JPH11305019A - 微小球突出型補強等の被膜付き再帰反射体の製造方法 - Google Patents
微小球突出型補強等の被膜付き再帰反射体の製造方法Info
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- JPH11305019A JPH11305019A JP13131098A JP13131098A JPH11305019A JP H11305019 A JPH11305019 A JP H11305019A JP 13131098 A JP13131098 A JP 13131098A JP 13131098 A JP13131098 A JP 13131098A JP H11305019 A JPH11305019 A JP H11305019A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 微小球突出型でかつ微小球の前面部や側面部
に補強等の被膜を有する再帰反射体の製造方法として、
補強等の被膜を極薄や均一な厚さにすることができるも
のを提供する。 【解決手段】 仮付着基材１１上に、熱加圧時の熱軟化
温度が９０℃の剥離性仮付着剤１２を介して、熱加圧時
の熱軟化温度が１２０℃で厚さが約１μの保護被膜１３
ａを積層した後、この上に透明な微小球１４を単層配列
し、この状態で全体を１１０℃の温度で熱加圧して、微
小球１４による保護被膜１３ａの仮付着剤１２中への押
動変形により、保護被膜１３ａを微小球１４の前面相当
部に付着し、次いで微小球１４上に光反射膜１５を積層
し、その上に接着剤１６を介して被着材１７を接着した
後、仮付着基材１１を仮付着剤１２とともに剥離して、
微小球１４の前面部に保護被膜１３ａが隣接する再帰反
射体２０を形成する。
に補強等の被膜を有する再帰反射体の製造方法として、
補強等の被膜を極薄や均一な厚さにすることができるも
のを提供する。 【解決手段】 仮付着基材１１上に、熱加圧時の熱軟化
温度が９０℃の剥離性仮付着剤１２を介して、熱加圧時
の熱軟化温度が１２０℃で厚さが約１μの保護被膜１３
ａを積層した後、この上に透明な微小球１４を単層配列
し、この状態で全体を１１０℃の温度で熱加圧して、微
小球１４による保護被膜１３ａの仮付着剤１２中への押
動変形により、保護被膜１３ａを微小球１４の前面相当
部に付着し、次いで微小球１４上に光反射膜１５を積層
し、その上に接着剤１６を介して被着材１７を接着した
後、仮付着基材１１を仮付着剤１２とともに剥離して、
微小球１４の前面部に保護被膜１３ａが隣接する再帰反
射体２０を形成する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】この発明は、再帰反射による
光輝性に基づいた識別作用の点から交通安全などを目的
として衣服、帽子、靴、鞄などの装身具等に多用されて
いる再帰反射体、特に多数の透明な微小球を前面部（表
面部）を隣接部から突出した状態で単層配列するととも
に微小球の前面部や側面部（隣接する微小球の間隙部）
に補強や保護などのための被膜を有する微小球突出型で
補強等の被膜付きの再帰反射体の製造方法に関するもの
である。
光輝性に基づいた識別作用の点から交通安全などを目的
として衣服、帽子、靴、鞄などの装身具等に多用されて
いる再帰反射体、特に多数の透明な微小球を前面部（表
面部）を隣接部から突出した状態で単層配列するととも
に微小球の前面部や側面部（隣接する微小球の間隙部）
に補強や保護などのための被膜を有する微小球突出型で
補強等の被膜付きの再帰反射体の製造方法に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の再帰反射体の製造に際して
は、微小球の前面部や側面部における補強等の被膜の形
成は、被着材上に少なくとも光反射膜を介して前面部や
側面部が露出する状態で微小球を単層配列した再帰反射
基体の該当部（微小球の前面部や側面部）に、補強等用
樹脂液類を塗布することにより行なわれている。
は、微小球の前面部や側面部における補強等の被膜の形
成は、被着材上に少なくとも光反射膜を介して前面部や
側面部が露出する状態で微小球を単層配列した再帰反射
基体の該当部（微小球の前面部や側面部）に、補強等用
樹脂液類を塗布することにより行なわれている。
【０００３】しかしこのような樹脂液類を塗布する方式
では、実質上樹脂液類の付着量を調節することができな
いため、被膜の厚さを微小球の再帰反射性が損なわれな
いような極薄の厚さや着色性にむらが生じないような均
一な厚さにすることが至難であるなどの問題がある。
では、実質上樹脂液類の付着量を調節することができな
いため、被膜の厚さを微小球の再帰反射性が損なわれな
いような極薄の厚さや着色性にむらが生じないような均
