JPH11301730A - 包装材 - Google Patents

包装材

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JPH11301730A
JPH11301730A JP28636798A JP28636798A JPH11301730A JP H11301730 A JPH11301730 A JP H11301730A JP 28636798 A JP28636798 A JP 28636798A JP 28636798 A JP28636798 A JP 28636798A JP H11301730 A JPH11301730 A JP H11301730A
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JP
Japan
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corrugated
packaging material
sheet
fragile portion
fragile
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JP28636798A
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Michael Peter Bond
ピーター ボンド マイケル
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Carrs Paper Ltd
Original Assignee
Carrs Paper Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D65/00Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
    • B65D65/02Wrappers or flexible covers
    • B65D65/10Wrappers or flexible covers rectangular
    • B65D65/12Wrappers or flexible covers rectangular formed with crease lines to facilitate folding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D65/00Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
    • B65D65/38Packaging materials of special type or form
    • B65D65/40Applications of laminates for particular packaging purposes
    • B65D65/403Applications of laminates for particular packaging purposes with at least one corrugated layer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】長尺製品、長尺商品など長さが長い長尺ものを
包装するため、箱の代りに使用する使い勝手にすぐれた
包装材を提供すること。 【解決手段】 コルゲート加工された少なくとも一層の
波形シート15とフレキシブルな少なくとも一層の平滑
なシート14とを積層、接着してなる複合シートからな
り、波形シートに施された波形部を直交する方向に少な
くとも一つの脆弱部20を複合シートの全長にかけて形
成し、脆弱部20にそって複合シートをその長さ方向に
対し直交するように折り曲げ可能にしてなる構成の包装
材10。使用に際しては、包装材をロールから引き出
し、所要の長さの包装材12に切断し、これで被包装品
を包み、脆弱部20を介して折り曲げ、被包装品を包装
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、少なくとも一層
がコルゲートシートで、少なくとも別の一層がフレキシ
ブルシートであって、これらシートが互いに接着されて
