JPH11301558A - スクータ型車両のラジエター配設構造 - Google Patents

スクータ型車両のラジエター配設構造

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JPH11301558A
JPH11301558A JP10129565A JP12956598A JPH11301558A JP H11301558 A JPH11301558 A JP H11301558A JP 10129565 A JP10129565 A JP 10129565A JP 12956598 A JP12956598 A JP 12956598A JP H11301558 A JPH11301558 A JP H11301558A
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radiator
footrest
pipe
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Toshinori Kuromoto
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K11/00Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
    • B62K11/02Frames
    • B62K11/04Frames characterised by the engine being between front and rear wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K7/00Freight- or passenger-carrying cycles
    • B62K7/02Frames

Abstract

(57)【要約】 【課題】 風を受けやすい位置で、且つ、面積を大きく
取ることができ、更に、エンジンとラジエターとの間の
配管を短くできるスクータ型車両のラジエター配設構造
を提供する。 【解決手段】 ハンドル1とシート2の間に低床な足載
せ台3が設けられ、車体下部に水冷エンジン4を有する
スクータ型車両であって、前記足載せ台3の足載面下方
に左右幅広のエンジン冷却用ラジエター42を配置し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水冷エンジンを
有するスクータ型車両のラジエターの配設構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来からスクータ型車両は、車体下部
に、エンジンと、後端部に後輪を支持するトランスミッ
ションとが一体化されたいわゆるユニットスイング式エ
ンジンが、骨格部材としての車体フレームに、上下方向
に揺動自在に配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなものにあっては、エンジンが水冷式である場合に
は、ラジエターを如何に配設するか、つまり、風を受け
やすい位置で、且つ、面積を大きく取ることができるよ
うにするのが望ましい。また、ラジエターをヘッドパイ
プの前側に配置した場合には、エンジンとラジエターと
の間の配管が長くなってしまう、という問題がある。
【0004】そこで、この発明は、風を受けやすい位置
で、且つ、面積を大きく取ることができ、更に、エンジ
ンとラジエターとの間の配管を短くできるスクータ型車
両のラジエター配設構造を提供することを課題としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、ハンドルとシートの間
に低床な足載せ台が設けられ、車体下部に水冷エンジン
を有するスクータ型車両であって、前記足載せ台の足載
面下方に左右巾広のエンジン冷却用ラジエータを配置し
たスクータ型車両のラジエター配設構造としたことを特
徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
構成に加え、前記足載せ台付近に前記エンジンが車体フ
レームに固定されて配置され、前記足載せ台の車幅方向
中央に、上方に突出し前後方向にトンネル状に延在する
センターカバーを成形して、該センターカバー内に、前
記エンジンのシリンダ部を配置して、該シリンダ部を前
記ラジエター上方に位置させたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0008】図1乃至図11には、この発明の実施の形
態を示す。この発明の実施の形態では、発明箇所を含む
