JP2001357751A - 複合スイッチ - Google Patents

複合スイッチ

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JP2001357751A
JP2001357751A JP2000174910A JP2000174910A JP2001357751A JP 2001357751 A JP2001357751 A JP 2001357751A JP 2000174910 A JP2000174910 A JP 2000174910A JP 2000174910 A JP2000174910 A JP 2000174910A JP 2001357751 A JP2001357751 A JP 2001357751A
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contact pattern
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Kazunori Yamada
和徳 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数を減少させることができ、機器へ取り
付けた際の操作性を良好にする。 【解決手段】絶縁ケース30の内底面に、第一の接点パ
ターンと第二の接点パターンを同心円上に形成する。操
作カバー20の回転操作により、ローター17に取り付
けた可動接片14が第二の接点パターン上を摺動し、操
作摘み10の回転操作により、ローター21に取り付け
た可動接片24が第一の接点パターン上を摺動すること
によって異なる制御信号を送出するので、絶縁ケース3
0を共用することができて部品点数が減少し、また、複
合スイッチ1を機器へ取り付けた際には、操作カバー2
0と操作摘み10が近接して配置されるため、操作者が
瞬時に異なる機能の信号を送出することができて操作性
が良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合スイッチに関
するものであり、さらに詳しくは、ロータリーエンコー
ダの接点パターンと所望の信号を発生するロータリース
イッチの接点パターンを同一の絶縁ケースの底面に露出
させて複数の機能を有するスイッチを一体にする複合ス
イッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、機器等に対して複数の異なる制
御を行うためには、異なる制御信号を発信する複数のス
イッチ組立体を各々別個に回路基板に半田付けする等し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来は、
複数の異なる機能を有するスイッチを機器に取り付けた
い場合には、各機能毎のスイッチ組立体が必要であった
ため、それを各々回路基板に取り付けると大きな取り付
けスペースが必要になり、回路基板自体が大きくならざ
るを得なかった。したがって、このような回路基板を組
み込んだ機器自体も大型化するという問題があった。ま
た、絶縁ケースへの接点パターンを形成する工程は、異
なる機能のスイッチ組立体毎に異なる工程となり、製造
コストを低減することができないという問題があった。
また、各機能毎に別体のスイッチ組立体が必要であるた
め、部品点数が多いという問題があった。また、スイッ
チを機器に取り付けた場合には、各スイッチ組立体の操
作部が離れた位置にあるため、異なる制御信号を連続し
て送信させたい場合には手の移動距離が大きくなってし
まい、操作性が悪いという問題があった。
【0004】本発明の目的は、省スペースが可能であ
り、部品点数を減少させることができ、製造コストを低
減することができ、さらに操作性が良い複合スイッチを
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、略箱型の絶縁
ケースと、前記絶縁ケースに保持され、前記絶縁ケース
の内底面に露出する第一の接点部と、前記絶縁ケースか
ら外部に導出する脚部とを有する複数の第一の固定接片
と、前記絶縁ケースに保持され、前記絶縁ケースの内底
面であって前記第一の接点部と同心円上に露出する第二
の接点部と、前記絶縁ケースから外部に導出する脚部と
を有する複数の第二の固定接片と、前記第一の接点部上
を摺動する第一の可動接片と、前記第二の接点部上を摺
動する第二の可動接片と、前記第一の可動接片が取り付
けられ、前記絶縁ケースに回転可能に収納される第一の
ロータと、前記第二の可動接片が取り付けられ、前記第
一のロータと干渉しない位置で前記絶縁ケースに回転可
能に収納される第二のロータとからなり、 複数の前記
第一の接点部は、互いに間隔を空けて環状若しくは円弧
