JPH11302102A - 害虫忌避組成物 - Google Patents

害虫忌避組成物

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JPH11302102A
JPH11302102A JP15353198A JP15353198A JPH11302102A JP H11302102 A JPH11302102 A JP H11302102A JP 15353198 A JP15353198 A JP 15353198A JP 15353198 A JP15353198 A JP 15353198A JP H11302102 A JPH11302102 A JP H11302102A
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JP
Japan
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pest repellent
composition
powder
repellent
insect pest
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JP15353198A
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Osamu Tanaka
修 田中
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Dainihon Jochugiku Co Ltd
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Dainihon Jochugiku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】人体の皮膚面上に塗布する用法の害虫忌避剤の
改良組成に関し、皮膚面でのべとつきを伴わず、さらに
害虫忌避剤の改良組成に対し忌避効果を長時間にわたっ
て持続させることができる害虫忌避組成物を提供するこ
と。 【構成】害虫忌避成分に、タルク、カオリン、ベントナ
イトの無機粉末、及び変性デンプン、未変性デンプン、
シルク繊維粉末の有機粉末の中から選ばれる1種又は2
種以上の粉末からなる第1粉末相と、無水ケイ酸とを共
に配合させ、しかも第1粉末相:無水ケイ酸の配合比率
が、1:5重量比〜5:1重量比にて製造される害虫忌
避組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は害虫忌避組成物に関し、
さらに詳しくはその持続性と使用感を改善した害虫忌避
組成物に係る。
【0002】
【従来の技術】N,N−ジエチル−m−トルアミド(以
下「DEET」と称する。)を含有した害虫忌避組成物
は従来より知られているが、DEETが揮発性であるこ
とから、皮膚に塗布した際に皮膚表面から揮散し、さら
に皮膚の発汗による流れだしなどによって皮膚表面から
の忌避成分が失われやすく、従来、その持続性において
は問題視する向きがあった。この持続性の問題を解決す
るための技術としては、特開昭59−199615号公
報や特開平4−10918号公報では鉱物粉体等を用
い、特開平1−172303号公報ではヒマシ油等を配
合し、特開平5−92905では飽和脂肪酸とアルコー
ルのエステル油を配合した方法、特開昭63−1668
02号公報では水性シリコーンを添加することにより、
さらに特開平4−244001号公報には疎水性シリコ
ーンを添加することにより忌避剤の持続性を向上させる
ものが開示されている。また特開昭69−199602
号公報には、タルク、シリカ、ベントナイト、炭酸カル
シウムなどから選ばれる、平均粒径50μmの鉱物粉体
を用いた害虫忌避組成物は忌避効果が持続し、皮膚表面
への付着性も良いことが記載されている。
【0003】しかし、前記のように持続性向上のため
に、鉱物粉体を用いた際は水や汗に流れやすいこと、分
散剤に界面活性剤を用いなければならないため使用感が
著しく低下すること、処理部分が乾燥後に当該鉱物粉体
により白い粉を吹いたようになり、衣類などの汚れの原
因になることなどの問題が生じていた。またヒマシ油や
水性シリコーンを用いた際には、べとつき感により使用
感が悪くなることや土・砂の付着等の問題点が生じてい
た。また、飽和脂肪酸とアルコールのエステル油を配合
した方法においても、添加するエステル油の皮膚上での
後残り感(べたつき感)があったり、安定化のために乳
化させる技術がpHに影響されるなど製造処方に制約を
受けることがあった。
【0004】このような問題を解決することを目的とし
て、特開平7−126104号公報は比表面積が500
/g以上の無水ケイ酸を用いる人体用害虫忌避組成
物を開示している。さらに特開平9−208406号公
報では細孔容積が1ml/g以下、平均細孔径が100
Å以下でかつ比表面積が500m/g未満の無水ケイ
酸を用いる害虫忌避組成物を開示している。しかし、害