複合シートを構成する包装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記包装材においては、積層された層
は、スターチ、酢酸ポリビニル、珪酸ナトリウム及び/
又は、これらをブレンドした接着剤などにより互いに接
着されているのが通常である。また前記別の層は、平ら
なシートものであることが一般的であるが、クレープが
入ったシート及び/又は縮緬状の部分と平滑な部分とが
混じっている薄い層のものでもよい。前記複合マテリア
ルは、その両面に結合力がある接着被膜又は他の被膜が
施されて、引き続いてシーリングされる。このようなマ
テリアルズは、ロールに巻いたり、大判のシートで供給
され、種々様々の品物を包装したり、保護するように使
用されているのが通常である。
【0003】前記の複合マテリアルにおいては、コルゲ
ート部分と平行になっている部分は、該コルゲート部分
と直交する部分よりもフレキシブルであるから、コルゲ
ート部分と平行の中心軸に巻き取ることができ、ロール
としたり、シートものにしたりして使用者に供給し、包
装すべき品物に巻き付けて使用する。
【0004】前記のように、コルゲート層をもつ前記複
合の包装材は、品物全体に周囲から巻き付け、コルゲー
ト層のクッション性を利用して、品物を保護するように
包装するものであり、ロール状に巻き取った前記包装材
の幅寸法は、包装すべき品物にもよるが、通常の場合、
約2mを越えない幅のものであり、チューブ、ロッド、
パイプなどの束やチャンネル部材などの長尺ものを包装
する場合には、約4mから約6mの幅のものが使用され
る。しかしながら、長尺の品物を前記コルゲート層をも
つ複合包装材で包装することは、包装した品物の両端部
を包み込むには、前記したように、コルゲート部分の剛
性が災いし、手間と時間とが掛かり、厄介な包装作業に
なるため、長尺の包装箱が専ら使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、長尺も
のの包装には、長い箱が使いやすいが、箱のサイズ、即
ち、箱の断面の大きさ(高さと幅寸法)と長さ寸法は、
箱それぞれによって予め決まっており、包装すべき品物
の断面の寸法、胴まわり寸法、長さ寸法などに合う箱を
品物に応じて用意したり、品物に応じて、前記箱のサイ
ズを包装作業現場などで調節するなどの作業が必要にな
り、さらには包装すべき品物が箱(通常、断面が方形)
の内部で遊んだりして詰め物が必要になる場合もあるな
どの問題点があり、さらにまた、箱に長尺の品物(例え
ば、押し出し成形品、チューブ、パイプ等の束、チャン
ネル材など)を詰める場合、寝かしておいた箱を立ちあ
げて包装作業を行う面倒な作業が要求される問題点もあ
る。これらの問題点が、この発明の解決課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、この発明は、長尺製品、長尺商品など長さが長い長
尺ものを包装するため、箱の代りに使用する使い勝手に
すぐれた包装材を提供するものである。
【0007】この発明によれば、コルゲート加工された
少なくとも一層の波形シートとフレキシブルな少なくも
一層の平滑なシートとを積層してなる複合シートからな
り、前記波形シートに施された波形部を直交する方向に
少なくとも一つの脆弱部を前記複合シートの全長にかけ
て形成し、該脆弱部にそって前記複合シートをその長さ
方向に対し直交するように折り曲げ可能にしてなる構成
の包装材が提供される。
【0008】この発明に係る包装材は、前記波形シート
の面を内側にして波形部と平行の軸を巻き取り軸として
ロール状に巻き取り、保管、搬送し、実用に供される。
【0009】この発明によれば、コルゲート加工された
少なくとも一層の波形シートとフレキシブルな少なくも
一層の平滑なシートとを積層してなる複合シートからな
り、前記波形シートに施された波形部と直交する方向に
少なくとも一つの脆弱部を前記複合シートの全長にかけ
て形成し、該脆弱部にそって前記複合シートをその長さ
方向に対し直交するように折り曲げ可能にしてなる構成
の包装材をロール状に巻き取って包装材ロールとし、こ
の包装材ロールから所要の長さ分の包装材を切り取り、
切り取られた所要の長さ分の包装材は、前記脆弱部にそ