一な厚さにすることが至難であるなどの問題がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な問題に鑑み、微小球突出型で補強等の被膜付きの再帰
反射体の製造方法として、微小球の前面部や側面部の被
膜を極薄や均一な厚さにすることができるものを提供す
ることを主要な課題としている。
な問題に鑑み、微小球突出型で補強等の被膜付きの再帰
反射体の製造方法として、微小球の前面部や側面部の被
膜を極薄や均一な厚さにすることができるものを提供す
ることを主要な課題としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に係る再帰反射
体の製造方法は、仮付着基材（転写基材）上に熱軟化・
剥離性仮付着剤を介して熱接着性の補強等の被膜を積層
した後、該被膜上に透明な微小球を単層配列し、次いで
この状態で全体を熱加圧した後、微小球上に光反射膜を
積層し、続いて該光反射膜上に接着剤を介して被着材を
接着した後、仮付着基材を仮付着剤とともに剥離するこ
とからなり、仮付着剤と被膜は、熱加圧時の熱軟化温度
を異にし、かつ熱加圧温度が、仮付着剤と被膜の熱加圧
時の両熱軟化温度間の温度（中華温度）以上であること
を特徴とする。
体の製造方法は、仮付着基材（転写基材）上に熱軟化・
剥離性仮付着剤を介して熱接着性の補強等の被膜を積層
した後、該被膜上に透明な微小球を単層配列し、次いで
この状態で全体を熱加圧した後、微小球上に光反射膜を
積層し、続いて該光反射膜上に接着剤を介して被着材を
接着した後、仮付着基材を仮付着剤とともに剥離するこ
とからなり、仮付着剤と被膜は、熱加圧時の熱軟化温度
を異にし、かつ熱加圧温度が、仮付着剤と被膜の熱加圧
時の両熱軟化温度間の温度（中華温度）以上であること
を特徴とする。
【０００６】上記において、一般には、被膜の熱加圧時
の熱軟化温度は仮付着剤のそれより高くし（例えば約３
０℃前後の差を設ける）、かつ熱加圧の温度は被膜と仮
付着剤の熱加圧時の両熱軟化温度間の温度、すなわち仮
付着剤の熱加圧時の熱軟化温度より高く、被膜のそれよ
り低い温度にするか、あるいは被膜の熱加圧時の熱軟化
温度は仮付着剤のそれより低くし（例えば約２０℃前後
の差を設ける）、かつ熱加圧温度は両熱軟化温度より高
い温度、すなわち仮付着剤の熱加圧時の熱軟化温度より
高い（例えば約２０℃高い）温度にする。
の熱軟化温度は仮付着剤のそれより高くし（例えば約３
０℃前後の差を設ける）、かつ熱加圧の温度は被膜と仮
付着剤の熱加圧時の両熱軟化温度間の温度、すなわち仮
付着剤の熱加圧時の熱軟化温度より高く、被膜のそれよ
り低い温度にするか、あるいは被膜の熱加圧時の熱軟化
温度は仮付着剤のそれより低くし（例えば約２０℃前後
の差を設ける）、かつ熱加圧温度は両熱軟化温度より高
い温度、すなわち仮付着剤の熱加圧時の熱軟化温度より
高い（例えば約２０℃高い）温度にする。
【０００７】上記の熱加圧時の熱軟化温度及び熱加圧温
度の条件のうち前者においては、熱加圧による被膜と仮
付着剤の軟化及びその状態の差によって、微小球が被膜
を仮付着剤中に押動変形し、これにより被膜が微小球の
前面相当部である被膜対向面部に付着し、仮付着基材を
仮付着剤とともに剥離した際には、単層配列状態の微小
球の前面部に連続的にのびる被膜が隣接する形になり、
この場合予め仮付着剤上に積層する被膜を極薄にしてお
くことにより、微小球の前面部の被膜を所望通り極薄
（例えば微小球の直径の約１／５０以下）にすることが
できる。
度の条件のうち前者においては、熱加圧による被膜と仮
付着剤の軟化及びその状態の差によって、微小球が被膜
を仮付着剤中に押動変形し、これにより被膜が微小球の
前面相当部である被膜対向面部に付着し、仮付着基材を
仮付着剤とともに剥離した際には、単層配列状態の微小
球の前面部に連続的にのびる被膜が隣接する形になり、
この場合予め仮付着剤上に積層する被膜を極薄にしてお
くことにより、微小球の前面部の被膜を所望通り極薄
（例えば微小球の直径の約１／５０以下）にすることが
できる。
【０００８】他方後者の熱加圧時の熱軟化温度及び熱加
圧温度の条件においては、熱加圧による被膜と仮付着剤
の軟化状態の差によって、微小球が被膜を貫通して仮付
着剤中に突出し、これにより被膜が微小球の側面部に付
着し、仮付着基材を仮付着剤をとともに剥離した際に
は、単層配列の微小球の側面部に連続的にのびる被膜が
隣接する形になり、この場合にも微小球の側面部の被膜
の厚さは、予め仮付着剤上に積層する被膜の厚さによっ
て、任意に調整することができる。
圧温度の条件においては、熱加圧による被膜と仮付着剤
の軟化状態の差によって、微小球が被膜を貫通して仮付
着剤中に突出し、これにより被膜が微小球の側面部に付
着し、仮付着基材を仮付着剤をとともに剥離した際に