虫忌避効果の持続性、使用感をさらに改善した害虫忌避
組成物が求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近のアウトドアの流
行により、蚊、ハチ、アブ、ブユ、ダニ、ノミ、ナンキ
ンムシ、ムカデ、ゲジゲジ等による被害が増加してお
り、特に野外にてツツガムシ病、ライム病などの刺咬害
虫による問題も深刻化している。このため、本発明は従
来の害虫忌避組成物よりも害虫忌避効果の持続性、使用
感をさらに向上した害虫忌避組成物を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究の結果、クリーム、ローション、
エアゾール等の剤型において、害虫忌避成分に、タル
ク、カオリン、ベントナイトの無機粉末又は変性デンプ
ン、未変性デンプン、シルク繊維粉末の有機粉末の中か
ら選ばれる1種又は2種以上の第1粉末相と、無水ケイ
酸とを特定の比率で共存させることにより製造した薬剤
は、忌避効果の持続性が高く、皮膚の触感性に優れてお
り、かつ塗布面で白く残りにくい事を見いだし、本発明
を完成した。
【0007】本発明において、害虫忌避成分は、それ自
身では害虫忌避効果のない微粉末成分を処方中に共存さ
せることにより、微粉末に吸収ならびに表面に吸着され
ることとなる。そしてこれら混合物を皮膚表面に適用し
た場合、皮膚表面と直接接触している害虫忌避成分の量
は減少するため、害虫忌避成分の揮散及び経皮吸収量が
減少し忌避効果の持続性が高まることが予想される。ま
た上記粉末成分に害虫忌避成分が吸収されることにより
害虫忌避成分本来のべたつきが軽減され、また逆に吸収
された害虫忌避成分の該微粉末物質からの徐放性効果に
よっても長時間の忌避効果が持続するものと考えられ
る。
【0008】共存させる第1粉末相として、タルク、カ
オリン、ベントナイトの無機粉末及び変性デンプン、未
変性デンプン、シルク繊維粉末の有機粉末の中から選ば
れる1種又は2種以上の粉末が用いられる。デンプンは
馬鈴薯デンプン、トウモロコシデンプン、米デンプン等
植物デンプンのいずれも使用でき、又エーテル化、エス
テル化した変性デンプンやアルケニルコハク酸デンプン
の金属塩化合物のような疎水性変性デンプンも使用可能
である。共存させるもう一方の粉末は無水ケイ酸を使用
する。第1粉末相:無水ケイ酸粉末との配合比率は、
5:1〜1;5重量比、好ましくは3:1〜1:3重量
比である。無水ケイ酸の配合比率が低過ぎると皮膚触感
性が悪くなり、逆に高過ぎると塗布面で白くなりやすく
なったり、粉末の分散性が悪くなって組成物中の均一性
をそこなう原因となる。
【0009】本発明の害虫忌避組成物に配合する上記粉
末相の配合量は、共存する害虫忌避成分の量にもよる
が、一般的には0.01〜20重量%、好ましくは
0.1〜15重量%とするのが適当である。0.01重
量%未満では目的とする害虫忌避効果の持続性が乏し
く、適用皮膚面での使用感も優れない。又20量量%を
越えて配合した場合、例えばエアゾール製剤において
は、エアゾールバルブやノズル等に詰まりを生じさせる
危険がある。
【0010】なお、本発明で使用する無水ケイ酸は、そ
の比表面積が500m/g未満であり、かつ、細孔面
積が1.1ml/g以上、及び平均細孔径が120Å以
上のものが好ましい。比表面積が500m/g以上の
場合、塗布面での白化が大きくなり、又平均細孔径が1
20Åより小さいと粉末の凝集の問題が出てくる。
【0011】本発明に用いられる害虫忌避成分として
は、害虫に対して忌避作用あるいは吸血阻害作用を有す
る合成あるいは天然の各種の化命物が挙げられる。たと
えば、DEET、ユーカリプトール、α−ピネン、ゲラ
ニオール、シトロネラール、カンファー、リナロール、
p−メンタン−1,2−ジオール、p−メンタン−3,
8−ジオール、カラン−3, 4−ジオール、ピナン−
2,3−ジオール、テルペノール、フタル酸ジオクチ
ル、フタル酸ジブチル、2−エチル−1,3−ヘキサジ
オール、ブチル−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−4−オキソ−2H−ピラン−6−カルボキシレート、
n−ヘキシルトリエチレングリコールモノエーテル、メ
チル−6−n−ペンチル−シクロヘキセン−1−カルボ
キシレート、ジメチルフタレート、シトロネロール、ナ
フタレン、シトロネール酸、2−エチル−2−ブチル−
1,3−プロパンジオール、ビス−テトラヒドロフルフ
ラール、ジ−m−プロピルイソシンコメロネート、2−
(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル−3−
フェノキシベンジルエーテル、1−エチニル−2−メチ
ル−2−ペンテニル−2,2,3,3−テトラメチルシ
クロプロパンカルボキシレート、1−エチニル−2−メ
チル−2−ペンテニル−2,2−ジメチル−3−(2’
−メチル−1’−プロペニル)シクロプロパンカルボキ
シレートなどが例示できる。
