JPH11299355A - プランター - Google Patents

プランター

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Publication number
JPH11299355A
JPH11299355A JP13104598A JP13104598A JPH11299355A JP H11299355 A JPH11299355 A JP H11299355A JP 13104598 A JP13104598 A JP 13104598A JP 13104598 A JP13104598 A JP 13104598A JP H11299355 A JPH11299355 A JP H11299355A
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JP
Japan
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water
planter
floating
culture soil
plant
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Pending
Application number
JP13104598A
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English (en)
Inventor
Mikio Nakajima
幹夫 中島
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NIPPON FUNEN KK
Original Assignee
NIPPON FUNEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物をより手間と技術を必要としない状態
で、厳しい環境においても、元気に生育できる環境とす
る。 【解決手段】 プランターは、防水構造のプランター本
体1に入れた水に、植物を植え付けた浮植木鉢2を浮設
している。浮植木鉢2の培養土4に、プランター本体1
の水を、毛細管現象で供給する毛管リボン3を備える。
プランター本体1の水に浮かされた浮植木鉢2の培養土
4には、毛管リボン3が、プランター本体1から水を補
給して植物を栽培する。また、プランター本体1の水
は、浮植木鉢2の植物に加湿して、過乾燥な状態になる
のを防止し、さらに、浮植木鉢2に入れた培養土4を保
温する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物を植木鉢で栽
培するプランターに関する。
【0002】
【従来の技術】植物を栽培する培養土は、空気と水とを
植物に最適な環境で補給することが大切である。空気と
水のいずれかが不足し、あるいは、いずれかが多すぎて
も植物の栽培に悪い影響を与える。たとえば、培養土の
水分が不足すると、植物に水が補給できなくなって植物
は枯れてしまう。反対に水が多すぎても根腐れして植物
は枯れてしまう。
【0003】植木鉢のように、限られた培養土で植物を
栽培するとき、水の補給に相当な手間がかかる。それ
は、培養土が乾燥する毎に水を補給する必要があるから
である。水の補給は、植木鉢の大きさ、栽培する植物の
種類や大きさ、培養土の種類、植木鉢が置かれる室内空
気の温度や湿度、太陽に照射される程度等によって一定
でない。このため、植木鉢に入れた培養土の乾燥状態を
よく観察しながら、水を補給する必要がある。さらに、
培養土の乾燥状態を観察して、水を補給する状態を判断
するのは決して簡単でない。このため、植物を快適な環
境で栽培するための「水やり」には、相当な経験がいる
といわれている。培養土に、最適なタイミングで、しか
も頻繁に水やりすることが、植木鉢での植物栽培を難し
くしている。とくに、旅行等で数日も水が補給できない
とき、小さい植木鉢に植え付けた植物が枯れないように
するのは極めて難しい。
【0004】このような弊害を解消するために、植木鉢
の下方に、植木鉢から離して水溜を設け、この水溜と植
木鉢の培養土とを毛管リボンで連結する構造が開発され
