JP2002287205A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2002287205A
JP2002287205A JP2001090719A JP2001090719A JP2002287205A JP 2002287205 A JP2002287205 A JP 2002287205A JP 2001090719 A JP2001090719 A JP 2001090719A JP 2001090719 A JP2001090719 A JP 2001090719A JP 2002287205 A JP2002287205 A JP 2002287205A
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camera
rotating member
camera body
release operation
release
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Application number
JP2001090719A
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English (en)
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Takeyoshi Iguchi
竹喜 井口
Shigeki Yanaka
茂樹 谷中
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手の大きさの違いや利き手の違いといった個
人差や撮影の仕方等々の撮影者の要望に応え、シャッタ
ーレリーズ操作を簡単に行えるようにしたカメラを提供
する。 【解決手段】 カメラ本体上にレリーズ操作部を備えた
カメラにおいて、レリーズ操作部がカメラ本体に対して
回転可能な回転部材上に配置され、回転部材が回転する
ことによりレリーズ操作部の位置を可変とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は銀塩カメラ、デジタ
ルスチルカメラ、レンズ付フィルムやビデオカメラ等の
画像を撮影する装置に関し、特に撮影者の手の大きさ、
利き手等に起因した要望に基づいて、撮影を実行するた
めのシャッターレリーズ操作を簡単に行うことができる
シャッターレリーズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀塩カメラ、デジタルスチルカメ
ラ、レンズ付フィルムやビデオカメラ等において(以
下、これらを総称して単にカメラという)、静止画撮影
時にシャッターを切るためのシャッターレリーズ操作
(以下、単にレリーズ操作と称する場合もある)は、カ
メラ本体の外装上、正面(撮影レンズが取り付けられて
いる面)から見て上面左側近傍に配置されているレリー
ズボタン(或いはレリーズスイッチ)を、直接、指で押
圧操作するか、その他では、カメラ本体に取り付けられ
るレリーズ用のケーブルやリモコン等を使って操作して
いる。
【0003】しかしながら、ケーブルを使ったレリーズ
操作は、カメラが三脚等で固定されているような場合に
使用するのは便利であるが、気軽にスナップ写真等を撮
影しようとする場合に、わざわざケーブルを取り付けて
撮影するのは手間がかかって面倒であるし、またリモコ
ン使用については、記念撮影等において撮影者自らが被
写体となるような場合に遠隔操作で撮影できる点では便
利ではあるが、撮影者が撮影者以外の被写体を撮影する
時に、片手でカメラを保持しファインダーで被写体を確
認しながら、もう一方の手でリモコンを操作して撮影す
るのは非常に煩わしい。
【0004】それ故、撮影者がこれらケーブルやリモコ
ンを用いて撮影を行うのは比較的特殊な場合であり、一
般的な撮影を行おうとする場合には、カメラ本体に配置
されているレリーズボタンを押圧操作して撮影する場合
が圧倒的に多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のカメ
ラにおいて配置されているシャッターレリーズボタンは
レンズ正面から見てカメラ本体の上面左側に設けられて
いることが多い。これは、右利きの人が右手でカメラ本
体を保持し、そのままレリーズ操作を行うことが多いこ
とに起因している。すなわち、従来のカメラは、右利き
の撮影者が右手でカメラを保持し、右手でカメラ操作を
し易いように設計されている。
【0006】しかし、このような位置にレリーズボタン
が配置されていると、左利きのユーザーが左手でカメラ
を保持しレリーズ操作を行おうとした場合には非常に不
便であり、特に、右手が不自由なユーザーは、左手でカ
メラ本体を保持すると共にレリーズ操作も左手で行わざ
るを得ない。ケーブルやリモコンを使って左手でレリー
ズ操作することも考えられるが、上述したように操作性
に問題がある。
【0007】そこで、こうしたユーザーが従来のカメラ
を使って左手のみで撮影する場合は、カメラ本体を上下