【0012】さらに天然物としては、桂皮、樟脳、シト
ロネラ、レモングラス、クローバ、タチジャコウソウ、
ゼラニウム、ベルガモット、月桂樹、松、アカモモ、ペ
ニーロイアル、ユーカリおよびインドセンダンなどから
取れる精油、抽出液などが例示でき、これらの1種また
は2種以上を選択して用いることができる。上記化合物
および天然物中において、特にDEETが好ましい。
【0013】本発明の害虫忌避組成物の害虫忌避成分の
含有量は各薬剤の忌避効力などにより異なるが、DEE
Tの場合2〜32重量%、好ましくは6〜20重量%の
範囲が良い。
【0014】本発明においては、配合する粉末成分の振
とう時の分散性を向上させるために分散剤を用いても良
い。この分散剤として用いる界面活性剤の例を挙げる
と、デカグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル、ソルビタン脂肪酸
エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビット脂肪酸、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキ
ルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミドエステル、
ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテルなどである。その他にも
高級脂肪酸、高級アルコールなども有効であり、これら
の分散剤の1種または2種以上を配合することでアルケ
ニルコハク酸デンプンの金属塩を組成物中に分散するこ
とができる。分散剤の配合量としては0.1〜5重量%
であり、好ましくは0.3〜3重量%である。分散剤の
配合量が0.1重量%未満であれば分散の効果が弱く、
一方5重量%を越えると適用皮膚面でべとつき感が生じ
る。
【0015】本発明で用いる溶媒は前記害虫忌避成分を
溶解でき、かつ前記の粉末成分に保持されるものであれ
ば特に制限されない。該溶媒の具体的な例を挙げると、
エチルアルコール、イソプロピルアルコールなどの低級
アルコール、またはこれらの低級アルコールを香料、苦
み剤などで変性させた変性アルコールなどがある。これ
らを単独で、または2種以上組み合わせて使用すること
ができる。
【0016】本発明の害虫忌避組成物はクリーム、ロー
ション、エアゾールなどのいずれの剤型にも使用するこ
とができる。害虫忌避エアゾールの場合、前記した害虫
忌避組成物に噴射剤を添加してエアゾール容器に充填す
る。噴射剤としては液化石油ガス、プロパン、プロピレ
ン、n−ブタン、イソブタン、n−ブチレン、イソブチ
レン、ブタジエン、n−ペンタン、イソペンタン、n−
ヘキサン、イソヘキサン、ジメチルエーテル、圧縮空
気、炭酸ガス、窒素ガスおよびクロロフロロハイドロカ
ーボン、フロロハイドロカーボンなどが挙げられ、これ
らから選ばれた1種または2種以上のものを用いること
ができる。その配合量は害虫忌避組成物:噴射剤の割合
が10:90〜70:30重量比で、特に20:80〜
50;50重量比の範囲が望ましい。
【0017】さらに本発明では必要に応じて、その他の
成分として保湿剤、香料、潤滑剤、色素、紫外線吸収
剤、紫外線散乱剤、抗菌剤、清涼剤、制汗剤、増粘剤な
どを含有させることができる。
【0018】
【実施例】以下に実施例をもって本発明をさらに詳細に
説明する。但し、本発明は決してこれらに限定されるも
のではない。
【0019】実施例に先だって、害虫忌避効果とその持
続性ならびに適用皮膚面上の使用感の評価法を以下に示
す。
【0020】試験例及び評価方法 (1)忌避効果の測定 各サンプルを人の腕に塗布し、実際に蚊を用いて、各時
間経過後の忌避効果を測定し、効果の強さと持続時間を
以下の方法で評価した。
【0021】[試験方法] 健康な成人男性5人を1群
とし、各試料にそれぞれ1群を当てた。各群の被験者の
前腕部12cm×5cmにDEETの塗布量が250μ
g/cmとなるように均一に塗布し、吸血能力を有す
るヒトスジシマカ(雌)100匹を予め放った金網ケー
ジ(30×30×30cm)内に3分間露出させ、蚊が
吸血を開始するかどうかを観察した。最終的に塗布8時
間後における吸血の跡の数を数え、次式より忌避率を算
出した。
【0022】 忌避率=〔(X−Y)/X〕×100(%) X:無処理区の吸血の跡の数 Y:処理区の吸血の跡の数
【0023】(2)べたつき感の評価 専門研究員20名の腕に噴口からの距離が10cmの位
置から、1秒間噴射して5分間放置した後、べたつき感
の有無を評価した。評価結果は皮膚に対するべたつきに
ついて「べたつかず良好;5点」、「やや良好;4
点」、「普通;3点」、「ややべたつく;2点」、「べ
たつく;1点」として点数化し、20名の平均値を算出
した。
【0024】(3)サラサラ感の評価 手の甲の部分に、噴口からの距離が10anの位置か
ら、1秒間噴射して5分間放置した後、サラサラ感の有
無を評価した。評価結巣は「サラサラ感有り;○」、