ている。この植木鉢は、水溜の水を毛管リボンで培養土
に供給できるので、培養土に直接に水を補給する必要が
なく、水溜に水を入れて植物を栽培できる。水溜は相当
量の水を蓄えられる。このため、培養土に直接に水を補
給するのに比較すると、水溜への水補給は回数を少なく
できる。また、水溜から毛管リボンで自動的に培養土に
水が補給されるので、培養土の乾燥状態を観察しなが
ら、水溜に水を補給する必要がない。このため、誰もが
簡単に便利に植物を栽培できる特長がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、植木鉢
の下方に水溜を設けて毛管リボンで連結する構造によっ
ても、全ての栽培環境において、植物を理想に近い植物
で栽培できないことがある。たとえば、空気が乾燥して
いる冬期に、暖房している室内で栽培される植物は、水
分が不足して充分に生育できない弊害が発生する。この
弊害は、毛管リボンを太く短くして解消できるように考
えられる。太く短い毛管リボンは、水溜から培養土に多
量の水を補給するからである。しかしながら、この方法
としても、全ての植物を快適な環境で栽培できない。培
養土の水分を多くすると、根に補給される空気量が不足
して、根の活性が低下するからである。暖房して空気の
きわめて乾燥した室内に置かれた植物は、葉から相当な
水分が奪われる。このため、培養土のみでなく、葉に充
分に水分を補給する必要がある。すなわち、室内の空気
湿度を高くする必要がある。ただ、この状態を実現する
ためには、暖房された室内の空気に、相当量の水分を加
湿する必要がある。しかしながら、室内の多量の空気に
加湿して、植物の栽培環境を快適にすることは、植物を
栽培する温室等においては実現できても、通常の生活空
間では到底に実現できない。それは、相当なランニング
コストがかかることに加えて、人間と植物では、快適な
湿度環境が必ずしも一致しないからである。
【0006】さらに、室内において植木鉢で栽培される
植物は、たとえば、昼間に暖房されて暖かい室内で快適
に栽培されるが、暖房されない夜間に温度が低下して、
温度障害を受けることがある。この弊害を防止するため
には、たとえば、ランのように低温に弱い植物は、夜間
に加温された温室に入れて加温する必要がある。実際に
は、室内においた植物を、夜間に温室に移すのは手間が
かかって実際的でない。また、夜間用の温室を設けるこ
とは、実際にはさらに難しく、冬期における植物の低温
障害を阻止するのは極めて難しい。このため、暖房され
た冬期には、低温に弱い植物を栽培できず、年間を通じ
て植物を元気に生育させるのを難しくしている。
【0007】本発明は、さらにこのような欠点を解決す
ることを目的に開発されたものである。本発明の重要な
目的は、植物をより手間のかからない状態で、快適な環
境で元気に栽培できるプランターを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のプラ
ンターは、上方を開口して水を入れることができる防水
構造のプランター本体1と、このプランター本体1に入
れられた水に、植物を植え付けた状態で浮く大きさと比
重とを有する浮植木鉢2と、この浮植木鉢2に入れられ
て植物を栽培する培養土4と、培養土4とプランター本
体1の水に連結されて毛細管現象でプランター本体1の
水を培養土4に供給する毛管リボン3とを備える。プラ
ンター本体1の水に浮かされた浮植木鉢2の培養土4
に、毛管リボン3がプランター本体1から水を補給して
植物を栽培するように構成している。
【0009】本発明の請求項2のプランターは、上方が
開口されて水が入れられる防水構造のプランター本体1
と、このプランター本体1に入れられた水に、植物を植
え付けた状態で浮く大きさと比重とを有する浮植木鉢2
と、この浮植木鉢2に入れられて植物を栽培する培養土
4とを備える。浮植木鉢2は、プランター本体1の水を
沈まない程度に吸水して培養土4に給水する無機質焼結
体である。プランター本体1の水に浮かされた浮植木鉢
2の培養土4には、プランター本体1の水を浮植木鉢2
を透過させて補給するように構成している。
【0010】本発明の請求項3のプランターは、培養土
4を、平均粒径が0.5〜5mmである無機質の多孔質