は、単層配列の微小球の側面部に連続的にのびる被膜が
隣接する形になり、この場合にも微小球の側面部の被膜
の厚さは、予め仮付着剤上に積層する被膜の厚さによっ
て、任意に調整することができる。
【０００９】この発明に係る再帰反射体の製造方法は、
第２には、仮付着基材上に熱軟化・剥離性仮付着剤を介
して熱接着性の補強等の被膜を積層した後、該被膜上に
透明な微小球を単層配列し、次いでこの状態で全体を加
熱した後、微小球上に光反射膜を積層し、続いて該光反
射膜上に接着剤を介して被着材を接着した後、仮付着基
材を仮付着剤とともに剥離することからなり、仮付着剤
と被膜は、加熱時の熱軟化温度を異にし、かつ加熱温度
が、仮付着剤と被膜の加熱時の両熱軟化温度を越える温
度、すなわち加熱時の両熱軟化温度のいずれよりも高い
温度であることを特徴とする。
第２には、仮付着基材上に熱軟化・剥離性仮付着剤を介
して熱接着性の補強等の被膜を積層した後、該被膜上に
透明な微小球を単層配列し、次いでこの状態で全体を加
熱した後、微小球上に光反射膜を積層し、続いて該光反
射膜上に接着剤を介して被着材を接着した後、仮付着基
材を仮付着剤とともに剥離することからなり、仮付着剤
と被膜は、加熱時の熱軟化温度を異にし、かつ加熱温度
が、仮付着剤と被膜の加熱時の両熱軟化温度を越える温
度、すなわち加熱時の両熱軟化温度のいずれよりも高い
温度であることを特徴とする。
【００１０】ここで、上記の熱加圧の場合と同じよう
に、通常は、被膜の加熱時の熱軟化温度は仮付着剤のそ
れより高くし（例えば約３０前後の差を設ける）、かつ
加熱の温度は、加熱時間との関係で適当に選定する（例
えば約３０秒〜１分半加熱する場合には、被膜の加熱時
の熱軟化温度を例えば約１００〜５０℃越える温度にす
る）か、あるいは被膜の加熱時の熱軟化温度は仮付着剤
のそれより低くし（例えば約２０℃前後の差を設け
る）、かつ加熱温度は加熱時間との関係で適当に選定す
る（例えば上記と同じように加熱時間が約３０秒〜１分
半の場合には、仮付着剤の加熱時の熱軟化温度を例えば
約１００〜５０℃越える温度にすることができる）。
に、通常は、被膜の加熱時の熱軟化温度は仮付着剤のそ
れより高くし（例えば約３０前後の差を設ける）、かつ
加熱の温度は、加熱時間との関係で適当に選定する（例
えば約３０秒〜１分半加熱する場合には、被膜の加熱時
の熱軟化温度を例えば約１００〜５０℃越える温度にす
る）か、あるいは被膜の加熱時の熱軟化温度は仮付着剤
のそれより低くし（例えば約２０℃前後の差を設け
る）、かつ加熱温度は加熱時間との関係で適当に選定す
る（例えば上記と同じように加熱時間が約３０秒〜１分
半の場合には、仮付着剤の加熱時の熱軟化温度を例えば
約１００〜５０℃越える温度にすることができる）。
【００１１】上記の加熱時の熱軟化温度及び加熱温度の
条件のうち前者においては、加熱による被膜と仮付着剤
の軟化状態の差によって、微小球がその自重に基づき被
膜を仮付着剤中に押動変形し、これによって被膜が微小
球の前面相当部に付着し、仮付着基材を仮付着剤ととも
に剥離した際には、単層配列状態の微小球の前面部に連
続的にのびる被膜が隣接する形になる。そしてこの場合
予め仮付着剤上に積層する被膜を極薄にしておくことに
より、微小球の前面部の被膜を所望通り極薄（例えば微
小球の直径の約１／５０以下）にすることができる。
条件のうち前者においては、加熱による被膜と仮付着剤
の軟化状態の差によって、微小球がその自重に基づき被
膜を仮付着剤中に押動変形し、これによって被膜が微小
球の前面相当部に付着し、仮付着基材を仮付着剤ととも
に剥離した際には、単層配列状態の微小球の前面部に連
続的にのびる被膜が隣接する形になる。そしてこの場合
予め仮付着剤上に積層する被膜を極薄にしておくことに
より、微小球の前面部の被膜を所望通り極薄（例えば微
小球の直径の約１／５０以下）にすることができる。
【００１２】他方後者の加熱時の熱軟化温度及び加熱温
度の条件においては、加熱による被膜と仮付着剤の軟化
状態の差によって、微小球がその自重により被膜を貫通
して仮付着剤中に突出し、これによって被膜が微小球の
側面部に付着し、仮付着基材を仮付着剤をとともに剥離
した際には、単層配列の微小球の側面部に連続的にのび
る被膜が隣接する形になり、この場合にも微小球の側面
部の被膜の厚さは、予め仮付着剤上に積層する被膜の厚
さによって、任意に調整することができる。
度の条件においては、加熱による被膜と仮付着剤の軟化
状態の差によって、微小球がその自重により被膜を貫通
して仮付着剤中に突出し、これによって被膜が微小球の
側面部に付着し、仮付着基材を仮付着剤をとともに剥離
した際には、単層配列の微小球の側面部に連続的にのび
る被膜が隣接する形になり、この場合にも微小球の側面
部の被膜の厚さは、予め仮付着剤上に積層する被膜の厚
