JPH11305293A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPH11305293A JPH11305293A JP10126669A JP12666998A JPH11305293A JP H11305293 A JPH11305293 A JP H11305293A JP 10126669 A JP10126669 A JP 10126669A JP 12666998 A JP12666998 A JP 12666998A JP H11305293 A JPH11305293 A JP H11305293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- photographing
- shutter release
- camera according
- mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Focusing (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Shutter-Related Mechanisms (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Accessories Of Cameras (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
優れたカメラを提供する。 【解決手段】第1位置(図2a)と、第1位置よりも撮
影レンズ1aに対して離れた第2位置(図2b)との間
を移動可能なシャッタレリーズボタン2aを有するグリ
ップ部材2を備えているので、たとえば撮影者自身を撮
影することを欲する場合、前記グリップ部材2を第2位
置に移動させ、前記グリップ部材2を片手で把持しつつ
カメラを自身に向けて、前記シャッタレリーズボタン2
aを押せば、撮影者の腕が写り込むことを極力防止でき
る。加えて、該グリップ部材2が該第2位置にあるとき
に、該第1位置にあるときよりも小さい絞りでの撮影が
行われるように絞り機構9を制御する制御回路6を備え
ているので、たとえば撮影者自身を撮影する場合に、被
写界深度が深くなり、被写体としての撮影者がピンぼけ
となることを極力防止することができる。
Description
にカメラを把持した撮影者自身を被写体とできるカメ
ラ、又はカメラの操作部材を少なくしたカメラに関す
る。
撮影者がカメラのファインダを覗いて所望の被写体を選
択し、最適なシャッタチャンスでシャッタレリーズを行
うようになっている。従って、カメラはこのような撮影
に適した構成となっており、より具体的には、カメラを
構えた撮影者の目で覗けるような位置にファインダが設
けられ、カメラを把持した右手の人差し指が丁度のるよ
うな位置にレリーズボタンが設けられている。従って、
カメラは、本来的に撮影者自身を撮影するように構成さ
れてはいないと言える。
ことを欲する場合がある。かかる場合、撮影者はカメラ
を三脚にセットし、セルフタイマ機構もしくは遠隔操作
式のレリーズ機構を用いて撮影を行うか、撮影者以外の
者に依頼して撮影を行うか、状況に応じていずれかの態
様を適宜選択していた。
重量がありかつ嵩張るものであるため、撮影者が常時携
帯するには不便であり、撮影者が自身の撮影を欲すると
き、常に三脚を使えるとは限らない。また、セルフタイ
マ機構を用いた撮影では、最適なシャッタチャンスをと
らえて撮影を行うことが困難であるという問題がある。
更に、撮影を欲する場所において撮影者のみしか存在し
ない場合もあり、かかる場合には、撮影者以外の者に撮
影を依頼することは不可能である。
しつつ撮影者自身に相対させ、その状態で腕をいっぱい
に伸ばすことにより、撮影者自らを撮影することは可能
である。ところが、このような撮影では、撮影者の意図
とは無関係に、その左手が画面に写り込んでしまい、写
真として好ましくない場合がある。又、このような撮影
では、撮影者はファインダを覗いていないため、カメラ
の中央が背景に向いていることに気づかず、カメラの測
距装置がそのまま背景を測距してしまう恐れがある。か
かる測距に基づき合焦がなされると、撮影者自身の画像
がピンぼけとなってしまう可能性が高い。更に、カメラ
は、左手のみで把持するように構成されてはいないた
め、かかる撮影時に誤ってカメラを落とす恐れもある。
また、腕をいっぱいに伸ばすと、カメラの支持がしにく
くなり、それにより手振れが生じる恐れもある。
下のような問題点がある。カメラの中には、たとえば、
自動的に絞りを開放してスローシャッタにするような夜
景モードとか、被写体である人物等の赤目現象を防止す
るため、ストロボを複数回閃光させる赤目軽減モード
等、複数の撮影モードを選択可能となっているものがあ
る。
ようにコンパクト化が要求されているため、複数モード
の選択を可能にするモード選択部材は、その設置場所を
制限され、レリーズボタンから遠い位置に設定されるこ
とが多い。従って、既にカメラを構え被写体をねらって
いるときでも、撮影モードの切り替えを欲する場合に
は、撮影者は一旦構えを解き、モード選択部材により選
択されたモードを確認しつつ、その切り替えを行わなく
てはならなかった。
ボタン押圧することにより順次モードを切り替えるタイ
プのものがあるが、その設置場所が制限されているた
め、切り替えボタンが小さくて、撮影者が押しづらいと
いう問題があった。このように、従来技術のモード設定
部材には、カメラのコンパクト化を優先したため操作性
が悪くなってしまったものがあり、その操作に手間取る
ことにより、撮影者がスムーズな撮影を行う際の障害と
なり、また最適なシャッタチャンスを逃す場合も生じて
いた。
ボタンの近傍にモード設定部材を備えることも考えられ
る。しかしながら、撮影時において撮影者は、ファイン
ダを覗きながら手探りの状態でレリーズボタンを押して
いるので、撮影者がレリーズボタン近傍のモード設定部
材に不用意に触れてしまう恐れがあり、それにより撮影
モードが切り替わって、撮影者の意図しない撮影が行わ
れてしまう場合がある。加えて、従来技術のズームレン
ズを備えたカメラの場合には、レリーズボタンとズーム
ボタンとが設けられており、これらの操作が煩わしいと
いう問題もある。
み、撮影者の意図に忠実に撮影が行える、操作性に優れ
たカメラを提供することを目的とする。
く、本発明のカメラは、カメラを把持した撮影者自身を
撮影するのに適した撮影条件を設定する撮影モードを備
えたことを特徴とする。
距離を変更可能となっているカメラであって、前記カメ
ラを把持した撮影者自身を撮影するのに適した撮影条件
を設定する撮影モードを備え、前記撮影モードの設定に
応じて、前記撮影レンズの焦点距離を、広角側に対応す
る距離に設定し、撮影距離を近距離に設定し、かつシャ
ッタのレリーズによりストロボ発光を強制的に行うこと
を特徴とする。
り替える、第1の方向及び第2の方向に移動可能な撮影
条件設定部材を、前記第1及び第2の方向と異なる方向
に移動させることによりシャッタレリーズが行われるよ
うになっていることを特徴とする。
り替える、回転軸周りに回転移動可能な撮影条件設定部
材を、前記撮影条件設定部材に回転力を伝達する方向と
異なる方向に移動させることによりシャッタレリーズが
行われるようになっていることを特徴とする。
影者自身を撮影するのに適した撮影条件を設定する撮影
モードを備えているので、かかる撮影モードを設定する
のみで、三脚や遠隔操作式のレリーズ機構等を用いるこ
となく撮影者自身を簡便に撮影することができる。
の焦点距離を変更可能となっているカメラであって、前
記カメラを把持した撮影者自身を撮影するのに適した撮
影条件を設定する撮影モードを備え、前記撮影モードの
設定に応じて、前記撮影レンズの焦点距離を、広角側に
対応する距離に設定するため、たとえば撮影者が片手で
カメラを把持して自身を撮影する場合に、撮影画枠から
の自身のはみ出しや欠けなどを防止することができる。
また、前記撮影モードの設定に応じて、撮影距離をたと
えば人間の腕の長さ程度に近距離に設定するので、カメ
ラを把持した撮影者が腕を伸ばして自身を撮影する場合
に、撮影者が合焦のための測距対象となっていなくて
も、撮影者自身にピントが合うようにすることができ
る。さらに、前記撮影モードの設定に応じて、シャッタ
のレリーズによりストロボ発光を強制的に行うようにな
っているので被写界輝度を高めることができ、それによ
りシャッタ速度を増大させてカメラのブレ防止を図るこ