反転させた状態にし、左手でカメラを保持し、左手でレ
リーズ操作を行うが、この時にレリーズボタンはカメラ
本体の下面に位置することになる。しかし、この時、レ
リーズ操作は左手の親指で押し上げるようにしなければ
ならず、非常に操作しずらいばかりか、レリーズ操作の
ために親指がカメラ本体から離れることになり、手ぶれ
が発生しやすくなるという問題もあった。
【0008】この問題を解決するためには、左手でレリ
ーズ操作しやすいようにレンズ正面から見てカメラ本体
の上面右側にレリーズボタンを配置すれば良いが、メー
カーにとっては右手レリーズ用のカメラの他に、左手レ
リーズ用のカメラを製造するために新たに金型等の費用
が発生し、カメラのコストアップにつながるので、結局
はユーザーにとっても好ましくない。
【0009】また、右手でも左手でもレリーズ操作しや
すいように、レンズ正面から見てカメラ本体の上面左側
と上面右側の両方にレリーズボタンを配置すれば左利き
用のカメラのために新たに金型を作る必要はなくなる
が、レリーズ操作のための部品数が増えることになるの
で、やはりコスト的に好ましくない。また更に、ズーム
撮影(変倍撮影)が可能なカメラの場合には、レンズに
駆動を指示するズームレバーやズームスイッチ・ボタン
等の変倍用操作部を設ける必要があるが、これらの操作
部も左手用に加えなければならず、やはり製造上コスト
アップにつながる。
【0010】しかも、フィルムの自動巻き上げ機構がつ
いていないフィルムカメラの場合、一般にフィルムの巻
き上げノブはカメラ背面から見て右上方に配置されてい
る。そのため、上記のような誤動作等の問題をクリアし
てレリーズボタンをカメラの上面左側と上面右側の両方
に配置しても、カメラ背面右上方に配置されている巻き
上げノブの巻き上げ操作は、左手のみで撮影のための全
ての操作をしようとしているユーザにとって極めて困難
なものであり、その上、フィルムの巻き上げノブは、レ
リーズボタンと違って左右両方に配置することもできな
いために、結局、レリーズ操作を含む撮影操作を全て左
手のみで行うことは困難なものであった。
【0011】また、同じ右利きの撮影者であっても人に
よって手の大きさの違いや、怪我等のためにレリーズ操
作する指が限られている等の個人差がある。そのため、
例えば極端に手の小さい撮影者や人差し指が使えない撮
影者の場合は、右利き用のレリーズシャッターボタンで
あっても操作し難いという問題があった。
【0012】更に、従来のカメラには次のような問題も
あった。カメラを横撮り(ランドスケープ撮影)から縦
撮り(ポートレート撮影)に持ち替えて撮影する場合が
あるが、縦撮りを行うときにカメラを保持(ホールド)
したまま、カメラ本体の上面に設けられているレリーズ
ボタンを操作することは、人間工学上の観点から見て
も、撮影者にとって非常に困難な操作であり、事実、本
発明者がユーザーが撮影に失敗した写真について調査・
分析を行った結果でも、カメラの不安定さを補うために
添えられた撮影者の左手の指が撮影レンズの縁にかかり
写真中に写し込まれるという失敗例は、縦撮り撮影時の
発生率が非常に高いことが分かった。
【0013】特開平5−313225号公報には、レリ
ーズボタンをカメラ本体の上面のほぼ全面に配置したカ
メラ、及び、レリーズボタンをカメラ本体の上面で移動
可能に構成したカメラが記載されている。これらのカメ
ラによれば、撮影者のカメラの持ち方や手の大きさと言
った個人差に関わらず、所望の位置でのレリーズ操作を
行うことができるようにはなる。
【0014】しかしながら、この公報に記載されている
カメラは、前者はレリーズボタンの面積が大きいため
に、意図せずレリーズボタンに触れてしまった場合に誤
撮影が行われるという問題があるが、この問題に対して
何ら対策がとられておらず、また後者は、撮影者による
レリーズボタンの位置変更の設定が、通常は一度設定さ
れれば、その後は頻繁に行われるものではないにも関わ
らず、常にレリーズボタンの移動機構によってカメラ本
体の上面が占められているため、レリーズボタン以外の
他のスイッチ等の配置に関してカメラ本体の上面を使用
することができず、カメラの小型化の阻害要因になるば
かりか、レリーズ移動機構の部品点数も多く故障の原因
やコスト高につながる可能性もある。
【0015】しかも、この公報に記載されているカメラ
のレリーズボタンは、カメラ本体の上面でレリーズボタ
ンを移動するものであるため、上述した縦撮り撮影時の
操作の困難性は解消されていない。
【0016】特開平5−66461号公報にも、レリー
ズボタンをカメラ本体の上面で移動可能に構成したカメ
ラが記載されている。このカメラによれば、撮影者のカ
メラの持ち方や手の大きさと言った個人差に関わらず、
所望の位置でのレリーズ操作を行うことができるように
はなる。
【0017】しかしながら、この公報に記載されている
カメラは、カメラ本体上にレリーズボタンを移動させる
ためのガイド溝を形成するため、このガイド溝からカメ
ラ本体内に埃等が入る可能性があり、精密機器及び光学
