JPH11306903A - 操作パネル - Google Patents

操作パネル

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Publication number
JPH11306903A
JPH11306903A JP10112909A JP11290998A JPH11306903A JP H11306903 A JPH11306903 A JP H11306903A JP 10112909 A JP10112909 A JP 10112909A JP 11290998 A JP11290998 A JP 11290998A JP H11306903 A JPH11306903 A JP H11306903A
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JP
Japan
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switch
frame
button
exterior cover
pressing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10112909A
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English (en)
Inventor
Seiji Inada
征治 稲田
Osamu Hoshii
修 星井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作パネルにおいて、スイッチを押圧する操
作部材の操作に必要な押圧力を均一にし、スイッチ動作
を確実なものにでき、さらに操作部材の配置及び初期の
各スイッチのオン、オフ状態の設定を容易に変更できる
構成を提供する。 【解決手段】 操作ボタン13は、これを保持するフレ
ーム12との間の隙間を介して、スイッチ14aの押圧
方向に対し垂直な方向に所定量だけ移動可能に保持され
る。そして、外装カバー11のボタン穴11aにボタン
13を嵌合させて、カバー11をフレーム12上に固定
することにより、ボタン13がスイッチ14aの押圧方
向に対し垂直な方向に位置決めされる。カバー11とボ
タン13の位置関係が常に適正になり、ボタン13の操
作に必要な押圧力を均一にし、スイッチ動作を確実にで
きる。また、カバー11の変更によりボタン13の位置
を変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器に設
けられる操作パネルに関し、特に押圧されてオンまたは
オフするスイッチと、これを押圧する操作部材が設けら
れる操作パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11に、この種の操作パネルの従来例
の外観を示す。図11において、フレーム52上に操作
ボタン53a及び表示部54bが配置され、外装カバー
51によりカバーされている。
【0003】また、このような操作パネルの分解斜視図
を図12に示す。図12において、電気回路を構成する
プリント基板54上には複数のスイッチ54aが配置さ
れ、表示部54bの回路と接続されている。ボタン部5
3は、複数の操作ボタン53aがフレーム部53bに対
して弾性を有する腕部53cを介して一体的に連結され
た構成となっており、このボタン部53がフレーム52
の下側に固定され、さらに、スイッチ54aと操作ボタ
ン53aとが対向するようにプリント基板54と締結さ
れる。フレーム52には操作ボタン53aのそれぞれを
嵌合するボタン穴52aが形成されている。そしてフレ
ーム52上に外装カバー51が固定される。外装カバー
51には、フレーム52に固定したときに操作ボタン5
3aのそれぞれと対応する位置にボタン穴51aが設け
られている。
【0004】この構成によれば、操作ボタン53aを押
圧すると腕部53cが弾性変形し、操作ボタン53aが
その下のスイッチ54aを押圧してオンし、そのスイッ
