JP2002192122A - 空缶処理方法 - Google Patents

空缶処理方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空缶のスチール材料とアルミニウム材料を確
実に分離でき、かつ、再利用しやすい形態でアルミニウ
ム材料を取り出せる空缶処理方法を提供することであ
る。 【解決手段】 空缶が投入されるロータリキルン1内を
概ね無酸素状態とし、かつ、その加熱温度をアルミニウ
ムの融点以上でスチールの融点以下として、空缶のアル
ミニウム材料を酸化させることなく溶融するとともに、
ロータリキルン1の排出端側に堰19を設けて、溶融ア
ルミニウムが固体のスチール材料と一緒にそのまま排出
端から流出しないようにし、堰19で塞き止められた溶
融アルミニウムを貫通孔20から保温された漏斗21内
へ流下させることにより、スチール材料とアルミニウム
材料を確実に分離でき、かつ、再利用しやすい形態でア
ルミニウム材料を取り出せるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コーヒ、ジュー
ス、ビール等の空缶、特にスチール空缶をスチール材料
とアルミニウム材料とに分離して取り出す空缶処理方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コーヒ、ジュース、ビール等の飲料用に
使用される缶容器にはスチール缶とアルミニウム缶とが
あり、これらの空缶は別々に回収されて、それぞれ資源
として再利用が図られている。しかしながら、スチール
缶は、飲み口が設けられた蓋部がアルミニウム材料で形
成されているので、これらの空缶を有効に再利用するた
めには、スチール材料とアルミニウム材料とに分離する
必要がある。
【0003】スチール空缶のスチール材料とアルミニウ
ム材料とを分離して取り出す空缶処理方法としては、例
えば、特開平9−192639号公報に記載された空缶
処理システムがある。この空缶処理システムは、空缶を
押し潰すクラッシャと、押し潰された空缶を400〜5
50℃で加熱してスチール材料とアルミニウム材料の断
片に分離するロータリキルンと、加熱後の各断片を粒状
のペレットに造粒する造粒機と、これらのペレットをス
チールのものとアルミニウムのものとに選別して振り分
ける選別手段とを備えたものである。
【0004】すなわち、このシステムは、押し潰した空
缶をロータリキルン内で400〜550℃に加熱するこ
とにより、そのアルミニウム材料を溶融することなくス
チール材料と分離し、これらの分離した各断片を粒状の
ペレットに造粒して、磁力選別機等の選別手段によりス
チール材料とアルミニウム材料とに振り分けるようにし
ている。
【0005】前記ロータリキルン内での分離メカニズム
についての説明は記載されていないが、加熱によるスチ
ール材料とアルミニウム材料の熱膨張差やアルミニウム
材料の軟化により、スチール材料とアルミニウム材料と
の結合部をルーズな状態とし、ロータリキルンの回転を
利用して、このルーズな結合状態となったスチール材料
とアルミニウム材料とを分離するものと思われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の空缶処
理システムは、以下の問題点がある。
【0007】(1)ロータリキルンからスチール材料と
アルミニウム材料とが混合された状態で排出されるの
で、これらを選別するための磁力選別機等を別途に必要
とする。
【0008】(2)押し潰された空缶のスチール材料と
アルミニウム材料との結合状態は様々であるので、ロー
タリキルンによる分離が不確実となることがある。
【0009】(3)酸素の存在下で400〜550℃に
加熱すると、アルミニウム材料の表面が酸化され、分離
されたアルミニウム材料の品質が低下する。
【0010】(4)熱エネルギがスチール材料とアルミ
ニウム材料の分離のためだけに消費され、再利用のため
にアルミニウム材料を溶融させてアルミニウムインゴッ
ト等に加工する場合は、別途に溶融のための熱エネルギ
を必要とする。
【0011】そこで、この発明の課題は、これらの問題
点をなくして、空缶のスチール材料とアルミニウム材料
を確実に分離でき、かつ、再利用しやすい形態でアルミ
ニウム材料を取り出せる空缶処理方法を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、投入される空缶をロータリキルン内