自動二輪車であるスクータ型車両の全体について説明す
る。
【0009】まず構成について説明すると、この実施の
形態のスクーター型車両は、図1及び図2に示すよう
に、概略的には、ハンドル1とシート2の間に低床なメ
イン足載せ台3を有し、このメイン足載せ台3付近にエ
ンジン4が車体フレーム5(以下「フレーム5」とい
う)に固定されて配設され、このエンジン4の後端部に
ピボット軸7を介してリヤアーム8が上下揺動自在に配
置され、このリヤアーム8の後端部に後輪10が支持さ
れている。
【0010】具体的には、エンジン4とリヤアーム8と
の間にリヤクッション48が介装され、またエンジン4
は、後述するようにクランクケース4hから車体前方に
向かって略水平にシリンダ部4aを突出させた4サイク
ル並列2気筒エンジンとされている。骨格であるフレー
ム5は、図2及び図4に示すように、前端部に筒状のヘ
ッドパイプ5aが設けられ、このヘッドパイプ5aから
後方に向けて上フレーム5bと、下フレーム5cとが延
長されている。
【0011】この上フレーム5bは、ヘッドパイプ5a
の後側に中央パイプ5dが接続されて後方に延長される
と共に、この中央パイプ5dの後端部から一対の前パイ
プ5eが左右に分岐されて後方に延長されている。そし
て、これら一対の前パイプ5eの後端部に2枚の板金を
もなか状に接合してなる箱状部5jを介して、前パイプ
5eより径の細い後パイプ5fが後方で、斜め上方に向
けて延長されている。さらに、これら一対の後パイプ5
fに車幅方向に沿うクロスパイプ5gが架設され、又、
その後パイプ5fにはバックステー5hの前端部が前記
箱状部5jと同様に形成された箱状がブラケット5iを
介して固定され、このバックステー5hの後端部が後パ
イプ5fの後部側に直接固定されている。
【0012】また、下フレーム5cは左右一対に設けら
れている。尚、5Yは前記中央パイプ5dと一対の下フ
レーム5cとを連続する補強フレームである。
【0013】そして、このフレーム5のヘッドパイプ5
aには、ハンドル1の繰向軸11が挿通されて回転自在
に支持されている。そして、この操向軸11の前記ヘッ
ドパイプ5aから突出した上端部11aが、クラウンハ
ンドル13を介して左右のフロントフォークパイプ1
4,14に連結されると共に、この操向軸11の前記ヘ
ッドパイプ5aから突出した下端部11bが、アンダー
ブラケット16を介して左右のフロントフォークパイプ
14,14に連結されている(図5参照)。
【0014】そのクラウンハンドル13は、中央部の繰
向軸連結部13aが高く、両端部のフロントフォークパ
イプ連結部13bが低くなるよう折曲形成され、繰向軸
連続部13aに上方へ突出するハンドルホルダー部13
cが一体形成されるもので、アルミ材(Al)で金型鋳
造されている。
【0015】そして、このフロントフォークパイプ連結
部13bの上側が車体カバーであるレッグシールド17
の上面部17aで覆われ、前記繰向軸連結部13aに形
成されたハンドルホルダー部13cがレッグシールド上
面部17aに形成された貫通孔17bから上方に臨んで
いる。
【0016】また、この操向軸連結部13aの上側に、
前記ハンドルホルダー部13cとキャップホルダー87
とで挟持することで、前記ハンドル1が固定され、この
ハンドル1がハンドルカバー19により覆われ、このハ
ンドルカバー19の筒状の下部19aが前記レッグシー
ルド17の貫通孔17bに回転可能に挿入されている。
【0017】尚、レッグシールド17は、前記ヘッドパ
イプ5やフロントフォークパイプ14などの周囲を覆っ
ている。
【0018】また、前記フロントフォークパイプ14
は、テレスコピック式で、上部のインナーチューブ14
aが下部のアウターチューブ14bに軸方向にスライド
自在に挿入されると共に、このインナーチューブ14a
が図示省略のスプリングにより上方に付勢され、そのア
ウターチューブ14bの下端部に前輪20が支持されて
いる。
【0019】このようにクラウンハンドル13は、中央
部の繰向軸連結部13aが高く、両端部のフロントフォ
ークパイプ連結部13bが低くなるよう折曲形成されて
いるため、操向軸連結部13aの高さが従来と変わらな
いとすると、フロントフォークパイプ連結部13b側が
それだけ下がることとなり、このフロントフォークパイ
プ連結部13bの上側を覆うレッグシールド17の上面
部17aの位置を下げることができることから、このレ
ッグシールド17の小型化を図ることができる。
【0020】また、レッグシールド17の上面部17a
により、クラウンハンドル13の上側を覆うと共に、こ
のクラウンハンドル13の繰向軸連結部13aのみを高
くして、レッグシールド17の貫通孔17bの上方に臨