とができ、あるいは被写界深度を深くしてピンぼけの防
止を図ることができる。
切り替える、第1の方向及び第2の方向に移動可能な撮
影条件設定部材を、前記第1及び第2の方向と異なる方
向に移動させることによりシャッタレリーズが行われる
ようになっているので、撮影者が単一の撮影条件設定部
材を、方向を異ならせて操作することにより、カメラの
状態の切り替えとシャッタレリーズとを行うことがで
き、それによりカメラの操作性を向上させることができ
る。
切り替える、回転軸周りに回転移動可能な撮影条件設定
部材を、前記撮影条件設定部材に回転力を伝達する方向
と異なる方向に移動させることによりシャッタレリーズ
が行われるようになっているので、撮影者が単一の撮影
条件設定部材を、回転させることと、回転力を伝達する
方向と異なる方向に移動させることで、カメラの状態の
切り替えとシャッタレリーズとを行うことができ、それ
によりカメラの操作性を向上させることができる。
を、図面を参照して説明する。図1は、第1の実施の形
態にかかるカメラの斜視図である。図1において、カメ
ラはボックス状の本体1と、その左方に位置する略円柱
状のグリップ部2とからなる。本体1において、その正
面中央には撮影レンズ1aが配置され、撮影レンズ1a
の上方にはファインダ1bが配置され、ファインダ1b
の右方にはストロボ1cが配置されている。グリップ部
2は、その上面にシャッタレリーズボタン2aを配置し
ており、本体1に対して近接した近接位置(図1に示す
位置)と、本体1から離隔した離隔位置との間で変位自
在となっている。
(a)は、グリップ部2が本体1に対して近接した近接
位置(第1位置)にある状態を示し、図2(b)は、グ
リップ部2が本体1に対して離隔した離隔位置(第2位
置)にある状態を示している。図3は、離隔位置にある
グリップ部2を、撮影者の左手Hにより把持した状態で
示すカメラの斜視図である。グリップ部2は、その底面
に固定された板状の連結部材3により、本体1に連結さ
れている。
方向に延在する案内路(不図示)に対して摺動自在とな
っており、連結部材3を案内路に押し込むことにより、
グリップ部2は近接位置に変位し、一方連結部材3を案
内路から引き出すことにより、グリップ部2は離隔位置
に変位するようになっている。なお、グリップ部2が、
近接位置と離隔位置のいずれかにあるときには、不図示
のクリックが係合することにより、連結部材3と案内路
との不用意な相対移動を防止するようになっている。図
3に示すように、撮影者はグリップ部2を左手で把持す
ることによりカメラを保持することができ、自分(セル
フポートレート)を撮影することができる。かかる場
合、グリップ部2が離隔位置にあれば、これを把持する
撮影者自身の腕が写り込むことを極力防止することがで
きる。
きでもシャッタレリーズを可能とする構成について説明
する。図4は、本体1とグリップ部2との間に配置され
た、電気接点を、制御回路のブロック図と共に示す上面
図である。図5は、図4の構成をV−V線で切断して矢
印方向に見た図である。図4において、本体1側の案内
路1d(図5)内には、固定された導電体であるパター
ン基板4a、4b、4c、4d、4eが配置されてい
る。パターン基板4a乃至4cは同一矩形形状である
が、パターン基板4dは短く、パターン基板4eはクラ
ンク形状となっている。
eは、それぞれ制御回路6に接続されている。尚、制御
回路6(制御手段)は、撮影レンズ1a(図1)を光軸
方向に移動させるレンズ駆動装置8と、絞り(不図示)
を開閉する絞り機構(露出制御手段)9と、ストロボ1
cを発光させるストロボ装置10と、測光を行う測光装
置11と、被写体までの距離を測定する測距装置12
と、フィルムを給送するフィルム給送装置13と、シャ
ッタ14とに連結され、これらを制御するようになって
いる。
である接片5a、5b、5cが配置されている。接片5
a、5bは、シャッタレリーズボタン2a(図1乃至
3)の押圧によって閉成するレリーズスイッチ7に接続
されており、またそれぞれパターン基板4a、4bに当
接している。接片5cは、U字形状をなしており、図
4、図5に示す状態では、その両端をパターン基板4c
及び4eに当接させている。尚、接片5a、5b、5c
は、連結部材3の移動と共に、パターン基板4a、4
b、4c、4d、4e上を摺動するようになっている。
いては、パターン基板4c、4eが導通していることか
ら、グリップ部2(図1乃至3)は離隔位置にあるもの
と判断する。また、かかる位置で、シャッタレリーズボ
タン2aを押圧すると、レリーズスイッチ7が閉成状態
となり、それにより制御回路6は、導通したパターン基
板4a、4bを介して、シャッタレリーズが行われたと
判断することができる。
ると、図5の点線で示す位置に連結部材3が摺動し、か
かる状態では、接片5cの一端はパターン基板4cに当
接したままであるが、その他端はパターン基板4eから
係脱しかつ基板4dに係合するので、パターン基板4
c、4eが非導通となるとともに、パターン基板4c、
4dが導通するようになる。それにより、制御回路6
は、グリップ部2(図1乃至3)は近接位置に変位した
ものと判断する。また、かかる位置においても、レリー
ズスイッチ7の閉成により、パターン基板4a、4bは
導通するので、制御回路6はシャッタレリーズが行われ
たと判断することができる。
について説明する。図6は、かかるカメラの制御を示す
フローチャートである。まず、ステップS101におい
て、制御回路6は、撮影者が自身を撮影するセルフポー
トレートモードが設定されているか否か判断する。セル
フポートレートモードの設定は、モード設定部材を別途
設けて行うことも可能であるが、本実施の形態において
は、グリップ部2の位置によりモード設定を行うように
なっている。
ートを撮影する意志がない場合には、カメラが図1に示
すような状態(グリップ部2が近接位置に位置する状
態)にあるのが通常であるので、制御回路6は、パター
ン基板4d、4eに導通が生ずれば、セルフポートレー
トモードが非設定であるとして、続くステップS102
において、SPM=0とするのである。
する意志がある場合には、カメラが図3に示すような状
態(グリップ部2が離隔位置に位置する状態)にあるの
が通常であるので、制御回路6は、パターン基板4c、
4eに導通が生ずれば、セルフポートレートモードが設
定されているとして、続くステップS103において、
SPM=1とするのである。
ちの状態となり、シャッタレリーズボタン2a(図1)
が押されることにより、制御回路6は、測光装置11に
測光を行わせ、測距装置12に測距を行わせ(ステップ
S105)、更に測距結果に基づき、レンズ駆動装置8
を介して合焦位置に撮影レンズ1aを駆動する(ステッ
プS106)。
は、フラグSPMが0か1かに基づき判断した結果、セ
ルフポートレートモードが非設定であれば(SPM=
0)、続くステップS108でシャッタ14を、測光結
果に基づく時間だけ開くよう制御する。又、制御回路6
は、測光結果に基づき必要と判断した時には、ストロボ
装置10を用いて、ストロボ発光を行い(ステップS1
09)、その後シャッタ14を閉じるよう制御する(ス
テップS110)。
れていれば(SPM=1)、制御回路6は、続くステッ
プS112で、絞り装置9により小絞りにした状態で、
シャッタ14を開くよう制御する。かかる場合、スロー
シャッタにすると、手振れが生じる恐れが高くなるた
め、制御回路6は、ステップS113で強制的にストロ
ボを発光させ、その後シャッタ14を閉じるよう制御す
る(ステップS114)。尚、被写界が明るいため、ス
ローシャッタにならない場合には、ステップS113を
省略することもできる。以上の撮影が終了した後に、制
御回路6は、フィルム給送装置13により、フィルムを
1駒分だけ給送させ(ステップS111)、フローを戻
して次の撮影を待つ。
フポートレートモードの設定は、グリップ部2(図1)
を引き出すことのみで行うことができ、それにより操作
性が向上する。又、セルフポートレートモードが設定さ
れたとき、絞り径を小さくすることにより被写界深度を
増大し、撮影者がピンぼけとなることを極力防止すると
共に、距離の異なる撮影者以外の被写体にもピントが合
うようにすることができる。尚、グリップ部2を引き出
した状態でもシャッタレリーズを可能とするために、レ
リーズスイッチと制御回路とを、フレキシブルプリント
基板やリード線を介して連結することも考えられる。た
だし、かかる場合には、グリップ部2がいずれの位置に
