JPH11305753A - 多階調フォント生成方法および生成装置、記録媒体 - Google Patents

多階調フォント生成方法および生成装置、記録媒体

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JPH11305753A
JPH11305753A JP10115643A JP11564398A JPH11305753A JP H11305753 A JPH11305753 A JP H11305753A JP 10115643 A JP10115643 A JP 10115643A JP 11564398 A JP11564398 A JP 11564398A JP H11305753 A JPH11305753 A JP H11305753A
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Torikatsu Nakazato
酉克 中里
Mamoru Yasumoto
護 安本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】階調にバラツキのない高品質な多階調フォント
をコストをかけずに得る。 【解決手段】マイクロコンピュータ13は、外部記憶装
置12に記憶されているビッマップフォントデータを読
み込み、多階調フォントデータの1画素分に相当する領
域のデータ値を抽出し、当該領域内の各画素のデータ値
に対して、当該領域内における画素の位置に対応した重
み付け係数をそれぞれ乗算し、当該各画素の乗算値を合
計した値である階調値を求めることで、多階調フォント
データの1画素分の階調値を決定する。そして、この処
理を多階調フォントデータの全画素について行うことで
生成した多階調フォントデータを、文字出力部14へ出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多階調フォント生成
方法および生成装置、記憶媒体に係り、詳しくは、画素
の濃淡による中間階調を用いて文字を表す多階調フォン
トの生成方法および生成装置、その生成方法をコンピュ
ータシステムに実行させるためのプログラムが記録され
たコンピュータで読み取り可能な記録媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータのディスプレイや家
庭用テレビジョンなどの表示装置に文字を表示したり、
プリンタなどの印字装置に文字を印字する際には、例え
ば、図9に示すように、24画素×24画素から成り、
1つの画素が白または黒の2値で表されるビットマップ
フォント(ビットマップパターン)が用いられている。
尚、図9において、黒画素については交差するハッチン
グを用いて表している。
【0003】ここで、文字の背景に相当する白画素をデ
ータ値「0」、文字の描線に相当する黒画素をデータ値
「1」とすると、図9に示すビットマップフォントは図
10に示すビットマップフォントデータ(ドットデー
タ)によって表される。しかし、ビットマップフォント
においては、図9に示すように画素数が少ない場合、文
字を構成する縦線部分および横線部分については高い文
字品質で表示できるのに対し、文字を構成する斜線部分
については画素単位で階段状のギザギザが生じるため文
字品質が低くなるという欠点があった。また、平仮名な
どの文字を構成する曲線部分についても、斜線部分と同
様に、画素単位で階段状のギザギザが生じるため文字品
質が低くなるという欠点があった。
【0004】そこで、画素の濃淡による中間階調を用い
て文字を表す多階調フォント(グレースケールフォン
ト)を利用することにより、文字品質を高める技術が注
目されている。中間階調を用いて文字に濃淡を付けると
文字がぼやけたように見えるが、文字を構成する斜線部
分や曲線部分に生じる画素単位の階段状のギザギザが目
立たなくなるため、文字が小さい場合には文章全体とし
て文字を見やすくすることができる。
【0005】そして、以下に例示するように、ビットマ
ップフォントから多階調フォントを生成する技術が種々
提案されている。 特開平6−162183号公報に記載の技術:白黒2
値で表現されている原画像を任意の縮尺で縮小して求め
られた変換画像のうち、着目変換画素の周囲の画素のデ
ータ値を加算した値を変換画素のデータ値として中間調
画像を得る。
【0006】特開平6−250633号公報に記載の
技術:ビットマップフォントデータ(ドットデータ)を
所定の領域毎に抽出し、領域毎にその領域内のビットマ
ップフォントデータの画素のうち、黒画素のデータ値の
合計を求め、その合計値に基づいて、当該領域における
多階調フォントのデータ値(階調値)を得る。
【0007】特開平8−7093号公報に記載の技
術:m画素×n画素(m,nは整数)のビットマップフ
ォントデータ(2値データ)から多階調フォントにおけ
る1画素分のデータ値(多値画像の1画素のデータ)を
得る際に、畳込みフィルタを用いる。ここで、畳込みフ
ィルタは、多階調フォントにおける画素のデータ値(多
値画像の画素データ)を記憶するテーブルを参照する。
または、畳込みフィルタの係数の設定を変更して、畳込
みフィルタから多階調フォントにおける画素のデータ値
を直接出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記またはの技術
を用いて、ビットマップフォントから多階調フォントを
生成した例を図11に示す。図11に示す多階調フォン
トは24画素×24画素で4階調から成る。ここで、白
画素をデータ値(階調値)「0」、黒画素をデータ値
「3」とし、データ値「1」を白に近い灰色、データ値
「2」を黒に近い灰色として、データ値「0」〜「3」
までを白から黒までの濃淡で表す場合、図11に示すビ
ットマップフォントは図12に示すビットマップフォン
トデータによって表される。尚、図11において、デー
タ値「3」に対応する画素については交差するハッチン
グを用い、データ値「2」に対応する画素については線
間隔の密なハッチングを用い、データ値「1」に対応す
る画素については線間隔の疎なハッチングを用いて表し
ている。
【0009】上記またはの技術を用いた場合、文字
を構成する横線と縦線とが交差する部分のデータ値は、
横線のデータ値と縦線のデータ値とを加算した値にな
る。そのため、当該交差部分の階調が高くなり、横線お
よび縦線の階調にバラツキが発生するために、文字品質
が低くなるという問題があった。
【0010】例えば、図12の部分Aに示すように、デ
ータ値「2」の横線とデータ値「1」の縦線の交差する
部分Bのデータ値は「3」になる。そのため、図11の
部分Aに示すように、部分Bが黒画素となることから、
横線および縦線の階調にバラツキが発生して文字の描線
が不自然になり、文字品質の低下を招くことになる。