って折り曲げられる構成のロールに巻き取られた包装材
が提供される。
【0010】前記波形シートの波形部(コルゲート部
分)に形成される脆弱部は、種々の手段で形成できる
が、好ましい一つの形態は、波形部を不連続にする手段
で形成できる。即ち、前記平滑なシートに積層する波形
シートを長さ寸法を異にする少なくとも2枚又は2枚以
上の波形シートで構成し、ベースシートにこれら寸法を
異にする波形シートを積層接着すれば、波形部を不連続
にした波形シートとベースシートの複合シートが形成さ
れる。そして、前記不連続部分は、ベースシートのみが
存在する脆弱部になるもので、該脆弱部を少なくとも2
箇所に設ければ、前記包装材は、チャンネル状(コ字
状)に折り曲げられ、該脆弱部を4箇所に設ければ、被
包装品の周りをぐるり四角に囲むようになる。
【0011】前記した脆弱部の幅(長さ)寸法ならびに
少なくとも二つ或はそれ以上の脆弱部同士の間の間隔
は、被包装品のサイズ、断面形状などに対応できるよう
に適宜選択できるようになっている。また、幾つかの脆
弱部を例えば等間隔又は間隔を変えて配置すれば、包装
材を断面が円形又は非円形の束のようなものを含む被包
装品の形状に合わせて適宜折り曲げることができる。
【0012】また、この発明の包装材は、ベースシート
を一層にし、その両面それぞれに波形シートを積層、接
着する複層構成、さらには、ベースシートと波形シート
を交互に積層、接着してなう複層構成を採用でき、折り
曲げ線にそう前記脆弱部のサイズ(幅、深さ、長さ、太
さ寸法など)を一様に、又は、それぞれ異なるように構
成することもできる。前記波形部は、波形シートに設け
られるのが原則であるが、ベースシートを複層にし、基
本となるベースシートに付加した別のベースシートに脆
弱部(例えばスリットなど)をつけ、複層構成の包装材
全体の折り曲げ抵抗を減らすこともできる。
【0013】また別な構成として、前記脆弱部を波形シ
ートに設ける場合、該波形シートの波形部(山部分)を
適宜の位置で押し潰し、接着されているベースシートに
平らな状態で積層、接着されるようにすることも可能で
ある。これによって、折れ曲がりやすくした前記脆弱部
の強度を増すことができるが、包装材が極めて長いもの
であるときなどは、折り曲げ抵抗が増えるおそれもあ
る。
【0014】この発明によれば、前記した包装材による
包装方法も提供されるもので、この方法は、前記包装材
で前記波形シートの波形部が被包装品の長さ方向に対し
直交するように被包装品を覆い、前記脆弱部を介して前
記波形部と直交する折り曲げ線にそって前記包装材の一
部を折り曲げて、被包装品を包むことを特徴とするもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明を図示の実施例
により詳細に説明する。図1に示すこの発明の実施例を
まず参照すると、この発明によるコルゲート加工された
包装材10はロール状に巻き取られてロール11を構成
しているもので、このロールから所要の長さの包装材1
2が切り取られる。この実施例における包装材は、フレ
キシブルなベースシート14を備え、このベースシート
は、平滑なシート、クレープシート又は、これらを組み
合わせたシートなど包装シートに適したマテリアルから
なるシートであって、コルゲート加工された波形シート
15に適当な接着層を介して積層されている。図示のよ
うに、波形シート15における波形部は、該シートの幅
方向に延び、幅寸法全長にわたっている。
【0016】この発明によれば、包装材における脆弱部
20が波形シート15の波形部を横断して線状に延び、
波形シートの長さ方向全長に及んでいる。図1の実施例
においては、脆弱部20は、波形シートの波形部をその
長さ方向において三分するように二箇所に設けられてい
るが、後記するように脆弱部を二箇所以上設けることも
できる。
【0017】前記した脆弱部20を形成する手段は、種
々の手段が採用できるものであって、例えば、波形シー
ト15の波形部の山部分15aを谷部分15bを残して
適切な位置で刻み取るか、切り取るかして個々の波形部
の山部分を刻み目又は切り目のところで不連続にし、こ
の不連続になったギャップ部分を脆弱部に形成し、これ
ら脆弱部20をヒンジ部として波形シート15、したが
って、所要の長さに切り取られた包装材12を幅方向に