機器であるカメラとして問題がある。
【0018】しかも、この公報に記載されているカメラ
のレリーズボタンは、カメラ本体の上面でレリーズボタ
ンを移動するものであるため、やはり、上述した縦撮り
撮影時の操作の困難性は解消されていないばかりか、上
面の広い偏平なフォルムのため人間工学上から見て縦撮
り撮影には全く不向きである。
【0019】そこで本発明の目的は、コストアップなく
上述した問題を解決し、手の大きさの違いや利き手の違
いといった個人差や、横撮りや縦撮りといった撮影の仕
方等々に因らず、シャッターレリーズ操作を簡単に行え
るようにしたカメラを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明に係るカメラは、カメラ本体上にレリーズ操作部を備
えたカメラにおいて、前記カメラ本体に対し、回転自在
に外接する回転部材を有し、前記回転部材上に前記レリ
ーズ操作部を配置するとともに、前記レリーズ操作部の
操作を前記カメラ本体に伝達するレリーズ伝達手段を備
え、前記回転部材の回転によって前記レリーズ操作部の
前記カメラ本体に対する位置を変更可能にしたことを特
徴とする。
【0021】なお、本発明においてレリーズ操作部と
は、シャッタレリーズを実行するために撮影者が操作す
る部材を称し、押圧するボタンタイプのものや、撮影の
ために所定の方向にスライドするスライドスイッチタイ
プのものを含む。
【0022】また、本発明においてカメラ本体とは、撮
影を行うカメラの構成から、レリーズ操作部を除いた構
成を言う。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1〜図5は第1の実施形態を
示す図である。
【0024】図1の正面図に示されるように、第1の実
施形態に係るカメラ本体1には、撮影レンズ3とファイ
ンダ窓4とストロボ5とが備えられており、これらの構
成に関しては公知のカメラの撮影レンズ、ファインダ
窓、ストロボ機構を使用することができる。また、カメ
ラがデジタルスチルカメラである場合には、更にカメラ
本体1の背面に液晶パネル等で構成されたファインダ表
示部を備えるようにしても良い。
【0025】撮影レンズ3の近傍にはカメラ本体1に対
して回転自在に取り付けられる回転部材2が、カメラ本
体1の外装に外接して配置されており、なおかつ、回転
部材2は、この実施形態においては、撮影レンズ3の光
軸方向と平行な軸20を回転中心として図中矢印方向に
回転自在となっている。
【0026】そして、撮影時に撮影者が押圧操作するレ
リーズ操作部としてのレリーズボタン21aは、この回
転部材2上の中心軸20から外れた位置に配置されてい
る。それ故、回転部材2を図中矢印方向に回転させる
と、レリーズボタン21aの位置は、回転部材2の回転
に伴い、軸20を回転中心として移動する。
【0027】図1のカメラの状態は、主として、右利き
の撮影者がカメラを横に構えて横撮り撮影(ランドスケ
ープ撮影)するのに適した状態を示している。すなわ
ち、図1においてレリーズボタン21aの位置は、カメ
ラ本体1の正面に向かって左上側に位置しているため、
右利きの撮影者は右手でカメラ本体1を保持し、その人
差し指でレリーズボタン21aを操作すれば良いため操
作は良好である。
【0028】右利きの撮影者がカメラを横に構えて横撮
り撮影する場合であっても、手の大きさが合わないとか
中指でレリーズ操作したいといった理由・事情により、
図のレリーズボタン21aの位置ではレリーズ操作がし
にくい場合は、撮影者は回転部材2を回転させて、レリ
ーズボタン21aを操作しやすい位置に移動させること
ができる。すなわち、回転部材2は撮影者が所望する角
度まで回転させた位置で停止することができる。
【0029】そのための構成としては様々な構成を採用
することが可能であるが、本実施形態においてはカメラ
本体1若しくは回転部材2若しくは両方共に、適当な磁
力の磁石(図示せず)を取り付けて、この磁石によって
回転部材2をカメラ本体1に対して着脱自在にしている
が、その他、バネとカムとを組み合わせて組み合わせク
リック式のものとしても良い。そして、回転部材2は、
撮影者が回転部材2に対して磁力による抵抗を上回る回
転力を加えることによって回転できるようになってお
り、撮影者は、回転部材2を所望する量だけ回転させた
後、回転部材2に力を加えることを止めると、その状態
で回転部材2は回転を停止する。
【0030】本実施形態においてレリーズボタン21a
は、従来のようなカメラ本体1の上面にではなく、カメ
ラ本体正面の平面上に配置されている。それ故、カメラ
が図1の状態、すなわち、右利きの撮影者がカメラ本体
1を横に構えて横撮り撮影するのに適するようになって
いる状態であっても、左手で撮影操作したい場合、カメ
ラ本体を上下反転させ、左手でカメラを保持し、左手で
レリーズ操作をする際にレリーズボタンを左手の親指以
外の指(例えば中指)で操作することが可能となってい
るため、この状態でも、前述した利き手に関する問題点
は解決されている。
【0031】しかしながら本実施形態においては、更に
