JPH11298920A - イメージングシステム - Google Patents

イメージングシステム

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JPH11298920A
JPH11298920A JP10336094A JP33609498A JPH11298920A JP H11298920 A JPH11298920 A JP H11298920A JP 10336094 A JP10336094 A JP 10336094A JP 33609498 A JP33609498 A JP 33609498A JP H11298920 A JPH11298920 A JP H11298920A
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ガース ウォルトン ハリー
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】アクロマティック帯域幅が改善された立体視イ
メージングシステムを提供する。 【解決手段】液晶材料1、電極2,3及び偏光子4,5
を含む液晶光学シャッタと、光遅延器として、パターニ
ングされた1/2波長板20を用い、偏光子5の偏光軸
11に対し、夫々±22.5°の光学軸21及び22を
有する領域A′とB′を有せしめる。こうして画素A及
びBを透過した光は、夫々−45°及び+45°で直線
偏光されて現れる。観察者の右眼14には、偏光子5の
偏光軸11に対し、−67.5°の光学軸を有する1/
2波長板25及び90°の偏光軸28を持つ偏光子27
を介して入射する。この結果、領域B′からの光は偏光
子27で相殺され実質的に右眼に達せず、一方領域A′
からの光は偏光角度が27で相殺されずに右眼に届く。
左眼用では1/2波長板を+67.5°の向きの光学軸
を有する構成とし、領域B′からの光のみを観察者に到
達させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイメージングシステ
ムに関し、特に、限定しないが、液晶ディスプレイデバ
イスなどの画素化したディスプレイデバイスを有するタ
イプの立体視ディスプレイシステムおよび、観察者の目
の直前に位置させることによりディスプレイデバイスに
表示された立体視像を観察することを可能にする、補完
用観察装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、各々が観察者の各目の直前に位
置されるように設けられた2つの直交偏光子を有する眼
鏡の形態の補完用観察装置とともに、立体視ディスプレ
イデバイスを有する、公知の立体視ディスプレイシステ
ムの概略図である。立体視ディスプレイデバイスは画素
マトリクスを有している。画素マトリクスの半分は第1
の方向に偏光された光を発し、他の半分は第1の方向に
対して直交する第2の方向に偏光された光を発する。例
えば、画素をマトリクスの列および行として構成し、交
互の画素または交互の画素行または画素列が2つの異な
る偏光型をとるようにしてもよい。従って、ユーザの2
つの目は2つの偏光型の画素の切り替えによって決定さ
れる異なる像を見ることにより、観察者は3次元の光景
を知覚する。理想的には、3次元像を最良の質にするた
めには、異なる像のうちの1つのみに属する光が、なる
べく広い波長帯域でユーザの各目に入射したほうがよ
い。
【0003】図1を参照して、このような公知の立体視
ディスプレイデバイスは、2つの透明電極2および3の
間に閉じこめられた液晶材料1の層を有し得る。透明電
極2および3のうち一方が、2つの領域AおよびBに分
割されており、このデバイスの2つの画素に対応してい
る。さらに、電極2および3ならびにその間に閉じこめ
られた液晶材料1は2つの直線偏光子4および5の間に
設けられている。2つの直線偏光子4および5の偏光軸
は、デバイス中の液晶材料のスイッチングモードによっ
て決定される位置関係を有する。例えば、ツイステッド
ネマティック液晶ディスプレイ(TNLCD)デバイス
においては、偏光子の偏光軸は通常互いに対して垂直に
構成されている。周知のように、デバイスの液晶材料
は、発光を画素単位で制御することを可能にする画素化
された光学シャッタとして機能する。従って、本明細書
においてこれらのデバイスのスイッチング動作を詳細に
記載する必要はないであろう。
【0004】図1に概略的に示す特定の構成において、
液晶材料1ならびにその電極2および3の前に位置する
偏光子5の偏光軸11は、垂直にされている。さらに、
光遅延器(オプティカルリターダ)としての1/4波長
板6が偏光子5の前に設けられており、これは、2つの
異なるパターンの領域A’およびB’を有している。領
域A’およびB’の光学軸12および13は、偏光子5
の偏光軸に対してそれぞれ−45°および+45°に向
けられている。このようにして、画素Aを透過した光
は、矢印7に示すように1/4波長板6の領域A’から
右回り方向に円偏光されて現れ、画素Bを透過した光
は、矢印8に示すように1/4波長板6の領域B’から
左回り方向に円偏光されて現れる。
【0005】立体視像を観察するためには、観察者の左
目が1つの型の画素(例えば画素A)を透過した光のみ
を感じ、他方の型の画素(例えば画素B)の状態を全く
感じないようにする一方で、観察者の右目が後者の型の
画素(例えば画素B)を透過した光のみを感じ、前者の
型の画素(例えば画素A)の状態を全く感じないように
することが必要である。この目的のために、異なる偏光
構成を有する観察眼鏡を観察者の目の直前に置く。図1
では、観察者の右目14の前の構成のみを図示してい
る。
【0006】この場合の構成は、光遅延器としての1/
4波長板9および偏光子10を有している。1/4波長
板9の光学軸15は、1/4波長板6の領域B’の光学
軸13に平行である。偏光子10の偏光軸16は、偏光
子5の偏光軸11に対して90°の方向に向けられてい
る。このように、平行な光学軸13および15を有する
1/4波長板6の領域B’および1/4波長板9が、直
交する偏光子5および10の間に設けられかつ偏光軸1
1に対し+45°の方向に向けられた光学軸を有する1
/2波長板としてふるまう結果、光が画素Bを透過して
観察者の右目14に到達する。一方、1/4波長板6お
よび1/4波長板9の領域A’の光学軸は直交してお
り、直交する偏光子5および10の間に設けられている
ため、画素Aを透過した光は全ての波長においてほぼ完
全に相殺され(1/4波長板6および9が同一の材料で
