JPH11306627A - 記録媒体ディスクのチャッキング機構 - Google Patents

記録媒体ディスクのチャッキング機構

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JPH11306627A
JPH11306627A JP10115063A JP11506398A JPH11306627A JP H11306627 A JPH11306627 A JP H11306627A JP 10115063 A JP10115063 A JP 10115063A JP 11506398 A JP11506398 A JP 11506398A JP H11306627 A JPH11306627 A JP H11306627A
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fin
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turntable
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Tatsuyuki Nakayama
立幸 中山
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部材に強度の弱い部分を作ること無し
に、装置の小型化、特に、薄型化を可能とすることを課
題とする。 【解決手段】 記録媒体ディスク9をそれを支持して回
転させるターンテーブル100に保持するためのチャッ
キング機構であって、ターンテーブルのディスク載置面
101の中心部に記録媒体ディスクの中心孔9aを嵌合
支持するチャックベース110を突設させ、該チャック
ベース110に3個のチャックフィン130をチャック
ベースの半径方向に移動自在に設けると共に、上記チャ
ックフィンの一部がチャックベースの外周面111から
突出するように弾発付勢するコイルバネ140を設け、
上記コイルバネをチャックベースに設けられチャックフ
ィンを移動自在に配置した配置凹部120の奥に設けら
れたバネ受け凹部121とチャックフィンとの間で縮設
させると共に、一方の端部をチャックフィンに設けられ
該端部を囲むように設けられた位置決め凹部131bに
位置させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な記録媒体ディ
スクのチャッキング機構に関する。詳しくは、記録媒体
ディスクをそれを支持して回転させるターンテーブルに
保持するためのチャッキング機構において、機構の小型
化、特に、薄型化を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】円板状をした記録媒体ディスクを回転さ
せながら、該記録媒体ディスクについての情報の記録又
は再生及びその双方を行なう記録再生装置において、記
録媒体ディスクを回転させるためのターンテーブルに記
録媒体ディスクを保持する、すなわち、チャッキングす
る機構に、図28乃至図30に示すようなものがある。
【0003】チャッキング機構aは、図示しないスピン
ドルモータによって回転されるターンテーブルbのディ
スク載置面cの中心部に厚手の円板状の外形を有するチ
ャックベースdを設け、該チャックベースdに3個のチ
ャックフィンe、e、eをチャックベースdの半径方向
に移動自在に設けると共に、上記チャックフィンe、
e、eの一部がチャックベースdの外周面から突出する
ように弾発付勢したものである。
【0004】すなわち、各チャックフィンeは、それを
配置するためにチャックベースdにその外周面に開口す
るように形成された配置凹部f内にチャックベースdの
半径方向に摺動自在に配置され、該チャックフィンeと
配置凹部fの奥面との間に縮設されたコイルバネgによ
ってその先端部がチャックベースdの外周面から突出す
る方向に弾発付勢されている。
【0005】そして、上記コイルバネgはその一端部が
チャックフィンeの後面に突設された嵌合ピンhに外嵌
され、また、他端部が配置凹部fの奥面に形成された嵌
合凹部iに内嵌され、これによって、コイルバネgの両
端部の位置決めがなされ、動作中においてその両端部が
所定の位置からずれてしまうことが無いようにされてい
る。
【0006】そして、記録媒体ディスクのチャッキング
は以下のようにして為される。
【0007】すなわち、記録媒体ディスクjがその中心
孔kがチャックベースdに外嵌されるように、ターンテ
ーブルbに近づいて来て、その中心孔の開口縁部がチャ
ックフィンe、e、eの先端部の上側の傾斜面l、l、
lに当接する(図28参照)。
【0008】そこからさらに、記録媒体ディスクjがデ
ィスク載置面cに近付くように移動すると、中心孔kの
開口縁部がチャックフィンe、e、eの上記傾斜面l、
l、lを押圧するので、チャックフィンe、e、eには
チャックベースd内へ引っ込む方向への移動力が付勢さ
れ、これによって、チャックフィンe、e、eはコイル
バネg、g、gによる付勢力に抗して、チャックベース
d内へ引っ込むように移動する(図29参照)。
【0009】チャックフィンe、e、eがチャックベー
スd内へ引っ込むように移動することによって、記録媒
体ディスクjはさらにディスク載置面cへと近付くこと
ができ、記録媒体ディスクjがディスク載置面cに載置
されると、チャックフィンe、e、eがコイルバネg、
g、gによって付勢されている移動力によってその先端
部がチャックベースdの外周面から突出し、その先端部
下面の曲面m、m、mが記録媒体ディスクjの中心孔k
の開口縁部にディスク載置面cと反対側から弾接し(図
30参照)、これによって、記録媒体ディスクjはディ
スク載置面cとチャックフィンe、e、eとによって挟
持された状態でチャッキングされる。
【0010】そして、記録媒体ディスクjをターンテー