チ54aに対応した操作入力がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の操作パネルの構造では、ボタン部53がフレーム
52に固定されてフレーム52に対して操作ボタン53
aの位置(スイッチ54aの押圧方向に対し垂直な方向
の位置)が決められるため、さらにフレーム52上に外
装カバー51を固定した際に、外装カバー51と操作ボ
タン53aの位置関係によって、操作ボタン53aとボ
タン穴51aとの隙間が偏ることがあり、これにより操
作ボタン53aの操作に必要な押圧力が不均一になり、
各スイッチ54aの動作が不確実になるという問題があ
る。
【0006】また、操作パネルにおいて操作ボタンの配
置、及び初期の各スイッチのオン、オフ状態の設定を変
更するためには、外装カバー51、フレーム52及びボ
タン部53すべてを交換する必要があり、容易に変更で
きないという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その課題は、上述した種類の操作パネルにお
いて、スイッチを押圧する操作部材の操作に必要な押圧
力を均一にでき、スイッチ動作を確実なものにできると
ともに、操作パネルの操作部材の配置、及び初期の各ス
イッチのオン、オフ状態の設定を容易に変更することが
できる構成を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、操作パネルにおいて、押圧されて
オンまたはオフするスイッチと、該スイッチを押圧する
操作部材と、該操作部材を保持するフレームと、該フレ
ーム上に固定される外装カバーとを有し、前記操作部材
は、前記フレームとの間の隙間を介して、前記スイッチ
押圧方向に対し垂直な方向に所定量だけ移動可能に保持
され、前記外装カバーにより、前記スイッチ押圧方向に
対し垂直な方向に位置決めされる構成を採用した。
【0009】また、さらに、前記操作部材の少なくとも
1個は、前記フレームとの間の隙間を介して、前記スイ
ッチ押圧方向に対し垂直な面内で回転可能に保持され、
前記外装カバーにより、前記スイッチ押圧方向に対し垂
直な面内の回転方向に位置決めされる構成を採用した。
【0010】このような構成によれば、外装カバーによ
り操作部材が位置決めされるので、外装カバーと操作部
材の位置関係は常に適正になり、操作部材の操作に必要
な押圧力を均一にでき、スイッチ動作を確実なものにで
きる。また、外装カバーを変更することにより、外装カ
バーにより位置決めされる操作部材のスイッチ押圧方向
に対し垂直な方向の位置、ないしはスイッチ押圧方向に
対し垂直な面内の回転方向の位置を変更することができ
る。
【0011】なお、前記外装カバーによる操作部材の位
置決めの構成としては、例えば、外装カバーは前記操作
部材を嵌合する穴を有し、該穴に前記操作部材を嵌合さ
せて前記外装カバーを前記フレーム上に固定することに
より、前記操作部材が位置決めされるものとする。
【0012】また、本発明では、押圧されてオンまたは
オフする少なくとも1個のスイッチと、該スイッチを押
圧する操作部材と、該操作部材を保持するフレームと、
該フレーム上に固定される外装カバーとを有する操作パ
ネルにおいて、前記スイッチの内の所定スイッチを押圧
する操作部材を設けず、前記外装カバーに前記所定スイ
ッチを押圧する押圧部を設け、該外装カバーを前記フレ
ーム上に固定することにより、前記押圧部が前記所定ス
イッチを押圧するようにした構成、または、前記スイッ
チの内の所定スイッチを押圧する操作部材を設けず、前
記外装カバーを前記フレーム上に固定することにより、
前記外装カバーが前記所定スイッチ上を覆い、該スイッ
チを押圧不可能とするようにした構成を採用した。
【0013】さらに、本発明では、押圧されてオンまた
はオフする少なくとも1個のスイッチと、該スイッチを
押圧する少なくとも1個の操作部材と、該操作部材を保
持するフレームと、該フレーム上に固定される外装カバ
ーとを有する操作パネルにおいて、前記外装カバーに、
前記操作部材の内の所定操作部材を押圧する押圧部を設
け、該外装カバーを前記フレーム上に固定することによ