作製されており同じ分散特性を有していると仮定す
る)、その結果、画素Aから観察者の右目14に到達す
る光は実質的に存在しない。このような、光遅延器の効
果を加算してゼロ遅延することに基づく完全にアクロマ
ティック(無彩色)な挙動は、例えば米国特許第471
9507号に記載されており、公知である。
【0007】図1には具体的に示していないが、ユーザ
の左目に対応する反対側の構成は、1/4波長板6の領
域A’の光学軸12に平行な光学軸を有する1/4波長
板および、偏光子5の偏光軸11に対して90°方向の
偏光軸を有する偏光子からなることが理解されるであろ
う。この場合、互いに平行な光学軸を有する上記1/4
波長板および1/4波長板6の領域A’は、直交する偏
光子の間に設けられかつ偏光軸に対し−45°の方向に
向けられた光学軸を有する1/2波長板としてふるまう
結果、画素Aを透過した光が観察者の左目に到達する。
一方、上記1/4波長板および1/4波長板6の領域
B’の光学軸は直交しているため、画素Bから観察者の
左目に到達する光は実質的に存在しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2から理解
されるように、1/2波長遅延器(ゼロ波長遅延器では
なく)を構成する2つの連続1/4波長板は、単一の波
長において必要な作用を行うのみであり、直交する偏光
子間の透過特性はアクロマティックでなくクロマティッ
ク(色付く)である。図2は、1/4波長板6の領域
A’および領域B’から検光子10を通過した後に観察
者の右目14によって受け取られる光について、透過レ
ベルを波長の関数として示している。領域A’からの光
は全波長において実質的に完全に相殺されるのに対し、
領域B’からの光は、検光子10を通過後、実質的に減
衰されていないのは1つの波長(約525nm)のみで
あり、他の波長における光はより大きく減衰されてい
る。勿論、観察者の左目によって受け取られる光は、図
2においてA’をB’を逆にしたのと同様な透過曲線を
有する。
【0009】上記デバイスにおいて、偏光子5の偏光軸
11に平行な偏光軸を偏光子10に持たせることによ
り、図2のグラフの場合のようにアクロマティックな暗
状態およびクロマティックな明状態を有する代わりに、
クロマティックな暗状態およびアクロマティックな明状
態を有するように構成することができる。図3は、観察
者の右目が1/4波長板6の領域A’およびB’から受
け取る光の透過曲線のグラフである。図3は、期待され
る通り、領域B’から受け取られる光が波長依存性を有
することを示している。やはり、観察者の左目が受け取
る光の透過曲線は、図3においてA’をB’を逆にした
のと同様になる。
【0010】図4は、1/4波長板6の領域A’および
B’から観察者の右目が受け取る光レベルを示すグラフ
であるが、ここではポリカーボネート遅延器を用いて観
察用眼鏡の各部における1/4波長板9を形成してい
る。そのようなポリカーボネート遅延器の方が従来よく
用いられており、使用が安価である。ポリカーボネート
遅延器の使用によりシステムの性能が大きく妥協される
ことはない。
【0011】S. Pancharatnamの”Ac
hromatic Combinations of
Birefringent Plates” Proc
eedings of Indian Academy
of SciencesVol. XLI、no.
4、Sec.A、1955、pp.130−136およ
びpp.137−144に、スタック化均一遅延フィル
ムを用いることによるアクロマティック性を改善が説明
されている。しかし、これらの文献は特に立体視イメー
ジングシステムに関するものではない。
【0012】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、立体視イメージングシステムに好適に
用いられる、アクロマティック帯域幅が改善されたイメ
ージングシステムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のイメージングシ
ステムは、第1の像成分を透過させる第1の要素および
第2の像成分を透過させる第2の要素を含む、光変調素
子のマトリクスと、該第1および第2の要素からの光を
直線偏光するための第1の偏光軸を有する偏光手段と、
少なくとも1つの第1の遅延素子を備えた第1の光遅延
素手段であって、該第1の遅延素子は、該第1の偏光軸
に対して第1の方向に向けられた第1の光学軸を有する
第1の領域および該第1の偏光軸に対して第2の方向に
向けられた第2の光学軸を有する第2の領域を含むこと
によって、該第1の要素からの光が該第1の領域によっ
て偏光されかつ、該第2の要素からの光が該第2の領域
によって該第1の領域によって偏光された該光に対して
直交方向に偏光される、第1の光遅延手段と、第1およ
び第2の検出部を有する検出手段であって、各検出部は
それぞれ、少なくとも1つの第2の遅延素子を備えた第
2の光遅延手段および、該第1の偏光軸に対して規定さ
れた方向に設けられることを意図された第2の偏光軸を
有する検光手段を備えており、該第1の検出部の少なく
とも1つの第2の遅延素子は、該少なくとも1つの第1
の遅延素子の該第1の光学軸に実質的に垂直かつ該第2
の光学軸に対して横方向に設けられるように意図された
光学軸を有し、該第2の検出部の少なくとも1つの第2
の遅延素子は、該少なくとも1つの第1の遅延素子の該
第2の光学軸に実質的に垂直かつ該第1の光学軸に対し
て横方向に設けられるように意図された光学軸を有して
いることにより、実質的に該第1の像成分に関連する光
のみが該第1の検出部によって透過され、実質的に該第
2の像成分に関連する光のみが該第2の検出部によって
透過される、検出手段と、を有し、そのことによって上
記目的が達成される。
【0014】前記第1の光遅延手段は、前記第1の要素
からの光を第1の方向に直線偏光し、かつ前記第2の要
素からの光を該第1の方向に対して横方向である第2の
方向に直線偏光するように構成されてもよい。
【0015】前記少なくとも1つの第1の遅延素子は、
前記第1の偏光軸に対して等しくかつ互いに逆方向の角
度に向けられた光学軸を有する第1および第2の領域を
有する1/2波長板を含む構成としてもよい。
【0016】前記1/2波長板の前記第1および第2の
領域の前記光学軸は、前記第1の偏光軸に対して約−2
2.5°および約+22.5°に向けられている構成と
してもよい。
【0017】前記少なくとも1つの第2の遅延素子は1