で加熱し、空缶のスチール材料とアルミニウム材料とを
分離して取り出す空缶処理方法において、前記ロータリ
キルン内を概ね無酸素状態とし、かつ、その加熱温度を
アルミニウムの融点以上でスチールの融点以下として、
前記アルミニウム材料を選択的に溶融させ、前記ロータ
リキルンの排出端側の内周に堰を設け、この堰自体また
は堰の手前側に前記溶融した溶融アルミニウムのみを排
出する排出手段を設け、この排出手段により、前記堰を
乗り越えてロータリキルンの排出端に排出される固体の
ままのスチール材料と分けて、前記溶融アルミニウムを
取り出す方法を採用した。
【0013】すなわち、ロータリキルン内を概ね無酸素
状態とし、かつ、その加熱温度をアルミニウムの融点以
上でスチールの融点以下とすることにより、空缶のアル
ミニウム材料を酸化させることなく溶融するとともに、
ロータリキルンの排出端側に堰を設けることにより、溶
融アルミニウムが固体のスチール材料と一緒にそのまま
排出端から流出しないようにし、堰で塞き止められた溶
融アルミニウムをスチール材料と分けて取り出すように
した。
【0014】前記溶融アルミニウムの排出手段として
は、前記堰の手前側で前記ロータリキルンの筒壁に貫通
孔を設け、この貫通孔から溶融アルミニウムを流下させ
る方法や、前記堰に貫通孔を設け、この堰の上端縁に前
記ロータリキルンの排出端側に向けて筒状の仕切り部材
を接続して、前記貫通孔から溶融アルミニウムを前記仕
切り部材の外側に流出させる方法を採用することができ
る。
【0015】前記排出手段により排出される溶融アルミ
ニウムを融点以上に保温する手段を設けることにより、
溶融アルミニウムの排出経路での凝固を防止し、空缶処
理システムをスムーズに連続運転することができ、か
つ、再利用工程での処理も容易とすることができる。
【0016】すなわち、スチール缶に占めるアルミニウ
ム材料の割合は概ね8質量%程度であるので、ロータリ
キルンから排出される溶融アルミニウムの量はそれほど
多くなく、その熱容量も小さいので凝固しやすいからで
ある。
【0017】前記ロータリキルンを外熱式のものとし、
このロータリキルン内に不活性ガスを導入することによ
り、比較的簡単な構成でロータリキルン内を概ね無酸素
状態とすることができる。
【0018】前記排出される溶融アルミニウムを、別途
に設けたインゴット製造工程に導き、アルミニウムイン
ゴットに加工することにより、溶融アルミニウムの保有
熱エネルギを有効に活用することができる。
【0019】前記投入される空缶としては、多数の空缶
を一体に押し潰したものを小片に解砕または破砕したも
のとすることにより、その加熱効率を高めて空缶の処理
能率を上げることができる。通常、回収された空缶は、
その搬送効率を高めるためにプレス等で一体に押し潰し
た一辺が数十cm程度の塊として搬入されるので、これ
らを小片に解砕または破砕することにより、ロータリキ
ルンでの加熱効率を高めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。図1は、本発明に係る空
缶処理方法を適用した空缶処理システムの設備レイアウ
トを示す。この空缶処理システムは、ロータリキルン1
が主処理装置とされ、多数のスチール空缶を一体に押し
潰して塊状とされたスクラップをコンベア2で破砕機3
に投入して解砕、破砕し、この破砕機3で解砕、破砕し
たスクラップをコンベア4によりロータリキルン1に投
入して、そのアルミニウム材料を溶融させ、固体のまま
のスチール材料と分離して取り出すものである。
【0021】前記ロータリキルン1から取り出される溶
融アルミニウムは、保持炉5内の取瓶5aに溜められ、
別途に設けられたインゴット製造工程に送られて、イン
ゴット用鋳型6に注湯される。なお、燃焼炉7は、ロー
タリキルン1内で発生する空缶の印刷塗料等の熱分解ガ
スを燃焼させるための付帯設備である。
【0022】前記破砕機3は2軸の回転刃を備えたもの
である。破砕機3としては、この他に1軸の回転刃のも
のや、スイングハンマを備えた衝撃式のもの等、種々の
タイプのものを用いることができ、ギロチン式等の切断
機を配置して、塊状のスクラップを複数に切断した後、
破砕機3に投入するようにしてもよい。
【0023】前記ロータリキルン1は、回転する本体内
筒8が外筒9で覆われ、外筒9内に加熱手段としての電
気ヒータ(図示省略)が設けられた外熱式のものであ
り、その供給端側と排出端側には、それぞれ入口フード
10と出口フード11が設けられている。