回転部材2を回転可能に構成しているので、図5のよう
に回転部材2を180度回転させ、左手でカメラ本体1
を天地逆に保持して撮影を行うことにより、左手でのレ
リーズ操作がより一層良好となる。すなわち、図5にお
いて、レリーズボタン21aの位置は、カメラ本体1正
面の向かって左上側に位置しているため、左利きの撮影
者は左手でカメラ本体1を保持し、その人差し指でレリ
ーズボタン21aを操作することが可能となる。
【0032】また図4は、撮影者がカメラを縦に構え、
回転部材2を図1の状態から右90度回転させたときの
状態を示す。この状態においては、カメラは主に縦撮り
撮影(ポートレート撮影)に用いられることが多いが、
本実施形態のカメラにおいては、この時にレリーズボタ
ン21aの位置が、縦に構えられた状態のカメラの左右
の中心近傍に位置することとなる。それ故、撮影者は右
利き・左利きのどちらであっても利き手の人差し指でレ
リーズボタン21aの押圧操作を行うことができ、操作
は良好となる。
【0033】また、前述したように、本実施形態におい
ては回転部材2はカメラ本体1に対して着脱自在であ
り、図3は、回転部材2をカメラ本体1から分離した状
態を示している。
【0034】本実施形態においては、この際に赤外光等
の周知の手段を用いることにより、遠隔操作でのシャッ
ターレリーズ(撮影)を可能とするリモコンスイッチと
して使用することが可能となる。
【0035】なお、ここで図示されているように、カメ
ラ本体1には回転部材2が嵌合する凹状の取付部が形成
されている。回転部材はこの凹部内でカメラ本体1に摺
接しながら回転するため、回転部材2を回転させた時に
回転部材2がカメラ本体1に対して上下左右の方向にず
れるといった問題も発生しない。
【0036】図2は回転部材2の詳細を示す図であり、
図2(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ斜視
図、正面図、背面図、上面図である。正面図、背面図で
図示されているように、本実施形態において回転部材2
は外周が円の円盤形状である。更に図2(d)に図示さ
れるようにレリーズボタン21aが配置される面は球面
形状となっており、回転部材2をカメラ本体1に取り付
けた状態(例えば図1の状態)でカメラ本体正面の面に
対して回転部材2の球面部が突出する構成となってい
る。そのため、回転部材2がカメラ本体1に取り付けら
れている状態では、この球面状の突出部を持った回転部
材2をカメラのグリップ部として利用することも可能と
なり、撮影者のカメラ本体1に対するホールド感を向上
させている。
【0037】レリーズボタン21aはこの球面上の凹部
21bの中に配置されており、撮影者はこの凹部21b
に指を入れてレリーズ操作を行う。それ故、もし回転部
材2の球面が不用意に何かに接触しても、レリーズボタ
ン21aが押圧される可能性が低くなり、意図せずに撮
影が行われるといったことを防止している。
【0038】レリーズボタン21aの撮影者の指が触れ
る面は回転部材2の球面に沿った面となっており、しか
もその押圧方向は球面の中心(あるいは円盤の中心)に
向かう方向に傾いている。そのため、回転部材2がカメ
ラ本体1に取り付けられている状態、例えば図1、図
4、図5の各状態において、レリーズボタン21aのカ
メラ本体1に対する押圧方向は、回転部材2の回転位置
に応じて異なることとなる。言い換えれば、レリーズ操
作のためにレリーズボタン21aを押圧する方向には、
図1、図4、図5のいずれの状態であっても、カメラ本
体1を押し下げる方向のベクトル成分(図1、図4、図
5のそれぞれにおいて下向き方向)を有している。
【0039】すなわち、この実施形態のカメラにおいて
は、回転部材2の回転に伴って様々な方向に押圧操作で
きるようになっており、それ故、撮影者のカメラ本体1
の持ち方・構え方に関わらず、カメラ本体1を押し下げ
る方向にレリーズボタン21aを押圧操作できるように
なる。そのため、撮影者にとっては、利き手に関わら
ず、より確実なレリーズ操作感が生まれ手ぶれ等のレリ
ーズ操作ミスが少なくなるとともに、レリーズ操作のた
めの人間の動作も、常にボタンを押し下げるという行為
によって達成されることになるから人間工学的に見て最
適になる。
【0040】図中符号22は、遠隔撮影を可能とする赤
外光の第1発光部であり、回転部材2の側面上であって
レリーズボタン21aの近傍に配置されており、本発明
の発信部として機能している。第1発光部22からの赤
外光は、カメラ本体1において受信部として機能する第
1受光部6により受光され、撮影(シャッターレリー
ズ)が行われる。なお、これらのリモコン機能のための
発光部、受光部等の構成に関しては、公知のものを使用
することができる。
【0041】第1発光部22及び第1受光部6は、回転
部材2をカメラ本体から取り外してリモコンとして使用
している状態において、本発明のレリーズ伝達手段とし
て機能する。
【0042】第1発光部22はレリーズボタン21aの
近傍に配置されているため、遠隔撮影を行う場合、撮影