あるかを検出する位置検出スイッチを設ける必要があ
る。
定撮影距離にピントを設定する(たとえば撮影距離を6
0cmとするとかパンフォーカス化すること等)が考え
られる。カメラに測距装置が設けられている場合、かか
る測距装置が撮影者でなく背景を測距してしまうと、背
景に対して撮影距離が設定されてしまうため、ピンぼけ
が生じやすくなる。一方、カメラを把持した撮影者が腕
を伸ばして自身を撮影すると仮定すると、撮影距離はほ
ぼ腕の長さに対応すると考えられる。そこで、撮影距離
を強制的に40cm(子供の場合)乃至80cm(体格
の良い成人の場合)と設定すれば、かかる撮影者にピン
トを合わせることができるのである。ただし、一般的な
撮影者の場合には、腕の長さは60cm程度考えられる
ので、撮影距離を固定する場合には60cmとするのが
好ましい。一方、ズームレンズ付きカメラの場合、所定
絞り、所定ガイドナンバー、所定焦点距離(広角側)で
撮影する等の仕方が考えられる。
距装置の測距精度を向上させるためには、以下の態様も
考えられる。図29は、かかる態様に基づくカメラの正
面図である。カメラの本体801において、中央に設け
られた撮影レンズ801aの右下には、凸面鏡810が
正面を向いて配置されている。一方、カメラの本体80
1において、上方に設けられたファインダ801cの両
側には、一対の測距部801dが設けられている。測距
部801dは、たとえばファインダから覗いたときに中
央に存在する被写体までの距離を測定するようになって
いる。
を撮影すべくカメラを自分に向けたときに、撮影者が測
距位置におらず測距部801dが撮影者を測距できなけ
れば、不適切な測距結果に基づき撮影距離が設定されて
しまうため、ピンぼけが生じる恐れがある。これに対
し、かかるカメラによれば、カメラの正面に設けた凸面
鏡810に、自分(撮影者P)が写っていることを撮影
者が視認できるときは、撮影者の位置が測距部801d
の測距位置となる(すなわち測距部の検出有効範囲内に
ある)ようにしているので、撮影者は凸面鏡810に自
分が写るようカメラの姿勢を調整するだけで、自分にピ
ントを合わせることができることとなり、それによりセ
ルフポートレート撮影時のピンぼけを極力防止すること
ができる。尚、凸面鏡810は、図29に示すように被
写体側から常時見えるようにしても良いが、凸面鏡81
0を遮蔽するカバーを設け、セルフポートレートモード
設定時に、かかるカバーを待避させて凸面鏡810を露
出するようにしても良い。
様に基づくカメラを示す図であり、図30(a)は、か
かるカメラの正面図であり、図30(b)は、図30
(a)のカメラをB−B線で切断して矢印方向に見た図
である。図30(a)に示すカメラの本体901におい
て、中央に設けられた撮影レンズ901aの右下には、
四角錐状の凹部901bが形成されている。一方、カメ
ラの本体901において、上方に設けられたファインダ
901cの両側には、一対の測距部901dが設けられ
ている。測距部901dも同様に、たとえばファインダ
から覗いたときに中央に存在する被写体までの距離を測
定するようになっている。
部には、発光部であるLED910が配置されている。
LED910は、不図示の制御回路に接続されており、
セルフポートレートモード設定時に点灯するようになっ
ている。
合、カメラを把持した撮影者が、自身を撮影すべくカメ
ラを自分に向けたときに、撮影者が凹部901b内のL
ED910を視認できるときは、撮影者の位置が測距部
901dの測距位置となる(すなわち測距部の検出有効
範囲内にある)ようにしている。従って、撮影者はLE
D910を視認できるようカメラの姿勢を調整するだけ
で、自分にピントを合わせることができ、それによりセ
ルフポートレート撮影時のピンぼけを極力防止すること
ができる。
の形態にかかるカメラを示す図であるが、図7はその斜
視図であり、図8はその底面図であり、図9は、シャッ
タレリーズを可能とする構成を示す図であり、図10
は、図9の構成をX−X線で切断して矢印方向に見た図
である。尚、第2の実施の形態については、第1の実施
の形態に対して異なる点を中心に説明し、共通する部分
については詳細な説明を省略する。
第1の実施の形態と実質的に異なる点は、本体1に対す
るグリップ部102の取り付けの態様である。より具体
的には、グリップ部102の底部に一端を固定された連
結部材103は、ねじ106を介して、その他端をカメ
ラ本体1の底部略中央に回転自在に取り付けている。従
って、連結部材103を本体1に対して回転させること
により、グリップ部102を、本体1に対して、カメラ
の正面から見て左側(図7,8の実線で示す位置)と、
本体1に対して、カメラの正面から見て右側(図7,8
の点線で示す位置)との間で変位させることができるよ
うになっている。なお、第1の実施の形態と同様に、グ
リップ部102が、左側又は右側にあるときには、不図
示のクリックが係合することにより、連結部材103と
カメラ本体1との不用意な相対回転を防止するようにな
っている。
撮影するときに、左手でグリップ部102を把持しよう
とする場合には、かかるグリップ部102を、図7,8
の実線で示す位置(第1位置)に変位させれば良く、一
方右手で把持しようとする場合には、グリップ部102
を図7,8の点線で示す位置(第2位置)に変位させれ
ばよい。それにより、撮影の姿勢にかかわらず、グリッ
プ部102をしっかり保持することができ、撮影時の手
振れ等を防止することができる。
るときでもシャッタレリーズを可能とする構成につい
て、図9,10を参照して説明する。図において、本体
1の底部に設けられたリング状の空洞1eの上壁には、
接片104a、104bがそれぞれ一端を固定されてい
る。導電体である接片104a、104bは、制御回路
6に接続されている。一方、連結部材103の上面に
は、それと一体的に回転するパターン基板105が設け
られており、パターン基板105上には導電部105
a、105bが配置されている。
リーズボタン2a(図1乃至3)の押圧によって閉成す
るレリーズスイッチ7に接続されている。接片104
a、104bは、グリップ部102が図7,8の実線又
は点線で示す位置にある時に、導電部105a、105
bに当接するようになっている。
線又は点線で示す位置にある時に、レリーズスイッチ7
が閉成されると、制御回路6は、導通した接片104
a、1044bを介して、シャッタレリーズが行われた
と判断することができる。
施の形態にかかるカメラを示す図であるが、図11はそ
の斜視図であり、図12は、シャッタレリーズを可能と
する構成を示す図である。尚、第3の実施の形態につい
ては、上述した実施の形態に対して異なる点を中心に説
明し、共通する部分については詳細な説明を省略する。
が、第1、2の実施の形態と実質的に異なる点は、グリ
ップ部を本体に対して固定した代わりに、シャッタレリ
ーズを本体の左右に設けた点である。より具体的には、
図11に示す本体201の上部において、カメラの正面
から見てその左端近傍に、第1シャッタレリーズボタン
201aを配置し、カメラの正面から見てその右端近傍
に、第2シャッタレリーズボタン201bを配置してい
る。
ード切替スイッチ202が、両シャッタレリーズボタン
201a、201b間に配置されている。モード切替ス
イッチ202が図中左方に移動したときに、通常撮影モ
ードが設定され、図中右方に移動したときに、セルフポ
ートレートモードが設定されるものとする。図11中カ
メラを把持している手Hは2本であるが、いずれの手も
撮影者の右手であって、図中左方の手Hは、通常撮影モ
ードで撮影を行う際にカメラを把持する位置にあり、図
中右方の手Hは、セルフポートレートモードで撮影を行
う際にカメラを把持する位置にある。
も、シャッタレリーズを可能とする構成について説明す
る。図12において、本体内には、固定された導電体で
あるパターン基板204a、204b、204cが配置
されている。パターン基板204a及び204cは同一
長さの矩形形状であるが、パターン基板204bは短い
矩形状となっている。
リーズボタン201aの押圧によって閉成するレリーズ
スイッチ207aを介して制御回路6に接続され、パタ
ーン基板204bは、第2シャッタレリーズボタン20
1bの押圧によって閉成するレリーズスイッチ207b
を介して制御回路6に接続されている。パターン基板2
04cは、制御回路6に直接接続されている。
ッチ202に連結され、それに応動してパターン基板2
04a、204b、204c上を摺動するように配置さ