【0024】前記内筒8内の温度は700〜850℃に
設定されている。アルミニウムの融点は660℃、スチ
ールの融点は1500℃以上であるので、空缶のアルミ
ニウム材料のみが溶融して液状となり、スチール材料は
溶けずに固体のままとなる。
【0025】前記入口フード10が設けられた供給端側
には、ホッパ12に投入されるスクラップを内筒8内に
供給する供給管13が挿入され、供給管13の中には二
重ダンパ14が取り付けられている。また、入口フード
10の上端には、前記熱分解ガスを燃焼炉7へ排出する
排気口15が設けられている。
【0026】前記出口フード11には、ロータリキルン
1内を概ね無酸素状態にパージするための不活性ガスで
ある窒素ガスの供給口16が設けられ、その下端に設け
られたスチール材料の排出口17には、外気を遮断する
ための仕切り18が設けられている。なお、ロータリキ
ルン1内は前記窒素ガスでのパージにより1気圧以上に
保持されており、後述する貫通孔20から酸素を含む外
気が流入しないようになっている。
【0027】図2は、ロータリキルン1の排出端側の部
分を拡大して示す。前記内筒8の排出端側の内周には、
溶融アルミニウムを塞き止める堰19が設けられ、その
手前側の内筒8の筒壁には、円周方向に等間隔で複数の
貫通孔20が設けられている。また、貫通孔20が設け
られた部位の下方には、外筒9を貫通させて漏斗21が
配置され、漏斗21の外周には電熱線ヒータ22が巻き
付けられている。
【0028】したがって、堰19で塞き止められた溶融
アルミニウムは、その液面下に回転してくるいずれかの
貫通孔20から漏斗21内に流下し、凝固しないように
電熱線ヒータ22で保温されて、前記保持炉5に溜めら
れる。なお、貫通孔20からは、解砕、破砕時に生じた
スチールの粉や微小片も溶融アルミニウムと一緒に落下
するが、これらの比重の大きいスチール材料は保持炉5
内の取瓶5aの底に沈むので、インゴット製造工程で溶
融アルミニウムを鋳型6に鋳入する際に、容易に分離で
きる。
【0029】一方、堰19で塞き止められる固体のスチ
ール材料は、空缶処理の進行に伴ってその量がある程度
を越えると、堰19を乗り越えて出口フード11の排出
口17に落下する。スチール材料が排出口17に溜まる
と仕切り18が開放され、これらのスチール材料が外部
に排出される。
【0030】図3は、ロータリキルン1の排出端側の部
分の変形例を示す。この変形例では、溶融アルミニウム
を塞き止める堰19が排出端側へ傾斜するように形成さ
れ、堰19自体に円周方向に等間隔で複数の貫通孔23
が設けられるとともに、仕切り用の筒部材24が、堰1
9の上端縁に排出端側へ向けて取り付けられている。筒
部材24の先端は、内筒8の排出端よりも張り出してお
り、この張り出し部の下方に溶融アルミニウムを受ける
漏斗25が設けられている。
【0031】したがって、この変形例では、溶融アルミ
ニウムは下方に回転してくる貫通孔23から堰19の外
側に流出し、筒部材24と内筒8の間の隙間を通って漏
斗25内に流下する。一方、固体のスチール材料は、傾
斜した堰19を乗り越えて筒部材24の中に入り、その
先端から出口フード11の排出口17に落下する。その
他は、実施形態と同じである。
【0032】この変形例では、内筒8を貫通する前記実
施形態のような貫通孔20を必要としないので、外筒9
の中に高温空気を供給して内筒8を加熱することもでき
る。
【0033】なお、本発明に係る空缶処理方法では、ア
ルミニウム材料を溶融させてスチール材料と分離するの
で、処理されるスチール空缶にアルミニウム空缶が混じ
っていても問題ない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明の空缶処理方法
は、ロータリキルン内を概ね無酸素状態とし、かつ、そ
の加熱温度をアルミニウムの融点以上でスチールの融点
以下として、空缶のアルミニウム材料を酸化させること
なく溶融するとともに、ロータリキルンの排出端側に堰
を設けて、溶融アルミニウムが固体のスチール材料と一
緒にそのまま排出端から流出しないようにし、堰で塞き
止められた溶融アルミニウムをスチール材料と分けて排
出するようにしたので、スチール材料とアルミニウム材
料を確実に分離でき、かつ、再利用しやすい形態でアル
ミニウム材料を取り出すことができる。
【0035】また、前記ロータリキルンから排出される
溶融アルミニウムを融点以上に保温する手段を設けたの
で、、溶融アルミニウムの排出経路での凝固を防止し、