ませたので、この貫通孔17bは小さくてすみ、この貫
通孔17bを閉塞するハンドルカバー19の小型化を図
ることが出来る。
【0021】さらに、クラウンハンドル13は中央部の
繰向軸連結部13aが高く、ヘッドパイプ5aの上下寸
法H1を確保できることから、ヘッドパイプ5aによる
繰向軸11の支持剛性を大きくでき、走行性を向上させ
ることができる。
【0022】しかも、この実施の形態のようにヘッドパ
イプ5aの上縁まで延びてヘッドパイプ5aの上側と下
側で、左右互いに連結される形式のテレスコピックのフ
ロントフォークパイプ14を用いれば、上記繰向軸11
の支持剛性の向上と相まって、大排気量の車両にも適用
できる。
【0023】なお、この実施の形態では、ボトムリンク
式のテレスコピック式フロントフォークを適用できるこ
とは勿論である。
【0024】一方、図2に示すように、エンジン4の上
部は、そのクランクケース4hを前記前パイプ5eと後
パイプ5fの間の箱状部5j、後パイプ5fのクロスパ
イプ5gの両端部に固着されたブラケット5k、及びバ
ックステー5hの下端部の箱状ブラケット5iに、それ
ぞれ左右に前後パイプ5e,5fに跨る長さのボルト2
2,23,24で固定されている。また、前記一対の下
フレーム5cの後端部は扁平に押し潰されると共に、こ
の後端部に板状のブラケット5mがそれぞれ固定され、
このブラケット5mにエンジン4のクランクケース4h
の前下部がボルト25止めされている。
【0025】そして、このエンジン4の上側には、フレ
ーム5に支持されて燃料タンク27、この燃料タンク2
7の後ろ側に荷物収納箱29が配置され、これらの上側
にシート2が前端のヒンジ32を中心に回動自在に設け
られている。
【0026】上記のようにフレーム5にエンジン4を取
り付けることにより、エンジン4がフレームメンバーと
して機能することとなるため、その分フレームパイプを
廃止できることから車体の小型化を図ることができると
共に、軽量化を図ることができる。また、下フレーム5
cを短くして重量物のエンジン4を低い位置に設定でき
るため、車両の低重心化が図られる。
【0027】さらに、箱状部5j及び箱状ブラケット5
iを利用することによりエンジン4の連結部を容易に形
成することができる。
【0028】しかも、リヤクッション48をエンジン4
とリヤアーム8との間に介装していることと相まって各
車輪10,20から伝達される大きな荷重は、リヤアー
ム8,エンジン4及びエンジン4より前側のフレーム5
の間で伝達されることになるため、後パイプ5f側には
大きな荷重が伝達されないことから、かかる後パイプ5
f側を細径化することができ、その分、燃料タンク27
や収納箱29を大型化することができる。
【0029】なお、この実施の形態では、エンジン4よ
り後方に上フレーム5bの後パイプ5f及びバックステ
ー5hなどを設けているが、この代わりに、図3に示す
ように、アルミダイキャストや板金製の収納箱30をボ
ルト23,24でエンジン4に固定することにより、そ
の後パイプ5f及びバックステー5hなどを廃止するこ
ともできる。これによれば、車体後部のフレームが不要
となると共に、より収納箱30の大型化等を図ることが
出来る。
【0030】一方、前記フレーム5のヘッドパイプ5a
の前方には、図2及び図6に示すように、エアクリーナ
34がヘッドパイプ5aに固定されて配設され、このエ
アクリーナ34と前記エンジン4とが吸気ダクト35を
介して連結されている。
【0031】詳しくは、そのエアクリーナ34は、ヘッ
ドパイプ5aに固定され、フロントフォークパイプ14
が図6中二点鎖線に示すように回動した場合でも、干渉
しないような位置及び形状に構成されている。また、吸
気ダクト35は各一対に設けられた第1吸気ダクト35
a、第2吸気ダクト35bからなり、これら第1吸気ダ
クト35aと第2吸気ダクト35b間に吸気チャンド3
7が介装されている。第1吸気ダクト35aは、前記エ
アクリーナ34から後方に向けて延長され、図2及び図
6に示すように、ヘッドパイプ5aとフロントフォーク
パイプ14との間に挿通されて、所定の容積を有する吸
気チャンバ37に接続されている。この吸気チャンバ3
7はフレーム5に固定され、この吸気チャンバ37から
更に第2吸気ダクト35bが延長されて一対の気化器3
8にそれぞれ接続され、この気化器38がエンジン4に
接続されている。
【0032】尚、符号34aはエアクリーナ34の吸入
口、符号34bはエアクリーナ34内に配設される筒状
エレメントである。そして吸入口34aから吸入された
外気は、筒状エレメント34bを通過したのち、分岐し
て一対の第1吸気ダクト35a内を流れ、一旦吸気チャ