ブルbから取り外す時は、記録媒体ディスクjをディス
ク載置面cから離間する方向へ移動させる。すると、記
録媒体ディスクjの中心孔kの開口縁部がチャックフィ
ンe、e、eの下側の曲面m、m、mを押圧するので、
チャックフィンe、e、eは配置凹部f、f、f内へ引
っ込むように移動し、これによって、記録媒体ディスク
jはチャックフィンe、e、eの位置を抜けてターンテ
ーブルbから取り外される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の記録媒体ディスクのチャッキング機構aにあって
は、コイルバネg、g、gの一端部をチャックフィン
e、e、eに設けた嵌合ピンh、h、hに外嵌させてチ
ャックフィンe、e、eと安定に結合させているので、
コイルバネg、g、gの径が大きくなってしまうという
問題があった。
【0012】コイルバネg、g、gの径が大きくなって
しまうと、それを配置する空間、すなわち、配置凹部
f、f、fを大きくしなければならず、従って、配置凹
部f、f、fを設けるチャックベースdの厚みが大きく
なってしまい、その分、記録再生装置の厚み、すなわ
ち、ターンテーブルの軸方向における大きさが大きくな
ってしまうという問題がある。
【0013】上記した問題を解決しようと、嵌合ピン
h、h、hを細くすることによって、これに外嵌される
コイルバネg、g、gの径を小さくしようとすると、嵌
合ピンh、h、hの強度が低下してしまい、ちょっとし
たストレスがかかっただけで、嵌合ピンh、h、hが根
元から折れてしまう惧れがある。
【0014】そこで、本発明記録媒体ディスクのチャッ
キング機構は、構成部材に強度の弱い部分を作ること無
しに、装置の小型化、特に、薄型化を可能とすることを
課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明記録媒体ディスク
のチャッキング機構は、上記した課題を解決するため
に、ターンテーブルのディスク載置面の中心部に記録媒
体ディスクの中心孔を嵌合支持するチャックベースを突
設させ、該チャックベースに3個以上のチャックフィン
をチャックベースの半径方向に移動自在に設けると共
に、上記チャックフィンの一部がチャックベースの外周
面から突出するように弾発付勢する弾発部材を設け、上
記弾発部材は、チャックベースに設けられチャックフィ
ンを移動自在に配置した配置凹部の奥とチャックフィン
との間で縮設されるようにすると共に、一方の端部がチ
ャックフィンに該端部を囲むように設けられた配置部に
位置されるようにしたものである。
【0016】従って、本発明記録媒体ディスクのチャッ
キング機構にあっては、弾発部材はその一端部がチャッ
クフィンに該端部を囲むように設けられた配置部に位置
されてチャックフィンに連結されるので、その外形が大
きくなることがなく、かつ、チャックフィンに構造的に
弱くなる部分が生じることがない。
【0017】また、別の発明は、ターンテーブルのディ
スク載置面の中心部に記録媒体ディスクの中心孔を嵌合
支持するチャックベースを突設させ、該チャックベース
に3個以上のチャックフィンをチャックベースの半径方
向に移動自在に設けると共に、上記チャックフィンの一
部がチャックベースの外周面から突出するように弾発付
勢する弾発部材を設け、上記弾発部材を、チャックベー
スに設けられチャックフィンを移動自在に配置した配置
凹部の奥とチャックフィンとの間で縮設すると共に、一
方の端部をチャックフィンに一体的に結合したものであ
る。
【0018】従って、この発明にあっても、弾発部材の
外形が大きくなることがなく、かつ、チャックフィンに
構造的に弱くなる部分が生じることがない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明記録媒体ディスク
のチャッキング機構の実施の形態を添付図面を参照して
説明する。
【0020】なお、図示した実施の形態は、本発明をノ
ート型パーソナルコンピュータに搭載するCD−ROM
ドライブにおけるCD−ROMのチャッキング機構とし
て適用したものである。
【0021】そこで、先ず、CD−ROMドライブの概
要について図1乃至図3によって説明する。
【0022】CD−ROMドライブ1は上下に偏平で前
面に開口した外筐2を備え、該外筐2は下側のボトムシ
ャーシ3と該ボトムシャーシ3の上面に固定されたカバ
ー体4とから成り、このような外筐2に引出部5が収納
及び引出可能に支持される。
【0023】そして、ボトムシャーシ3の右側部には、
底上げされた張り出し部3aが形成されており、ボトム
シャーシがカバー体4により覆われたときに、上記張り
出し部3a以外の部分が空間6となって、トレイ7が収
納されるようになっている。
【0024】引出部5は合成樹脂製のトレイ7にベース
ユニット8が支持されて成る。なお、図示は省略する
が、引出部5の外筐に対する収納及び引出のために、引
出部5の側面部と外筐2の側部との間にスライド機構が
介挿されている。
【0025】トレイ7は平面形状で前後方向に長い長方
形の外形を有し、その幅は外筐2の空間6の幅より僅か
に小さく形成されている。
【0026】トレイ7の上面に記録媒体ディスクとして
のCD−ROM9を配置する円形の一部を為す凹部10
が形成され、該凹部10内にベースユニット8を上方へ
臨ませるための開口部11が形成されている。
【0027】また、トレイ7の前面には前面パネル12
が取り付けられる。前面パネル12は合成樹脂で横長の
板状に形成され、その左右方向の長さは上記外筐2の左
右方向の長さとほぼ同じになっている。
【0028】ベースユニット8は、シャーシ13に各種
部品が搭載されて構成されている。
【0029】すなわち、シャーシ13には、CD−RO
M9が載置されるターンテーブル14と、該ターンテー
ブル14を回転させるスピンドルモータ15と、CD−
ROM9に記録されている情報の読取を行う光ピックア