折り曲げることが可能になる。
【0018】前記脆弱部20を波形シート15に形成す
る実用的な手段の一つは、波形シート15に三枚の別個
のシートを使用し、大幅寸法のシート15Aを中心と
し、それぞれの脇に脆弱部20を介して小幅寸法のシー
ト15B,15Cを配置し、ベースシート14に積層す
る手段である。このようにすれば、包装材12の長さ方
向全長にそって脆弱部20が波形シート15の波形部を
線状に直交し、脆弱部20には、フレキシブルなベース
シートのみが配置することになるから、包装材20を脆
弱部20を介して左右側辺二方向から折り曲げることが
容易になる。
【0019】また、脆弱部20にベースシート14のみ
が存在し、波形シート15の部分が残らない場合、包装
材全体の強さが弱くなるおそれがあるときは、前記した
ように、波形シート15の山部分15aのみを窓状に切
り取り、波形シートの谷部分15bをベースシート14
に接着しておけば、脆弱部20は、ベースシート14と
谷部分15bとにより少なくとも二層の構成になって補
強される。さらに、波形シート15の山部分15aの窓
状に切り抜くサイズを加減することで、波形シート、ひ
いては包装材12の折り曲げ抵抗を調節することができ
る。例えば、山部分15aを谷部分15bに届くように
深く窓状に切り抜けば、折り曲げ抵抗が減り、山部分1
5aの麓を残して浅く切り抜くと、折り曲げ抵抗が増え
る。さらに、切り抜き幅を加減することで包装材12の
折り曲げ角度が調節され、包装材を直角以上折り曲げる
必要がある場合には、切り抜き幅を大きくとって、脆弱
部20の幅を広げればよく、包装材の前記波形シート1
5B,15C部分を含めた両側辺部分を立ち上げておき
たい場合には、切り抜き幅を狭くし、脆弱部20を境に
対峠する山部分が折り曲げ時互いに干渉して前記両側辺
部を直立させることができる。なお、脆弱部20の幅、
深さ寸法の調節は、前記波形シート15に複数枚のシー
トを使用する場合、間に残す脆弱部20の幅サイズは、
接着する前記シートの互いの間隔により調節でき、深さ
寸法は、波形部の山部分の高さ寸法できまる。
【0020】図2に示す実施例においては、脆弱部20
の幅Xは、ベースシート14を脆弱部20に位置するベ
ースシート14の部分がヒンジ21となって折り曲げ可
能になる幅寸法を有しており、ヒンジ21を介して図3
(a)に示すように波形シート15、15を内側にして
立ち上がらせ、ほぼ直角(90°)に折り曲げることが
できるもので、折り曲げられてできるコーナーは、波形
シート15の山部分の高さのπ/2倍になる。前記した
幅Xは、種々の寸法に変えることができることは前記の
とおりである。図3(b)に示す別の実施例において
は、波形シートは外側に面するように折り曲げられてい
て、この場合のヒンジ22は、波形シートの山部分の高
さに較べて短い寸法になっている。また、前記包装材の
波形シートを内面になるようにして鋭角に折り曲げたい
場合には、図3(c)に示すように前記脆弱部の幅Xを
広くとり、したがってヒンジ23の寸法を長くして折り
曲げられる波形シート同士が互いに干渉しないようにす
ればよい。また、前記脆弱部20の設置本数や脆弱部の
寸法(幅寸法、深さ寸法など)、強度などは、包装材の
用途などに応じて任意に変えることができる。
【0021】図4に示す実施例は、包装材10aが第1
の層のベースシート14と、第2の層のベースシート1
6を備え、波形シート15をこれらのベースシート1
4,16でサンドイッチした構造になっている。したが
って、脆弱部20もベースシート14,16で両面から
覆われており、前記包装材は、いずれの面方向にも折り
曲げ可能になっている。図5に示す実施例においては、
包装材を第2の層のベースシート16を内面にして折り
曲げるとき、第1の層のベースシート14が脆弱部に位
置する部分がヒンジ21として作用し、ベースシート1
6が脆弱部に位置する部分24が脆弱部20の内側へ折
り込まれる。そして、このような部分24の折り込みが
必要でない場合には、ベースシート16を断続的に積層
し、脆弱部20にベースシート16が位置しないように
するか、前記部分24にスリットを入れてもよく、これ
によってヒンジ21の部分の折り曲げに対する剛性を抑
えることもできる。
【0022】図6に示す実施例においては、包装材10
