JPH11304532A - 任意緯度での2点間距離算出方法 - Google Patents
任意緯度での2点間距離算出方法Info
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- JPH11304532A JPH11304532A JP13130098A JP13130098A JPH11304532A JP H11304532 A JPH11304532 A JP H11304532A JP 13130098 A JP13130098 A JP 13130098A JP 13130098 A JP13130098 A JP 13130098A JP H11304532 A JPH11304532 A JP H11304532A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、誤差の少ない任意緯度での
2点間距離算出方法を提供することにある。 【解決手段】 任意緯度での2点P1(緯度Y1,経度
X1)及びP2(緯度Y2,経度X2)間の距離Rを算
出する方法であって、2点間の緯度方向の距離Δla及
び経度方向の距離Δloを、任意の緯度Yにおける緯度
差1分に対する距離を表す最小2乗法Mによる近似曲線
G(Y)及び任意の緯度Yにおける経度差1分に対する
距離を表す、最小2乗法Mによる近似曲線F(Y)を用
いて算出し、次いで前記Δla及びΔloに基づいて距
離Rを算出する。
2点間距離算出方法を提供することにある。 【解決手段】 任意緯度での2点P1(緯度Y1,経度
X1)及びP2(緯度Y2,経度X2)間の距離Rを算
出する方法であって、2点間の緯度方向の距離Δla及
び経度方向の距離Δloを、任意の緯度Yにおける緯度
差1分に対する距離を表す最小2乗法Mによる近似曲線
G(Y)及び任意の緯度Yにおける経度差1分に対する
距離を表す、最小2乗法Mによる近似曲線F(Y)を用
いて算出し、次いで前記Δla及びΔloに基づいて距
離Rを算出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意緯度での2点
間距離算出方法に関する。
間距離算出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、任意緯度における2点間の距離を
経緯度の値に基づいて算出する方法があった。このよう
な算出方法は、例えばカーナビゲーションシステムにお
いて、地図データの座標系が経緯度で与えられる場合に
使用されている。以下、従来使用されていた距離算出方
法について説明する。
経緯度の値に基づいて算出する方法があった。このよう
な算出方法は、例えばカーナビゲーションシステムにお
いて、地図データの座標系が経緯度で与えられる場合に
使用されている。以下、従来使用されていた距離算出方
法について説明する。
【0003】緯度差1分の地球表面上の長さを1海里と
定められている。地球を完全な球と考えれば、地球上ど
の緯度においても緯度差は同じ長さとなる。しかし、経
度差に対してはこれが成り立たない。これは、緯度が高
くなるにつれて子午線間隔が短くなり、経度差は1分で
も中心角が1分以下になり、1分の長さが変わってくる
ためである。
定められている。地球を完全な球と考えれば、地球上ど
の緯度においても緯度差は同じ長さとなる。しかし、経
度差に対してはこれが成り立たない。これは、緯度が高
くなるにつれて子午線間隔が短くなり、経度差は1分で
も中心角が1分以下になり、1分の長さが変わってくる
ためである。
【0004】図6に示すように、基準点P1(緯度Y
1,経度X1)に移動する前の地点と基準点P1とを結
ぶ直線と基準方角「北」間の角度をφとし、基準点P1
からさらに距離R、方位δだけ移動した地点をP2(緯
度Y2,経度X2)とすると、緯度方向の移動距離を△
la、経度方向の移動距離を△loは以下のように表さ
れる。
1,経度X1)に移動する前の地点と基準点P1とを結
ぶ直線と基準方角「北」間の角度をφとし、基準点P1
からさらに距離R、方位δだけ移動した地点をP2(緯
度Y2,経度X2)とすると、緯度方向の移動距離を△
la、経度方向の移動距離を△loは以下のように表さ
れる。
【0005】
【数4】
【0006】また、△la及び△loは以下のようにも
表わすこともできる。
表わすこともできる。
【0007】
【数5】
【0008】ここで、Mは緯度1分に対する国際海里
(1852m)である。また、Lは経度差1分に対する
距離であるが、Lについてはその地点の緯度によって経
度1分に対する距離が変わってくるため、国際海里をそ
のまま利用することができない。したがって、以下の式
により経度差1分に対する距離Lを算出する。
(1852m)である。また、Lは経度差1分に対する
距離であるが、Lについてはその地点の緯度によって経
度1分に対する距離が変わってくるため、国際海里をそ
のまま利用することができない。したがって、以下の式
により経度差1分に対する距離Lを算出する。
【0009】
【数6】
【0010】これまでは、地球を完全な球体と考えたの