焼結粒とし、あるいは、この多孔質焼結粒に他の培養土
等を混合したものである。
【0011】本発明の請求項4のプランターは、プラン
ター本体1を、無機質発泡体の外箱1Aと、この外箱1
Aの内側に配設されてなる水密構造の内箱1Bとで構成
している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するためのプランターを例示するも
のであって、本発明はプランターを下記のものに特定し
ない。
【0013】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0014】図1と図2に示すプランターは、プランタ
ー本体1と、このプランター本体1に入れた水に浮かせ
ている浮植木鉢2と、この浮植木鉢2に充填している培
養土4と、培養土4に水を補給する毛管リボン3とを備
える。
【0015】プランター本体1は、上方の開口している
箱形に形成している。プランターは、内部に、ひとつな
いし複数の浮植木鉢2を収納できる大きさで、浮植木鉢
2を水に浮かせて収納できる防水構造としている。図に
示すプランター本体1は、無機質発泡体の外箱1Aと、
この外箱1Aの内側に配設している水密構造の内箱1B
とで構成している。無機質発泡体の外箱1Aは、軽くて
断熱特性が優れている。さらに、表面を無機質材でもっ
て独特の美しい外観にできる特長もある。内箱1Bは、
プラスチックで外箱1Aの内面に隙間なく密着できる大
きさに成形している。外箱1Aは、無機質材のみでな
く、プラスチックや木材等で製作することもできる。内
箱1Bは、プラスチックで成形することなく、たとえ
ば、プラスチックシートを外箱1Aの内面に敷設する構
造とすることもできる。
【0016】外箱1Aの内側に、防水構造の内箱1Bを
設けているプランター本体1は、外箱1Aを防水構造と
する必要がない。このため、外箱1Aを製作する材質に
制約を受けず、外観を美しくでき、また、安価に多量生
産できる。一方、内箱1Bは、外観を美しくする必要が
ないので、廃棄プラスチック等を有効に再利用して安価
に多量生産できる。
【0017】浮植木鉢2は、プランター本体1に入れた
水に、植物を植え付けた状態で浮くことができる大きさ
と比重とを有する。浮植木鉢2は、独立気泡を有する無
機質の発泡体を鉢型に成形したもの、あるいは、プラス
チックを発泡させ、あるいは発泡させることなく箱形に
成形したもので製作できる。浮植木鉢2は、プランター
本体1の水に浮かせるので、防水構造に成形される。た
だ、浮植木鉢2は、プランター本体1の水を、沈まない
程度に浸透させる材質とすることもできる。浮植木鉢2
は、必ずしも比重を1以下とする材料で成形する必要は
ない。内部に培養土4を入れる空間を設けているからで
ある。培養土4を入れた状態で、水に浮く比重の材料で
成形できる。
【0018】浮植木鉢2は、転倒しないようにプランタ
ー本体1の内部に浮く形状に成形され、あるいは、底に
重りを入れて重心を低くして、安定にプランター本体1
の水に浮かせる。浮植木鉢2は、プランター本体1との
間に隙間ができるように、プランター本体1の内形より
も外形を小さく成形している。
【0019】培養土4は、できる限り比重が軽くて、植
物をよく生育できるものを使用する。この培養土4に
は、連続気泡、あるいは独立気泡を有する無機質の多孔
質焼結粒、ピート、ロックウールを細粒に破砕した細粒
ロック、腐葉土等を単独で、あるは、これ等を複数種混
合したものを使用する。培養土4に使用される無機質の
多孔質焼結粒や細粒ロックは、平均粒径を0.5〜5m
mとする。これ等の培養土4は、単独で使用することも
できるが、他の培養土4と混合して使用することもでき
る。培養土4として好ましいのは、無機質の多孔質焼結
粒、あるいは、無機質の多孔質焼結粒に他の培養土4を
混合したものである。
【0020】毛管リボン3は、培養土4とプランター本
体1の水に連結されて、毛細管現象でプランター本体1
の水を吸収して培養土4に供給する。毛管リボン3は、
プラスチック本体の水を吸い取って、浮植木鉢2の培養
土4に移行させるもので、不織布が使用される。ただ、
毛管リボン3には、毛細管現象で水分を吸い取って浮植
