによって静電吸着力を
検出する方法である。静電吸着力で試料を試料台に保持
し、さらに試料と試料台の間に隙間を形成してこの隙間
に伝熱ガスを流すように構成したものでは、試料と試料
台の隙間に伝熱ガスを流す際、隙間の圧力が真空処理室
の圧力よりも十分高い場合、伝熱ガスが真空処理室の内
部空間に漏れる量と静電吸着力との間で相関があること
が見出された。上記吸着力検出方法では、当該相関関係
を利用し、この関係に基づいて試料の静電吸着力の強弱
の程度を検出するようにした。第2の吸着力検出方法
(請求項2に対応)は、上記第1の方法において、静電
吸着力が低下して設定値以下になったとき、試料の処理
を停止し、保守・交換のための警告を発生する方法であ
る。試料の位置ずれが生じる静電吸着力低下の前に試料
台の保守・交換を行うことが可能であり、不良品の発生
を防止することが可能となる。第1の吸着力検出装置
(請求項3に対応)は、真空処理室内で試料を処理する
とき、試料を試料台上に静電吸着力で保持し、試料と試
料台の間の隙間に伝熱ガスを供給する伝熱ガス供給部が
付設された静電吸着ホルダに設けられるものであり、伝
熱ガス供給部から隙間へ伝熱ガスを流す通路に付設さ
れ、実質的に当該隙間の圧力を計測する真空計と、真空
計で計測された圧力が設定値より小さくなったときにの
み伝熱ガス供給部から与えられる伝熱ガスを上記隙間に
供給する制御機構(マスフローコントローラ22と制御
手段31)と、伝熱ガスの供給量が設定値より大きくな
ったとき静電吸着力が低下したと判断する判断手段(判
定手段32)とから構成される。上記吸着力検出装置で
は、伝熱ガスの漏れ量と静電吸着力との間の上記相関関
係を利用して構成され、具体的に試料と試料台の間の隙
間の圧力を計測し、この圧力の低下に伴って伝熱ガス供
給部から隙間へ伝熱ガスを間欠的かつパルス的に供給す
るように構成する。そして、判断手段によって伝熱ガス
供給部から隙間への伝熱ガスの供給量を監視することに
より、静電吸着力の低下を検出するように構成した。第
2の吸着力検出装置(請求項4に対応)は、第1の装置
において、さらに保守・交換のための警告を与える警告
手段を備え、判断手段は、静電吸着力が低下したと判断
したとき、試料の処理を停止すると共に、警告手段を動
作させるように構成される。これにより、試料の処理中
に試料の位置ずれが生じる前に試料台の交換・保守を行
い、吸着力の低下した試料台で新しいロットの処理を行
うことを防止する。
を添付図面に基づいて説明する。この実施形態ではスパ
ッタリング装置に適用した例について説明する。
たスパッタリング装置の構成を示す。スパッタリング装
置11は内部に処理空間を有する真空処理室12を備え
る。真空処理室12の内部には上側にスパッタリングカ
ソード13、下側に基板ホルダ14を備えている。スパ
ッタリングカソード13には電源15から給電ライン1
6を介して必要な電圧が印加されている。基板ホルダ1
4は静電吸着力(吸着力)によって基板(試料)17を
保持する静電吸着ホルダである。以下、基板ホルダ14
を静電吸着ホルダ14と呼ぶことにする。図1では、静
電吸着ホルダ14の全体の詳細構造は示さず、静電吸着
を行う試料台14aの部分のみを示している。静電吸着
ホルダ14には、試料台14aと基板17の温度を所望
温度に制御するための温度調整機構が設けられている。
試料台14aと、試料台14a上に配置される基板17
との間には隙間18が形成されている。隙間18は、静
電吸着力で基板17が試料台14aに保持されるとき、
試料台14aと基板17の間の伝熱性を良くするため伝
熱ガスを流す通路である。従って試料台14aと基板1
7の裏面との間の接触面積は100%未満となってお
り、伝熱ガスは隙間18内に封止される構造となってい
る。試料台14aと基板17の接触部の外周部は原則と