【0011】また、上記の技術では、m画素×n画素
のビットマップフォントデータから多階調フォントにお
ける1画素分のデータ値を得る際に、m画素×n画素の
うち黒画素になっている部分のパターンを分け、各パタ
ーン毎に多階調フォントのデータ値を定義する必要があ
り、そのパターンは2(m×n)通りになる。例えば、3画
素×3画素のビットマップフォントデータの場合におけ
るパターンは512(=2(3×3))通りになり、4画素
×4画素のビットマップフォントデータの場合における
パターンは65536(=2(4×4))通りになる。
【0012】従って、上記の技術を用いた場合、パタ
ーンを分けて各パターン毎に多階調フォントのデータ値
を定義するのに大変な手間がかかることに加え、全ての
パターンを記憶装置に記憶させておくために膨大な記憶
容量が必要となり、コストアップが避けられないという
問題があった。
【0013】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、階調にバラツキのない
高品質な多階調フォントをコストをかけずに得ることに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、2値のデータ値で表されるビッマップフォントデー
タから、多値のデータ値である階調値で表される多階調
フォントデータの1画素分に相当する領域のデータ値を
抽出する領域抽出処理と、領域抽出処理にて抽出された
領域内の各画素の位置に対応した階調値を求めること
で、多階調フォントデータの1画素分の階調値を決定す
る階調値決定処理とを備えた多階調フォント生成方法を
その要旨とする。
【0015】請求項2に記載の発明は、2値のデータ値
で表されるビッマップフォントデータから、多値のデー
タ値である階調値で表される多階調フォントデータの1
画素分に相当する領域のデータ値を抽出する領域抽出処
理と、領域抽出処理にて抽出された領域内の各画素のデ
ータ値に対して、当該領域内における画素の位置に対応
した重み付け係数をそれぞれ乗算し、当該各画素の乗算
値を合計した値である階調値を求めることで、多階調フ
ォントデータの1画素分の階調値を決定する階調値決定
処理とを備えた多階調フォント生成方法をその要旨とす
る。
【0016】請求項3に記載の発明は、2値のデータ値
で表されるビッマップフォントデータから、多値のデー
タ値である階調値で表される多階調フォントデータの1
画素分に相当する領域のデータ値を抽出する領域抽出処
理と、領域抽出処理にて抽出された領域内の各画素のデ
ータ値に対して、当該領域内における画素の位置に対応
した重み付け係数をそれぞれ乗算し、当該各画素の乗算
値の合計である乗算合計値を求め、当該領域内における
所定位置の画素のデータ値に当該乗算合計値を乗算した
値である階調値を求めることで、多階調フォントデータ
の1画素分の階調値を決定する階調値決定処理とを備え
た多階調フォント生成方法をその要旨とする。
【0017】請求項4に記載の発明は、2値のデータ値
で表されるビッマップフォントデータから、多値のデー
タ値である階調値で表される多階調フォントデータの1
画素分に相当する領域のデータ値を抽出する領域抽出処
理と、領域抽出処理にて抽出された領域内のデータ値の
合計である第1の合計値を求める第1のデータ値算出処
理と、前記領域抽出処理にて抽出された領域内の各画素
のうち黒画素または白画素に対して、当該領域内で上下
左右方向に隣接する画素のデータ値の合計である第2の
合計値を各画素毎にそれぞれ求め、各画素の第2の合計
値の合計である第3の合計値を求める第2のデータ値算
出処理と、前記第1の合計値と第3の合計値とに基づい
て、前記領域抽出処理にて抽出した領域内の各画素の結
合度を算出する結合度算出処理と、結合度算出処理にて
算出された結合度に基づいて、前記領域抽出処理にて抽
出した領域の階調値を求めることで、多階調フォントデ
ータの1画素分の階調値を決定する階調値決定処理とを
備えた多階調フォント生成方法をその要旨とする。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の多階調フォント生成方法において、前記結合度算出処
理は、第3の合計値を第1の合計値で除算した値に第1
の重み付け係数を乗算して結合度を求める多階調フォン
ト生成方法をその要旨とする。
【0019】請求項6に記載の発明は、2値のデータ値
で表されるビッマップフォントデータから、多値のデー
タ値である階調値で表される多階調フォントデータの1
画素分に相当する領域のデータ値を抽出する領域抽出処
理と、領域抽出処理にて抽出された領域内のデータ値の
合計である第1の合計値を求める第1のデータ値算出処
理と、前記領域抽出処理にて抽出された領域内の各画素
のうち黒画素または白画素に対して、当該領域内で上下
左右方向に隣接する画素のデータ値の合計である第2の
合計値を各画素毎にそれぞれ求め、各画素の第2の合計
値の合計である第3の合計値を求める第2のデータ値算
出処理と、前記領域抽出処理にて抽出された領域内の各
画素のうち黒画素または白画素に対して、当該領域内で
斜め方向に隣接する画素のデータ値の合計である第4の
合計値を各画素毎にそれぞれ求め、各画素の第4の合計
値の合計である第5の合計値を求める第3のデータ値算
出処理と、前記第1の合計値と第3の合計値と第5の合
計値とに基づいて、前記領域抽出処理にて抽出した領域
内の各画素の結合度を算出する結合度算出処理と、結合
度算出処理にて算出された結合度に基づいて、前記領域
抽出処理にて抽出した領域の階調値を求めることで、多
階調フォントデータの1画素分の階調値を決定する階調
値決定処理とを備えた多階調フォント生成方法をその要
旨とする。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の多階調フォント生成方法において、前記結合度算出処
理は、第3の合計値を第1の合計値で除算した値に第1
の重み付け係数を乗算した値と、第5の合計値を第1の
合計値で除算した値に第2の重み付け係数を乗算した値
とを加算して結合度を求め、第1の重み付け係数は第2
の重み付け係数よりも大きな値に設定されている多階調
フォント生成方法をその要旨とする。
【0021】次に、請求項8〜14に記載の多階調フォ
ント生成装置は、それぞれ上記請求項1〜7に記載の多
階調フォント生成方法を実現するためのものであり、上
記各処理の動作を実現するために、上記各処理にそれぞ
れ対応した手段(領域抽出手段、第1〜第3のデータ値
算出手段、結合度算出手段、階調値決定手段)を備え
る。
【0022】従って、請求項8〜14に記載の発明によ
れば、それぞれ請求項1〜7に記載の発明と同様の効果
を得ることができる。次に、請求項15に記載の発明は
請求項1〜7のいずれか1項に記載の多階調フォント
生成方法をコンピュータシステムに実行させるためのプ