木鉢2の培養土4に移行できる全てのもの、たとえば、
布、連続気泡を有するプラスチックフォーム、ろ紙等が
使用できる。毛管リボン3は紐状で、浮植木鉢2の壁面
を越えて、一端を浮植木鉢2の培養土4に埋設し、他端
をプランター本体1の水中に連結している。
【0021】毛管リボン3は、浮植木鉢2の周囲にバラ
ンスよく装着される。浮植木鉢2を、プランター本体1
の水にバランスよく浮設させるためである。図2のプラ
ンターは、浮植木鉢2の両側にバランスよく毛管リボン
3を設けている。さらに、図1に示す毛管リボン3は、
下端をプランター本体1の底に接触させて、錨のよう
に、浮植木鉢2をプランター本体1の所定の位置に停止
させている。
【0022】図3と図4に示すプランターは、プランタ
ー本体1に入れた水に浮植木鉢2を浮かせており、浮植
木鉢2に培養土4を充填している。このプランターは、
図1と図2のプランターが、毛管リボン3でプランター
本体1の水を浮植木鉢2の培養土4に供給しているのに
代わって、浮植木鉢2自体に水を透過させて、培養土4
に水を供給する。したがって、このプランターは、プラ
ンター本体1と培養土4は、図1と図2と同じものであ
るが、浮植木鉢2の材質が異なる。
【0023】浮植木鉢2は、プランター本体1に入れた
水に、植物を植え付けた状態で浮くことができる大きさ
と比重とを有し、かつ、浮植木鉢2が沈まない程度に、
プランター本体1の水を吸水して、培養土4に供給する
無機質焼結体である。無機質焼結体の浮植木鉢2は、独
立気泡を有する無機質の発泡体、あるいは、発泡しない
状態に無機質材を焼結したものである。無機質材を連続
気泡の状態に発泡させたもの、あるいは、無機質材を発
泡しないように焼結した浮植木鉢は、無機質材の微細な
空隙にプランター本体1の水が毛細管現象で吸水し、こ
の水を浮植木鉢2を透過させて培養土4に供給する。
【0024】浮植木鉢が、プランター本体の水を透過さ
せる割合は、焼結する無機質材の粒度や焼成温度で調整
できる。無機質材の粒度を小さくして、焼成温度を高く
すると、水の透過率は小さくなる。さらに、焼成した浮
植木鉢は、表面にゆう薬等を塗布して、水の透過率を調
整することもできる。ゆう薬は、焼成された状態では水
を透過させない。このため、浮植木鉢は、ゆう薬を塗布
する面積を広くして、水の透過率を小さくできる。浮植
木鉢は、水の透過率が高すぎると、培養土の水分が次第
に高くなった、プランター本体の水に沈む。反対に、水
の透過率が少なすぎると、培養土が過乾燥状態となっ
て、植物を理想的な環境で生育できなくなる。したがっ
て、浮植木鉢の水分の透過率は、浮植木鉢が沈まず、ま
た、植物を充分に生育できるように設定される。
【0025】
【発明の効果】本発明のプランターは、植物をより手間
のかからない状態で、しかも、理想的な快適な環境で元
気に栽培できる特長がある。それは、本発明のプランタ
ーが、プランター本体に蓄えている水を、極めて長期間
にわたって、理想的な状態で培養土に給水できると共
に、プランター本体に蓄えている水が、浮植木鉢の培養
土に植え付けている植物に加湿して、過乾燥な状態から
保護するからである。このため、本発明のプランター
は、ほとんどの植物の生育が極めて難しい、冬期の暖房
された室内において、種々の植物を理想的な環境で生育
できる特長が実現される。それも、植物を栽培する水や
りの技術を要することなく、誰もが種々の植物をよく生
育できる特長が実現される。
【0026】さらに、プランター本体に蓄えた多量の水
は、暖房を切った後の、冬期の夜間における温度低下を
有効に防止する。とくに、植物の根を植え付けている浮
植木鉢の培養土を、プランター本体の水中に配設できる
ので、植物の根を有効に保温できる特長がある。植物
は、根を適温に保温することが特に大切である。根を適
温に保温できるなら、葉の部分の温度が夜間に多少は低
下しても、低温障害は起こらない。したがって、本発明
のプランターを使用するなら、冬期に暖房された室内で
は栽培できなかった植物を、理想的な環境でよく生育で
きる特長が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のプランターを示す横断面図
【図2】図1に示すプランターの平面図