ップ16と、該光ピックアップ16をCD−ROM9の
半径方向に移動自在に支持するガイド軸17、18と、
光ピックアップ16を移動させるスレッドモータ19等
が搭載されている。
【0030】シャーシ13は、板金材料からなり、ゴム
ダンパー20、20、20を介してトレイ7の下面に支
持されている。
【0031】シャーシ13にはそのほとんどを占める大
きな開口部21が形成されている。該開口部21は左前
から右後方に向けて延びるほぼ長方形状を為し、その後
縁はほぼ左右方向に延びるように他の部分に対して傾斜
したピックアップ用開口部21aと、該ピックアップ用
開口部21aの後縁に連続しほぼ半円形を為すターンテ
ーブル用開口部21bと、ピックアップ用開口部21a
の右前方を向いた側縁のほぼ中央部に連続しほぼ半円強
の形状を為すスレッドモータ用開口部21cとが連続し
て形成されて成る。
【0032】そして、上記したターンテーブル14に本
発明が適用されている。
【0033】図4乃至図12は第1の実施の形態を示す
ものである。
【0034】ターンテーブル100(上記CD−ROM
ドライブ1におけるターンテーブル14に相当する。)
のディスク載置面101の中心部に、厚手の円盤状の外
形をしたチャックベース110が突設され、該チャック
ベース110の外周面111はターンテーブル100の
回転中心を中心とした円に沿う面とされている。
【0035】該チャックベース110には外周面111
に開口し奥に延びる配置凹部120が周方向に等間隔に
離間して3個形成されている。
【0036】配置凹部120は、下面に凸字状の開口を
有し、該凸字状の奥の幅狭の部分121が下方及び前方
に開口されたバネ受け凹部とされ、幅の広い部分122
が主凹部とされ、該主凹部122の上面はそのほぼ中央
の3分の1の部分122aが上方へ開口された上方開口
部とされ、該上方開口部122aはチャックベース11
0の外周面111にまで達している。上記主凹部122
の前側に連続した前凹部123は上記主凹部122の幅
と同じ幅を有し、下方が下面壁123aによって閉塞さ
れ、上記上方開口部122aによって上方に開口し、そ
の前面開口123bの形状は横長の矩形の底部の両側が
側方に行くに従って上方へ変位する円弧状を為すように
されている。
【0037】上記の如き配置凹部120内にチャックフ
ィン130が摺動自在に配置される。
【0038】チャックフィン130は正面、すなわち、
チャックベース110の外周面111に向かう方向から
見て横長の矩形をした厚手の板状を為す基部131と、
該基部131から前方へ突出した押え部132と、上記
基部131及び押え部132の上面の幅方向における中
央部に前後に亘って突設されると共に基部131の後端
よりやや後方まで突出した被案内部133と、上記基部
131の下端部の中央部から後方へ突出した後部突起1
34とが一体に形成されて成る。
【0039】上記押え部132は、その上面132aが
上方から見て基部131から前方へ突出した半円状を為
し、下面132bが側方から見て前方へ行くに従って上
方へ変位する円弧状を、かつ、正面から見て中央が最下
端に位置する円弧状を為し、その上面132aは基部1
31の上面と一致し、基部131側の下端は基部131
の下端よりやや上方に位置している。また、下面132
bの前端縁及び左右両端縁は上面132aと一致してい
る。
【0040】上記被案内部133は、その幅が上記配置
凹部120の上方開口部122aの幅と同じか僅かに小
さく形成され、前端部上面133aは前下がりに傾斜し
た傾斜面とされ、その前端縁は上記押え部132の上面
132aに一致している。さらに、該被案内部133の
後端部は上面から後面にかけて側方から見て円弧状を為
す曲面133bに形成されている。
【0041】また、基部131の下端部はその下面から
前面にかけて側方から見て円弧状を為す曲面131aに
形成され、さらに、基部131の上端部はその上面から
後面にかけて側方から見て円弧状を為す曲面131bに
形成されている。また、基部131の後面には位置決め
凹部131cが形成されている。
【0042】しかして、上記したチャックフィン130
がチャックベース110の配置凹部120内に移動自在
に配設される。すなわち、基部131が主凹部122内
において移動自在に配設され、押え部132が前凹部1
23を通してその先端部がチャックベース110の外周
面111から突出するように位置され、被案内部133
が上方開口部122aに摺動自在に係合される。
【0043】さらに、弾発部材としてコイルバネ140
が配置凹部120内において配置凹部120の奥面とチ
ャックフィン130の基部131との間で縮設される。
該コイルバネ140の一端部はチャックフィン130の
基部131の位置決め凹部131cに内嵌状に位置さ
れ、他端部は配置凹部120のバネ受け凹部121内に
内嵌状に位置され、これによって、コイルバネ140の
両端部の位置が安定する。
【0044】しかして、チャックフィン130にはコイ
ルバネ140によって配置凹部120から突出する方向
への移動力が付勢され、チャックフィン130の同方向
への移動は、基部131の前面が主凹部122の前凹部
123との境界面、すなわち、前凹部123の下面壁1
23aの主凹部122側の端面に当接することによって
阻止され、この状態で、押え部132の先端部がチャッ
クベース110の外周面111から突出する(図4参
照)。
【0045】そして、上記したようにチャックフィン1
30、130、130及びコイルバネ140、140、
140が各配置凹部120、120、120内に配置さ
れたチャックベース110がターンテーブル100のデ
ィスク載置面101の中心部に固定され、これによっ
て、配置凹部120、120、120の下面が閉塞され
て、チャックフィン130、130、130及びコイル
バネ140、140、140の配置凹部120、12
0、120からの脱落が防止される。
