JP2008112056A - 音声信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル音声信号の再生音の音質改善を図る。
【解決手段】極点検出部1は、入力されるデジタル音声信号の波形における極小点と極大点とを検出し、傾き算出部2は、隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線の傾き値を算出する。正規化値算出部3は、各サンプルのタイミングにおける、隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線上の値を、各サンプル値から減算した値を正規化値として算出する。補正値算出部4は、正規化値算出部3で算出した各サンプルについての正規化値と、隣接する極小点と極大点との間のサンプリング間隔数に応じた係数を正規化値に乗算した値とを加算した値を、補正値として算出する。出力データ生成部6は、補正値算出部4で算出した各サンプルについての補正値を、各サンプルのタイミングにおける、隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線上の値に加算して出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル音声信号の再生音の音質を改善する音声信号処理装置に関する。
一般に、アナログ音声信号からデジタル音声信号(圧縮音声データを含む)への変換により、高周波成分が除去される。このため、デジタル音声信号をそのままD/A変換してスピーカにより再生しても、原音を忠実に再生することができない。
そこで、デジタル音声信号を原音に近づけるため、特許文献1,2に記載されているような技術が提案されている。特許文献1,2では、デジタル音声信号の時間軸のオリジナルの波形(高周波成分が除去されていない場合のデジタル音声信号の波形)が矩形波に近いと想定して、入力データ波形を矩形波に近づけるように補正している。この方法では、図5に示すように、入力データ波形において極小値をとるサンプルの前後のサンプルに対しては、それぞれのサンプル値から所定の値を減算し、極大値をとるサンプルの前後のサンプルに対しては、それぞれのサンプル値に所定の値を加算することにより、入力データ波形を矩形波に近づけるようにしている。
特開2002−169597号公報 特開2002−189498号公報
ところで、オリジナルの波形が三角波のような鋭角的な波形である場合、デジタル音声信号の波形は、A/D変換により高周波成分が欠落することで、矩形波のような波形に近づいたものになっている。このようなデジタル音声信号に対して、特許文献1,2に記載された技術により波形の補正を行うと、矩形波に近づけるように補正されるため、オリジナルの鋭角的な波形からは遠ざかることになる。
このように特許文献1,2に記載された技術では、オリジナルの波形が鋭角的な波形である場合のように、入力データ波形をオリジナルの波形に近づけることができず音質改善効果が得られないことがあった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、デジタル音声信号の音質改善処理において、デジタル音声信号のオリジナルの波形が、矩形波のような波形、鋭角的な波形のいずれであっても、再生音の音質を改善することができる音声信号処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の音声信号処理装置は、外部から入力されるデジタル音声信号の各サンプルについて、当該サンプルのサンプル値を時間的に1つ前のサンプルのサンプル値と比較し、その比較結果に基づいて、前記デジタル音声信号の波形における極小点と極大点とを検出する極点検出手段と、前記波形中で隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線の傾き値を算出する傾き算出手段と、この傾き算出手段で算出した前記傾き値を用いて、前記隣接する極小点と極大点との間の各サンプルのサンプル値が、前記直線に対してどの程度ずれているかを示す値である正規化値を算出する正規化値算出手段と、この正規化値算出手段で算出した前記正規化値、および前記隣接する極小点と極大点との間のサンプリング間隔数に応じた係数を用いて、前記隣接する極小点と極大点との間の各サンプルを、前記直線からのずれが大きくなる方向に補正するための補正値を、各サンプルについて算出する補正値算出手段と、この補正値算出手段で算出した各サンプルについての前記補正値を、各サンプルのタイミングにおける前記直線上の値に加算して出力する出力データ生成手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の音声信号処理装置は、外部から入力されるデジタル音声信号の各サンプルについて、当該サンプルのサンプル値を時間的に1つ前のサンプルのサンプル値と比較し、その比較結果に基づいて、前記デジタル音声信号の波形における極小点と極大点とを検出する極点検出手段と、前記波形中で隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線の傾き値を算出する傾き算出手段と、この傾き算出手段で算出した前記傾き値を用いて、前記隣接する極小点と極大点との間の各サンプルのタイミングにおける前記直線上の値をそれぞれ算出し、この算出結果を対応する各サンプルのサンプル値から減算した値を、各サンプルについての正規化値として算出する正規化値算出手段と、この正規化値算出手段で算出した各サンプルについての前記正規化値と、前記隣接する極小点と極大点との間のサンプリング間隔数に応じた係数を前記正規化値に乗算した値とを加算した値を、各サンプルについての補正値として算出する補正値算出手段と、この補正値算出手段で算出した各サンプルについての前記補正値を、各サンプルのタイミングにおける前記直線上の値に加算して出力する出力データ生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明の音声信号処理装置によれば、デジタル音声信号の波形中で隣接する極小点と極大点との間の各サンプルを、隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線からのずれが大きくなる方向に補正するので、オリジナルの波形が、矩形波のような波形、鋭角的な波形のいずれであっても、デジタル音声信号の波形をオリジナルの波形に近づけるように補正することができ、デジタル音声信号の再生音の音質を改善することができる。
以下、本発明の音声信号処理装置を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る音声信号処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように本実施の形態に係る音声信号処理装置は、外部から入力されるデジタル音声信号の波形における極小点と極大点とを検出する極点検出部1と、デジタル音声信号の波形中で隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線の傾き値を算出する傾き算出部2と、傾き算出部2で算出した傾き値を用いて、隣接する極小点と極大点との間の各サンプルが、隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線に対してどの程度ずれているかを示す値である正規化値を算出する正規化値算出部3と、正規化値算出部3で算出した正規化値、および隣接する極小点と極大点との間のサンプリング間隔数に応じた係数を用いて、隣接する極小点と極大点との間の各サンプルを、隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線からのずれが大きくなる方向に補正するための補正値を各サンプルについて算出する補正値算出部4と、隣接する極小点と極大点との間のサンプリング間隔数に応じた係数を保存する係数テーブル5と、補正値算出部4で算出した各サンプルについての補正値を、各サンプルのタイミングにおける、隣接する極小点と極大点をつなぐ直線上の値に加算して出力する出力データ生成部6とを備える。
次に、本実施の形態に係る音声信号処理装置の動作を説明する。
外部からデジタル音声信号が入力されると、極点検出部1は、入力されたデジタル音声信号の数サンプルを一旦記録する。そして、記録した各サンプルについて、当該サンプルのサンプル値を時間的に1つ前のサンプルのサンプル値と比較し、大きいか、小さいか、同じかを検出する。その比較結果に基づいて、極点検出部1は、入力デジタル音声信号の波形における極小点と極大点とを検出する。
次に、傾き算出部2は、極点検出部1で検出された極小点、極大点の値、および極小点と極大点との間のサンプリング間隔数に基づいて、デジタル音声信号の波形中で隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線の傾き値を算出する。
正規化値算出部3は、傾き算出部2で算出した傾き値を用いて、隣接する極小点と極大点との間の各サンプルのタイミングにおける、隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線上の値をそれぞれ算出し、この算出結果を対応する各サンプルのサンプル値から減算した値を、各サンプルについての正規化値として算出する。
そして、補正値算出部4は、正規化値算出部3で算出した各サンプルについての正規化値と、隣接する極小点と極大点との間のサンプリング間隔数に応じた係数を正規化値に乗算した値とを加算した値を、各サンプルについての補正値として算出する。ここで、隣接する極小点と極大点との間のサンプリング間隔数に応じた係数は、係数テーブル5から取得する。
図2に係数テーブル5の一例を示す。図2に示すように、係数テーブル5では、隣接する極小点と極大点との間のサンプリング間隔数が少ない場合(サンプリング間隔数=2〜5)に比較的大きい係数α=1/2が設定され、サンプリング間隔数が多くなると段階的に小さくなるように設定されている。
そして、出力データ生成部6は、この補正値算出部4で算出した各サンプルについての補正値を、各サンプルのタイミングにおける、隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線上の値に加算して出力する。
以上のようにしてデジタル音声信号の補正処理を行う際の処理対象の第1例として、図3(a)に示すような時間軸波形のデジタル音声信号が入力された場合について説明する。