bは、ベースシート14の両面に第1の波形シート15
と第2の波形シート17とがそれぞれ積層されている少
なくとも三層の構成になっている。そして、第1の波形
シート15における脆弱部20が第2の波形シート17
の脆弱部22よりも幅広い又は長い構造になっており、
図7に示すように、第1の波形シート15を内面にして
折り曲げる場合に都合がよいようになっている。
【0023】図8に示す実施例における包装材10c
は、前記図6の包装材10bの構造を五層構造にしたも
ので、即ち、第1のベースシート14の両面に積層され
た波形シート15、17のそれぞれの外面に第2と第3
のベースシート16,18がそれぞれ積層された構成に
なっている。そして幅広い脆弱部23を第3のベースシ
ート18が覆ってヒンジ25を構成し、狭い脆弱部20
を第2のベースシート16が覆ってヒンジ24を構成し
ており、図9に示すように第2のベースシート16が内
面になるように折り曲げると、ヒンジ24が外側のヒン
ジとして、ヒンジ25が内側のヒンジとして作用し、包
装材10cが分厚いものであっても容易に折り曲げる
(波形シートの波形部に対し直交する軸線にそって位置
する前記脆弱部を介して)ことができる。この実施例に
おいても、折り曲げられたとき外側に位置しないヒンジ
21、25は、それぞれ脆弱部内に折り込まれるか、又
は、外方へ折られるようになるが、ヒンジ24、21、
25における折り曲げ抵抗を少しでも和らげたい場合に
は、外側になるヒンジ24以外のヒンジ21,25部分
にスリットをいれたり、または、ベースシート14及び
/又はベースシート16を各脆弱部の部分で連続しない
ように各波形シートに合わせて断続的に積層するように
してもよい。
【0024】前記した包装材10,10a,10b,1
0cの所望の長さの包装材12を使用して包装するに
は、例えば、図10に示すように、多数のロッドを束ね
て断面角形にした束Aを包装する場合、包装材12を2
枚使用し、各包装材12が前記脆弱部をそれぞれ2箇所
づつ備えているので、各包装材を前記脆弱部にそって前
記波形シートが内面になるように断面チャンネル状(コ
字状)に折り曲げ、折り曲げた一対の包装材12,12
で束Aを包み、一対の包装材の合わせ目を粘着テープ、
封緘テープなどでシールすれば、束Aの包装体が出来上
がる。
【0025】また図11に示す包装の実施例では、包装
材12Aを1枚使用する例であって、この場合に使用さ
れる包装材は、前記脆弱部が4箇所設けられている構造
のものであり、したがって、4箇所の前記脆弱部にそっ
て包装材12を折り曲げて、束Aを包み、合わせ目を粘
着テープ、封緘テープなどでシールすれば、束Aの包装
体が出来上がる。
【0026】図12に示す実施例は、前記脆弱部によっ
て構成されるヒンジ21aを図示のように広げ、折り曲
げた包装体の折り曲げコーナー部分の融通性、柔軟性を
高め、包装する被包装品の断面形状、断面寸法などに合
うようになっている。
【0027】前記した包装の実施例において、被包装品
の露出した端面部分を覆うには、別のシートその他の包
装材を用いて被覆すればよいものであるが、前記した包
装材を用いて端面を被覆することもできる。このような
例を図13と図14に示す。
【0028】図13に示す包装の実施例では、図11に
示す構造の包装材の幅寸法を被包装品である包装する束
Aの長さよりも十分長く取り、束Aの一方及び/又は他
方の端面を包み込むようにした例であり、包装材の幅方
向に延長部27を延長して形成し、該延長部27のヒン
ジ部分を切断26し、図14に示すように延長部27を
折り曲げ、粘着テープなどの封緘材で封止すれば、被包
装品の端面を被覆した包装体が形成される。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
波形部に対し直交する方向で折り曲げが困難である波形
シートを備える複合シートからなる包装材を前記波形部
に脆弱部を設けることで折り曲げやすくし、断面形状が
角形、円形、楕円形、L形、U形など種々異なる被包装
品に対応できる包装材が提供されるもので、特に、幅寸
法が異なる前記脆弱部を適宜の設置間隔をおいて設ける
ことにより、複雑な断面形状、例えば、L形、U形など
の断面形状の被包装品を具合よく包装することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例における包装材ロール
