JPH11304552A - 乾式水道メータ - Google Patents

乾式水道メータ

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JPH11304552A
JPH11304552A JP10590998A JP10590998A JPH11304552A JP H11304552 A JPH11304552 A JP H11304552A JP 10590998 A JP10590998 A JP 10590998A JP 10590998 A JP10590998 A JP 10590998A JP H11304552 A JPH11304552 A JP H11304552A
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JP
Japan
Prior art keywords
metal case
ring
register box
windowpane
window glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP10590998A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Yamada
輝夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Tokei Denki Co Ltd
Original Assignee
Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aichi Tokei Denki Co Ltd filed Critical Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂製のレジスターボックスを有するものに
おいて、該レジスターボックスを透過する水分による窓
ガラスの曇りを防止する。 【解決手段】 有底状のレジスターボックス8内に指示
部15を収納するものにおいて、上記レジスターボック
ス8と指示部15間に有底状の金属ケース9を収納し、
該金属ケース9の上部に窓ガラス11を気密状態に備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乾式水道メータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、乾式水道メータにおいて、図7に
示すように、下部ケース100内に流入口101と流出
口102との間に位置して計量室103を設け、該計量
室103内に羽根車104を備え、上記計量室103の
上部には該計量室103と隔絶するレジスターボックス
105を内蔵し、該レジスターボックス105内に設け
た回転軸と上記羽根車104との回転をマグネット歯車
106で連動させ、レジスターボックス105内には数
字車からなる指示部ユニット107を内蔵し、レジスタ
ーボックス105の上部にはOリング108を介して窓
ガラス109を気密的に配置したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の乾式水道メ
ータにおけるレジスターボックス105はガラス繊維強
化ABS樹脂で形成されているため、計量室103内の
水分がレジスターボックス105を透過し、上記窓ガラ
ス109の下面に結露して数字車の数値を外部から読み
取ることが困難になる問題がある。
【0004】また、上記従来のようにマグネット歯車1
06を使用するものにおいては、いたずらにより、外部
から強力な磁界を生じさせてマグネットカップリング部
の動作を妨げ、メータの精度を狂わせられないように図
7に示すようなシールドリング110を別部品として配
置している。そのため、このシールドリング110を別
部品として製造しなければならず、更に、その設置作業
を要し、かつコスト高になる問題がある。
【0005】そこで本発明は、上記の問題を簡易な構造
で解決する乾式水道メータを提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の第1の発明は、有底状のレジスターボ
ックス内に指示部を収納するものにおいて、上記レジス
ターボックスと指示部間に有底状の金属ケースを収納
し、該金属ケースの上部に、Oリング受け用段部と、窓
ガラス受け用段部を段差を設けて形成し、Oリング受け
用段部にOリングを嵌合載置し、窓ガラス受け用段部に
窓ガラスを嵌合載置し、該窓ガラスの上面に上記金属ケ
ースの上端を折曲して、窓ガラスを上記Oリングに押圧
して挟持したものである。
【0007】本発明においては、レジスターボックスが
樹脂製である場合に、金属ケースの存在によって、レジ
スターボックスを透過した水分が指示部収納室内へ浸入
することを確実に阻止できる。そのため、指示部収納室
の上部に配置される窓ガラスの下面に結露が発生しな
い。更に、Oリング受け用段部と窓ガラス受け用段部の
段差をOリングの漬し代を見越して設定することによ
り、窓ガラスの取付時のOリングの漬し量が常に一定と
なり、Oリングによる気密性を確実に保持できる。
【0008】請求項2記載の第2の発明は、有底状のレ
ジスターボックス内に指示部を収納し、上記レジスター
ボックスの底部中央の外部に羽根車側のマグネット歯車
を配置し、底部中央の内部に指示部側のマグネット歯車
を配置したものにおいて、有底状の金属ケースを、その