図3(a)に示すデジタル音声信号が入力されると、極点検出部1によりサンプルAが極小点として検出され、サンプルAが極大点として検出される。ここで、サンプルA〜Aのサンプル値をa〜aとし、a=100,a=200,a=460,a=680,a=880,a=1000とする。
次に、傾き算出部2において、サンプルAとサンプルAとをつなぐ直線11の傾き値が算出される。サンプルAとサンプルAとの間のサンプリング間隔数は5であるので、傾き値kは、以下の(数式1)のように算出される。
=(1000−100)/5=180 (数式1)
次に、正規化値算出部3において、サンプルA〜Aについての正規化値n〜nが算出される。正規化値n〜nは、サンプルA〜Aが直線11に対してどの程度ずれているかの指標となる値である(図3(b)参照)。正規化値n〜nは、以下の(数式2)〜(数式7)のように、サンプルA〜Aそれぞれのタイミングにおける直線11上の値を、サンプル値a〜aから減算することにより算出される。
=100−100=0 (数式2)
=200−(100+180×1)=−80 (数式3)
=460−(100+180×2)=0 (数式4)
=680−(100+180×3)=40 (数式5)
=880−(100+180×4)=60 (数式6)
=1000−1000=0 (数式7)
次に、補正値算出部4において、サンプルA〜Aについての補正値p〜pが算出される。補正値p〜pは、以下の(数式8)〜(数式13)のように、各サンプルについての正規化値n〜nと、サンプルAとサンプルAとの間のサンプリング間隔数に応じた係数αを正規化値n〜nに乗算した値とを加算することにより算出される。ここでは、サンプルAとサンプルAとの間のサンプリング間隔数は5であるので、図2より、係数α=1/2である。
=0 (数式8)
=−80+(−80×1/2)=−120 (数式9)
=0 (数式10)
=40+(40×1/2)=60 (数式11)
=60+(60×1/2)=90 (数式12)
=0 (数式13)
次に、出力データ生成部6において、補正後のサンプル値a´〜a´が算出される。補正後のサンプル値a´〜a´は、以下の(数式14)〜(数式19)のように、各サンプルについての補正値p〜pを、各サンプルのタイミングにおける直線11上の値に加算して算出する。
´=100+0=100 (数式14)
´=(100+180×1)−120=160 (数式15)
´=(100+180×2)+0=460 (数式16)
´=(100+180×3)+60=700 (数式17)
´=(100+180×4)+90=910 (数式18)
´=1000+0=1000 (数式19)
この第1例の補正処理後の波形を図3(c)に示す。図3(c)において、サンプルA´,A´,A´は、それぞれサンプルA,A,Aに対応する補正処理後のサンプル点を示し、補正処理前の波形を点線、補正処理後の波形を実線で示している。
第1例では、入力デジタル音声信号の波形のサンプルA〜A間において、サンプルA,Aにおける波形の傾きが、直線11の傾きよりも小さくなっているため、オリジナルの波形は矩形波のような波形であると予想される。そこで、上記に説明した補正処理を行うことにより、図3(c)に示すように、サンプルA,Aにおける補正後の波形の傾きを、補正前の波形の傾きよりもさらに小さくすることで、予想される矩形波のような波形に近づけることができ、これにより、再生音の音質の改善を図ることができる。
次に、補正処理対象の第2例として、図4(a)に示すような時間軸波形のデジタル音声信号が入力された場合について説明する。
図4(a)に示すデジタル音声信号が入力されると、極点検出部1によりサンプルBが極小点として検出され、サンプルBが極大点として検出される。ここで、サンプルB〜Bのサンプル値をb〜bとし、b=100,b=330,b=500,b=640,b=780,b=1000とする。
次に、傾き算出部2において、サンプルBとサンプルBとをつなぐ直線12の傾き値が算出される。サンプルBとサンプルBとの間のサンプリング間隔数は5であるので、傾き値kは、以下の(数式20)のように算出される。
=(1000−100)/5=180 (数式20)
次に、正規化値算出部3において、以下の(数式20)〜(数式25)のように、第1例と同様の方法で、サンプルB〜Bについての正規化値m〜mが算出される。
=100−100=0 (数式20)
=330−(100+180×1)=50 (数式21)
=500−(100+180×2)=40 (数式22)
=640−(100+180×3)=0 (数式23)
=780−(100+180×4)=−40 (数式24)
=1000−1000=0 (数式25)
次に、補正値算出部4において、以下の(数式26)〜(数式31)のように、第1例と同様の方法で、サンプルB〜Bについての補正値q〜qが算出される。
=0 (数式26)
=50+(50×1/2)=75 (数式27)
=40+(40×1/2)=60 (数式28)
=0 (数式29)
=−40+(−40×1/2)=−60 (数式30)
=0 (数式31)
次に、出力データ生成部6において、以下の(数式32)〜(数式37)のように、第1例と同様の方法で、補正後のサンプル値b´〜b´が算出される。
´=100+0=100 (数式32)
´=(100+180×1)+75=355 (数式33)
´=(100+180×2)+60=520 (数式34)
´=(100+180×3)+0=640 (数式35)
´=(100+180×4)−60=760 (数式36)