であるが、実際は、地球は回転楕円体と考えられるた
め、下記式(数7,数8,数9)に示すようなM,Lの
算出方法を実行する。回転楕円体の寸法は長半径Aと扁
平率fで表わすことができる。このAとfによって算出
される離心率Eの値は1800年代にいろいろな学者に
よって天文学的に決定されている。これを表1に示す。
であるが、実際は、地球は回転楕円体と考えられるた
め、下記式(数7,数8,数9)に示すようなM,Lの
算出方法を実行する。回転楕円体の寸法は長半径Aと扁
平率fで表わすことができる。このAとfによって算出
される離心率Eの値は1800年代にいろいろな学者に
よって天文学的に決定されている。これを表1に示す。
【0011】
【表1】
【0012】これらの値をもとに各々の国が地図を作
り、原点は各国で天文測量によって決定された。これら
は測地系と呼ばれている。その後、人工衛星の打ち上げ
により、地球の寸法や形がより詳しく解析されるように
なった。この衛星による測地系を表2に示す。
り、原点は各国で天文測量によって決定された。これら
は測地系と呼ばれている。その後、人工衛星の打ち上げ
により、地球の寸法や形がより詳しく解析されるように
なった。この衛星による測地系を表2に示す。
【0013】
【表2】
【0014】表1に示したように、日本ではBesse
lであるが、GPS(GrobalPositioni
ng Sytem)では、WGS−84を採用してい
る。以上の測地系データを利用して、ある任意の緯度に
おける緯度差1分の距離の算出方法を示す。準拠楕円体
における緯度差1分の長さ(M)は数7で求められる。
lであるが、GPS(GrobalPositioni
ng Sytem)では、WGS−84を採用してい
る。以上の測地系データを利用して、ある任意の緯度に
おける緯度差1分の距離の算出方法を示す。準拠楕円体
における緯度差1分の長さ(M)は数7で求められる。
【0015】
【数7】
【0016】ただし、A=長半径、E2:離心率=6.
6743722×10-3 (Bessel楕円体での
値)、P=任意の緯度[deg]、S=2.09888
2046×10-4(sin(1分)の値)である。ま
た、ある任意の緯度における経度差1分は以下の式で求
められる。すなわち、距等圏上の経度1分の長さ(L)
は数8で求められる。
6743722×10-3 (Bessel楕円体での
値)、P=任意の緯度[deg]、S=2.09888
2046×10-4(sin(1分)の値)である。ま
た、ある任意の緯度における経度差1分は以下の式で求
められる。すなわち、距等圏上の経度1分の長さ(L)
は数8で求められる。
【0017】
【数8】
【0018】ただし、Iは任意に緯度[deg]、J=
21600(つまり、360°×60)である。また、
距等圏曲率半径(N)は数9で求められる。
21600(つまり、360°×60)である。また、
距等圏曲率半径(N)は数9で求められる。
【0019】
【数9】
【0020】ただし、Aは長半径、E2 は離心率であ
る。
る。
【0021】次に、2点間距離算出方法について述べ
る。2点の経緯度をP1(緯度Y1,経度X1)、P2
(緯度Y2,経度X2)、2点間距離をRとおく。ま
た、数4及び数5は任意経緯度Yの関数となるため、そ
れぞれM(Y),L(Y)(Yは任意の緯度)とおくこ
とができる。まず、各点における経緯度1分に対する距
離M,Lの平均値M’,L’を算出する。
る。2点の経緯度をP1(緯度Y1,経度X1)、P2
(緯度Y2,経度X2)、2点間距離をRとおく。ま
た、数4及び数5は任意経緯度Yの関数となるため、そ
れぞれM(Y),L(Y)(Yは任意の緯度)とおくこ
とができる。まず、各点における経緯度1分に対する距
離M,Lの平均値M’,L’を算出する。
【0022】
【数10】
【0023】数10を用いて、経緯度方向の距離△l
o,△laが下式のように求められる。
o,△laが下式のように求められる。
【0024】
【数11】
【0025】上式で60を乗じているのは、M’,L’
(経緯度差1分に対する距離)を、1度に対する距離に
変換するためである。数11より、距離Rは次のように
求められる。
(経緯度差1分に対する距離)を、1度に対する距離に
変換するためである。数11より、距離Rは次のように
求められる。
【0026】
【数12】
【0027】
【発明が解決しようとする課題】任意の緯度における経
緯度差1分に対する距離を表わすグラフ(Bessel
楕円形)は図2及び3のようになる。日本は緯度25〜
45度の範囲内に存在するので、上記従来の平均法を用
いて算出した2点間距離でも誤差が小さい。しかし、任
意緯度における経緯度差1分に対する距離の変動が大き
い経緯度範囲、もしくは、そういった地表面上の距離を
算出する場合などでは、上記従来法で生じる誤差が大き
くなる可能性がある。
緯度差1分に対する距離を表わすグラフ(Bessel
楕円形)は図2及び3のようになる。日本は緯度25〜
45度の範囲内に存在するので、上記従来の平均法を用
いて算出した2点間距離でも誤差が小さい。しかし、任