ログラムが記憶されたコンピュータで読み取り可能な記
録媒体を提供するものである。
【0023】つまり、請求項1〜7のいずれか1項に記
載の多階調フォント生成方法を実行する機能は、コンピ
ュータシステムで実行されるプログラムとして備えるこ
とができる。このようなプログラムの場合、例えば、半
導体メモリ,ハードディスク,フロッピーディスク,デ
ータカード(ICカード,磁気カードなど),光ディス
ク(CD−ROM,DVDなど),光磁気ディスク(M
Dなど),相変化ディスク,磁気テープなどのコンピュ
ータで読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じて
コンピュータシステムにロードして起動することにより
用いることができる。この他、ROMやバックアップR
AMをコンピュータで読み取り可能な記録媒体として前
記プログラムを記録しておき、このROMあるいはバッ
クアップRAMをコンピュータシステムに組み込んで用
いてもよい。
【0024】尚、以下に述べる発明の実施の形態におい
て、特許請求の範囲または課題を解決するための手段に
記載の「領域抽出処理(手段)」はマイクロコンピュー
タ13におけるS102の処理に該当し、同じく「第1
のデータ値算出処理(手段)」はマイクロコンピュータ
13におけるS103の処理に該当し、同じく「第2の
データ値算出処理(手段)」はマイクロコンピュータ1
3におけるS104の処理に該当し、同じく「第3のデ
ータ値算出処理(手段)」はマイクロコンピュータ13
におけるS105の処理に該当し、同じく「結合度算出
処理(手段)」はマイクロコンピュータ13におけるS
106の処理に該当し、同じく「階調値決定処理(手
段)」はマイクロコンピュータ13におけるS107お
よびS108の処理に該当し、記録媒体は外部記憶装置
12に該当する。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化した第1実施形態を図面と共に説明する。図1
は、本実施形態の多階調フォント生成装置11の概略構
成を表すブロック図である。
【0026】多階調フォント生成装置11は、外部記憶
装置12、マイクロコンピュータ13,文字出力部14
から構成されている。外部記憶装置12には、マイクロ
コンピュータ13を動作させるためのプログラム命令
と、文字毎のビッマップフォントデータ(ドットデー
タ)と、後述する重み付け係数i,jと、後述する結合
度Tと階調値Rとの変換テーブルとが記憶されている。
尚、外部記憶装置12は、半導体メモリ,ハードディス
ク,フロッピーディスク,データカード(ICカード,
磁気カードなど),光ディスク(CD−ROM,DVD
など),光磁気ディスク(MDなど),相変化ディス
ク,磁気テープなどの記録媒体を利用する一般的なコン
ピュータの記憶装置から構成されており、必要なデータ
を記録可能であればどのような記録媒体を用いてもよ
い。
【0027】マイクロコンピュータ13は、I/O回
路,CPU,ROM,RAMを内蔵する周知の構成であ
り、外部記憶装置12に記憶されているプログラム命令
をI/O回路を介して内蔵RAMにロードして起動す
る。そして、マイクロコンピュータ13は、I/O回路
を介して入力される外部記憶装置12から読み出された
ビットマップフォントデータに基づいて、後述するよう
に、内蔵ROMにロードされたプログラム命令を順次実
行し、当該ビットマップフォントデータから多階調フォ
ントデータ(グレースケールフォントデータ)を生成す
る。
【0028】文字出力部14は、マイクロコンピュータ
13の生成した多階調フォントデータに対応して多階調
フォント(グレースケールフォント)による文字を出力
する。尚、文字出力部14は、具体的には、コンピュー
タのディスプレイや家庭用テレビジョンなどの文字を表
示する表示装置、プリンタなどの文字を印字する印字装
置などから構成される。
【0029】次に、マイクロコンピュータ13が実行す
る処理の詳細を、図2に示すフローチャートを用いて説
明する。尚、本実施形態では、72画素×72画素で白
黒2値のビットマップフォントから、24画素×24画
素で4階調から成る多階調フォントを生成する。
【0030】まず、ステップ(以下、Sという)101
において、外部記憶装置12からビットマップフォント
データを読み込む。図3に例示するように、外部記憶装
置12に記憶されているビットマップフォントデータ
は、72画素×72画素から成り、文字の背景に相当す
る白画素をデータ値「0」、文字の描線に相当する黒画
素をデータ値「1」として表されている。
【0031】図4に、図3に示すビットマップフォント
データに対応するビットマップフォント(ビットマップ
パターン)を示す。尚、図4において、黒画素について
は交差するハッチングを用いて表している。次に、S1
02において、72画素×72画素から成るビットマッ
プフォントデータから、3画素×3画素から成る領域の
データ値を抽出する。この抽出した3画素×3画素から
成る領域が、24画素×24画素から成る多階調フォン
トの1画素に相当する。
【0032】ここで、マイクロコンピュータ13の処理
が開始されて最初にS102に移行した場合には、ビッ
トマップフォントデータの左上端部の3画素×3画素か
ら成る領域を抽出する。つまり、図3に示すように、
(X1,Y1),(X2,Y1),(X3,Y1),
(X1,Y2),(X2,Y2),(X3,Y2),
(X1,Y3),(X2,Y3),(X3,Y3)の9
画素のデータ値を抽出する。
【0033】次に、S103において、抽出した領域内
の画素のデータ値の合計値(以下、第1の合計値とい
う)Jを求める。図3に示す例では、(X1,Y1),
(X2,Y1),(X3,Y1),(X1,Y2),
(X2,Y2),(X3,Y2),(X1,Y3),
(X2,Y3),(X3,Y3)の9画素のうち、デー
タ値「1」の画素(黒画素)は(X2,Y1),(X
3,Y1),(X2,Y2),(X3,Y2),(X
3,Y3)の5画素であり、残りの画素のデータ値は
「0」であるため、第1の合計値J=5となる。
【0034】次に、S104において、抽出した領域内
の各画素のうちデータ値「1」の各画素(黒画素)に対
して、当該領域内で上下左右方向に隣接する画素のデー
タ値の合計値(以下、第2の合計値という)kを各画素
毎にそれぞれ求め、各画素の第2の合計値kを合計した
値(以下、第3の合計値という)Kを求める。尚、任意
の画素に対して「上下左右方向に隣接する画素」とは、
画素が矩形の場合、任意の画素に対して辺で接する画素
を指す。
【0035】図3に示す例では、データ値「1」の画素
である(X2,Y1)に対して、上下左右方向に隣接す
る画素は、(X1,Y1),(X3,Y1),(X2,
Y2)の3画素であり、これらの画素のデータ値の合計