【図3】本発明の他の実施例のプランターを示す横断面
【図4】図3に示すプランターの平面図
【符号の説明】
1…プランター本体 1A…外箱 1B…内箱 2…浮植木鉢 3…毛管リボン 4…培養土
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 プランター
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物を植木鉢で栽
培するプランターに関する。
【0002】
【従来の技術】植物を栽培する培養土は、空気と水とを
植物に最適な環境で補給することが大切である。空気と
水のいずれかが不足し、あるいは、いずれかが多すぎて
も植物の栽培に悪い影響を与える。たとえば、培養土の
水分が不足すると、植物に水が補給できなくなって植物
は枯れてしまう。反対に水が多すぎても根腐れして植物
は枯れてしまう。
【0003】植木鉢のように、限られた培養土で植物を
栽培するとき、水の補給に相当な手間がかかる。それ
は、培養土が乾燥する毎に水を補給する必要があるから
である。水の補給は、植木鉢の大きさ、栽培する植物の
種類や大きさ、培養土の種類、植木鉢が置かれる室内空
気の温度や湿度、太陽に照射される程度等によって一定
でない。このため、植木鉢に入れた培養土の乾燥状態を
よく観察しながら、水を補給する必要がある。さらに、
培養土の乾燥状態を観察して、水を補給する状態を判断
するのは決して簡単でない。このため、植物を快適な環
境で栽培するための「水やり」には、相当な経験がいる
といわれている。培養土に、最適なタイミングで、しか
も頻繁に水やりすることが、植木鉢での植物栽培を難し
くしている。とくに、旅行等で数日も水が補給できない
とき、小さい植木鉢に植え付けた植物が枯れないように
するのは極めて難しい。
【0004】このような弊害を解消するために、植木鉢
の下方に、植木鉢から離して水溜を設け、この水溜と植
木鉢の培養土とを毛管リボンで連結する構造が開発され
ている。この植木鉢は、水溜の水を毛管リボンで培養土
に供給できるので、培養土に直接に水を補給する必要が
なく、水溜に水を入れて植物を栽培できる。水溜は相当
量の水を蓄えられる。このため、培養土に直接に水を補
給するのに比較すると、水溜への水補給は回数を少なく
できる。また、水溜から毛管リボンで自動的に培養土に
水が補給されるので、培養土の乾燥状態を観察しなが
ら、水溜に水を補給する必要がない。このため、誰もが
簡単に便利に植物を栽培できる特長がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、植木鉢
の下方に水溜を設けて毛管リボンで連結する構造によっ
ても、全ての栽培環境において、植物を理想に近い植物
で栽培できないことがある。たとえば、空気が乾燥して
いる冬期に、暖房している室内で栽培される植物は、水
分が不足して充分に生育できない弊害が発生する。この
弊害は、毛管リボンを太く短くして解消できるように考
えられる。太く短い毛管リボンは、水溜から培養土に多
量の水を補給するからである。しかしながら、この方法
としても、全ての植物を快適な環境で栽培できない。培
養土の水分を多くすると、根に補給される空気量が不足
して、根の活性が低下するからである。暖房して空気の
きわめて乾燥した室内に置かれた植物は、葉から相当な
水分が奪われる。このため、培養土のみでなく、葉に充
分に水分を補給する必要がある。すなわち、室内の空気
湿度を高くする必要がある。ただ、この状態を実現する
ためには、暖房された室内の空気に、相当量の水分を加
湿する必要がある。しかしながら、室内の多量の空気に
加湿して、植物の栽培環境を快適にすることは、植物を
栽培する温室等においては実現できても、通常の生活空
間では到底に実現できない。それは、相当なランニング
コストがかかることに加えて、人間と植物では、快適な
湿度環境が必ずしも一致しないからである。
【0006】さらに、室内において植木鉢で栽培される
植物は、たとえば、昼間に暖房されて暖かい室内で快適
に栽培されるが、暖房されない夜間に温度が低下して、
温度障害を受けることがある。この弊害を防止するため
には、たとえば、ランのように低温に弱い植物は、夜間