意緯度における経緯度差1分に対する距離の変動が大き
い経緯度範囲、もしくは、そういった地表面上の距離を
算出する場合などでは、上記従来法で生じる誤差が大き
くなる可能性がある。
【0028】本発明の目的は、上記従来の問題を解決
し、誤差の少ない任意緯度での2点間距離算出方法を提
供することにある。
し、誤差の少ない任意緯度での2点間距離算出方法を提
供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明による任意緯度で
の2点間距離算出方法は、請求項1に記載のように、任
意緯度での2点P1(緯度Y1,経度X1)及びP2
(緯度Y2,経度X2)間の距離Rを算出する方法であ
って、 a)2点間の緯度方向の距離Δla及び経度方向の距離
Δloを次式
の2点間距離算出方法は、請求項1に記載のように、任
意緯度での2点P1(緯度Y1,経度X1)及びP2
(緯度Y2,経度X2)間の距離Rを算出する方法であ
って、 a)2点間の緯度方向の距離Δla及び経度方向の距離
Δloを次式
【数1】(ただし、G(Y)は、任意の緯度Yにおける
緯度差1分に対する距離を表す最小2乗法Mによる近似
曲線、F(Y)は、任意の緯度Yにおける経度差1分に
対する距離を表す、最小2乗法Mによる近似曲線)に基
づいて算出する第1のステップと、 b)2点間の距離Rを次式
緯度差1分に対する距離を表す最小2乗法Mによる近似
曲線、F(Y)は、任意の緯度Yにおける経度差1分に
対する距離を表す、最小2乗法Mによる近似曲線)に基
づいて算出する第1のステップと、 b)2点間の距離Rを次式
【数2】に基づいて算出する第2のステップとからなる
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
【0030】また、本発明による任意緯度での2点間距
離算出方法は、請求項2に記載のように、請求項1記載
の方法において、G(Y)及びF(Y)は次式
離算出方法は、請求項2に記載のように、請求項1記載
の方法において、G(Y)及びF(Y)は次式
【数3】で算出されることを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明による任意緯度での
2点間距離算出方法について説明する。まず、図1に示
すように、始点(基準点)および終点(移動後の地点)
の経緯度を、P1(緯度Y1,経度X1)、P2(緯度
Y2,経度X2)、2点間距離をRとおき、Rを微少緯
度差△Yで等分割した場合について考える。このとき、
微少緯度変化量△Yに対する微少経度変化量を△X、そ
の地点での緯度をYk とおく。すると、図2に示すよう
な微少経緯度差△Yに対する微少実距離を△yk、その
変化量△Yに対する微少経度差△Xに対する実距離△X
k は以下のように表わす事が出来る。
2点間距離算出方法について説明する。まず、図1に示
すように、始点(基準点)および終点(移動後の地点)
の経緯度を、P1(緯度Y1,経度X1)、P2(緯度
Y2,経度X2)、2点間距離をRとおき、Rを微少緯
度差△Yで等分割した場合について考える。このとき、
微少緯度変化量△Yに対する微少経度変化量を△X、そ
の地点での緯度をYk とおく。すると、図2に示すよう
な微少経緯度差△Yに対する微少実距離を△yk、その
変化量△Yに対する微少経度差△Xに対する実距離△X
k は以下のように表わす事が出来る。
【0032】
【数13】
【0033】なお、上式において60を乗じているの
は、M(Y),およびL(Y)が経緯度1分の距離なの
に対して△X,△Yの単位が度であるためである。
は、M(Y),およびL(Y)が経緯度1分の距離なの
に対して△X,△Yの単位が度であるためである。
【0034】従って、微少区間の距離△rk は以下のよ
うに表わされる。
うに表わされる。
【0035】
【数14】
【0036】上式の両辺を△Yで割ると、下式のように
なる。
なる。
【0037】
【数15】
【0038】したがって、距離Rの近似式は以下のよう
に表現される。
に表現される。
【0039】
【数16】
【0040】したがって、求める距離Rは下式のような
積分の形で表わされる。
積分の形で表わされる。
【数17】
【0041】なお、上式での(dX/dY)は2点間P
1,P2の経緯度直線の傾きであるとみなす。すなわ
ち、下式のように表わされる。
1,P2の経緯度直線の傾きであるとみなす。すなわ
ち、下式のように表わされる。
【0042】
【数18】
【0043】数7及び数8で与えられる関数M(Y)、
L(Y)は複雑であるため、これらを最小2乗法で近似
したM’(Y)、L’(Y)を、数14におけるM
(Y),L(Y)に代入して算出する。下記に例とし
て、日本が存在する領域・北緯25度〜45度での数
7、および数8を4次曲線(図2、図3)で近似した式
を示す。なお、Yの単位は度[deg]である。
L(Y)は複雑であるため、これらを最小2乗法で近似
したM’(Y)、L’(Y)を、数14におけるM
(Y),L(Y)に代入して算出する。下記に例とし
て、日本が存在する領域・北緯25度〜45度での数