値(第2の合計値)k1=2となる。また、データ値
「1」の画素である(X3,Y1)に対して、上下左右
方向に隣接する画素は、(X2,Y1),(X3,Y
2)の2画素であり、これらの画素のデータ値の合計値
(第2の合計値)k2=2となる。また、データ値
「1」の画素である(X2,Y2)に対して、上下左右
方向に隣接する画素は、(X2,Y1),(X1,Y
2),(X3,Y2),(X2,Y3)の4画素であ
り、これらの画素のデータ値の合計値(第2の合計値)
k3=2となる。また、データ値「1」の画素である
(X3,Y2)に対して、上下左右方向に隣接する画素
は、(X3,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3)
の3画素であり、これらの画素のデータ値の合計値(第
2の合計値)k4=3となる。また、データ値「1」の
画素である(X3,Y3)に対して、上下左右方向に隣
接する画素は、(X3,Y2),(X2,Y3)の2画
素であり、これらの画素のデータ値の合計値(第2の合
計値)k5=1となる。従って、第3の合計値K=k1
+k2+k3+k4+k5=10となる。
【0036】次に、S105において、抽出した領域内
の各画素のうちデータ値「1」の各画素(黒画素)に対
して、当該領域内で斜め方向に隣接する画素のデータ値
の合計値(以下、第4の合計値という)lを各画素毎に
それぞれ求め、各画素の第4の合計値lを合計した値
(以下、第5の合計値という)Lを求める。尚、任意の
画素に対して「斜め方向に隣接する画素」とは、画素が
矩形の場合、任意の画素に対して頂点で接する画素を指
す。
【0037】図3に示す例では、データ値「1」の画素
である(X2,Y1)に対して、斜め方向に隣接する画
素は、(X1,Y2),(X3,Y2)の2画素であ
り、これらの画素のデータ値の合計値(第4の合計値)
l1=1となる。また、データ値「1」の画素である
(X3,Y1)に対して、斜め方向に隣接する画素は、
(X2,Y2)の1画素であり、第4の合計値l2=1
となる。また、データ値「1」の画素である(X2,Y
2)に対して、斜め方向に隣接する画素は、(X1,Y
1),(X3,Y1),(X1,Y3),(X3,Y
3)の4画素であり、これらの画素のデータ値の合計値
(第4の合計値)l3=2となる。また、データ値
「1」の画素である(X3,Y2)に対して、斜め方向
に隣接する画素は、(X2,Y1),(X2,Y3)の
2画素であり、これらの画素のデータ値の合計値(第4
の合計値)l4=1となる。また、データ値「1」の画
素である(X3,Y3)に対して、斜め方向に隣接する
画素は、(X2,Y2)の1画素であり、第4の合計値
l5=1となる。従って、第5の合計値L=l1+l2
+l3+l4+l5=6となる。
【0038】次に、S106において、外部記憶装置1
2から各重み付け係数i,jを読み込む。そして、各重
み付け係数i,jとS103〜S105にて求めた各合
計値J,K,Lとを式(1)に代入することにより、抽
出した領域内の各画素の結合度Tを求める。
【0039】T=i(K/J)+j(L/J) …
……(式1) ここで、重み付け係数iは0を除く実数、重み付け係数
jは0を含む実数である。そして、係数iを係数jより
も大きな値(i>j)に設定することで、左右上下方向
に隣接する画素に対する重み付けを、斜め方向に隣接す
る画素に対する重み付けよりも大きく設定する。
【0040】次に、S107において、外部記憶装置1
2から結合度Tと階調値Rとの変換テーブルを読み込
む。次に、S108において、結合度Tと階調値Rとの
変換テーブルを用いて、S105にて求めた結合度Tに
対応する階調値Rを求める。その結果、S102にて抽
出した3画素×3画素の領域(多階調フォントの1画素
の領域)に対する多階調フォントの階調値(データ値)
が決定される。
【0041】図5に、結合度Tと階調値Rとの変換テー
ブルの例を示す。多階調フォントは4階調から成り、白
画素をデータ値(階調値)「0」、黒画素をデータ値
「3」とし、データ値「1」を白に近い灰色、データ値
「2」を黒に近い灰色として、データ値「0」〜「3」
までを白から黒までの濃淡で表している。そして、結合
度Tが定数t1以下の場合の階調値R=0,結合度Tが
t1より大きく定数t2より小さい場合の階調値R=
1、結合度Tが定数t2以上で定数t3より小さい場合
の階調値R=2、結合度Tが定数t3以上の場合の階調
値R=3とする。尚、各定数t1〜t3は整数である。
【0042】次に、S109において、ビットマップフ
ォントデータの全ての領域に対してS102〜S108
の処理が終了したか否かを判定し、全ての領域に対して
処理が終了していればS109へ移行し、処理が終了し
ていない領域があればS102へ戻る。
【0043】ここで、マイクロコンピュータ13の処理
が開始されて最初にS108に移行した場合にはS10
2へ戻る。そして、S102において、前回のルーチン
で抽出した領域の右隣の3画素×3画素から成る領域の
データ値を抽出する。つまり、図3に示すように、(X
4,Y1),(X5,Y1),(X6,Y1),(X
4,Y2),(X5,Y2),(X6,Y2),(X
4,Y3),(X5,Y3),(X6,Y3)の9画素
から成る領域のデータ値を抽出する。この抽出した領域
に対してS103〜S108の処理を行う。
【0044】このようにして、(X70,Y1),(X
71,Y1),(X72,Y1),(X70,Y2),
(X71,Y2),(X72,Y2),(X70,Y
3),(X71,Y3),(X72,Y3)の9画素か
ら成る領域までS103〜S108の処理が終了した
ら、次は、(X1,Y4),(X2,Y4),(X3,
Y4),(X1,Y5),(X2,Y5),(X3,Y
6),(X1,Y4),(X2,Y5),(X3,Y
6)の9画素から成る領域に対してS103〜S108
の処理を行う。
【0045】以上のように、72画素×72画素から成
るビットマップフォントデータから、3画素×3画素か
ら成る領域を抽出する操作を、右上端部から水平方向に
左上端部まで順次行ったら、次に、抽出し終えた領域の
下側に隣接する部分について、右端部から水平方向に左
端部まで順次行い、これを垂直方向に繰り返し行う。
【0046】そして、(X70,Y70),(X71,
Y70),(X72,Y70),(X70,Y71),
(X71,Y71),(X72,Y71),(X70,
Y72),(X71,Y72),(X72,Y72)の
9画素から成る領域までS103〜S108の処理が終
了したら、ビットマップフォントデータの全ての領域に
対してS102〜S108の処理が終了したことにな
る。
【0047】その結果、72画素×72画素で白黒2値
から成るビットマップフォントデータから、24画素×
24画素で4階調から成る多階調フォントデータが生成