り、前記押圧部が前記所定操作部材を押圧し、該所定操
作部材により前記スイッチの内の所定スイッチが押圧さ
れるようにした構成、または、前記外装カバーを前記フ
レーム上に固定することにより、前記外装カバーが前記
操作部材の内の所定操作部材上を覆い、該所定操作部材
を押圧不可能として、前記スイッチの内で前記所定操作
部材に対応する所定スイッチを押圧不可能とするように
した構成を採用した。
【0014】これらの構成によれば、外装カバーの交換
により、所定スイッチを常時押圧される状態、あるいは
押圧不可能な状態にすることができ、初期のスイッチの
オン、オフ状態の設定を変更することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【0016】[第1の実施形態]図1に本発明による操
作パネルの第1の実施形態の分解斜視図を示す。
【0017】操作パネルは、外装カバー11,フレーム
12,複数個の操作ボタン13,回路基板14からな
る。操作ボタン13は円柱形に形成され、押圧方向であ
る図中下方向の端部が抜け止め部13aとして径が少し
大きく形成されている。
【0018】外装カバー11には複数個の操作ボタン1
3をそれぞれ嵌合する複数個の円形のボタン穴11a、
及び表示パネル14bのための窓部11bが形成され
る。なお、ボタン穴11aの大きさ(径)は、これに嵌
合される操作ボタン13の抜け止め部13aより上の部
分の大きさ(径)に対応する大きさにされている。
【0019】外装カバー11は、これに形成された抜け
止めつめ11c、位置決めボス11d、及び係止つめ1
1eを、それぞれに対応してフレーム12に形成された
抜け止め穴12c、ボス穴12d、及びつめ穴12eの
それぞれに差込むことにより、フレーム12に係合さ
れ、着脱可能、すなわち交換可能に固定される。なお、
この固定は、フレーム12、操作ボタン13、回路基板
14を組み立てた後になされる。
【0020】また、操作ボタン13を保持するフレーム
12にも複数個の操作ボタン13をそれぞれ嵌合する複
数個のボタン穴12a、及び表示パネル14bのための
窓部12bが形成される。ここで、ボタン穴12aの大
きさ(径)は、図2に示す状態で、操作ボタン13がボ
タン穴12a内側面との間の隙間を介して、スイッチ押
圧方向(図中下方向)に対して垂直な方向(図中水平な
面内の方向)に所定量だけ自由に移動可能に保持される
ように、操作ボタン13の抜け止め部13aより上の部
分の大きさ(径)よりも大きく、抜け止め部13aより
は小さくなっている。
【0021】回路基板14上には複数個のスイッチ14
aが配置され、基板14上のコネクタ14cからは、こ
れら複数個のスイッチ14aにそれぞれ接続されるフラ
ットケーブル14dが延出している。このフラットケー
ブル14dの先端部にはコネクタ14eが接続され、こ
れと表示部14bが接続される。
【0022】この回路基板14は、スイッチ14aのそ
れぞれに対応する位置に操作ボタン13を載置した状態
でフレーム12にビス止めされる。この状態では、図2
に示すように、操作ボタン13は、抜け止め部13aよ
り上の部分がフレーム12のボタン穴12aに嵌合さ
れ、抜け止め部13aを介してフレーム12とスイッチ
14aの間で抜けないように保持されるが、スイッチ押
圧方向に対して垂直な方向には位置決めされておらず、
同方向に所定量だけ自由に移動することができる。
【0023】本実施形態では、この状態で外装カバー1
1のボタン穴11aのそれぞれに操作ボタン13を嵌合
させて、外装カバー11をフレーム12に係合させ固定
することにより、操作ボタン13をスイッチ押圧方向に
対して垂直な方向に位置決めする。この状態を図3に示
す。この構成では外装カバー11をフレーム12に係合
させる際、操作ボタン13は外装カバー11のボタン穴
11aとぴったり合う位置に移動可能なため、すべての
操作ボタン13とボタン穴11aとの隙間の偏りがなく
なり、その結果、操作ボタン13の操作に必要な押圧力
にばらつきが生じることなく、各スイッチ14aが確実
に動作させられるようになる。
【0024】[第2の実施形態]次に、図4に本発明に