さによって、任意に調整することができる。
【００１３】
【実施例】以下図１、図２を参照して、この発明に係る
再帰反射体の製造方法の実施例を説明する。
再帰反射体の製造方法の実施例を説明する。
【００１４】実施例１ 図１に左から右に向かって示すように、厚さが５０μの
ポリエステル樹脂フイルムからなる仮付着基材１１の片
面上に、厚さが３０μで後程の熱加圧時の熱軟化点が９
０℃の剥離性ポリエチレン樹脂からなる仮付着剤１２を
積層し、その上に、熱加圧時の熱軟化点が１２０℃の透
明な熱接着性ポリエステル樹脂溶液をコーティングし
て、乾燥厚さが約１μの透明な保護被膜１３ａを形成
し、その表面に、屈折率が１．９２、球径が５３〜７４
μのガラス製の透明な微小球１４を散布して単層配列状
態で付着した後、全体を１１０℃に加熱した金属ローラ
ーとゴムローラーを用いて線圧が約１ｋｇ／ｃｍで熱加
圧して、微小球１４のほぼ半球部に沿って保護被膜１３
ａを接着し、続いて微小球１４の露出側にアルミニウム
の蒸着によって、厚さが８００オングストームの光反射
膜１５を形成した後、ポリウレタン樹脂からなる接着剤
１６を介してポリエステルタフタ布からなる被着材１７
を接着し、この後仮付着基材１１を仮付着剤１２ととも
に剥離、除去して、微小球１４の前面部に１μ厚の保護
被膜１３ａが隣接する再帰反射体２０を形成した。
ポリエステル樹脂フイルムからなる仮付着基材１１の片
面上に、厚さが３０μで後程の熱加圧時の熱軟化点が９
０℃の剥離性ポリエチレン樹脂からなる仮付着剤１２を
積層し、その上に、熱加圧時の熱軟化点が１２０℃の透
明な熱接着性ポリエステル樹脂溶液をコーティングし
て、乾燥厚さが約１μの透明な保護被膜１３ａを形成
し、その表面に、屈折率が１．９２、球径が５３〜７４
μのガラス製の透明な微小球１４を散布して単層配列状
態で付着した後、全体を１１０℃に加熱した金属ローラ
ーとゴムローラーを用いて線圧が約１ｋｇ／ｃｍで熱加
圧して、微小球１４のほぼ半球部に沿って保護被膜１３
ａを接着し、続いて微小球１４の露出側にアルミニウム
の蒸着によって、厚さが８００オングストームの光反射
膜１５を形成した後、ポリウレタン樹脂からなる接着剤
１６を介してポリエステルタフタ布からなる被着材１７
を接着し、この後仮付着基材１１を仮付着剤１２ととも
に剥離、除去して、微小球１４の前面部に１μ厚の保護
被膜１３ａが隣接する再帰反射体２０を形成した。
【００１５】実施例２ 図２に左から右に向かって示すように、実施例１の場合
と同じく厚さが５０μのポリエステル樹脂フイルムから
なる仮付着基材１１上に、厚さが３０μで後程の熱加圧
時の熱軟化点が９０℃の剥離性ポリエチレン樹脂からな
る仮付着剤１２を積層した後、熱加圧時の熱軟化点が７
０℃の透明な熱接着性ポリエステル樹脂溶液をコーテイ
ングして、補強被膜１３ｂを形成し、その表面に、実施
例１と同じように、微小球１４を散布して単層配列状態
で付着した後、全体を温度１１０℃、線圧約１ｋｇ／ｃ
ｍの条件で熱加圧して、微小球１４のほぼ半球部を補強
被膜１３ｂを貫通して仮付着剤１２中に進入させること
により、微小球１４の側面部を補強被膜１３ｂを介して
連結する形にし、次いで実施例１の場合と同じように、
微小球１４上に、アルミニウムの蒸着による厚さが約８
００オングストームの光反射膜１５の形成、ポリウレタ
ン樹脂からなる接着剤１６を介したポリエステルタフタ
布からなる被着材１７の接着、この後の仮付着基材１１
と仮付着剤１２との剥離、除去を介して、微小球１４の
側面部に補強被膜１３ｂが隣接する再帰反射体２１を形
成した。
と同じく厚さが５０μのポリエステル樹脂フイルムから
なる仮付着基材１１上に、厚さが３０μで後程の熱加圧
時の熱軟化点が９０℃の剥離性ポリエチレン樹脂からな
る仮付着剤１２を積層した後、熱加圧時の熱軟化点が７
０℃の透明な熱接着性ポリエステル樹脂溶液をコーテイ
ングして、補強被膜１３ｂを形成し、その表面に、実施
例１と同じように、微小球１４を散布して単層配列状態
で付着した後、全体を温度１１０℃、線圧約１ｋｇ／ｃ
ｍの条件で熱加圧して、微小球１４のほぼ半球部を補強
被膜１３ｂを貫通して仮付着剤１２中に進入させること
により、微小球１４の側面部を補強被膜１３ｂを介して
連結する形にし、次いで実施例１の場合と同じように、
微小球１４上に、アルミニウムの蒸着による厚さが約８
００オングストームの光反射膜１５の形成、ポリウレタ
ン樹脂からなる接着剤１６を介したポリエステルタフタ
布からなる被着材１７の接着、この後の仮付着基材１１
と仮付着剤１２との剥離、除去を介して、微小球１４の
側面部に補強被膜１３ｂが隣接する再帰反射体２１を形
成した。
【００１６】実施例３ 実施例１の場合とほぼ同じように、厚さが５０μのポリ
エステル樹脂フイルムからなる仮付着基材１１の片面上
に、厚さが３０μで加熱時の熱軟化点が９０℃の剥離性