/2波長板を含んでおり、前記第1および第2の検出部
の該2つの1/2波長板は、前記第1の偏光軸に対して
等しくかつ互いに逆方向の角度に向けられた光学軸を有
する構成としてもよい。
【0018】前記第1および第2の検出部の前記1/2
波長板の前記光学軸は、前記第1の偏光軸に対して約−
67.5°および約+67.5°に向けられている構成
としてもよい。
【0019】前記検出手段は前記第1の光遅延手段に対
して傾けられることが可能であり、前記第1の光遅延手
段の前記第1および第2の領域からの光を円偏光するた
めの第3の光遅延手段と、該第3の光遅延手段からの円
偏光された光を直線偏光して該検出部の前記第2の光遅
延手段に入力する、前記検出部の各々に対応付けられた
第4の光遅延手段と、をさらに有する構成としてもよ
い。
【0020】前記第3の光遅延手段は、前記第1の偏光
軸に対して約90°に向けられた光学軸を有する1/4
波長板を含む構成としてもよい。
【0021】前記各検出部の前記各第4の光遅延手段
は、前記第1の偏光軸に対して実質的に平行な光学軸を
有する1/4波長板を含む構成としてもよい。
【0022】前記第3の光遅延手段は、前記第1の偏光
軸に対して第1の方向に向けられた光学軸を有する第1
の領域および該第1の偏光軸に対して第2の方向に向け
られた光学軸を有する第2の領域を有する1/4波長板
を含み、前記第1の要素からの光が所定の方向に円偏光
され、かつ前記第2の要素からの光が該所定の方向の反
対方向に円偏光される構成としてもよい。
【0023】前記第1の光遅延手段は直列に設けられた
2つの1/2波長板を含み、該1/2波長板の各々は、
前記第1の偏光軸に対して等しくかつ互いに逆方向の角
度に向けられた光学軸を有する第1および第2の領域を
有する構成としてもよい。
【0024】前記第2の光遅延手段は直列に設けられた
2つの1/2波長板を含み、該1/2波長板の各々は、
前記第1の偏光軸に対して等しくかつ互いに逆方向の角
度に向けられた光学軸を有する第1および第2の領域を
有する構成としてもよい。
【0025】前記イメージングシステムは立体視イメー
ジングシステムであり、前記検出手段の前記第1および
第2の検出部は、左目観察部および右目観察部から構成
され、該左目観察部および右目観察部を用いて前記第1
および第2の像成分を左目および右目で同時に観察する
ことにより、観察者は立体視像を観察し得る構成として
もよい。
【0026】前記変調素子のマトリクス、前記偏光手
段、および前記第1の遅延手段はディスプレイデバイス
を構成し、前記検出手段は前記観察者が装着する眼鏡を
構成し、前記右目観察部および左目観察部が該観察者の
右目および左目の前に位置する構成としてもよい。
【0027】立体視イメージングモードにおいては前記
第1および第2の像成分を透過し、非立体視イメージン
グモードにおいては前記検出手段なしで観察可能な2D
像を透過するように前記光変調素子を制御する、切り替
え可能な制御手段が設けられた構成としてもよい。
【0028】本発明による検出システムは、第1の向き
の第1の光学軸を有する第1の遅延部によって偏光され
た偏光および、第2の向きの第2の光学軸を有する第2
の遅延部によって偏光された、該第1の遅延部によって
偏光された光に対して直交方向の偏光を検出するための
検出システムであって、第1および第2の検出部を有す
る検出手段であって、各検出部はそれぞれ、少なくとも
1つの第2の遅延素子を備えた光遅延手段および、対応
付けられた検光手段を備えており、該第1の検出部の少
なくとも1つの第2の遅延素子は、該第1の光学軸に実
質的に垂直かつ該第2の光学軸に対して横方向に設けら
れるように意図された光学軸を有し、該第2の検出部の
少なくとも1つの第2の遅延素子は、該第2の光学軸に
実質的に垂直かつ該第1の光学軸に対して横方向に設け
られるように意図された光学軸を有していることによ
り、実質的に該第1の像成分に関連する光のみが該第1
の検出部によって透過され、実質的に該第2の像成分に
関連する光のみが該第2の検出部によって透過される検
出手段を有し、そのことによって上記目的が達成され
る。
【0029】前記少なくとも1つの第2の遅延素子は1
/2波長板を含んでおり、前記第1および第2の検出部
の該2つの1/2波長板は、基準軸に対して等しくかつ
互いに逆方向の角度に向けられた光学軸を有する構成と
することができる。
【0030】前記第1および第2の検出部の前記1/2
波長板の前記光学軸は、前記基準軸に対して約−67.
5°および約+67.5°に向けられている構成として
もよい。
【0031】本発明の立体視像を得る方法は、光変調素
子のマトリクスを、第1および第2の検出部を有する検
出手段と組み合わせることにより立体視像を得る方法で
あって、該光変調素子のマトリクスは第1の像成分を透
過させる第1の要素および第2の像成分を透過させる第
2の要素を含み、該第1および第2の要素からの光を直
線偏光するための第1の偏光軸を有する偏光手段と、少
なくとも1つの第1の遅延素子を備えた第1の光遅延素
手段であって、該第1の遅延素子は、該第1の偏光軸に
対して第1の方向に向けられた第1の光学軸を有する第
1の領域および該第1の偏光軸に対して第2の方向に向
けられた第2の光学軸を有する第2の領域を含むことに
よって、該第1の要素からの光が該第1の領域によって
偏光されかつ、該第2の要素からの光が該第2の領域に
よって該第1の領域によって偏光された該光に対して直
交方向に偏光される、第1の光遅延手段と、が該マトリ
クスに対応して設けられ、該検出手段の各検出部はそれ
ぞれ、少なくとも1つの第2の遅延素子を備えた第2の
光遅延手段および、該第1の偏光軸に対して規定された
方向に設けられることを意図された第2の偏光軸を有す
る検光手段を備えており、該第1の検出部の少なくとも
1つの第2の遅延素子は、該少なくとも1つの第1の遅
延素子の該第1の光学軸に実質的に垂直かつ該第2の光
学軸に対して横方向に設けられるように意図された光学
軸を有し、該第2の検出部の少なくとも1つの第2の遅
延素子は、該少なくとも1つの第1の遅延素子の該第2
の光学軸に実質的に垂直かつ該第1の光学軸に対して横
方向に設けられるように意図された光学軸を有している
ことにより、実質的に該第1の像成分に関連する光のみ
が該第1の検出部によって透過され、実質的に該第2の
像成分に関連する光のみが該第2の検出部によって透過
される、構成を有し、そのことによって上記目的が達成
される。
【0032】以下に作用を説明する。
【0033】本発明による上記イメージングシステムは