者はレリーズボタン21aをカメラ本体1に向けて押圧
操作するようにすれば、この状態で第1発光部22がカ
メラ本体1の方向を向くことになるため、確実に第1発
光部22からの赤外光を第1受光部6に向けて出射する
ことができる。
【0043】しかしながら、本発明において遠隔撮影機
能は必須のものではなく、カメラに遠隔撮影機能を持た
せない場合は、第1発光部22及び第1受光部6は必要
ない。
【0044】符号23は、回転部材2がカメラ本体1に
取り付けられている時にレリーズボタン21aが押圧操
作されたという情報を、赤外光でカメラ本体1に伝達す
るための第2発光部であり、本発明の発信部として機能
する。
【0045】一方、回転部材2をカメラ本体1に取り付
けた状態で、第2発光部23に対向するカメラ本体1上
の位置には受信部として機能する第2受光部25が備え
られ、第2発光部23と第2受光部25は、本発明のレ
リーズ伝達手段として機能する。
【0046】これらの第2発光部23及び第2受光部2
5の構成についても、上述した公知のリモコン機能の発
光部、受光部を使用することができる。そして回転部材
2がカメラ本体1に取り付けられている状態(例えば図
1の状態)でレリーズボタン21aが操作されると、そ
の操作情報である電気信号は第2発光部23から赤外光
として出力され、第2受光部25によって受光されて撮
影が行われる。
【0047】なお、第2発光部23は、回転部材2上で
レリーズボタン21aが配置されている面と反対側の面
に配置されているから、回転部材2がカメラ本体1に取
り付けられている状態(例えば図1の状態)でカメラ外
観から視認することはできないが、この状態でカメラ本
体1の第2受光部25と対向することになるので、レリ
ーズボタン21aが操作された信号は、確実に第2受光
部25、ひいてはカメラ本体1に伝えることができる。
【0048】符号24及び符号26a〜26hは公知の
フォトセンサー等によって構成される第3発光部及び第
3受光部であり、図示しないカメラ本体1内のCPUと
ともにレリーズボタン21aの回転位置判断手段を構成
している。
【0049】すなわち、第3発光部24に対向するカメ
ラ本体1上の位置に配置された第3受光部26a〜26
hのいずれが第3発光部24からの光を受光しているか
を、図示しないカメラ本体1内のCPUで検出すること
によってレリーズボタン21aの回転位置を判断するよ
うになっている。例えば第3発光部24からの発光を第
3受光部26eでの受光を検出した場合は回転部材2が
180度回転していること、すなわちレリーズボタン2
1aは図5の位置にきていると判断し、また、第3受光
部26gでの受光を検出した場合には、回転部材2がカ
メラ正面から見て時計回りに90度回転していること、
すなわちレリーズボタン21aは図4の位置にあると判
断することができる。
【0050】この回転位置判断手段が検出し判断するレ
リーズボタン21aの回転位置より、レリーズ誤操作防
止の設定を行うようにすると良い。すなわち、撮影者が
予め撮影のためのレリーズ操作を行うレリーズボタン2
1aの位置を設定しておき、これ以外の位置でレリーズ
ボタン21aが押圧操作させれてもレリーズされないよ
うにすることが好ましい。例えば、撮影者が、予め、レ
リーズボタン21aの位置が図1と図4の状態となった
時のみ撮影が行われるよう設定した場合には、第3発光
部24からの光が第3受光部の26aか26gで受光さ
れた時のみ撮影を許可し、それ以外の第3受光部で受光
した時には撮影を禁止するように構成することが好まし
い。この設定を行うことにより、意図しない誤撮影を防
止することが可能となる。
【0051】なお、レリーズボタン21aの回転位置の
判断を行うための第3発光部24からの発光は、常時行
えば常に正確にレリーズボタン21aの位置を判断する
ことができるようになるが、電力消費量が大きくなると
いう観点からは好ましくない。また所定時間間隔(例え
ば500ms)毎に発光させるようにすると、常時発光
に較べて電力消費量は抑えられるが、レリーズボタン2
1aが押圧された時点(撮影時点)で正しい回転位置を
検出しているとは限らなくなる。そこで、本実施形態で
は、所定時間間隔毎に発光させて所定時間間隔毎にレリ
ーズボタン21aの位置を判断するとともに、レリーズ
ボタン21aが押圧操作された時にも発光させてレリー
ズボタン21aの位置を判断している。
【0052】また、カメラがデジタルスチルカメラであ
る場合、言い換えれば、被写体光学像を撮像素子によっ
て変換した電気画像信号をA/D変換器によってA/D
変換することにより得られるデジタル画像信号をメモリ
に記憶する構成を備えている場合には、被写体光学像を
電気画像信号に変換するためのCCD等の撮像素子を、
回転位置判断手段が検出する回転部材2の回転位置と同
じ回転方向及び回転量の回転を行うようにしても良い。
【0053】すなわち、第3発光部24からの光を第3
受光部の26gでの受光を検出した場合には、回転部材
2がカメラ正面から見て時計回りに90度回転してお
