JPH11298758A - A/d変換装置 - Google Patents

A/d変換装置

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JPH11298758A
JPH11298758A JP10099104A JP9910498A JPH11298758A JP H11298758 A JPH11298758 A JP H11298758A JP 10099104 A JP10099104 A JP 10099104A JP 9910498 A JP9910498 A JP 9910498A JP H11298758 A JPH11298758 A JP H11298758A
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Kazue Kida
和重 木田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンプリングクロックの位相ずれによるノイ
ズの増加を減少させることのできる、A/D変換装置を
提供するものである。 【解決手段】 入力信号に含まれる周波数成分を解析
し、その結果をもとに、高調波成分が矩形波と同じ構成
比になるように、入力信号の波形等価を行った後に量子
化を行うことで、信号波形を矩形波に近づけ、サンプリ
ングクロック位相の変化に際しても、サンプリング値の
変化を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像信号をA/D変
換しデジタル処理を行う、映像信号処理装置に関するも
のある。
【0002】
【従来の技術】一般的にコンピューターのアナログ映像
出力をA/D変換する場合、元画像のドットクロック周
波数と同じ周波数でかつ位相の一致したクロックを用い
てサンプリングを行う。 通常コンピューター等から出
力される映像信号においてはドットクロックは出力され
ないため水平同期信号をPLLを用いて逓倍してドット
クロック再生を行うが、水平同期信号の乱れ等によりク
ロックがジッターを起こすとサンプリング点が変動する
ためA/D変換後のS/Nが劣化するという課題があっ
た。
【0003】前記課題を解決するためのものとして、特
開4−152764号公報に開示されているものがあ
る。図6を用い従来のA/D変換装置の動作を説明す
る。
【0004】図6において、61は入力アナログ信号を
入力水平同期信号の1水平期間遅らせる1ライン遅延回
路、62は入力水平同期信号の周波数を検出する水平同
期検出回路、63は前記水平同期検出回路62で検出さ
れた水平同期信号の周波数を逓倍しサンプリングクロッ
クを発生するPLL、64は前記PLL63よりのサン
プリングクロックのタイミングにより前記1ライン遅延
回路61の出力の量子化を行うA/Dコンバーター変換
器である。 上記構成の動作について説明する。
【0005】1ライン遅延回路61は前記入力アナログ
信号を1水平期間だけ遅延させる。水平同期検出回路6
2は入力アナログ信号より水平同期信号を検出し、水平
同期パルスを出力する。PLL63は前記水平同期検出
回路62より出力された水平同期パルスを逓倍しサンプ
リングクロックを出力する。A/Dコンバーター64は
1ライン遅延回路61の出力をPLL63より出力され
るサンプリングクロックのタイミングにて量子化を行
う。
【0006】一般的にPLLは入力が変動した後、状態
が安定するまでに時間がかかるが、このように入力アナ
ログ信号を1水平期間遅延させることで、より安定した
動作が期待でき、クロックジッターの発生を低減してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のA/
D変換装置では、入力アナログ映像信号を1水平期間だ
け正確に遅延させる回路が必要となるためコストがかか
るという問題があった。また、PLLは水平同期信号を
基準として動くため、入力映像信号そのもののドットク
ロックが1水平期間内でジッターを起こした場合に関し
ては効果が無いという問題があった。
【0008】本発明は前記課題に鑑み、サンプリング位
相の裕度を大きくすることで入力映像信号のドットクロ
ックのジッターの影響をも低減できるA/D変換装置を
提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本出願における請求項1
に係わる発明では、入力アナログ映像信号の波形解析を
おこない、高調波の構成比を調べ、その構成比が矩形波
の物と同じになるように入力アナログ映像信号の波形等
化を行うことで、ジッターの影響を低減する。