特に、前記第1および第2の検出部が、観察者が立体視
像を観察し得る観察手段の左目観察部および右目観察部
によって構成された立体視イメージングシステムに、適
用可能である。各観察部の第2の遅延器が第1および第
2の光学軸のうち一方に対して実質的に垂直に設けられ
かつ第1および第2の光学軸のうち他方に対して横方向
に設けられているため、観察者の各目は、実質的に第1
および第2の像要素のうち一方からのみの光を受け取
り、他方の像要素からの光は実質的に相殺される。従っ
てそのようなシステムは、同様な材料を遅延器に用いた
従来技術の立体視ディスプレイシステムに比較して、ア
クロマティック性を実質的に改善することが可能であ
る。
【0034】しかし、本発明のイメージングシステムは
立体視ディスプレイシステム以外のシステムにも応用可
能であることを理解することが重要である。例えば、本
システムは、2つのアクロマティックチャネルのそれぞ
れを、第1および第2の像要素を別々に検出または観察
するための(立体視像の2つの部分としてではなく)各
検出器または観察器に適用したシステムに、応用し得
る。さらに本システムは、立体視像が適切な受像面上に
投影されて、観察手段の左目観察部および右目観察部を
介して観察者によって観察される投影システムに、応用
し得る。
【0035】または、第1の光遅延手段は、対応する要
素からの光を円偏光するように構成されてもよい。いず
れの場合にも、各遅延手段に1つ以上の遅延器を設け、
それらの和が必要な直線または円偏光を生成するように
構成してもよい。
【0036】第1の要素からの偏光および第2の要素か
らの偏光の間に必要な直交関係は、光が直線偏光されて
いるか円偏光されているかに関わらず満たされ得る。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の理解をより完全にするた
めに、本発明による立体視ディスプレイシステムのいく
つかを実施例として、付属の図面を参照しながら説明す
る。
【0038】以下に説明する本発明の各立体視ディスプ
レイシステムにおいて、ディスプレイデバイスの要素と
観察用眼鏡の要素とが協同して、図1のシステムのよう
に単純な1/4波長板を用いて得られる帯域幅に比較し
てより優れたアクロマティック帯域幅を創出するよう
に、光遅延素子が選択される。そのような改善されたア
クロマティック性は、2つのシステム中の光遅延素子に
同じ複屈折性材料を用いることに依存していることを理
解することが重要である。なぜならば、図1のシステム
の1/4波長板に用いられる材料と比較して大きく劣る
材料(すなわち高分散性材料)を本発明のシステム中の
光遅延素子に用いると、そのような改善を得ることがで
きないからである。
【0039】以下の説明において、光遅延素子は、その
公称値が525nm波長であるように選択される。しか
し実際において、そのような遅延素子の複屈折率は温度
の関数であることに注意されたい。従って、そのような
遅延素子の材料を選択するとき、ディスプレイデバイス
と観察用眼鏡とでは典型的な動作温度が異なることに留
意することが必要である。以下の説明において、全ての
遅延素子の材料は、特に断らない限りジアクリレートポ
リマーRM257(Merck Limitedから入
手可能)であることを仮定している。そのようなポリマ
ーは光重合が可能であるため、フォトリソグラフィー加
工によりパターニングされた遅延素子を作製することが
可能である。
【0040】図5に概略図示する本発明の第1の立体視
ディスプレイシステムは、図1に示すものと同様な液晶
材料1、電極2、3および偏光子4、5を含む液晶光学
シャッタを有しており、図5においてこれらの要素を同
じ参照符号で表している。図5の立体視ディスプレイシ
ステムにおいて、図1の1/4波長板6の代わりに、パ
ターニングされた1/2波長板20を用いている。1/
2波長板20は、偏光子5の偏光軸11に対して−2
2.5°に向けられた光学軸21を有する領域A’およ
び偏光子5の偏光軸11に対して+22.5°に向けら
れた光学軸22を有する領域B’を有している。このよ
うにして、画素Aを透過した光は、矢印23に示すよう
に1/2波長板20の領域A’から偏光子5の偏光軸1
1に対して−45°で直線偏光されて現れ、画素Bを透
過した光は、矢印24に示すように1/2波長板20の
領域B’から偏光子5の偏光軸11に対して+45°で
直線偏光されて現れる。図5においても、観察者の右目
14に対応する観察構成のみを図示している。この構成
は、偏光子5の偏光軸11に対して−67.5°に向け
られた光学軸26を有する1/2波長板25および、偏
光軸5の偏光軸11に対して90°に向けられた偏光軸
28を有する偏光子27を有する。当然、観察者の左目
に対応する観察構成は、偏光子5の偏光軸11に対して
+67.5°に向けられた光学軸を有する1/2波長板
および、偏光軸5の偏光軸11に対して90°に向けら
れた偏光軸を有するさらなる偏光子を有している。この
ように、観察者の左目に対応する1/2波長板25の光
学軸26は、1/2波長板20の領域B’の光学軸22
に対して垂直であり、1/2波長板20の領域A’の光
学軸21に対して横方向(すなわち平行ではない)であ
る。さらに、観察者の左目に対応する1/2波長板の光
学軸は、領域A’の光学軸21に対して垂直であり、領
域B’の光学軸22に対して横方向である。
【0041】図5には具体的に示していないが、例えば
液晶ディスプレイパネルの場合、遅延素子20はディス
プレイパネルの基板の内側または外側に位置し得る。遅
延素子20をディスプレイパネルの内側に位置させる場
合、偏光子5が遅延素子20の内側に位置される限り、
遅延素子20は液晶材料と電極3との間に位置し得る。
本発明による同様なシステムを立体視投射システムに応
用することができ、その場合、1/2波長板20から出
射する光を適切なスクリーン上に投射して、得られた立
体視像を左右の目用の観察構成を介して観察し得ること
が理解されるであろう。この場合、液晶光学シャッタに
代えて、偏光子4、5および1/2波長板20を備えた
スライドを、光源とスクリーンとの間に位置するように
用いる。
【0042】図6は、観察者の右目に到達する、1/2
波長板20の領域A’およびB’からの光の透過レベル
を示すグラフである。領域B'から出射する光は−45
°に偏光されており1/2波長板25の光学軸26に対
して112.5°の角度を有するため、この出射光は光
学軸26に対して2×112.5°の角度に回転され、
偏光子5の偏光軸11に対して−(67.5+112.
