JPH11301983A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH11301983A
JPH11301983A JP12953698A JP12953698A JPH11301983A JP H11301983 A JPH11301983 A JP H11301983A JP 12953698 A JP12953698 A JP 12953698A JP 12953698 A JP12953698 A JP 12953698A JP H11301983 A JPH11301983 A JP H11301983A
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JP
Japan
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mast
cable
cable member
lifting platform
preventing
Prior art date
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Pending
Application number
JP12953698A
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English (en)
Inventor
Wataru Machiyama
弥 町山
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送装置の昇降台のケーブル部材が垂れない
ようにする。 【構成】 マスト5の中段にケーブルベア16の一端を
固着し、他端を昇降台6に固着する。昇降台6側から押
さえバネ18でケーブルベア16をマストの中心部へ押
圧し、反対側の端部で倒れ防止バネ20でケーブルベア
16が倒れるのを防止し、ガイドローラ22でケーブル
ベア16を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は搬送装置に関し、特に昇
降台のケーブル部材に関する。
【0002】
【従来技術】図6に従来例の搬送装置でのケーブル部材
回りを示すと、16はケーブル部材としてのケーブルベ
アで、6は昇降台で、10は昇降モータ、8は昇降用の
駆動ベルトである。そしてケーブルベア16は下に凸に
なるように昇降台6に取り付けられ、昇降モータ10や
図示しない移載手段に給電する。
【0003】しかしながら図6の構成では、ケーブルベ
ア16が下に凸になるため、その凸の分だけ、昇降台6
の最下降位置が高くなる。搬送装置はラック等の間で物
品を搬送するためのもので、昇降台6の最下降位置が高
くなると、ラックの最低段の高さもその分だけ床面から
高くなり、ラックの収容効率が低下する。特にこのこと
は、スペース効率を重視するクリーンルームで問題とな
り、クリーンルームでは発塵を嫌うため下に垂れたケー
ブルベア16が接触して発塵することも問題となる。
【0004】
【発明の課題】請求項1の発明の課題は、ケーブル部材
が搬送装置のマスト内面に接触することを防止しなが
ら、昇降台の最下降位置を低くできるようにすることに
ある。請求項2,3の発明の追加の課題は、ケーブル部
材がマスト内面に接触することを防止するための具体的
な構成を明らかにすることにある。
【0005】
【発明の構成】請求項1の発明は、マストに収容した昇
降台に、ケーブル部材を介して給電するようにした搬送
装置において、前記ケーブル部材の一端をマストの内側
の中間部に、他端を昇降台に、ケーブル部材が上凸とな
るように取り付けると共に、前記ケーブル部材の凸部が
膨らみ、マスト内面に接触することを防止するための支
持部材を設けたことを特徴とする。
【0006】好ましくは、前記支持部材を、昇降台へ取
り付けたケーブル部材の端部を、水平方向におけるマス
ト中央部へ屈曲させるための押さえ部材と、マストの内
側の中間部に取り付けたケーブル部材の他端部が、水平
方向においてマストの中央側へ倒れることを防止するた
めの倒れ防止部材、とで構成する。さらに好ましくは、
昇降台への取付部側のマストの内面にケーブル部材が接
触することを防止するためのローラーを設ける。
【0007】なおこの発明では、発塵を嫌うクリーンル
ーム用の搬送装置が特に重要であるが、これに限るもの
ではない。また実施例では昇降台に駆動プーリーと昇降
モータとを設けたものを示すが、これに限るものではな
く、昇降台はベルト等に固定して、昇降モータを昇降台
以外の場所に設置しても良い。このような場合でも、昇
降台には移載手段があるのが普通であり、移載手段のモ
ータへの給電にケーブル部材が必要になる。
【0008】
【発明の作用と効果】請求項1の発明では、ケーブル部
材を上に凸に取り付けるので、昇降台の最下降位置を低
くできる。ここでケーブル部材を上に凸に取り付ける
と、ケーブル部材の凸部が膨らんでマストの内面に接触
しようとするが、支持部材でケーブル部材の姿を整え、
マスト内面へ接触するのを防止する。このため、昇降台
の最下降位置を低くでき、かつケーブル部材がマスト内
面に接触することによる発塵やケーブル部材の摩耗を防
止できる。
【0009】請求項2の発明ではさらに、押さえ部材