【0046】次に、CD−ROM9のチャッキングにつ
いて説明する。
【0047】CD−ROM9がその中心孔9aがチャッ
クベース110に位置合せされた状態でターンテーブル
100のディスク載置面101に近づくように移動され
てくると、中心孔9aの開口縁がチャックフィン13
0、130、130の被案内部133、133、133
の傾斜面133a、133a、133aに当接する(図
4参照)。
【0048】ここからさらに、CD−ROM9がディス
ク載置面101に近づくように移動すると、チャックフ
ィン130、130、130にはその先端部が下方へ移
動する方向への回動力が付勢され、基部131の下端部
が下面から前面にかけての曲面131a、131a、1
31aになっていると共に、基部131の上端部が上面
から後面にかけての曲面131b、131b、131b
になっていることから、チャックフィン130、13
0、130は下側の曲面131a、131a、131a
がターンテーブル100の上面を滑るようにして、ま
た、上側の曲面が主凹部122の天井面を滑るようにし
てコイルバネ140、140、140を圧縮しながらそ
の前端部が下方へ移動するように回動し(図11参
照)、これによって、CD−ROM9がディスク載置面
101に当接する位置まで移動することができる。
【0049】従来のように、チャックフィンがチャック
ベース内に引っ込むように移動してCD−ROMの通過
を許容する場合は、CD−ROMの移動方向に対して直
交する方向へチャックフィンを移動させることになり、
力の伝達ロスが大きく、従って、CD−ROMを強い力
でターンテーブルの方向へ移動させなければならない
が、上記のように、チャックフィン130、130、1
30が回動してCD−ROM9の移動を許容するように
することによって、より小さい力でCD−ROM9を移
動させるだけで、CD−ROM9をターンテーブル10
0にチャッキングさせることができる。
【0050】そして、CD−ROM9がターンテーブル
100のディスク載置面101に当接すると、チャック
フィン130、130、130はコイルバネ140、1
40、140によって付勢されている力によってその前
端部が上方へ移動するように回動し、かつ、その押え部
132、132、132の下面132b、132b、1
32bがCD−ROM9の中心孔9aの上側開口縁を押
圧してCD−ROM9をターンテーブル100のディス
ク載置面101に押し付け、チャッキングが完了する
(図12参照)。
【0051】CD−ROM9をターンテーブル100か
ら取り外すときは、図12に示すチャッキングされてい
る状態から、CD−ROM9をディスク載置面101か
ら離間する方向に移動させる。
【0052】すると、CD−ROM9の中心孔9aの開
口縁がチャックフィン130、130、130の押え部
132、132、132の下面132b、132b、1
32bを押圧し、これによって、チャックフィン13
0、130、130はコイルバネ140、140、14
0を縮設させながらチャックベース110内へ引っ込む
ように移動し、CD−ROM9のディスク載置面101
から離間する方向への移動を許容する(図13参照)。
【0053】そこで、CD−ROM9をディスク載置面
101から離間する方向へさらに移動させれば、CD−
ROM9をターンテーブル100から取り外すことがで
きる。
【0054】なお、CD−ROM9をターンテーブル1
00から取り外すときは、チャックフィン130、13
0、130は、基部131及び押え部132の上面13
2aがチャックベース110の上方開口部122a、1
22a、122aに隣接する上面部に当接していて、チ
ャッキング時のように回動することはない。これは、C
D−ROM9がターンテーブル100から離間する方向
へ移動するときに、チャックフィン130、130、1
30が回動してしまうと、CD−ROM9のチャッキン
グ状態が不安定になってしまうからである。
【0055】上記した第1の実施の形態にかかるCD−
ROMのチャッキング機構にあっては、コイルバネ14
0の一端部はチャックフィン130の基部131の後面
に形成された位置決め凹部131c内に位置されて該一
端部の位置決めが為されるので、従来のようにチャック
フィンeに形成された嵌合ピンhに外嵌されて位置決め
されるのに比較して、コイルバネ140の径を小さくす
ることができる。そして、コイルバネ140の径を小さ
くすることができれば、その分、該コイルバネ140が
配置される空間、すなわち、配置凹部120の大きさ、
特に、厚み方向の大きさを小さくすることができ、これ
を使用した装置、上記例では、CD−ROMドライブ1
の厚みを小さくすることができる。
【0056】図14乃至図21は本発明記録媒体ディス
クのチャッキング機構の第2の実施の形態を示すもので
ある。
【0057】ターンテーブル200(上記CD−ROM
ドライブ1におけるターンテーブル14に相当する。)
のディスク載置面201の中心部に、厚手の円盤状の外
形をしたチャックベース210が突設され、該チャック
ベース210の外周面211はターンテーブル200の
回転中心を中心とした円に沿う面とされている。
【0058】該チャックベース210には外周面211
に開口し奥に延びる配置凹部220が周方向に等間隔に
離間して3個形成されている。
【0059】配置凹部220は、下面に凸字状の開口を
有し、該凸字状の奥の幅狭の部分221が下方及び前方
に開口されたバネ受け凹部とされ、幅の広い部分222
が主凹部とされ、該主凹部222の上面はそのほぼ中央
の3分の1の部分222aが上方へ開口された上方開口
部とされ、該上方開口部222aはチャックベース21
0の外周面211にまで達している。上記主凹部222
の前側に連続した前凹部223は上記主凹部222の幅
と同じ幅を有し、下方が下面壁223aによって閉塞さ
れ、上記上方開口部222aによって上方に開口し、そ