状に露出して第一の接点パターンを形成し、複数の前記
第二の接点部は、前記第二の可動接片と常時接続するコ
モン接点パターンと、連続する凹凸形状を有する複数の
信号接点パターンとからなり、複数の前記信号接点パタ
ーンは各々の凹凸形状の位置を互いにずらして形成する
とともに、前記コモン接点パターンと各々の前記信号接
点パターンは同心円上に位置して第二の接点パターンを
形成し、前記第一のロータの回転と前記第二のロータの
回転によって異なる制御信号を送出することを特徴とす
る。
【0006】更に、前記第二の接点パターンより、回転
方向に応じた異なるタイミングの複数の信号を発生する
ことを特徴とする。
【0007】更に、前記第一の接点パターンと前記第二
の接点パターンは、1つの前記絶縁ハウジングの内底面
に形成されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1乃至図6は、本発明の実
施の形態を示したものであり、図1は複合スイッチ1の
正面図、図2は複合スイッチ1の平面図、図3は図2の
A−A線断面図、図4及び図5は複合スイッチ1の一部
の部品を取り除いた状態の平面図、図6は可動接片14
の平面図である。
【0009】本発明の複合スイッチ1は、ロータリーエ
ンコーダ部2とロータリースイッチ部3からなる。ロー
タリーエンコーダ部2は、コモン端子11、第一の端子
12、第二の端子13、可動接片14、付勢ばね15、
節度部材16、ローター17、操作カバー20からな
る。一方、ロータリースイッチ部3は、ロータ21、ね
じりコイルバネ22、カバー部材23、可動接片24、
端子25、節度バネ26からなる。また、絶縁ケース3
0は、ロータリーエンコーダ部2とロータリースイッチ
部3の両方で共用する。
【0010】絶縁ケース30は、略箱型であり、円筒状
の円筒壁31及びガイド壁38が底面より立設されてい
る。外側面には、係止突起32が形成されているととも
に、後述する操作摘み10が突出するための長孔の窓孔
87が形成されている。ガイド壁38は、円筒壁31の
外側に形成されており、上側には段部39が形成されて
いる。また、絶縁ケーズ30には、付勢ばね15及び節
度部材16を収納保持するための凹所37が形成されて
いる。また、節度部材16が移動するときの案内となる
案内溝88が形成されている。また、絶縁ケーズ30に
は、コモン端子11、第一の端子12、第二の端子13
及び複数の信号端子25が一体成形で固定されている。
第二の固定接片であるコモン端子11、第一の端子12
及び第二の端子13には、各々に絶縁ケース30の内底
面に露出する第二の接点部56が形成されており、その
端部には外部へ導出する脚部44が各々形成されてい
る。コモン端子11の第二の接点部56は可動接片14
と常時接続するコモン接点パターン35を形成し、第一
の端子12の第二の接点部56は連続する凹凸形状に露
出して信号用接点パターン34を形成し、第二の端子1
3の第二の接点部56は連続する凹凸形状に露出して信
号用接点パターン33を形成している。信号用接点パタ
ーン33,34の凹凸形状は、図5に示すように、互い
に位置をずらして露出している。また、コモン接点パタ
ーン35、信号用接点パターン33,34は、同心円上
に形成されている。これらの信号用接点パターン34,
33及びコモン接点パターン35によって、ロータリー
エンコーダ側の接点パターンである第二の接点パターン
を形成している。一方、第一の固定接片である信号端子
25には、絶縁ケース30の内底面に露出する第一の接
点部55が形成されており、その端部には外部へ導出す
る脚部44が形成されている。複数の第一の接点部55
は、図5に示すように、絶縁ケース30の内底面に互い
に間隔を空けて円弧状に露出することによって、第一の
接点パターンである信号用接点パターン36を形成して
いる。第一の接点部55と第二の接点部56は同心円上
に露出している。すなわち、コモン接点パターン35、
信号用接点パターン33,34及び信号用接点パターン
36は、全て同心円上の位置に露出する。また、コモン
接点パターン35と信号用接点パターン33,34は、
円筒壁31とガイド壁38の間の底面に露出しており、
一方、信号用接点パターン36は、ガイド壁38と一番
外側の外周壁の間の底面に露出している。また、信号用
接点パターン33,34は、図5、図6に示すように、
お互いに凹凸位置がずれている。この凹凸位置がずれて
いることによって、後述するローター17の回転方向に
よって信号用接点パターン34及び信号用接点パターン
33から異なるタイミングの信号が送出され、このタイ
ミングを検出することによって回転方向を検出すること
ができる。
【0011】次に、ロータリーエンコーダ部2を構成す