れている。図11に示すように、モード切替スイッチ2
02が図中左方(通常撮影モード設定時)にあるときに
は、接片205を介して、パターン基板204a、20
4cが導通するようになっている。一方、モード切替ス
イッチ202が図中右方に移動したとき(セルフポート
レートモード設定時)には、接片205を介して、パタ
ーン基板204a、204b、204c全てが導通する
ようになっている。
202が図中左方にあるとき(通常撮影モード設定時)
には、パターン基板204a、204cのみが導通する
ようになっているので、第1レリーズスイッチ207a
のみがシャッタレリーズに関与することとなる。すなわ
ち、第1シャッタレリーズボタン201aを押圧するこ
とにより、第1レリーズスイッチ207aが閉成する
と、制御回路6は、導通したパターン基板204a、2
04cを介して、シャッタレリーズが行われたと判断す
ることができる。
bが非導通状態に維持されるので、第2レリーズスイッ
チ207bの動作はシャッタレリーズに関与しないよう
になっている。従って、撮影者が誤って第2シャッタレ
リーズボタン201aを押圧した場合でも、制御回路6
は、シャッタレリーズが行われたとは認識しないことと
なり、それによりカメラの誤動作を防止できることとな
る。
方に移動させられたとき(セルフポートレートモード設
定時)には、パターン基板204a、204b、204
c全てが導通するようになっているので、両レリーズス
イッチ207a、207bがシャッタレリーズに関与す
ることとなる。すなわち、第1シャッタレリーズボタン
201a又は第2レリーズシャッタボタン201bを押
圧することにより、第1レリーズスイッチ207a又は
第2レリーズスイッチ207bが閉成状態となり、それ
により制御回路6は、導通したパターン基板を介して、
シャッタレリーズが行われたと判断することができる。
尚、セルフポートレートモード設定時には、絞りは小絞
り状態に維持され、被写界深度を深くすることにより被
写体のピンぼけを極力防止するようになっている。
定時に、いずれのシャッタレリーズボタン201a、2
01bを押圧しても、シャッタレリーズができるように
したのは、撮影者がいずれの手でカメラを把持しても、
撮影者自身を撮影できるようにしているためである。
尚、セルフポートレートモード設定時に、撮影者が右手
でのみカメラを保持するような場合には、第1シャッタ
レリーズボタン201aを押圧しても、シャッタレリー
ズが行えないような構成とすることも可能である。
ン201bを押すときは、セルフポートレートモード下
での撮影がほとんどと考えられるので、第2シャッタレ
リーズボタン201bの所定操作に応動して(たとえば
半押しすることに応動して、又は半押しを所定時間(た
とえば3秒)以上持続させることにより応動して、ある
いは半押しを複数回繰り返すことに応動して)、セルフ
ポートレートモードを自動的に設定できるように構成し
ても良い。また、第2シャッタレリーズボタン201b
を通常は蓋で覆うようにして、かかる蓋を開放したとき
に、セルフポートレートモードが設定されるようにする
ことも考えられる。
の位置にあるときでもシャッタレリーズを可能とするた
めに、レリーズスイッチと制御回路とを、フレキシブル
プリント基板やリード線を介して連結することも考えら
れる。ただし、かかる場合には、グリップ部102がい
ずれの位置にあるかを検出する位置検出スイッチを設け
る必要がある。また、本実施の形態においても、測距部
の測距精度を向上させるべく、図29又は30を参照し
て既に説明したような構成を付加することも考えられ
る。
施の形態にかかるカメラを示す図であるが、図13はそ
の斜視図であり、図14は、かかるカメラの制御構成を
示すブロック図であり、図15は、シャッタレリーズを
可能とする構成を示す図であり、図16は、モード切替
を可能とする構成を示す図である。図13において、撮
影者の右手Hによりカメラの本体301は把持され、そ
の人差し指がシャッタレリーズ兼モード切替機構302
(図14)のダイヤル321に載せられている。尚、カ
メラの本体301の上面中央には、表示装置303が配
置されている。又、撮影のため第2シャッタレリーズボ
タン201bを押すときは、セルフポートレートモード
下での撮影がほとんどと考えられるので、第2シャッタ
レリーズボタン201bを半押しすることに応動して、
セルフポートレートモードを自動的に設定できるように
構成しても良い。
レリーズ兼モード切替機構302に設けられたシャッタ
レリーズ装置310と、モード切替装置320に接続さ
れ、それぞれから動作信号を受けるようになっている。
更に制御回路6は、液晶を有する表示装置303に接続
され、これに所定の表示を行わせるようになっている。
ズ装置310の構成について説明する。尚、図15にお
いて、カメラの本体301の上面を一点鎖線Aで示して
おり、一点鎖線Aの下方は、本体301内部に設けられ
ているものとする。シャッタレリーズ装置310は、柱
部311,312と、支持部材313と、ばね部材31
4,315と、シャッタレリーズスイッチ316とから
なる。これらの構成をより具体的に説明すると、カメラ
の本体301の内部に植設された2本の柱部311,3
12が、垂直方向に延在している。柱部311,312
の内方には、垂直方向に延在するガイド溝311a、3
12aが形成されている。
から見て逆T字状の支持部材313が設けられ、かかる
ガイド溝311a、312aに沿って上下に移動自在と
なっている。支持部材313の下面には、下方に突出す
る凸片313aが設けられている。一方、柱部311,
312の間であって、凸片313aに対向するようにし
て、シャッタレリーズスイッチ316が設けられてい
る。
にスイッチ片316aを有している。図示していない
が、スイッチ片316aは、下方に押圧されることによ
り不図示のスイッチを閉成し、それにより制御回路6
(図14)はレリーズがなされたと判断するようになっ
ている。シャッタレリーズ装置310の両側には、ばね
部材314,315が設けられ、支持部材313を上方
に付勢している。
1を備えたモード切替装置320が配置されている。次
に、図16を参照して、モード切替装置320について
説明する。モード切替スイッチ320は、支持部材31
3と、ダイヤル321と、エンコーダ322とからな
る。尚、図16においては、エンコーダを覆うカバー3
17(図15)は外されて示されている。
上端においてダイヤル321を回転自在に支持してい
る。ダイヤル321は、正面に導電体からなるパターン
基板322aを取り付けている。パターン基板322a
上には、4本の接片322b、322c、322d、3
22eの各一端が当接しており、その他端は、支持部材
322fを介して支持体313に取り付けられている。
尚、接片322b、322c、322d、322eは、
コード群322gを介して、それぞれ制御回路6(図1
4)に接続されている。パターン基板322aと、接片
322b、322c、322d、322eと、支持部材
322fとで、エンコーダ322を形成している。
の導電部の位置を変えて形成されており従って、ダイヤ
ル321の回転と共に、パターン基板322a上を摺動
する接片322b、322c、322d、322eは、
一定角度毎に導通する接片が変わるようになっている。
る。まず、図13のようにカメラを把持した撮影者は、
複数の撮影モードのうち、遠くの被写体を撮影するのに
適した遠景撮影モードを選択することとする。かかる場
合、撮影者は、図13の点線の矢印で示す方向にダイヤ
ル321を人差し指で左方又は右方に回転させ、遠景撮
影モードを探す。
322b、322c、322d、322eが摺動し、そ
の導電部に当接した接片322b、322c、322
d、322eのいずれかが導通することに基づいて、制
御回路6は撮影モードを切り替える。より具体的には、
たとえば遠景撮影モードが設定された場合には、制御回
路6は、不図示のレンズ駆動装置により撮影レンズを、
無限遠の被写体にピントが合う位置に駆動し、同時に表
示装置303を介して、遠景撮影モードに切り替えたこ
とを表示するようになっている。従って撮影者は、表示
装置303を見ることにより、所望する遠景撮影モード
が設定されたことがわかる。
圧すると、支持部材313が案内溝311a、312a
に沿って移動し、凸片313aが、シャッタレリーズス
イッチ316のスイッチ片316aを押す。シャッタレ
リーズスイッチ316が閉成することにより、制御回路
6は、シャッタレリーズを行わなくてはならないと判断