に加温された温室に入れて加温する必要がある。実際に
は、室内においた植物を、夜間に温室に移すのは手間が
かかって実際的でない。また、夜間用の温室を設けるこ
とは、実際にはさらに難しく、冬期における植物の低温
障害を阻止するのは極めて難しい。このため、暖房され
た冬期には、低温に弱い植物を栽培できず、年間を通じ
て植物を元気に生育させるのを難しくしている。
【0007】本発明は、さらにこのような欠点を解決す
ることを目的に開発されたものである。本発明の重要な
目的は、植物をより手間のかからない状態で、快適な環
境で元気に栽培できるプランターを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のプラ
ンターは、上方を開口して水を入れることができる防水
構造のプランター本体1と、このプランター本体1に入
れられた水に、植物を植え付けた状態で浮く大きさと比
重とを有する浮植木鉢2と、この浮植木鉢2に入れられ
て植物を栽培する培養土4と、培養土4とプランター本
体1の水に連結されて毛細管現象でプランター本体1の
水を培養土4に供給する毛管リボン3とを備える。毛管
リボン3は紐状で、この毛管リボン3は、浮植木鉢2の
壁面を越えて、一端を浮植木鉢2の培養土4に埋設し
て、他端をプランター本体1に充填している水中に連結
している。毛管リボン3は、毛細管現象でプランター本
体1の水を吸収して培養土4に供給する。プランター本
体1の水に浮かされた浮植木鉢2の培養土4に、毛管リ
ボン3がプランター本体1から水を補給して植物を栽培
するように構成している。
【0009】本発明の請求項2のプランターは、毛管リ
ボン3の下端をプランター本体1の底に接触させて、錨
のようにして、浮植木鉢2をプランター本体1の所定の
位置に停止させている。
【0010】本発明の請求項3のプランターは、培養土
4を、平均粒径が0.5〜5mmである無機質の多孔質
焼結粒とし、あるいは、この多孔質焼結粒に他の培養土
等を混合したものである。
【0011】本発明の請求項4のプランターは、プラン
ター本体1を、無機質発泡体の外箱1Aと、この外箱1
Aの内側に配設されてなる水密構造の内箱1Bとで構成
している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するためのプランターを例示するも
のであって、本発明はプランターを下記のものに特定し
ない。
【0013】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0014】図1と図2に示すプランターは、プランタ
ー本体1と、このプランター本体1に入れた水に浮かせ
ている浮植木鉢2と、この浮植木鉢2に充填している培
養土4と、培養土4に水を補給する毛管リボン3とを備
える。
【0015】プランター本体1は、上方の開口している
箱形に形成している。プランターは、内部に、ひとつな
いし複数の浮植木鉢2を収納できる大きさで、浮植木鉢
2を水に浮かせて収納できる防水構造としている。図に
示すプランター本体1は、無機質発泡体の外箱1Aと、
この外箱1Aの内側に配設している水密構造の内箱1B
とで構成している。無機質発泡体の外箱1Aは、軽くて
断熱特性が優れている。さらに、表面を無機質材でもっ
て独特の美しい外観にできる特長もある。内箱1Bは、
プラスチックで外箱1Aの内面に隙間なく密着できる大
きさに成形している。外箱1Aは、無機質材のみでな
く、プラスチックや木材等で製作することもできる。内
箱1Bは、プラスチックで成形することなく、たとえ
ば、プラスチックシートを外箱1Aの内面に敷設する構
造とすることもできる。
【0016】外箱1Aの内側に、防水構造の内箱1Bを
設けているプランター本体1は、外箱1Aを防水構造と
する必要がない。このため、外箱1Aを製作する材質に
制約を受けず、外観を美しくでき、また、安価に多量生
産できる。一方、内箱1Bは、外観を美しくする必要が
ないので、廃棄プラスチック等を有効に再利用して安価
に多量生産できる。
【0017】浮植木鉢2は、プランター本体1に入れた
水に、植物を植え付けた状態で浮くことができる大きさ
と比重とを有する。浮植木鉢2は、独立気泡を有する無