5)=−180°の角度を有する。結果として、この光
は偏光軸27によって相殺され、領域B'から観察者の
右目14に到達する光は実質的に無い。勿論、これは1
/2波長板25の光学軸26が、1/2波長板20の領
域B'の光学軸22に対して直交しているという事実か
ら予測し得ることである。一方、+45°に偏光された
領域A'からの光は、1/2波長板25の光学軸26に
対して22.5°の角度を有しているため、1/2波長
板25からの出射光は−(67.5+22.5)=−9
0°で出射する。従って、この光は偏光子27を通過し
て観察者の右目14に到達する。同様に、観察者の左目
に対応する1/2波長板は、+67.5°の向きの光学
軸を有し、偏光子5の偏光軸11に対して90°の向き
の偏光軸を有する偏光子を有しているため、この1/2
波長板の光学軸は、1/2波長板20の領域A'の光学
軸21と直交している。結果として、領域A'からの光
は1/2波長板によって相殺され、領域B'からの光の
みが観察者の左目によって受け取られる。
【0043】図6は、観察者の右目14によって受け取
られる1/2波長板20の領域A'およびB'からの光
の、波長に対する透過レベルを示しており、図1の公知
のシステムによって得られる図2の透過曲線に対してア
クロマティック性が実質的に改善されていることがわか
る。すなわち、450nm〜650nm波長範囲におけ
る領域A'からの光の透過曲線が平坦になっていること
からわかるように、観察者の目において受け取られる光
の波長への依存性が実質的に減少している。この場合、
観察者の右目によって受け取られる光は、(図2におけ
るように領域B'からの光ではなく)領域A'からの光で
あることに注意されたい。やはり、観察者の左目におい
て受け取られる光は、図6においてA’をB’と逆にし
たのと同様な透過曲線を有する。
【0044】図1を参照して上述した公知のシステムと
同様に、上記構成はアクロマティックな暗状態およびク
ロマティックな明状態を有する。あるいは、偏光子27
を90°回転させて偏光軸28が偏光子5の偏光軸11
に平行になるように構成することにより、本システムを
クロマティックな暗状態およびアクロマティックな明状
態を有するように選択し得る。このような別態様におけ
る透過曲線を図7に示す。この場合、1/2波長板20
の領域B'からの光が主に観察者の右目で受け取られ、
領域A'からの光は実質的に消光される。やはり、図7
の透過曲線と図3の透過曲線の比較により、アクロマテ
ィック性が本発明において実質的に改善されていること
がわかる。
【0045】しかし、図5のシステムは図1の公知のシ
ステムに対して1つの欠点を有している。すなわち、図
1の公知のシステムの場合、1/4波長板6の領域A'
およびB'から出射する光は円偏光されており(狭い波
長範囲内であるが)、図2および3の透過曲線が、観察
用眼鏡の1/4波長板9および偏光子10の組合わさっ
た回転(すなわち観察者の頭部の傾き)に対してある程
度独立になることを意味している。この利点は図5のシ
ステムにおいては得られない。なぜならば、1/2波長
板20の領域A'およびB'から出射する光は円偏光では
なく直線偏光されているからである。これは、図8およ
び9のグラフによって示されている。図8および9は、
図1のシステムおよび図5のシステムのそれぞれにおい
て、観察者の頭部が+20°傾けられたときに(従っ
て、例えば1/4波長板9の光学軸15の角度が65°
で偏光子10の光学軸16の角度が110°になる場
合)、観察者の右目によって受け取られる光の透過曲線
を示すグラフである。図8を図2と比較すると、観察者
の頭部をこのように傾けても観察者の右目が受け取る光
の透過曲線は大きく影響を受けることがないことがわか
る。一方、図9を図6と比較すると、観察者の頭部をこ
のように傾けることによる影響のため、領域B'から実
質的な量の光が観察者の右目に到達してしまうことがわ
かる。
【0046】図10に示す本発明による第2の立体視デ
ィスプレイシステムにおいて、ディスプレイデバイスと
観察用眼鏡の両方において追加的な要素が設けられてい
る。すなわち、1/2波長板20の前には、偏光子5の
偏光軸11に対して90°に向けられた光学軸31を有
する1/4波長板30が設けられており、観察者の各目
に対応する1/2波長板の後方には、偏光子5の偏光軸
11に平行な光学軸33を有するさらなる1/4波長板
32が設けられている。直交する光学軸31および33
を有する1/4波長板30および32の効果は、ディス
プレイデバイスと観察用眼鏡との間を通過する円偏光3
4および35が生成されることである。
【0047】図11は、図10のシステムを用いた際に
観察者の右目が1/2波長板20の領域A'から受け取
る光の透過曲線を示しており、図5のシステムにおける
透過曲線を示す図6と同様なアクロマティック性が得ら
れていることがわかる。さらに、図12は、図10のシ
ステムを用い、観察者の頭部が+20°傾けられた際に
観察者の右目が受け取る光の透過曲線を示している。図
12を図9(観察者の頭部が同じ角度だけ傾けられた際
に得られる図5のシステムの透過曲線を示す)と比較す
ることにより、透過曲線の観察者の頭部の傾きに対する
独立性が大きく改善されていることがわかる。
【0048】図11のクロマティック性プロットを得る
際、図10のシステム中の光遅延素子は、複屈折性ジア
クリレートポリマーRM257からなっている。ポリマ
ーRM257は光重合が可能であるので、フォトリソグ
ラフィーによってパターニングすることができ、図10
の1/2波長板20の材料として特に適している。しか
し観察用眼鏡の1/4波長板32および1/2波長板2
5はパターニングされていないため、これらの要素を、
延伸された遅延膜(リターダフィルム)を用いたより従来
に近くかつより安価な材料で作製することが好ましい場
合もあり得る。実際においてこれらの要素はポリカーボ
ネートで形成されてもよい。
【0049】図13は、1/4波長板32および1/2
波長板25をポリカーボネートで作製した場合の(ただ
し1/2波長板20および1/4波長板30はポリマー
RM257で作製している)図10のシステムにおい
て、観察者の右目の受け取る光の透過曲線を示す。図1
1および図13の透過曲線にはわずかな違いがあること
がわかる。例えば、図13における約350nmの波長
領域において、暗状態は絶対的にアクロマティックでは
なくなっている。しかし、1/4波長板32および1/
2波長板25をポリカーボネートで作製した場合は、図
10のシステムは依然として図1に示す公知のシステム
におけるよりも実質的に改善されたアクロマティック性
を提供している。この面において、図13の透過曲線
を、図4の透過曲線(図1に示す公知のシステムにおい
て1/4波長板9をポリカーボネートで作製した場合に
観察者の右目が受け取る光を示す)と比較されたい。
【0050】図14に、1つ以上のパターニングされた
光遅延素子を用いることによりシステムのアクロマティ
ック性をさらに改善した、本発明による第3のディスプ
レイシステムを示す。この構成において、ディスプレイ
デバイスは3つの光遅延素子、すなわち2つの1/2波
長板40および41ならびに1/4波長板42を備えて
いる。1/2波長板40の領域A'およびB'は、−6.