よる操作パネルの第2の実施形態の分解斜視図を示す。
操作パネルは外装カバー21、フレーム22、複数個の
操作ボタン231,232、回路基板24からなる。
【0025】操作ボタンは、ここでは4個設けられてお
り、2個の操作ボタン231は第1の実施形態の操作ボ
タン13と同様に円柱形に形成され、押圧方向である図
中下方向の端部が抜け止め部231aとして径が少し大
きく形成されているが、他の2個の操作ボタン232
は、小判形の柱状に形成され、押圧方向の端部に抜け止
め部232aが形成されている。
【0026】外装カバー21には、操作ボタン231を
嵌合する2個の円形のボタン穴211a、操作ボタン2
32を嵌合する2個の小判形のボタン穴212a、及び
表示パネル24bのための窓部21bが形成される。な
お、ボタン穴211aと212aの大きさは、それぞれ
に嵌合される操作ボタン231と232の抜け止め部2
31a,232aより上の部分に対応する大きさにされ
ている。
【0027】外装カバー21は、これに形成された抜け
止めつめ21c、位置決めボス21d、及び係止つめ2
1eを、それぞれに対応してフレーム22に形成された
抜け止め穴22c、ボス穴22d、及びつめ穴22eの
それぞれに差込むことにより、フレーム22に係合さ
れ、着脱可能、すなわち交換可能に固定される。なお、
この固定は、フレーム22、操作ボタン231,23
2、回路基板24を組み立てた後になされる。
【0028】また、フレーム22にも操作ボタン231
を嵌合する2個のボタン穴221a、操作ボタン232
を嵌合するボタン穴222a,223a、及び表示パネ
ル24bのための窓部22bが形成されている。
【0029】ここで、ボタン穴221aは、操作ボタン
231に対応して円形に形成され、その大きさ(径)
は、操作ボタン231の抜け止め部231aより上の部
分の大きさ(径)よりも大きく、抜け止め部231aよ
りは小さくなっている。また、ボタン穴222aは、操
作ボタン232に対応して小判形に形成され、その大き
さは、操作ボタン232の抜け止め部232aより上の
部分の大きさよりも大きく、抜け止め部232aよりは
小さくなっている。
【0030】これに対して、ボタン穴223aは、操作
ボタン232の小判形の形状に対応しない円形に形成さ
れており、その径は操作ボタン232の抜け止め部23
2aより上の部分の長手方向の寸法よりも大きく、抜け
止め部232aの長手方向の寸法よりは小さくなってい
る。
【0031】また、回路基板24上には、ここでは4個
のスイッチ24aが配置され、基板24上のコネクタ2
4cからはこれらのスイッチ24aにそれぞれ接続され
るフラットケーブル24dが延出している。このフラッ
トケーブル24dの先端部にはコネクタ24eが接続さ
れ、これと表示部24bが接続される。
【0032】この回路基板24は、スイッチ24aのそ
れぞれに対応する位置に操作ボタン231,232を載
置した状態でフレーム22にビス止めされる。この状態
では、操作ボタン231,232は、抜け止め部231
a,232aより上の部分がフレーム22のボタン穴2
21a,222a,223aのそれぞれに嵌合され、抜
け止め部231a,232aによりフレーム22とスイ
ッチ24aの間で抜けないように保持される。そして、
上述した操作ボタン231,232とフレーム22のボ
タン穴との大きさの関係により、ボタン穴221aに嵌
合される操作ボタン231のそれぞれ及びボタン穴22
2aに嵌合される操作ボタン232の一方は、ボタン穴
内側面との間の隙間を介して、スイッチ24aの押圧方
向(図中下方向)に対して垂直な方向に所定量だけ自由
に移動可能である。さらにボタン穴223aに嵌合され
る操作ボタン232の他方は、同様に隙間を介して、ス
イッチ押圧方向に対して垂直な方向に所定量だけ自由に
移動可能である上に、図5に矢印で示すように、スイッ
チ押圧方向に対して垂直な面内で回転可能である。
【0033】本実施形態では、この状態で外装カバー2
1のボタン穴211a,212aのそれぞれに操作ボタ
ン231,232を嵌合させて外装カバー21をフレー
ム22に係合させ固定することにより、操作ボタン23