底部を上記レジスターボックスの底部内側と上記指示部
側のマグネット歯車間に介在してレジスターボックス内
に収納し、かつ、上記金属ケースをSUS304とし、
その底部に、その中央部を中心とする環状の凹部を形成
し、該凹部の周壁を傾斜面に形成するとともに該傾斜面
を加工硬化で磁性化させたことを特徴とするものであ
る。
【0009】本発明においては、上記第1の発明と同様
な作用を発揮するとともに、金属ケースの折曲加工によ
りその傾斜面を磁性化させることができる。そして、該
傾斜面がシールドリングの作用をする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図6に示す実施例に基づ
いて本発明の実施の形態について説明する。図1は本発
明を適用した水道メータの縦断面図で、下ケース1には
水の流入口2と流出口3が形成され、その間に計量室4
が形成されている。計量室4の中央部には支軸5が植設
され、これに羽根車6が回転可能に支承されている。羽
根車6の軸部の上端にはマグネット歯車7が固着されて
いる。
【0011】上記計量室4の上部には繊維強化ABS樹
脂等の樹脂で成形された有底状のレジスターボックス8
が嵌合設置されている。該レジスターボックス8の底板
8aの中央部には、その下面に上記マグネット歯車7が
回転可能に嵌るへこみを形成し、上面を凸面にしたドー
ム状凸部8bが一体成形されている。更にレジスターボ
ックス8の上部内周面には段部8cが形成されている。
【0012】上記レジスターボックス8内には有底状の
金属ケース9が収納されている。該金属ケース9の底板
は、上記レジスターボックス8における凸部8bの上面
に沿った水平の隆起部9aと、凸部8bの傾斜状周面に
沿った内側環状傾斜面9bと、該内側環状傾斜面9bの
下端において水平に形成された環状底部9cと、該環状
底部9cの外周から上方へ傾斜した外側環状傾斜面9d
と、該外側環状傾斜面9dから外側へ水平に延びた面9
eを一体形成し、環状の凹部9nを有する。
【0013】更に、上記面9eの外側には垂直状でかつ
上記レジスターボックス8の内周面に嵌合する周壁9f
が一体形成され、その上部にOリング受け用段部9gが
水平に一体形成されている。更に該Oリング受け用段部
9gの外側には垂直壁9hを一体形成し、その上部に窓
ガラス受け用段部9iが一体形成され、該段部9iの外
側に窓ガラス挟持壁9jが環状に形成されている。上記
垂直壁9hの高さH(図2参照)は、Oリング10の漬
し前の直径より短く、すなわち、Oリング10の所定の
漬し代を見越した位置に段部9iが位置するように設定
されている。
【0014】そして、円形の窓ガラス11を上記Oリン
グ10上に載置した後、上記挟持壁9jの上端を内側へ
折曲して窓ガラス11を押圧し、Oリング10を押し潰
して段部9iと折曲片9kにより窓ガラス11を挟持す
るようになっている。このとき、段部9iによりOリン
グ10の漬し量は設定量となり、組み付け毎にOリング
10の漬し量が異なることを防止している。すなわち、
Oリング10の漬し代が一定化され、気密性の確実化を
図ることができる。
【0015】上記金属ケース9は、SUS304の板を
使用してプレス成形により上記の形状に折曲形成されて
おり、その内側環状傾斜面9bと外側環状傾斜面9dと
周壁9fはプレス成形時の加工硬化により磁性化され、
磁気に対するシールドリングを構成するようになってい
る。
【0016】そして、上記金属ケース9は、その隆起部
9aがレジスターボックス8の凸部8bを覆うようにレ
ジスターボックス8に嵌合収納されている。上記金属ケ
ース9内には下台板12が嵌合収納され、その中央部に
回転軸13が備えられ、これにマグネット歯車14が固
着されている。そして、該マグネット歯車14が上記マ
グネット歯車7の回転により追従回転するようになって
いる。
【0017】上記下台板12内には数字車からなる指示
部ユニット15が設けられており、該指示部ユニット1
5は上記回転軸13から回転が伝達されて回転し、水の
積算流量を表示するようになっている。16は上台板で
ある。
【0018】上記レジスターボックス8上には上ケース
17が嵌合されているとともに下ケース1に螺着されて
おり、シールパッキン18を介して窓ガラス11を気密
的に押圧している。
【0019】図中19は指針、20は蓋を示す。上記金
属ケース9における隆起部9aの中心部上面には上記マ
グネット歯車14の軸受部が形成されており、該軸受は
例えば図3に示すように形成されている。
【0020】図3に示す軸受は、金属ケース9の中央部
上面にプレス半抜きによる凹部21を形成し、該凹部2
1に人造石22を嵌め込み、その周囲23をカシメて人
造石22を固定して構成されている。そして、上記人造
石22上に上記マグネット歯車14の軸が回転可能に載
置されている。
【0021】また、図4に示すように、金属ケース9の
中央部24を板厚より薄く圧押し、その周りに同体積の
円状突起25を形成し、該部に人造石22を嵌めて人造
石22を固定してもよい。
【0022】また、図5に示すように、金属ケース9の
中央部に光硬化型接着剤26を滴下し、該部に光透過性
の人造石22を載せ、上部から光を当てて光硬化型接着
剤を硬化させて人造石22を固定してもよい。
【0023】更に、図6に示すように、金属ケース9の
中央表面を、これに微細な網状の溝27を形成して粗面
とし、耐摩耗性を高めるようにしてもよい。上記のよう
に組み付けられた水道メータにおいては、計量室4から