´=1000+0=1000 (数式37)
この第2例の補正処理後の波形を図4(c)に示す。図4(c)において、サンプルB´,B´,B´は、それぞれサンプルB,B,Bに対応する補正処理後のサンプル点を示し、補正処理前の波形を点線、補正処理後の波形を実線で示している。
第2例では、入力デジタル音声信号の波形のサンプルB〜B間において、サンプルB,Bにおける波形の傾きが、直線12の傾きよりも大きくなっているため、オリジナルの波形は鋭角的な波形であると予想される。そこで、上記に説明した補正処理を行うことにより、図4(c)に示すように、サンプルB,Bにおける補正後の波形の傾きを、補正前の波形の傾きよりもさらに大きくすることで、予想される鋭角的な波形に近づけることができ、これにより、再生音の音質の改善を図ることができる。
このように本実施の形態によれば、デジタル音声信号の波形中で隣接する極小点と極大点との間の各サンプルを、隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線からのずれが大きくなる方向に補正する。このため、上記第1例のようにオリジナルの波形が矩形波のような波形である場合、第2例のようにオリジナルの波形が鋭角的な波形である場合のいずれであっても、デジタル音声信号の波形をオリジナルの波形に近づけるように補正することができ、再生音の音質を改善することができる。
なお、上記した音声信号処理装置の機能をプログラムによりコンピュータに実現させるようにしてもよい。このプログラムは、記録媒体から読みとられてコンピュータに取り込まれてもよいし、通信ネットワークを介して伝送されてコンピュータに取り込まれてもよい。
本発明の実施の形態に係る音声信号処理装置の構成を示すブロック図である。 係数テーブルの一例を示す図である。 図1に示す音声信号処理装置による波形補正処理の第1例を説明するための図である。 図1に示す音声信号処理装置による波形補正処理の第2例を説明するための図である。 従来技術による処理波形を示す説明図である。
符号の説明
1 極点検出部
2 傾き算出部
3 正規化値算出部
4 補正値算出部
5 係数テーブル
6 出力データ生成部

Claims (2)

  1. 外部から入力されるデジタル音声信号の各サンプルについて、当該サンプルのサンプル値を時間的に1つ前のサンプルのサンプル値と比較し、その比較結果に基づいて、前記デジタル音声信号の波形における極小点と極大点とを検出する極点検出手段と、
    前記波形中で隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線の傾き値を算出する傾き算出手段と、
    この傾き算出手段で算出した前記傾き値を用いて、前記隣接する極小点と極大点との間の各サンプルのサンプル値が、前記直線に対してどの程度ずれているかを示す値である正規化値を算出する正規化値算出手段と、
    この正規化値算出手段で算出した前記正規化値、および前記隣接する極小点と極大点との間のサンプリング間隔数に応じた係数を用いて、前記隣接する極小点と極大点との間の各サンプルを、前記直線からのずれが大きくなる方向に補正するための補正値を、各サンプルについて算出する補正値算出手段と、
    この補正値算出手段で算出した各サンプルについての前記補正値を、各サンプルのタイミングにおける前記直線上の値に加算して出力する出力データ生成手段と
    を備えることを特徴とする音声信号処理装置。
  2. 外部から入力されるデジタル音声信号の各サンプルについて、当該サンプルのサンプル値を時間的に1つ前のサンプルのサンプル値と比較し、その比較結果に基づいて、前記デジタル音声信号の波形における極小点と極大点とを検出する極点検出手段と、
    前記波形中で隣接する極小点と極大点とをつなぐ直線の傾き値を算出する傾き算出手段と、
    この傾き算出手段で算出した前記傾き値を用いて、前記隣接する極小点と極大点との間の各サンプルのタイミングにおける前記直線上の値をそれぞれ算出し、この算出結果を対応する各サンプルのサンプル値から減算した値を、各サンプルについての正規化値として算出する正規化値算出手段と、
    この正規化値算出手段で算出した各サンプルについての前記正規化値と、前記隣接する極小点と極大点との間のサンプリング間隔数に応じた係数を前記正規化値に乗算した値とを加算した値を、各サンプルについての補正値として算出する補正値算出手段と、
    この補正値算出手段で算出した各サンプルについての前記補正値を、各サンプルのタイミングにおける前記直線上の値に加算して出力する出力データ生成手段と
    を備えることを特徴とする音声信号処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275876A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Victor Co Of Japan Ltd デジタル音声処理装置及びデジタル音声処理プログラム
JP2008298942A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Victor Co Of Japan Ltd デジタル音声処理装置及びデジタル音声処理プログラム

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