る各構成部品について説明する。第二のローターである
ローター17は、上側には操作摘み4が嵌合する操作軸
41と、操作軸41の周囲に環状に支持壁42が形成さ
れており、下側には円筒壁31が遊嵌する環状溝40が
形成されている。ロータ17の側面には、凹凸形状の節
度部43が形成されており、この節度部43にローター
17の回転によって後述する節度部材16が落ち込んだ
り、乗り上げたりすることによって、使用者が節度感を
得られるようになっている。ローター17の外径は、ガ
イド壁38の内径よりも若干小さくなるように形成され
ている。
【0012】第二の可動接片である可動接片14は、ロ
ーター17に取り付けられるものであり、図6に示すよ
うに、全体略環状であり、接点部81,82及び少し離
れて接点部83が形成されている。可動接片14は、金
属薄板材を打ち抜き曲げ加工して形成したものであるた
め、弾性変形可能になっている。また、接点部81,8
2,83は、絶縁ケーズ30に取り付けた時に同心円上
の位置になるように形成されている。接点部83はコモ
ン接点パターン35と、接点部81,82は信号用接点
パターン34,33と接続する。なお、接点部81,8
2,83は略環状に一体に形成されており、接点部8
1,82,83が両側から支えられるような状態で弾性
変形するため、安定した接触が得られる。
【0013】節度部材16は、例えば金属部材からなる
球体であり、付勢ばね15は金属薄板材を打ち抜いて形
成したものである。したがって、付勢ばね15は弾性変
形可能であり、節度部材16を常にローター17側へ押
圧するようになっている。
【0014】次に、ロータリースイッチ部3を構成する
各構成部品について説明する。第一のローターであるロ
ーター21には、側方へ突出する操作摘み10が一体に
形成されているとともに、段部50が形成されている。
段差50は段部39と当接しており、ローター21がガ
イド壁38に乗った状態でローター21が回転する。ま
た、図示は省略しているが、ローター21が回転する際
にも所定の位置で節度感が得られるように、節度機構が
形成されている。また、底面には、可動接片24が取り
付けられており、ローター21の回転と一緒に可動接片
24も回転して、可動接片24が端子25上を摺動す
る。なお、ローター17とローター21の上面は略同一
の高さであるとともに、回転する際に双方が干渉するこ
とがないように配置している。
【0015】カバー部材23は、ローター17とロータ
ー21上に位置する。側面には、絶縁ケース30の係止
突起32と係合する係合孔60が形成されており、上面
側には、ねじりコイルバネ22を収納保持する凹所61
が形成されている。ねじりコイルバネ22は、ローター
21の回転と一緒にねじり方向へ力が加わるような関係
になっており、ローター21へ加える力を解除するとね
じりコイルバネ22の復帰力によってローター21が初
期位置に戻る。
【0016】第一の可動接片である可動接片24は、金
属薄板材を打ち抜き曲げ加工して形成したものであり、
中央が固定部84となっており、固定部84から左右に
二股状に延長形成されて、先端が接点部85になってい
る。したがって、固定部84を中心に接点部85が弾性
変形できるようになっている。可動接片24の長手方向
の長さは、両端の接点部85が異なる端子25と接続で
きる長さになっている。
【0017】次に、複合スイッチ1の組立方法について
説明する。まず最初に、絶縁ケース30に、コモン端子
11、第一の端子12、第二の端子13及び複数の端子
25を一体成形によって固定する。次に、付勢ばね15
及び節度部材16を絶縁ケース30の凹所37に収納保
持する。次に、可動接片14を固定したローター17を
絶縁ケース30の上方から挿入する。この時に、ロータ
ー17の節度部43に節度部材16が押圧された状態に
なっている。次に、可動接片24を固定したローター2
1を絶縁ケース30の上方から挿入する。この時に、ロ
ーター21の段部50とガイド壁38の段部39が当接
するため、ローター21が下まで落ちていくことがな
く、したがってローター21と付勢ばね15及び節度部
材16とが干渉することがない。次に、カバー部材23
をローター17及びローター21の上に載せた後に、係
止突起32と係合孔60を係合して、カバー部材23と
絶縁ケース30を固定する。次に、ねじりコイルバネ2
2をカバー部材23の凹所61に収納する。最後に、操
作カバー4をローター17に嵌合して、組立が完了す
る。なお、複合スイッチ1は、実際に機器に取り付ける
時には、コモン端子11、第一の端子12、第二の端子
13及び端子25の各脚部44が回路基板(図示省略)
の導電部に半田付けされる。
【0018】次に、複合スイッチ1の動作について説明
する。まず、ロータリーエンコーダ部2の動作について