7、および数8を4次曲線(図2、図3)で近似した式
を示す。なお、Yの単位は度[deg]である。
【0044】
【数19】
【0045】数14の積分計算は、定積分の近似(台形
公式、シンプソンの公式等)を用いて算出することがで
きる。高精度を要求する場合には、サンプリング間隔を
小さくすればよいのだが、処理負荷のかからない方法を
用いて、かつある程度の精度を要求される場合には、後
述方法を用いることができる。
公式、シンプソンの公式等)を用いて算出することがで
きる。高精度を要求する場合には、サンプリング間隔を
小さくすればよいのだが、処理負荷のかからない方法を
用いて、かつある程度の精度を要求される場合には、後
述方法を用いることができる。
【0046】まず上述の方法と同様に、緯度方向の距離
△la及び経度方向の距離△loが以下のように求める
ことができる。
△la及び経度方向の距離△loが以下のように求める
ことができる。
【0047】
【数20】
【0048】任意の緯度Yに対する経緯度差1分に対す
る距離を表わす曲線M(Y),L(Y)の代わりに、最
小2乗法による近似曲線g(Y)、f(Y)を用いる
と、これらの近似曲線は不定積分の形G(Y)、F
(Y)で与えられるため、実際の計算は下式のように表
わされる。
る距離を表わす曲線M(Y),L(Y)の代わりに、最
小2乗法による近似曲線g(Y)、f(Y)を用いる
と、これらの近似曲線は不定積分の形G(Y)、F
(Y)で与えられるため、実際の計算は下式のように表
わされる。
【0049】
【数21】
【0050】数21の例では、不定積分G(Y)、F
(Y)は下式のように表わされる。
(Y)は下式のように表わされる。
【0051】
【数22】
【0052】数21より算出される△la、△loを下
式に代入することにより、求める距離Rが算出される。
式に代入することにより、求める距離Rが算出される。
【0053】
【数23】
【0054】以下に数21に数22を適用した計算結果
例を表3に示す。また、表3の最上段の距離は理科年表
(国土地理院のデータを元に回転楕円体大圏距離を計算
したもの)のデータである。
例を表3に示す。また、表3の最上段の距離は理科年表
(国土地理院のデータを元に回転楕円体大圏距離を計算
したもの)のデータである。
【0055】
【表3】
【0056】なお、上記計算で用いた経緯度は以下の通
りである。 札 幌 東経141°21′01″,北緯43°0
3′42″ 東 京 東経139°41′42″,北緯35°4
1′10″ 名古屋 東経136°54′34″,北緯35°1
0′36″ 大 阪 東経135°31′21″,北緯34°4
0′59″ 福 岡 東経130°25′13″,北緯33°3
6′10″
りである。 札 幌 東経141°21′01″,北緯43°0
3′42″ 東 京 東経139°41′42″,北緯35°4
1′10″ 名古屋 東経136°54′34″,北緯35°1
0′36″ 大 阪 東経135°31′21″,北緯34°4
0′59″ 福 岡 東経130°25′13″,北緯33°3
6′10″
【0057】上記に説明した算出方法を用いることによ
り、地球を準拠楕円体とした場合での大圏距離を比較的
精度良く、容易に算出することができる。また、正確な
緯度方向および経度方向の距離を算出することが可能と
なる。
り、地球を準拠楕円体とした場合での大圏距離を比較的
精度良く、容易に算出することができる。また、正確な
緯度方向および経度方向の距離を算出することが可能と
なる。
【0058】
【実施例】次に、図4は、上記に説明した本発明方法を
実施するカーナビゲーションシステムの一実施例を示す
ブロック図である。図4において、1は、GPS受信機
を備え、複数のGPS衛星からの電波を同時に受信して
車両の測位データを得るGPS部である。GPS部1
は、GPS受信機において受信したデータから車両の絶
対位置を得るものであるが、この測位データには車両の
位置情報の他に車両の進行方向情報、仰角情報が含まれ
ている。2は、自律型センサを備え、自律型センサの出
力データから車両の移動距離、移動方位を算出する自律
測位部である。自律型センサとしては、車輪の回転数に
応じた信号を検出する車輪側センサ、車両の加速度を検
出する加速度センサ、車両の角速度を検出するジャイロ
センサなどが含まれる。この例では、ジャイロセンサと
して、さらに車両のピッチ動作方向における姿勢角度
(以下「ピッチ角」と称する)も検出できる3次元ジャ
イロセンサが使用されており、したがって、自律測位部
2から出力される測位データには車両のピッチ角が含ま
れている。このシステムでは、GPS部1及び自律測位
部2により測位手段を構成しており、いずれか一方また
は両方の測位データを使用する。
実施するカーナビゲーションシステムの一実施例を示す
ブロック図である。図4において、1は、GPS受信機
を備え、複数のGPS衛星からの電波を同時に受信して
車両の測位データを得るGPS部である。GPS部1
は、GPS受信機において受信したデータから車両の絶