して密着している。この場合において、隙間18におけ
る圧力(P2 )は真空処理室12の内部空間の圧力(P
1 )よりも高くなるように設定されている。試料台14
aと基板17の密着性は、静電吸着ホルダ14による静
電吸着力が十分に生じているときには非常に高いもので
ある。しかしながら、静電吸着ホルダ14による静電吸
着力が低下したときには、両者の接触部の外周部に隙間
19が形成される。かかる隙間19が生じると、上記隙
間18内の圧力と真空処理室12内の圧力の関係に基づ
いて伝熱ガスが隙間19を通って真空処理室12の内部
空間に漏れることになる。なお真空処理室12には、基
板17を搬入・搬出するためのゲートバルブ20が設け
られている。
め、試料台14aに伝熱ガス供給パイプ21が接続され
ている。伝熱ガス供給パイプ21の先端のガス吐出口は
上記隙間18に対して開いていると共に、その基端部は
マスフローコントローラ22を介してガス供給部23に
接続されている。ガス供給部23は伝熱ガスを与えるた
めの装置であり、マスフローコントローラ20はガス供
給部23から与えられる伝熱ガスを制御して隙間18に
供給される伝熱ガス流量を所望の値に調整する手段であ
る。また伝熱ガス供給パイプ21の途中には例えば隔膜
真空計24が設けられ、この隔膜真空計24は伝熱ガス
供給パイプ内における圧力(P3 )を検出する。
付設された伝熱ガス供給機構に対して演算処理装置30
が設けられる。演算処理装置30は、本来的に、伝熱ガ
スの供給量を制御する機能を有している。この機能を実
現するのが制御手段31である。さらに演算処理装置3
0は上記静電吸着ホルダ14における静電吸着力の強弱
の程度を検出し、必要の場合にはオペレータに警告を発
したり、あるいはスパッタリング装置の動作を停止させ
る機能を内蔵する。この機能を実現するのが判定手段3
2である。制御手段31は、上記隔膜真空計24によっ
て検出された圧力信号を入力し、その圧力の変化状態を
調べることによってマスフローコントローラ22の調整
動作を制御し、マスフローコントローラ22で調整され
る伝熱ガスの供給流量を制御する。また判定手段32
は、制御手段31による伝熱ガスの供給流量(漏れ量に
対応する)の制御状態を検査し、これにより上記静電吸
着ホルダ14における静電吸着力の強弱程度を判定す
る。判定手段32は、伝熱ガスの供給流量に基づいて静
電吸着ホルダ14における静電吸着力が低下したと判断
した場合には、警告装置33を駆動する信号34を出力
する。また判定手段32は制御信号35を出力して次の
処理の受付けを停止する。
いないときにも試料台14a上で基板17を保持しかつ
基板温度を適切に制御する必要があるので、上記静電吸
着ホルダ14では正負両極の電極板を備えている。
着ホルダの吸着力検出装置の動作、検出の原理を説明す
る。試料台14aと静電吸着された基板17の間の隙間
19から漏れる伝熱ガスの流量と試料台14aの静電吸
着力との間には図3に示された関係が存在する。図3に
おいて横軸は静電吸着力を意味し、縦軸は伝熱ガスの流
量を意味している。当該関係を示すグラフ41によれ
ば、静電吸着力がB以上であるときには、伝熱ガスの流
量(伝熱ガスの漏れに応じて供給される流量)は一定で
あり、変化しない。これに対して静電吸着力が低下しB
よりも小さい値になると、伝熱ガスの流量は大きくな
る。すなわち、伝熱ガスの流量は静電吸着力の関数とな
っている。グラフ41における点41aでは静電吸着力
はA、伝熱ガスの流量はaとなっている。静電吸着力が
A以下になると、グラフ41で明らかなように、伝熱ガ
スの流量は極めて大きな値に増大する。従って、静電吸
着力がA以下であれば、試料台14aでは基板17を保
持することができず、基板17は浮き上がり、試料台1
4a上でずれてしまうということが分かる。従って静電
