JPH11302439A - 発泡スチロールの再生処理方法 - Google Patents

発泡スチロールの再生処理方法

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JPH11302439A
JPH11302439A JP14201998A JP14201998A JPH11302439A JP H11302439 A JPH11302439 A JP H11302439A JP 14201998 A JP14201998 A JP 14201998A JP 14201998 A JP14201998 A JP 14201998A JP H11302439 A JPH11302439 A JP H11302439A
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JP
Japan
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melt
waste
steam
styrofoam
crushed
Prior art date
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Pending
Application number
JP14201998A
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English (en)
Inventor
Kazuki Nishimura
和起 西村
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KYUSHU SHOEKI KK
Original Assignee
KYUSHU SHOEKI KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock
    • Y02P20/143Feedstock the feedstock being recycled material, e.g. plastics
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】特殊溶剤を使用することなく、設備の小型化を
図ることができ、且つ高品位の資源再生品を低コストで
回収することができる発泡スチロールの再生処理方法を
提供する。 【解決手段】発泡スチロール廃材Sを破砕して溶解機5
に投入し、スチームボイラー1からの高温の水蒸気にて
ゲル状に溶解し、この溶解物Gを冷却水槽11内の水で
冷却する。水冷却後、自然乾燥して固形化し、所定の大
きさに粉砕することで、夾雑物を含まない高カロリーの
塊状燃料が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡スチロール廃
材を一旦溶解した後、固形燃料として再資源化する再生
処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、発泡スチロール廃材の再生処理に
あたっては、これを細かく裁断し、高価な特殊溶剤(芳
香族、ケトン類、エーテル類等を含むTJ溶剤(商品
名:株式会社ジャパンエナジー社製)やリモネンに代表
される溶剤)を多量に用いて溶解して減容したのちに再
度固形化して燃料として再利用している。このような処
理工程の途中で、溶解状態の発泡スチロールから特殊溶
剤を気化・冷却して分離回収している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の発泡
スチロール再生処理では、特殊溶剤を分離回収するため
のプラントが別途必要であるので、設備が複雑で大型化
するという問題がある。また、特殊溶剤を多量に使用す
るため、これを保管する広い貯蔵スペースが必要になる
上、特殊溶剤は臭気が強く70℃位からガス化して18
0℃以上では爆発性を帯びるため、防臭マスクや防水手
袋の着用が不可欠で溶解作業が厄介かつ危険になる。加
えて、特殊溶剤1l当たりに溶ける発泡スチロールの量
が常温15℃でも僅か約1kg程度、気温の低い冬季に
なると更に下がって0.6kg〜0.7kg程度しか溶
けないため、回収率が60〜65%と非常に低くなる。
さらに、溶解物100kg(発泡スチロール50kgと
特殊溶剤50l)から特殊溶剤を分離回収する工程で
は、特殊溶剤の気化・冷却作業のために1時間30分〜
2時間以上という長時間を要し、それに伴い回収用ボイ
ラーの運転時間が長くなり、その燃料コストも高くな
る。さらに、固形燃料の中に回収不能な溶剤成分の混入
が不可避になるため、溶解直後の固形燃料が柔らかくな
りすぎ、取り扱いが不便であるという不具合がある。本
発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであ
り、特殊溶剤を使用することなく、設備の小型化を図る
ことができ、且つ高品位の資源再生品を低コストで回収
することができる発泡スチロールの再生処理方法を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明の処理方
法は、発泡スチロール廃材を破砕したのち、蒸気で溶解
し、乾燥して固形化することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明にて処理される発泡スチロ
ール廃材は、断熱材や包装容器、例えば魚函、食品の包
装用トレー、ラーメンカップ、梱包用のパッキング材な
どとして使用されるもので、主に家庭ゴミ又は事業所ゴ
ミとして廃棄されたものである。処理される発泡スチロ
ール廃材は、単純な形状のものだけでなく複雑な形状の
もの、色物あるいは柄物でもよい。本発明では、まず発
泡スチロール廃材を細かく破砕し、これを120℃〜2
40℃の高温の蒸気でゲル状に溶融する。次に、この溶
融物を冷却乾燥して固形化し、これを例えば粒状又は粉
末状の燃料品として再資源化する。このように、本発明
は発泡スチロールを蒸気で溶かすようにしたので、特殊
溶剤が不要になり、減圧による溶剤回収工程及びその回
収設備を削減することができる。
【0006】以下、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明に係る発泡スチロールの再生処理
方法の処理工程図、図2は発泡スチロールの再生処理設
備を示す正面図、図3は図2の平面図である。
【0007】
【実施例】図2及び図3において、1は水蒸気を発生す
るスチームボイラーで、このスチームボイラー1には、