【0010】また本出願における請求項2に係わる発明
では、入力アナログ映像信号のA/D変換結果を、画面
のある特定部分について記憶、その値を記憶するという
動作をサンプリング位相を変化させながら複数回行い、
その結果をもとに入力アナログ映像信号に含まれる高調
波の構成比を計算し、入力アナログ映像信号のうち基本
周波数の3倍及び5倍の周波数成分について増幅あるい
は減衰させるフィルター群を用い、入力アナログ映像信
号の高調波の構成比が矩形波と同じになるように入力ア
ナログ映像信号の波形等化を行うことでジッターの影響
を低減する。
【0011】また本出願における請求項3に係わる発明
では、入力アナログ映像信号のA/D変換結果を、特徴
を抽出しうる演算処理を行った結果を1フレーム期間積
算し、その値を記憶するという動作をサンプリング位相
を変化させながら複数回行い、その結果をもとに入力ア
ナログ映像信号に含まれる高調波の構成比を計算し、入
力アナログ映像信号のうち基本周波数の3倍及び5倍の
周波数成分について増幅あるいは減衰させるフィルター
群を用い、入力アナログ映像信号の高調波の構成比が矩
形波と同じになるように入力アナログ映像信号の波形等
化を行うことでジッターの影響を低減する。
【0012】また本出願における請求項4に係わる発明
では、入力アナログ映像信号のA/D変換結果を1サン
プリングデーター間で差をとり更に絶対値を取ったもの
を1フレーム期間積算するという動作を複数回行い、入
力アナログ映像信号に含まれる高調波の構成比を算出
し、その結果により入力アナログ映像信号のうち基本周
波数の3倍及び5倍の周波数成分について増幅あるいは
減衰させるフィルター群を制御し、入力アナログ映像信
号の高調波の構成比が矩形波と同じになるように、入力
アナログ映像信号の波形等化を行うことでジッターの影
響を低減する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のA/D
変換装置は、入力アナログ映像信号のA/D変換結果
を、画面のある一部分についてとりだして記憶するとい
う動作をサンプリング位相を変化させながら複数回行
い、サンプリング位相を変化させながらその結果をもと
に入力アナログ映像信号に含まれる高調波の構成比を計
算し、その構成比が矩形波と同じになるように、入力ア
ナログ映像信号の波形等化を行った後、量子化を行う事
を特徴としたものである。
【0014】本発明の請求項2に記載のA/D変換装置
は、入力された水平同期信号を逓倍し入力アナログ映像
信号のドットクロックを再生するPLLと、入力アナロ
グ映像信号のうち幾つかの周波数成分を増幅あるいは減
衰させる波形等化部と、前記波形等化部の出力を前記P
LLより出力されたクロックのタイミングにより量子化
を行うA/D変換器と、前記A/D変換器の出力をある
画面上の1点について保持するラッチと、前記PLLを
制御しロック位相を変化させながら前記ラッチの出力を
取り込み、その値を解析して入力アナログ映像信号に含
まれる高調波の構成比を算出し、その結果により前記波
形等化部を制御する制御部を備えた事を特徴としたもの
である。
【0015】本発明の請求項3に記載のA/D変換装置
は、入力アナログ映像信号のA/D変換結果を、演算処
理を行った後1フレーム期間積算し、その値を記憶する
という動作をサンプリング位相を変化させながら複数回
行い、その結果をもとに入力アナログ映像信号に含まれ
る高調波の構成比を計算し、その構成比が矩形波と同じ
になるように、入力アナログ映像信号の波形等化を行っ
た後、量子化を行う事を特徴としたものである。
【0016】本発明の請求項4に記載のA/D変換装置
は、入力された水平同期信号を逓倍し入力アナログ映像
信号のドットクロックを再生するPLLと、入力アナロ
グ映像信号のうち幾つかの周波数成分を増幅あるいは減
衰させる波形等化部と、前記波形等化部の出力を前記P
LLより出力されたクロックのタイミングにより量子化
を行うA/D変換器と、前記A/D変換器の出力を1サ
ンプリング期間遅延させるディレイと、前記A/D変換
器の出力と前記ディレイの出力の差をとる差分回路と、
前記差分回路の出力の絶対値をとる絶対値回路と、前記
絶対値回路の出力を1フレーム期間積算する積算回路
と、前記PLLを制御しロック位相を変化させながら前
記積算回路の出力を解析し入力アナログ映像信号に含ま
れる高調波の構成比を算出し、その結果により前記波形
等化部を制御する制御部を備えた事を特徴としたもので
ある。以下に、本発明の一実施の形態について図1から
図5までを用いて説明する。
【0017】(実施の形態1)図1において、波形等化
部1は、バンドパス周波数及び通過利得を任意に設定で