吸着力がA以下になる前の段階でスパッタリング装置1
1の新たな処理の受付けを停止させなければならない。
そこで、このような観点からグラフ41において点41
bが設定される。点41bは、Aに至る直前の状態であ
り、この点41bを検出すれば、基板17の浮き上がり
と位置ずれの発生を予防することが可能となる。そこで
上記演算処理装置30の判定手段32は点41bの状態
を判定・検出し、スパッタリング装置11の新たな処理
の受付けを停止し、静電基板ホルダ14の保守を図り、
警告装置33を動作させてオペレータに状態を知らせ
る。警告装置33では、例えば、ユーザ画面にメンテナ
ンスを促すメッセージを表示する。
るため、演算処理装置30で次のような処理が行われ
る。上記点41bを検出するための構成は、原理的に図
2に示された特性を利用して実現される。図2に示され
たグラフでは、横軸が時間であり、左側縦軸が圧力であ
り、右側縦軸が流量を示している。図2のグラフとして
は、圧力変化を表す圧力グラフ51と、伝熱ガスの供給
量に関する流量グラフ52の2つのグラフが示されてい
る。圧力グラフ51は、隔膜真空計24で検出された圧
力(P3 )をP0 (例えば1330Pa(=10Tor
r))に制御するときの変化状態を示している。流量グ
ラフ52は、基板17と試料台14aの間に形成された
上記隙間19を通して伝熱ガスが真空処理室12内に漏
れることにより隔膜真空計24で検出される圧力
(P3 )がP0 を下回るときに、マスフローコントロー
ラ22によって上記隙間18に対して伝熱ガスが間欠的
かつパルス的に供給される場合の状態変化を示してい
る。隔膜真空計24で検出される圧力がP0 を下回る頻
度が高くなってくると、すなわち伝熱ガスの隙間19を
通して内部空間へ漏れる量が大きくなると、伝熱ガスの
パルス的供給の頻度が多くなり、パルス的供給の時間間
隔tn が短くなることが圧力グラフ51と流量グラフ5
2の関係から明らかになる。
フ52の特性に基づいて、演算処理装置30の判定手段
32では、制御手段31による伝熱ガス供給の制御状態
を監視・判定する。これにより、判定手段32は上記時
間間隔tn の変化状態を知ることができ、時間間隔tn
を基準にして前述の点41bを検出することが可能とな
る。すなわち、図3において伝熱ガスの供給流量xを時
間間隔tn に基づき各種手法で判断することにより、流
量xに対応する静電吸着力Xを見出すことが可能とな
る。
2内の圧力P1 、隙間18内の圧力P2 、隔膜真空計2
4で検出する伝熱ガス供給パイプ21内の圧力P3 を用
いて説明すると、以下の通りになる。
−P2 |>>|P2 −P3 |という関係が満たされるよ
うに、試料台14aと基板17の間に形成された隙間1
8の間隔、両者の接触面積が選ばれる。上記式は次のよ
うにして得られた。マスフローコントローラ22から伝
熱ガス供給パイプ21を通って試料台14aと基板17
の間の隙間18に流れる伝熱ガスの流量は、試料台14
aと基板17の隙間19から漏れるガス流量に等しい。
このガス流量をIとすると、P1 =P2 −IC12とP2
=P3 −IC23が成り立つ。P1 ,P2 ,P3 は各部の
圧力でP1 <P2 <P3 の関係が成り立ち、C12,C23
はそれぞれ伝熱ガス供給パイプのコンダクタンス、基板
17と試料台14aの間の隙間18と隙間19の合成コ
ンダクタンスである。上記2つの式に基づきIを消去す
ると、(P1 −P2 )/C12=(P2 −P3 )/C23と
なる。この装置における目的によれば、C12>>C
23(>0)である必要があるため、その結果、上記の式
P1 −P2 >>P2 −P3 が導き出される。
圧力P3 を約1330Paとする。圧力P3 を約133
0Paに制御するため、隔膜真空計24の検出圧力を演