の前面開口223bの形状は横長の矩形の底部の両側が
両側に行くに従って上方へ変位する円弧状を為すように
されている。
【0060】上記の如き配置凹部220内にチャックフ
ィン230が摺動自在に配置される。
【0061】チャックフィン230は正面、すなわち、
チャックベース210の外周面211に向かう方向から
見て横長の矩形をした厚手の板状を為す基部231と、
該基部231から前方へ突出した押え部232と、上記
基部231及び押え部232の上面の幅方向における中
央部に前後に亘って突設された被案内部233とが一体
に形成されて成る。
【0062】上記押え部232は、その上面232aが
上方から見て基部231から前方へ突出した半円状を為
し、下面232bが側方から見て前方へ行くに従って上
方へ変位する円弧状を為し、かつ、正面から見て中央が
最下端に位置する円弧状を為し、その上面232aは基
部231の上面と一致し、基部231側の下端は基部2
31の下端よりやや上方に位置している。また、下面2
32bの前端縁及び左右両端縁は上面232aと一致し
ている。
【0063】上記被案内部233は、その幅が上記配置
凹部220の上方開口部222aの幅と同じか僅かに小
さく形成され、前端部上面233aは前下がりに傾斜し
た傾斜面とされ、その前端縁は上記押え部232の上面
232aに一致している。さらに、該被案内部233の
後端部は上面から後面にかけて側方から見て円弧状を為
す曲面233bに形成されている。
【0064】そして、上記基部231の後面には位置決
め凹部231aが形成されている。
【0065】しかして、上記したチャックフィン230
がチャックベース210の配置凹部220内に移動自在
に配設される。すなわち、基部231が主凹部122内
において移動自在に配設され、押え部232が前凹部2
23を通してその先端部がチャックベース210の外周
面211から突出するように位置され、被案内部233
が上方開口部222aに摺動自在に係合される。
【0066】さらに、弾発部材としてコイルバネ240
が配置凹部220内において配置凹部220の奥面とチ
ャックフィン230の基部231との間で縮設される。
該コイルバネ240の一端部はチャックフィン230の
基部231の位置決め凹部231aに内嵌状に位置さ
れ、他端部は配置凹部220のバネ受け凹部221内に
内嵌状に位置され、これによって、コイルバネ240の
両端部の位置が安定する。
【0067】しかして、チャックフィン230にはコイ
ルバネ240によって配置凹部220から突出する方向
への移動力が付勢され、チャックフィン230の同方向
への移動は、基部231の前面が主凹部222の前凹部
223との境界面、すなわち、前凹部223の下面壁2
23aの主凹部222側の端面に当接することによって
阻止され、この状態で、押え部232の先端部がチャッ
クベース210の外周面211から突出する(図18参
照)。
【0068】そして、上記したようにチャックフィン2
30、230、230及びコイルバネ240、240、
240が各配置凹部220、220、220に配置され
たチャックベース210がターンテーブル200のディ
スク載置面201の中心部に固定され、これによって、
配置凹部220、220、220の下面が閉塞されて、
チャックフィン230、230、230及びコイルバネ
240、240、240の配置凹部220、220、2
20からの脱落が防止される。
【0069】次に、CD−ROM9のチャッキングにつ
いて説明する。
【0070】CD−ROM9がその中心孔9aがチャッ
クベース210に位置合せされた状態でターンテーブル
200のディスク載置面201に近づくように移動され
てくると、中心孔9aの開口縁がチャックフィン23
0、230、230の被案内部233、233、233
の傾斜面233a、233a、233aに当接する(図
19参照)。
【0071】ここからさらに、CD−ROM9がディス
ク載置面201に近づくように移動すると、チャックフ
ィン230、230、230には配置凹部220、22
0、220内へ引っ込む方向への移動力が付勢されるの
で、チャックフィン230、230、230は配置凹部
220、220、220内へ引っ込むように移動して、
CD−ROM9の通過を許容する(図20参照)。これ
によって、CD−ROM9がディスク載置面201に当
接する位置まで移動することができる。
【0072】そして、CD−ROM9がターンテーブル
200のディスク載置面201に当接すると、チャック
フィン230、230、230はコイルバネ240、2
40、240によって付勢されている力によってその前
端部が上方へ移動するように回動し、かつ、その押え部
232、232、232の下面232b、232b、2
32bがCD−ROM9の中心孔9aの上縁を押圧して
CD−ROM9をターンテーブル200のディスク載置
面201に押し付け、チャッキングが完了する(図21
参照)。
【0073】CD−ROM9をターンテーブル200か
ら取り外すときは、図21に示すチャッキングされてい
る状態から、CD−ROM9をディスク載置面201か
ら離間する方向に移動させる。
【0074】すると、CD−ROM9の中心孔9aの開
口縁がチャックフィン230、230、230の押え部
232、232、232の下面232b、232b、2
32bを押圧し、これによって、チャックフィン23
0、230、230はコイルバネ240、240、24
0を縮設させながらチャックベース210内へ引っ込む
ように移動し、CD−ROM9のディスク載置面201
から離間する方向への移動を許容する。
【0075】そこで、CD−ROM9をディスク載置面
201から離間する方向へさらに移動させれば、CD−
ROM9をターンテーブル200から取り外すことがで
きる。
【0076】上記した第2の実施の形態にかかるCD−
ROMのチャッキング機構にあっては、コイルバネ24
0の一端部はチャックフィン230の基部131に形成