ポリエチレン樹脂からなる仮付着剤１２を積層し、その
上に、加熱時の熱軟化点が１２０℃の透明な熱接着性ポ
リエステル樹脂溶液をコーティングして、乾燥厚さが約
１μの透明な保護被膜１３ａを形成し、その表面に、上
記の実施例の場合と同じガラス製の透明な微小球１４を
散布して単層配列状態で付着した後、全体を１８０℃で
約１分間加熱して、仮付着剤１２、保護被膜１３ａを軟
化させ、微小球１４をその自重により沈下させて、その
ほぼ半球部に沿って保護被膜１３ａを接着し、続いて実
施例１の場合と全く同じように、微小球１４の露出側に
アルミニウムの蒸着により、厚さが８００オングストー
ムの光反射膜１５を形成した後、ポリウレタン樹脂から
なる接着剤１６を介してポリエステルタフタ布からなる
被着材１７を接着し、この後仮付着基材１１を仮付着剤
１２とともに剥離、除去して、実施例１と同等の再帰反
射体２０を形成した。
エステル樹脂フイルムからなる仮付着基材１１の片面上
に、厚さが３０μで加熱時の熱軟化点が９０℃の剥離性
ポリエチレン樹脂からなる仮付着剤１２を積層し、その
上に、加熱時の熱軟化点が１２０℃の透明な熱接着性ポ
リエステル樹脂溶液をコーティングして、乾燥厚さが約
１μの透明な保護被膜１３ａを形成し、その表面に、上
記の実施例の場合と同じガラス製の透明な微小球１４を
散布して単層配列状態で付着した後、全体を１８０℃で
約１分間加熱して、仮付着剤１２、保護被膜１３ａを軟
化させ、微小球１４をその自重により沈下させて、その
ほぼ半球部に沿って保護被膜１３ａを接着し、続いて実
施例１の場合と全く同じように、微小球１４の露出側に
アルミニウムの蒸着により、厚さが８００オングストー
ムの光反射膜１５を形成した後、ポリウレタン樹脂から
なる接着剤１６を介してポリエステルタフタ布からなる
被着材１７を接着し、この後仮付着基材１１を仮付着剤
１２とともに剥離、除去して、実施例１と同等の再帰反
射体２０を形成した。
【００１７】実施例４ 実施例２の場合ほぼ同じように、厚さが５０μのポリエ
ステル樹脂フイルムからなる仮付着基材１１上に、厚さ
が３０μで加熱時の熱軟化点が９０℃の剥離性ポリエチ
レン樹脂からなる仮付着剤１２を積層した後、加熱時の
熱軟化点が７０℃の透明な熱接着性ポリエステル樹脂溶
液をコーテイングして、補強被膜１３ｂを形成し、その
表面に、上記の実施例の場合と同じ微小球１４を散布し
て単層配列状態で付着した後、全体を温度１５０℃で約
１分半加熱し、微小球１４の自重による沈降によりほぼ
半球部を補強被膜１３ｂを貫通して仮付着剤１２中に進
入させることにより、微小球１４の側面部を補強被膜１
３を介して連結する形にし、次いで実施例２の場合と同
じように、微小球１３上に、アルミニウムの蒸着による
厚さが約８００オングストームの光反射膜１５の形成、
ポリウレタン樹脂からなる接着剤１６を介したポリエス
テルタフタ布からなる被着材１７の接着、この後の仮付
着基材１１と仮付着剤１２との剥離、除去を介して、実
施例２の場合と同等の再帰反射体２１を形成した。
ステル樹脂フイルムからなる仮付着基材１１上に、厚さ
が３０μで加熱時の熱軟化点が９０℃の剥離性ポリエチ
レン樹脂からなる仮付着剤１２を積層した後、加熱時の
熱軟化点が７０℃の透明な熱接着性ポリエステル樹脂溶
液をコーテイングして、補強被膜１３ｂを形成し、その
表面に、上記の実施例の場合と同じ微小球１４を散布し
て単層配列状態で付着した後、全体を温度１５０℃で約
１分半加熱し、微小球１４の自重による沈降によりほぼ
半球部を補強被膜１３ｂを貫通して仮付着剤１２中に進
入させることにより、微小球１４の側面部を補強被膜１
３を介して連結する形にし、次いで実施例２の場合と同
じように、微小球１３上に、アルミニウムの蒸着による
厚さが約８００オングストームの光反射膜１５の形成、
ポリウレタン樹脂からなる接着剤１６を介したポリエス
テルタフタ布からなる被着材１７の接着、この後の仮付
着基材１１と仮付着剤１２との剥離、除去を介して、実
施例２の場合と同等の再帰反射体２１を形成した。
【００１８】この発明は、このほか、熱加圧を加熱金属
板とゴム板の間で行なうなど、種々の態様で実施するこ
とができるもので、上記のような実施例に限定されるも
のではない。
板とゴム板の間で行なうなど、種々の態様で実施するこ
とができるもので、上記のような実施例に限定されるも
のではない。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、この発明に係る再帰反射体の製造方法によれば、そ
の構成上、微小球の前面部や側面部に、従来至難であっ
た極薄や均一な厚さの保護被膜や補強被膜などを容易に
形成することができる。
に、この発明に係る再帰反射体の製造方法によれば、そ
の構成上、微小球の前面部や側面部に、従来至難であっ