全自動給水装置2により給水されると共に、燃料油タン
ク3により給油されるようになっている。スチームボイ
ラー1の流出部側には、パイプ4を介して溶解機5が接
続され、パイプ4の途中には複数の制御バルブ6,6・
・・が設けられている。溶解機5は支持台7で支持さ
れ、溶解機5の一端上部には、開閉可能な廃材投入口8
が設けられている。廃材投入口8からは発泡スチロール
廃材Sの破砕物が投入されて、溶解機5の溶解室内で溶
解される。溶解機5の他端底部には、溶解物取出口9が
開閉可能に設けられ、ゲル状になった発泡スチロール廃
材Sの溶解物Gを連続的もしくは断続的に取り出すこと
ができるようになっている。
【0008】溶解物取出口9の下方には、溶解物Gを受
ける漏斗状のホッパー10が設けられ、ホッパー10の
下端部は冷却水槽11内の入口側に配置されている。ホ
ッパー10に受けられた溶解物Gは、冷却水槽11内で
冷却されて柔らかい固化塊12になった後、ローラーコ
ンベア13にて搬送される内に板状固化塊15になり冷
却水槽11の出口側に設けられた回収箱14に搬出され
る。尚、図中16は再生処理プロセスの運転停止を操作
する操作盤、17は冷却水槽11の水を循環給排するラ
インポンプである。
【0009】次に、本実施例による再生処理の一方法を
図1に従って説明する。先ず、分別回収された発泡スチ
ロール廃材Sを破砕機等の機械的手段により細かく破砕
する(A)。次いで、これを溶解機5の廃材投入口8か
ら溶解室に投入して投入口を閉じ(B)、パイプ4を介
してスイチームボイラー1で生じた高温の水蒸気を溶解
室に封入する(C)。水蒸気の温度は、処理すべき発泡
スチロール廃材Sの大きさや組成等に応じて120℃〜
240℃の範囲に設定すればよく、これにより、上記破
砕物は溶解機5内で高温溶解されゲル状の溶解物Gとな
る。このゲル状の溶解物Gは、溶解機5底部の溶解物取
出口9からホッパー10に取り出し、冷却水槽11内の
水で冷却して柔らかい塊状に固形化する(D)。次い
で、この柔らかい固化塊12をローラーコンベア13で
搬送して板状固化塊15にし(E)、冷却水槽11の外
に搬出し、回収箱14に収容し取り出して自然乾燥する
(F)。最後に、インゴット15を適当な大きさに粉砕
加工し(G)、これにより、最終的な再生品としての粒
状あるいは粉状の固形燃料Pが得られる。
【0010】このうち、粒状固形燃料Pは、所要の大き
さの球、円柱あるいは角柱状に造粒されるが、その具体
的な使い方としては、ボイラー等の燃料又はオガクズの
中に着火剤又は助燃焼剤として混入し使用できる。ボイ
ラー水1l当たりの固形燃料の混入量又は混入個数を加
減して単位時間あたりの発生熱量を変えることで、ボイ
ラーの燃焼温度を所定値に制御することができる。この
固形燃料は、単一成分(ポリスチレン)のペレットであ
り、余計な溶剤成分等の夾雑物が含まれていない。その
ため、従来品に比べ着火しやすく有害ガスを発生せず発
熱カロリーが大きい上に、適度な柔らかさをもち、取扱
上便利である。
【0011】本実施例では、特殊溶剤を分離回収するた
めのプラントが不要になるので、その分だけ設備が簡単
になり小型化が図れる。また、特殊溶剤による危険な溶
解作業及び溶剤回収作業が不要になる。更に、発泡スチ
ロール50Kgあたりの溶解・固化時間も短くなる。加
えて、水蒸気を溶解室に封入するだけで、寒冷地や冬期
でも均質化した高品位の資源再生品を得ることができ
る。
【0012】尚、本発明は、本実施例に限定されない。
例えば、溶解室への発泡スチロール廃材の投入時期は、
水蒸気封入時の前でも後でもよく、場合によっては同時
でも構わない。また、本実施例では溶解機5の外部から
水蒸気を供給しているが、溶解機5の内部で水蒸気を発
生させるものでもよい。また、発泡スチロール廃材の破
砕加工部を溶解機5内に設け、破砕物が溶解室に自動的
に供給されるように構成することも考えられる。さら
に、本実施例では水冷却後に自然乾燥を行うようにした
が、必要ならば減圧、加温、通風などによる強制乾燥を
行ってもよい。更に、再生した固形燃料は、ボイラーの
燃料及び着火剤や補助燃料の他、燃焼炉における化石燃
料の代替品として、あるいは発熱器具の携帯用燃料とし
ても広く用いることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明では、発泡スチロール廃材を破砕
したのち、これを水蒸気でゲル状に溶解し、乾燥固形化
したことにより、高価な特殊溶剤が不要になる。これに
伴い、危険で煩雑な溶解・分離回収作業及び溶剤回収用
の大型プラント設備を削減することができる。加えて、
従来に比べて再処理コストを大幅に低減できると共に、
溶解時間を大幅に短縮でき、冬季でも不純物を含まない
良質の資源再生品を効率よく回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発泡スチロールの再生処理方法の
処理工程図である。
【図2】発泡スチロールの再生処理設備を示す正面図で
ある。
【図3】図2の平面図である。
【符号の説明】
1 スチームボイラー 2 全自動給水装置 3 油タンク 4 パイプ 5 溶解機 6 制御バルブ 7 支持台 8 廃材投入口 9 溶解物取出口 10 ホッパー 11 冷却水槽 12 柔らかい固化塊 13 ローラーコンベア 14 回収箱 15 板状固化塊 16 操作盤 17 ラインポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発泡スチロール廃材を破砕したのち、蒸気
    で溶解し、乾燥して固形化することを特徴とする発泡ス
    チロールの再生処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1で得られた固形化した発泡スチロ
    ール廃材を粉砕して得られる粒状固形燃料又は粉末燃
    料。
JP14201998A 1998-04-15 1998-04-15 発泡スチロールの再生処理方法 Pending JPH11302439A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011514236A (ja) * 2008-01-31 2011-05-06 リクレイム リソーシズ リミテッド 廃棄物を処理するための装置及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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