1,232の位置決めを行う。ここで、操作ボタン23
1と、2個の操作ボタン232の内でフレーム22のボ
タン穴222aに嵌合された1個はスイッチ押圧方向に
対し垂直な方向に位置決めされるが、2個の操作ボタン
232の内でフレーム22のボタン穴223aに嵌合さ
れている1個は外装カバー21のボタン穴212aとの
嵌合によって、スイッチ押圧方向に対し垂直な方向とと
もに、スイッチ押圧方向と垂直な面内の回転方向にも位
置決めされる。
【0034】この構成では外装カバー21をフレーム2
2に係合させる際、操作ボタン231,232は外装カ
バー21のボタン穴211a,212aとぴったり合う
位置に移動可能なため、第1の実施形態と同様に、操作
ボタン231,232とボタン穴211a,212aと
の隙間の偏りがなくなり、その結果、操作ボタン23
1,232の操作に必要な押圧力にばらつきが生じるこ
となく、各スイッチ24aが確実に動作させられるよう
になる。
【0035】その上、本実施形態では、フレーム22、
操作ボタン231,232、回路基板24を組み立てた
状態で、図5に示したように、操作ボタン232の一方
がスイッチ押圧方向に垂直な面内で回転可能であり、そ
の長手方向の向きを変えることができる。このため、図
6に示すように、外装カバー21の変更(ボタン穴21
2aの一方の長手方向の向きの変更)のみで、操作ボタ
ンの配置変更(操作ボタン232の一方の長手方向の向
きの変更)が可能となり、操作パネルのデザイン変更が
容易となる。
【0036】なお、ここではフレーム22のボタン穴2
23aを円形にすることによって、これに嵌合される操
作ボタン232をスイッチ押圧方向に垂直な面内で回転
可能としたが、ボタン穴223aを例えばボタン穴22
2aより長い小判形にして、それに嵌合される操作ボタ
ン232をボタン穴222aに嵌合される場合より長い
所定距離だけ長手方向に沿って移動可能にし、外装カバ
ー21の変更によりボタン穴212aの位置を長手方向
にずらすことによって操作ボタン232の位置を長手方
向に沿って変更することもできる。
【0037】[第3の実施形態]次に、図7に本発明に
よる操作パネルの第3の実施形態の分解斜視図を示す。
【0038】本実施形態の操作パネルの構成は第1の実
施形態と大体同様であり、フレーム32、複数個の操作
ボタン33、回路基板34は、それぞれ第1の実施形態
のフレーム12、複数個の操作ボタン13、回路基板1
4と全く同様であるが、外装カバー31が以下の点で第
1の実施形態の外装カバー11と異なっている。
【0039】すなわち、外装カバー31において、図中
左端の操作ボタン33に対応した位置に、その操作ボタ
ン33を嵌合するボタン穴を設ける代わりに、押圧部3
1fを設けている。そして、フレーム32,操作ボタン
33,回路基板34を組み立てた後に、外装カバー31
をフレーム32に係合させて固定することにより、図8
に示すように、押圧部31fが前記左端の操作ボタン3
3を押圧し、その操作ボタン33がその下のスイッチ3
4aを押圧してオンするようになっている。外装カバー
31の押圧部31f以外の部分は第1の実施形態の外装
カバー11と全く同様とする。
【0040】ここで外装カバー31と第1の実施形態の
外装カバー11は交換可能なため、外装カバーを11ま
たは31に交換するだけで、図中左端のスイッチ34a
を操作ボタン33によりオン,オフ可能な状態とした
り、常にオン状態に保持したりすることが可能となる。
従って本構成によれば操作パネルのモデル変更が容易に
実現できる。
【0041】なお押圧部31fの部分をより高く突出さ
せることにより、フレーム32上に外装カバー31を固
定した状態で、前記部分が左端の操作ボタン33を押圧
せずにその上を覆い、逆にその操作ボタン33の押圧を
不可能にし、その下のスイッチ34aの押圧を不可能と
することもできる。
【0042】[第4の実施形態]次に、図9に本発明に
よる操作パネルの第4の実施形態の分解斜視図を示す。
【0043】本実施形態の操作パネルの構成は第1の実
施形態と大体同様であり、フレーム42及び回路基板4