樹脂製のレジスターボックス8を透過した水分は、金属
ケース9により指示部ユニット15を有する内部への透
過が確実に遮断される。そのため、窓ガラス11の下面
に結露することが防止され、従来のように結露により数
値の読み取りが困難になることを防止できる。
【0024】更に、金属ケース9の傾斜面9b,9d及
び周壁9fがプレス加工による加工硬化によって磁性化
されるため、該部が磁気に対するシールドリングとなっ
て、いたずらにより外部から強力な磁界を生じさせてマ
グネットカップリング部の動作を妨げ、メータの精度を
狂わせるようなことを防止できる。
【0025】
【発明の効果】以上のようであるから請求項1記載の発
明によれば、樹脂製のレジスターボックスを使用するも
のにおいて、水分の侵入を防止し、かつ窓ガラスを受け
るOリングの漬し量を一定にし、気密性を確実に保持で
きる。そのため、窓ガラスの下面の結露を防止し、窓ガ
ラスの曇りによる指示部の読み取りが困難になることを
防止できる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果を発揮するとともに、磁気に対する
シールドリングを金属ケース自体により容易にかつ安価
に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す乾式水道メータの縦断面
図。
【図2】図1における窓ガラス取付部の拡大縦断面図。
【図3】図1におけるマグネット歯車用軸受部の拡大縦
断面図。
【図4】マグネット歯車用軸受部の他の例を示す縦断面
図。
【図5】マグネット歯車用軸受部の更に他の例を示す縦
断面図。
【図6】マグネット歯車用軸受部の更に他の例を示す縦
断面図。
【図7】従来の乾式水道メータを示す縦断面図。
【符号の説明】
1…下ケース 8…レジスターボックス 9…金属ケース 9b,9d…傾斜面 9n…凹部 9g,9i…段部 10…Oリング 11…窓ガラス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底状のレジスターボックス内に指示部
    を収納するものにおいて、上記レジスターボックスと指
    示部間に有底状の金属ケースを収納し、該金属ケースの
    上部に、Oリング受け用段部と、窓ガラス受け用段部を
    段差を設けて形成し、Oリング受け用段部にOリングを
    嵌合載置し、窓ガラス受け用段部に窓ガラスを嵌合載置
    し、該窓ガラスの上面に上記金属ケースの上端を折曲し
    て、窓ガラスを上記Oリングに押圧して挟持したことを
    特徴とする乾式水道メータ。
  2. 【請求項2】 有底状のレジスターボックス内に指示部
    を収納し、上記レジスターボックスの底部中央の外部に
    羽根車側のマグネット歯車を配置し、底部中央の内部に
    指示部側のマグネット歯車を配置したものにおいて、 有底状の金属ケースを、その底部を上記レジスターボッ
    クスの底部内側と上記指示部側のマグネット歯車間に介
    在してレジスターボックス内に収納し、かつ、上記金属
    ケースをSUS304とし、その底部に、その中央部を
    中心とする環状の凹部を形成し、該凹部の周壁を傾斜面
    に形成するとともに該傾斜面を加工硬化で磁性化させた
    ことを特徴とする乾式水道メータ。
JP10590998A 1998-04-16 1998-04-16 乾式水道メータ Pending JPH11304552A (ja)

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JP10590998A JPH11304552A (ja) 1998-04-16 1998-04-16 乾式水道メータ

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JP10590998A JPH11304552A (ja) 1998-04-16 1998-04-16 乾式水道メータ

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JPH11304552A true JPH11304552A (ja) 1999-11-05

Family

ID=14420003

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JP10590998A Pending JPH11304552A (ja) 1998-04-16 1998-04-16 乾式水道メータ

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JP (1) JPH11304552A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006058267A (ja) * 2004-08-24 2006-03-02 Toyo Keiki Co Ltd 流量メータ
JP5554433B1 (ja) * 2013-04-05 2014-07-23 タカハタプレシジョンジャパン株式会社 マグネット歯車及びその製造方法、これを用いた流量計
JP2019035776A (ja) * 2018-12-07 2019-03-07 株式会社 Toshin 水道メータの磁気連結軸部の磁気遮蔽構造

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