た極薄や均一な厚さの保護被膜や補強被膜などを容易に
形成することができる。
【図１】この発明に係る再帰反射体の製造方法の一実施
例の略断面図である。
例の略断面図である。
【図２】この発明に係る再帰反射体の製造方法の他の実
施例の略断面図である。
施例の略断面図である。
１１ 仮付着基材 １２ 仮付着剤 １３ａ 保護被膜 １３ｂ 補強被膜 １４ 微小球 １５ 光反射膜 １６ 接着剤 １７ 被着材 ２０ 再帰反射体 ２１ 再帰反射体
【手続補正書】
【提出日】平成１０年１１月２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１４】実施例１ 図１に左から右に向かって示すように、厚さが５０μの
ポリエステル樹脂フイルムからなる仮付着基材１１の片
面上に、厚さが３０μで後程の熱加圧時の熱軟化点が９
０℃の剥離性ポリエチレン樹脂からなる仮付着剤１２を
積層し、その上に、熱加圧時の熱軟化点が１２０℃の透
明な熱接着性ポリエステル樹脂溶液をコーティングし
て、乾燥厚さが約１μの透明な保護被膜１３ａを形成
し、その表面に、屈折率が１．９２、球径が５３〜７４
μのガラス製の透明な微小球１４を散布して単層配列状
態で付着した後、全体を１１０℃に加熱した金属ローラ
ーとゴムローラーを用いて線圧が約１ｋｇ／ｃｍで熱加
圧して、微小球１４のほぼ半球部に沿って保護被膜１３
ａを接着し、続いて微小球１４の露出側にアルミニウム
の蒸着によって、厚さが８００オングストロームの光反
射膜１５を形成した後、ポリウレタン樹脂からなる接着
剤１６を介してポリエステルタフタ布からなる被着材１
７を接着し、この後仮付着基材１１を仮付着剤１２とと
もに剥離、除去して、微小球１４の前面部に１μ厚の保
護被膜１３ａが隣接する再帰反射体２０を形成した。
ポリエステル樹脂フイルムからなる仮付着基材１１の片
面上に、厚さが３０μで後程の熱加圧時の熱軟化点が９
０℃の剥離性ポリエチレン樹脂からなる仮付着剤１２を
積層し、その上に、熱加圧時の熱軟化点が１２０℃の透
明な熱接着性ポリエステル樹脂溶液をコーティングし
て、乾燥厚さが約１μの透明な保護被膜１３ａを形成
し、その表面に、屈折率が１．９２、球径が５３〜７４
μのガラス製の透明な微小球１４を散布して単層配列状
態で付着した後、全体を１１０℃に加熱した金属ローラ
ーとゴムローラーを用いて線圧が約１ｋｇ／ｃｍで熱加
圧して、微小球１４のほぼ半球部に沿って保護被膜１３
ａを接着し、続いて微小球１４の露出側にアルミニウム
の蒸着によって、厚さが８００オングストロームの光反
射膜１５を形成した後、ポリウレタン樹脂からなる接着
剤１６を介してポリエステルタフタ布からなる被着材１
７を接着し、この後仮付着基材１１を仮付着剤１２とと
もに剥離、除去して、微小球１４の前面部に１μ厚の保
護被膜１３ａが隣接する再帰反射体２０を形成した。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１５】実施例２ 図２に左から右に向かって示すように、実施例１の場合
と同じく厚さが５０μのポリエステル樹脂フイルムから
なる仮付着基材１１上に、厚さが３０μで後程の熱加圧
時の熱軟化点が９０℃の剥離性ポリエチレン樹脂からな
る仮付着剤１２を積層した後、熱加圧時の熱軟化点が７
０℃の透明な熱接着性ポリエステル樹脂溶液をコーテイ
ングして、補強被膜１３ｂを形成し、その表面に、実施
例１と同じように、微小球１４を散布して単層配列状態
で付着した後、全体を温度１１０℃、線圧約１ｋｇ／ｃ
ｍの条件で熱加圧して、微小球１４のほぼ半球部を補強
被膜１３ｂを貫通して仮付着剤１２中に進入させること
により、微小球１４の側面部を補強被膜１３ｂを介して
連結する形にし、次いで実施例１の場合と同じように、
微小球１４上に、アルミニウムの蒸着による厚さが約８
００オングストロームの光反射膜１５の形成、ポリウレ
タン樹脂からなる接着剤１６を介したポリエステルタフ
タ布からなる被着材１７の接着、この後の仮付着基材１
１と仮付着剤１２との剥離、除去を介して、微小球１４
の側面部に補強被膜１３ｂが隣接する再帰反射体２１を
形成した。
と同じく厚さが５０μのポリエステル樹脂フイルムから
なる仮付着基材１１上に、厚さが３０μで後程の熱加圧
時の熱軟化点が９０℃の剥離性ポリエチレン樹脂からな
る仮付着剤１２を積層した後、熱加圧時の熱軟化点が７
０℃の透明な熱接着性ポリエステル樹脂溶液をコーテイ
ングして、補強被膜１３ｂを形成し、その表面に、実施
例１と同じように、微小球１４を散布して単層配列状態
で付着した後、全体を温度１１０℃、線圧約１ｋｇ／ｃ
ｍの条件で熱加圧して、微小球１４のほぼ半球部を補強
被膜１３ｂを貫通して仮付着剤１２中に進入させること
により、微小球１４の側面部を補強被膜１３ｂを介して