4は、それぞれ第1の実施形態のフレーム12及び回路
基板14と全く同様であるが、操作ボタン43及び外装
カバー41に関して以下の点で第1の実施形態の操作ボ
タン13及び外装カバー11と異なっている。
【0044】すなわち、操作ボタン43自体は操作ボタ
ン13と全く同様であるが、その数が1つ少なく、図中
左端のスイッチ44aを押圧するための操作ボタンは設
けられていない。
【0045】また、外装カバー41において、図中左端
のスイッチ44aに対応した位置に、ボタン穴を設けず
に、押圧部41fを設けている。そして、フレーム4
2,操作ボタン43,回路基板44を組み立てた後に、
外装カバー41をフレーム42に係合させて固定するこ
とにより、図10に示すように、押圧部41fが前記左
端のスイッチ44aを押圧するようになっている。外装
カバー41の押圧部41f以外の部分は第1の実施形態
の外装カバー11と全く同様とする。
【0046】ここで外装カバー41と第1の実施形態の
外装カバー11は交換可能なため、外装カバーを11ま
たは41に交換し、操作ボタン43の数を1個加減する
だけで、前記左端のスイッチ44aを操作ボタンにより
オン,オフ可能な状態としたり、常にオン状態に保持し
たりすることが可能となる。さらに、外装カバー41に
おいて押圧部41fを設けなければ、外装カバー41を
フレーム42上に固定した状態で前記左端のスイッチ4
4aの上が外装カバー41により覆われ、そのスイッチ
44aを押圧不可能とし、常にオフ状態に保持すること
が可能となる。従って本構成によれば操作パネルのモデ
ル変更が容易に実現できる。
【0047】なお以上に説明した各実施形態でスイッチ
14a,24a,34a,44aは、押圧されてオンす
るものとしたが、押圧されてオフするものとしてもよ
く、一回の押圧毎に交互にオン、オフするものとしても
よい。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、押圧されてオンまたはオフするスイッチと、
該スイッチを押圧する操作部材と、該操作部材を保持す
るフレームと、該フレーム上に固定される外装カバーと
を有する操作パネルにおいて、常に外装カバーと操作部
材の位置関係を適正にすることができ、これにより、操
作部材の操作に必要な押圧力にばらつきが生じることが
なく、スイッチの動作を確実なものとすることができ、
操作パネルの操作性及び信頼性を向上することができ
る。さらに、外装カバーの変更のみで、操作部材の配置
の変更、及び初期のスイッチのオン、オフ状態の設定の
変更を容易に行うことができ、操作パネルのカスタマイ
ズが容易に実現できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における操作パネルの
構成を示す分解斜視図である。
【図2】同実施形態における操作ボタンの保持状態を示
す断面図である。
【図3】同実施形態における操作ボタンの位置決め状態
を示す断面図である。
【図4】第2の実施形態における操作パネルの構成を示
す分解斜視図である。
【図5】同実施形態における一つの操作ボタンの回転可
能な保持状態を示す斜視図である。
【図6】同実施形態で外装カバーを変更して一つの操作
ボタンの位置を変更する場合の構成を示す分解斜視図で
ある。
【図7】第3の実施形態における操作パネルの構成を示
す分解斜視図である。
【図8】同実施形態において外装カバーの押圧部により
操作ボタンが押圧されている状態を示す断面図である。
【図9】第4の実施形態における操作パネルの構成を示
す分解斜視図である。
【図10】同実施形態において外装カバーの押圧部によ
りスイッチが押圧されている状態を示す断面図である。
【図11】従来の操作パネルの外観を示す斜視図であ
る。
【図12】従来の操作パネルの構成を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
11,21,31,41 外装カバー 11a,211a,212a,31a,41a ボタン
穴 12,22,32,42 フレーム 12a,221a,222a,223a,32a,42