87°および+6.87°に向けられた光学軸を有す
る。1/2波長板41の領域A'およびB'は、−34.
53°および+34.53°に向けられた光学軸を有す
る。1/4波長板42の領域A'およびB'は、−10
0.33°および+100.33°に向けられた光学軸
を有する。図10のシステムと同様に、ディスプレイデ
バイスと観察用眼鏡との間を円偏光43および44が通
過する。一方観察用眼鏡は、偏光子5の偏光軸11に平
行な偏光軸を有する偏光子48に加えて、各目につき3
つの光遅延素子、すなわち1/4波長板45(190.
33°の光学軸を有する)、1/2波長板46(12
4.53°の光学軸を有する)、および1/2波長板4
7(96.87°の光学軸を有する)を有している。3
つの遅延素子45、46および47が組合わさって円偏
光子を形成している。図14においては観察者の右目1
4に対応する遅延素子群を示しており、観察者の左目に
対応する遅延素子群はそれぞれ負の角度に向けられた光
学軸を有することが理解されるであろう。
【0051】観察者の右目に対応する1/2波長板46
の光学軸(124.53°方向)は、1/2波長板41
の領域B'の光学軸(+34.53°方向)に対して垂
直であり、1/2波長板41の領域A’(−34.53
°方向)の光学軸に対して横方向(すなわち平行でな
い)であることが理解されるであろう。さらに、観察者
の左目に対応する1/2波長板46の光学軸(−12
4.53°方向)は、1/2波長板41の領域A’の光
学軸に対して垂直であり、1/2波長板41の領域B’
の光学軸に対して横方向である。
【0052】図15は、図14のシステムにおいて観察
者の右目が受け取る光の透過曲線を示している。画素A
と観察者の右目との間に設けられた遅延素子群の総合効
果は、実質的にゼロの遅延を付与することにより、平行
偏光子間が白く見えるようにすることである。一方、画
素Bと観察者の右目との間に設けられた遅延素子群の総
合効果は、1/2波長板として作用することにより平行
偏光子間が黒く見えるようにすることである。結果とし
て、図1に示す公知のシステムに比較してずっと広い帯
域幅が提供される。前述のシステムにおけると同様に、
偏光子48を90°回転してその偏光軸が偏光子5の偏
光軸11と直交する構成を用いることにより、暗状態と
明状態を逆にすることができる。
【0053】図16は、図14のシステムと同じ数の遅
延素子を有する、本発明による第4の立体視ディスプレ
イシステムを示す。ただし図16のシステムにおける遅
延素子群は、0.322λ遅延素子50(領域A’にお
ける光学軸が−102.5°で領域B’における光学軸
が+102.5°)、1/2波長板51(領域A’にお
ける光学軸が−172.5°で領域B’における光学軸
が+172.5°)、および、0.322λ遅延素子5
2(領域A’における光学軸が−102.5°で領域
B’における光学軸が+102.5°)を含んでいる。
さらに、観察用眼鏡の各目に対応する遅延素子群は、
0.322λ遅延素子53(±192.5°の光学
軸)、1/2波長板54(±262.5°の光学軸)、
および、0.322λ遅延素子55(±192.5°の
光学軸)を含んでいる。3つの遅延素子50、51およ
び52が組合わさり、各領域A’またはB’につきユニ
ークな光学軸を有する第1の1/4波長遅延素子を形成
する。各目に対応する3つの遅延素子53、54および
55が組合わさり、第1の1/4波長遅延素子の一方の
光学軸に対して垂直でかつ第1の1/4波長遅延素子の
他方の光学軸に対して横方向である光学軸を有する、第
2の1/4波長遅延素子を形成する。図17は、図16
のシステムにおいて観察者の右目が受け取る光の透過曲
線を示しており、このシステムにおいても図14のシス
テムと同様な特性が達成されることが理解されるであろ
う。
【0054】本発明の発展形において、液晶ディスプレ
イパネルは、立体視像表示モードと従来の2D(非立体
視)像表示モードとの2つのモードの間で制御可能であ
り、ユーザが操作可能なスイッチを設けることにより、
ユーザがこれら2つのモード間で切り替えを行うことを
可能にする。従来の2D像表示モードにおいては、公知
の2Dディスプレイシステムにおいて2D像を表示する
ために用いられるような従来の2Dデータ信号により、
液晶ディスプレイパネルを駆動する。人間の目は光の偏
光状態を感知しないため、観察者は単に観察装置(図5
の構成要素25および27を含む)を目の前から取り除
くことにより2D像を観察することができる。図5の実
施態様から構成要素25および27を取り除いた状態を
図18として示す。この場合、遅延素子20は実質的に
光の偏光状態のみに影響するため、観察者はパターニン
グされた遅延素子20を実質的に意識しなくなる。従っ
て、通常供給される3D像データの代わりにディスプレ
イパネルの画素に適切な2D像データが供給されると、
パネルは従来の2Dディスプレイパネルとして動作し、
ユーザは観察装置の助けなしにこれを観察することが可
能である。
【0055】
【発明の効果】上述したように、本発明によると、立体
視イメージングシステムに好適に用いられる、アクロマ
ティック帯域幅が改善されたイメージングシステムを提
供することができる。
【0056】さらに、本発明のイメージングシステムは
立体視ディスプレイシステム以外のシステムにも応用可
能であり、例えば、2つのアクロマティックチャネルの
それぞれを、第1および第2の像要素を別々に検出また
は観察するための各検出器または観察器に適用したシス
テムに応用し得る。さらに本システムは、立体視像が適
切な受像面上に投影されて、観察手段の左目観察部およ
び右目観察部を介して観察者によって観察される投影シ
ステムに応用し得る。また、3D(立体視)像表示モー
ドと2D(非立体視)像表示モードとの間で切換え可能
なイメージングシステムに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知の立体視ディスプレイシステムを示す概略
図である。
【図2】図1のシステムを用いた際に観察者の一方の目
によって受け取られる光の、波長に対する透過レベルを
示すグラフである。
【図3】図1のシステムを用いた際に観察者の一方の目
によって受け取られる光の、波長に対する透過レベルを
示すグラフである。
【図4】図1のシステムを用いた際に観察者の一方の目
によって受け取られる光の、波長に対する透過レベルを
示すグラフである。
【図5】本発明による第1の立体視ディスプレイシステ
ムを示す概略図である。
【図6】図5のシステムを用いた際に観察者の一方の目
によって受け取られる光の、波長に対する透過レベルを
示すグラフである。
【図7】図5のシステムを用いた際に観察者の一方の目