し、不図示のシャッタ駆動回路を駆動してシャッタ動作
を行わせるようになっている。シャッタレリーズ終了後
には、支持体313は、ばね部材314,315の付勢
力により、元の位置まで上昇する。
もしくは片手の複数の指を用いることなく、人指し指の
みを用いてシャッタレリーズ及び撮影モードの切り替え
が可能となり、操作性が向上する。又、撮影モードを切
り替えるときに、人指し指をダイヤルから離す必要が無
く、カメラの構えを解除する必要が無くなって、迅速な
撮影が可能となる。更に、撮影モードの切替部材を別個
に設ける必要はないので、コンパクトなカメラの表面を
有効に利用でき、たとえば必要に応じてダイヤルを大き
くすることができるので、その操作性はより向上するこ
ととなる。
いては、ダイヤル321は、支持部材313に対して回
転自在となっている。従って、撮影者がシャッタレリー
ズを行うつもりで、その人指し指に垂直方向下方に力を
加えようとしたとき、誤ってダイヤル321を回転さ
せ、その結果意図しない撮影モードが選択されてしまう
恐れがある。かかる場合、ダイヤル321の回転にある
程度の抵抗を与え、撮影モードの不用意な切り替えを防
止する構成があれば便利である。このような構成を、図
17,18を用いて説明する。
るクリック機構340を示す図であり、図17はその正
面図であり、図18はその側面図である。図において、
ダイヤル321は、回転軸341により支持体313に
対して回転自在に支持されている。ダイヤル321に隣
接して、外周が波形形状の回転板342が回転軸341
に取り付けられ、ダイヤル321と一体的に回転するよ
うになっている。尚、回転板342の係止位置とダイヤ
ル321のモード設定位置とは、予め対応するように決
められている。
3には垂直方向に延在する袋孔343が形成されてい
る。袋孔343内には、ばね部材344と、上端を袋孔
343から露出したボール345が設けられている。ボ
ール345は、ばね部材344の上端と回転板342と
の間に配置されており、ばね部材344の付勢力によ
り、回転板342の歯(山部)間に押しつけられてい
る。
イヤル321を回転させると、回転板342も回転す
る、このとき、ボール345は支持体313の袋孔34
3にとどまっているため、回転板342に対して相対的
に移動する。より具体的には、ボール345は、ばね部
材344の付勢力に抗しながら回転板342の歯を乗り
越え、隣接する歯間に移動しようとし、このとき回転板
342にばね部材344の付勢力に基づく抵抗力が生じ
る。
は、かかる抵抗力が生じることとなり、撮影者がシャッ
タレリーズを行う際に、無意識にダイヤル321の回転
方向に力を付与してしまうような場合でも、撮影者の意
図しない撮影モードの切り替えを極力防止して、操作性
を向上させることができる。また、ボール345が回転
板342の歯を乗り越え、隣接する歯間に移動したとき
は、ばね部材344の付勢力により、ボール345は、
勢い良く回転板342の歯面に衝接し、その際に衝接音
と軽い振動とが生じるようになっている。従って撮影者
は、ダイヤル321の操作感(手応え、振動)と衝接音
とにより、撮影モードの切り替えが行われたことを認識
できるようになっている。
(クリック機構340’)を示す図であり、図19はそ
の正面図であり、図20はその側面図である。図におい
て、ダイヤル321は、その正面に円周方向に沿って複
数の凹部321aを形成している。一方、支持体313
に一端を取り付けた、ばね鋼からなる押さえ板346
は、その他端を凹部321aの一つに係合させている。
イヤル321を回転させると、凹部321aも回転す
る、このとき、押さえ板346は、自身を弾性変形させ
ながら凹部321aから離脱して、隣接する凹部321
aに移動しようとし、このときダイヤル321に押さえ
板346の弾性力に基づく抵抗力が生じる。
際に、無意識にダイヤル321の回転方向に力を付与し
てしまうような場合でも、撮影者の意図しない撮影モー
ドの切り替えを極力防止して、操作性を向上させること
ができる。また、押さえ板346が凹部321aから離
脱して、隣接する凹部321aに移動したときは、勢い
良く凹部321aの表面に衝接し、その際に衝接音と軽
い振動とが生じるようになっている。従って撮影者は、
ダイヤル321の操作感(手応え、振動)と衝接音とに
より、撮影モードの切り替えが行われたことを認識でき
るようになっている。
るモード切替装置420を示す図であり、図21はその
正面図であり、図22はその側面図である。図におい
て、ダイヤル421には、その正面において、円周方向
に連続する複数の山部421aが形成されている。一
方、支持部材413には、山部421aに対向するよう
にして、検出装置422が配置されている。検出装置4
22は、制御回路6に接続されている。
22は、上方ピン422aと下方ピン422bとを備え
ている。上方ピン422aと下方ピン422bとは、図
15のスイッチ片316aと同様な構成を有しており、
すなわちピンに沿って押されると、不図示のスイッチが
各々閉成するようになっている。
ダイヤル421を図21の時計回り方向に回転させる
と、まず上方ピン422aが押圧され、続いて下方ピン
422bが押圧される。それにより、制御回路6は、ダ
イヤル421が時計回りに回転したことを認識する。一
方、撮影者が、ダイヤル421を図21の半時計回り方
向に回転させると、まず下方ピン422bが押圧され、
続いて上方ピン422aが押圧される。それにより、制
御回路6は、ダイヤル421が半時計回りに回転したこ
とを認識する。
上方ピン422aと下方ピン422bとが、その回転角
度に対応する数の山部421aを乗り越え、その度に閉
成と開成とを繰り返すこととなる。制御回路6は、上方
ピン422aと下方ピン422bによる閉成と開成の繰
り返し回数をカウントし、既に認識したダイヤル421
の回転方向と、カウントされたかかる回数とに基づい
て、撮影者が所望する撮影モードを設定できるようにな
っている。
2のピン422a、422bと、ダイヤル421の山部
421aが、クリック機構(図17乃至図20)として
も成立する。より具体的には、撮影モードを切り替える
ため、撮影者がダイヤル421を回転させると、山部4
21aも回転する、このとき、検出装置422のピン4
22a、422bは、山部421aに当接して、ピンを
押し戻そうとするばね(不図示)の付勢力に抗しながら
山部421aを乗り越え、隣接する山部間に移動しよう
とし、このときダイヤル421に抵抗力が生じる。
際に、無意識にダイヤル421の回転方向に力を付与し
てしまうような場合でも、撮影者の意図しない撮影モー
ドの切り替えを極力防止して、操作性を向上させること
ができる。
るモード切替装置520を示す図であり、図23はその
正面図であり、図24はその側面図である。図におい
て、ダイヤル521は、回転軸541により支持体51
3に対して回転自在に支持されている。ダイヤル521
に隣接して、円周方向に多数の歯を形成したトゥースプ
レート542が回転軸541に取り付けられ、ダイヤル
521と一体的に回転するようになっている。
6に接続されたフォトセンサ522が設けられている。
フォトセンサ522は、側面から見てコ字状となってお
り、その内側において、検出光を発する発光部522a
と、検出光を受光する受光部522bとを有している。
フォトセンサ522は、発光部522aと受光部522
bとの間に、トゥースプレート542を介在させるよう
にして、支持体513に取り付けられている。
ダイヤル521を回転させると、支持体513に固定さ
れたフォトセンサ522の発光部522aと受光部52
2bとの間を、トゥースプレート542の歯が横切るた
め、その間発光部522aからの検出光が受光部522
bに到達しない状態となる。一方、トゥースプレート5
42の歯が通過した後は、発光部522aからの検出光
は受光部522bに届くようになっている。
て、制御回路6に送信するようになっているので、トゥ
ースプレート542の回転に応じた矩形状の信号波が制
御回路6に送られることとなる。従って制御回路6は、
矩形状の信号波の立ち上がりもしくは立ち下がりの数を
カウントすることにより、トゥースプレート542すな
わちダイヤル521の回転量を知ることができ、かかる
回転量に基づき、撮影者が所望する撮影モードを設定で
きるようになっている。
レート542の回転方向については、制御回路6は判断
できないため、ダイヤル521は一方向にのみ回転する
ようにする必要がある。このような構成は、回転軸54
1と支持体513との間に、ワンウエイクラッチを挿入