される。次に、S110において、生成した多階調フォ
ントデータを文字出力部14へ出力する。
【0048】以上詳述したように、本実施形態において
は、S103〜S105の処理で求めた各合計値J,
K,Lと重み付け係数i,jとに基づいて、S106に
て式(1)により、S102にて抽出した領域内の各画
素の結合度Tを求める。そして、S108にて結合度T
に対応する階調値Rを求める。
【0049】ここで、第1の合計値Jは抽出した領域内
の画素のデータ値の合計である。また、第3の合計値K
は、抽出した領域内の各画素のうちデータ値「1」の各
画素(黒画素)に対して、当該領域内で上下左右方向に
隣接する画素のデータ値の第2の合計値kを各画素毎に
それぞれ求め、各画素の第2の合計値kを合計した値で
ある。そして、第5の合計値Lは、抽出した領域内の各
画素のうちデータ値「1」の各画素(黒画素)に対し
て、当該領域内で斜め方向に隣接する画素のデータ値の
第4の合計値lを各画素毎にそれぞれ求め、各画素の第
4の合計値lを合計した値である。
【0050】画素が矩形の場合、任意の画素に対して上
下左右方向に隣接する(辺で接する)画素は、当該任意
の画素に対して斜め方向に隣接する(頂点で接する)画
素に比べて、当該任意の画素に近い位置にある。そのた
め、式(1)において、第3の合計値Kを第1の合計値
Jで除算した値に重み付け係数iを乗算した項(=i
(K/J))と、第5の合計値Lを第1の合計値Jで除
算した値に重み付け係数jを乗算した項(=j(L/
J))とを加算して結合度Tを求める際に、係数iを係
数jよりも大きな値(i>j)に設定することで、左右
上下方向に隣接する画素に対する重み付けを、斜め方向
に隣接する画素に対する重み付けよりも大きく設定する
ことができる。
【0051】つまり、画素が矩形の場合、近い位置にあ
る画素に対する重み付けを、遠い位置にある画素に対す
る重み付けよりも大きく設定することができる。その結
果、文字を構成する横線と縦線とが交差する部分のデー
タ値(階調値R)が高くなるのを防止することが可能に
なり、横線および縦線の階調にバラツキが発生しなくな
るため、文字品質を高めることができる。
【0052】ところで、前記の技術においては、本実
施形態のS103に相当する処理は行うものの、S10
4〜S108の各処理については行わないため、前記し
たように、文字を構成する横線と縦線とが交差する部分
のデータ値(階調値)が高くなり、横線および縦線の階
調にバラツキが発生する。
【0053】図6に、本実施形態を用いて生成した24
画素×24画素で4階調から成る多階調フォントデータ
を例示する。また、図7に、図6に示す多階調フォント
データに対応する多階調フォントを示す。尚、図7にお
いて、データ値「3」に対応する画素については交差す
るハッチングを用い、データ値「2」に対応する画素に
ついては線間隔の密なハッチングを用い、データ値
「1」に対応する画素については線間隔の疎なハッチン
グを用いて表している。
【0054】例えば、図6の部分Aに示すように、デー
タ値「2」の横線とデータ値「1」の縦線の交差する部
分Bのデータ値は「2」になる。そのため、図7の部分
Aに示すように、部分Bが黒に近い灰色の画素となるこ
とから、横線および縦線の階調にバラツキが発生するこ
とはなく文字の描線が自然になり、高い文字品質を得る
ことができる。
【0055】本実施形態により如何に高い文字品質を得
られるかは、例えば、図11(前記またはの技術を
用いた場合)の部分Aと図7の部分Aとを比べれば明ら
かである。また、本実施形態においては、前記の技術
のようにパターンを分けて各パターン毎に多階調フォン
トのデータ値を定義するのではなく、外部記憶装置12
には、マイクロコンピュータ13のプログラム命令と、
ビットマップフォントデータと、各重み付け係数i,j
と、結合度Tと階調値Rとの変換テーブルとを記憶させ
ておくだけでよい。そのため、外部記憶装置12に膨大
な記憶容量を必要としない。従って、本実施形態によれ
ば、外部記憶装置12に大きなコストをかけることな
く、階調にバラツキのない高品質な多階調フォントを得
ることができる。尚、各重み付け係数i,jは、様々な
文字について実際に多階調フォントを生成する実験によ
り最適な値に設定すればよい。
【0056】また、S108にて変換テーブルを用いて
結合度Tに対応する階調値Rを求める際に使用される各
定数t1〜t3についても、様々な文字について実際に
多階調フォントを生成する実験により最適な値に設定す
ることで、多階調フォントを用いながらも文字のぼやけ
を少なくして文字を見やすくすることができる。
【0057】(第2実施形態)次に、本発明を具体化し
た第2実施形態を図面と共に説明する。第2実施形態の
多階調フォント生成装置の概略構成は、図1に示す第1
実施形態のそれと同じである。
【0058】第2実施形態において、第1実施形態と異
なるのは以下の点である。 (1)外部記憶装置12には、マイクロコンピュータ1
3を動作させるためのプログラム命令と、文字毎のビッ
マップフォントデータと、3画素×3画素から成る領域
内における各画素の位置にそれぞれ対応した各重み付け
係数とが記憶されている。
【0059】(2)マイクロコンピュータ13が実行す
る処理において、図2に示すフローチャートのS103
〜S108の処理が以下に述べる処理に置き換えられて
いる。すなわち、マイクロコンピュータ13は、S10
2にてビットマップフォントデータにおける3画素×3
画素から成る領域のデータ値を抽出したら、次に、抽出
した領域内の各画素のデータ値に対して、領域内におけ
る画素の位置に対応した重み付け係数をそれぞれ乗算
し、当該各画素の乗算値を合計した値を階調値Rとす
る。そして、S109へ移行する。
【0060】つまり、図8に示すように、抽出した3画
素×3画素から成る領域内の9つの画素[(Xa,Y
a),(Xb,Ya),(Xc,Ya),(Xa,Y
b),(Xb,Yb),(Xc,Yb),(Xa,Y
c),(Xb,Yc),(Xc,Yc)]について、各
画素のデータ値をr(Xa,Ya),r(Xb,Y
a),r(Xc,Ya),r(Xa,Yb),r(X
b,Yb),r(Xc,Yb),r(Xa,Yc),r
(Xb,Yc),r(Xc,Yc)とした場合、各画素
に対して、領域内における画素の位置に対応した重み付
け係数[w(Xa,Ya),w(Xb,Ya),w(X
c,Ya),w(Xa,Yb),w(Xb,Yb),w
(Xc,Yb),w(Xa,Yc),w(Xb,Y
c),w(Xc,Yc)]を予め設定しておく。する
と、階調値Rは式(2)により求められる。
【0061】 R=w(Xa,Ya)・r(Xa,Ya) +w(Xb,Ya)・r(Xb,Ya) +w(Xc,Ya)・r(Xc,Ya) +w(Xa,Yb)・r(Xa,Yb) +w(Xb,Yb)・r(Xb,Yb) +w(Xc,Yb)・r(Xc,Yb) +w(Xa,Yc)・r(Xa,Yc) +w(Xb,Yc)・r(Xb,Yc) +w(Xc,Yc)・r(Xc,Yc) ………(式2) ちなみに、図3に示す例において、(X1,Y1),