連結する形にし、次いで実施例１の場合と同じように、
微小球１４上に、アルミニウムの蒸着による厚さが約８
００オングストロームの光反射膜１５の形成、ポリウレ
タン樹脂からなる接着剤１６を介したポリエステルタフ
タ布からなる被着材１７の接着、この後の仮付着基材１
１と仮付着剤１２との剥離、除去を介して、微小球１４
の側面部に補強被膜１３ｂが隣接する再帰反射体２１を
形成した。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１６】実施例３ 実施例１の場合とほぼ同じように、厚さが５０μのポリ
エステル樹脂フイルムからなる仮付着基材１１の片面上
に、厚さが３０μで加熱時の熱軟化点が９０℃の剥離性
ポリエチレン樹脂からなる仮付着剤１２を積層し、その
上に、加熱時の熱軟化点が１２０℃の透明な熱接着性ポ
リエステル樹脂溶液をコーティングして、乾燥厚さが約
１μの透明な保護被膜１３ａを形成し、その表面に、上
記の実施例の場合と同じガラス製の透明な微小球１４を
散布して単層配列状態で付着した後、全体を１８０℃で
約１分間加熱して、仮付着剤１２、保護被膜１３ａを軟
化させ、微小球１４をその自重により沈下させて、その
ほぼ半球部に沿って保護被膜１３ａを接着し、続いて実
施例１の場合と全く同じように、微小球１４の露出側に
アルミニウムの蒸着により、厚さが８００オングストロ
ームの光反射膜１５を形成した後、ポリウレタン樹脂か
らなる接着剤１６を介してポリエステルタフタ布からな
る被着材１７を接着し、この後仮付着基材１１を仮付着
剤１２とともに剥離、除去して、実施例１と同等の再帰
反射体２０を形成した。
エステル樹脂フイルムからなる仮付着基材１１の片面上
に、厚さが３０μで加熱時の熱軟化点が９０℃の剥離性
ポリエチレン樹脂からなる仮付着剤１２を積層し、その
上に、加熱時の熱軟化点が１２０℃の透明な熱接着性ポ
リエステル樹脂溶液をコーティングして、乾燥厚さが約
１μの透明な保護被膜１３ａを形成し、その表面に、上
記の実施例の場合と同じガラス製の透明な微小球１４を
散布して単層配列状態で付着した後、全体を１８０℃で
約１分間加熱して、仮付着剤１２、保護被膜１３ａを軟
化させ、微小球１４をその自重により沈下させて、その
ほぼ半球部に沿って保護被膜１３ａを接着し、続いて実
施例１の場合と全く同じように、微小球１４の露出側に
アルミニウムの蒸着により、厚さが８００オングストロ
ームの光反射膜１５を形成した後、ポリウレタン樹脂か
らなる接着剤１６を介してポリエステルタフタ布からな
る被着材１７を接着し、この後仮付着基材１１を仮付着
剤１２とともに剥離、除去して、実施例１と同等の再帰
反射体２０を形成した。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１７
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１７】実施例４ 実施例２の場合ほぼ同じように、厚さが５０μのポリエ
ステル樹脂フイルムからなる仮付着基材１１上に、厚さ
が３０μで加熱時の熱軟化点が９０℃の剥離性ポリエチ
レン樹脂からなる仮付着剤１２を積層した後、加熱時の
熱軟化点が７０℃の透明な熱接着性ポリエステル樹脂溶
液をコーテイングして、補強被膜１３ｂを形成し、その
表面に、上記の実施例の場合と同じ微小球１４を散布し
て単層配列状態で付着した後、全体を温度１５０℃で約
１分半加熱し、微小球１４の自重による沈降によりほぼ
半球部を補強被膜１３ｂを貫通して仮付着剤１２中に進
入させることにより、微小球１４の側面部を補強被膜１
３を介して連結する形にし、次いで実施例２の場合と同
じように、微小球１３上に、アルミニウムの蒸着による
厚さが約８００オングストロームの光反射膜１５の形
成、ポリウレタン樹脂からなる接着剤１６を介したポリ
エステルタフタ布からなる被着材１７の接着、この後の
仮付着基材１１と仮付着剤１２との剥離、除去を介し
て、実施例２の場合と同等の再帰反射体２１を形成し
た。
ステル樹脂フイルムからなる仮付着基材１１上に、厚さ
が３０μで加熱時の熱軟化点が９０℃の剥離性ポリエチ
レン樹脂からなる仮付着剤１２を積層した後、加熱時の
熱軟化点が７０℃の透明な熱接着性ポリエステル樹脂溶
液をコーテイングして、補強被膜１３ｂを形成し、その
表面に、上記の実施例の場合と同じ微小球１４を散布し
て単層配列状態で付着した後、全体を温度１５０℃で約
１分半加熱し、微小球１４の自重による沈降によりほぼ
半球部を補強被膜１３ｂを貫通して仮付着剤１２中に進
入させることにより、微小球１４の側面部を補強被膜１
３を介して連結する形にし、次いで実施例２の場合と同
じように、微小球１３上に、アルミニウムの蒸着による
厚さが約８００オングストロームの光反射膜１５の形
成、ポリウレタン樹脂からなる接着剤１６を介したポリ