a ボタン穴 13,231,232,33,43 操作ボタン 13a,231a,232a,33a,43a 抜け止
め部 14,24,34,44 回路基板 14a,24a,34a,44a スイッチ 31f,41f 押圧部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧されてオンまたはオフするスイッチ
    と、 該スイッチを押圧する操作部材と、 該操作部材を保持するフレームと、 該フレーム上に固定される外装カバーとを有し、 前記操作部材は、前記フレームとの間の隙間を介して、
    前記スイッチ押圧方向に対し垂直な方向に所定量だけ移
    動可能に保持され、前記外装カバーにより、前記スイッ
    チ押圧方向に対し垂直な方向に位置決めされることを特
    徴とする操作パネル。
  2. 【請求項2】 さらに、前記操作部材の少なくとも1個
    は、前記フレームとの間の隙間を介して、前記スイッチ
    押圧方向に対し垂直な面内で回転可能に保持され、前記
    外装カバーにより、前記スイッチ押圧方向に対し垂直な
    面内の回転方向に位置決めされることを特徴とする請求
    項1に記載の操作パネル。
  3. 【請求項3】 前記外装カバーは前記操作部材を嵌合す
    る穴を有し、該穴に前記操作部材を嵌合させて前記外装
    カバーを前記フレーム上に固定することにより、前記操
    作部材が位置決めされることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の操作パネル。
  4. 【請求項4】 押圧されてオンまたはオフする少なくと
    も1個のスイッチと、 該スイッチを押圧する操作部材と、 該操作部材を保持するフレームと、 該フレーム上に固定される外装カバーとを有する操作パ
    ネルにおいて、 前記スイッチの内の所定スイッチを押圧する操作部材を
    設けず、前記外装カバーに前記所定スイッチを押圧する
    押圧部を設け、該外装カバーを前記フレーム上に固定す
    ることにより、前記押圧部が前記所定スイッチを押圧す
    るようにしたことを特徴とする操作パネル。
  5. 【請求項5】 押圧されてオンまたはオフする少なくと
    も1個のスイッチと、 該スイッチを押圧する操作部材と、 該操作部材を保持するフレームと、 該フレーム上に固定される外装カバーとを有する操作パ
    ネルにおいて、 前記スイッチの内の所定スイッチを押圧する操作部材を
    設けず、前記外装カバーを前記フレーム上に固定するこ
    とにより、前記外装カバーが前記所定スイッチ上を覆
    い、該スイッチを押圧不可能とするようにしたことを特
    徴とする操作パネル。
  6. 【請求項6】 押圧されてオンまたはオフする少なくと
    も1個のスイッチと、 該スイッチを押圧する少なくとも1個の操作部材と、 該操作部材を保持するフレームと、 該フレーム上に固定される外装カバーとを有する操作パ
    ネルにおいて、 前記外装カバーに、前記操作部材の内の所定操作部材を
    押圧する押圧部を設け、該外装カバーを前記フレーム上
    に固定することにより、前記押圧部が前記所定操作部材
    を押圧し、該所定操作部材により前記スイッチの内の所
    定スイッチが押圧されるようにしたことを特徴とする操
    作パネル。
  7. 【請求項7】 押圧されてオンまたはオフする少なくと
    も1個のスイッチと、 該スイッチを押圧する少なくとも1個の操作部材と、 該操作部材を保持するフレームと、 該フレーム上に固定される外装カバーとを有する操作パ
    ネルにおいて、 前記外装カバーを前記フレーム上に固定することによ
    り、前記外装カバーが前記操作部材の内の所定操作部材
    上を覆い、該所定操作部材を押圧不可能として、前記ス
    イッチの内で前記所定操作部材に対応する所定スイッチ
    を押圧不可能とするようにしたことを特徴とする操作パ
    ネル。
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