ンバ37で合流し再度分岐して一対の第2吸気ダクト3
5bから各気化器38へ導入される。
【0033】このようにシート2の前下方のメイン足載
せ台3付近にシリンダ部4aを前方に向かって略水平に
突出させたエンジン4を配設するものでは、この近傍に
比較的大きな容積を必要とするエアクリーナ34を配置
しようとすると、足置き空間S1及び足通し空間S2が
狭くなるのに対し、このエアクリーナ34をヘッドパイ
プ5aの前側に配置することにより、足置き空間S1及
び足通し空間S2を大きく確保できる。
【0034】また、エアクリーナ34をヘッドパイプ5
aの前側に配置し、このエアクリーナ34から後方のエ
ンジン4までは比較的細径な吸気ダクト35で連結する
ことにより、これら吸気系と操舵系との干渉を回避でき
る。
【0035】さらに、エアクリーナ34をヘッドパイプ
5aの前側に配置することにより、メイン足載せ台3の
付近に配置する場合等と比較するとエアクリーナ34の
容量を大きくできると共に、このエアクリーナ34にダ
クトを介さずに直接外気を導入でき、ラムエアーの利用
も可能となる。
【0036】このエアクリーナ34の位置は比較的高い
位置であるため、前輪20により跳ね上げられた粉塵、
泥水等が掛かることなく、清浄な外気を導入できる。
【0037】また、吸気ダクト35の途中に所定の容積
を有する吸気チャンバー37を配設することにより、エ
ンジン4側の吸気脈動を抑制し、エンジン性能を向上さ
せることが出来る。
【0038】なお、上記実施の形態では、吸気ダクト3
5は、ヘッドパイプ5aとフロントフォークパイプ14
との間に挿通されているが、図2中二点鎖線に示すよう
に、アンダーブラケット16下方で、左右のフロントフ
ォークパイプ14の間を挿通してエンジン4に接続する
こともできる。
【0039】また、このエンジン4は水冷式で、この両
側には、左右にメイン足載せ台3が設けられ、この両メ
イン足載せ台3の間に上方に突出し、前後方向にトンネ
ル状に延びるセンターカバー40が設けられている。そ
して、そのメイン足載せ台3の足載せ面の下方で、前記
前輪20とエンジン4との間にラジエター42が配置さ
れている。このラジエター42は、扁平な直方体形状を
呈し、その長手方向を車幅方向に沿って配設され、中央
部が後方に位置するように湾曲し、且つ、斜め上方を向
くように若干後傾してフレーム5に固定されている。ま
た、このラジエター42は、コア部の両側にタンクを有
する形式とされている。このラジエター42の後ろ側に
は、このラジエター42に外気を導くためのファン43
が配置されている。
【0040】さらに、前記センターカバー40内には、
前記エンジン4のシリンダ部4aが配置され、このシリ
ンダ部4aはそのラジエター42の上方に位置してい
る。
【0041】さらにまた、図1及び図7に示すように、
ラジエター42の両側には、前述のレッグシールド17
の下部が延設されると共に、このレッグシールド17の
車両前方から見て下部中央には、インナーパネル45が
着脱自在に配設されている。そして、このレッグシール
ド17は、前輪20との干渉を避けるために、車幅方向
の両端部側が、中央部側より車両前方に位置した形状を
呈し、その両端部の内側にルーバ17cが形成され、こ
のルーバ17cから走行風を導入して、図7中矢印に示
すように、ラジエター42の側部に送風するようにして
いる。また、インナーパネル45は、レッグシールド1
7の開口17dに着脱自在に設けられ、この開口17d
にエンジン4のシリンダ部4aが臨むようになっている
と共に、このインナーパネル45にも、ルーバ45aが
形成され、このルーバ45aから走行風やファン43に
よる外気を導入し、インナーパネル45に固定されたガ
イド板88によりラジエーターへ導き、図7中矢印に示
すようにラジエター42に送風するようにしている。
【0042】尚、インターパネル45の上縁は、吸気チ
ャンバ37の後下りに傾斜した下面に滑らかに連なって
いる。
【0043】このようにすれば、メイン足載せ台3の足
載せ面より下方にラジエター42を配置することによ
り、このラジエター42は、左右のメイン足載せ台3の
下方にまで渡る幅広に形成することが可能となるため、
センターカバー40内に配置するもの等と比較すると、
ラジエター42の面積を大きく取ることが出来る。
【0044】また、メイン足載せ台3の足載せ面より下
方にラジエター42を配置することにより、エンジン4
とラジエター42とを接近させることが出来、ラジエタ
ー42をヘッドパイプ5aの前側に配置したものと比較
すると、エンジン4とラジエター42との間の配管を短
くできる。
【0045】さらに、インナーパネル45とレッグシー