によって受け取られる光の、波長に対する透過レベルを
示すグラフである。
【図8】図2のグラフと同様なグラフであって、観察者
の頭部が20°傾けられた場合を示す。
【図9】図6のグラフと同様なグラフであって、観察者
の頭部が20°傾けられた場合を示す。
【図10】本発明による第2の立体視ディスプレイシス
テムを示す概略図である。
【図11】図10のシステムを用いた際に観察者の一方
の目によって受け取られる光の、波長に対する透過レベ
ルを示すグラフである。
【図12】図10のシステムを用いた際に観察者の一方
の目によって受け取られる光の、波長に対する透過レベ
ルを示すグラフである。
【図13】図10のシステムを用いた際に観察者の一方
の目によって受け取られる光の、波長に対する透過レベ
ルを示すグラフである。
【図14】本発明による第3の立体視ディスプレイシス
テムを示す概略図である。
【図15】図14のシステムを用いた際の、波長に対す
る透過レベルを示すグラフである。
【図16】本発明による第4の立体視ディスプレイシス
テムを示す概略図である。
【図17】図16のシステムを用いた際の、波長に対す
る透過レベルを示すグラフである。
【図18】第1のディスプレイシステムを2D像を表示
するために用いられた場合を示す概略図である。
【符号の説明】
1 液晶材料 2、3 電極 4、5 偏光子 11 偏光軸 14 観察者の右目 20 パターニングされた1/2波長板 21、22 光学軸 25 1/2波長板 26 光学軸 27 偏光板 28 偏光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリザベス ジェイン アコスタ イギリス国 オーエックス2 9エイエル オックスフォード, ボトレイ, ザ ガース 20

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の像成分を透過させる第1の要素お
    よび第2の像成分を透過させる第2の要素を含む、光変
    調素子のマトリクスと、 該第1および第2の要素からの光を直線偏光するための
    第1の偏光軸を有する偏光手段と、 少なくとも1つの第1の遅延素子を備えた第1の光遅延
    素手段であって、該第1の遅延素子は、該第1の偏光軸
    に対して第1の方向に向けられた第1の光学軸を有する
    第1の領域および該第1の偏光軸に対して第2の方向に
    向けられた第2の光学軸を有する第2の領域を含むこと
    によって、該第1の要素からの光が該第1の領域によっ
    て偏光されかつ、該第2の要素からの光が該第2の領域
    によって該第1の領域によって偏光された該光に対して
    直交方向に偏光される、第1の光遅延手段と、 第1および第2の検出部を有する検出手段であって、各
    検出部はそれぞれ、少なくとも1つの第2の遅延素子を
    備えた第2の光遅延手段および、該第1の偏光軸に対し
    て規定された方向に設けられることを意図された第2の
    偏光軸を有する検光手段を備えており、該第1の検出部
    の少なくとも1つの第2の遅延素子は、該少なくとも1
    つの第1の遅延素子の該第1の光学軸に実質的に垂直か
    つ該第2の光学軸に対して横方向に設けられるように意
    図された光学軸を有し、該第2の検出部の少なくとも1
    つの第2の遅延素子は、該少なくとも1つの第1の遅延
    素子の該第2の光学軸に実質的に垂直かつ該第1の光学
    軸に対して横方向に設けられるように意図された光学軸
    を有していることにより、実質的に該第1の像成分に関
    連する光のみが該第1の検出部によって透過され、実質
    的に該第2の像成分に関連する光のみが該第2の検出部
    によって透過される、検出手段と、 を有するイメージングシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1の光遅延手段は、前記第1の要
    素からの光を第1の方向に直線偏光し、かつ前記第2の
    要素からの光を該第1の方向に対して横方向である第2
    の方向に直線偏光するように構成されている、請求項1
    に記載のイメージングシステム。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1つの第1の遅延素子
    は、前記第1の偏光軸に対して等しくかつ互いに逆方向
    の角度に向けられた光学軸を有する第1および第2の領
    域を有する1/2波長板を含む、請求項1または2に記
    載のイメージングシステム。
  4. 【請求項4】 前記1/2波長板の前記第1および第2
    の領域の前記光学軸は、前記第1の偏光軸に対して約−
    22.5°および約+22.5°に向けられている、請
    求項3に記載のイメージングシステム。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つの第2の遅延素子は
    1/2波長板を含んでおり、前記第1および第2の検出
    部の該2つの1/2波長板は、前記第1の偏光軸に対し
    て等しくかつ互いに逆方向の角度に向けられた光学軸を
    有する、請求項1、2、3または4に記載のイメージン
    グシステム。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の検出部の前記1/
    2波長板の前記光学軸は、前記第1の偏光軸に対して約
    −67.5°および約+67.5°に向けられている、
    請求項5に記載のイメージングシステム。
  7. 【請求項7】 前記検出手段は前記第1の光遅延手段に
    対して傾けられることが可能であり、 前記第1の光遅延手段の前記第1および第2の領域から
    の光を円偏光するための第3の光遅延手段と、 該第3の光遅延手段からの円偏光された光を直線偏光し
    て該検出部の前記第2の光遅延手段に入力する、前記検
    出部の各々に対応付けられた第4の光遅延手段と、 をさらに有する請求項1から6のいずれかに記載のイメ
    ージングシステム。
  8. 【請求項8】 前記第3の光遅延手段は、前記第1の偏
    光軸に対して約90°に向けられた光学軸を有する1/
    4波長板を含む、請求項7に記載のイメージングシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記各検出部の前記各第4の光遅延手段
    は、前記第1の偏光軸に対して実質的に平行な光学軸を
    有する1/4波長板を含む、請求項7または8に記載の