と、使用に当たって前記ロールから所要の長さ分切り取
られた包装材を示す斜視図である。
【図2】図1における矢印IIの方向から見た所要の長
さ分切り取られた包装材の一部の説明図で、ヒンジとな
る脆弱部の構造を示す図である。
【図3】(a)はヒンジとなる脆弱部を介して折り曲げ
た後の図2に類似の図であり、(b)は、第1の実施例
の変形を示す図3のものに類似の図であり、(c)は第
1の実施例の別の変形を示す図3(a)のものに類似の
図である。
【図4】第2の実施例を示す図2のものに類似の図であ
る。
【図5】ヒンジを介して折り曲げた後の図4のものを示
す図である。
【図6】第3の実施例を示す図2のものに類似の図であ
る。
【図7】ヒンジを介して折り曲げた後の図6のものを示
す図である。
【図8】別の実施例を示す図2のものに類似の図であ
る。
【図9】ヒンジを介して折り曲げた後の図8のものを示
す図である。
【図10】図1に示した包装材一対を使用して包装した
包装体の斜視図である。
【図11】図1に示した包装材の変形一枚を使用して包
装した包装体の斜視図である。
【図12】図1に示した包装材の別の変形のものの折り
曲げ状態を示す端面図である。
【図13】端面を閉塞するフラップをもつ構成を示す図
11に相当する図である。
【図14】端面を示す図13に類似の図である。
【符号の説明】
10 包装材 11 ロール 12 所要の長さの包装材 14 ベースシート 15 波形シート 20 脆弱部

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コルゲート加工された少なくとも一層の
    波形シートとフレキシブルな少なくも一層の平滑なシー
    トとを積層、接着してなる複合シートからなり、前記波
    形シートに施された波形部を直交する方向に少なくとも
    一つの脆弱部を前記複合シートの全長にかけて形成し、
    該脆弱部にそって前記複合シートをその長さ方向に対し
    直交するように折り曲げ可能にしてなる構成の包装材。
  2. 【請求項2】 前記脆弱部が前記波形シートの波形部を
    直交する方向に設けられており、前記脆弱部が前記波形
    部に形成された刻み目又は溝により構成されている請求
    項1による包装材。
  3. 【請求項3】 前記脆弱部が所定の位置で前記波形部を
    不連続にさせて形成されている請求項1による包装材。
  4. 【請求項4】 前記脆弱部が所定の位置で前記波形部一
    部又は全部を取り除くことにより形成されている請求項
    3による包装材。
  5. 【請求項5】 前記波形シートを複数枚使用し、前記ベ
    ースシートに所定の間隙を介して前記ベースシートに積
    層、接着し、前記間隙で前記脆弱部を構成してなる請求
    項3による包装材。
  6. 【請求項6】 前記脆弱部が適宜の間隔をおいて互いに
    平行に少なくとも2本の線条に形成されている請求項3
    から請求項5のいずれかによる包装材。
  7. 【請求項7】 包装材の幅方向に直交する方向に複数の
    脆弱部が互いに平行に線条に形成されて、包装材が該複
    数の脆弱部を介して複数箇所で折り曲げ可能に構成され
    ている請求項3から請求項5のいずれかによる包装材。
  8. 【請求項8】 使用時における折り曲げ角度と折り曲げ
    方向とにしたがい、前記脆弱部のサイズが選ばれる構成
    になっている前記請求項のいずれかによる包装材。
  9. 【請求項9】 少なくとも二つの層の波形シートを備え
    ていて、各波形シートに前記脆弱部が形成されている前
    記請求項のいずれかによる包装材。
  10. 【請求項10】 同一線条にある各脆弱部のサイズが異
    なっている請求項9による包装材。
  11. 【請求項11】 波形シートでない1枚又は複数枚のシ
    ートが積層、接着されていて、前記シートの少なくとも
    1枚に前記脆弱部が形成されている前記請求項のいずれ
    かによる包装材。
  12. 【請求項12】 前記線条の脆弱部が前記波形シートの
    波形部を押し潰して形成した請求項1による包装材。
  13. 【請求項13】 コルゲート加工された少なくとも一層