対位置を得るものであるが、この測位データには車両の
位置情報の他に車両の進行方向情報、仰角情報が含まれ
ている。2は、自律型センサを備え、自律型センサの出
力データから車両の移動距離、移動方位を算出する自律
測位部である。自律型センサとしては、車輪の回転数に
応じた信号を検出する車輪側センサ、車両の加速度を検
出する加速度センサ、車両の角速度を検出するジャイロ
センサなどが含まれる。この例では、ジャイロセンサと
して、さらに車両のピッチ動作方向における姿勢角度
(以下「ピッチ角」と称する)も検出できる3次元ジャ
イロセンサが使用されており、したがって、自律測位部
2から出力される測位データには車両のピッチ角が含ま
れている。このシステムでは、GPS部1及び自律測位
部2により測位手段を構成しており、いずれか一方また
は両方の測位データを使用する。
【0059】3は、3次元道路情報を有するデジタル地
図データが記憶された地図記憶部であり、記憶媒体とし
てはCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)
が代表的である。地図データは、データ量が大きいと読
み込み時間を要するため、複数のブロックに分割されて
記憶されている。また、道路情報とは、交差点や屈曲点
などの主要な地点(ノード)を示す情報を有したもので
あり、ノード情報はその地点における座標データなどを
備え、道路は各ノードを結ぶ直線(リンク)として近似
される。このシステムでの3次元道路情報とは、ノード
情報が3次元の座標データを備えていることを意味して
いる。4は、GPS部1または自律測位部2から得られ
た車両の位置情報に基づいて、地図記憶部3から車両の
位置が該当する所定領域の地図データを読み出す測位制
御部である。5は、測位制御部4により読み出された地
図データを表示する表示部であり、表示画面としてLC
D(液晶ディスプレイ)などを備えている。
図データが記憶された地図記憶部であり、記憶媒体とし
てはCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)
が代表的である。地図データは、データ量が大きいと読
み込み時間を要するため、複数のブロックに分割されて
記憶されている。また、道路情報とは、交差点や屈曲点
などの主要な地点(ノード)を示す情報を有したもので
あり、ノード情報はその地点における座標データなどを
備え、道路は各ノードを結ぶ直線(リンク)として近似
される。このシステムでの3次元道路情報とは、ノード
情報が3次元の座標データを備えていることを意味して
いる。4は、GPS部1または自律測位部2から得られ
た車両の位置情報に基づいて、地図記憶部3から車両の
位置が該当する所定領域の地図データを読み出す測位制
御部である。5は、測位制御部4により読み出された地
図データを表示する表示部であり、表示画面としてLC
D(液晶ディスプレイ)などを備えている。
【0060】6は、車両の測位データおよび地図データ
の3次元道路情報を基に、車両の位置を道路上に補正す
るマップマッチング部である。マップマッチング部6
は、読み出された地図データの所定の範囲内における道
路を選択する道路選択部7と、車両の位置と選択された
道路との最短距離を求め、その整合性(以下、「距離整
合性」と称する)を判断する距離整合性判断部8と、車
両の進行方位と選択された道路のリンク方向とを比較
し、その整合性(以下、「方向整合性」と称する)を判
断する方向整合性判断部9と、車両の姿勢角と道路勾配
とを比較し、その整合性(以下、「角度整合性」と称す
る)を判断する角度整合性判断部10と、距離整合性判
断部8、方向整合性判断部9及び角度整合性判断部10
を満たす道路を一時的に記憶しておく道路記憶部11
と、道路記憶部11に記憶された道路の中から補正の対
象となる道路を決定する道路決定部12と、求めた車両
の位置を道路決定部12において決定された道路上に補
正する補正部13とを備えている。なお、角度整合性判
断部10における姿勢角とは、水平面に対する車両ピッ
チ動作方向における傾きであり、GPS部1から得られ
る仰角情報、または自律測位部2から得られるピッチ角
情報によって表わすことができる。
の3次元道路情報を基に、車両の位置を道路上に補正す
るマップマッチング部である。マップマッチング部6
は、読み出された地図データの所定の範囲内における道
路を選択する道路選択部7と、車両の位置と選択された
道路との最短距離を求め、その整合性(以下、「距離整
合性」と称する)を判断する距離整合性判断部8と、車
両の進行方位と選択された道路のリンク方向とを比較
し、その整合性(以下、「方向整合性」と称する)を判
断する方向整合性判断部9と、車両の姿勢角と道路勾配
とを比較し、その整合性(以下、「角度整合性」と称す
る)を判断する角度整合性判断部10と、距離整合性判
断部8、方向整合性判断部9及び角度整合性判断部10
を満たす道路を一時的に記憶しておく道路記憶部11
と、道路記憶部11に記憶された道路の中から補正の対
象となる道路を決定する道路決定部12と、求めた車両
の位置を道路決定部12において決定された道路上に補