ルド17左右前面とにルーバ45a,17cを形成する
ことにより、これらルーバ45a,17cの導風孔から
ラジエター42に外気を導くことが出来るため、冷却性
を向上させることが出来る。また、前記吸気チャンバ3
7をヘッドパイプ5aの直ぐ後の中央パイプ5dの下方
に配置し、この吸気チャンバ37の下面37aを導風板
の一部として利用し、この下面37aでインナーパネル
45より上方を通る走行風を下方へ導きインナーパネル
45のルーバ45aから内部に導入することにより、よ
り一層ラジエター42及びエンジン4の冷却性を向上さ
せることが出来る。
【0046】さらにまた、両メイン足載せ台3の車幅方
向中央に成形した上方に突出するセンターカバー40内
に、エンジン4のシリンダ部4aを配置して、このシリ
ンダ部4aをラジエター42上方に位置させることによ
り、以下の利点がある。
【0047】すなわち、車両前方から見てラジエター4
2とエンジンシリンダ部4aが上下にオフセットされて
いるため、ラジエター42にて熱交換された空気がエン
ジンシリンダ部4aに吹き付けられることなく、冷却性
能を向上させることが出来る。
【0048】また、エンジンシリンダ部4aをラジエタ
ー42上方に位置させることで、エンジン4及びラジエ
ター42全体が占める車両前後方向の長さを短くしてホ
イルベースを短くできると同時に、重量物であるエンジ
ン4とラジエター42とを接近させることが出来るた
め、マスの集中化を図ることが出来る。
【0049】一方、前記インナーパネル45が脱着可能
となっているため、このインナーパネル45をガイド板
88とともに取り外すことでレッグシールド17の開口
17dを介してエンジン4の整備(例えばプラグ交換
等)を行うことが出来、整備性が良好である。
【0050】また、ラジエター42は、斜め上方を向く
と共に湾曲しているため、バンク角を大きく取ることが
出来る。
【0051】一方、図2に示すように、前記エンジン4
の下側であって、このエンジン4とリヤアーム8との間
にリヤクッション48が架設されている。このリヤクッ
ション48は、略水平状態となり、前端部48aがエン
ジン4の下部に軸49により回動自在に取り付けられる
一方、後端部48bがリヤアーム8に軸50により回動
自在に取り付けられている。このリヤクッション48
は、後輪10からの荷重により、引張り力を受けるよう
になっている。
【0052】また、このリヤクッション48は、図8に
示すように、車両後方から見ると、エンジン4の下方に
突出したオイルパン4bと乾式Vベルト変速機4cとの
間の凹部4dに配置されている。
【0053】このようにエンジン4にピボット軸7を介
してリヤアーム8を取り付けると共に、このエンジン4
にリヤクッション48の前端部48aを取り付け、後端
部48bをリヤアーム8に取り付けることにより、エン
ジン4,リヤアーム8,リヤクッション48をユニット
化することができ、これらをサブ組みしてフレーム5側
へ組み付けることができるため、組付作業の簡素化が可
能となる。
【0054】また、リヤクッション48が低い位置に設
定されるため、低重心化が図られると共に、エンジン4
の下側近傍にリヤクッション48が配置されることで、
マスの集中化が図られる。
【0055】しかも、リヤクッション48がエンジン4
の下側で車幅方向略中央に前後方向に沿って略水平に配
設されており、バンク角を充分に確保できると共に、従
来のように車体後部に略上下方向に沿って配設されてい
ないため、車体後部のスペース効率を向上させることが
できる。
【0056】さらに、リヤクッション48がオイルバン
4bと乾式Vベルト変速機4cとの間の凹部4dに配置
されているため、スペース効率を向上させることができ
ると共に、地上高を確保でき、しかも、バンク角をより
一層大きく取ることが出来る。
【0057】ところで、前記下フレーム5cの後下端部
(略重心位置)で、前記エンジン4の下部に固定された
前記ブラケット5mには、サイドスタンド52が軸53
を中心に回動自在に取り付けられ、図1及び図2中二点
鎖線に示すように、このサイドスタンド52を回動させ
てエンジン4側面に沿わせて略水平状態として格納する
ことにより、このサイドスタンド52でエンジン4の側
面に突出して設けられた補器類(ウオータポンプ55及
びウオータパイプ56)を走行中や転倒時等において保
護することができる。
【0058】また、格納状態のサイドスタンド52にオ
ウータパイプ56を平行に配置することにより、当該パ
イプ56の保護性が一層向上することとなる。
【0059】一方、メインスタンド58は重心位置より
後方で、エンジン4の後部下面に配置され、このメイン