り、これに伴い撮像素子もカメラ正面から見て時計回り
に90度回転させるようにする。
【0054】この場合、撮影者はカメラを図1から図4
のように横から縦へと持ち替えることなく、回転部材2
を90度回転させるだけで横撮り(ランドスケープ撮
影)から縦撮り(ポートレート撮影)に変更することが
できるので、撮影時の操作性が一層向上する。
【0055】CCD等の撮像素子をカメラ本体1に対し
て回転させる具体的機構に関しては、例えば特開200
0−209469号公報に記載されている構成を利用す
ることができる。
【0056】なお、実際に撮像素子を回転させることな
く、撮像素子で受光した画像情報を回転部材2の回転位
置に基づいてトリミング方向を変えることにより、横撮
り(ランドスケープ撮影)から縦撮り(ポートレート撮
影)を切り替えるようにしても良い。トリミング方向の
変更についての具体的機構としては例えば特開平10−
155111号公報や特開2000−278590号公
報に記載されている構成を利用することができる。
【0057】また、カメラ本体1の背面に液晶パネル等
のファインダ部を備えている場合には、更に、回転部材
2の回転に伴って横表示(ランドスケープ表示)から縦
表示(ポートレート表示)に切り替えられるようにする
と、より一層、撮影時の操作性が向上する。
【0058】本実施形態においては、回転位置判断手段
を構成する第3受光部としては8箇所設けているが、本
発明はこれに限定されない。すなわち、第3受光部をよ
り多く配設し、回転部材2の回転位置をより細かく判断
するようにしても良い。
【0059】また本実施形態においては、回転位置判断
手段を第3発光部、第3受光部といったフォトセンサー
で構成したが、本発明はこれに限定されない。例えばカ
メラ本体1に回転部材2の回転に応じて回転する部材を
設け、その回転する部材の回転量に基づいて回転部材2
の回転量を判断するといった機械的手段で構成しても構
わない。
【0060】また本実施形態においては、回転部材2の
レリーズボタン21aが配置される面は球面形状として
いたが、本発明はこれに限定されない。回転部材2を円
錐台(円錐を底面に平行な平面で切って小円錐を取り除
いた立体)形状にし、レリーズボタン21aを円錐台の
斜面に配置するようにしても良い。この場合も、レリー
ズボタン21aの押圧方向は回転中心に向かう方向に傾
くことになるので、球面形状の場合と同様の作用効果が
得られる。
【0061】更に本実施形態においては、グリップセン
サ27a〜27cを設け、カメラ本体1が撮影者に保持
されていることが検出されていない状態のときには、回
転部材2或いはレリーズボタン21aに対して行われた
操作、例えば回転部材2の回転や、レリーズボタン21
aの不用意なレリーズ操作を無視するようにしても良
い。グリップセンサの具体的構成としては公知の構成
(例えば特開平10−221769号公報に記載されて
いる構成)を利用することができる。
【0062】図6は、第2の実施形態であり、第1の実
施形態で説明した部位と同じ機能の部位には同じ符号を
付してあるため詳細説明は割愛する。図6においては回
転部材2は長円形状を呈しており、レリーズボタン21
aの周りには凸部21cが形成され、不用意な接触によ
る意図しない撮影を防止するよう配慮されている。
【0063】回転部材2には、円盤状凸部28aが形成
され、一方、カメラ本体1側には凸部28aと嵌合する
凹部28bが形成され、凹部28bに凸部28aが嵌合
して回転部材2が回転することで、レリーズボタン21
aが移動して、その位置を変更する。
【0064】また図示していないが、凸部28a、凹部
28bにはそれぞれ第1の実施形態と同様の第2発光・
受光部が備えられており、レリーズボタン21aが操作
されたことをカメラ本体に伝達するレリーズ伝達手段を
備えている。
【0065】上述した第1及び第2の実施形態において
は、部品点数削減のため、遠隔撮影のためのリモコンを
別途設けることなく、レリーズボタン21aをリモコン
として兼用した。そのため、レリーズボタン21aが撮
影者によって操作された情報・信号を赤外光等の無線に
よってカメラ本体1に伝達するよう構成していたが、本
発明はこれに限定されない。
【0066】すなわち、回転部材2をリモコンとして使
用しない場合には、回転部材2をカメラ本体1から着脱
不可能に構成しても良い。この場合、回転部材2の背面
(図2(c)参照)の中心部においてカメラ本体1と電
気的に接続し、レリーズ操作されたことをカメラ本体1
に伝達するように構成する。
【0067】回転部材2をリモコンとして使用する場合
は回転部材2に電池を内蔵させる必要があったが、回転
部材2をカメラ本体1から着脱不可能に構成した場合
は、電池を内蔵させる必要がなくなるため、回転部材2
の形状や大きさに関する設計自由度を向上することがで
きる。
【0068】また、特に図示しないが、回転部材2に撮
影レンズのズーミングを行うためのズームボタンを付け
るようにすると更に好ましい。ズームボタンもレリーズ
ボタンと同様に利き手や手の大きさの個人差によって操