説明する。操作カバー4を所望の方向(例えば時計回
り)へ回転させると、ローター17が操作カバー4と同
一方向へ回転し、それによって可動接片14が第二の接
点部56上を摺動する。可動接片14の接点部83は、
コモン接点パターン35に常時接続しているとともに、
ローター17の回転によって信号用接点パターン33,
34の凹凸部と選択的に接続する。したがって、コモン
接点パターン35と信号用接点パターン33及びコモン
接点パターン35と信号用接点パターン34が接続する
ことによって、異なるタイミングの信号が各々信号用接
点パターン34及び信号用接点パターン33から順次送
出される。そして、操作カバー4の回転を停止すると信
号の送出も停止する。なお、この時に、ローター17と
ローター21は互いに干渉しあわないため、ローター2
1は回転せずに停止したままの状態である。また、所定
の位置で、節度感が得られる。一方、操作カバー4を前
記とは反対方向(例えば反時計回り)へ回転させると、
前記とは逆の順番の異なるタイミングの信号が信号用接
点パターン33,34から順次送出される。したがっ
て、信号用接点パターン33,34の何れから先に信号
が送出されたかを検知することによって、ローター17
の回転方向を判別することができる。次に、ロータリー
スイッチ部3の動作について説明する。操作部10をね
じりコイルバネ22の復帰力に抗して所望の方向へ回転
させると、ローター21が操作摘み10の回転方向と同
一方向へ回転して、可動接片24が第一の接点部55上
を摺動して端子25間を接続して所定の信号を送出す
る。さらに操作摘み10を回転させることにより連続し
て異なる端子25間を接続して、所定の信号を連続して
送出することができる。そして、操作摘み10の回転方
向へ加えている力を取り除くと、ねじりコイルバネ22
の復帰力によって、ローター21が初期位置へ復帰し、
信号の送出も停止する。なお、ローター21は、360
度回転するものではなく、所定の角度だけ回転すると絶
縁ケース30の壁(図示省略)に当接してそれ以上は回
転しないようになっている。なお、図5は、可動接片1
4、24と第一の接点パターン、第二の接点パターンと
の位置関係を示したものであり、可動接片14と可動接
片24は軸Oを中心軸として回転する。また、ロータリ
ースイッチ部3とロータリーエンコーダ部2の操作によ
って各々の異なる制御信号が送出される。
【0019】このような複合スイッチ1によれば、絶縁
ケーズ30をロータリエンコーダ部2とロータリースイ
ッチ部3とで共用することができるため、ロータリエン
コーダとして使用する場合とロータリースイッチとして
使用する場合とで、2種類の異なるスイッチを製造する
必要がなくなり、製造費を低減できる。また、2種類の
スイッチを必要とする場合には、1つのスイッチユニッ
トの取付で2つの機能を達成できるため、基板占有面積
を小さくできて省スペースであり、ひいては機器全体の
小型化を図ることができる。また、コモン端子11、第
一の端子12、第二の端子13及び端子25を一体成形
により全て一括で絶縁ケース30に固定できるため、2
種類の異なるスイッチユニットを製造していた場合に比
べて、製造工程を省略することができ、製造容易であ
る。また、コモン接点パターン35、信号用接点パター
ン33,34及び信号用接点パターン36を同心円上の
異なる位置に配置したことによって、ローター17とロ
ーター21の回転の中心軸を同一軸にすることができ、
コンパクトな形状でロータリーエンコーダスイッチ機能
とロータリースイッチ機能を達成することができて、複
合スイッチ1自体を小型化できる。また、複合スイッチ
1を機器に取り付けた際には、ロータリーエンコーダ部
2の操作カバー4とロータリスイッチ部3の操作摘み1
0が極めて近接しているため、使用者が瞬時に異なる機
能の操作をすることができるために、操作性が良い。ま
た、可動接片14は全体で略環状であり、接点81,8
2,83は両側から支えられる状態で弾性変形可能であ
るため、コモン接点パターン35及び信号用接点パター
ン33,34と安定した電気接続を得ることができる。
【0020】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で種々の変形が考えられ
る。例えば、本発明は、ローター21のみを初期位置に
復帰できるようにしたが、必ずしも初期位置に復帰させ
る必要はなく、ねじりコイルバネ22及びカバー部材2
3を取り除いて、全てのローターを初期位置に復帰しな
いようにしても良い。また、本発明は、一方をロータリ
ーエンコーダ部2、他方をロータリースイッチ部3とし
たが、両方をロータリースイッチ部若しくはロータリエ
ンコーダ部としても良い。また、本発明は、ロータリス