算処理装置30の制御手段31を通してマスフローコン
トローラ22へフィードバックしている。実際は、マス
フローコントローラ22に一定流量を設定し、隔膜真空
計24の値が約1330Paを下回ると設定流量の伝熱
ガスを流し、約1330Paを上回ると伝熱ガスを止め
るという制御を行っている。この状態が、図2に示した
前述の圧力グラフ51と流量グラフ52である。このよ
うに圧力P3 を約1330Paを維持するために、上記
のごとく時間間隔tn で伝熱ガスが流れている。伝熱ガ
スの流れる頻度は、隙間19を通って真空処理室内に漏
洩する伝熱ガスの流量に対応し、試料台14aが基板1
7を静電吸着している力を表している。従って判定手段
32は、上記時間間隔tn の平均、または時間当たり何
回伝熱ガスが供給されたをカウントすることで、静電吸
着ホルダ14の試料台14aによる吸着力を検出する。
は基板に限定されない。さらに本発明に係る吸着力検出
装置が適用される装置は上記スパッタリング装置には限
定されない。
れば、試料を静電吸着力で固定し試料の背面に伝熱ガス
を流すように構成された静電吸着ホルダにおいて、静電
吸着力の強弱程度を伝熱ガスの漏れ流量を監視すること
により検出し、試料台上で試料が位置ずれが生じる前に
試料台の交換・保守を行い、不具合が生じる可能性の高
い試料台での新しいロットの処理を行わないようにした
ため、不良品の発生を防止することができる。
の一例を示す構成図である。
裏面のガス圧の変化と伝熱ガスの供給流量の関係を示す
図である。
ら漏れる伝熱ガスの流量と静電吸着力の関係を示す図で
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 真空処理室内で試料を処理するとき、前
記試料を試料台上に静電吸着力で保持し、前記試料と前
記試料台の間の隙間に伝熱ガスを流すように構成した静
電吸着ホルダにおいて、 前記試料と前記試料台の間の前記隙間の圧力を前記真空
処理室内の圧力よりも高くし、前記伝熱ガスが前記隙間
から漏れる量を監視して前記静電吸着力を検出したこと
を特徴とする静電吸着ホルダの吸着力検出方法。 - 【請求項2】 前記静電吸着力が低下して設定値以下に
なったとき、前記試料の処理を停止し、保守・交換のた
めの警告を発生することを特徴とする請求項1記載の静
電吸着ホルダの吸着力検出方法。 - 【請求項3】 真空処理室内で試料を処理するとき、前
記試料を試料台上に静電吸着力で保持し、前記試料と前
記試料台の間の隙間に伝熱ガスを供給する伝熱ガス供給
部が付設された静電吸着ホルダにおいて、 前記伝熱ガス供給部から前記隙間へ伝熱ガスを流す通路
に付設され、前記隙間の圧力を計測する真空計と、 前記真空計で計測された前記圧力が設定値より小さくな
ったときにのみ前記伝熱ガス供給部から与えられる前記
伝熱ガスを前記隙間に供給する制御機構と、 前記伝熱ガスの前記隙間への供給量が設定値より大きく
なったとき前記静電吸着力が低下したと判断する判断手
段と、 からなることを特徴とする静電吸着ホルダの吸着力検出
装置。 - 【請求項4】 保守・交換のための警告を与える警告手
段を備え、前記判断手段は、前記静電吸着力が低下した
と判断したとき、前記試料の処理を停止すると共に前記
警告手段を動作させることを特徴とする請求項3記載の
静電吸着ホルダの吸着力検出装置。
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JP13138598A JP4030030B2 (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 静電吸着ホルダの吸着力検出方法と装置 |
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