機質の発泡体を鉢型に成形したもの、あるいは、プラス
チックを発泡させ、あるいは発泡させることなく箱形に
成形したもので製作できる。浮植木鉢2は、プランター
本体1の水に浮かせるので、防水構造に成形される。た
だ、浮植木鉢2は、プランター本体1の水を、沈まない
程度に浸透させる材質とすることもできる。浮植木鉢2
は、必ずしも比重を1以下とする材料で成形する必要は
ない。内部に培養土4を入れる空間を設けているからで
ある。培養土4を入れた状態で、水に浮く比重の材料で
成形できる。
【0018】浮植木鉢2は、転倒しないようにプランタ
ー本体1の内部に浮く形状に成形され、あるいは、底に
重りを入れて重心を低くして、安定にプランター本体1
の水に浮かせる。浮植木鉢2は、プランター本体1との
間に隙間ができるように、プランター本体1の内形より
も外形を小さく成形している。
【0019】培養土4は、できる限り比重が軽くて、植
物をよく生育できるものを使用する。この培養土4に
は、連続気泡、あるいは独立気泡を有する無機質の多孔
質焼結粒、ピート、ロックウールを細粒に破砕した細粒
ロック、腐葉土等を単独で、あるは、これ等を複数種混
合したものを使用する。培養土4に使用される無機質の
多孔質焼結粒や細粒ロックは、平均粒径を0.5〜5m
mとする。これ等の培養土4は、単独で使用することも
できるが、他の培養土4と混合して使用することもでき
る。培養土4として好ましいのは、無機質の多孔質焼結
粒、あるいは、無機質の多孔質焼結粒に他の培養土4を
混合したものである。
【0020】毛管リボン3は、培養土4とプランター本
体1の水に連結されて、毛細管現象でプランター本体1
の水を吸収して培養土4に供給する。毛管リボン3は、
プラスチック本体の水を吸い取って、浮植木鉢2の培養
土4に移行させるもので、不織布が使用される。ただ、
毛管リボン3には、毛細管現象で水分を吸い取って浮植
木鉢2の培養土4に移行できる全てのもの、たとえば、
布、連続気泡を有するプラスチックフォーム、ろ紙等が
使用できる。毛管リボン3は紐状で、浮植木鉢2の壁面
を越えて、一端を浮植木鉢2の培養土4に埋設し、他端
をプランター本体1の水中に連結している。
【0021】毛管リボン3は、浮植木鉢2の周囲にバラ
ンスよく装着される。浮植木鉢2を、プランター本体1
の水にバランスよく浮設させるためである。図2のプラ
ンターは、浮植木鉢2の両側にバランスよく毛管リボン
3を設けている。さらに、図1に示す毛管リボン3は、
下端をプランター本体1の底に接触させて、錨のよう
に、浮植木鉢2をプランター本体1の所定の位置に停止
させている。
【0022】図3と図4に示すプランターは、プランタ
ー本体1に入れた水に浮植木鉢2を浮かせており、浮植
木鉢2に培養土4を充填している。このプランターは、
図1と図2のプランターが、毛管リボン3でプランター
本体1の水を浮植木鉢2の培養土4に供給しているのに
代わって、浮植木鉢2自体に水を透過させて、培養土4
に水を供給する。したがって、このプランターは、プラ
ンター本体1と培養土4は、図1と図2と同じものであ
るが、浮植木鉢2の材質が異なる。
【0023】浮植木鉢2は、プランター本体1に入れた
水に、植物を植え付けた状態で浮くことができる大きさ
と比重とを有し、かつ、浮植木鉢2が沈まない程度に、
プランター本体1の水を吸水して、培養土4に供給する
無機質焼結体である。無機質焼結体の浮植木鉢2は、独
立気泡を有する無機質の発泡体、あるいは、発泡しない
状態に無機質材を焼結したものである。無機質材を連続
気泡の状態に発泡させたもの、あるいは、無機質材を発
泡しないように焼結した浮植木鉢は、無機質材の微細な
空隙にプランター本体1の水が毛細管現象で吸水し、こ
の水を浮植木鉢2を透過させて培養土4に供給する。
【0024】浮植木鉢が、プランター本体の水を透過さ
せる割合は、焼結する無機質材の粒度や焼成温度で調整
できる。無機質材の粒度を小さくして、焼成温度を高く
すると、水の透過率は小さくなる。さらに、焼成した浮
植木鉢は、表面にゆう薬等を塗布して、水の透過率を調
整することもできる。ゆう薬は、焼成された状態では水
を透過させない。このため、浮植木鉢は、ゆう薬を塗布
