JPH10295197A - 土壌加温緑化法 - Google Patents

土壌加温緑化法

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JPH10295197A
JPH10295197A JP11862397A JP11862397A JPH10295197A JP H10295197 A JPH10295197 A JP H10295197A JP 11862397 A JP11862397 A JP 11862397A JP 11862397 A JP11862397 A JP 11862397A JP H10295197 A JPH10295197 A JP H10295197A
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soil
heat
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water
culture medium
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JP11862397A
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Kazuhiko Hayamizu
和彦 速水
Hiroyuki Takasago
裕之 高砂
Masayuki Yanagi
雅之 柳
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃熱を利用した土壌加温により冬期等の低温
期でも公園,グリーンベルト,花壇,屋上,水辺などの
緑化およびワイルドフラワー化が楽しめるようにして,
景観の向上,環境保全機能の増進を図る。 【解決手段】 非透水性の断熱性発泡資材の側壁で包囲
した植栽エリア内に高保水性通気性人工培養土からなる
所定厚みの培地を形成し,この培地の底部に透水性を有
する多気性断熱性資材層を形成すると共にこの培地内に
外部熱源により熱を付与する土壌加熱層を施設し,そし
て,この培地の表層部を断熱資材で被覆してなる人工土
壌に緑花植物を植栽する土壌加温緑化法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,廃熱を利用した土
壌加温により冬期等の低温期においても,ワイルドフラ
ワー等の植栽が景勝でき,また貯水池等の水辺の底土等
でも水性植栽が景勝できるようにした土壌加温緑化法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より土壌加温法の適用例として,温
床線や温水等を用いて野菜や花きの育苗床土を加温して
低温期における生育の促進を図る施設(育苗ハウス)が
知られており,温室栽培も普通に行われている。また,
グラウンド,スポーツターフ,ゴルフ場グリーンなどで
冬期に土壌を加温し,芝の育成や品質を高める工夫がな
された例もある。
【0003】一方,自然環境内で生育する植物は,開花
や緑化時期が異なる種が多数混在しており,このような
一般的な植物群に対して自然環境内で土壌加温を適用し
た例は殆んど見当たらない。
【0004】他方,ゴミ焼却場,火力発電所,原子力発
電所,製鉄所などで発生する多量の廃熱について様々な
利用が図れているが,この廃熱を緑化等の景観向上に利
用した成功例も殆んどない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,公園,緑地
広場,グリーンベルト,ビル屋上,水辺等の大規模な屋
外での緑化を行うにあたって,前述のような多量の廃熱
を利用して,冬期等の低温期においても旺盛な緑化や開
花を維持できる技術を確立し,廃熱利用による景観向上
や保養休養の増進に寄与しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,非透水
性で且つ断熱性の発泡資材の側壁で包囲した植栽エリア
内に保水性且つ通気性をもつ人工培養土からなる所定厚
みの培地を形成し,この培地の底部に透水性を有する多
気性の断熱性資材層を形成すると共にこの培地内に外部
熱源により熱を付与する土壌加熱層を施設し,この培地
の表層部を高断熱性資材で被覆してなる人工土壌に緑花
植物を植栽する土壌加温緑化法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】従来のハウス栽培や育苗促進では
自然土壌で加温するのが通常であったが,自然土壌の熱
伝導率は比較的大きい。したがって,このような自然土
壌を加温しても,該土壌が大気開放で地続きである条件
下では熱の放散が大きくて,前記の課題の解決はできな
い。また,温度や光反応が限られる各種の花種が混在す
るワイルドフラワー緑化においては,土壌加温によって
これを冬期に成立させた例がないので,どのようにすれ
ば成功するかの手掛かりがない。
【0008】そこで,本発明者らは,各種の植物を対象
とした試験場を作り,秋から冬にかけて大規模な土壌加