正する補正部13とを備えている。なお、角度整合性判
断部10における姿勢角とは、水平面に対する車両ピッ
チ動作方向における傾きであり、GPS部1から得られ
る仰角情報、または自律測位部2から得られるピッチ角
情報によって表わすことができる。
【0061】図5は図4のブロック図におけるマップマ
ッチング部6の処理動作を説明するフローチャートであ
る。まず、マップマッチング部6は、車両の測位データ
および3次元道路情報を得ると(ステップ21)、道路
選択部7によって3次元道路情報の示す道路を読み出
し、この道路を後述の整合性判断のために選択する(ス
テップ22)。この際、道路の選択範囲としては、複数
のブロックに分割された地図データのうち、測位した車
両の位置が存在する1ブロック内の道路すべてを選択す
ることにしている。この読み出しされた道路の各々は、
整合性のチェックが終了しているのかどうかについて判
断され(ステップ23)、まだ整合性のチェックが終了
していない道路があればNoに進み、その道路について
整合性チェックを行う。
ッチング部6の処理動作を説明するフローチャートであ
る。まず、マップマッチング部6は、車両の測位データ
および3次元道路情報を得ると(ステップ21)、道路
選択部7によって3次元道路情報の示す道路を読み出
し、この道路を後述の整合性判断のために選択する(ス
テップ22)。この際、道路の選択範囲としては、複数
のブロックに分割された地図データのうち、測位した車
両の位置が存在する1ブロック内の道路すべてを選択す
ることにしている。この読み出しされた道路の各々は、
整合性のチェックが終了しているのかどうかについて判
断され(ステップ23)、まだ整合性のチェックが終了
していない道路があればNoに進み、その道路について
整合性チェックを行う。
【0062】次に、整合性の判断について説明する。ス
テップ24において、距離整合性判断部8についてのチ
ェックが行われる。距離整合性判断部8は、車両の位置
道路との最短距離を求め、その距離が閾値以下(例:9
0m以内)ならば距離整合性については条件を満たして
いると判断し、ステップ25へ進む。ステップ25にお
いて、方向整合性判断部9により方向整合性のチェック
を行う。方向整合性判断部9は、車両の進行方向と道路
のリンク方向との角度差が閾値以下(例:30度以内)
ならば方向整合性については、条件を満たしていると判
断し、ステップ26へ進む。ステップ26において、角
度整合性判断部10により角度整合性のチェックが行わ
れる。角度整合性判断部10は、3次元道路情報からチ
ェックする道路の傾斜状態、つまりその道路の車両の進
行方向における勾配を求める。この勾配と車両の姿勢角
との差が閾値以下(例:±5度以内)であれば、角度整
合性については条件を満たしていると判断する。但し、
車両の姿勢角は、平坦な道路に対して登りを+、逆に下
りを−の傾きで表している。ステップ24、ステップ2
5、ステップ26の各整合性をパスした道路は、車存の
可能性のある道路とみなされ、道路記憶部11に記憶し
た後(ステップ27)、ステップ22に戻る。
テップ24において、距離整合性判断部8についてのチ
ェックが行われる。距離整合性判断部8は、車両の位置
道路との最短距離を求め、その距離が閾値以下(例:9
0m以内)ならば距離整合性については条件を満たして
いると判断し、ステップ25へ進む。ステップ25にお
いて、方向整合性判断部9により方向整合性のチェック
を行う。方向整合性判断部9は、車両の進行方向と道路
のリンク方向との角度差が閾値以下(例:30度以内)
ならば方向整合性については、条件を満たしていると判
断し、ステップ26へ進む。ステップ26において、角
度整合性判断部10により角度整合性のチェックが行わ
れる。角度整合性判断部10は、3次元道路情報からチ
ェックする道路の傾斜状態、つまりその道路の車両の進
行方向における勾配を求める。この勾配と車両の姿勢角
との差が閾値以下(例:±5度以内)であれば、角度整
合性については条件を満たしていると判断する。但し、
車両の姿勢角は、平坦な道路に対して登りを+、逆に下
りを−の傾きで表している。ステップ24、ステップ2
5、ステップ26の各整合性をパスした道路は、車存の
可能性のある道路とみなされ、道路記憶部11に記憶し
た後(ステップ27)、ステップ22に戻る。
【0063】ステップ23において、道路選択部7の選
択した、車両の位置が存在する地図データの1ブロック
内全ての道路について、整合性のチェックを終えたこと
を判断すると、道路決定部12は、道路記憶部11に記
憶されている道路の中から、車両の位置と道路との距離
が最短となる道路を考慮して、補正の対象となる道路を
一つ決定する(ステップ28)。つまり、軌跡パターン
と各道路パターンとのパターン類似度Simは、数1及
び数2に示すような2点間(軌跡ポイントの座標Plo
cus(lx,ly)、対応する道路上のポイントの座標P
road(rx ,ry )とする)のユークリッド距離l
iの和で表わされる。
択した、車両の位置が存在する地図データの1ブロック