「普通;△」、「サラサラ感無し;×」として評価し
た。
【0025】(4)塗布面での白化の評価 10cm離れた位置から黒い画用紙にエアゾール試料を
1秒間噴射し、40℃の恒温室にて1時間乾燥後に塗布
部分を観察した。評価結果は「ほとんど白く残らない;
○」、「わずかに白く残る;△」、「白さが目立つ;
×」として評価した。
【0026】(5)粉末の再分散性評価 各エアゾール組成物試料を耐圧性ガラス容器に充填し、
25℃で2カ月間静置保存後、沈降している粉末が全量
分散するまでの振盪回数を数えてその回数により再分散
性の評価を行った。(振輻;10cm、振動数;6ar
pm) ○ ; 振盪3回以下、 △ ; 4〜9回、 × ;
10回以上
【0027】(実施例1)表1に示す組成の実施例及び
表2に示す組成の比較例を調製し、評価試験を行った。
結果を表3に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】表3に示される様に、タルク、カオリン等
の無機粉末、又はデンプン粉末等の有機粉末と共に無水
ケイ酸を特定の比率で配合した本発明の害虫忌避エアゾ
ール剤は、長時間忌避効果が持続し、同時に塗布皮膚面
でのべたつきも解消されることが明らかである。これに
対し、無水ケイ酸を配合しない比較例においては、忌避
効果の持続性は見られず、又、適用塗布面でのべたつき
も解消されなかった。又、粉末成分として無水ケイ酸の
みを配合した処方(比較例「P」)においても、忌避効
果の持続性は見られず、さらに適用塗布面での白化が認
められた。又、第1粉末相と無水ケイ酸の配合比率が特
定の範囲からはずれた場合も性能が劣る結果であった。
【0032】(実施例2) (原液) DEET ; 6.0 g タルクSW ; 1.5 無水ケイ酸※2 ; 1.0 ソルビタン 脂肪酸エステル ; 0.3 99%エタノール ; 全量が100mlとな
るまで加えた。 (※2 無水ケイ酸の性状を表4に示す。) 上記組成にて実施した試験の結果を表5に示す。
【0033】
【表4】
【0034】
【表5】
【0035】表5の結果から、使用する無水ケイ酸は、
比表面積500m/g未満、平均細孔径120Å以上
でかつ、細孔容積が1.1ml/g以上が望ましく、実
施例U〜Wに使用した無水ケイ酸では適用塗布面での白
化及び粉末成分の再分散性の点で劣る傾向が認められ
た。
【0036】
【発明の効果】発明により、忌避効果の持続性に優れ、
適用塗布面でのべたつきをなくして使用感の良い害虫忌
避組成物の提供が可熊になった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】害虫忌避成分に、タルク、カオリン、ベン
    トナイトの無機粉末及び変性デンプン、未変性デンプ
    ン、シルク繊維粉末の有機粉末の中から選ばれる1種又
    は2種以上の粉末からなる第1粉末相と、無水ケイ酸と
    を共に配合させ、しかも第1粉末相:無水ケイ酸の配合
    比率が1:5重量比〜5:1重量比であることを特徴と
    する害虫忌避組成物。
  2. 【請求項2】前記無水ケイ酸が、その比表面積が500
    /g未満であり、かつ、細孔容積が1.1ml/g
    以上、及び平均細孔径が120Å以上であることを特徴
    とする請求項1記載の害虫忌避組成物。
  3. 【請求項3】害虫忌避成分が、N,N−ジエチル−m−
    トルアミドであることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の害虫忌避組成物。
  4. 【請求項4】前記害虫忌避組成物を噴射剤と共に充填し
    たエアゾール形態として使用することを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の害虫忌避組成物。
JP15353198A 1998-04-23 1998-04-23 害虫忌避組成物 Pending JPH11302102A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199654A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Dainippon Jochugiku Co Ltd 人体用害虫忌避エアゾール
JP2007063185A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Dainippon Jochugiku Co Ltd パウダー状害虫忌避組成物
JP2008195707A (ja) * 2007-01-17 2008-08-28 Earth Chem Corp Ltd 害虫防除剤および害虫防除方法
JPWO2017094600A1 (ja) * 2015-11-30 2018-06-21 大日本除蟲菊株式会社 パウダー状害虫忌避組成物、及びその製造方法

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