作のしやすさに個人差があるが、回転部材2にズームボ
タンを付設することによって、ズームボタンも回転部材
2の回転に伴い位置を変更可能にすることで、操作性を
向上させることができるようになる。
【0069】以上の実施形態において回転部材2はカメ
ラ本体1の正面に配置したが、本発明はこれに限定され
ず、例えばカメラ本体1の背面に配置しても良い。
【0070】
【発明の効果】請求項1に記載のカメラにより、撮影者
はレリーズボタンやスイッチ等のレリーズ操作部を、撮
影者自らが操作しやすい位置に自由に移動させることが
できるようになり、利き手、手の大きさ等の個人差に基
づくレリーズ操作のしにくさのみならず、縦撮り、横撮
りといった撮影方法に基づくレリーズ操作のしにくさを
も解消することができ、カメラのレリーズ操作を簡単に
行うことができるようになった。
【0071】請求項2に記載のカメラにより、レリーズ
操作部におけるレリーズ操作を複雑な伝達機構を用いる
ことなくカメラ本体に伝えることができるようになり、
部品点数の減少に伴うコスト低減や故障発生の未然の防
止に寄与できるようになった。
【0072】請求項3に記載のカメラにより、撮影者は
レリーズ操作部を遠隔撮影のためのリモコンとして利用
することができることになり、新たに遠隔撮影のための
部品を作って取り付ける等の必要がなくなり、部品点数
の減少に伴うコスト低減や故障発生の防止に寄与できる
ようになった。
【0073】請求項4に記載のカメラにより、レリーズ
操作部をカメラ本体に取り付けた状態で無線の発信部が
カメラ本体の受信部と対向することになるので、レリー
ズ操作を簡単且つ確実にカメラ本体に伝達することが可
能となった。
【0074】請求項5に記載のカメラにより、遠隔撮影
を行う場合、撮影者はレリーズ操作部をカメラ本体に向
けて押圧操作するようにすれば、この時には深部がカメ
ラ本体の受信部と対向することになるので、レリーズ操
作を簡単且つ確実にカメラ本体に伝達することが可能と
なった。
【0075】請求項6に記載のカメラにより、撮影者は
レリーズ操作部が配置された回転部材を回転させるだけ
でレリーズ操作部の位置を簡単且つ確実に移動させるこ
とが可能となり、撮影者にとって操作しやすいレリーズ
操作部の移動機構を提供できるようになった。
【0076】請求項7に記載のカメラにより、撮影者が
回転部材を回転させる時に、回転部材がカメラ本体に対
して上下左右方向にずれるといった問題を解消すること
がでできるようになった。
【0077】請求項8に記載のカメラにより、レリーズ
操作部を回転部材の回転に伴って様々な方向に押圧操作
できるようになり、カメラ本体の持ち方・構え方に関わ
らず、カメラ本体を押し下げる方向にレリーズ操作部を
押圧操作できるようになり、撮影者にとっては、利き手
に関わらず、より確実なレリーズ操作感が生まれレリー
ズ操作ミスが少なくなるとともに、レリーズ操作のため
の人間の動作も、常にボタンを押し下げるという行為に
よって達成されることになるから人間工学的に見て簡単
にすることが可能となった。
【0078】請求項9に記載のカメラにより、レリーズ
操作部のみならずズーム操作部の位置も撮影者の要望に
応じて変更させることが可能となり、しかも一つの部材
上に撮影操作のための操作部がまとまるので、撮影のた
めの操作がより一層簡単になった。
【0079】請求項10に記載のカメラにより、撮影者
はカメラを持ち替えることなく、回転部材を回転させる
だけで横撮り(ランドスケープ撮影)から縦撮り(ポー
トレート撮影)等への変更が可能となり、撮影時の操作
性が一層向上する。
【0080】請求項11に記載のカメラにより、撮像素
子を回転させる機構を備えることなく、回転部材を回転
させるだけで横撮り(ランドスケープ撮影)から縦撮り
(ポートレート撮影)等への変更が可能となるので、撮
影時の操作性を一層向上させることができる上に、撮像
素子を回転させるための機構を省略でき、部品点数の減
少に伴うコスト低減や故障発生の防止に寄与できるよう
になった。
【0081】請求項12に記載のカメラにより、意図せ
ずレリーズ操作部が操作され誤った撮影が行われること
を防止できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るカメラを示す正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る回転部材を示す
図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るカメラで回転部
材を取り外した状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るカメラを縦に構
えた状態を示す正面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係るカメラで左利き