スタンド58を使ってエンジン4を支持した状態で、こ
のエンジン4をフレーム5から取り外すことにより、こ
のメインスタンド58に、エンジン4,リヤアーム8,
後輪10,リヤクッション48等を一体的に支持するこ
とが出来、これらのサブ組ユニットの組付性及び整備性
を向上させることができる。
【0060】一方、前記エンジン4は、図9に示すよう
に、水冷式の4サイクル並列2気筒エンジンであり、ピ
ストン4eからの駆動力がクランクシャフト4f、前記
乾式Vベルト変速機4cを介してクラッチ機構4gに伝
達され、このクラッチ機構4gからの駆動力が歯車減速
機構を介して前記リヤアーム8内に設けられた二次伝動
装置60に伝達されるようになっている。尚、90はバ
ランサある。
【0061】そして、リヤアーム8は、図9に示すよう
に、左側分割部62と右側分割部63とに2分割され、
これら分割部62,63から互いに取付ボス部62a,
63aが延長されて当接され、図2に示すように三点
(A,B,C)止めにより固定されている。なお、前記
リヤクッション48の後端部48bは、左側分割部62
と右側分割部63の間に挟まれるようにして取り付けら
れている。
【0062】そして、両分割部62,63の先端部62
b,63bがピボット軸7の両側に連結され、両分割部
62,63の後端部62c,63cが後輪軸65に連結
されている。
【0063】尚、ピボット軸7は、左右に2分割されて
おり、この内の車体左側すなわち左側分割部62側のピ
ボット軸7’はクランクケース4hにボルト止めされ、
右分割部63側のビポット軸7”は、右側分割部63に
固定されクランクケース4hに回動自在に支持されてい
る。
【0064】また、前記二次伝動装置60は、出力軸9
1に第1スプロケット60aが固定され、この第1スプ
ロケット60aが第1サイレントチェーン60bを介し
て第2スプロケット60cに連結されて第1段階の減速
が行われ、この第2スプロケット60cと同軸上で一体
に回転し、この第2スプロケット60cより内側に配置
された第3スプロケット60dが第2サイレントチェー
ン60eを介して第4スプロケット60fに連結されて
第2段階の減速が行われるようになっている。そして、
この左側分割部62は右ケース半体62dと左ケース半
体62eをもなか合せにして構成され、液密構造に形成
されており、内部にはオイルが貯留されている。
【0065】このように車体側にエンジン4を固定し、
更に、この車体側に固定されたエンジン4のクランクケ
ース4h内に乾式Vベルト変速機4cを配置することに
より、リヤアーム8側の重量を軽くできることから、バ
ネ下重量を軽減できる。
【0066】また、エンジン4のクランクケース4h内
に乾式Vベルト変速機4cを設け、リヤアーム8内に二
次伝動装置60を配設することにより、外部に露呈され
た長いチェーンを介して動力を伝達させる必要がないた
め、精度を向上させることができると共に、二次伝動装
置60を湿式とすることにより、寿命を延ばし、保守点
検の頻度を従来よりも減少させることができる。
【0067】さらに、第1,第2スプロケット60a,
60cより、第3,第4スプロケット60d,60fが
内側に配置されているため、左側分割部62の外形を図
9に示すように後方に向かうに従って内側に寄せること
ができるため、バンク角を大きく取ることが出来る。
【0068】一方、前記第4スプロケット60fには後
輪軸65が挿通されると共に、この第4スプロケット6
0fから後輪10側に向けて筒部60gが突設され、こ
の筒部60gと左側分割部62の右ケース半体62dと
の間はシール材93によりシールされている。また、後
輪10には、主に図10に示すように、第4スプロケッ
ト60fの後輪10との動力伝達経路中にダンパー97
を介在させるクラッチダンパー67がサークリップ68
により抜け止めされて固定され、このクラッチダンパー
67から突設されたスプライン軸67aが前記第4スプ
ロケット筒部60gに挿入されてスプライン99結合さ
れている。そして、後輪10と右側分割部63との間に
は、後輪軸65が挿入されたブレーキキャリパー70が
配設されている。
【0069】尚、後輪10とクラッチダンパー67は、
ダンパー97を強く圧縮した状態で前記サークリップ6
8により一体化される。
【0070】かかる構成によれば、後輪軸65を抜くこ
とにより、キャリパー70が外れ、後輪10とリヤアー
ム右側分割部63との間に間隙(移動代C)が発生し、
この後輪10を右側分割部63側に移動させることで、
第4スプロケット60fとクラッチダンパー67とのス
プライン99結合を簡単に外すことが出来る。そして、
前述の如く結合に大変な労力を要するクラッチダンパー