された位置決め凹部131a内に内嵌状に位置されるの
で、従来のようにチャックフィンeに形成された嵌合ピ
ンhに外嵌されて位置決めされるのに比較して、コイル
バネ240の径を小さくすることができる。コイルバネ
240の径を小さくすることができれば、その分、該コ
イルバネ240が配置される空間、すなわち、配置凹部
220の大きさ、特に、厚み方向の大きさを小さくする
ことができ、これを使用した装置、上記例では、CD−
ROMドライブ1の厚みを小さくすることができる。
【0077】図22乃至図27は第3の実施の形態を示
すものである。
【0078】ターンテーブル300(上記CD−ROM
ドライブ1におけるターンテーブル14に相当する。)
のディスク載置面301の中心部に、厚手の円盤状の外
形をしたチャックベース310が突設され、該チャック
ベース310の外周面311はターンテーブル300の
回転中心を中心とした円に沿う面とされている。
【0079】尚、この第3の実施の形態におけるチャッ
クベース310、チャックフィン330及びコイルバネ
340は、何れも上記第2の実施に形態におけるチャッ
クベース210、チャックフィン230及びコイルバネ
240と同様のものであり、ただ、チャックフィン23
0とコイルバネ240とが一体化されている点で相違す
る。
【0080】該チャックベース310には外周面311
に開口し奥に延びる配置凹部320が周方向に等間隔に
離間して3個形成されている。
【0081】配置凹部320は、下面に凸字状の開口を
有し、該凸字状の奥の幅狭の部分321が下方及び前方
に開口されたバネ受け凹部とされ、幅の広い部分322
が主凹部とされ、該主凹部322の上面はそのほぼ中央
の3分の1の部分322aが上方へ開口された上方開口
部とされ、該上方開口部322aはチャックベース31
0の外周面311にまで達している。上記主凹部322
の前側に連続した前凹部323は上記主凹部322の幅
と同じ幅を有し、下方が下面壁323aによって閉塞さ
れ、上記上方開口部322aによって上方に開口し、そ
の前面開口323bの形状は横長の矩形の底部の両側が
円弧状を為すようにされている。
【0082】上記の如き配置凹部320内にチャックフ
ィン330が摺動自在に配置される。
【0083】チャックフィン330は正面、すなわち、
チャックベース310の外周面311に向かう方向から
見て横長の矩形をした厚手の板状を為す基部331と、
該基部331から前方へ突出した押え部332と、上記
基部331及び押え部332の上面の幅方向における中
央部に前後に亘って突設された被案内部333とが熱可
塑性合成樹脂により一体に形成されて成る。
【0084】上記押え部332は、その上面332aが
上方から見て基部331から前方へ突出した半円状を為
し、下面332bが側方から見て前方へ行くに従って上
方へ変位する円弧状を為し、かつ、正面から見て中央が
最下端に位置する円弧状を為し、その上面332aは基
部331の上面と一致し、基部331側の下端は基部3
31の下端よりやや上方に位置している。また、下面3
32bの前端縁及び左右両端縁は上面332aと一致し
ている。
【0085】上記被案内部333は、その幅が上記配置
凹部320の上方開口部322aの幅と同じか僅かに小
さく形成され、前端部上面333aは前下がりに傾斜し
た傾斜面とされ、その前端縁は上記押え部332の上面
332aに一致している。さらに、該被案内部333の
後端部は上面から後面にかけて側方から見て円弧状を為
す曲面333bに形成されている。
【0086】コイルバネ340がチャックフィン330
の後端部に一体的に結合されている。例えば、コイルバ
ネ340の一端部がチャックフィン330の基部331
の後面部中央部に埋設されている。コイルバネ340の
一端部をチャックフィン330の基部331に埋設する
には、例えば、インサート成形による。すなわち、チャ
ックフィン330の成形用金型内にコイルバネ340の
一端部を挿入しておき、その状態で、チャックフィン3
30の成形用合成樹脂材料を射出することによってチャ
ックフィン330とコイルバネ340とを一体化するこ
とができる。
【0087】しかして、上記したチャックフィン330
とコイルバネ340が一体化したものがチャックベース
310の配置凹部320内に配設される。すなわち、チ
ャックフィン330の基部331が主凹部322内にお
いて移動自在に配設され、押え部332が前凹部323
を通してその先端部がチャックベース310の外周面3
11から突出するように位置され、被案内部333が上
方開口部322aに摺動自在に係合される。
【0088】そして、コイルバネ340の他端部が配置
凹部320のバネ受け凹部321内に内嵌状に位置さ
れ、これによって、コイルバネ340は配置凹部320
の奥面とチャックフィン330との間で縮設された状態
となる。このコイルバネ340の縮設によって、チャッ
クフィン330にその前端が配置凹部320の前面開口
323bからチャックベース310外へと突出する方向
への移動力が付勢される。
【0089】そして、上記したようにチャックフィン3
30、330、330及びコイルバネ340、340、
340が各配置凹部320、320、320に配置され
たチャックベース310がターンテーブル300のディ
スク載置面301の中心部に固定され、これによって、
配置凹部320、320、320の下面が閉塞されて、
チャックフィン330、330、330及びコイルバネ
340、340、340の配置凹部320、320、3
20からの脱落が防止される。
【0090】そして、CD−ROM9のチャッキング動
作及びCD−ROM9のターンテーブル300からの取
外しは、上記第2の実施の形態におけると同様に為され
るので、その説明は省略する。
【0091】上記した第3の実施の形態にかかるCD−
ROMのチャッキング機構にあっては、コイルバネ34