    の波形シートとフレキシブルな少なくも一層の平滑なシ
    ートとを積層、接着してなる複合シートからなり、前記
    波形シートに施された波形部を直交する方向に少なくと
    も一つの脆弱部を前記複合シートの全長にかけて形成
    し、該脆弱部にそって前記複合シートをその長さ方向に
    対し直交するように折り曲げ可能にしてなる構成の包装
    材を巻き取ってなる包装材ロール。
  14. 【請求項14】 前記脆弱部が前記波形シートの波形部
    を直交する方向に設けられており、前記脆弱部が前記波
    形部に形成された刻み目又は溝により構成されている請
    求項13による包装材ロール。
  15. 【請求項15】 前記脆弱部が所定の位置で前記波形部
    を不連続にさせて形成されている請求項13による包装
    材ロール。
  16. 【請求項16】 前記脆弱部が所定の位置で前記波形部
    一部又は全部を取り除くことにより形成されている請求
    項14による包装材ロール。
  17. 【請求項17】 前記波形シートを複数枚使用し、前記
    ベースシートに所定の間隙を介して前記ベースシートに
    積層、接着し、前記間隙で前記脆弱部を構成してなる請
    求項14による包装材ロール。
  18. 【請求項18】 前記脆弱部が適宜の間隔をおいて互い
    に平行に少なくとも2本の線条に形成されている請求項
    13から請求項17のいずれかによる包装材ロール。
  19. 【請求項19】 包装材の幅方向に直交する方向に複数
    の脆弱部が互いに平行に線条に形成されて、包装材が該
    複数の脆弱部を介して複数箇所で折り曲げ可能に構成さ
    れている請求項13から請求項17のいずれかによる包
    装材ロール。
  20. 【請求項20】 使用時における折り曲げ角度と折り曲
    げ方向とにしたがい、前記脆弱部のサイズが選ばれる構
    成になっている請求項13から請求項17のいずれかに
    よる包装材ロール。
  21. 【請求項21】 少なくとも二つの層の波形シートを備
    えていて、各波形シートに前記脆弱部が形成されている
    請求項13から請求項20のいずれかによる包装材ロー
    ル。
  22. 【請求項22】 同一線条にある各脆弱部のサイズが異
    なっている請求項21による包装材。
  23. 【請求項23】 波形シートでない1枚又は複数枚のシ
    ートが積層、接着されていて、前記シートの少なくとも
    1枚に前記脆弱部が形成されている請求項13から請求
    項22のいずれかによる包装材ロール。
  24. 【請求項24】 前記線条の脆弱部が前記波形シートの
    波形部を押し潰して形成した請求項23による包装材ロ
    ール。
  25. 【請求項25】 コルゲート加工された少なくとも一層
    の波形シートとフレキシブルな少なくも一層の平滑なシ
    ートとを積層、接着してなる複合シートからなり、前記
    波形シートに施された波形部を直交する方向に少なくと
    も一つの脆弱部を前記複合シートの全長にかけて形成
    し、該脆弱部にそって前記複合シートをその長さ方向に
    対し直交するように折り曲げ可能にしてなる構成の包装
    材で前記波形シートの波形部が被包装品の長さ方向に対
    し直交するように被包装品を覆い、前記脆弱部を介して
    前記波形部と直交する折り曲げ線にそって前記包装材の
    一部を折り曲げて、被包装品を包むことを特徴とする長
    尺ものを含む被包装品を包装する方法。
  26. 【請求項26】 前記包装材一対をチャンネル状に折り
    曲げ、これらを対面させて被包装品を包む請求項25に
    よる包装方法。
  27. 【請求項27】 前記包装材に前記脆弱部を4箇所設
    け、これら脆弱部を介して4回折り曲げして被包装品を
    包む請求項25による包装方法。
  28. 【請求項28】 請求項25から請求項27のいずれか
    に請求された方法により形成された包装材に包装された
    被包装品の包装構成。
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