することにより達成することができる。又は、第5の実
施の形態と同様に、フォトセンサを複数設けることで、
トゥースプレート542を両方向に回転させた場合にお
ける、その回転方向を知ることもできる。
下のような補助的な態様を選択することもできる。たと
えば、シャッタレリーズ時に、誤って撮影モードが切り
替わらないようにするため、シャッタレリーズが半押し
状態となったことに応動して、制御回路6に、撮影モー
ドの切り替えを禁止させるようにしても良い。あるい
は、ダイヤルがあるストロークだけ押し込まれたとき、
その回転をロックする機構を設けるようにすることもで
きる。
タレリーズを行わないようにするには、制御回路6に、
撮影モード切替後、たとえば1秒等一定時間内はレリー
ズを禁止させるようにしても良い。更に、ダイヤルの押
圧方向を垂直方向と異なる方向にすることも考えられ
る。
と異なる方向にする構成を示す図である。図25におい
て、ダイヤル321を回転自在に支持する支持部材31
3’は、図中右上に向かって延在する柱部311’、3
12’により、摺動自在に支持されている。その他の構
成については、図15に示す構成と同一である。
は、垂直方向と異なる、柱部311’、312’に沿う
方向(図中矢印に示す方向)押圧されることにより、シ
ャッタレリーズが可能となっているので、撮影モード切
替時に、誤ってシャッタレリーズを行わないようにする
ことができる。
見た斜視図である。上述したように、カメラの本体30
1の上面中央には、表示装置303が設けられている。
本体301の背面上端近傍には、表示装置303に隣接
してファインダ301bが配置されている。尚、図26
において、表示装置303は、遠景撮影モードを示す
「山並み」の記号を、液晶により表示している。
3が、ファインダ301bに近接して配置されているの
で、撮影者は、ダイヤル321を用いて撮影モードの切
り替えを行ったとき、ファインダ301bから少し視線
をずらすのみで、表示装置に表示された、切り替え後の
撮影モードを確認できる。従って撮影者は、ダイヤル3
21に指をおいた状態(カメラを構えた状態)を崩すこ
となく、切り替え後の撮影モードで撮影でき、それによ
りカメラの操作性が向上することとなる。
1の回転位置と、撮影モードとを一義的に対応させる必
要がない。より具体的には、カメラのメインスイッチ
(不図示)がオンとなった時に常に所定の撮影モードと
なるように、制御回路6の制御を設定しておけば、ダイ
ヤル321の初期位置に関わらず、所定の撮影モードか
ら撮影を開始することが可能となる。たとえば、使用頻
度の少ない撮影モードを設定したまま、カメラのメイン
スイッチをオフにしたとしても、次のメインスイッチオ
ン時には、通常の撮影モードに戻すようにすることがで
きるのである。
03)を示す図であり、図26と同様な、カメラの背面
図である。図27においては、表示装置603は、ダイ
ヤル321の裏面にプリントされたモードの記号603
aと、本体301の上面に設けられた指標603bとか
らなる。
外の記号は、本体301に隠れて見えないようになって
いるため、撮影者は、ダイヤル321を用いて撮影モー
ドの切り替えを行ったとき、ファインダ301bから少
し視線をずらすのみで、記号603aを確認できる。従
って撮影者は、ダイヤル321に指をおいた状態(カメ
ラを構えた状態)を崩すことなく、切り替え後の撮影モ
ードで撮影でき、それによりカメラの操作性が向上する
こととなる。また、図27の構成は、液晶等を用いてい
ないため、構成を簡素化でき、また安価に製造できると
共にカメラの小型化にも有効となる。
置703)を示す図である。図28において、表示装置
703は、ファインダ301b内右側に配置された液晶
703aを有しており、また図26の構成と同様に、制
御回路6(図14)に接続されている。
3が、ファインダ301b内に配置されているので、撮
影者は、ダイヤル321を用いて撮影モードの切り替え
を行ったとき、ファインダ301bに接眼したまま、液
晶703aに表示された、切り替え後の撮影モードを確
認できる。従って撮影者は、ダイヤル321に指をおい
た状態(カメラを構えた状態)を崩すことなく、切り替
え後の撮影モードで撮影でき、それによりカメラの操作
性が向上することとなる。
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。たとえば、図13乃至図28の実施の
形態で用いたダイヤル式のモード切替部材の代わりに、
シーソー式のモード切替部材を設け、その一方を倒すと
撮影モードの切り替えが順方向になされ、他方を倒すと
撮影モードの切り替えが逆方向になされるようにしても
良い。又、モード切替に限らず、焦点距離切り替え(ズ
ームボタン)等にも応用できる。
した撮影者自身を撮影するのに適した撮影条件を設定す
る撮影モードを備えているので、かかる撮影モードを設
定するのみで、三脚や遠隔操作式のレリーズ機構等を用
いることなく撮影者自身を簡便に撮影することができ
る。
と、該第1位置よりも撮影レンズに対して離れた第2位
置との間を移動可能なシャッタレリーズボタンを有する
グリップ部材を備え、該グリップ部材が該第2位置にあ
るときに、前記撮影モードが設定されるようになってい
るので、前記グリップ部材を片手で把持しつつカメラを
自身に向けて、前記シャッタレリーズボタンを押せば、
撮影者の腕が写り込むことを極力防止できるようになっ
ている。
正面から見て、撮影レンズの左側の所定位置にシャッタ
レリーズボタンが位置する第1状態と、撮影レンズの右
側の所定位置にシャッタレリーズボタンが位置する第2
状態とを切り替え可能であり、前記シャッタレリーズボ
タンが第2状態に切り替わったときに、前記撮影モード
が設定されるようになっているので、たとえば利き腕が
右手である撮影者がファインダを覗きつつ撮影を行う場
合には、カメラを第1状態に設定すれば、カメラを把持
する右手の指で前記シャッタレリーズボタンを押すこと
ができ、一方その撮影者が自身を撮影する場合には、カ
メラを第2状態に設定すれば、同様にカメラを把持する
右手の指で前記シャッタレリーズボタンを押すことがで
き、それにより撮影に関わらずカメラの操作性を確保す
ることができる。
の焦点距離を変更可能となっているカメラであって、前
記カメラを把持した撮影者自身を撮影するのに適した撮
影条件を設定する撮影モードを備え、前記撮影モードの
設定に応じて、前記撮影レンズの焦点距離を、広角側に
対応する距離に設定するため、たとえば撮影者が片手で
カメラを把持して自身を撮影する場合に、撮影画枠から
の自身のはみ出しや欠けなどを防止することができる。
また、前記撮影モードの設定に応じて、撮影距離をたと
えば人間の腕の長さ程度に近距離に設定するので、カメ
ラを把持した撮影者が腕を伸ばして自身を撮影する場合
に、撮影者が合焦のための測距対象となっていなくて
も、撮影者自身にピントが合うようにすることができ
る。さらに、前記撮影モードの設定に応じて、シャッタ
のレリーズによりストロボ発光を強制的に行うようにな
っているので被写界輝度を高めることができ、それによ
りシャッタ速度を増大させてカメラのブレ防止を図るこ
とができ、あるいは被写界深度を深くしてピンぼけの防
止を図ることができる。
切り替える、第1の方向及び第2の方向に移動可能な撮
影条件設定部材を、前記第1及び第2の方向と異なる方
向に移動させることによりシャッタレリーズが行われる
ようになっているので、撮影者が単一の撮影条件設定部
材を、方向を異ならせて操作することにより、カメラの
状態の切り替えとシャッタレリーズとを行うことがで
き、それによりカメラの操作性を向上させることができ
る。
切り替える、回転軸周りに回転移動可能な撮影条件設定
部材を、前記撮影条件設定部材に回転力を伝達する方向
と異なる方向に移動させることによりシャッタレリーズ
が行われるようになっているので、撮影者が単一の撮影
条件設定部材を、回転させることと、回転力を伝達する
方向と異なる方向に移動させることで、カメラの状態の
切り替えとシャッタレリーズとを行うことができ、それ
によりカメラの操作性を向上させることができる。
る。
プ部2が本体1に対して近接した近接位置(第1位置)
にある状態を示し、図2(b)は、グリップ部2が本体
1に対して離隔した離隔位置(第2位置)にある状態を
示している。
により把持した状態で示すカメラの斜視図である。
気接点を、制御回路のブロック図と共に示す上面図であ
る。
た図である。
ーチャートである。
を示す図であり、その斜視図である。