イッチ部3の操作摘み10を絶縁ケース30の側方から
突出させたが、必ずしも側方から突出させる必要はな
く、上方に露出するようにしても良い。また、本発明
は、信号用接点パターン36を円弧状に露出させたが、
必ずしも円弧状に露出させる必要はなく、環状に露出さ
せてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の複合スイッ
チは、第一の接点パターンと第二の接点パターンを一つ
のスイッチユニット内に形成したので、部品点数が減少
するとともに、基板への専有面積を小さくできて省スペ
ースとなり、ひいては機器全体を小型化することができ
る。また、異なる機能を有するスイッチの操作部を近接
配置することができるため、使用者が瞬時に異なる機能
の信号を連続して送出することができて、操作性が良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合スイッチ1の正面図
【図2】本発明に係る複合スイッチ1の平面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】本発明に係る複合スイッチ1の操作カバー4、
カバー部材23及びローター21を取り除いた状態の平
面図
【図5】可動接片14,24と第一の接点パターン、第
二の接点パターンとの位置関係を示した図
【図6】可動接片14の平面図
【符号の説明】
1 複合スイッチ 2 ロータリーエンコーダ部 3 ロータリースイッチ部 4 操作摘み 10 操作摘み 11 コモン端子 12 第一の端子 13 第二の端子 14 可動接片 15 付勢ばね 16 節度部材 17 ローター 20 操作カバー 21 ローター 22 ねじりコイルバネ 23 カバー部材 24 可動接片 25 端子 26 節度バネ 30 絶縁ケース 31 円筒壁 32 係止突起 33 信号用接点パターン 34 信号用接点パターン 35 コモン接点パターン 36 信号用接点パターン 37 凹所 38 ガイド壁 39 段部 40 環状溝 41 操作軸 42 支持壁 43 節度部 44 脚部 50 段部 51 節度部 55 第一の接点部 56 第二の接点部 60 係合孔 61 凹所 81、82,83 接点部 84 固定部 85 接点部 87 窓孔 88 案内溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略箱型の絶縁ケースと、前記絶縁ケース
    に保持され、前記絶縁ケースの内底面に露出する第一の
    接点部と、前記絶縁ケースから外部に導出する脚部とを
    有する複数の第一の固定接片と、前記絶縁ケースに保持
    され、前記絶縁ケースの内底面であって前記第一の接点
    部と同心円上に露出する第二の接点部と、前記絶縁ケー
    スから外部に導出する脚部とを有する複数の第二の固定
    接片と、前記第一の接点部上を摺動する第一の可動接片
    と、前記第二の接点部上を摺動する第二の可動接片と、
    前記第一の可動接片が取り付けられ、前記絶縁ケースに
    回転可能に収納される第一のロータと、前記第二の可動
    接片が取り付けられ、前記第一のロータと干渉しない位
    置で前記絶縁ケースに回転可能に収納される第二のロー
    タとからなり、複数の前記第一の接点部は、互いに間隔
    を空けて環状若しくは円弧状に露出して第一の接点パタ
    ーンを形成し、複数の前記第二の接点部は、前記第二の
    可動接片と常時接続するコモン接点パターンと、連続す
    る凹凸形状を有する複数の信号接点パターンとからな
    り、複数の前記信号接点パターンは各々の凹凸形状の位
    置を互いにずらして形成するとともに、前記コモン接点
    パターンと各々の前記信号接点パターンは同心円上に位
    置して第二の接点パターンを形成し、前記第一のロータ
    の回転と前記第二のロータの回転によって異なる制御信
    号を送出することを特徴とする複合スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記第二の接点パターンより、回転方向
    に応じた異なるタイミングの複数の信号を発生すること
    を特徴とする請求項1記載の複合スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記第一の接点パターンと前記第二の接
    点パターンは、1つの前記絶縁ケースの内底面に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の複合
    スイッチ。
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