する面積を広くして、水の透過率を小さくできる。浮植
木鉢は、水の透過率が高すぎると、培養土の水分が次第
に高くなった、プランター本体の水に沈む。反対に、水
の透過率が少なすぎると、培養土が過乾燥状態となっ
て、植物を理想的な環境で生育できなくなる。したがっ
て、浮植木鉢の水分の透過率は、浮植木鉢が沈まず、ま
た、植物を充分に生育できるように設定される。
【0025】
【発明の効果】本発明のプランターは、植物をより手間
のかからない状態で、しかも、理想的な快適な環境で元
気に栽培できる特長がある。それは、本発明のプランタ
ーが、プランター本体に蓄えている水を、極めて長期間
にわたって、理想的な状態で培養土に給水できると共
に、プランター本体に蓄えている水が、浮植木鉢の培養
土に植え付けている植物に加湿して、過乾燥な状態から
保護するからである。このため、本発明のプランター
は、ほとんどの植物の生育が極めて難しい、冬期の暖房
された室内において、種々の植物を理想的な環境で生育
できる特長が実現される。それも、植物を栽培する水や
りの技術を要することなく、誰もが種々の植物をよく生
育できる特長が実現される。
【0026】さらに、プランター本体に蓄えた多量の水
は、暖房を切った後の、冬期の夜間における温度低下を
有効に防止する。とくに、植物の根を植え付けている浮
植木鉢の培養土を、プランター本体の水中に配設できる
ので、植物の根を有効に保温できる特長がある。植物
は、根を適温に保温することが特に大切である。根を適
温に保温できるなら、葉の部分の温度が夜間に多少は低
下しても、低温障害は起こらない。したがって、本発明
のプランターを使用するなら、冬期に暖房された室内で
は栽培できなかった植物を、理想的な環境でよく生育で
きる特長が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のプランターを示す横断面図
【図2】図1に示すプランターの平面図
【図3】本発明の他の実施例のプランターを示す横断面
【図4】図3に示すプランターの平面図
【符号の説明】 1…プランター本体 1A…外箱 1B…内箱 2…浮植木鉢 3…毛管リボン 4…培養土

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方が開口されて水が入れられる防水構
    造のプランター本体(1)と、このプランター本体(1)に入
    れられた水に、植物を植え付けた状態で浮く大きさと比
    重とを有する浮植木鉢(2)と、この浮植木鉢(2)に入れら
    れて植物を栽培する培養土(4)と、培養土(4)とプランタ
    ー本体(1)の水に連結されて毛細管現象でプランター本
    体(1)の水を培養土(4)に供給する毛管リボン(3)とを備
    え、プランター本体(1)の水に浮かされた浮植木鉢(2)の
    培養土(4)に、毛管リボン(3)でプランター本体(1)から
    水を補給して植物を栽培するように構成されてなるプラ
    ンター。
  2. 【請求項2】 上方が開口されて水が入れられる防水構
    造のプランター本体(1)と、このプランター本体(1)に入
    れられた水に、植物を植え付けた状態で浮く大きさと比
    重とを有する浮植木鉢(2)と、この浮植木鉢(2)に入れら
    れて植物を栽培する培養土(4)とを備え、浮植木鉢(2)
    は、プランター本体(1)の水を沈まない程度に吸水して
    培養土(4)に給水する無機質焼結体で、プランター本体
    (1)の水に浮かされた浮植木鉢(2)の培養土(4)に、プラ
    ンター本体(1)の水を浮植木鉢(2)を透過させて補給して
    植物を栽培するように構成されてなるプランター。
  3. 【請求項3】 培養土(4)が、平均粒径を0.5〜5m
    mとする、無機質の多孔質焼結粒を含んでいる請求項1
    に記載されるプランター。
  4. 【請求項4】 プランター本体(1)が、無機質の発泡体
    の外箱と、この外箱の内側に配設されてなる水密構造の
    内箱とからなる請求項1に記載されるプランター。
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