    イメージングシステム。
  10. 【請求項10】 前記第3の光遅延手段は、前記第1の
    偏光軸に対して第1の方向に向けられた光学軸を有する
    第1の領域および該第1の偏光軸に対して第2の方向に
    向けられた光学軸を有する第2の領域を有する1/4波
    長板を含み、前記第1の要素からの光が所定の方向に円
    偏光され、かつ前記第2の要素からの光が該所定の方向
    の反対方向に円偏光される、請求項7に記載のイメージ
    ングシステム。
  11. 【請求項11】 前記第1の光遅延手段は直列に設けら
    れた2つの1/2波長板を含み、該1/2波長板の各々
    は、前記第1の偏光軸に対して等しくかつ互いに逆方向
    の角度に向けられた光学軸を有する第1および第2の領
    域を有する、請求項1から10のいずれかに記載のイメ
    ージングシステム。
  12. 【請求項12】 前記第2の光遅延手段は直列に設けら
    れた2つの1/2波長板を含み、該1/2波長板の各々
    は、前記第1の偏光軸に対して等しくかつ互いに逆方向
    の角度に向けられた光学軸を有する第1および第2の領
    域を有する、請求項の1から11のいずれかに記載のイ
    メージングシステム。
  13. 【請求項13】 前記イメージングシステムは立体視イ
    メージングシステムであり、前記検出手段の前記第1お
    よび第2の検出部は、左目観察部および右目観察部から
    構成され、該左目観察部および右目観察部を用いて前記
    第1および第2の像成分を左目および右目で同時に観察
    することにより、観察者は立体視像を観察し得る、請求
    項1から12のいずれかに記載のイメージングシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記変調素子のマトリクス、前記偏光
    手段、および前記第1の遅延手段はディスプレイデバイ
    スを構成し、前記検出手段は前記観察者が装着する眼鏡
    を構成し、前記右目観察部および左目観察部が該観察者
    の右目および左目の前に位置する、請求項13に記載の
    イメージングシステム。
  15. 【請求項15】 立体視イメージングモードにおいては
    前記第1および第2の像成分を透過し、非立体視イメー
    ジングモードにおいては前記検出手段なしで観察可能な
    2D像を透過するように前記光変調素子を制御する、切
    り替え可能な制御手段が設けられた、請求項13または
    14に記載のイメージングシステム。
  16. 【請求項16】 第1の向きの第1の光学軸を有する第
    1の遅延部によって偏光された偏光および、第2の向き
    の第2の光学軸を有する第2の遅延部によって偏光され
    た、該第1の遅延部によって偏光された光に対して直交
    方向の偏光を検出するための検出システムであって、 第1および第2の検出部を有する検出手段であって、各
    検出部はそれぞれ、少なくとも1つの第2の遅延素子を
    備えた光遅延手段および、対応付けられた検光手段を備
    えており、該第1の検出部の少なくとも1つの第2の遅
    延素子は、該第1の光学軸に実質的に垂直かつ該第2の
    光学軸に対して横方向に設けられるように意図された光
    学軸を有し、該第2の検出部の少なくとも1つの第2の
    遅延素子は、該第2の光学軸に実質的に垂直かつ該第1
    の光学軸に対して横方向に設けられるように意図された
    光学軸を有していることにより、実質的に該第1の像成
    分に関連する光のみが該第1の検出部によって透過さ
    れ、実質的に該第2の像成分に関連する光のみが該第2
    の検出部によって透過される検出手段を有する、検出シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも1つの第2の遅延素子
    は1/2波長板を含んでおり、前記第1および第2の検
    出部の該2つの1/2波長板は、基準軸に対して等しく
    かつ互いに逆方向の角度に向けられた光学軸を有する、
    請求項16に記載の検出システム。
  18. 【請求項18】 前記第1および第2の検出部の前記1
    /2波長板の前記光学軸は、前記基準軸に対して約−6
    7.5°および約+67.5°に向けられている、請求
    項16に記載の検出システム。
  19. 【請求項19】 光変調素子のマトリクスを、第1およ
    び第2の検出部を有する検出手段と組み合わせることに
    より立体視像を得る方法であって、該光変調素子のマト
    リクスは第1の像成分を透過させる第1の要素および第
    2の像成分を透過させる第2の要素を含み、 該第1および第2の要素からの光を直線偏光するための
    第1の偏光軸を有する偏光手段と、 少なくとも1つの第1の遅延素子を備えた第1の光遅延
    素手段であって、該第1の遅延素子は、該第1の偏光軸
    に対して第1の方向に向けられた第1の光学軸を有する
    第1の領域および該第1の偏光軸に対して第2の方向に
    向けられた第2の光学軸を有する第2の領域を含むこと
    によって、該第1の要素からの光が該第1の領域によっ
    て偏光されかつ、該第2の要素からの光が該第2の領域
    によって該第1の領域によって偏光された該光に対して
    直交方向に偏光される、第1の光遅延手段と、 が該マトリクスに対応して設けられ、 該検出手段の各検出部はそれぞれ、少なくとも1つの第
    2の遅延素子を備えた第2の光遅延手段および、該第1
    の偏光軸に対して規定された方向に設けられることを意
    図された第2の偏光軸を有する検光手段を備えており、
    該第1の検出部の少なくとも1つの第2の遅延素子は、
    該少なくとも1つの第1の遅延素子の該第1の光学軸に
    実質的に垂直かつ該第2の光学軸に対して横方向に設け
    られるように意図された光学軸を有し、該第2の検出部
    の少なくとも1つの第2の遅延素子は、該少なくとも1
    つの第1の遅延素子の該第2の光学軸に実質的に垂直か
    つ該第1の光学軸に対して横方向に設けられるように意
    図された光学軸を有していることにより、実質的に該第
    1の像成分に関連する光のみが該第1の検出部によって
    透過され、実質的に該第2の像成分に関連する光のみが
    該第2の検出部によって透過される、立体視像を得る方
    法。
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