(X2,Y1),(X3,Y1),(X1,Y2),
(X2,Y2),(X3,Y2),(X1,Y3),
(X2,Y3),(X3,Y3)の9画素のデータ値を
抽出した場合、階調値Rは式(3)により求められる。
【0062】 R=w(Xb,Ya)+w(Xc,Ya)+w(Xb,Yb) +w(Xc,Yb)+w(Xc,Yc) ………(式3) 従って、第2実施形態においては、領域内における画素
の位置に対応した重み付け係数を最適に設定することに
より、文字を構成する横線と縦線とが交差する部分のデ
ータ値(階調値R)が高くなるのを防止することが可能
になり、横線および縦線の階調にバラツキが発生しなく
なるため、文字品質を高めることができる。また、第2
実施形態においても、第1実施形態と同様に、外部記憶
装置12に膨大な記憶容量を必要としないため、外部記
憶装置12に大きなコストをかけることなく、階調にバ
ラツキのない高品質な多階調フォントを得ることができ
る。
【0063】尚、3画素×3画素から成る領域内におけ
る各画素の位置にそれぞれ対応した各重み付け係数は、
様々な文字について実際に多階調フォントを生成する実
験によりそれぞれ最適な値に設定すればよい。 (第3実施形態)次に、第2実施形態を一部変更した第
3実施形態について説明する。
【0064】第3実施形態において、マイクロコンピュ
ータ13は、S102にてビットマップフォントデータ
における3画素×3画素から成る領域のデータ値を抽出
したら、次に、抽出した領域内の各画素のデータ値に対
して、領域内における画素の位置に対応した重み付け係
数をそれぞれ乗算し、当該各画素の乗算値を合計した値
(以下、第6の合計値という)Eを求め、領域内におけ
る所定位置の画素のデータ値に第6の合計値Eを乗算し
た値を階調値R´とする。そして、S109へ移行す
る。
【0065】つまり、図8に示すように、抽出した3画
素×3画素から成る領域内の9つの画素と、そのデータ
値と、領域内における画素の位置に対応した重み付け係
数とを設定した場合、第6の合計値Eは式(2)に示す
階調値Rと等しくなる。そして、領域内における所定位
置の画素として、中心位置にある画素(Xb,Yb)を
設定した場合、階調値R´は式(4)により求められ
る。
【0066】 R´=r(Xb,Yb)・E=r(Xb,Yb)・R ………(式4) ちなみに、図3に示す例において、(X1,Y1),
(X2,Y1),(X3,Y1),(X1,Y2),
(X2,Y2),(X3,Y2),(X1,Y3),
(X2,Y3),(X3,Y3)の9画素のデータ値を
抽出した場合、中心位置にある画素(X2,Y2)のデ
ータ値は「1」であるため、階調値R´は式(3)に示
す階調値Rと等しくなる。
【0067】また、図3に示す例において、(X1,Y
4),(X2,Y4),(X3,Y4),(X1,Y
5),(X2,Y5),(X3,Y5),(X1,Y
6),(X2,Y6),(X3,Y6)の9画素のデー
タ値を抽出した場合、中心位置にある画素(X2,Y
5)のデータ値は「0」であるため、階調値R´=0と
なる。
【0068】従って、第3実施形態においては、領域内
における画素の位置に対応した重み付け係数を最適に設
定すると共に、前記所定位置の画素として最適な位置の
画素を設定することにより、第2実施形態と同様の作用
および効果を得ることができる。
【0069】尚、本発明は上記各実施形態に限定される
ものではなく、以下のように変更してもよく、その場合
でも、上記各実施形態と同様の作用および効果を得るこ
とができる。 [1]上記各実施形態では外部記憶装置12にビットマ
ップフォントデータを記憶させていたが、ベクトルフォ
ントのデータを外部記憶装置12にベクトルフォントの
データを記憶させておくようにしてもよい。尚、ベクト
ルフォントとは、アウトラインフォントやストロークフ
ォントなどの文字の輪郭の座標データで文字の形状を表
したものである。
【0070】この場合、マイクロコンピュータ13は、
外部記憶装置12からベクトルフォントのデータを読み
込み、そのベクトルフォントのデータからビットマップ
フォントデータを生成した後に、上記S102へ移行す
る。尚、ベクトルフォントのデータから72画素×72
画素のビットマップフォントデータを一度に生成しても
よいが、ベクトルフォントのデータから72画素×72
画素のビットマップフォントにおける3画素×3画素か
ら成る領域単位でデータ値を生成するようにしてもよ
い。つまり、S102にて抽出する3画素×3画素から
成る領域分ずつ、ベクトルフォントのデータからビット
マップフォントデータを生成するようにしてもよい。
【0071】[2]上記各実施形態では生成した多階調
フォントデータを文字出力部14へ出力したが、生成し
た多階調フォントデータを外部記憶装置12に記憶させ
て保存するようにしてもよい。 [3]上記各実施形態では4階調から成る多階調フォン
トを生成したが、3階調または5階調以上の階調値から
成る多階調フォントを生成する場合に適用してもよい。
【0072】[4]上記各実施形態では文字の背景を白
画素で表すと共に文字の描線を黒画素で表すようにした
が、文字の背景を黒画素で表すと共に文字の描線を白画
素で表すことにより、白抜き文字(白黒反転文字)を生
成する場合に適用してしてもよい。
【0073】また、文字の背景を任意の階調値で表すよ
うにしてもよく、例えば、文字の背景を白に近い灰色で
あるデータ値(階調値)「1」で表し、黒画素をデータ
値「3」で表すことにより、3階調から成る多階調フォ
ントを実現してもよい。 [5]上記各実施形態では72画素×72画素のビット
マップフォントから24画素×24画素の多階調フォン
トを生成したが、M画素×N画素のビットマップフォン
トからP画素×Q画素の多階調フォントを生成するよう
にしてもよい。
【0074】この場合、S102においては、M画素×
N画素から成るビットマップフォントデータから、m画
素×n画素から成る領域のデータ値を抽出する。この抽
出したm画素×n画素から成る領域が、P画素×Q画素
から成る多階調フォントの1画素に相当する。
【0075】ここで、M,N,P,Qは正の整数であ
り、M,PおよびN,Qの間には式(5)(6)に示す
関係がある。また、m,nは式(7)に示す条件を満た
す必要がある。 M=m・P ………(式5) N=n・Q ………(式6) m・n≧2 ………(式7) ちなみに、上記各実施形態は、M=N=72、P=Q=
24、m=n=3の場合に相当する。
【0076】尚、第1実施形態において、m画素または
n画素の一方が「1」の場合(m=1またはn=1)に
は、抽出した領域内で斜め方向に隣接する画素が存在し