で、昇降部材に取り付けたケーブル部材の端部を、水平
方向においてマストの中央側へ屈曲させる。これによ
り、昇降部材側で、ケーブル部材が水平方向に拡がっ
て、マスト内面に接触するのを防止する。また倒れ防止
部材で、マストの内側の中間部に取り付けたケーブル部
材の他端部が、水平方向において、マストの中央側に倒
れるのを防止し、マストへの取り付け部側でケーブル部
材が倒れ、その結果、昇降台側でケーブル部材がマスト
内面に接触することを防止する。ケーブル部材とマスト
内面との接触で最も問題となるのは、昇降台側でのケー
ブル部材とマスト内面との接触であるが、請求項2の発
明では、押さえ部材と倒れ防止部材とによりこれを防止
する。このためケーブル部材の摩耗や発塵を十分に防止
できる。
【0010】請求項3の発明ではさらに、ケーブル部材
が何らかの理由で膨らんで、昇降台への取り付け部側で
マスト内面に接触しようとする場合でも、ローラーでケ
ーブル部材をガイドして発塵を防止できる。このためケ
ーブル部材の摩耗や発塵をさらに十分に防止できる。
【0011】
【実施例】図1〜図3に実施例を示し、図4,図5に変
形例を示す。図1〜図3において、2は走行レールで、
例えばクリーンルームの床面に設置し、4は搬送装置の
水平走行部で、レール2上を水平走行する。5はマスト
で、水平走行部4にターンテーブルを介して支持され、
6はマスト5内に収容した昇降台、7は昇降台6から移
載装置を突き出させるためのスリットで、8は昇降台6
を昇降させるための駆動ベルトで、例えば歯付ベルトを
用い、10は昇降モータ,12は駆動プーリー、13,
14はアイドルプーリーである。
【0012】16は、チェーン状の部材でケーブルを支
持したケーブルベアで、屈曲自在であるが、マスト5の
内面等に接触すると摩耗して発塵する。そしてケーブル
ベア16は一端をマスト5の高さ方向の中間部に取り付
け、他端を昇降台6の昇降モータ10の付近に取り付け
てある。18は、昇降台6へのケーブルベア16の取付
部のやや上方で、ケーブルベア16を水平方向において
マストの内側へ屈曲させるための押さえバネで、例えば
板バネを用いる。20は、ケーブルベア16がマスト5
への取付部の付近で、水平方向においてマスト5の内側
へ倒れるのを防止するための倒れ防止バネで、例えば板
バネを用いる。マスト5への取り付け部でケーブルベア
16が水平方向に倒れると、昇降台6側でケーブル部材
16がマスト5の内面に接触することになる。押さえバ
ネ18は押さえ部材の例で、倒れ防止バネ20は倒れ防
止部材の例である。
【0013】図2の22はローラで、ケーブル部材16
の昇降台6への取付部側に沿って、マスト5に固定の支
持部材60に複数個設け、昇降台6側でケーブル部材1
6が何らかの理由でマスト5内面に接触しようとするの
を防止する。なおケーブル部材16は昇降台6側へ倒れ
やすく、また昇降台6側では上下動が比較的速いので、
昇降台6側でのマスト5の内面との接触が問題となり、
この側にローラ22を設ける。
【0014】昇降台6は駆動ベルト8を用いて昇降し、
図1での左右方向の位置決めはローラ26a,26bで
行い、前後方向の位置決めはローラ28a,28bで行
う。これに対応してガイド部材30a,30bを設け、
これに設けたガイドレール32a〜34bで、ローラ2
6a〜28bをガイドする。36は背面カバー、37
a,37bは側面カバーで、38a,38bは空洞部で
あり、昇降台6の昇降等で汚染した空気を吸引し、図示
しないクリーンファンユニット等へと導くためのもので
ある。
【0015】昇降台6には移載台40を設け、一対のア
ーム42,44を介してハンド46を前後進させる。4
8,50,52はこれらに対する回動軸で、アーム42
とアーム44は逆方向に回動し、ハンド46はアーム4
4と逆方向に回動する。回動角は、アーム42を1とし
て、アーム44が−2,ハンド46が1である。このた
めハンド46は同じ向きで移載台40から前後進し、図
示しないラック等に戴置されている物品を、最小の干渉
範囲で移載できる。
【0016】実施例の作用を図3に示す。64,66を
ケーブルベア16の腰部とし、68を頂部とする。押さ
えバネ18が無いと、ケーブルベア16は昇降台6側で
図の鎖線のように膨らもうとする。ここで押さえバネ1
8で腰部64をマスト5の水平方向中心側へ押さえ込む
と、ケーブルベア16が図3の左側で膨らむのを防止で
きる。押さえバネ18でケーブル部材16を図3の右側
に押したので、腰部66ではケーブル部材16は図の左
側へ傾こうとする。またケーブル部材16の自重で、頂
部68が膨れようとする。この結果、図3の右側でケー
ブルベア16は鎖線のように膨らもうとする。ここで倒
れ防止バネ20で腰部66を持ち上げ、水平方向でマス
ト5の中心側へ倒れるのを防止すると、図3の実線のよ
うにケーブルベア16の姿を整えることができる。仮に
ケーブルベア16の姿勢が崩れた場合、図3の左側でケ
ーブルベア16の動きが速く、ケーブルベア16は図3
の左側へ倒れやすいので、マスト内面との接触による発
塵もこの側で問題となる。そこでローラ22でケーブル
ベア16をガイドし、マスト5の内面への接触を防止す
る。このためケーブルベア16がマスト5の内面に接触
することを防止し、摩耗や発塵を防止できる。またケー
ブルベア16は上に凸に配置したので、昇降台6の最下