67と後輪10とを分離することなく、これらのユニッ
トで脱着でき、しかもスプライン99結合を外すだけと
いう簡単な作業で済み後輪10のタイヤ交換等を容易に
行うことができると共に、二次伝動装置60側の第4ス
プロケット60f等を外す必要がないため、チェーン6
0eの着脱等を行う必要もなく、整備性を極めて向上さ
せることができる。特に、リヤアーム左側分割部62内
の二次伝動装置60が湿式であるため、かかる二次伝動
装置60側を分解しなくて良いことは、非常に有益であ
る。
【0071】なお、スプライン99結合が外れ難い場合
にも、サークリップ68により、クラッチダンパー67
と後輪10との分離が防止される。
【0072】ところで、ここでのエンジン4は、並列2
気筒であり、シリンダ部4aから車両後方に延出された
2本の排気管84は、図8に示すように、リヤクッショ
ン48の右側を通り、後方から見て後輪10の右側に配
置されたマフラー85に接続されている。勿論、図8中
二点鎖線で示すように2本の排気管84を1本に収束し
てもよく、更に図11に示すように排気管84を左右に
振り分けて左右に配置されたマフラー85に接続するこ
ともできる。尚、図11に示す実施例では、メインスタ
ンド58とリヤクッション48が左右に振り分けられて
いる。
【0073】一方、図2及び図4に示すように、エンジ
ン4の上側には燃料タンク27が一対の後パイプ5fの
間に支持されて配置され、この燃料タンク27の後ろ側
に前記収納箱29が一対の後パイプ5f及びバックステ
ー5hの間に支持されて配置されている。
【0074】その燃料タンク27は上部に給油口27a
が設けられ、シート2の蓋部2aを開くことにより、そ
の給油口27aから給油ができるようになっている。
【0075】そして、図8に示すように、この燃料タン
ク27の下側のエンジン4上面には前記乾式Vベルト変
速機4cとクラッチ機構4gとの間に位置して凹所4i
が形成され、この凹所4iと燃料タンク27とで形成さ
れる空間に、ブレーキワイヤやワイヤーハーネス等の配
線類72が挿通されると共に、この凹所4iを通る走行
風によってエンジン4の熱気が車体後方に放出されるた
め、放熱性が向上することとなる。
【0076】また、エンジン4の上方に重量物である燃
料タンク27を配置することにより、マス集中化が図ら
れることとなる。
【0077】一方、前記収納箱29は、図2に示すよう
に、エンジン4と後輪10との間のビボット軸7上方空
間にフルフェイス型ヘルメット収納部29aが配置さ
れ、このヘルメット収納部29aには、運転者用ヘルメ
ット76が逆さ置きで、図4に示すように、該ヘルメッ
ト76長手方向を車幅方向に向けて収納可能とし、更
に、シート2の前後方向中途部の最大幅B部分に対応し
て配置されている。また、この収納箱29は、ヘルメッ
ト収納部29aから後方に延長され、この後部収納部2
9bにも同乗者用のジェット型ヘルメット77が収納で
きるようになっている。また、走行中、つまり、ヘルメ
ット76,77が収納されていない状態では、図2及び
図4中二点鎖線に示すように、四角形のバッグ78も収
納できるようになっている。
【0078】尚、後部収納部29b下面の車幅方向中央
部を上方へ凹ませることでタイヤハウス94が形成され
ている。
【0079】このようにピボット軸7上方空間を利用し
て収納箱29のヘルメット収納部29aを配置して、こ
のヘルメット収納部29aの位置を下げるようにしてい
るため、重心を低くすることができると共に、この上に
配置されるシート2の高さを低くできる。
【0080】また、収納箱29のヘルメット収納部29
aは、シート2の最大幅B部分に対応し、運転者用ヘル
メット76を逆さ置き且つ長手方向を車幅方向に向けて
収納可能に形成されているため、乗車性を確保できると
共に、車体の前後方向の大型化を回避できる。
【0081】一方、そのシート2は、前方のメインシー
ト2bと、後方の一段高くなったタンデムシート2cと
を有しており、前記メイン足載せ台3には、メインシー
ト2bに着座した運転者の足が載置され、このメイン足
載せ台3の後方には、タンデムシート2cに着座した同
乗者用のタンデム足載せ台81が設けられている。
【0082】このタンデム足載せ台81は、前記メイン
足載せ台3より高い位置に設けられ、このタンデム足載
せ台81の下側空間には、図8に示すように、前記エン
ジン4の幅広で上下に厚いクランクケース4hが配置さ
れている。
【0083】尚、96は足つき性を向上するための切欠
きである。
【0084】このようにエンジン4の形状に合わせて、
メイン足載せ台3とタンデム足載せ台81の位置を設定
することにより、メイン足載せ台3とタンデム足載せ台