0の一端部はチャックフィン330の基部331に埋設
状に結合されているので、従来のようにチャックフィン
eに形成された嵌合ピンhに外嵌されて位置決めされる
のに比較して、コイルバネ240の径を小さくすること
ができる。コイルバネ240の径を小さくすることがで
きれば、その分、該コイルバネ240が配置される空
間、すなわち、配置凹部220の大きさ、特に、厚み方
向の大きさを小さくすることができ、これを使用した装
置、上記例では、CD−ROMドライブ1の厚みを小さ
くすることができる。
【0092】さらに、コイルバネ340がチャックフィ
ン330に一体化されているので、従来2個であった部
品が1個になり、部品管理や、組付の作業が省力化さ
れ、コストの低減に寄与する。
【0093】尚、上記した各実施の形態においては、本
発明をCD−ROMドライブにおけるCD−ROMのチ
ャッキング機構として適用したものを示したが、本発明
はこのようなものに限らず、例えば、CD-R,DVD
等その他の記録媒体ディスクのチャッキング機構として
広く適用することができるものである。
【0094】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明記録媒体ディスクのチャッキング機構は、記
録媒体ディスクをそれを支持して回転させるターンテー
ブルに保持するためのチャッキング機構であって、ター
ンテーブルのディスク載置面の中心部に記録媒体ディス
クの中心孔を嵌合支持するチャックベースを突設させ、
該チャックベースに3個以上のチャックフィンをチャッ
クベースの半径方向に移動自在に設けると共に、上記チ
ャックフィンの一部がチャックベースの外周面から突出
するように弾発付勢する弾発部材を設け、上記弾発部材
は、チャックベースに設けられチャックフィンを移動自
在に配置した配置凹部の奥とチャックフィンとの間で縮
設されると共に、一方の端部がチャックフィンに該端部
を囲むように設けられた配置部に位置されたことを特徴
とするものである。
【0095】従って、本発明記録媒体ディスクのチャッ
キング機構にあっては、弾発部材はその一端部がチャッ
クフィンに該端部を囲むように設けられた配置部に位置
されてチャックフィンに連結されるので、その外形が大
きくなることがなく、かつ、チャックフィンに構造的に
弱くなる部分が生じることがない。
【0096】請求項2に記載した発明にあっては、上記
弾発部材をコイルバネとしたので、弾発部材の構成が容
易となる。
【0097】また、請求項3に記載された別の発明記録
媒体ディスクのチャッキング機構は、記録媒体ディスク
をそれを支持して回転させるターンテーブルに保持する
ためのチャッキング機構であって、ターンテーブルのデ
ィスク載置面の中心部に記録媒体ディスクの中心孔を嵌
合支持するチャックベースを突設させ、該チャックベー
スに3個以上のチャックフィンをチャックベースの半径
方向に移動自在に設けると共に、上記チャックフィンの
一部がチャックベースの外周面から突出するように弾発
付勢する弾発部材を設け、上記弾発部材は、チャックベ
ースに設けられチャックフィンを移動自在に配置した配
置凹部の奥とチャックフィンとの間で縮設されると共
に、一方の端部がチャックフィンに一体的に結合された
ことを特徴とする。
【0098】従って、この発明にあっては、弾発部材の
外形が大きくなることがなく、かつ、チャックフィンに
構造的に弱くなる部分が生じることがないと共に、チャ
ックフィンと弾発部材とが一体化されているので、部品
点数が少なくなり、その分、部品管理や組付の省力化が
可能となりコストの低減に寄与する。
【0099】そして、請求項4に記載した発明にあって
は、上記弾発部材をコイルバネとし、その一端部を合成
樹脂製のチャックフィンにインサート成形により埋設す
るようにしたので、弾発部材とチャックフィンとの一体
的な結合を容易に実現することができる。
【0100】尚、上記した各実施の形態において示した
各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際し
て行う具体化のほんの一例を示したものにすぎずこれら
によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されること
があってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1乃至図3は本発明記録媒体ディスクのチャ
ッキング機構を適用したCD−ROMの一例を示すもの
であり、本図は引出部を引き出した状態を示す斜視図で
ある。
【図2】概略分解斜視図である。
【図3】ベースユニットを示す拡大平面図である。
【図4】図5乃至図13と共に本発明記録媒体ディスク
のチャッキング機構の第1の実施の形態を示すものであ
り、本図はCD−ROMがターンテーブルに載置され始
める状態を一部を切り欠いて示す拡大側面図である。
【図5】1のチャックフィン及びコイルバネを除いた状
態で示すチャックベースの平面図である。
【図6】1のチャックフィン及びコイルバネを除いた状
態で示すチャックベースの底面図である。
【図7】図5のA視図である。
【図8】チャックフィンの拡大斜視図である。
【図9】チャックフィンの別の方向から見た拡大斜視図
である。
【図10】チャックフィンの拡大縦断面図である。
【図11】CD−ROMがチャッキングされる過程を示
す一部切欠き拡大側面図であり、本図は図4に続く状態
を示すものである。
【図12】CD−ROMがチャッキングされた状態を示
すものである。
【図13】CD−ROMがターンテーブルから取り外さ
れる途中の状態を示す一部切欠き拡大側面図である。
【図14】図15乃至図21と共に本発明記録媒体ディ
スクのチャッキング機構の第2の実施の形態を示すもの
であり、本図はチャックフィンと弾発部材の拡大斜視図
である。
【図15】チャックフィンと弾発部材の拡大縦断面図で
ある。