を示す図であり、その底面図である。
を示す図であり、シャッタレリーズを可能とする構成を
示す図である。
ラを示す図であり、図9の構成をX−X線で切断して矢
印方向に見た図である。
ラを示す斜視図である。
ラを示す図であり、シャッタレリーズを可能とする構成
を示す図である。
ラを示す斜視図である。
ラを示す図であり、かかるカメラの制御構成を示すブロ
ック図である。
ラを示す図であり、シャッタレリーズを可能とする構成
を示す図である。
ラを示す図であり、モード切替を可能とする構成を示す
図である。
0の正面図である。
0の側面図である。
0’)の正面図である。
0’)の側面図である。
20の正面図である。
20の側面図である。
20を示す正面図である。
20を示す側面図である。
にする構成を示す図である。
ある。
図であり、図26と同様な、カメラの背面図である。
示す図である。
る。
30(a)は、かかるカメラの正面図であり、図30
(b)は、図30(a)のカメラをB−B線で切断して
矢印方向に見た図である。
Claims (28)
- 【請求項1】 カメラを把持した撮影者自身を撮影する
のに適した撮影条件を設定する撮影モードを備えたこと
を特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 第1位置と、該第1位置よりも撮影レン
ズに対して離れた第2位置との間を移動可能なシャッタ
レリーズボタンを有するグリップ部材を備え、該グリッ
プ部材が該第2位置にあるときに、前記撮影モードが設
定されるようになっていることを特徴とする請求項1に
記載のカメラ。 - 【請求項3】 カメラの正面から見て、撮影レンズの左
側の所定位置にシャッタレリーズボタンが位置する第1
状態と、撮影レンズの右側の所定位置にシャッタレリー
ズボタンが位置する第2状態とを切り替え可能であり、
前記シャッタレリーズボタンが第2状態に切り替わった
ときに、前記撮影モードが設定されるようになっている
ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。 - 【請求項4】 前記シャッタレリーズボタンは、カメラ
の正面から見て撮影レンズの左側の第1位置と、撮影レ
ンズの右側の第2位置との間を回転移動可能なグリップ
部材上に設けられていることを特徴とする請求項3に記
載のカメラ。 - 【請求項5】 前記グリップ部材が前記第1位置又は前
記第2位置にあるときにのみ、シャッタレリーズボタン
によるシャッタのレリーズが可能となっていることを特
徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のカメラ。 - 【請求項6】 カメラの正面から見て、撮影レンズの左
側に第1シャッタレリーズボタンを備え、撮影レンズの
右側に第2シャッタレリーズボタンを備えており、前記
撮影モードが設定された時のみ、該第2シャッタレリー
ズボタンによるシャッタのレリーズが可能となっている
ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。 - 【請求項7】 前記撮影モードの設定に応じて、所定の
絞りが設定されるようになっていることを特徴とする請
求項1乃至6のいずれかに記載のカメラ。 - 【請求項8】 前記所定の絞りは、小絞りであることを
特徴とする請求項7に記載のカメラ。 - 【請求項9】 前記カメラは、撮影レンズの焦点距離を
変更可能となっており、前記撮影モードの設定に応じ
て、所定の焦点距離が設定されるようになっていること
を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のカメ
ラ。 - 【請求項10】 前記所定の焦点距離は、撮影レンズの
広角側に対応する焦点距離であることを特徴とする請求
項9に記載のカメラ。 - 【請求項11】 前記撮影モードの設定に応じて、シャ
ッタのレリーズによりストロボ発光が強制的に行われる
ようになっていることを特徴とする請求項1乃至6のい
ずれかに記載のカメラ。 - 【請求項12】 前記撮影モードの設定に応じて、所定
の撮影距離が設定されるようになっていることを特徴と
する請求項1乃至6のいずれかに記載のカメラ。 - 【請求項13】 前記所定の撮影距離は、近距離である
ことを特徴とする請求項12に記載のカメラ。 - 【請求項14】 前記所定の撮影距離は、40乃至80
cmであることを特徴とする請求項13に記載のカメ
ラ。 - 【請求項15】 前記カメラには、前記カメラの前方を
向いた凸面鏡が設けられていることを特徴とする請求項
1乃至13のいずれかに記載のカメラ。 - 【請求項16】 前記カメラには、前記カメラの撮影画
角内又はカメラに設けられた測距装置の検出有効範囲内
から観察可能な発光部が設けられていることを特徴とす
る請求項1乃至13のいずれかに記載のカメラ。 - 【請求項17】 撮影レンズの焦点距離を変更可能とな
っているカメラにおいて、前記カメラを把持した撮影者
自身を撮影するのに適した撮影条件を設定する撮影モー
ドを備え、前記撮影モードの設定に応じて、前記撮影レ
ンズの焦点距離を、広角側に対応する距離に設定し、撮
影距離を近距離に設定し、かつシャッタのレリーズによ
りストロボ発光を強制的に行うことを特徴とするカメ
ラ。 - 【請求項18】 前記撮影モードは、所定の操作により
設定可能となっていることを特徴とする請求項1又は1
7に記載のカメラ。 - 【請求項19】 前記所定の操作とは、シャッタレリー
ズボタンの半押しであることを特徴とする請求項18に
記載のカメラ。 - 【請求項20】 前記所定の操作とは、所定時間持続す
るシャッタレリーズボタンの半押しであることを特徴と
する請求項18に記載のカメラ。 - 【請求項21】 前記所定の操作とは、複数回のシャッ
タレリーズボタンの半押しであることを特徴とする請求
項18に記載のカメラ。 - 【請求項22】 カメラの状態を切り替える、第1の方
向及び第2の方向に移動可能な撮影条件設定部材を、前
記第1及び第2の方向と異なる方向に移動させることに
よりシャッタレリーズが行われるようになっていること
を特徴とするカメラ。 - 【請求項23】 カメラの状態を切り替える、回転軸周
りに回転移動可能な撮影条件設定部材を、前記撮影条件
設定部材に回転力を伝達する方向と異なる方向に移動さ
せることによりシャッタレリーズが行われるようになっ
ていることを特徴とするカメラ。 - 【請求項24】 前記撮影条件設定部材は、所定量の移
動毎にクリックがかかることを特徴とする請求項22又
は23に記載のカメラ。 - 【請求項25】 前記撮影条件設定部材の移動により切
り替わったカメラの状態を表示する表示装置が設けられ
ていることを特徴とする請求項22乃至24のいずれか
に記載のカメラ。 - 【請求項26】 前記表示装置は、前記撮影条件設定部
材に記載された表示と、該表示の一部のみを露出する遮
蔽部材とからなることを特徴とする請求項25に記載の
カメラ。 - 【請求項27】 前記表示装置は、ファインダの近傍に
配置されていることを特徴とする請求項25に記載のカ
メラ。 - 【請求項28】 前記表示装置は、ファインダ内に配置
されていることを特徴とする請求項25に記載のカメ
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12666998A JP3726491B2 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12666998A JP3726491B2 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11305293A true JPH11305293A (ja) | 1999-11-05 |
JP3726491B2 JP3726491B2 (ja) | 2005-12-14 |
Family
ID=14940943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12666998A Expired - Fee Related JP3726491B2 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3726491B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002333660A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | Sony Corp | カメラ |