温試験を大気中の自然環境下で実施し,土壌加温による
各植物の生育促進・緑化開花の挙動を調べた。その結
果,殆んどの植物について次のような知見が得られた。
【0009】(1) 保水性・通気性の高い人工培養土を培
地とすると,自然土壌よりも冬期の生育促進および開花
緑化の効果が大きい。これは,それ自身が断熱性に優れ
且つ蓄熱作用を有するからであると考えられ,したがっ
て,そのような性質を有するものほど良好である。 (2) このような人工培養土を用いると,培養土厚を自然
土壌に比べ薄くても培土層の熱は層内により多く蓄熱さ
れる。 (3) 培土の底部を透水性の良好な多気性で断熱性の高い
資材層とし,側部は非透水性の発泡資材とすると,前記
の蓄熱が一層良好に保持される。
【0010】本発明はこのような知見事実に基づくもの
であり,自然環境下では本来開花しないような植物で
も,土壌加温により良好に開花ができるようになり,冬
期でもワイルドフラワー緑化が行える。
【0011】図1は,自然土壌1と同じレベルで本発明
の加温土壌エリア2を自然環境内に形成する例を示した
ものである。本発明に従う加温土壌エリア2は,非透水
性の断熱性発泡資材壁3で必要範囲を囲うことによって
形成される。この非透水性断熱性発泡資材壁3は,板状
の発泡ウレタン樹脂で形成するのが好適である。
【0012】この非透水性断熱性発泡資材壁3で囲われ
たエリア2内において,透水性を有する多気性断熱性資
材層4,高保水性通気性人工培養土層5,高断熱性資材
からなる表層6が下方より順に積層されている。全体の
積層高さはほぼ非透水性断熱性発泡資材壁3の高さに相
当している。この高さは植栽する植物の種類にもよる
が,通常の草花の場合には20〜30cm程度の非常に
低いものとすることができる。人工培養土層5内には,
平面的な拡がりをもってほぼエリア2全体にゆきわたる
ように発熱体7が埋め込まれている。
【0013】このように積層した人工土壌において,高
保水性通気性人工培養土層5は,無機質発泡体例えばパ
ーライトや軽石を主成分とし,これにピートモスや樹皮
などの有機質材料,更にはバーミキュライト,ゼオライ
ト等の無機質材料を配合したものが好適である。このよ
うな高保水性通気性人工培養土の例として,本願の出願
人らに係る商品名ケーティソイルが市場で入手できる。
これは真珠岩パーライトを主成分とし,ピートモスまた
は樹皮の有機系改良剤と,バーミキュライトまたはゼオ
ライトの無機質改良剤を適量配合したものであり,保水
機能が高く熱伝導率も自然土壌に比べると非常に小さい
という特徴がある。この高保水性通気性人工培養土層5
は,エリア2内の全体の積層高さの約半分程度例えば1
0〜15cmの厚みであればよく,10〜15cm程度
の厚みでも20〜30cmの厚みの自然土壌と遜色のな
い生育を示し,またこの層厚で十分な蓄熱性を示す。
【0014】この高保水性通気性人工培養土層5の底に
敷設する透水性の多気性断熱性資材層4は,水を透過す
るが断熱性の高い資材からなる。これは,パーライト
(例えば黒曜石パーライト)または軽石等の多孔性の無
機質発泡資材からなる粒状物を用いて5〜10cmの厚
みで敷設する。これにより,植物の生育に必要な透水性
を維持しつつ下層地盤との間の熱の伝達を抑制すること
ができる。
【0015】高保水性通気性人工培養土層5の上に敷設
する表層6は,木質資材例えば樹木や樹皮等のチップの
マットで構成し,その厚みは1〜3cm程度の薄いもの
とする。この表層は培土層5からの熱の放散を低減する
ので,培土層5の保温性とエネルギー効果を高める。
【0016】このように構成した3層構造からなる人工
土壌において,高保水性通気性人工培養土層5内(層5
と底部の多気性断熱性資材層4の境界部分を含む)に,
外部熱源により熱を付与する土壌加熱手段としての発熱
体7を平面的な拡がりをもってエリア2全体にほぼゆき
わたるように埋め込む。この発熱体7は代表的にはその
中に温水が通水する温水パイプである。場合によっては
電熱体を使用することもできる。温水パイプに供給する
温水としては,火力または原子力発電所やゴミ焼却場等
から出る温排水を利用することにより,周辺環境の低温
期の景観向上に寄与することができる。
【0017】このような温排水を通水して培土を加温す
ると,その時期の気象条件では外気温度が低すぎて本来
は生育しない筈の植物でも生育させることができる。自
然土壌を対象とするときは,一定の温度の温排水を通水
しても,外気温度の変動に追従して培土温度の上昇効果
が低く,生育促進効果が劣る。すなわち,土壌加温だけ
では効果が低く,適切な土壌環境が必要となるのであ
り,そのための土壌環境が本発明の前記の3層構造から
なる人工土壌によって満たされることが明らかとなっ
た。
【0018】なお図1において,8は温度センサー(サ
ーモスタット)を示しており,この温度センサー8で培
土5の温度を観測し続け,この検出温度が予め定めた設
定範囲(夜間と昼間では異なる)となるように温水の通
水量または発停を制御器9で制御する。制御する温度範
囲は10〜25℃の範囲内が望ましい。
【0019】