の撮影者が撮影を行うときに適した状態を示す正面図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るカメラを示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 回転部材 21a レリーズボタン 22 第1発光部 23 第2発光部 24 第3発光部 25 第2受光部 26 第3受光部 6 第1受光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/38 G03B 17/38 B 5C022 19/02 19/02 H04N 5/225 H04N 5/225 G F // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 2H020 AC01 AC02 FB01 FC02 FC12 ME35 2H054 AA01 2H081 CC02 CC04 CC05 2H100 AA14 CC07 FF05 2H101 AA01 DD21 5C022 AA00 AA13 AC32 AC42 AC52 AC77 AC78

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体上にレリーズ操作部を備えた
    カメラにおいて、 前記カメラ本体に対し、回転自在に外接する回転部材を
    有し、 前記回転部材上に前記レリーズ操作部を配置するととも
    に、前記レリーズ操作部の操作を前記カメラ本体に伝達
    するレリーズ伝達手段を備え、 前記回転部材の回転によって前記レリーズ操作部の前記
    カメラ本体に対する位置を変更可能にしたことを特徴と
    するカメラ。
  2. 【請求項2】 前記レリーズ伝達手段が、前記レリーズ
    操作部の操作を無線で前記カメラ本体に伝達することを
    特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記回転部材が、前記カメラ本体に対し
    て着脱自在であることを特徴とする請求項2に記載のカ
    メラ。
  4. 【請求項4】 前記レリーズ操作部の操作を無線で伝達
    するための発信部を備え、前記発信部が、前記回転部材
    上で前記レリーズ操作部が配置されている面の反対側の
    面に配置されていることを特徴とする請求項2又は3に
    記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記レリーズ操作部の操作を無線で伝達
    するための発信部を備え、前記発信部が、前記回転部材
    上で前記レリーズ操作部が配置されている面の側面に配
    置されていることを特徴とする請求項2から4に記載の
    カメラ。
  6. 【請求項6】 前記回転部材が円盤形状であり、前記レ
    リーズ操作部が前記回転部材の中心部から円周状端部の
    間に配置されていることを特徴とする請求項1から5に
    記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記カメラ本体上に前記回転部材が嵌合
    する凹部を有し、前記回転部材は前記凹部に嵌合した状
    態で回転することを特徴とする請求項1から6に記載の
    カメラ。
  8. 【請求項8】 前記回転部材上で前記レリーズ操作部の
    配置されている面が球面形状又は円錐台形状であり、前
    記レリーズ操作部の押圧操作方向が、前記回転部材の回
    転中心に向けて傾いていることを特徴とする請求項7に
    記載のカメラ。
  9. 【請求項9】 前記回転部材上に、ズーム撮影用の駆動
    を行うためのズーム操作部を配置したことを特徴とする
    請求項1から8に記載のカメラ。
  10. 【請求項10】 前記カメラ本体が、被写体光学像を撮
    像素子によって変換した電気画像信号をA/D変換器に
    よってA/D変換することにより得られるデジタル画像
    信号をメモリに記憶する構成を有し、前記撮像素子が前
    記回転部材の回転に伴って前記カメラ本体内で回転する
    ことを特徴とする請求項1から9に記載のカメラ。
  11. 【請求項11】 前記カメラ本体が、被写体光学像を撮
    像素子によって変換した電気画像信号をA/D変換器に
    よってA/D変換することにより得られるデジタル画像
    信号をメモリに記憶する構成を有し、前記回転部材の回
    転に応じて撮影画像に対するトリミングの向きを変更す
    ることを特徴とする請求項1から9に記載のカメラ。
  12. 【請求項12】 前記回転部材の回転量を検出して前記
    レリーズ操作部の位置を検出する手段を設け、前記レリ
    ーズ操作部が、予め設定された位置にある時のみに撮影
    を可能としたことを特徴とする請求項1から11に記載
    のカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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