内全ての道路について、整合性のチェックを終えたこと
を判断すると、道路決定部12は、道路記憶部11に記
憶されている道路の中から、車両の位置と道路との距離
が最短となる道路を考慮して、補正の対象となる道路を
一つ決定する(ステップ28)。つまり、軌跡パターン
と各道路パターンとのパターン類似度Simは、数1及
び数2に示すような2点間(軌跡ポイントの座標Plo
cus(lx,ly)、対応する道路上のポイントの座標P
road(rx ,ry )とする)のユークリッド距離l
iの和で表わされる。
【0064】
【数24】
【0065】
【数25】
【0066】対応する道路上の座標の算出例としては、
軌跡ポイントから対象となる道路へ降ろした垂線との交
点とする方法が、最も簡単な方法として上げられる。
軌跡ポイントから対象となる道路へ降ろした垂線との交
点とする方法が、最も簡単な方法として上げられる。
【0067】座標系が経緯度で与えられる場合は、上記
に説明した本発明による任意緯度での2点間距離算出方
法(数21,数22,数23)を用いて算出する。
に説明した本発明による任意緯度での2点間距離算出方
法(数21,数22,数23)を用いて算出する。
【0068】ステップ28において、補正対象となる道
路が決定すれば、位置補正部13により、車両の位置を
その道路上の座標に補正する(ステップ29)。このと
き、道路上のどの位置に車両位置を補正するのかについ
ては、車両の位置と道路との距離が最短となる位置、つ
まり車両から道路に対して垂線を引いた位置に補正する
ことなどが挙げられる。補正された車両の位置情報は表
示部5に対して出力される(ステップ30)。なお、3
次元道路情報は、例えば道路のリンク方向を用いる場合
など、各ノード情報からその都度リンク方向を算出して
も良いし、予めノード間に対応したリンク方向を記憶テ
ーブルとして備えているものであってもよい。
路が決定すれば、位置補正部13により、車両の位置を
その道路上の座標に補正する(ステップ29)。このと
き、道路上のどの位置に車両位置を補正するのかについ
ては、車両の位置と道路との距離が最短となる位置、つ
まり車両から道路に対して垂線を引いた位置に補正する
ことなどが挙げられる。補正された車両の位置情報は表
示部5に対して出力される(ステップ30)。なお、3
次元道路情報は、例えば道路のリンク方向を用いる場合
など、各ノード情報からその都度リンク方向を算出して
も良いし、予めノード間に対応したリンク方向を記憶テ
ーブルとして備えているものであってもよい。
【0069】このように、地図データに含まれる道路の
中から補正対象となる道路を決定する際に、車両の位置
と道路との距離、車両の進行方位と道路のリンク方向と
の比較に加えて、車両の姿勢角と道路勾配とを比較する
ことによって補正の対象となる道路を決定するので、高
さ方向に併走する道路が存在する場合であっても、道路
の勾配の違いを判断することによって、実際の走行道路
に対応した地図データの道路上にマップマッチング処理
を確実に行うことができる。
中から補正対象となる道路を決定する際に、車両の位置
と道路との距離、車両の進行方位と道路のリンク方向と
の比較に加えて、車両の姿勢角と道路勾配とを比較する
ことによって補正の対象となる道路を決定するので、高
さ方向に併走する道路が存在する場合であっても、道路
の勾配の違いを判断することによって、実際の走行道路
に対応した地図データの道路上にマップマッチング処理
を確実に行うことができる。
【0070】以上、本発明について説明したが、本発明
はこれに限らず種々の変更が可能である。例えば、発明
の実施の形態では日本が存在する領域に対する2点間距
離算出方法を例に説明したが、日本以外の場所でも、経
緯度が与えられかつ任意の緯度に対する経緯度差1分の
距離が与えられる場合に適用することが可能である。
はこれに限らず種々の変更が可能である。例えば、発明
の実施の形態では日本が存在する領域に対する2点間距
離算出方法を例に説明したが、日本以外の場所でも、経
緯度が与えられかつ任意の緯度に対する経緯度差1分の
距離が与えられる場合に適用することが可能である。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、地球を準拠楕円体とし
た場合での大圏距離を比較的精度良く、容易に算出する
ことができる。また、正確な緯度方向および経度方法の
距離を算出することが可能となる。
た場合での大圏距離を比較的精度良く、容易に算出する
ことができる。また、正確な緯度方向および経度方法の
距離を算出することが可能となる。
【図1】本発明の説明に供する、任意の緯度における2
点の座標を表す概略図である。
点の座標を表す概略図である。
【図2】任意の緯度に対する緯度差1分に対する距離M
(Y)を示すグラフである。
(Y)を示すグラフである。
【図3】任意の緯度に対する経度差1分に対する距離L
(Y)を示すグラフである。
(Y)を示すグラフである。
【図4】本発明方法を実施するカーナビゲーションシス
テムの一実施例を示すブロック図である。
テムの一実施例を示すブロック図である。
【図5】図4のブロック図におけるマップマッチング部
6の処理動作を説明するフローチャートである。
6の処理動作を説明するフローチャートである。
【図6】従来の任意緯度での2点間距離算出方法の説明
に供する、任意の緯度における2点の座標を表す概略図
である。
に供する、任意の緯度における2点の座標を表す概略図
である。
1 GPS部 2 自律測位部 3 地図記憶部 4 測位制御部 5 表示部 6 マップマッチング部 7 道路選択部 8 距離整合性判断部 9 方向整合性判断部 10 角度整合性判断部 11 道路記憶部 12 道路決定部 13 補正部
Claims (2)
- 【請求項1】 任意緯度での2点P1(緯度Y1,経度
X1)及びP2(緯度Y2,経度X2)間の距離Rを算
出する方法であって、 a)2点間の緯度方向の距離Δla及び経度方向の距離
Δloを次式 【数1】 (ただし、G(Y)は、任意の緯度Yにおける緯度差1
分に対する距離を表す最小2乗法Mによる近似曲線、F
(Y)は、任意の緯度Yにおける経度差1分に対する距
離を表す、最小2乗法Mによる近似曲線)に基づいて算
出する第1のステップと、 b)2点間の距離Rを次式 【数2】 に基づいて算出する第2のステップとからなることを特
徴とする任意緯度での2点間距離算出方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法において、G(Y)
及びF(Y)は次式 【数3】 で算出されることを特徴とする任意緯度での2点間距離
算出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13130098A JPH11304532A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 任意緯度での2点間距離算出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13130098A JPH11304532A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 任意緯度での2点間距離算出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11304532A true JPH11304532A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=15054749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13130098A Pending JPH11304532A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 任意緯度での2点間距離算出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11304532A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003074971A1 (en) * | 2002-03-01 | 2003-09-12 | Nippon Seiki Co.,Ltd. | Navigation apparatus and navigation method |
JP2019074357A (ja) * | 2017-10-13 | 2019-05-16 | 株式会社Jvcケンウッド | 逆走警報システム、逆走警報方法、及び、プログラム |
CN111538936A (zh) * | 2020-02-27 | 2020-08-14 | 武汉港迪电气有限公司 | 一种基于gps定位信号的短距离测量方法 |
-
1998
- 1998-04-24 JP JP13130098A patent/JPH11304532A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003074971A1 (en) * | 2002-03-01 | 2003-09-12 | Nippon Seiki Co.,Ltd. | Navigation apparatus and navigation method |
US9476726B2 (en) | 2002-03-01 | 2016-10-25 | Nippon Seiki Co., Ltd. | Navigation apparatus and navigation method |
JP2019074357A (ja) * | 2017-10-13 | 2019-05-16 | 株式会社Jvcケンウッド | 逆走警報システム、逆走警報方法、及び、プログラム |
CN111538936A (zh) * | 2020-02-27 | 2020-08-14 | 武汉港迪电气有限公司 | 一种基于gps定位信号的短距离测量方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030819 |