きる第1のバンドパス・フィルター6および第2のバン
ドパス・フィルター7と、アナログ映像信号と前記第1
のバンドパス・フィルター6および第2のバンドパス・
フィルター7の出力を加算する加算器8より構成された
フィルター群であり、入力されたアナログ映像信号のう
ち、2つの周波数成分を増幅あるいは減衰させる。
【0018】PLL4は入力水平同期信号の周波数を整
数倍に逓倍し、クロックを発生させる。A/D変換器2
は前記波形等化部1の出力をPLL4より出力されるク
ロックタイミングによりA/D変換を行う。ラッチ5は
前記A/D変換器2の出力のうち画面上のある1点につ
いて保持する。制御部3は、前記バンドパス・フィルタ
ー5及び6のバンドパス周波数及び通過利得、前記PL
L4の逓倍数及び出力クロックの位相の制御、前記ラッ
チ5の保持する画面の位置の設定および値の取り込みを
行う。
【0019】上記構成の動作について、図2から図4に
示す動作波形を用いて説明する。例えば、画面全体に黒
と白の一本おきの縦線になっている画像が入力された場
合を想定する。図2(2a)の波形は画面の一部を取り
出したものである。図2に示すように、コンピューター
側の出力回路の特性及び伝送路の特性により高周波成分
の減衰などに由来する歪を伴う。
【0020】制御部3は水平同期信号及び垂直同期信号
の周波数及び極性の判別を行い、適切な逓倍数をPLL
4に設定すると共に、バンドパス・フィルター6のバン
ドパス周波数を映像信号の周波数の3倍に、バンドパス
・フィルター7のバンドパス周波数を映像信号の周波数
の5倍に設定する。
【0021】なお、映像信号の周波数はサンプリング・
クロックの2分の1に相当しかつ、サンプリング・クロ
ック周波数は水平同期周波数とPLL4の逓倍数より求
めることが出来る。また、制御部3は第1のバンドパス
・フィルター6およびバンドパス・フィルター7の通過
利得を0に設定し波形等化部1の動作をとめ、ラッチ5
を制御し値を保持する場所を例えば画面の中央に設定す
る。
【0022】更に制御部3は、PLL4を制御し図2
(2b)のようにクロックの位相を変化させながらラッ
チ5の値を取り込む。この時の検出値の例を図2(2
a)のa〜pにしめす。
【0023】このようにクロック位相をずらしながらサ
ンプリングすることで、見かけ上高い周波数でサンプリ
ングを行う事ができ、FFT演算により入力信号に含ま
れる周波数成分を計算する事ができる。
【0024】矩形波は基本周波数の大きさを1とする
と、3分の1の大きさの3次の高調波、5分の1の大き
さの5次高調波成分を含むことから、検出結果より映像
信号の周波数、映像信号の3倍の周波数、入力アナログ
映像信号の5倍の周波数の振幅を計算し(図3(3
a))、矩形波との構成比の差を求め、利得を制御する
(図3(3b))ことで、入力アナログ映像信号が矩形
波になるように波形等化する事が出来る。
【0025】入力アナログ映像信号の波形等化前の波形
を図3(3c)、波形等化後を図3(3d)に示す。こ
のように、波形等化を行わない場合クロックジッターに
サンプリング点がずれると、図3(x)の様にレベル差
が生じるが、波形等化処理を行った後は図3(x’)の
様にレベル差はほぼ0になる。
【0026】このようにサンプリングクロックの位相が
ジッター等により変動してもレベルの変動がなくなるこ
とからクロック位相の裕度が広くなるため、ジッター等
によるS/Nの劣化を小さくすることが出来る。
【0027】なお、本実施の形態において、波形等化部
1が2つのバンドパスフィルターにより構成されるもの
としたが、n個のバンドパスフィルターを用いてより高
次の奇数次高調波を処理するようすれば、より精密な波
形等化が可能となる。
【0028】また、ここではラッチ5が保持する場所を
の画面の中央であるとしたが、制御部3がもっとも大き
な検出値が得られる場所を検索するようにすれば、入力
アナログ映像信号よらず安定した効果が期待できる。
【0029】また、ラッチ5が画面上の1点について保
持するものとしたが、n個の点について保持し、それを
制御部3が処理する様にしてもよい。
【0030】(実施の形態2)図4において、波形等化
部41は、バンドパス周波数及び通過利得を任意に設定
できる第1のバンドパス・フィルター50および第2の
バンドパス・フィルター51と、アナログ映像信号と前
記第1のバンドパス・フィルター50および第2のバン
ドパス・フィルター51の出力を加算する加算器52よ
り構成されたフィルター群であり、入力されたアナログ
映像信号のうち、2つの周波数成分を増幅あるいは減衰
させる。
【0031】PLL44は入力水平同期信号の周波数を