エステルタフタ布からなる被着材１７の接着、この後の
仮付着基材１１と仮付着剤１２との剥離、除去を介し
て、実施例２の場合と同等の再帰反射体２１を形成し
た。
Claims (6)
- 【請求項１】 仮付着基材上に熱軟化・剥離性仮付着剤
を介して、熱接着性の補強等の被膜を積層した後、該被
膜上に透明な微小球を単層配列し、次いでこの状態で全
体を熱加圧した後、微小球上に光反射膜を積層し、続い
て該光反射膜上に接着剤を介して被着材を接着した後、
仮付着基材を仮付着剤とともに剥離することからなり、
仮付着剤と被膜は、熱加圧時の熱軟化温度を異にし、か
つ熱加圧温度が、仮付着剤と被膜の熱加圧時の両熱軟化
温度間の温度以上であることを特徴とする、微小球突出
型補強等の被膜付き再帰反射体の製造方法。 - 【請求項２】 被膜の熱加圧時の熱軟化温度が仮付着剤
のそれより高く、かつ熱加圧温度が、仮付着剤と被膜の
熱加圧時の両熱軟化温度間の温度である、請求項１記載
の再帰反射体の製造方法。 - 【請求項３】 被膜の熱加圧時の熱軟化温度が仮付着剤
のそれより低く、かつ熱加圧温度が仮付着剤の熱加圧時
の熱軟化温度を越える温度である、請求項１記載の再帰
反射体の製造方法。 - 【請求項４】 仮付着基材上に熱軟化・剥離性仮付着剤
を介して、熱接着性の補強等の被膜を積層した後、該被
膜上に透明な微小球を単層配列し、次いでこの状態で全
体を加熱した後、微小球上に光反射膜を積層し、続いて
該光反射膜上に接着剤を介して被着材を接着した後、仮
付着基材を仮付着剤とともに剥離することからなり、仮
付着剤と被膜は、加熱時の熱軟化温度を異にし、かつ加
熱温度が、仮付着剤と被膜の熱加圧時の両熱軟化温度を
越える温度であることを特徴とする、微小球突出型補強
等の被膜付き再帰反射体の製造方法。 - 【請求項５】 被膜の加熱時の熱軟化温度が仮付着剤の
それより高く、かつ加熱温度が、被膜の加熱時の熱軟化
温度を越える温度である、請求項４記載の再帰反射体の
製造方法。 - 【請求項６】 被膜の熱加圧時の熱軟化温度が仮付着剤
のそれより低く、かつ加熱温度が仮付着剤の加熱時の熱
軟化温度を越える温度である、請求項４記載の再帰反射
体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13131098A JPH11305019A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 微小球突出型補強等の被膜付き再帰反射体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13131098A JPH11305019A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 微小球突出型補強等の被膜付き再帰反射体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11305019A true JPH11305019A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=15054976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13131098A Pending JPH11305019A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 微小球突出型補強等の被膜付き再帰反射体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11305019A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000018066A (ko) * | 2000-01-08 | 2000-04-06 | 최재영 | 재귀반사표면과 재귀반사체의 제조와 장치 |
| KR100588060B1 (ko) | 2005-06-30 | 2006-06-09 | 엘지전자 주식회사 | 재귀반사체 |
-
1998
- 1998-04-24 JP JP13131098A patent/JPH11305019A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000018066A (ko) * | 2000-01-08 | 2000-04-06 | 최재영 | 재귀반사표면과 재귀반사체의 제조와 장치 |
| KR100588060B1 (ko) | 2005-06-30 | 2006-06-09 | 엘지전자 주식회사 | 재귀반사체 |
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