US6788887B2 (en) | 2001-09-19 | 2004-09-07 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Camera with indicator for determining position within the angle of view |
JP2005227382A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Pentax Corp | デジタルカメラ |
JP2007194952A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Fujifilm Corp | カメラ |
JP2007194951A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Fujifilm Corp | カメラ |
US7319488B2 (en) | 2002-01-22 | 2008-01-15 | Fujifilm Corporation | Digital camera in which shooting process mode is changed via the shutter release button |
US7726890B2 (en) | 2006-01-19 | 2010-06-01 | Fujifilm Corporation | Camera |
WO2014013957A1 (ja) * | 2012-07-18 | 2014-01-23 | Nakajima Hidehiko | 回転スイッチ |
-
1998
- 1998-04-22 JP JP12666998A patent/JP3726491B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002333660A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | Sony Corp | カメラ |
US6788887B2 (en) | 2001-09-19 | 2004-09-07 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Camera with indicator for determining position within the angle of view |
US7319488B2 (en) | 2002-01-22 | 2008-01-15 | Fujifilm Corporation | Digital camera in which shooting process mode is changed via the shutter release button |
JP2005227382A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Pentax Corp | デジタルカメラ |
JP2007194952A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Fujifilm Corp | カメラ |
JP2007194951A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Fujifilm Corp | カメラ |
US7726890B2 (en) | 2006-01-19 | 2010-06-01 | Fujifilm Corporation | Camera |
WO2014013957A1 (ja) * | 2012-07-18 | 2014-01-23 | Nakajima Hidehiko | 回転スイッチ |
JP2014021245A (ja) * | 2012-07-18 | 2014-02-03 | Eihiko Nakajima | 回転スイッチ |
US9264614B2 (en) | 2012-07-18 | 2016-02-16 | Hidehiko Nakajima | Digital camera with rotary switch |
CN105611133A (zh) * | 2012-07-18 | 2016-05-25 | 中岛荣彦 | 旋转开关 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3726491B2 (ja) | 2005-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4937609A (en) | Camera having soft focus filter | |
US4825235A (en) | Camera having soft focus filter | |
JP3726491B2 (ja) | カメラ | |
US8301023B2 (en) | Lens apparatus | |
EP0036180B1 (en) | Compact camera adapted to be selectively switched between a standard photographic mode and a telephotographic mode at a focal length of more than 200 mm | |
JPH0136182Y2 (ja) | ||
US6166765A (en) | Electronic imaging apparatus selecting an operating mode responsive to the condition of a lens barrier assembly | |
KR101665510B1 (ko) | 디지털 일안 리플렉스 카메라 | |
CN110505374B (zh) | 转动限制结构和具有转动限制结构的照明设备 | |
JP2002182097A (ja) | ズーム連動装置 | |
JP3027022B2 (ja) | パノラマ撮影機能付きカメラ | |
JP2016065998A (ja) | 撮像装置及び撮像プログラム | |
JP2008197507A (ja) | レリーズスイッチ機構、及び撮影装置 | |
JP2002287204A (ja) | カメラ | |
JP3861310B2 (ja) | カメラ用操作装置又はカメラ用操作装置を具備するカメラ | |
JP3218781B2 (ja) | 光学ファインダ | |
KR101590867B1 (ko) | 카메라의 플래시 개폐 장치 | |
JP2001305611A (ja) | バリア部材を備えたカメラ | |
JP3925167B2 (ja) | ファインダの視度調整機構 | |
JP3204898B2 (ja) | ズーム操作装置 | |
JP2005173382A (ja) | カメラ | |
JP2001154241A (ja) | カメラ | |
JP2002287205A (ja) | カメラ | |
JPH0648141U (ja) | スイッチ装置 | |
JP2007323008A (ja) | 撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040311 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040323 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040706 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050426 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050620 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050919 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081007 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101007 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |