JPH11303508A - 自動ドア - Google Patents

自動ドア

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JPH11303508A
JPH11303508A JP10113994A JP11399498A JPH11303508A JP H11303508 A JPH11303508 A JP H11303508A JP 10113994 A JP10113994 A JP 10113994A JP 11399498 A JP11399498 A JP 11399498A JP H11303508 A JPH11303508 A JP H11303508A
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JP
Japan
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door
power unit
unit
force
operation force
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10113994A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yanagida
剛 柳田
Atsushi Hosoda
篤志 細田
Kenji Toyoda
憲治 豊田
Yoshifumi Suehiro
善文 末広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH11303508A publication Critical patent/JPH11303508A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアの開閉者の操作に対応した開閉動作を行
うものとする。 【解決手段】 ドア1を開閉駆動する動力部4と、この
動力部4を制御する制御部6と、ドア1に加えられる開
閉方向の操作力を検出する検出部50とを備える。上記
制御部6は検出部50で検出された操作力が大である
時、上記動力部4をドア1から切り離し、検出部50で
検出された操作力が小である時、操作力が加えられた方
向に上記動力部4によるドア駆動を行う。ドアを開けよ
うとする操作が加えられたならばドアを開くものであ
り、また加えられた操作力が大きい時には動力部を作動
させずにドアの開放は手動でなされるようにしたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアの開閉動作を
動力によって行う自動ドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動ドアは一般に店舗や家屋等において
人がドアを開放する動作を補助するシステムであり、多
くの自動ドアは安全性または構造上の理由から引き戸タ
イプのものであることが多い。また、ドア近傍の人体を
何らかのセンサーで検出することでドア開放動作を行う
ものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年の高齢化社会に対
応したシルバー事業分野に限らず、自動ドアは多く用い
られているが、従来の自動ドアは人体を検出して自動開
放することから、開けようとする人の年齢や体調、性別
に関係なく開放動作を行うものであり、このような全自
動化は、高齢者や体調不良者等の更なる高齢化や体調悪
化を生じさせることが十分考えられる。
【0004】また、人体の誤検出によって時として不要
な開放動作を行ってしまうことがあるほか、人体の検出
ミスや検出遅れが自動開放を予測している人に思わぬ怪
我を生じさせてしまうことがある。
【0005】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところはドアの開閉者の操作
に対応した開閉動作を行う自動ドアを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、ドア
を開閉駆動する動力部と、この動力部を制御する制御部
と、ドアに加えられる開閉方向の操作力を検出する検出
部とを備えるとともに、上記制御部は検出部で検出され
た操作力が大である時、上記動力部をドアから切り離
し、検出部で検出された操作力が小である時、操作力が
加えられた方向に上記動力部によるドア駆動を行うもの
であることに特徴を有している。
【0007】ドアを開けようとする操作が加えられたな
らばドアを開くものであり、また加えられた操作力が大
きい時には動力部を作動させずにドアの開放は手動でな
されるようにしたものである。
【0008】上記のドアとしては回転軸で枢支された開
き戸型のものを好適に用いることができる。
【0009】操作力の検出部はドアの操作ハンドル部分
に設けたり、ドアの回転軸部に設けることができる。
【0010】制御部は検出部出力の時間軸に対する微分
値によって操作力の大小を判別するものとするとよい。
また、ドア開放動作中の負荷を一定とする補助力付加を
動力部に行わせるものとするのが好ましい。
【0011】さらに制御部はドア解放後のドア閉鎖動作
を動力部に自動で行わせるものとしておくとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施形態の一例に
基づいて詳述すると、この自動ドアはドア1の一側端が
ドア枠2に回転自在に支持されている回転式のもので、
ドア枠2におけるドア1の吊元側の上部にはドア1の回
転角を検出するためのロータリーエンコーダ3が配設さ
れており、ドア枠2におけるドア1の吊元側の下部には
ドア枠2の側方に設けられたエンジンユニット4からの
動力をドア1に伝えるギア48が配設されている。図中
5はドア1に設けられた操作ハンドル、6は上記エンジ
ンユニット4の動作を制御する制御ブロックである。
【0013】上記エンジンユニット4は図2に示すよう
にモータ支持板44上に装着されたステッピングモータ
40と、減速ギア41群、クラッチ42等からなるもの
で、ドア1の回転軸10に設けられた上記ギア48を通
じてドア1の開閉両方向の回転駆動を行う。
【0014】図3は上記ロータリーエンコーダ3の配設
部分を示しており、ドア1の回転軸10の上端にカプリ
ング11を介して接続されている。ロータリーエンコー
ダ3には各種のものを用いることができるが、ここでは
光学式のインクリメンタル型のものを用いている。
【0015】この自動ドアは、人体を検知するセンサー
の出力で開放動作を行うのではなく、ドア1に設けられ
た上記操作ハンドル5に加えられる操作力に応じた開放
動作を行うものとなっている。図4に操作ハンドル5に
加えられた操作力を検出する操作力検出部50の一例を
示す。操作ハンドル5は撓み自在なステンレス板のよう
な撓み板51を介してドア1の表面から浮かされた状態
でドア1に取付けられており、撓み板51の背方には撓
み板51の撓み量を検出する変位センサー52が配され
ている。操作ハンドル5に押したり引いたりの力を加え
れば、この力に応じた撓みが撓み板51に生ずるが、こ
の撓み板51の撓み量を変位センサー52で検出し、該
撓み量をもとに操作ハンドル5に加えられた力、すなわ
ちドア1を開けようとする力を検出する。撓み量と操作
力とは撓み板51の弾性範囲内ではフックの法則がなり
たつ比例関係にあることから、図5に示すように、撓み
量の時間軸に対する微分値(傾き)を求めることで操作
力(荷重)を求めることができる。撓み量に基づく力の
検出は、ドア1の回転軸10部分で行うようにしてもよ
い。たとえばロータリーエンコーダ3の回転角速度や回
転軸10に取り付ける歪ゲージなどで操作力を検出する
ことができる。
【0016】前記制御ブロック6は、ここで示したもの
においては、上記の操作力検出部50で検出された力が
所定値(しきい値)より大きい場合には、エンジンユニ
ット4を作動させず、また上記クラッチ42をオフとし
てステッピングモータ40とドア1とを切り離した状態
に保つことにより、ドア1の開放動作は操作ハンドル5
に加えられた操作力によって行わせる非自動のものとし
ている。
【0017】しかし、操作力検出部50で検出された力
がしきい値以下であれば、制御ブロック6はエンジンユ
ニット5におけるクラッチ42をオンとしてステッピン
グモータ40とドア1とを接続するとともに、ステッピ
ングモータ40をドア1に加えられた操作力の方向と一
致する方向に回転させて、ドア1を開放させる。この
時、操作者のドア1を開こうとする力をステッピングモ
ータ40による駆動力が補助することになるわけである
が、該補助力は検出された力の値に拘わらず常に一定と
なるようにしておくほか、ドア1の開放動作中のドア荷
重を荷重境界値とすれば、荷重境界値と検出された力の
値(荷重値)との差分を補助力として加えるようにして
もよい。
【0018】図6に制御ブロック4によるドア1の動作
フローの一例を示す。操作ハンドル(ドアノブ)5に加
えられた操作力がドア1を手動で開放させるのに十分な
強さである場合には、制御ブロック6はステッピングモ
ータ40およびクラッチ42を共にオフとして、手動に
よるドア1の開放を行わせる。上記操作力が小さい場合
には、クラッチ42をオンとしてステッピングモータ4
0を回転させることで、上記操作力が加えられた方向に
ドア1を回転させる。なお、操作力は開放動作の初期に
与えるだけですむようにしても、操作力がなくなればそ
の時点で開放動作を止めてしまうようにしてもよい。
【0019】ドア1の回転角はエンコーダ3において検
出して、該回転角が90度となれば、ステッピングモー
タ40を停止させる。開放動作中に障害物によるラジア
ル荷重が加わった場合はドア1が人や物と接触したと判
断して緊急停止や閉鎖動作を行わせ、所定時間経過後に
再度開放動作を行う。上記ラジアル荷重はたとえばモー
タ電流値と回転角の増加分とから検出することができ
る。
【0020】回転角が90度となって全開状態となれ
ば、所定時間だけ開放状態を保ち、その後、動力のみに
よる自動閉鎖動作を行わせる。また、閉鎖動作中におい
てもドア1にラジアル荷重が加わった場合には緊急停止
や自動再開放動作を行い、しばらくの後に自動閉鎖動作
を再開させる。そして回転角が0度となれば、ステッピ
ングモータ40を停止させる。なお、閉鎖動作について
も、操作ハンドル5に加えられた操作力を補助するかた
ちでの動作としたり、閉鎖方向に加えられた操作力が大
である場合には、手動閉鎖となるようにしたりしてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、ドアを開閉駆動
する動力部と、この動力部を制御する制御部と、ドアに
加えられる開閉方向の操作力を検出する検出部とを備え
るとともに、上記制御部は検出部で検出された操作力が
大である時、上記動力部をドアから切り離し、検出部で
検出された操作力が小である時、操作力が加えられた方
向に上記動力部によるドア駆動を行うものであって、ド
アを開けようとする操作が加えられて初めてドアを開く
ものであり、不用意なあるいは無用なドア開放動作が生
じることがない上に、開放すべき時点で開放動作がなさ
れなかったために事故を招いたりすることがなく、高齢
者や体調不良者等の更なる高齢化や体調悪化を生じさせ
ることもないものであり、また加えられた操作力が大き
い時には動力部を作動させずにドアの開放は手動でなさ
れるために、無駄なエネルギー消費を避けることができ
る。
【0022】この場合、ドアとしては回転軸で枢支され
た開き戸型のものも安全性についての問題を招くことな
く採用することができる。
【0023】操作力の検出部をドアの操作ハンドル部分
に設けた場合には、検出する操作力を操作者が加えたも
のだけとすることができるために、より確実な動作を得
ることができる。また、操作力の検出部をドアの回転軸
部に設けた場合には、操作力の検出を既存のドアにおい
ても容易に行うことができる。
【0024】制御部は検出部出力の時間軸に対する微分
値によって操作力の大小を判別するものとすると、的確
な判別を行うことができる。また、ドア開放動作中の負
荷を一定とする補助力付加を動力部に行わせるものとす
ると、操作力の大小にかかわらず、ドアの開放動作を常
に適切な速度で行わせることができる。
【0025】さらに制御部はドア解放後のドア閉鎖動作
を動力部に自動で行わせるものとしておくとよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の概略図である。
【図2】同上のエンジンユニットの概略図である。
【図3】同上のドアの回転角検出部の概略図である。
【図4】同上の操作ハンドル部分を示すもので、(a)は
正面図、(b)は断面図である。
【図5】(a)(b)は同上の動作説明図である。
【図6】同上の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 ドア 4 エンジンユニット 5 操作ハンドル 6 制御ブロック 50 操作力検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末広 善文 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアを開閉駆動する動力部と、この動力
    部を制御する制御部と、ドアに加えられる開閉方向の操
    作力を検出する検出部とを備えるとともに、上記制御部
    は検出部で検出された操作力が大である時、上記動力部
    をドアから切り離し、検出部で検出された操作力が小で
    ある時、操作力が加えられた方向に上記動力部によるド
    ア駆動を行うものであることを特徴とする自動ドア。
  2. 【請求項2】 ドアは回転軸で枢支された開き戸型のも
    のであることを特徴とする請求項1記載の自動ドア。
  3. 【請求項3】 操作力の検出部はドアの操作ハンドル部
    分に設けられていることを特徴とする請求項1または2
    記載の自動ドア。
  4. 【請求項4】 操作力の検出部はドアの回転軸部に設け
    られていることを特徴とする請求項2記載の自動ドア。
  5. 【請求項5】 制御部は検出部出力の時間軸に対する微
    分値によって操作力の大小を判別していることを特徴と
    する請求項1記載の自動ドア。
  6. 【請求項6】 制御部はドア開放動作中の負荷を一定と
    する補助力付加を動力部に行わせるものであることを特
    徴とする請求項1記載の自動ドア。
  7. 【請求項7】 制御部はドア解放後のドア閉鎖動作を動
    力部に自動で行わせるものであることを特徴とする請求
    項1〜6のいずれかの項に記載の自動ドア。
JP10113994A 1998-04-23 1998-04-23 自動ドア Withdrawn JPH11303508A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006523271A (ja) * 2003-04-02 2006-10-12 アブロイ オサケ ユキチュア スイングドア装置におけるドアの位置検出装置
JP2010075285A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Atom Medical Corp 保育器
CN108179947A (zh) * 2018-02-24 2018-06-19 苏州市富尔达科技股份有限公司 一种自动开关门闭门器

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Effective date: 20050705