ないため、S105の処理を省くことになる。S105
の処理を省いた場合には、斜め方向に隣接する画素に対
する重み付けを施すことができないため、第1実施形態
に比べれば品質が劣るものの、従来の形態に比べればは
るかに高品質な多階調フォントを得ることができる。
【0077】ところで、第1実施形態において、重み付
け係数j=0に設定した場合についても、前記のS10
5の処理を省いた場合と同様に、斜め方向に隣接する画
素に対する重み付けを施すことができなくなる。[6]
第1実施形態では変換テーブルを用いて結合度Tに対応
する階調値Rを求めるようにしたが、予め設定しておい
た計算式を用いて結合度Tに対応する階調値Rを求める
ようにしてもよい。つまり、結合度Tに対応する階調値
Rは、変換テーブルを用いて表してもよく、関数を用い
て表してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1〜第3実施形態の概略
構成を表すブロック図。
【図2】第1実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図3】第1〜第3実施形態で用いられるビットマップ
フォントデータを表す説明図。
【図4】第1〜第3実施形態で用いられるビットマップ
フォントを表す説明図。
【図5】第1実施形態で用いられる変換テーブルを表す
説明図。
【図6】第1実施形態を用いて生成した多階調フォント
データを表す説明図。
【図7】第1実施形態を用いて生成した多階調フォント
を表す説明図。
【図8】第2および第3実施形態の動作を説明するため
の説明図。
【図9】従来の形態で用いられるビットマップフォント
を表す説明図。
【図10】従来の形態で用いられるビットマップフォン
トデータを表す説明図。
【図11】従来の形態を用いて作成した多階調フォント
を表す説明図。
【図12】従来の形態を用いて作成した多階調フォント
データを表す説明図。
【符号の説明】
11…多階調フォント生成装置 12…外部記憶装置 13…マイクロコンピュータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値のデータ値で表されるビッマップフ
    ォントデータから、多値のデータ値である階調値で表さ
    れる多階調フォントデータの1画素分に相当する領域の
    データ値を抽出する領域抽出処理と、 領域抽出処理にて抽出された領域内の各画素の位置に対
    応した階調値を求めることで、多階調フォントデータの
    1画素分の階調値を決定する階調値決定処理とを備えた
    多階調フォント生成方法。
  2. 【請求項2】 2値のデータ値で表されるビッマップフ
    ォントデータから、多値のデータ値である階調値で表さ
    れる多階調フォントデータの1画素分に相当する領域の
    データ値を抽出する領域抽出処理と、 領域抽出処理にて抽出された領域内の各画素のデータ値
    に対して、当該領域内における画素の位置に対応した重
    み付け係数をそれぞれ乗算し、当該各画素の乗算値を合
    計した値である階調値を求めることで、多階調フォント
    データの1画素分の階調値を決定する階調値決定処理と
    を備えた多階調フォント生成方法。
  3. 【請求項3】 2値のデータ値で表されるビッマップフ
    ォントデータから、多値のデータ値である階調値で表さ
    れる多階調フォントデータの1画素分に相当する領域の
    データ値を抽出する領域抽出処理と、 領域抽出処理にて抽出された領域内の各画素のデータ値
    に対して、当該領域内における画素の位置に対応した重
    み付け係数をそれぞれ乗算し、当該各画素の乗算値の合
    計である乗算合計値を求め、当該領域内における所定位
    置の画素のデータ値に当該乗算合計値を乗算した値であ
    る階調値を求めることで、多階調フォントデータの1画
    素分の階調値を決定する階調値決定処理とを備えた多階
    調フォント生成方法。
  4. 【請求項4】 2値のデータ値で表されるビッマップフ
    ォントデータから、多値のデータ値である階調値で表さ
    れる多階調フォントデータの1画素分に相当する領域の
    データ値を抽出する領域抽出処理と、 領域抽出処理にて抽出された領域内のデータ値の合計で
    ある第1の合計値を求める第1のデータ値算出処理と、 前記領域抽出処理にて抽出された領域内の各画素のうち
    黒画素または白画素に対して、当該領域内で上下左右方
    向に隣接する画素のデータ値の合計である第2の合計値
    を各画素毎にそれぞれ求め、各画素の第2の合計値の合
    計である第3の合計値を求める第2のデータ値算出処理
    と、 前記第1の合計値と第3の合計値とに基づいて、前記領
    域抽出処理にて抽出した領域内の各画素の結合度を算出
    する結合度算出処理と、 結合度算出処理にて算出された結合度に基づいて、前記
    領域抽出処理にて抽出した領域の階調値を求めること
    で、多階調フォントデータの1画素分の階調値を決定す
    る階調値決定処理とを備えた多階調フォント生成方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の多階調フォント生成方
    法において、 前記結合度算出処理は、第3の合計値を第1の合計値で
    除算した値に第1の重み付け係数を乗算して結合度を求
    める多階調フォント生成方法。
  6. 【請求項6】 2値のデータ値で表されるビッマップフ
    ォントデータから、多値のデータ値である階調値で表さ
    れる多階調フォントデータの1画素分に相当する領域の
    データ値を抽出する領域抽出処理と、 領域抽出処理にて抽出された領域内のデータ値の合計で
    ある第1の合計値を求める第1のデータ値算出処理と、 前記領域抽出処理にて抽出された領域内の各画素のうち
    黒画素または白画素に対して、当該領域内で上下左右方
    向に隣接する画素のデータ値の合計である第2の合計値
    を各画素毎にそれぞれ求め、各画素の第2の合計値の合
    計である第3の合計値を求める第2のデータ値算出処理
    と、 前記領域抽出処理にて抽出された領域内の各画素のうち
    黒画素または白画素に対して、当該領域内で斜め方向に
    隣接する画素のデータ値の合計である第4の合計値を各
    画素毎にそれぞれ求め、各画素の第4の合計値の合計で
    ある第5の合計値を求める第3のデータ値算出処理と、 前記第1の合計値と第3の合計値と第5の合計値とに基
    づいて、前記領域抽出処理にて抽出した領域内の各画素
    の結合度を算出する結合度算出処理と、 結合度算出処理にて算出された結合度に基づいて、前記
    領域抽出処理にて抽出した領域の階調値を求めること