81とが同じ高さのものと比較すると、メイン足載せ台
3の位置を下げることが出来る分だけ、メインシート2
bの位置も下げることができ運転者の足つき性を向上出
来る。
【0085】また、メイン足載せ台3より高い位置にあ
るタンデム足載せ台81の下方空間を利用し、ここにエ
ンジン4の幅広で上下に厚いクランクケース4hを配置
することで、空間の有効利用を図ることができ、エンジ
ン4とタンデム足載せ台81とを適正な位置関係として
効率よく配置できる。
【0086】なお、ここでは同乗者用の足載せ部材とし
て、メイン足載せ台3と一体的に形成したタンデム足載
せ台81を示したが、これに限らず、別体の板状のもの
でも良いし、又、棒状のものでも良い。
【0087】
【発明の効果】以上説明してきたように、各請求項に記
載の発明によれば、足載せ面より下方にラジエターを配
置することにより、このラジエターは、足載せ台の左右
巾に渡る幅広に形成することが可能となるため、センタ
ーカバー内に配置するもの等と比較すると、ラジエター
の面積を大きく取ることが出来る。
【0088】また、足載せ面より下方にラジエターを配
置することにより、エンジンとラジエターとを接近させ
ることが出来、ラジエターをヘッドパイプの前側に配置
したものと比較すると、エンジンとラジエターとの間の
配管を短くできる。
【0089】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加え、足載せ台の車幅方向中央に成形した上方に突出
するセンターカバー内に、エンジンのシリンダ部を配置
して、シリンダ部をラジエター上方に位置させることに
より、以下の利点がある。
【0090】すなわち、車両前方から見てラジエターと
エンジンシリンダ部が上下にオフセットされているた
め、ラジエターにて熱交換された空気がエンジンに吹き
付けられることもなく、冷却性能を向上させることが出
来る。
【0091】また、エンジンシリンダ部をラジエター上
方に位置させることで、エンジン及びラジエター全体が
占める車体前後方向の長さを短くでき、車体をコンパク
トにすることができる。
【0092】さらに、エンジンシリンダ部をラジエター
上方に位置させることで、重量物であるエンジンとラジ
エターとを接近させることが出来るため、マス集中化が
図られる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るスクータ型車両の
側面図である。
【図2】同実施の形態に係る車体カバー類を外した状態
のスクータ型車両の側面図である。
【図3】同実施の形態に係る収納箱の変形例を示すスク
ータ型車両の側面図である。
【図4】同実施の形態に係るフレームや収納箱等を示す
概略平面図である。
【図5】同実施の形態に係るカバー類を外した状態のス
クータ型車両の正面図である。
【図6】同実施の形態に係るエアクリーナの配設位置を
示す概略平面図である。
【図7】同実施の形態に係る図1のA−A線に沿う断面
図である。
【図8】同実施の形態に係るエンジン,燃料タンク,リ
ヤクッション等の配設位置を示す車両後方から見た概略
図である。
【図9】同実施の形態に係るエンジン及びリヤアーム等
を示す水平断面図である。
【図10】同実施の形態に係る後輪と左側分割部との連
結部分を示す断面図である。
【図11】同実施の形態に係る排気管等の配設位置の変
形例を示す車両後方から見た概略図である。
【符号の説明】
1 ハンドル 2 シート 3 メイン足載せ台(足載せ台) 4 エンジン 4a シリンダ部 5 車体フレーム 5a ヘッドパイプ 7 ピボット軸 8 リヤアーム 10 後輪 42 ラジエター 40 センターカバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルとシートの間に低床な足載せ台
    が設けられ、車体下部に水冷エンジンを有するスクータ
    型車両であって、 前記足載せ台の足載面下方に左右巾広のエンジン冷却用
    ラジエータを配置したことを特徴とするスクータ型車両
    のラジエター配設構造。
  2. 【請求項2】 前記足載せ台付近に前記エンジンが車体
    フレームに固定されて配置され、前記足載せ台の車幅方
    向中央に、上方に突出し前後方向にトンネル状に延在す
    るセンターカバーを成形して、該センターカバー内に、
    前記エンジンのシリンダ部を配置して、該シリンダ部を
    前記ラジエター上方に位置させたことを特徴とする請求
    項1記載のスクータ型車両のラジエター配設構造。
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