降位置を低くし、ラック等の収容効率を向上できる。
【0017】
【変形例1】図4に変形例を示すと、70はケーブルベ
ア16を支持する動滑車で、72は付勢用のバネであ
る。この例では、動滑車70に働く上向きの力でケーブ
ルベア16を支持し、姿勢が崩れるのを防止して、マス
ト5の内面への接触を防止する。
【0018】
【変形例2】図5に図4の変形例を改良した例を示す
と、74はカウンターウェイトで,76,78はワイ
ヤ、80,82は動滑車、84,86は定滑車である。
カウンターウェイト74のため昇降台6の昇降が容易に
なり、昇降台6が距離1だけ上下動すると、動滑車70
は距離1/2だけ上下動し、カウンターウェイト74は
距離−1上下動して、動滑車80は距離1/2上下動す
る。そしてバネ88でケーブルベア16にほぼ一定の張
力を与えることができる。このためケーブルベア16の
姿勢を保ち、マスト5の内面への接触を完全に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の搬送装置の水平方向断面図
【図2】 実施例の搬送装置の要部縦方向断面図
【図3】 実施例の搬送装置を模式的に示す側面図
【図4】 第1変形例の搬送装置を模式的に示す側面
【図5】 第2変形例の搬送装置を模式的に示す側面
【図6】 従来例の搬送装置を模式的に示す側面図
【符号の説明】
2 走行レール 4 水平走行部 5 マスト 6 昇降台 7 スリット 8 駆動ベルト 10 昇降モータ 12 駆動プーリー 13,14 アイドルプーリー 16 ケーブルベア 18 押さえバネ 20 倒れ防止バネ 22 ガイドローラ 23,24 アイドルプーリー 26a〜28b ローラ 30a,30b ガイド部材 32a〜34b ガイドレール 36 背面カバー 37a,37b 側面カバー 38a,38b 空洞部 40 移載台 42,44 アーム 46 ハンド 48,50,52 回動軸 60,62 支持部材 64,66 腰部 68 頂部 70 滑車 72,88 バネ 74 カウンターウェイト 76,78 ワイヤ 80〜86 滑車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マストに収容した昇降台に、ケーブル部
    材を介して給電するようにした搬送装置において、 前記ケーブル部材の一端をマストの内側の中間部に、他
    端を昇降台に、ケーブル部材が上凸となるように取り付
    けると共に、前記ケーブル部材の凸部が膨らみ、マスト
    内面に接触することを防止するための支持部材を設けた
    ことを特徴とする、搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材を、昇降台へ取り付けたケ
    ーブル部材の端部を、水平方向におけるマスト中央部へ
    屈曲させるための押さえ部材と、マストの内側の中間部
    に取り付けたケーブル部材の他端部が、水平方向におい
    てマストの中央側へ倒れることを防止するための倒れ防
    止部材、とで構成したことを特徴とする、請求項1の搬
    送装置。
  3. 【請求項3】 昇降台への取付部側のマストの内面にケ
    ーブル部材が接触することを防止するためのローラーを
    設けたことを特徴とする、請求項2の搬送装置。
JP12953698A 1998-04-22 1998-04-22 搬送装置 Pending JPH11301983A (ja)

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JP12953698A JPH11301983A (ja) 1998-04-22 1998-04-22 搬送装置

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ID=15011959

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JP (1) JPH11301983A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212953A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd バケット搬送装置
JP2011011880A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Ihi Corp 昇降機構付き軌道走行台車
JP2011241070A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Itoki Corp 自動倉庫装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212953A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd バケット搬送装置
JP2011011880A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Ihi Corp 昇降機構付き軌道走行台車
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