【実施例】
〔実施例1〕自然土壌(千葉県花見川区)の平坦地内
に,厚さ5cm高さ20cmの発泡スチロール板を壁3
として,図1に示した三層構造の人工土壌を形成した。
最底部の透水性を有する多気性断熱性資材層4としては
ビーナスライトを5cmの厚みで敷設し,その上に高保
水性通気性人工培養土層5として本文記載のケーティソ
イルを20cmの厚みで敷設し,表層6としては微細な
樹皮質を1cmの厚みで万遍なく被覆した。
【0020】このように構成したエリア面積が3.5m
×2.78mの本発明に従う人工土壌を多数区作製し,
各エリアには自然土壌(黒土)ままの同面積の対照エリ
アを隣接させた。また人工培養土層5の深さ15cmの
位置にネットヒータを水平に埋め込み,対照の黒土エリ
アにも同様にネットヒータを埋め込んだ。そしてサーモ
スタット8により深さ5cmの位置での温度を検出し,
設定温度となるようにコントロールした。この設定温度
は10℃,15℃,20℃,25℃のようにエリア毎に
変化させ,合計40種類の植物を各エリアに分類しなが
ら植栽(播種)した。
【0021】そのさい,本発明エリアとそれに隣接する
対照エリアには同じ種類の植物を同量づつ植栽(播種)
し,この同種植物を植えた対をなす土壌ごとに設定温度
を変え,平成8年12月7日から平成9年3月31迄の
各植物の該地域での生育状況を観察した。その結果,各
設定温度において,殆んどの植物は,本発明エリアのも
のは無加温のものに比べて生育促進が著しく顕著に緑化
した。また発芽率の向上・開花時期が早まるなどその効
果は高かった。
【0022】この試験期間における地温の温度変化を図
2に示した。また自然土壌(黒土)と本発明の人工土壌
に対し,土壌加温(20℃加温)の蓄熱効果を比較した
が,本発明の人工土壌では加温効果が大きく現れたこと
がわかる。また,植栽土壌の熱伝導率を表2に比較して
示した。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によると,
冬期においても,公園,グリーンベルト,花壇,屋上,
水辺などの緑化およびワイルドフラワー化が楽しめ,景
観の向上,環境保全機能の増進が図れる。また,エネル
ギー効率がよく,廃熱等を利用することにより低コスト
で緑化が可能である。緑化の規模についても花壇から任
意の大きさの緑地まで適用可能であり,ワイルドフラワ
ーはもとより,野菜類,グランドカバー植物,低木など
多様な緑化植物の植栽緑化が可能である。また貯水池の
底質に同様な緑化法を適応することにより水性植物に対
しても同様の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う人工土壌の例を示す略断面図であ
る。
【図2】加温土壌のおよび地温変化を示す図である。
【符号の説明】
1 自然土壌エリア 2 人工土壌エリア 3 非透水性高断熱性発泡資材の側壁 4 透水性を有する多気性断熱性資材層 5 高保水性通気性人工培養土 6 断熱資材の表層 7 土壌加熱層(発熱体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非透水性で且つ断熱性の発泡資材の側壁
    で包囲した植栽エリア内に保水性且つ通気性をもつ人工
    培養土からなる所定厚みの培地を形成し,この培地の底
    部に透水性を有する多気性の断熱性資材層を形成すると
    共にこの培地内に外部熱源により熱を付与する土壌加熱
    層を施設し,この培地の表層部を断熱性資材で被覆して
    なる人工土壌に緑花植物を植栽する土壌加温緑化法。
  2. 【請求項2】 外部熱源は火力発電所,原子力発電所ま
    たは各種工場から出る温排水または廃熱である請求項1
    に記載の土壌加温緑化法。
JP11862397A 1997-04-23 1997-04-23 土壌加温緑化法 Pending JPH10295197A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100426321B1 (ko) * 1999-11-15 2004-04-13 주식회사 삼보조경건설 옥상 퍼팅 그린 및 그 시공방법
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JP2010115123A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Toshimasa Nakayama 土壌昇温システム
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CN110447445A (zh) * 2019-08-22 2019-11-15 合肥尘洁清洁技术服务有限公司 一种道路绿化带的养护管理方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20051114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523