    で、多階調フォントデータの1画素分の階調値を決定す
    る階調値決定処理とを備えた多階調フォント生成方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の多階調フォント生成方
    法において、 前記結合度算出処理は、第3の合計値を第1の合計値で
    除算した値に第1の重み付け係数を乗算した値と、第5
    の合計値を第1の合計値で除算した値に第2の重み付け
    係数を乗算した値とを加算して結合度を求め、第1の重
    み付け係数は第2の重み付け係数よりも大きな値に設定
    されている多階調フォント生成方法。
  8. 【請求項8】 2値のデータ値で表されるビッマップフ
    ォントデータから、多値のデータ値である階調値で表さ
    れる多階調フォントデータの1画素分に相当する領域の
    データ値を抽出する領域抽出手段と、 領域抽出手段にて抽出された領域内の各画素の位置に対
    応した階調値を求めることで、多階調フォントデータの
    1画素分の階調値を決定する階調値決定手段とを備えた
    多階調フォント生成装置。
  9. 【請求項9】 2値のデータ値で表されるビッマップフ
    ォントデータから、多値のデータ値である階調値で表さ
    れる多階調フォントデータの1画素分に相当する領域の
    データ値を抽出する領域抽出手段と、 領域抽出手段にて抽出された領域内の各画素のデータ値
    に対して、当該領域内における画素の位置に対応した重
    み付け係数をそれぞれ乗算し、当該各画素の乗算値を合
    計した値である階調値を求めることで、多階調フォント
    データの1画素分の階調値を決定する階調値決定手段と
    を備えた多階調フォント生成装置。
  10. 【請求項10】 2値のデータ値で表されるビッマップ
    フォントデータから、多値のデータ値である階調値で表
    される多階調フォントデータの1画素分に相当する領域
    のデータ値を抽出する領域抽出手段と、 領域抽出手段にて抽出された領域内の各画素のデータ値
    に対して、当該領域内における画素の位置に対応した重
    み付け係数をそれぞれ乗算し、当該各画素の乗算値の合
    計である乗算合計値を求め、当該領域内における所定位
    置の画素のデータ値に当該乗算合計値を乗算した値であ
    る階調値を求めることで、多階調フォントデータの1画
    素分の階調値を決定する階調値決定手段とを備えた多階
    調フォント生成装置。
  11. 【請求項11】 2値のデータ値で表されるビッマップ
    フォントデータから、多値のデータ値である階調値で表
    される多階調フォントデータの1画素分に相当する領域
    のデータ値を抽出する領域抽出手段と、 領域抽出手段にて抽出された領域内のデータ値の合計で
    ある第1の合計値を求める第1のデータ値算出手段と、 前記領域抽出手段にて抽出された領域内の各画素のうち
    黒画素または白画素に対して、当該領域内で上下左右方
    向に隣接する画素のデータ値の合計である第2の合計値
    を各画素毎にそれぞれ求め、各画素の第2の合計値の合
    計である第3の合計値を求める第2のデータ値算出手段
    と、 前記第1の合計値と第3の合計値とに基づいて、前記領
    域抽出手段にて抽出した領域内の各画素の結合度を算出
    する結合度算出手段と、 結合度算出手段にて算出された結合度に基づいて、前記
    領域抽出手段にて抽出した領域の階調値を求めること
    で、多階調フォントデータの1画素分の階調値を決定す
    る階調値決定手段とを備えた多階調フォント生成装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の多階調フォント生
    成装置において、 前記結合度算出手段は、第3の合計値を第1の合計値で
    除算した値に第1の重み付け係数を乗算して結合度を求
    める多階調フォント生成装置。
  13. 【請求項13】 2値のデータ値で表されるビッマップ
    フォントデータから、多値のデータ値である階調値で表
    される多階調フォントデータの1画素分に相当する領域
    のデータ値を抽出する領域抽出手段と、 領域抽出手段にて抽出された領域内のデータ値の合計で
    ある第1の合計値を求める第1のデータ値算出手段と、 前記領域抽出手段にて抽出された領域内の各画素のうち
    黒画素または白画素に対して、当該領域内で上下左右方
    向に隣接する画素のデータ値の合計である第2の合計値
    を各画素毎にそれぞれ求め、各画素の第2の合計値の合
    計である第3の合計値を求める第2のデータ値算出手段
    と、 前記領域抽出手段にて抽出された領域内の各画素のうち
    黒画素または白画素に対して、当該領域内で斜め方向に
    隣接する画素のデータ値の合計である第4の合計値を各
    画素毎にそれぞれ求め、各画素の第4の合計値の合計で
    ある第5の合計値を求める第3のデータ値算出手段と、 前記第1の合計値と第3の合計値と第5の合計値とに基
    づいて、前記領域抽出手段にて抽出した領域内の各画素
    の結合度を算出する結合度算出手段と、 結合度算出手段にて算出された結合度に基づいて、前記
    領域抽出手段にて抽出した領域の階調値を求めること
    で、多階調フォントデータの1画素分の階調値を決定す
    る階調値決定手段とを備えた多階調フォント生成装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の多階調フォント生
    成装置において、 前記結合度算出手段は、第3の合計値を第1の合計値で
    除算した値に第1の重み付け係数を乗算した値と、第5
    の合計値を第1の合計値で除算した値に第2の重み付け
    係数を乗算した値とを加算して結合度を求め、第1の重
    み付け係数は第2の重み付け係数よりも大きな値に設定
    されている多階調フォント生成装置。
  15. 【請求項15】請求項1〜7のいずれか1項に記載の多
    階調フォント生成方法をコンピュータシステムに実行さ
    せるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み
    取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100708074B1 (ko) * 2000-04-12 2007-04-16 삼성전자주식회사 그레이 스케일 테이블을 이용한 텍스트 출력방법 및 그 장치

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