整数倍に逓倍し、クロックを発生させる。A/D変換器
42は前記波形等化部41の出力をPLL44より出力
されるクロックタイミングによりA/D変換を行う。1
T差分回路45はA/D変換器42の出力を1サンプリ
ング・クロック期間遅延させるディレイ56と前記A/
D変換器42の出力と前記ディレイ56の差をとる差分
回路55と前記差分回路55の出力の絶対値を取る絶対
値回路54と前記絶対値回路54の出力を1フレーム期
間積算する積算回路により構成され、前記A/D変換器
42の出力を1サンプリング・クロック期間遅延させた
値との差の絶対値を1フレーム期間積算する。
【0032】制御部43は、前記バンドパス・フィルタ
ー50及び51のバンドパス周波数及び通過利得、前記
PLL44の逓倍数及び出力クロックの位相の制御を行
い、前記1T差分回路45の出力を記憶する。
【0033】上記構成の動作について、図5に示す動作
波形を用いて説明する。例えば、画面全体に黒と白の一
本おきの縦線になっている画像が入力された場合を想定
する。図5(5a)の波形は画面の一部を取り出したも
のである。
【0034】制御部43は水平同期信号及び垂直同期信
号の周波数及び極性の判別を行い、適切な逓倍数をPL
L44に設定すると共に、バンドパス・フィルター50
のバンドパス周波数を映像信号の周波数の3倍に、バン
ドパス・フィルター51のバンドパス周波数を映像信号
の周波数の5倍に設定する。
【0035】なお、映像信号の周波数はサンプリング・
クロックの2分の1に相当しかつ、サンプリング・クロ
ック周波数は水平同期周波数とPLL54の逓倍数より
求めることが出来る。また、制御部53は第1のバンド
パス・フィルタ−50およびバンドパス・フィルター5
1の通過利得を0に設定てし波形等化部41の動作をと
め、PLL44を制御し図5(5b)のようにクロック
の位相を変化させながら1T差分回路45の値を取り込
む。
【0036】この時の1T差分回路45の出力例を図5
(5c)のa〜hに示す。なおa’の様にダッシュがつ
いたものは1サンプリング・クロック期間前の値を示
す。
【0037】このように1T差分回路45の出力結果は
入力アナログ映像信号と比較し、周波数および振幅が2
倍となって検出される。検出結果より入力アナログ映像
信号の周波数の2倍、入力アナログ映像信号の6倍の周
波数、入力アナログ映像信号の10倍の周波数の振幅を
計算し、この構成比が矩形波の構成比と同じになるよう
に波形等化部41を制御することで、入力アナログ映像
信号が矩形波になるように波形等化する事が出来る。
【0038】なお、本実施の形態において、波形等化部
1が2つのバンドパスフィルターにより構成されるもの
としたが、n個のバンドパスフィルターを用いてより高
次の奇数次高調波を処理するようすれば、より精密な波
形等化が可能となる。
【0039】また、本実施の形態において、A/D変換
器42の出力を1T差分回路45により演算処理するこ
ととしたが、他の画像の特徴を抽出できる演算方法を用
いてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の請求項に
記載の装置によれば、入力アナログ映像信号の波形解析
をおこない、入力アナログ映像信号が矩形波となるよう
波形等化を行うことで、サンプリングクロックの位相の
裕度を広げることができ、ジッターに起因するサンプリ
ングレベルの変動によるS/Nの劣化の少ない、A/D
変換装置を提供することができる。
【0041】また本発明の第2の請求項に記載の装置に
よれば、入力アナログ映像信号のA/D変換結果を、画
面のある特定部分についてサンプリング位相を変化させ
ながら複数回とりこみ解析を行いその結果をもとに入力
アナログ映像信号に含まれる高調波の構成比を計算し、
入力アナログ映像信号のうち基本周波数の3倍及び5倍
の周波数成分について増幅あるいは減衰させるフィルタ
ー群を用い、入力アナログ映像信号の高調波の構成比が
矩形波と同じになるように入力アナログ映像信号の波形
等化を行うことで、サンプリングクロックの位相の裕度
が広くなるため、ジッターに起因するサンプリングレベ
ルの変動によるS/Nの劣化の少ない、A/D変換装置
を提供することができる。
【0042】また本発明の第3の請求項に記載の装置に
よれば、入力アナログ映像信号のA/D変換結果を特徴
を抽出しうる演算処理を行った結果を1フレーム期間積
算したのち解析を行うことで、画像の一部分を取り出す
という操作が不要にできかつ請求項2に記載のA/D変
換装置と同等の効果を得ることができる。さらに1フレ
ーム期間積算をおこなうため、画像の内容に左右されに
くいという特徴を有する。