空缶処理システムをスムーズに連続運転することがで
き、かつ、再利用工程での処理も容易とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空缶処理方法を適用したシステム
の設備レイアウト図
【図2】図1のロータリキルンの排出端側を拡大して示
す縦断面図
【図3】図2の変形例を示す縦断面図
【符号の説明】
1 ロータリキルン 2 コンベア 3 破砕機 4 コンベア 5 保持炉 5a 取瓶 6 鋳型 7 燃焼炉 8 内筒 9 外筒 10 入口フード 11 出口フード 12 ホッパ 13 供給管 14 二重ダンパ 15 排気口 16 供給口 17 排出口 18 仕切り 19 堰 20 貫通孔 21 漏斗 22 電熱線ヒータ 23 貫通孔 24 筒部材 25 漏斗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 5/00 ZABC (72)発明者 塔本 晃弘 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 (72)発明者 駒田 弘明 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 Fターム(参考) 4D004 AA27 BA05 CA03 CA04 CA12 CA29 CB09 CB13 CB32 CB43 CB45 DA02 DA06 DA20 4K001 AA02 AA10 BA22 CA01 DA01 GA07 GB02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入される空缶をロータリキルン内で加
    熱し、空缶のスチール材料とアルミニウム材料とを分離
    して取り出す空缶処理方法において、前記ロータリキル
    ン内を概ね無酸素状態とし、かつ、その加熱温度をアル
    ミニウムの融点以上でスチールの融点以下として、前記
    アルミニウム材料を選択的に溶融させ、前記ロータリキ
    ルンの排出端側の内周に堰を設け、この堰自体または堰
    の手前側に前記溶融した溶融アルミニウムのみを排出す
    る排出手段を設け、この排出手段により、前記堰を乗り
    越えてロータリキルンの排出端に排出される固体のまま
    のスチール材料と分けて、前記溶融アルミニウムを取り
    出すようにしたことを特徴とする空缶処理方法。
  2. 【請求項2】 前記溶融アルミニウムの排出手段が、前
    記堰の手前側で前記ロータリキルンの筒壁に貫通孔を設
    け、この貫通孔から溶融アルミニウムを流下させるもの
    である請求項1に記載の空缶処理方法。
  3. 【請求項3】 前記溶融アルミニウムの排出手段が、前
    記堰に貫通孔を設け、この堰の上端縁に前記ロータリキ
    ルンの排出端側に向けて筒状の仕切り部材を接続して、
    前記貫通孔から溶融アルミニウムを前記仕切り部材の外
    側に流出させるものである請求項1に記載の空缶処理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記排出手段により排出される溶融アル
    ミニウムを融点以上に保温する手段を設けた請求項1乃
    至3のいずれかに記載の空缶処理方法。
  5. 【請求項5】 前記ロータリキルンを外熱式のものと
    し、このロータリキルン内に不活性ガスを導入して、ロ
    ータリキルン内を概ね無酸素状態とするようにした請求
    項1乃至4のいずれかに記載の空缶処理方法。
  6. 【請求項6】 前記排出される溶融アルミニウムを、別
    途に設けたインゴット製造工程に導き、アルミニウムイ
    ンゴットに加工するようにした請求項1乃至5のいずれ
    かに記載の空缶処理方法。
  7. 【請求項7】 前記投入される空缶が、多数の空缶を一
    体に押し潰したものを小片に解砕または破砕したもので
    ある請求項1乃至6のいずれかに記載の空缶処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220028887A (ko) * 2020-08-31 2022-03-08 주식회사 제이케이메탈소재 알루미늄 및 알루미늄합금의 연속 용해로

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