【図16】1のチャックフィン及びコイルバネを除いた
状態で示すチャックベースの拡大平面図である。
【図17】1のチャックフィン及びコイルバネを除いた
状態で示すチャックベースの拡大底面図である。
【図18】図16のXVIII-XVIII線に沿う断
面図である。
【図19】図20及び図21と共にCD−ROMがチャ
ッキングされる過程を示す一部切欠き拡大側面図であ
り、本図はCD−ROMの中心孔がチャックフィンに当
接した状態を示すものである。
【図20】図18に続く状態を示すものである。
【図21】CD−ROMがチャッキングされた状態を示
すものである。
【図22】図23乃至図27と共に本発明記録媒体ディ
スクのチャッキング機構の第3の実施の形態を示すもの
であり、本図は一部を切り欠いて示す拡大側面図であ
る。
【図23】チャックフィンと弾発部材の拡大斜視図であ
る。
【図24】チャックフィンと弾発部材の縦断面図であ
る。
【図25】1のチャックフィン及びコイルバネを除いた
状態で示すチャックベースの拡大平面図である。
【図26】1のチャックフィン及びコイルバネを除いた
状態で示すチャックベースの拡大底面図である。
【図27】図25のXXVII-XXVII線に沿う断
面図である。
【図28】図29及び図30と共に従来の記録媒体ディ
スクのチャッキング機構の一例を示す一部を切り欠いた
側面図であり、本図は記録媒体ディスクがチャッキング
される前の状態を示すものである。
【図29】図28に続く状態を示すものである。
【図30】記録媒体ディスクがチャッキングされた状態
を示すものである。
【符号の説明】
9…CD−ROM(記録媒体ディスク)、9a…中心
孔、14…ターンテーブル、100…ターンテーブル、
101…ディスク載置面、110…チャックベース、1
11…外周面、120…配置凹部、121…バネ受け凹
部(配置凹部の奥)、130…チャックフィン、131
c…位置決め凹部(配置部)、140…コイルバネ(弾
発部材)、200…ターンテーブル、201…ディスク
載置面、210…チャックベース、211…外周面、2
20…配置凹部、221…バネ受け凹部(配置凹部の
奥)、230…チャックフィン、231a…位置決め凹
部(配置部)、240…コイルバネ(弾発部材)、30
0…ターンテーブル、301…ディスク載置面、310
…チャックベース、311…外周面、320…配置凹
部、321…バネ受け凹部(配置凹部の奥)、330…
チャックフィン、340…コイルバネ(弾発部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体ディスクをそれを支持して回転
    させるターンテーブルに保持するためのチャッキング機
    構であって、 ターンテーブルのディスク載置面の中心部に記録媒体デ
    ィスクの中心孔を嵌合支持するチャックベースを突設さ
    せ、該チャックベースに3個以上のチャックフィンをチ
    ャックベースの半径方向に移動自在に設けると共に、上
    記チャックフィンの一部がチャックベースの外周面から
    突出するように弾発付勢する弾発部材を設け、 上記弾発部材は、チャックベースに設けられチャックフ
    ィンを移動自在に配置した配置凹部の奥とチャックフィ
    ンとの間で縮設されると共に、一方の端部がチャックフ
    ィンに該端部を囲むように設けられた配置部に位置され
    たことを特徴とする記録媒体のチャッキング機構。
  2. 【請求項2】 上記弾発部材がコイルバネであることを
    特徴とする請求項1に記載の記録媒体ディスクのチャッ
    キング機構。
  3. 【請求項3】 記録媒体ディスクをそれを支持して回転
    させるターンテーブルに保持するためのチャッキング機
    構であって、 ターンテーブルのディスク載置面の中心部に記録媒体デ
    ィスクの中心孔を嵌合支持するチャックベースを突設さ
    せ、該チャックベースに3個以上のチャックフィンをチ
    ャックベースの半径方向に移動自在に設けると共に、上
    記チャックフィンの一部がチャックベースの外周面から
    突出するように弾発付勢する弾発部材を設け、 上記弾発部材は、チャックベースに設けられチャックフ
    ィンを移動自在に配置した配置凹部の奥とチャックフィ
    ンとの間で縮設されると共に、一方の端部がチャックフ
    ィンに一体的に結合されたことを特徴とする記録媒体の
    チャッキング機構。
  4. 【請求項4】 上記弾発部材がコイルバネであり、その
    一端部が合成樹脂製のチャックフィンにインサート成形
    により埋設されたことを特徴とする請求項3に記載の記
    録媒体ディスクのチャッキング機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7849474B2 (en) 2007-01-18 2010-12-07 Nidec Corporation Motor having chucking device and disk driving apparatus including the same

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US6757238B2 (en) * 2000-12-20 2004-06-29 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Disc clamping device
US7849474B2 (en) 2007-01-18 2010-12-07 Nidec Corporation Motor having chucking device and disk driving apparatus including the same

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