【0043】また本発明の第4の請求項に記載の装置に
よれば、入力アナログ映像信号のA/D変換結果を1サ
ンプリングデーター間で差をとり更に絶対値を取ったも
のを1フレーム期間積算した後解析を行うことで、比較
的簡単な構成の演算回路で請求項3に記載のA/D変換
装置を構成する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるA/D変換装置
の構成図
【図2】本発明の実施の形態1におけるサンプリング動
作を示す波形図
【図3】本発明の実施の形態1における波形等化動作を
示す波形図
【図4】本発明の実施の形態2におけるA/D変換装置
の構成図
【図5】本発明の実施の形態2におけるサンプリング動
作を示す波形図
【図6】従来のA/D変換装置の構成図
【符号の説明】
1 波形等化部 2 A/D変換器 3 制御部 4 PLL 5 積算回路 6 第1のバンドパスフィルター 7 第2のバンドパスフィルター 8 加算器 41 波形等化部 42 第1のA/D変換器 43 制御部 44 PLL 45 1T差分回路 50 第1のバンドパス・フィルター 51 第2のバンドパス・フィルター 52 加算器 53 積算回路 54 絶対値回路 55 差分回路 56 ディレイ 61 1ライン遅延回路 62 水平同期検出回路 63 PLL回路 64 A/D変換器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力アナログ映像信号のA/D変換結果
    を、画面のある一部分についてとりだして記憶するとい
    う動作をサンプリング位相を変化させながら複数回行
    い、、サンプリング位相を変化させながらその結果をも
    とに入力アナログ映像信号に含まれる高調波の構成比を
    計算し、その構成比が矩形波と同じになるように、入力
    アナログ映像信号の波形等化を行った後、量子化を行う
    事を特徴とした、A/D変換装置。
  2. 【請求項2】 入力された水平同期信号を逓倍し入力ア
    ナログ映像信号のドットクロックを再生するPLLと、
    入力アナログ映像信号のうち幾つかの周波数成分を増幅
    あるいは減衰させる波形等化部と、前記波形等化部の出
    力を前記PLLより出力されたクロックのタイミングに
    より量子化を行うA/D変換器と、前記A/D変換器の
    出力をある画面上の1点について保持するラッチと、前
    記PLLを制御しロック位相を変化させながら前記ラッ
    チの出力を取り込み、その値を解析して入力アナログ映
    像信号に含まれる高調波の構成比を算出し、その結果に
    より前記波形等化部を制御する制御部を備えた事を特徴
    とするA/D変換装置。
  3. 【請求項3】 入力アナログ映像信号のA/D変換結果
    を、演算処理を行った後1フレーム期間積算し、その値
    を記憶するという動作をサンプリング位相を変化させな
    がら複数回行い、その結果をもとに入力アナログ映像信
    号に含まれる高調波の構成比を計算し、その構成比が矩
    形波と同じになるように、入力アナログ映像信号の波形
    等化を行った後、量子化を行う事を特徴とした、A/D
    変換装置。
  4. 【請求項4】 入力された水平同期信号を逓倍し入力ア
    ナログ映像信号のドットクロックを再生するPLLと、
    入力アナログ映像信号のうち幾つかの周波数成分を増幅
    あるいは減衰させる波形等化部と、前記波形等化部の出
    力を前記PLLより出力されたクロックのタイミングに
    より量子化を行うA/D変換器と、前記A/D変換器の
    出力を1サンプリング期間遅延させるディレイと、前記
    A/D変換器の出力と前記ディレイの出力の差をとる差
    分回路と、前記差分回路の出力の絶対値をとる絶対値回
    路と、前記絶対値回路の出力を1フレーム期間積算する
    積算回路と、前記PLLを制御しロック位相を変化させ
    ながら前記積算回路の出力を解析し入力アナログ映像信
    号に含まれる高調波の構成比を算出し、その結果により
    前記波形等化部を制御する制御部を備えた事を特徴とす
    るA/D変換装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001249637A (ja) * 2000-03-02 2001-09-14 Nec Mitsubishi Denki Visual Systems Kk 表示装置
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